JP3409118B2 - ヒトadfを含有する医薬組成物 - Google Patents

ヒトadfを含有する医薬組成物

Info

Publication number
JP3409118B2
JP3409118B2 JP26026090A JP26026090A JP3409118B2 JP 3409118 B2 JP3409118 B2 JP 3409118B2 JP 26026090 A JP26026090 A JP 26026090A JP 26026090 A JP26026090 A JP 26026090A JP 3409118 B2 JP3409118 B2 JP 3409118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adf
human adf
human
activity
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26026090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03204818A (ja
Inventor
淳司 淀井
温士 内田
温 多賀谷
彰 三井
忠 平川
Original Assignee
淳司 淀井
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 淳司 淀井 filed Critical 淳司 淀井
Priority to JP26026090A priority Critical patent/JP3409118B2/ja
Publication of JPH03204818A publication Critical patent/JPH03204818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3409118B2 publication Critical patent/JP3409118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒト成人T細胞白血病由来因子(以下ヒト
ADFと称する)を有効成分とする放射線防護剤,抗炎症
剤,リウマチ治療剤,自己免疫疾患治療剤,虚血性臓器
障害治療剤,薬物中毒治療剤及び動脈硬化治療剤に関す
る。癌などの放射線療法時に、本発明に係るヒトADFを
併用することにより、放射線の副作用を大幅に軽減出来
る。また、ヒトADFはフリーラジカルの中和活性を有し
ており、フリーラジカルの生体過酸化による組織障害を
伴う炎症,リウマチ,自己免疫疾患,虚血性臓器障害,
薬物中毒,動脈硬化などの治療薬あるいは予防薬として
も広く利用できる。
一方、Wollman等はヒトの生体内の酸化還元蛋白質で
あるチオレドキシンのアミノ酸配列を公表している(Th
e Journal of Biological Chemistry Vol 263,(No 3
0),PP 15506−15512,1988)。Wollman等が示したチオ
レドキシンのアミノ酸配列はヒトADFのアミノ酸配列と
2ケ所が異なる以外は全てヒトADFと同一の配列を有し
ていた。
またヒトADFもチオレドキシン様の酸化還元作用を有
している。従って、ヒトADFをチオレドキシンと呼ぶ研
究者もいるが、本発明においてはヒトADFという用語で
統一する。
〔従来の技術〕
放射線は、癌の治療に有効な手段の一つである。しか
し、放射線は、非特異的に癌細胞だけでなく正常細胞を
も破壊するので、治療効果を上げる為に放射線量を増せ
ば増すほど、造血障害,発熱,嘔吐などの副作用は免れ
ず、また、癌が治癒出来たとしても、内分泌異常による
発育障害,中枢神経障害などの後遺症が問題になってく
る。治療の現場では、今まで、腫瘍の縮小効果ばかりに
目が向けられていたが、治療成績が向上し生存率が高く
なるにつれ、治療前後の患者の、あるいは長期生存者の
“生活の質(quality of life)”を確保することが不
可欠になってきた。従って、放射線治療時に、放射線防
護剤を併用して正常細胞の障害を出来るだけ抑え、治療
成績を向上させると共に、副作用を軽減させるという考
え方は重要である。放射線による細胞障害は、放射線に
より生体内に発生したフリーラジカルが原因と考えられ
ているが、このフリーラジカルを不活性化して副作用を
軽減しようという考えから、還元型グルタチオン(GS
H)、あるいはその他のSH化合物が放射線防護剤として
研究開発されてきた。ところが、GSHは試験管内では確
かに放射線防護効果が認められたものの、細胞膜を通過
出来ないため、動物に投与しても殆ど効果は認められな
かった。また、米国で開発されたSH化合物の一つである
WR−2721(S−2−(3−アミノプロピル−アミノ)−
エチルホスフォロチオ酸)は、放射線による骨髄幹細胞
の障害を防ぐことは出来たが、それ自身に強い副作用が
あり日本では製造が中止されている。一方、生体由来の
蛋白質であるインターロイキン1(IL1)にも放射線防
護作用があることが見いだされたが、IL1は発熱活性が
あり、人体に投与する場合、投与量が制限される。ま
