JP3408843B2 - 不混和性液体を混合・分離するための遠心接触装置及び方法 - Google Patents
不混和性液体を混合・分離するための遠心接触装置及び方法Info
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- B01D—SEPARATION
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- B01D11/04—Solvent extraction of solutions which are liquid
- B01D11/0476—Moving receptacles, e.g. rotating receptacles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D17/00—Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
- B01D17/02—Separation of non-miscible liquids
- B01D17/0208—Separation of non-miscible liquids by sedimentation
- B01D17/0214—Separation of non-miscible liquids by sedimentation with removal of one of the phases
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- B01D17/0217—Separation of non-miscible liquids by centrifugal force
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/50—Mixing receptacles
- B01F35/53—Mixing receptacles characterised by the configuration of the interior, e.g. baffles for facilitating the mixing of components
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不混和性液体の混合と
分離を行う接触装置(contactor )に関するものであ
り、特に800℃までの温度で液体塩又は金属を混合又
は分離するための方法および装置に関するものである。
分離を行う接触装置(contactor )に関するものであ
り、特に800℃までの温度で液体塩又は金属を混合又
は分離するための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠心接触装置は化学分離工程に有用であ
り、他の型式の抽出装置に対して次の利点を有してい
る。 簡便な多段ユニットにおける連続向流運転、 製作,運転,保守が容易な簡単な設計、 速い立上がりと立下がりができ、これにより原子核
の臨界安定性を増加しかつ閉じ込められた空間での運転
ができる簡便なサイズ、 所望のプロセスにより指示される位相比,供給流及
び出力流の配置,または段数について広いレンジを許容
する柔軟な設計、
り、他の型式の抽出装置に対して次の利点を有してい
る。 簡便な多段ユニットにおける連続向流運転、 製作,運転,保守が容易な簡単な設計、 速い立上がりと立下がりができ、これにより原子核
の臨界安定性を増加しかつ閉じ込められた空間での運転
ができる簡便なサイズ、 所望のプロセスにより指示される位相比,供給流及
び出力流の配置,または段数について広いレンジを許容
する柔軟な設計、
【0003】熱接触装置は、高温遠心接触装置であり、
800℃までの温度の液体状の塩と金属を混合及び分離
することが可能である。熱接触装置には、二つの不混和
性液体を混合し取り出すための混合領域と、液・液分散
体を二相に分離するための遠心分離域とがある。これら
の接触装置は、すべての超ウラン(TRU)元素をリ
サイクルし燃焼させる高速炉の燃料サイクルから発生す
る廃棄塩から超ウラン(TRU)元素を分離すること、
および、 Department of Energy (米国エネルギー
省)の生産サイトに蓄積される処理し難い廃棄物と残滓
からプルトニウムを抽出すること、を含む広い適用分野
で金属元素の分離に用いることができる。
800℃までの温度の液体状の塩と金属を混合及び分離
することが可能である。熱接触装置には、二つの不混和
性液体を混合し取り出すための混合領域と、液・液分散
体を二相に分離するための遠心分離域とがある。これら
の接触装置は、すべての超ウラン(TRU)元素をリ
サイクルし燃焼させる高速炉の燃料サイクルから発生す
る廃棄塩から超ウラン(TRU)元素を分離すること、
および、 Department of Energy (米国エネルギー
省)の生産サイトに蓄積される処理し難い廃棄物と残滓
からプルトニウムを抽出すること、を含む広い適用分野
で金属元素の分離に用いることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱接触装置における効
率的かつ有効な混合は、満足できる最終結果を得るのに
重要である。本願発明者の一人が代表的な遠心接触装置
(米国特許第5,024,647号参照)における混合
の重要性に言及しているが、我々発明者の知る範囲で
は、遠心接触装置における液体単位体積当たりに与えら
れる混合エネルギーの量を最小にするように設計された
構成は、従来まだ提案されていない。
率的かつ有効な混合は、満足できる最終結果を得るのに
重要である。本願発明者の一人が代表的な遠心接触装置
(米国特許第5,024,647号参照)における混合
の重要性に言及しているが、我々発明者の知る範囲で
は、遠心接触装置における液体単位体積当たりに与えら
れる混合エネルギーの量を最小にするように設計された
構成は、従来まだ提案されていない。
【0005】従って、本発明の一つの目的は、液体を混
合及び分離するための改良された方法及び装置を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、従来装置よりもさ
らに効果的に混合を行う改良された遠心熱接触装置を提
供することにある。本発明のさらに他の目的は、高温の
液体及び金属を混合,分離するための改良された方法及
び装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的
と利点は、その構成と動作とともに添付の図面を参照し
た本発明に対する以下の詳細な説明により、明らかにな
る。
合及び分離するための改良された方法及び装置を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、従来装置よりもさ
らに効果的に混合を行う改良された遠心熱接触装置を提
供することにある。本発明のさらに他の目的は、高温の
液体及び金属を混合,分離するための改良された方法及
び装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的
と利点は、その構成と動作とともに添付の図面を参照し
た本発明に対する以下の詳細な説明により、明らかにな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、本発明による不混和性液体を混合・分離するた
めの遠心接触装置は、駆動手段と、外側ハウジングと、
該外側ハウジングの内面上に配置されたバッフルと、該
外側ハウジング内に配置されたロータとを備え、該ロー
タの外面の一部と前記外側ハウジングの内面の一部とは
環状混合域を形成し、前記ロータは前記駆動手段からの
動力に基づき前記外側ハウジング内で回転可能であり、
該ロータは前記環状混合域内の不混和性液体を積極的に
混合するためにその外面上に配置された羽根を有し、該
ロータは前記環状混合域から前記液体を受け取るための
入口を有し、該ロータは前記入口から前記ロータの内部
に導入された前記該液体を案内するための内刄手段を有
し、該内刄手段と前記ロータの内面とは前記液体を各分
離相に分離するための遠心分離域を形成し、前記ロータ
は前記液体の前記各分離相の各々に対応する分離出口を
備えるように構成されている。また、本発明による不混
和性液体を混合・分離するための方法は、外側ハウジン
グ内で回転するように配置されたロータを有する遠心接
触装置内で不混和性液体を混合・分離するために、前記
ロータの外面の一部と前記外側ハウジングの内面の一部
とにより形成される環状混合域に前記不混和性液体を導
入する工程と、前記ロータの外面に配置された羽根と前
記外側ハウジングの内面上に配置されたバッフルとの使
用により前記混合域内で前記不混和性液体を積極的に混
合する工程と、前記ロータの内部において前記環状混合
域から導入された前記液体を各分離相に分離する工程
と、前記液体の各分離相を前記ロータの別々の分離出口
から導出する工程とを含む構成をとっている。
ために、本発明による不混和性液体を混合・分離するた
めの遠心接触装置は、駆動手段と、外側ハウジングと、
該外側ハウジングの内面上に配置されたバッフルと、該
外側ハウジング内に配置されたロータとを備え、該ロー
タの外面の一部と前記外側ハウジングの内面の一部とは
環状混合域を形成し、前記ロータは前記駆動手段からの
動力に基づき前記外側ハウジング内で回転可能であり、
該ロータは前記環状混合域内の不混和性液体を積極的に
混合するためにその外面上に配置された羽根を有し、該
ロータは前記環状混合域から前記液体を受け取るための
入口を有し、該ロータは前記入口から前記ロータの内部
に導入された前記該液体を案内するための内刄手段を有
し、該内刄手段と前記ロータの内面とは前記液体を各分
離相に分離するための遠心分離域を形成し、前記ロータ
は前記液体の前記各分離相の各々に対応する分離出口を
備えるように構成されている。また、本発明による不混
和性液体を混合・分離するための方法は、外側ハウジン
グ内で回転するように配置されたロータを有する遠心接
触装置内で不混和性液体を混合・分離するために、前記
ロータの外面の一部と前記外側ハウジングの内面の一部
とにより形成される環状混合域に前記不混和性液体を導
入する工程と、前記ロータの外面に配置された羽根と前
記外側ハウジングの内面上に配置されたバッフルとの使
用により前記混合域内で前記不混和性液体を積極的に混
合する工程と、前記ロータの内部において前記環状混合
域から導入された前記液体を各分離相に分離する工程
と、前記液体の各分離相を前記ロータの別々の分離出口
から導出する工程とを含む構成をとっている。
【0007】
【実施例】図面の特に図1に示すように、本発明による
熱接触装置は、10で示されている。その熱接触装置1
0には、図2に示しているように、モータ12、駆動軸
14、ロータ16および外側ハウジング18がある。ロ
ータ16と外側ハウジング18は、500℃で動作して
いる間に溶融した金属と塩による腐蝕に耐えるために3
04タイプのステンレス鋼よりなるのが良い。
熱接触装置は、10で示されている。その熱接触装置1
0には、図2に示しているように、モータ12、駆動軸
14、ロータ16および外側ハウジング18がある。ロ
ータ16と外側ハウジング18は、500℃で動作して
いる間に溶融した金属と塩による腐蝕に耐えるために3
04タイプのステンレス鋼よりなるのが良い。
【0008】熱接触装置10の駆動軸14は、可変速,
1/4馬力,の直流モータ12によりベルト20で駆動
される。この構造により、熱接触装置10の高い動作温
度からモータ12がオーバーヒートとなることを防止し
ている。
1/4馬力,の直流モータ12によりベルト20で駆動
される。この構造により、熱接触装置10の高い動作温
度からモータ12がオーバーヒートとなることを防止し
ている。
【0009】図2に示すように、モータ12は速度制御
器21及び回転速度計22に結合され、ロータ16の速
度を調節,監視する。代表的なロータ16の動作速度
は、2500回/分である。
器21及び回転速度計22に結合され、ロータ16の速
度を調節,監視する。代表的なロータ16の動作速度
は、2500回/分である。
【0010】ロータ16の底部は、図3に示すように、
水平から約10°のテーパが付けられるべきであり、こ
れにより低い液体流量でも回転中のロータ16に接する
二相が存在する。ロータ16は駆動軸14に一体に接続
されており、これによりロータ16はモータ12と回転
自在に結合している。同様の駆動機構が、この駆動機構
と交換可能であることは、当該分野の通常の技術者には
明らかである。
水平から約10°のテーパが付けられるべきであり、こ
れにより低い液体流量でも回転中のロータ16に接する
二相が存在する。ロータ16は駆動軸14に一体に接続
されており、これによりロータ16はモータ12と回転
自在に結合している。同様の駆動機構が、この駆動機構
と交換可能であることは、当該分野の通常の技術者には
明らかである。
【0011】図1に示すように、外側ハウジング18に
は、上部収集器24、濃密相出口26、濃密相入口2
8、排出路30、スピンドルベアリング32、底部羽根
34、軽相入口36、軽相出口38および下部収集器4
0がある。ロータ16は外側ハウジング18の内部42
に搭載されて駆動軸14と一体化され、その駆動軸14
はその回転駆動源のモータ12に接続されている。
は、上部収集器24、濃密相出口26、濃密相入口2
8、排出路30、スピンドルベアリング32、底部羽根
34、軽相入口36、軽相出口38および下部収集器4
0がある。ロータ16は外側ハウジング18の内部42
に搭載されて駆動軸14と一体化され、その駆動軸14
はその回転駆動源のモータ12に接続されている。
【0012】外側ハウジング18の内部42の一部とロ
ータ16の外面44の一部が環状混合域46を形成して
いる。外側ハウジング18の内部42の混合域部分48
には、混合中の液体飛沫を減少するために垂直バッフル
50と水平バッフル52がある。
ータ16の外面44の一部が環状混合域46を形成して
いる。外側ハウジング18の内部42の混合域部分48
には、混合中の液体飛沫を減少するために垂直バッフル
50と水平バッフル52がある。
【0013】図4に示すように、ロータ16の混合域部
分48にはロータ16の外面44の周囲に放射状に4枚
の垂直羽根55があり、環状混合域46内における混合
を助長している。羽根55は、その羽根55と垂直バッ
フル50との間に少なくとも1/16インチの微小間隙
の混合域46を形成する寸法をとることが望ましい。羽
根55は、混合物に単位の液体体積当たり巨大な混合エ
ネルギを与えるものであり、これにより混合の強度と混
合物濃度の両方が改善される。
分48にはロータ16の外面44の周囲に放射状に4枚
の垂直羽根55があり、環状混合域46内における混合
を助長している。羽根55は、その羽根55と垂直バッ
フル50との間に少なくとも1/16インチの微小間隙
の混合域46を形成する寸法をとることが望ましい。羽
根55は、混合物に単位の液体体積当たり巨大な混合エ
ネルギを与えるものであり、これにより混合の強度と混
合物濃度の両方が改善される。
【0014】不混和性の複数の液体が濃密相入口28と
軽相入口36から入れられ、環状混合域46に流れ込
む。モータ12からの駆動力によりロータ16は回転し
ているので、その複数の液体(高い界面張力を有するも
のを含む)の効果的な混合が達成される。環状混合域4
6内の乱流によって生ずる液・液分散相は、重力により
ロータ入口の混合域部分48に流れる。八枚の底部羽根
34が渦巻きの形成を少なくし、液・液分散相が混合域
46からロータ入口の混合域部分48に放射状に吸い込
まれる。
軽相入口36から入れられ、環状混合域46に流れ込
む。モータ12からの駆動力によりロータ16は回転し
ているので、その複数の液体(高い界面張力を有するも
のを含む)の効果的な混合が達成される。環状混合域4
6内の乱流によって生ずる液・液分散相は、重力により
ロータ入口の混合域部分48に流れる。八枚の底部羽根
34が渦巻きの形成を少なくし、液・液分散相が混合域
46からロータ入口の混合域部分48に放射状に吸い込
まれる。
【0015】ロータ入口の混合域部分48の他に、ロー
タ16は下部せき51,下部流53,上部せき54及び
四個の内刃56を有している。ロータ16の内部43に
は遠心分離域58がある。分散相がロータ16に入るに
つれて、内部垂直刃56に接触し、その内部垂直刃56
はロータ16及びモータ12で速い角速度で回転する。
この接触は、分散相を急速に加速させロータ16の速度
まで上げる。その結果得られた高遠心力は、分散相を急
速に分離する。その結果、遠心分離域58内で分離され
た相は、通常は上方向に流れる。濃密相は、流路53を
介してスピンがかった後に、上部せき54を越えてロー
タ16から流出する。濃密相は、上部せき54を越えて
流れると、液体は回転円板60に接触し、それが濃密相
液体を放射状に外側に押しやり、その濃密相は上部収集
器(リング)24により捕集される。回転円板60は、
ロータ16の頂上面において、ロータ16と上部収集リ
ング24との間の隙間62を濃密相液に対して遮蔽する
ために用いられている。これは濃密相液が軽相液用の下
部収集リング40の方に流れるのを最小にしている。上
部収集リング24から、濃密液は濃密相出口26を介し
て熱接触装置10の外に出る。飛沫板64は、ロータ1
6の上側に配置されて微小な液滴又は蒸気が上方に移動
するのを最小にしている。ロータ16を取り外す際に
は、回転円板60と飛沫板64は、ベアリング66をロ
ータ16のシャフトに保持しているハウジングから自由
に動けなければならない。
タ16は下部せき51,下部流53,上部せき54及び
四個の内刃56を有している。ロータ16の内部43に
は遠心分離域58がある。分散相がロータ16に入るに
つれて、内部垂直刃56に接触し、その内部垂直刃56
はロータ16及びモータ12で速い角速度で回転する。
この接触は、分散相を急速に加速させロータ16の速度
まで上げる。その結果得られた高遠心力は、分散相を急
速に分離する。その結果、遠心分離域58内で分離され
た相は、通常は上方向に流れる。濃密相は、流路53を
介してスピンがかった後に、上部せき54を越えてロー
タ16から流出する。濃密相は、上部せき54を越えて
流れると、液体は回転円板60に接触し、それが濃密相
液体を放射状に外側に押しやり、その濃密相は上部収集
器(リング)24により捕集される。回転円板60は、
ロータ16の頂上面において、ロータ16と上部収集リ
ング24との間の隙間62を濃密相液に対して遮蔽する
ために用いられている。これは濃密相液が軽相液用の下
部収集リング40の方に流れるのを最小にしている。上
部収集リング24から、濃密液は濃密相出口26を介し
て熱接触装置10の外に出る。飛沫板64は、ロータ1
6の上側に配置されて微小な液滴又は蒸気が上方に移動
するのを最小にしている。ロータ16を取り外す際に
は、回転円板60と飛沫板64は、ベアリング66をロ
ータ16のシャフトに保持しているハウジングから自由
に動けなければならない。
【0016】軽相液は、通常は上方に流れ下部せき51
を越えて外に出る。遠心力は液を放射状に放出し、これ
が下部収集リング40により捕集される。その下部収集
リング40から、軽相液は軽相出口38を介して熱接触
装置10の外に出る。軽相出口38と濃縮相出口26と
は、多段運転中の中継ラインに重大な液流が生じないよ
うに接触段間の流れを円滑にする程度の寸法とするのが
よい。上部せき54と下部せき51のそれぞれの直径
は、分離域からの濃縮相液と軽相液とを適当に平衡させ
るように選択するのがよい。限定しない1例としては、
4cmの接触装置を用いる液体カドミウムと液体塩化物
塩方式において、下部せき51の直径は0.625イン
チであり、上部せき54の直径は0.875インチであ
る。ロータ16は、最大流量で所望の分離度が充分得ら
れる程度の長さを持つ必要がある。前述のカドミウムと
塩化物塩の例では、約2.875インチが満足し得る長
さである。
を越えて外に出る。遠心力は液を放射状に放出し、これ
が下部収集リング40により捕集される。その下部収集
リング40から、軽相液は軽相出口38を介して熱接触
装置10の外に出る。軽相出口38と濃縮相出口26と
は、多段運転中の中継ラインに重大な液流が生じないよ
うに接触段間の流れを円滑にする程度の寸法とするのが
よい。上部せき54と下部せき51のそれぞれの直径
は、分離域からの濃縮相液と軽相液とを適当に平衡させ
るように選択するのがよい。限定しない1例としては、
4cmの接触装置を用いる液体カドミウムと液体塩化物
塩方式において、下部せき51の直径は0.625イン
チであり、上部せき54の直径は0.875インチであ
る。ロータ16は、最大流量で所望の分離度が充分得ら
れる程度の長さを持つ必要がある。前述のカドミウムと
塩化物塩の例では、約2.875インチが満足し得る長
さである。
【0017】駆動軸14は、充分に硬く、ロータ16は
軸14の第1の臨界速度の少なくとも20%以下で動作
する。算定によれば、1.25インチ径で低部ベアリン
グ66とロータ16の最上部との間が8.5インチ長で
ある駆動軸14を有する4cmロータ16に対して、第
1の臨界速度(第1の固有周波数ともいう)は5800
±1200回転/分である。この臨界速度は、熱接触装
置の動作スピードでは1000〜2500回転/分以上
である。
軸14の第1の臨界速度の少なくとも20%以下で動作
する。算定によれば、1.25インチ径で低部ベアリン
グ66とロータ16の最上部との間が8.5インチ長で
ある駆動軸14を有する4cmロータ16に対して、第
1の臨界速度(第1の固有周波数ともいう)は5800
±1200回転/分である。この臨界速度は、熱接触装
置の動作スピードでは1000〜2500回転/分以上
である。
【0018】ロータ16を支持しているベアリング66
は、熱による障害を防止するためにロータ16から充分
離して配置されなければならない。図2に示すように、
熱遮蔽体68が、ロータ16とベアリング66との間の
駆動軸14の要求される長さを減少させるために用いら
れている。長い駆動軸14は、動作速度の20%以内と
なる低い臨界速度を有している。
は、熱による障害を防止するためにロータ16から充分
離して配置されなければならない。図2に示すように、
熱遮蔽体68が、ロータ16とベアリング66との間の
駆動軸14の要求される長さを減少させるために用いら
れている。長い駆動軸14は、動作速度の20%以内と
なる低い臨界速度を有している。
【0019】スピンドルベアリング32は、外側ハウジ
ング18の底部にロータ16の動作中の震動を減少また
は防止して回転中のロータ16を安定にするために用い
られている。実験的計算によれば、好ましい実施例では
駆動軸14はスピンドルベアリング32なしの動作が可
能な程十分硬く、スピンドルベアリング32は当面の震
動の問題を除去するように保持されている。
ング18の底部にロータ16の動作中の震動を減少また
は防止して回転中のロータ16を安定にするために用い
られている。実験的計算によれば、好ましい実施例では
駆動軸14はスピンドルベアリング32なしの動作が可
能な程十分硬く、スピンドルベアリング32は当面の震
動の問題を除去するように保持されている。
【0020】外側ハウジング18の底部における排出路
30は、運転後に熱接触装置10内を排出かつ清掃し、
接触装置10の腐蝕を減少させるために用いられてい
る。接触装置10の運転中は、排出路30は閉じられ
る。
30は、運転後に熱接触装置10内を排出かつ清掃し、
接触装置10の腐蝕を減少させるために用いられてい
る。接触装置10の運転中は、排出路30は閉じられ
る。
【0021】熱接触装置10の支持機構は図2に示され
ている。熱接触装置10は、機構70の第1の固有周波
数より低く(少なくとも40%以下)運転される。
ている。熱接触装置10は、機構70の第1の固有周波
数より低く(少なくとも40%以下)運転される。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば小さい混和エネルギー量で800℃までの温度で液
体塩と金属の如き不混和性液体を混合・分離することが
できるので、高速炉の燃料サイクルや生産サイト等にお
ける化学分離工程に適用して極めて効果が大きい。
れば小さい混和エネルギー量で800℃までの温度で液
体塩と金属の如き不混和性液体を混合・分離することが
できるので、高速炉の燃料サイクルや生産サイト等にお
ける化学分離工程に適用して極めて効果が大きい。
【図1】本発明により構成された熱接触装置の縦断面図
である。
である。
【図2】本発明による熱接触装置とその付属の駆動及び
支持機構の断面図である。
支持機構の断面図である。
【図3】本発明により構成された熱接触装置のロータの
側面図である。
側面図である。
【図4】図3の熱接触装置のロータのラインA−Aに沿
う断面図である。
う断面図である。
【図5】本発明の熱接触装置のロータの下部に位置する
静止(外側)ハウジングの断面図である。
静止(外側)ハウジングの断面図である。
【図6】本発明の熱接触装置の静止(外側)ハウジング
の断面図である。
の断面図である。
10 熱接触装置
12 モータ
14 駆動軸
16 ロータ
18 外側ハウジング
20 ベルト
21 速度制御器
22 回転速度計
24 上部収集器
26 濃密相出口
28 濃密相入口
30 排出路
32 スピンドルベアリング
34 底部羽根
36 軽相入口
38 軽相出口
42 外側ハウジングの内部
43 ロータの内部
44 ロータの外面
46 環状混合域
48 混合域部分
50 垂直バッフル
51 下部せき
52 水平バッフル
53 流路
54 上部せき
55 羽根
56 内刄
58 遠心分離域
60 回転円板
62 飛沫板
66 ベアリング
68 熱遮蔽体
70 支持機構
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−274805(JP,A)
特開 平1−127062(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B01D 17/00 - 17/12
B01D 11/04
B04B 1/00 - 1/20
Claims (7)
- 【請求項1】 駆動手段と、 外側ハウジングと、該外側ハウジングの内面上に配置されたバッフルと、 該外側ハウジング内に配置されたロータとを備え、 該ロータの外面の一部と前記外側ハウジングの内面の一
部とは環状混合域を形成し、 前記ロータは前記駆動手段からの動力に基づき前記外側
ハウジング内で回転可能であり、 該ロータは前記環状混合域内の不混和性液体を積極的に
混合するためにその外面上に配置された羽根を有し、 該ロータは前記環状混合域から前記液体を受け取るため
の入口を有し、 該ロータは前記入口から前記ロータの内部に導入された
前記液体を案内するための内刄手段を有し、 該内刄手段と前記ロータの内面とは前記液体を各分離相
に分離するための遠心分離域を形成し、 前記ロータは前記液体の前記各分離相の各々に対応する
分離出口を備えるように構成された不混和性液体を混合
・分離するための遠心接触装置。 - 【請求項2】 前記外側ハウジングの内面上に配置され
たバッフルは垂直バッフルであることを特徴とする請求
項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記外側ハウジングの内面上に配置され
たバッフルは水平バッフルであることを特徴とする請求
項1に記載の装置。 - 【請求項4】 前記外側ハウジングの底面上に配置され
た底部羽根をさらに備えたことを特徴とする請求項1に
記載の装置。 - 【請求項5】 前記ロータと前記外側ハウジングはステ
ンレススティールにより形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 外側ハウジング内で回転するように配置
されたロータを有する遠心接触装置内で不混和性液体を
混合・分離するために、 前記ロータの外面の一部と前記外側ハウジングの内面の
一部とにより形成される環状混合域に前記液体を導入す
る工程と、 前記ロータの外面上に配置された羽根と前記外側ハウジ
ングの内面上に配置されたバッフルとの使用により前記
混合域内で前記不混和性液体を積極的に混合する工程
と、 前記ロータの内部において前記環状混合域から導入され
た前記液体を各分離相に分離する工程と、 前記液体の各分離相を前記ロータの別々の分離出口から
導出する工程とを含む不混和性液体を混合・分離するた
めの方法。 - 【請求項7】 前記不混和性液体は液体塩と高温金属を
含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
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