JP3408779B2 - 焼却灰減容と成形化方法及び焼却灰減容と成形化システム - Google Patents
焼却灰減容と成形化方法及び焼却灰減容と成形化システムInfo
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Description
却炉,産業廃棄物焼却炉,汚泥焼却炉等の各種焼却炉、
熱分解炉、溶融炉等から排出される焼却灰を減容化及び
成形化する技術に関し、特に焼却灰中に含有されるダイ
オキシン類等のハロゲン化芳香族化合物を無害化ための
焼却灰減容と成形化方法及び装置に関する。
炉,汚泥焼却炉等の各種焼却炉から排出される排ガス中
には、塩化水素(HCl)、硫黄酸化物(SOx)、窒
素酸化物(NOx)の他、ダイオキシン類やPCB類に
代表される有害なハロゲン化芳香族化合物、高縮合度芳
香族炭化水素、環境ホルモン等の有害物質が含有され、
また、焼却炉から排出される焼却灰についても有害物質
が含有されているおそれがあるので、自然環境を破壊す
るものとして、深刻な社会問題化している。
処理の一例を、図5に示す。図5に示すように、排ガス
処理システムは、被処理物(例えば都市ゴミ)100を
焼却処理する都市ゴミ焼却炉101と、該焼却炉101
から排出される高温(750〜950℃)の排ガス10
を熱回収設備や水噴霧等によって約200℃まで冷却す
るガス冷却装置102と、排ガス10中の塩化水素(H
Cl)、硫黄酸化物(SOx)等の有害物質の脱硫及び
脱塩処理を行う反応塔103と、排ガス10中の煤塵を
濾布で濾過集塵するバグフィルタ104と、浄化された
排ガスを誘引送風機105を介して外部排出する煙突1
06とから構成されている。この排ガス浄化システムに
よれば、反応塔103で中和した後、バグフィルタ10
3で排ガス中の煤塵を除き、排ガス10中の有害物質を
濾布表面で捕集して除くことができ、この際排ガス中の
有害物質も同時に捕集することで、煤塵や有害物質の除
去が行われている。
灰(Ca(OH)2 )の粉末を相当量噴霧し、排ガスの
酸性成分である塩化水素((HCl)、硫黄酸化物(S
Ox)を中和し、その後、煤塵や中和された反応生成物
(CaCl2 ,CaSO4 )がバグフィルター104内
に装備した濾布によって集塵されている。また、反応塔
103内で反応しなかった未反応の酸性成分や未反応の
消石灰、あるいは、ダイオキシン類、重金属類もバグフ
ィルタ104内で除去されている。
から排出される焼却灰107及び飛灰108は、従来に
おいては単に埋め立等の廃棄処分やセメント固化等の処
理をしていた。
となく、固形燃料(RDF:RefuseDerived Fuel)化す
ることが提案され、ゴミの中から選別した可燃物を破砕
・圧縮・成形することで、燃料としてリサイクルを図
り、単に焼却する容積を減容するようにしている。しか
しながら、RDF化の技術においても、そのRDFを燃
焼させることにより、最終的には焼却灰が発生するの
で、その灰の処理が問題となる。
を一気に熱分解して溶融固形化(スラグ化)し、効率的
な熱・材料回収を行うガス化溶融技術が提案されてい
る。しかしながら、これらのガス化溶融技術において
は、将来的なものであり、既存の焼却炉から排出される
灰の処理の対処とはならない、という問題がある。
て排出される焼却灰(ボトムアッシュ)や飛灰を減容化
する灰溶融炉の技術も提案されているが、そのエネルギ
ー源は電気式又は油式(バーナー式)等各種提案されて
いるが、溶融炉内の当該部分全体を1300℃から15
00℃程度迄加熱する熱量が必要となり、エネルギーコ
ストが多大となるという問題がある。
却炉,産業廃棄物焼却炉,汚泥焼却炉等の各種焼却炉、
熱分解炉、溶融炉等から排出される焼却灰をエネルギー
コストがかからなく減容化及び成形化できると共に無害
化でき、しかも既存の焼却灰の処理を容易に行うことが