た、作用機構もよくわかっていないので、活性を自由に
制御することが難しい。従って、現在、放射線治療時の
副作用を有効に抑え、しかもそれ自身の毒性が低いよう
な防護剤は見いだされていない。
放射線による生体障害の原因と考えられるフリーラジ
カルは、炎症、あるいは、リウマチ,自己免疫疾患,虚
血性臓器障害,薬物中毒などにおいても多量に生体内に
発生し、強力な酸化反応(過酸化反応)により生体膜,
蛋白質,酵素,あるいはDNAを攻撃し生体を傷害する原
因となる、と考えられている。また、動脈硬化はフリー
ラジカルの一種である過酸化脂質の蓄積が原因と考えら
れている。従って、放射線防護作用を有するSH化合物が
強力なフリーラジカル消去作用を持つとき、この物質は
炎症あるいはその他の生体過酸化を伴う上記の各種疾患
の治療薬あるいは予防薬としても有効に利用できる。一
方、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は、フリー
ラジカルの一種であるO2 -を消去する活性を持ち、現在
抗炎症薬として開発が進められているが、生体内半減期
が10分以内と非常に短く、化学修飾あるいはリポソーム
への封入などを施して半減期を延ばす工夫が必要であ
り、臨床応用をする上での難関となっている。
尚、酸化還元能を有するヒトADF(ヒトチオレドキシ
ン)のフリーラジカル消去活性については、今日、我々
が報告するまで明らかになっていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、癌放射線療法などに於いて、有効に
放射線の副作用を軽減する事が出来、更にフリーラジカ
ルによる炎症や生体過酸化を伴う各種炎症の治療あるい
は予防に有効で、しかも生体に対する毒性が低いヒトAD
Fを含有する薬剤の提供である。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明者は、上記課題を解決する為に鋭意検討を行っ
た結果、ヒトADFに優れた放射線防護効果,抗炎症効
果,自己免疫疾患の治療効果,虚血性臓器障害治療効
果、及び動脈硬化治療効果を見い出し本発明を完成する
に至った。
以下、本発明を詳細に説明する。
ヒトADFは、ヒト成人T細胞白血病患者より樹立され
たT細胞白血病細胞株(ATL−2)の培養上清中に最初
に見出された蛋白質であり、本発明者は既に、蛋白質の
精製及びcDNAのクローニングに成功し、さらに遺伝子組
み換え法によりリコンビナントヒトADFの大量生産にも
成功している。(特開平1−85097)。
ヒトADFは、大腸菌,高等植物,兎などのチオレドキ
シンに共通の活性部位の構造を有しており、しかも、リ
コンビナントヒトADFはチオレドキシン様の還元活性を
有している事も確認された。さらに、ヒトAFDはフリー
ラジカル消去能を有することも、今回の我々の発明によ
り初めて明らかにされた。
本発明で使用するヒトADF蛋白質は、次の方法あるい
はそれ以外の方法で製造したものなど、その製法に制限
はない。ヒト由来細胞株(ATL−2など)の細胞培養
上清、または細胞抽出液から、塩析,ゲル濾過クロマト
グラフィー,イオン交換クロマトグラフィー,アフィニ
ティークロマトグラフィー,クロマトフォーカシング,
逆相クロマトグラフィー,疎水性クロマトグラフィーな
どの一般に用いられる手法により精製する。(特開平1
−85097)遺伝子組換え法により、ヒトADFのcDNAまた
はゲノムDNAを大腸菌,枯草菌,酵母,高等動物細胞,
植物細胞などの宿主細胞に導入し、宿主細胞内で発現し
た組換えヒトADF蛋白質を、に記したような手法を用
いて精製する。(特開平1−85097)ペプチド化学剛
性法により、(1)の配列を有するポリペプチドを合成
する。
くり返し述べるが、いずれの生産法を用いてもよい。
本発明のヒトADFを、放射線療法時に投与することに
より、放射線による副作用を大幅に軽減させることが出
来る。例えば、放射線全身あるいは局所照射による治療
を必要とする各種の癌、また、骨髄移植に先だって放射
線全身照射が必要な急性,慢性白血病、再生不良性貧血
など放射線療法を必要とする各種疾患に適用が可能であ
る。また、ヒトADFは、ヒト由来の蛋白質であるので、
人体に投与しても異物として認識されず、毒性は非常に
低い。ヒトADFの投与は、特に制限はないが放射線照射
の前、後、あるいは照射前後に渡って体重1kg当り1−3
0mgの用量を数回行う。投与時期は、照射直前、直後各
1日以内を含めるのが望ましく、投与量は、10mg/体重k
g程度が望ましいが、照射線量,患者の症状に応じて変
化させる。また、投与方法は、静脈内投与,筋肉内投与
またはその他の投与方法によればよい。
本発明のヒトADFは、種々のフリーラジカルを還元し
消去する能力も有している。また、フリーラジカルがS
−S架橋を持った蛋白質あるいは酵素と反応すると分子
内あるいは分子間に誤ったS−S架橋が形成され、活性
を失うが、本発明のヒトADFはこのような失活した蛋白
質あるいは酵素のS−S架橋を矯正し、活性を回復させ
る能力も有している。従って、フリーラジカルによる生