できる焼却灰減容と成形化方法及びシステムを提供する
ことを目的とする。
明の[請求項1]の焼却灰減容と成形化方法の発明は、
プラズマ安定化媒体として水を用いて、アーク放電によ
り発生される水プラズマジェット気流中に直接焼却灰を
供給し、焼却灰を減容すると共に焼却灰自体の成形体を
得ることを特徴とする。
て、上記供給する焼却灰がRDF−流動層ボイラ焼却
灰、都市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却で
あることを特徴とする。
おいて、上記供給する焼却灰の粒径が10〜300μm
であることを特徴とする。
て、上記焼却灰を減容及び焼却灰自体を成形すると共に
無害化することを特徴とする。
ムの発明は、焼却灰を粉砕する粉砕手段と、該粉砕手段
で粉砕された焼却灰を分級する粒度調整手段と、該粒度
調整した焼却灰を供給してアーク放電により発生される
プラズマジェットを発生させて芯材または型枠の被溶射
材に焼却灰自体からなる溶射物を形成するプラズマバー
ナを備えた水プラズマ照射手段とを具備してなることを
特徴とする。
て、上記プラズマの発生と共に発生する有害ガスを処理
するガス処理手段を設けたことを特徴とする。
て、上記供給する焼却灰がRDF−流動層ボイラ焼却
灰、都市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却で
あることを特徴とする。
て、上記供給する焼却灰の粒径が10〜300μmであ
ることを特徴とする。
て、上記水プラズマ照射手段が複数のプラズマバーナを
備えてなることを特徴とする。
て、上記溶射材の一部を再度水プラズマ射後手段に供給
することを特徴とする。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
焼却灰11を粉砕する粉砕手段12と、該粉砕手段12
で粉砕された焼却灰11を分級する粒度調整手段13
と、粒度調整した焼却灰11を供給してプラズマジェッ
ト14を発生させて被溶射材15に溶射物16を形成す
る水プラズマバーナ17を備えた水プラズマ照射手段1
8と、該プラズマの発生と共に発生する有害ガス(塩素
及び塩化水素ガス,窒素酸化物,硫黄酸化物等)19を
処理するガス処理手段20とから構成されている。
うに、カーボン陰極21を本体の軸心に配設してなると
共に水入口22と出口23とを形成してなるチャンバ本
体23と、鋼製の回転陽極24と、プラズマジェット1
4に焼却灰11を供給する粉体供給手段25とから構成
されている。上記装置において、チャンバ本体23内に
水入口22から供給された高圧水(1177kPa(1
2kgf/cm2 ))26は、カーボン陰極21からチ
ャンバ中心出口27に至るバーナ中心軸と同心の円筒状
の円筒水流28を形成し、この円筒水流28の中心軸に
置かれた陰極21と、中心軸に円周を接する回転陽極2
4との間に直流アークを発生させると、その渦流内径の
表面より水蒸気(基体のH2 O)が発生し、この直流ア
ークの熱で解離,電離が行われてプラズマジェット14
が発生する。このようにして得られたプラズマジェット
14は約30000℃に達し、超高速となり、溶射に理
想的な流体となり、この流体に供給された焼却灰11は
容易に溶解され、プラズマジェット14により加速さ
れ、被溶射材15に溶射皮膜29が形成される。
等のように作動ガスとして高価なAr,He等のガスを
必要とせず、また安価な水を使用し、さらに、ガスプラ
ズマ溶射と異なり、電気出力を大きく設定できるので、
溶射効率が大きく、従来のガスプラズマ溶射の10倍程
度となり、短時間に厚い溶射層を形成することができ
る。
粉砕手段12で粉砕し、その後粒度調整手段13により
粒度を調整した後に供給することが望ましい。供給する
粒度としは、特に限定されるものではないが、好ましく
は10〜300μm程度とすることがよい。これは、こ
れらの範囲外であると良好な成形体を得ることができな
いからである。なお、300μmを超える場合であって
も、粒度の粗い成形体を得ることができるので、成形体
の用途に応じて適宜粒径を設定するようにすればよい。
また、粒度の粗いものは、細孔が多く形成されるので、
吸音材や防火材等の建築用材料として利用することがで
きる。また、花壇ブロックや敷石等の材料としても利用
することができる。
手段18の粉体供給手段25へ供給することで、プラズ
マジェット14に良好に焼却灰11を供給することがで
きる。
供給する焼却灰11は、RDF−流動層ボイラ焼却灰、
都市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却灰、及
びそれらの飛灰等を挙げることができる。焼却灰の組成
としては、例えばRDF−流動層ボイラ焼却灰はAl2
O3 ,SiO2 ,CaO、都市ゴミ焼却灰はAl
2 O3 ,SiO、石炭ボイラ燃焼灰はAl2 O3 ,Si
O2 ,Fe2 O3 等が主成分である。よって、この焼却
灰を水プラズマで溶射することにより、被溶射材15に
Al2 O3 ,SiO2 を主成分とする溶射体を得ること
ができる。この溶射体の形状は特に限定されることな
く、種々の形状とすることができる。例えば、被溶射材
と芯材とし、これを回転させながら、円筒形状の成形体
を得るようにしてもよい。また、被溶射体として型枠を
使用し、その溶射後、これを取り除くことで、板状成形
体を得るようにしてもよい。
ラズマ溶射手段を用いることにより、大量にしかも経済
的に減容処理することができる。しかもこの水プラズマ
溶射は作動ガスを必要としないばかりか、焼却灰の圧送
の圧縮空気のみであり、設備の簡素化も図ることがで
き、従来のようにエネルギーコストが多大とならず、安
価な減容化システムを提供することができる。
0℃となり、そこに焼却灰11が供給されるので、該灰
中の有害物質も完全に分解されることになり、減容化と
共に、有害物質の分解処理が同時になされ、無害化処理
することになる。さらに、焼却灰の供給は少しずつ高温
に晒されるので、無害化処理のための分解が完全とな
る。
される有害物質とは、ダイオキシン類やPXB(Xはハ
ロゲンを表す。)類に代表される有害なハロゲン化芳香
族化合物、高縮合度芳香族炭化水素等の有害物質をいう
が、本発明により処理される有害物質(又は環境ホルモ
ン)であればこれらに限定されるものではない。
系化合物としては、ダイオキシン類やPCB類に代表さ
れる有害な物質(例えば環境ホルモン)であればこれら
に限定されるものではない。ここで、前記ダイオキシン
類とは、ポリハロゲン化ジベンゾ−p−ダイオキシン類
(PXDDs)及びポリハロゲン化ジベンゾフラン類
(PXDFs)の総称であり(Xはハロゲンを示す)、
ハロゲン系化合物とある種の有機ハロゲン化合物の燃焼
時に微量発生するといわれる。ハロゲンの数によって一
ハロゲン化物から八ハロゲン化物まであり、これらのう
ち、特に四塩化ジベンゾ−p−ダイオキシン(T4 CD
D)は、最も強い毒性を有するものとして知られてい
る。なお、有害なハロゲン化芳香族化合物としては、ダ
イオキシン類の他にその前駆体となる種々の有機ハロゲ
ン化合物(例えば、フェノール,ベンゼン等の芳香族化
合物(例えばハロゲン化ベンゼン類,ハロゲン化フェノ
ール及びハロゲン化トルエン等)、ハロゲン化アルキル
化合物等)が含まれており、除去する必要がある。すな
わち、ダイオキシン類とは塩素化ダイオキシン類のみな
らず、臭素化ダイオキシン類等のハロゲン化ダイオキシ
ン類を表す。また、PXB類(ポリハロゲン化ビフェニ
ル類)はビフェニルにハロゲン原子が数個付加した化合
物の総称であり、ハロゲンの置換数、置換位置により異
性体があるが、PCB(ポリ塩化ビフェニル)の場合で