体障害を伴う炎症,あるいは,自己免疫疾患,虚血性臓
器障害などの疾患においてヒトADFを投与することによ
り症状を大幅に軽減できる、更に、フリーラジカルの蓄
積が原因と考えられる動脈硬化の予防,治療薬としても
利用できる。
くり返し述べるが、本発明のヒトADFを含有する薬剤
は放射線防護剤や抗炎症剤としての用途以外にも自己免
疫疾患,虚血性臓器障害及び動脈硬化などの予防あるい
は治療剤として広範囲に利用できる可能性がある。
本発明で使用されるヒトADFは第1図に示した配列を
持つポリペプチドに限定されるものではない。
即ち、ヒトADF活性がある限り、N末端にメチオニン
残基が付加されたポリペプチド、化学修飾、塩基置換法
によりアミノ酸配列に置換が加わったポリペプチド、ア
ミノ酸配列の一部に欠損があるポリペプチド、アミノ酸
残基の挿入があるポリペプチド、あるいは側鎖に糖鎖等
が付加されたポリペプチドでもよい。好ましくは第1図
に示したアミノ酸配列を有するポリペプチド及び第1図
に示したアミノ酸配列のN末端にメチオニンが付加され
た構造を持つポリペプチドが良い。また、ヒトADFの活
性部位も既に明らかになっているので、蛋白質工学的に
自由に活性をコントロールすることも可能である。
さて、本発明のヒトADFを含有する放射線防護剤,抗
炎症剤自己免疫疾患治療剤、虚血性臓器障害治療剤及び
動脈硬化治療剤中のヒトADFの含量は特に制限はない
が、通常いずれの場合も0.01〜100.0重量%、好ましく
は0.1〜50重量%含有させればよい。またヒトADF以外に
マンニトール,マルトースなどの種々の安定化剤や賦形
剤を添加すればよい。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
〔実施例1〕リコンビナントヒトADFの調製 公知の方法(特開平1−85097)に従い、リコンビナ
ントADFを調製した。まず、ヒトADF cDNAを組み込んだ
プラスミドDNAで大腸菌をトランスフォームし、大腸菌
体内でヒトADFを発現させた後、イオン交換クロマトグ
ラフィーなどにより精製を行い、リコンビナントADF標
品を得た。20liteの大腸菌培養液から1gの精製標品が得
られた。この標品は、SDS−PAGEで分子量12,000の単一
のバンドを示し、イムノブロッティングを行ったとこ
ろ、抗ヒトADF抗体と反応した。また、チオレドキシン
としての還元活性を有し、その比活性は大腸菌由来チオ
レドキシンと同程度であった。
このリコンビナントヒトADFを、PBSに対して一晩透析
した後、0.22μmミリポアフィルターに通して滅菌し、
濃度を0.5mg/mに調整した後以下の実験に用いた。
〔実施例2〕リコンビナントヒトADFのin vivo放射線防
護効果 マウス(ICR)に8.5GyのX線を照射した直後(0日
目)から一日おきに、10日目まで計6回、腹腔内にリコ
ンビナントヒトADFを注射投与した。投与量は、1匹、
1回当り400μgとした。第2図に示したように、コン
トロールの無投与群では、照射後11日目から死亡し初
め、21日目までに全マウスが死亡したのちに対し、ADF
投与群では、30日目においても全マウスが生存した。
〔実施例3〕リコンビナントヒトADFのフリーラジカル
還元能 本発明のヒトADFは、フリーラジカルの還元活性を有
することが明らかになった。第3図に示すように、リコ
ンビナントヒトADF、チオレドキシンレダクターゼ(TX
R)、NADPHからなる還元型チオレドキシン再生系にキサ
ンチンオキシダーゼとキサンチンから成るフリーラジカ
ル(O2 -,H2O2)生成系を加えたところ、NADPHの消費に
伴う340nmの吸光度の減少が観察された。この反応は、A
DF非存在下ではほとんど観察されなかった。また、この
反応はスーパーオキシド(O2 -)消去酵素であるSODによ
り阻害されなかったのに対し、過酸化水素(H2O2)消去
酵素であるカタラーゼにより阻害されたことから、ヒト
ADFは過酸化水素を還元する能力を有することが明らか
になった。
尚、第3図のΔA340/minとは340nmの吸光度の減少量
を示す。
〔実施例4〕リコンビナントヒトADFの失活酵素の活性
回復効果 本発明のヒトADFは、フリーラジカルにより失活した
酵素の活性を回復させる活性を有することが明らかにな
った(第4図)。リボヌクレアーゼA(RNaseA)は分子
内に4つのS−S結合を有するが、還元剤であるジチオ
スレイトール(DTT)によるS−S結合の還元に引き続
き、フリーラジカルの一つである過酸化水素(H2O2)と
反応させると分子内あるいは分子間に間違ったS−S架
橋が形成され不活化されたスクランブルRNaseを作るこ
とができる。スクランブルRNaseは活性を失っている
が、ここに酸化型及び還元型のリコンビナントヒトADF
を作用させると、時間と共にRNaseAの活性が回復した。
この反応は、第5図に示すように還元型ADFにより間違
ったS−S結合が切断された後、酸化型ADFにより正し
いS−S結合がかけられたためと考えられる。RNase活
性は、2′,3′−cCMPの加水分解反応に伴う286nmの吸
光度の増加速度を測定し算出した。
結果は第4図に示した。
〔実施例5〕リコンビナントヒトADFの血中動態 リコンビンナントヒトADF(以下rADFと略する)2.5mg
(生理食塩水1mに溶解)をマウス(C57BL/6,4週齢,
雌)の腹腔に投与後、一定時間経過の後マウスをエーテ
ル麻酔し心臓から採血し血清を採取した。血清に含まれ
るrADFをSDS−PAGEとイムノブロッティングにより検出
した後、デンシトメーターによりブロッティング膜上の
rADFのバンドを定量し、血清中rADFの濃度を算出した。
第6図に示すように、rADFは投与15分後から血中に出現
し、1時間で血中濃度は最大に達しその後徐々に減少し
た。この結果から、rADFの血中半減期は約1.5時間と計
算された。
明らかにSODより血中半減期が長いという結果を得
た。
〔発明の効果〕
本発明のヒトADFは優れは放射線防護作用以外に優れ
たフリーラジカル消去活性及び、フリーラジカルにより
失活した酵素を再活性化させる能力をも有する有用な物
質である。従って、ヒトADFを有効成分として含有する
医薬製剤は放射線防護剤以外にフリーラジカルによる生
体障害を伴う炎症の治療剤、あるいは自己免疫疾患,虚
血性臓器疾患及び動脈硬化などの治療及び予防剤として
有用である。
またヒトADFはヒト由来の蛋白質であるので、人体に
投与しても異物として認識されず、毒性は極めて低い。
さらに、血中半減期が1.5時間と、SODに比べ10倍以上長
いので、SODよりはるかに低濃度で効果を発揮するとい
う特徴を合せもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒトADFのアミノ酸配列を示す。 第2図はヒトADFの放射線防護効果を示す。 第3図はヒトADFのフリーラジカル還元能を示す。 第4図はヒトADFの失活酵素の活性回復効果を示す。 第5図はRNaseの構造変化を示す。 第6図はヒトADFの血中動態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三井 彰 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1―1 味 の素株式会社中央研究所内 (72)発明者 平川 忠 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1―1 味 の素株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−230637(JP,A) 特開 昭64−85097(JP,A) 特開 昭64−66117(JP,A) 丹羽勤負 “自己免疫疾患と活性酸 素” 実験医学 1986年 vol.4, NO.12 p.1108〜1113 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 37/00 - 37/02 C12N 15/00 C07K 14/47 C02P 21/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒトADFを有効成分として含有する放射線
    防護剤。
  2. 【請求項2】ヒトADFが下記のアミノ酸配列(I)を有
    する請求項1に記載の放射線防護剤。
  3. 【請求項3】ヒトADFが大腸菌で生産されたものである
    請求項1記載の放射線防護剤。
JP26026090A 1989-09-29 1990-09-28 ヒトadfを含有する医薬組成物 Expired - Fee Related JP3409118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26026090A JP3409118B2 (ja) 1989-09-29 1990-09-28 ヒトadfを含有する医薬組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25636989 1989-09-29
JP1-256369 1989-09-29
JP26026090A JP3409118B2 (ja) 1989-09-29 1990-09-28 ヒトadfを含有する医薬組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03204818A JPH03204818A (ja) 1991-09-06
JP3409118B2 true JP3409118B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=34466513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26026090A Expired - Fee Related JP3409118B2 (ja) 1989-09-29 1990-09-28 ヒトadfを含有する医薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3409118B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002179588A (ja) * 2000-10-05 2002-06-26 Jiyunji Yodoi チオレドキシンファミリーに属するポリペプチド類を含む炎症予防乃至治療剤