は、2,6−ジクロロビフェニル、2,2'−ジクロロビ
フェニル、2,3,5−トリクロロビフェニル等が代表
的なものであり、毒性が強く、焼却した場合にはダイオ
キシン類が発生するおそれがあるものとして知られてお
り、除去する必要がある。なお、PXB類には当然コプ
ラナーPXBも含まれる。
族化合物の総称であり、単数又は複数のOH基を含んで
もよく、発癌性物質として認められており、除去する必
要がある。
害ガス19は、例えば塩素系ガスや窒素酸化物、硫黄酸
化物等が挙げられるが、これらは、公知のガス処理手段
20により処理するようにすればよい。
は、通常NO及びNO2 の他、これらの混合物をいい、
NOxとも称されている。しかし、該NOxにはこれら
以外に各種酸化数の、しかも不安定な窒素酸化物も含ま
れている場合が多い。従ってxは特に限定されるもので
はないが通常1〜2の値である。
略を図3に示す。
システムは、図3に示すように、焼却灰11を粉砕する
粉砕手段12と、該粉砕手段12で粉砕された焼却灰1
1を分級する粒度調整手段13と、粒度調整した焼却灰
11を供給してプラズマジェット14を発生させて被溶
射材15に溶射物16を形成するプラズマバーナ17及
び溶射物16を回収するホッパ31を備えた水プラズマ
照射手段18と、該プラズマの発生と共に発生する有害
ガス(塩素ガス,窒素酸化物,硫黄酸化物等)19を処
理するガス処理手段20と、上記ホッパ31にて回収し
た溶射物16を粒度調整手段13に供給する供給管32
とから構成されている。本実施の形態にかかる焼却灰減
容と成形化システムは、図1に示した第1の実施の形態
のシステムにおいて、水プラズマ溶射手段18内のプラ
ズマバーナ17と被溶射材15との間隔Dを拡げたもの
である。
が全て被溶射材15に到達することができずに、その一
部を堆積させずに落下させて、ホッパ31により回収
し、その後に供給管32を介して粒度調整手段13に供
給して、再度水プラズマ溶射手段18に供給するように
してもよい。これにより、再度プラズマジェットに焼却
灰成形体中の有害物質が溶融され、有害物質の分解が完
全となる。
プラズマ溶射手段の概略を図4に示す。図4に示すよう
に、本実施の形態にかかる水プラズマ溶射手段40はプ
ラズマチャンバ41内の中心に回転被溶射体42を設
け、該回転溶射体42に向かって水プラズマジェット1
4を溶射する複数(本実施の形態では4本)水プラズマ
バーナ17A〜17Dを配設してなるものである。
マバーナにより多量の焼却灰を減容化すると共に無害化
処理することができる。例えば、50kg/Hの処理能
力の場合には、4本のバーナを具備することにより、2
00kg/Hの処理が可能となる。また、本発明はこの
ような回転体に溶射するものに限定されるものではな
く、板状の被溶射体に複数箇所から水プラズマ溶射手段
により溶射するようにすればよい。
1]の発明によれば、プラズマ安定化媒体として水を用
いて、アーク放電により発生される水プラズマジェット
気流中に直接焼却灰を供給するので、焼却灰を容易に減
容することができると共に焼却灰自体を成形化すること
ができる。
おいて、上記供給する焼却灰がRDF−流動層ボイラ焼
却灰、都市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却
であるので、これらの焼却灰の減容化及び成形化の効率
を図ることができる。
は2において、上記供給する焼却灰の粒径が10〜30
0μmであるので、水プラズマジェットに容易に供給す
ることができる。
おいて、上記焼却灰を減容及び焼却灰自体を成形すると
共に無害化するので、焼却炉から排出される灰の減容化
及び焼却灰自体の成形化と灰中の有害物質の無害化を図
ることができる。
ムの発明によれば、焼却灰を粉砕する粉砕手段と、該粉
砕手段で粉砕された焼却灰を分級する粒度調整手段と、
該粒度調整した焼却灰を供給してアーク放電により発生
されるプラズマジェットを発生させて芯材または型枠の
被溶射材に焼却灰自体からなる溶射物を形成するプラズ
マバーナを備えた水プラズマ照射手段とを具備してなる
ので、焼却灰の簡易な減容化及び成形化を行うことがで
きる。例えば、上記被溶射材を芯材とする場合には、ロ
ール形状の成形体を得ることができる。また、上記被溶
射材を型枠とする場合には、溶射後型枠から溶射物を取
り除くので、板状の成形体を容易に得ることができる。
おいて、上記プラズマの発生と共に発生する有害ガスを
処理するガス処理手段を設けたので、有害ガスの処理を
行うことができる。
おいて、上記供給する焼却灰がRDF−流動層ボイラ焼
却灰、都市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却
であるので、これらの焼却灰を減容化及び成形化するこ
とができる。
おいて、上記供給する焼却灰の粒径が10〜300μm
であるので、水プラズマ処理が容易となる。
おいて、上記水プラズマ照射手段が複数のプラズマバー
ナを備えてなるので、処理効率が向上する。
において、上記溶射材の一部を再度水プラズマ射後手段
に供給するので、焼却灰中の有害物質の再度の分解を図
ることができる。
システムの概略図である。
概略図である。
システムの概略図である。
概略図である。
示す概略図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 プラズマ安定化媒体として水を用いて、
アーク放電により発生される水プラズマジェット気流中
に直接焼却灰を供給し、焼却灰を減容すると共に焼却灰
自体の成形体を得ることを特徴とする焼却灰減容と成形
化方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記供給する焼却灰がRDF−流動層ボイラ焼却灰、都
市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却であるこ
とを特徴とする焼却灰減容と成形化方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記供給する焼却灰の粒径が10〜300μmであるこ
とを特徴とする焼却灰減容と成形化方法。 - 【請求項4】 請求項1において、 上記焼却灰を減容及び焼却灰自体を成形すると共に無害
化することを特徴とする焼却灰減容と成形化方法。 - 【請求項5】 焼却灰を粉砕する粉砕手段と、該粉砕手
段で粉砕された焼却灰を分級する粒度調整手段と、該粒
度調整した焼却灰を供給してアーク放電により発生され
るプラズマジェットを発生させて芯材または型枠の被溶
射材に焼却灰自体からなる溶射物を形成するプラズマバ
ーナを備えた水プラズマ照射手段とを具備してなること
を特徴とする焼却灰減容と成形化システム。 - 【請求項6】 請求項5において、 上記プラズマの発生と共に発生する有害ガスを処理する
ガス処理手段を設けたことを特徴とする焼却灰減容と成
形化システム。 - 【請求項7】 請求項5において、 上記供給する焼却灰がRDF−流動層ボイラ焼却灰、都
市ゴミ焼却灰、石炭ボイラ燃焼灰等の各種焼却であるこ
とを特徴とする焼却灰減容と成形化システム。 - 【請求項8】 請求項5において、 上記供給する焼却灰の粒径が10〜300μmであるこ
とを特徴とする焼却灰減容と成形化システム。 - 【請求項9】 請求項5において、 上記水プラズマ照射手段が複数のプラズマバーナを備え
てなることを特徴とする焼却灰減容と成形化システム。 - 【請求項10】 請求項5において、 上記溶射材の一部を再度水プラズマ射後手段に供給する
ことを特徴とする焼却灰減容と成形化システム。
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