US20090280100A1 (en) * 2005-02-25 2009-11-12 Redox Bioscience Inc. Preventive or Therapeutic Agent for Inflammatory Ocular-Surface Diseases
WO2007138961A1 (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Redox Bioscience Inc. マクロファージ遊走阻止因子によって引き起こされる障害の予防乃至治療剤

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
丹羽勤負 "自己免疫疾患と活性酸素" 実験医学 1986年 vol.4,NO.12 p.1108〜1113

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03204818A (ja) 1991-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2316475B1 (en) Isolated tetrameric uricase
TW570981B (en) PEG-urate oxidase conjugates and use thereof
EP0276317B1 (en) Gamma-l-glutamyl-l-cysteine ethyl ester and drug containing it as effective ingredient
JPS6230A (ja) 悪性腫瘍性貧血治療剤
US5985261A (en) Use of thioredoxin-like molecules for induction of MnSOD to treat oxidative damage
JPH0742235B2 (ja) 自己免疫性疾病の予防・治療剤
JP3013896B2 (ja) ヒトマンガンスーパーオキシドジスムターゼを含む薬剤組成物
JPH0770195A (ja) 糖修飾インターフェロン
JP2636499B2 (ja) プラスミノーゲン活性化因子蛋白の薬学的組成物
JPH05170660A (ja) インターロイキン−2を含有する医薬組成物
JP2609449B2 (ja) ヒトマンガンスーパーオキシドジスムターゼ▲下c▼DNA、その細菌中での発現及び酵素活性ヒトマンガンスーパーオキシドジスムターゼの回収方法
JP3409118B2 (ja) ヒトadfを含有する医薬組成物
US5210073A (en) Method for treating cancer therapy radiation damage or arteriosclerosis using human adf
Kaplan et al. Erosion of psoriatic plaques after chronic methotrexate administration
US9616100B2 (en) Methods of use of HSP70 for increased performance or treatment of HSP70 related disorders
JP3266248B2 (ja) 傷害を処置するための方法及び組成物
JP3030386B2 (ja) 抗ガン剤
RU2005101076A (ru) Фармацевтический препарат и способ лечения злокачественных опухолей у человека с помощью аргининовой депривации
JP2006505290A (ja) 抗酸化医薬化合物、ポリペプチドの産生方法、治療方法
JP2553090B2 (ja) 組織グルタチオンレベル向上剤
JPH0585942A (ja) インターフエロン−ヒアルロン酸及び/又はその塩の結合体
WO2007047582A2 (en) Porphyrin compounds for enhancing mitochondrial function
AU2021379542A9 (en) Compositions and methods for treating solid cancer
CA1329541C (en) Pharmaceutical composition for relieving side effects of platinum-containing drugs
US9217018B2 (en) HSP70 fusion protein conjugates and uses thereof

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100320

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees