JP3408050B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP3408050B2
JP3408050B2 JP05350096A JP5350096A JP3408050B2 JP 3408050 B2 JP3408050 B2 JP 3408050B2 JP 05350096 A JP05350096 A JP 05350096A JP 5350096 A JP5350096 A JP 5350096A JP 3408050 B2 JP3408050 B2 JP 3408050B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子手
帳、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、オ
フイスプロセッサおよび大型コンピュータなどの電子機
器に好適に用いられ、スケジュール管理を行うための時
刻や日付などを入力する入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空調、照明、人の出入および防犯などの
ビル管理における複数の管理項目を、各項目毎に設定さ
れたタイムプログラムに従って総合的に管理する技術
が、たとえば特公平7−104684号公報に開示され
ている。前記複数の管理項目は、相互に関連性を有する
けれども、各項目毎に設定されたタイムプログラムは同
一とは限らない。一方の項目に関してタイムプログラム
を変更したときには、相互に関連する他方の項目のタイ
ムプログラムも変更する必要が生じる場合がある。上述
の公報では、変更前のタイムプログラム同士の関係を維
持するようにして、変更した一方のタイムプログラムに
対して他方のタイムプログラムを自動的に更新するよう
にすることによって、複数のタイムプログラムを個別的
に変更するという手間のかかる作業を低減している。
【0003】また、スケジュール管理を行う装置におい
て、時刻をいわゆるバーチャートを用いて入力するよう
にした技術が、たとえば特公平6−5526号公報に開
示されている。具体的には、時刻表示部の時刻表示に対
応して時刻入力部を設けており、当該時刻入力部からは
入力ペンで指定された座標位置が出力される。時刻入力
部からの座標位置に対応する時刻表示部の時刻表示に基
づいて、時刻が設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特公平7−104
684号公報に記載の先行技術は、変更前のタイムプロ
グラム同士の関係を維持するようにして、変更した一方
のタイムプログラムに対応して他方のタイムプログラム
を自動的に更新するようにしているけれども、設定され
た複数のタイムプログラムの時間帯が重なっていた場
合、当該先行技術では時間帯が重ならないようにタイム
プログラムを修正することができない。したがって、時
間帯が重なるタイムプログラムの修正は、いずれか一方
のタイムプログラムを再度入力し直すことによってしか
実現できず、修正に手間がかかり、操作性が低いという
問題が生じる。
【0005】また、前記特公平6−5526号公報に記
載の先行技術は、時刻をバーチャートを用いて入力する
ようにしているけれども、入力した時刻が具体的に何時
であるかを確実に確認できるようには構成されていない
ので、操作者が望む時刻と入力した時刻とが一致しない
という不都合が生じる恐れがある。さらに、当該先行技
術において、時刻表示部の時刻表示は常に一定の時間帯
幅で表示されるように構成されており、この時刻表示に
基づいて時刻を設定するようにしているので、より細か
な時刻設定や大まかな時刻設定を1つのバーチャートを
用いて行うことはできない。このため、操作性が低いと
いう問題が生じる。
【0006】本発明の目的は、入力した時刻や日付が確
実に確認できて、所望の時刻や日付を確実に入力するこ
とができる入力装置を提供することである。また本発明
の他の目的は、細かな時刻や大まかな時刻を容易に設定
することができる入力装置を提供することである。さら
に本発明の他の目的は、設定した期間を容易に修正する
ことができる入力装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、時間軸座標が
予め定められ、当該時間軸座標上の座標位置を出力する
入力手段と、前記入力手段の時間軸座標と対応する座標
を有する第1表示領域と、前記第1表示領域に近接また
は重畳して設定され、時刻が表示される第2表示領域と
を含む表示手段と、入力手段からの時間軸座標上の第1
座標位置の出力に応答して、当該第1座標位置に対応し
た第1表示領域内の位置に近接または重畳して第2表示
領域を設定し、当該第2表示領域に入力手段の第1座標
位置に設定された時刻を表示する表示処理手段と、続い
て、入力手段からの第1座標位置から当該第1座標位置
とは異なる第2座標位置までの連続した出力に応答し
て、前記第2表示領域に表示された時刻を第1座標位置
に設定された時刻から第2座標位置に設定された時刻ま
で変更して表示する時刻変更表示処理手段と、前記入力
手段からの第1座標位置から第2座標位置までの連続し
た出力に応答して、前記時刻変更表示処理手段の処理と
同時に、第1座標位置に対応した第1表示領域内の位置
に近接または重畳して設定された第2表示領域を、第2
座標位置に対応した第1表示領域内の位置に近接または
重畳するように連続的に移動する移動処理手段と、さら
に続いて、入力手段からの第2座標位置の出力の終了に
応答して、第1座標位置に設定された時刻から第2座標
位置に設定された時刻までの期間を確定するとともに、
第2表示領域の設定を解消する期間確定処理手段とを含
むことを特徴とする入力装置である。 本発明に従えば、時間軸座標が予め定められた入力手段
からの、前記時間軸座標上の第1座標位置の出力に応答
して、入力手段の時間軸座標と対応する座標を有する表
示手段の第1表示領域内であって、前記第1座標位置に
対応した第1表示領域内の位置に近接または重畳して第
2表示領域が設定され、当該第2表示領域に前記第1座
標位置に設定された時刻が表示される。続いて、入力手
段からの第1座標位置から当該第1座標位置とは異なる
第2座標位置までの連続した出力に応答して、前記第2
表示領域に表示された時刻が第1座標位置に設定された
時刻から第2座標位置に設定された時刻まで変更して表
示される。また同時に、第1座標位置に対応した第1表
示領域内の位置に近接または重畳して設定された第2表
示領域が、第2座標位置に対応した第1表示領域内の位
置に近接または重畳するように連続的に移動される。さ
らに続いて、入力手段からの第2座標位置の出力の終了
に応答して、第1座標位置に設定された時刻から第2座
標位置に設定された時刻までの期間が確定され、かつ第
2表示領域の設定が解消される。 第1座標位置に設定された時刻から第2座標位置に設定
された時刻までを第2表示領域に表示するようにしたの
で、操作者は、設定した時刻を確実にかつ容易に確認す
ることができる。したがって、操作者の望む時刻を確実
に設定することができる。第2表示領域を、第1座標位
置に対応した第1表示領域内の位置に近接または重畳す
る領域から、第2座標位置に対応した第1表示領域内の
位置に近接または重畳する領域まで、連続的に移動する
ようにしたので、時刻の確認をより確実にかつ容易に確
認することができる。
【0008】また本発明の前記入力装置は、さらに、入
力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの連続
した出力の出力速度を取得する速度取得処理手段と、前
記速度取得処理手段が取得した出力速度に基づいて、時
間間隔を設定する時間間隔設定処理手段とを含み、前記
時刻変更表示処理手段は、第2表示領域に表示された時
刻に前記時間間隔設定処理手段で設定された時間間隔を
加算して変更して表示することを特徴とする。 本発明に従えば、第1座標位置から第2座標位置までの
連続した入力手段からの出力の出力速度に基づいて設定
された時間間隔が、第2表示領域に表示された時刻に加
算されて、変更して表示される。たとえば、出力速度が
遅いときには短い時間間隔が設定されて、第2表示領域
に表示された時刻には当該短い時間間隔が加算される。
また、出力速度が速いときには長い時間間隔が設定され
て、第2表示領域に表示された時刻には当該長い時間間
隔が加算される。 入力手段からの出力の出力速度に応じて時間間隔を選ん
で第2表示領域に表示される時刻を切替えるようにした
ので、たとえば入力手段を操作者が操作する指示手段で
座標位置を指示するように構成したときには、指示手段
の移動速度を操作者が選ぶことによって入力手段からの
出力速度が決定される。操作者が指示手段の移動速度を
選ぶことによって、設定する時刻を調整することがで
き、操作性が向上する。
【0009】また本発明の前記入力装置は、さらに、前
記入力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの
連続した出力に応答して、第1座標位置から第2座標位
置までに対応する第1表示領域内の指定領域を、当該指
定領域以外の領域の第1属性とは異なる第2属性で表示
し、前記時間間隔設定処理手段で設定された時間間隔が
切替わったことに応答して、第2属性で表示された前記
指定領域を、さらに異なる第3属性で表示する第1表示
属性切替え処理手段を含むことを特徴とする。 本発明に従えば、入力手段からの第1座標位置から第2
座標位置までの連続した出力に応答して、第1座標位置
から第2座標位置までに対応する第1表示領域内の指定
領域が、当該指定領域以外の領域の第1属性とは異なる
第2属性で表示される。また、前記時間間隔が切替わる
ときに、第2属性で表示された前記指定領域が、さらに
異なる第3属性で表示される。 したがって、操作者は設定された期間を目視で容易に確
認することができる。また、時間間隔が切替えられたこ
とをさらに異なる属性での表示によって容易に確認する
ことができる。前記属性としては、たとえば色調が選ば
れる。
【0010】また本発明の前記入力装置は、さらに、前
記時間間隔設定処理手段で設定された時間間隔が切替わ
ったことを報知する第1報知手段を含むことを特徴とす
る。 本発明に従えば、前記時間間隔が切替わったことが報知
される。したがって、操作者は時間間隔が切替えられた
ことをたとえば音声による報知によって容易に確認する
ことができる。
【0011】また本発明の前記入力装置は、さらに、前
記入力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの
連続した出力の後の第2座標位置の出力時間を測定する
時間測定処理手段と、前記時間測定処理手段で測定され
た時間が予め定められる時間を超えると、第2表示領域
に表示された時刻に予め定められる時間を第2座標位置
の出力が止められるまで加算する加算処理手段とを含
み、前記時刻変更表示処理手段は、加算処理手段で処理
された時刻を第2表示領域に表示することを特徴とす
る。 本発明に従えば、前記入力手段からの第1座標位置から
第2座標位置までの連続した出力の後の第2座標位置の
出力時間が測定され、測定された時間が予め定められる
時間を超えると、第2表示領域に表示された時刻に予め
定められる時間が第2座標位置の出力が止められるまで
加算される。処理された時刻は第2表示領域に表示され
る。 したがって、たとえば入力手段を操作者が操作する指示
手段で座標位置を指示するように構成したときには、操
作者が指示手段による第2座標位置の指示期間を調整す
ることによって、操作者は容易に終了時刻を設定するこ
とができ、操作性が向上する。
【0012】また本発明の前記入力装置は、さらに、入
力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの連続
した出力の出力速度を取得する速度取得処理手段と、入
力手段に設定された時間軸座標の目盛り幅を、前記速度
取得処理手段が取得した出力速度に基づいて変更する座
標目盛り幅変更処理手段とを含むことを特徴とする。 本発明に従えば、第1座標位置から第2座標位置までの
連続した入力手段からの出力の出力速度の基づいて、入
力手段に設定された時間軸座標の目盛り幅を変更する。
たとえば、出力速度が遅いときには、時間軸座標の目盛
り幅を拡大し、出力速度が速いときには、時間軸座標の
目盛り幅を縮小する。 入力手段からの出力の出力速度に応じて時間軸座標の目
盛り幅を変更するようにしたので、たとえば入力手段を
操作者が操作する指示手段で座標位置を指示するように
構成したときには、指示手段の移動速度を操作者が選ぶ
ことによって入力手段からの出力速度が決定される。操
作者が指示手段の移動速度を選ぶことによって、時間軸
座標の目盛り幅を調整することができ、指示手段の移動
速度によって選ばれた目盛り幅に基づいて時刻を設定し
て、大まかな時刻や細かな時刻を容易に設定することが
でき、操作性が向上する。
【0013】また本発明の前記入力装置は、さらに、前
記入力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの
連続した出力に応答して、第1座標位置から第2座標位
置までに対応する第1表示領域内の指定領域を、当該指
定領域以外の領域の第4属性とは異なる第5属性で表示
し、前記座標目盛り幅変更処理手段で時間軸座標の目盛
り幅が変更されたことに応答して、第5属性で表示され
た前記指定領域を、さらに異なる第6属性で表示する第
2表示属性切替え処理手段を含むことを特徴とする。 本発明に従えば、入力手段からの第1座標位置から第2
座標位置までの連続した出力に応答して、指定領域が、
当該指定領域以外の領域の第4属性とは異なる第5属性
で表示される。前記時間軸座標の目盛り幅が変更された
ときに、第5属性で表示された前記指定領域が、さらに
異なる第6属性で表示される。 したがって、操作者は設定された期間を目視で容易に確
認することができる。また、目盛り幅が変更されたこと
をさらに異なる属性での表示によって容易に確認するこ
とができる。前記属性としては、たとえば色調が選ばれ
る。
【0014】また本発明の前記入力装置は、さらに、前
記座標目盛り幅変更処理手段で時間軸座標の目盛り幅が
変更されたことを報知する第2報知手段を含むことを特
徴とする。 本発明に従えば、時間軸座標の目盛り幅が変更されたこ
とが報知される。したがって、操作者は目盛り幅が変更
されたことをたとえば音声による報知によって容易に確
認することができる。
【0015】また本発明の前記入力装置は、前記期間確
定処理手段によって確定された期間を修正する期間修正
処理手段を含み、当該期間修正処理手段は、確定した期
間の初めの時刻と終わりの時刻とに対応する第1表示領
域内に、時間軸方向に移動可能な予め定められる形状の
目印をそれぞれ表示する目印表示処理手段と、初めの時
刻に対応する入力手段の座標位置、または終わりの時刻
に対応する入力手段の座標位置が入力手段から出力さ
れ、さらに当該出力に連続して時間軸方向に沿った他の
座標位置が出力されたときに、出力された座標位置の変
化に沿って、第1目印または第2目印を移動させる目印
移動処理手段とを含み、前記期間確定処理手段は、入力
手段の座標位置の出力が終了したときに、表示された第
1目印に対応する入力手段の座標位置に設定された時刻
から表示された第2目印に対応する入力手段の座標位置
に設定された時刻までの期間を修正した期間として確定
することを特徴とする。 本発明に従えば、確定された期間を修正することができ
る。具体的には、確定した期間の初めの時刻と終わりの
時刻とに対応する第1表示領域内に、時間軸方向に移動
可能な予め定められる形状の目印がそれぞれ表示され、
初めの時刻に対応する入力手段の座標位置、または終わ
りの時刻に対応する入力手段の座標位置が入力手段から
出力され、さらに当該出力に連続して時間軸方向に沿っ
た他の座標位置が出力されたときに、出力された座標位
置の変化に沿って、第1目印または第2目印が移動す
る。入力手段からの座標位置の出力が終了したときに、
表示された第1目印に対応する入力手段の座標位置に設
定された時刻から表示された第2目印に対応する入力手
段の座標位置に設定された時刻までの期間が修正した期
間として確定される。 一旦確定した期間は、初めの時刻のみであっても、ある
いは終わりの時刻のみであっても比較的容易に修正する
ことができる。たとえば、初めの時刻および終わりの時
刻のうちのいずれか一方の時刻のみを修正する場合、両
方の時刻をともに修正することなく、修正すべき時刻の
みを修正すればよいので、容易にかつ短時間で修正する
ことができる。
【0016】また本発明の前記期間修正処理手段は、さ
らに、入力手段からの目印表示処理手段によって表示さ
れた目印に対応する座標位置の出力に応答して、当該目
印を、目印に対応する入力手段の座標位置が出力されて
いないときの第7属性とは異なる第8属性で表示させる
目印属性切替え処理手段を含むことを特徴とする。 本発明に従えば、前記確定された期間の修正時には、表
示された目印に対応する入力手段からの座標位置の出力
に応答して、当該目印を、目印に対応する入力手段の座
標位置が出力されていないときの第7属性とは異なる第
8属性で表示させる。したがって、操作者は時間帯が確
定した状態であるか、修正状態であるかを目視で容易に
判別することができ、入力した時刻を確実に確認するこ
とができる。
【0017】また本発明の前記期間確定処理手段は、入
力手段の座標位置の出力が終了し、さらに第1目印ある
いは第2目印に対応する入力手段の座標位置が出力され
たときに、表示された第1目印に対応する入力手段の座
標位置に設定された時刻から表示された第2目印に対応
する入力手段の座標位置に設定された時刻までの期間を
修正した期間として確定することを特徴とする。 本発明に従えば、入力手段の座標位置の出力が終了し、
さらに第1目印あるいは第2目印に対応する入力手段の
座標位置が出力されたときに、表示された第1目印に対
応する入力手段の座標位置に設定された時刻から、表示
された第2目印に対応する入力手段の座標位置に設定さ
れた時刻までの期間が修正した期間として確定される。
したがって、入力手段の座標位置の出力が終了後、さら
に第1目印あるいは第2目印に対応する入力手段の座標
位置が出力されない限り、入力した時間帯は確定されな
いので、確定する前に時間帯の修正を行うことができ、
このようにして時間帯を修正することは、確定後に修正
するよりも容易にかつ短時間で修正することができる。
【0018】また本発明の前記入力装置は、さらに、期
間確定処理手段が確定した期間を複数個記憶する確定期
間記憶手段と、確定期間記憶手段に記憶された複数個の
期間が互いに重なっているかどうかを判定する判定処理
手段と、判定処理手段によって期間が重なっていると判
定されたときには、互いの期間の重なり量を求め、後の
期間を求めた重なり量分だけ後ろにずらす重なり期間修
正手段を含むことを特徴とする。 本発明に従えば、確定した期間が複数個記憶され、記憶
された複数個の期間が互いに重なっているかどうかが判
定される。期間が重なっていると判定されたときには、
互いの期間の重なり量を求め、後の期間を求めた重なり
量分だけ後ろにずらされる。したがって、複数の時間帯
が重なっていたときには、重ならないように時間帯が自
動的に修正されるので、たとえばいずれか一方の時間帯
を入力し直す必要がなく、重なる時間帯を容易に修正す
ることができる。
【0019】また本発明の前記入力装置は、さらに、入
力手段に設定された時間軸座標の予め定められる範囲以
外の時間軸座標の時間が増加する側の座標位置が、前記
予め定められる範囲内の座標位置の出力に連続して入力
手段から出力されたときに、第2表示領域に表示された
時刻に予め定められる時間を加算し、前記予め定められ
る範囲以外の時間軸座標の時間が減少する側の座標位置
が、前記予め定められる範囲内の座標位置の出力に連続
して入力手段から出力されたときに、第2表示領域に表
示された時刻から予め定められる時間を減算する時刻変
更処理手段を含み、前記時刻変更表示処理手段は、時刻
変更処理手段によって変更された時刻を第2表示領域に
表示することを特徴とする。 本発明に従えば、入力手段に設定された時間軸座標の予
め定められる範囲以外の時間軸座標の時間が増加する側
の座標位置が、前記予め定められる範囲内の座標位置の
出力に連続して出力されたときに、第2表示領域に表示
された時刻に予め定められる時間が加算される。また、
入力手段に設定された時間軸座標の予め定められる範囲
以外の時間軸座標の時間が減少する側の座標位置が、前
記予め定められる範囲内の座標位置の出力に連続して出
力されたときに、第2表示領域に表示された時刻から予
め定められる時間が減算される。変更された時刻は第2
表示領域に表示される。 したがって、時間帯を再び入力し直すことなく容易に開
始時刻あるいは終了時刻のみを修正することができ、操
作性が向上する。
【0020】また本発明は、複数日数分の時間軸座標が
予め定められ、当該時間軸座標上の座標位置を出力する
入力手段と、前記入力手段の時間軸座標と対応する座標
を有する第1表示領域と、前記第1表示領域に重畳して
配置され、日付が表示される第2表示領域とを含む表示
手段と、入力手段からの時間軸座標上の第1座標位置の
出力に応答して、当該第1座標位置に対応した第1表示
領域内の位置に重畳して第2表示領域を設定し、当該第
2表示領域に入力手段の第1座標位置に設定された日付
を表示する表示処理手段と、続いて、入力手段からの第
1座標位置から当該第1座標位置とは異なる第2座標位
置までの連続した出力に応答して、前記第2表示領域に
表示された日付を第1座標位置に設定された日付から第
2座標位置に設定された日付まで変更して表示する日付
変更表示処理手段と、前記入力手段からの第1座標位置
から第2座標位置までの連続した出力に応答して、前記
日付変更表示処理手段の処理と同時に、第1座標位置に
対応した第1表示領域内の位置に重畳して設定された第
2表示領域を、第2座標位置に対応した第1表示領域内
の位置に重畳するように連続的に移動する移動処理手段
と、さらに続いて、入力手段からの第2座標位置の出力
の終了に応答して、第1座標位置に設定された日付から
第2座標位置に設定された日付までの期間を確定すると
ともに、第2表示領域の設定を解消する期間確定処理手
段とを含むことを特徴とする入力装置である。 本発明に従えば、複数日数分の時間軸座標が予め定めら
れた入力手段からの、前記時間軸座標上の第1座標位置
の出力に応答して、入力手段の時間軸座標と対応する座
標を有する表示手段の第1表示領域内であって、前記第
1座標位置に対応した第1表示領域内の位置に重畳して
第2表示領域が設定され、当該第2表示領域に前記第1
座標位置に設定された日付が表示される。続いて、入力
手段からの第1座標位置から当該第1座標位置とは異な
る第2座標位置までの連続した出力に応答して、前記第
2表示領域に表示された日付が第1座標位置に設定され
た日付から第2座標位置に設定された日付まで変更して
表示される。また同時に、第1座標位置に対応した第1
表示領域内の位置に重畳して設定された第2表示領域
が、第2座標位置に対応した第1表示領域内の位置に重
畳するように連続的に移動される。さらに続いて、入力
手段からの第2座標位置の出力の終了に応答して、第1
座標位置に設定された日付から第2座標位置に設定され
た日付までの期間が確定され、かつ第2表示領域の設定
が解消される。 第1座標位置に設定された日付から第2座標位置に設定
された日付までを第2表示領域に表示するようにしたの
で、操作者は、設定した日付を確実にかつ容易に確認す
ることができる。したがって、操作者の望む日付を確実
に設定することができる。第2表示領域を、第1座標位
置に対応した第1表示領域内の位置に重畳する領域か
ら、第2座標位置に対応した第1表示領域内の位置に重
畳する領域まで、連続的に移動するようにしたので、日
付の確認をより確実にかつ容易に確認することができ
る。
【0021】また本発明の前記入力装置は、さらに、入
力手段に設定された時間軸座標の時間が増加する側の時
間軸端部の座標位置が、時間軸座標内の他の座標位置の
出力に連続して予め定められる期間を超えて入力手段か
ら出力されたときに、第2表示領域に表示された日付に
予め定められる日数を加算する日付加算処理手段を含
み、前記日付変更表示処理手段は、日付加算処理手段に
よって加算された日付を第2表示領域に表示することを
特徴とする。 本発明に従えば、入力手段に設定された時間軸座標の時
間が増加する側の時間軸端部の座標位置が、時間軸座標
内の他の座標位置の出力に連続して予め定められる期間
を超えて入力手段から出力されたときに、第2表示領域
に表示された日付に予め定められる日数が加算される。
加算された日付は第2表示領域に表示される。したがっ
て、入力手段に設定された複数日数分の時間軸座標を越
えた日付を容易に設定することができ、操作性が向上す
る。
【0022】また本発明の前記入力装置は、さらに、入
力手段に設定された時間軸座標の時間が減少する側の時
間軸端部の座標位置が、時間軸座標内の他の座標位置の
出力に連続して予め定められる期間を超えて入力手段か
ら出力されたときに、第2表示領域に表示された日付か
ら予め定められる日数を減算する日付減算処理手段を含
み、前記日付変更表示処理手段は、日付減算処理手段に
よって減算された日付を第2表示領域に表示することを
特徴とする。 本発明に従えば、入力手段に設定された時間軸座標の時
間が減少する側の時間軸端部の座標位置が、時間軸座標
内の他の座標位置の出力に連続して予め定められる期間
を超えて入力手段から出力されたときに、第2表示領域
に表示された日付から予め定められる日数が減算され
る。減算された日付は第2表示領域に表示される。した
がって、入力手段に設定された複数日数分の時間軸座標
を越えた日付を容易に設定することができ、操作性が向
上する。
【0023】また本発明の前記入力装置は、さらに、時
間が増加する側の時間軸端部の座標位置が時間軸座標内
の他の座標位置の出力に連続して予め定められる期間を
超えて入力手段から出力された後、さらに連続して当該
時間軸端部の時間が減少する側の座標位置が入力手段か
ら出力されたときに、第2表示領域に表示された日付か
ら予め定められる日数を減算する第1日付逆算処理手段
を含み、前記日付変更表示処理手段は、第1日付逆算処
理手段によって逆算された日付を第2表示領域に表示す
ることを特徴とする。 本発明に従えば、時間が増加する側の時間軸端部の座標
位置が、時間軸座標内の他の座標位置の出力に連続して
予め定められる期間を超えて入力手段から出力された
後、連続して当該時間軸端部の時間が減少する側の座標
位置が入力手段から出力されたときに、第2表示領域に
表示された日付から予め定められる日数が減算される。
逆算された日付は第2表示領域に表示される。したがっ
て、入力手段に設定された複数日数分の時間軸座標を越
えた日付から再び入力手段に設定された複数日数分の時
間軸座標内の日付を容易に設定することができ、操作性
が向上する。
【0024】また本発明の前記入力装置は、さらに、時
間が減少する側の時間軸端部の座標位置が時間軸座標内
の他の座標位置の出力に連続して予め定められる期間を
超えて入力手段から出力された後、さらに連続して当該
時間軸端部の時間が増加する側の座標位置が入力手段か
ら出力されたときに、第2表示領域に表示された日付に
予め定められる日数を加算する第2日付逆算処理手段を
含み、前記日付変更表示処理手段は、第2日付逆算処理
手段によって逆算された日付を第2表示領域に表示する
ことを特徴とする。 本発明に従えば、時間が減少する側の時間軸端部の座標
位置が、時間軸座標内の他の座標位置の出力に連続して
予め定められる期間を超えて入力手段から出力された
後、連続して当該時間軸端部の時間が増加する側の座標
位置が入力手段から出力されたときに、第2表示領域に
表示された日付に予め定められる日数が加算される。逆
算された日付は第2表示領域に表示される。したがっ
て、入力手段に設定された複数日数分の時間軸座標を越
えた日付から再び入力手段に設定された複数日数分の時
間軸座標内の日付を容易に設定することができ、操作性
が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある入力装置1の電気的構成を示すブロック図である。
入力装置1は、表示装置2、入力装置3、CPU(中央
演算処理装置)4、ROM(リードオンリメモリ)5お
よびRAM(ランダムアクセスメモリ)6を含んで構成
される。表示装置2は、たとえば液晶表示装置で実現さ
れる表示パネルを備え、当該表示パネルの表示面上には
入力装置3が備える、たとえばタブレットの入力面が積
層して配置される。前記入力面は透光性を有し、当該入
力面を入力ペン7で指示することによって各種の入力が
実施される。
【0026】CPU4は、ROM5に格納されたプログ
ラムにしたがって入力装置1全体の動作を制御する。R
OM5には、具体的に、前記入力ペン7を用いて入力面
から入力された時刻や時間帯を表示装置2の表示面に表
示したり、時間帯を確定したり、確定した時間帯を修正
したりするための、時刻や日付などのスケジュールデー
タを入力するための一連の動作プログラムが予め格納さ
れている。RAM6は、CPU4の内部処理用ワーク領
域およびデータ格納領域などとして、データを一時的に
格納するために用いられる。
【0027】前記入力装置3が備えるタブレットは、ア
ナログ座標信号を出力するたとえば抵抗膜式、電磁誘導
式、または静電誘導式のものが用いられ、その入力面に
は直交座標が予め設定されている。そして、入力ペン7
で指示された座標点を表すアナログ座標信号が出力され
る。当該アナログ座標信号は、アナログ/デジタル変換
されて、CPU4に与えられる。
【0028】図2は、第1の実施例である入力装置1の
機能ブロック図である。第1の実施例は、ペン入力/ペ
ン表示部10と、制御部11とによって実行される。制
御部11は、表示処理部12、時刻変更表示処理部1
3、移動処理部14および時間帯確定処理部15を含ん
で構成される。
【0029】図3は、第1の実施例に基づく操作手順を
段階的に示す図である。また図4は、第1の実施例に基
づく入力装置1の動作を示すフローチャートである。入
力装置1は、図3(A)に示されるような操作パネル5
1を有し、当該操作パネル51および入力ペン7を含ん
でペン入力/ペン表示部10が構成される。操作パネル
51には、入力装置3の入力面52が設けられる。入力
面52は帯状であり、長手方向に沿って時間軸座標が予
め定められており、透光性を有する。また、操作パネル
51には、第1〜第4表示領域53〜56を有する表示
面が設けられる。前記入力面52は、第1表示領域53
上に重ねて配置される。第1表示領域53には、入力面
52に設定された時間軸座標に対応する座標が設定され
ており、当該座標に基づく目盛り57が表示される。第
2表示領域54は、第1表示領域53に近接して配置さ
れ、第2表示領域54内に時刻表示領域58が設定され
て、当該時刻表示領域58内に時刻が表示される。第3
表示領域55は、第1表示領域53に近接して配置さ
れ、入力面52に設定された時間軸座標に基づく時刻が
表示される。図示されるものは、7時〜19時まで、1
時間毎の時刻を示している。第4表示領域56は、開始
時刻表示領域59と終了時刻表示領域60とを含んで構
成される。開始時刻表示領域59には入力した時間帯の
開始時刻が表示され、終了時刻表示領域60には入力し
た時間帯の終了時刻が表示される。少なくとも前記入力
面52と第1表示領域53とを含んで、いわゆるバーチ
ャートが構成されている。なお、以下の説明において、
入力ペン7による入力面52の指示、あるいはバーチャ
ートの指示とは、入力ペン7を入力面52あるいはバー
チャートに接触させることと同じとする。
【0030】図2に示される表示処理部12は、入力面
52に設定された時間軸座標上の第1座標位置が入力ペ
ン7によって指示されたときの、入力装置3からの第1
座標位置の出力に応答して、第2表示領域54内の第1
座標位置に近接する領域に時刻表示領域58を設定し
て、当該時刻表示領域58に第1座標位置に設定された
時刻を表示する。時刻変更表示処理部13は、前記操作
に続いて、第1座標位置から当該第1座標位置とは異な
る第2座標位置まで入力ペン7で連続的に指示したとき
の、入力装置3からの出力に応答して、前記時刻表示領
域58に表示された時刻を、第1座標位置に設定された
時刻から第2座標位置に設定された時刻まで変更して時
刻表示領域58に表示する。移動処理部14は、時刻変
更表示処理部13が行う上述した処理と同時に実行さ
れ、第2表示領域54内の時刻表示領域58を、第1座
標位置に近接する領域から第2座標位置に近接する領域
まで連続的に移動する。時間帯確定処理部15は、前記
操作にさらに続いて、第2座標位置の入力ペン7による
指示が終了したときの、入力装置3からの出力に応答し
て、第1座標位置に設定された時刻から第2座標位置に
設定された時刻までの期間である時間帯を確定するとと
もに、時刻表示領域58の設定を解消する。
【0031】続いて、図3および図4を用いて、第1実
施例の動作を説明する。ステップa1では、バーチャー
トに入力ペン7が継続的に接触されているかどうかが判
断される。継続的に接触されていないと判断されたステ
ップa5では、バーチャートに入力ペン7が丁度接触さ
れたかどうかが判断される。丁度接触されたと判断され
たステップa6では、図3(A)に示される入力ペン7
が接触された入力面52に設定された時間軸座標上の第
1座標位置61aが獲得される。そして、当該座標位置
に設定された時刻が、第2表示領域54内に時刻表示領
域58が設定されて、当該時刻表示領域58内に表示さ
れる。時刻表示領域58は、入力ペン7で指示された第
1座標位置61aに近接する第1領域62aに設定され
る。たとえば、図3(A)に示されるように、入力ペン
7で9時の位置が指示されると、時刻表示領域58に9
時と表示される。ステップa7では、第4表示領域56
の開始時刻表示領域59に開始時刻が表示される。たと
えば図3(A)に示されるように、9時と表示される。
ステップa5で丁度接触されていないと判断されたと
き、およびステップa7の処理が終了すると、第1の実
施例の動作を終了する。
【0032】ステップa1でバーチャートに入力ペン7
が継続的に接触されていると判断されたステップa2で
は、バーチャートから入力ペン7が離れたかどうかが判
断される。入力ペン7が離れていないと判断されたと
き、すなわち入力ペン7をバーチャートに接触した状態
でスライドさせたときには、ステップa4に移る。ステ
ップa4では、図3(B)に示される入力ペン7によっ
て指示されている前記第1座標位置61aとは異なる第
2座標位置61bの座標位置が獲得される。そして、当
該座標位置61bに設定された時刻が時刻表示領域58
に表示される。たとえば、図3(B)に示されるよう
に、17時の位置が指定されると、時刻表示領域58に
17時と表示される。時刻表示領域58は、第1領域6
2aから矢符63で示される方向に移動して、第2座標
位置61bに近接する第2領域62bに配置される。さ
らに、時刻表示領域58に表示される時刻は、9時から
17時まで変更して表示される。
【0033】ステップa2でバーチャートから入力ペン
7が離れたと判断されたステップa3では、時刻表示領
域58の設定が解消され、さらに終了時刻が終了時刻表
示領域60に表示される。たとえば、図3(C)に示さ
れるように、17時と表示される。ステップa3,a4
の動作が終了すると、第1の実施例の動作を終了する。
第1の実施例では、このような動作が予め定められる一
定時間毎に繰返し実行され、これによって第1座標位置
61aに設定された時刻から第2座標位置61bに設定
された時刻までの期間である時間帯が確定される。
【0034】以上のように第1の実施例によれば、入力
ペン7によって指定している時刻を時刻表示領域58に
表示するようにしたので、入力した時刻を確実にかつ容
易に確認することができる。したがって、操作者の望む
時刻を確実に入力することができる。時刻表示領域58
を、入力ペン7のスライドに沿って移動するように構成
しているので、時刻の確認の確実性が向上するととも
に、より容易に確認することができる。
【0035】図5は、第2の実施例である入力装置1の
機能ブロック図である。第2の実施例は、第1の実施例
と同様に、ペン入力/ペン表示部10と、制御部11と
によって実行され、制御部11は、前記表示処理部1
2、時刻変更表示処理部13、移動処理部14および時
間帯確定処理部15に加えて、移動速度測定処理部16
と、時間間隔設定処理部17とを含んで構成される。第
1の実施例と同様にして実現される機能ブロックには同
一の参照符号を付して示し、説明は省略する。
【0036】移動速度測定処理部16は、前記第1座標
位置61aから第2座標位置61bまで、入力ペン7に
よって連続的に指示したしときの当該入力ペン7の移動
速度を取得する。当該移動速度は、入力装置3からの出
力速度に相当する。入力ペン7によって指示されている
座標位置は、予め定められる一定時間毎に獲得されるの
で、少なくともたとえば2つの座標位置を獲得する時間
と、獲得した座標位置間の距離とに基づいて入力ペン7
の移動速度を求めることができる。時間間隔設定処理部
17は、前記移動速度測定処理部16が取得した入力ペ
ン7の移動速度に基づいて、時間間隔を設定する。たと
えば、取得した移動速度が予め定められる閾値以上であ
るかどうかによって、異なる時間間隔が設定される。な
お、前記時刻変更表示処理部13は、時刻表示領域58
に表示された時刻に、前記時間間隔設定処理部17で設
定された時間間隔を加算して変更して表示する。
【0037】図6は、第2の実施例に基づく操作手順を
段階的に示す図である。また、図7は、第2の実施例に
基づく入力装置1の動作を示すフローチャートである。
ステップa11では、入力ペン7の移動速度が獲得され
る。ステップa12では、獲得した移動速度が予め定め
られる閾値α以上であるかどうかが判断される。α以上
であると判断されたステップa13では、前記時間間隔
設定処理部17によって時間間隔として、たとえば60
分が設定される。そして、時刻変更表示処理部13は、
たとえば図6(A)に示されるように、入力ペン7の第
1座標位置61aから第2座標位置61bへの移動に伴
って、時刻表示領域58に表示される時刻を9時から1
時間単位で切替えて表示する。
【0038】前記ステップa12で獲得した移動速度が
α以上でないと判断されたステップa14では、移動速
度が前記αとは異なる予め定められる閾値β以上である
かどうかが判断される。β以上であると判断されたステ
ップa15では、時間間隔として30分が設定されて、
ステップa13と同様の処理が実行される。すなわち、
時刻表示領域58に表示される時刻を、9時から30分
単位で切替えて表示する。
【0039】ステップa14で移動速度がβ以上でない
と判断されたステップa16では、時間間隔としてたと
えば5分が設定される。そして、図6(B)に示される
ように、入力ペン7の第1座標位置61aから第2座標
位置61bへの移動に伴って、時刻表示領域58に表示
される時刻を9時から5分単位で切替えて表示する。ス
テップa13,a15,a16の動作が終了すると、第
2の実施例の動作を終了する。なお本実施例では、前記
閾値α,βは、α>βに選ばれる。
【0040】以上のように第2の実施例によれば、時刻
表示領域58に表示される時刻は、入力ペン7の移動速
度に応じて選ばれた時間間隔の単位で切替えられて表示
される。たとえば、比較的速い移動速度S1のときに
は、比較的長い時間間隔が設定されて長い時間間隔単位
で切替えられて表示される。また、比較的遅い移動速度
S2のときには、比較的短い時間間隔が設定されて短い
時間間隔単位で切替えられて表示される。このように、
入力ペン7の移動速度に応じて時間間隔を選んで、時刻
表示領域58に表示される時刻を切替えるようにしたの
で、操作者が入力ペン7を移動する速度を選ぶことによ
って設定する時刻を調整することができ、操作性が向上
する。
【0041】図8は、第3の実施例である入力装置1の
機能ブロック図である。第3の実施例は、第1の実施例
と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部11とに
よって実行され、制御部11は前記表示処理部12、時
刻変更表示処理部13、移動処理部14および時間帯確
定処理部15に加えて、時間測定処理部18と、加算処
理部19とを含んで構成される。第1の実施例と同様に
して実現される機能ブロックは同じ参照符号を付して示
し、説明は省略する。
【0042】時間測定処理部18は、前記第1座標位置
61aから第2座標位置61bまで入力ペン7で連続的
に指示した後に、さらに連続して第2座標位置61bを
入力ペン7で指示し続けた時間を測定する。加算処理部
19は、前記時間測定処理部18で測定された時間が予
め定められる時間を超えていたときに、前記時刻表示領
域58に表示された時刻に予め定められる時間を、前記
入力ペン7による第2座標位置61bの指示が止められ
るまで加算する。なお、前記時刻変更表示処理部13
は、加算処理部19で処理された時刻を時刻表示領域5
8に表示する。
【0043】図9および図10は、第3の実施例に基づ
く操作手順を段階的に示す図である。また図11は、第
3の実施例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャ
ートである。ステップa21では、バーチャートに入力
ペン7が接触された状態であるかどうかが判断される。
たとえば、図9(A)に示されるように、第1座標位置
61aから連続して第2座標位置61bが入力ペン7に
よって指示され、第2座標位置61bがさらに連続して
指示されたままであると判断されたステップa22で
は、入力ペン7が第2座標位置61bに、予め定められ
る一定時間接触されたままであるかどうかが判断され
る。一定時間接触されたままであると判断されたステッ
プa23では、時刻表示領域58に表示された時刻に予
め定められる時間が加算される。前記時刻変更表示処理
部13は、加算された時刻を時刻表示領域58に改めて
表示する。たとえば、図9(B)に示されるように、5
分が加算されて17時の表示に切替えて17時5分と表
示される。ステップa23の動作が終了すると、ステッ
プa22に戻る。ステップa21で接触された状態では
ないと判断されたとき、およびステップa22で一定時
間入力ペン7が接触されていないと判断されたときに
は、第3の実施例の動作を終了する。入力ペン7による
第2座標位置61bの指示が終了し、入力ペン7をバー
チャートから離すと、図10(A)に示されるように時
刻表示領域58の設定が解消され、さらに図10(B)
に示されるように、終了時刻表示領域60に時刻表示領
域58の設定が解消される直前に当該領域58に表示さ
れていた時刻、たとえば17時30分が表示される。
【0044】以上のように、第3の実施例によれば、入
力ペン7による第2座標位置61bの指示が予め定めら
れる一定時間連続して実行されたときには、時刻表示領
域58に表示された時刻に予め定められる時間を、入力
ペン7による第2座標位置61bの指示が止められるま
で加算するようにしたので、入力ペン7の接触時間を調
整することによって操作者は容易に終了時刻を設定する
ことができ、操作性が向上する。
【0045】図12は、第4の実施例である入力装置1
の機能ブロック図である。第4の実施例は、第1の実施
例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部11と
によって実行され、制御部11は第1の実施例と同様の
表示処理部12、時刻変更表示処理部13、移動処理部
14および時間帯確定処理部15に加えて、表示幅変更
処理部20を含んで構成される。第1の実施例と同様に
して実現される機能ブロックには同様の参照符号を付し
て示し、説明は省略する。
【0046】表示幅変更処理部20は、前記第1座標位
置61aから第2座標位置61bまで入力ペン7で連続
的に指示したときの当該入力ペン7の移動速度を取得
し、入力装置3の入力面52に設定された時間軸座標の
目盛り幅を取得した入力ペン7の移動速度に基づいて変
更する。すなわち、前記移動速度を取得する移動速度取
得処理手段と、時間軸座標の目盛り幅を変更する座標目
盛り幅変更処理手段とを含んで実現される。なお、入力
ペン7の移動速度は、第2の実施例と同様にして取得す
ることができる。
【0047】図13は、第4の実施例に基づく操作手順
を段階的に示す図である。また図14は、第4の実施例
に基づく入力装置1の動作を示すフローチャートであ
る。ステップa31では、バーチャートに入力ペン7が
接触された状態であるかどうかが判断される。接触され
た状態であると判断されたステップa32では、入力ペ
ン7の移動速度が予め定められる閾値α以上であるかど
うかが判断される。α以上であると判断されたステップ
a33では、入力面52に設定された時間軸座標の目盛
り幅が比較的大きい1時間に設定される。移動速度がα
以上ではないと判断されたステップa34では、入力面
52に設定された時間軸座標の目盛り幅が比較的小さい
15分に設定される。ステップa33およびa34の動
作が終了するとステップa32に戻る。ステップa31
で入力ペン7が接触された状態ではないと判断される
と、第4の実施例の動作を終了する。
【0048】ステップa32で移動速度がα以上である
と判断された場合とは、たとえば図13(A)に示され
るように、比較的速い移動速度S1で入力ペン7が移動
されたときであり、この場合、一定長さの目盛り幅が1
時間に設定されて、図示されるように第3表示領域55
の時刻表示は1時間毎に表示される。また、移動速度が
α以上ではないと判断されたときとは、図13(B)に
示されるように、比較的遅い移動速度S2で入力ペン7
が移動されたときであり、前記一定長さの目盛り幅はた
とえば15分に設定される。そして、第3表示領域55
の時刻表示は15分毎に表示される。
【0049】以上のように第4の実施例によれば、入力
ペン7の移動速度に応じてバーチャートの目盛り幅を変
更するようにしたので、操作者は入力ペン7の移動速度
を選ぶことによって、たとえば速く移動したときには大
まかな目盛りに基づいて時刻を設定することができ、遅
く移動したときには細かな目盛りに基づいて時刻を設定
することができ、操作性が向上する。
【0050】図15は、第5の実施例である入力装置1
の機能ブロック図である。また図16は、第5の実施例
に基づく操作手順を段階的に示す図である。第5の実施
例は、第1の実施例と同様に、ペン入力/ペン表示部1
0と、制御部11とによって実行され、制御部11は前
記表示処理部12、時刻変更表示処理部13、移動処理
部14および時間帯確定処理部15に加えて、前記移動
速度測定処理部16および時間間隔設定処理部17を含
み、さらに加えて色調変更処理部21および音声出力処
理部22を含んで構成される。すなわち、第2の実施例
と類似の実施例であり、同様にして実現される機能ブロ
ックには同じ参照符号を付して示し、説明は省略する。
【0051】色調変更処理部21は、第1座標位置61
aから第2座標位置61bまで入力ペン7で連続的に指
示したときに、当該連続的に指示された第1座標位置6
1aから第2座標位置61bまでに対応する第1表示領
域53内の指定領域64aを、他の領域64bとは異な
る属性である色調で表示する。領域64bを第1の色調
で表示させ、指定領域64aを第1の色調とは異なる第
2の色調で表示する。さらに、色調変更処理部21は、
時間間隔設定処理部17で設定された時間間隔が切替え
られたときに、第2の色調で表示された前記指定領域6
4aをさらに異なる第3の色調で表示する。また、音声
出力処理部22は、時間間隔設定処理部17で設定され
た時間間隔が切替えられたことを報知する。すなわち、
色調変更処理部21は第1表示属性切替え処理手段に相
当し、音声出力処理部22は第1報知手段に相当する。
【0052】図17は、第5の実施例の変形例である入
力装置1の機能ブロック図である。また図18は、当該
変形例に基づく操作手順を段階的に示す図である。変形
例である当該実施例では、制御部11は第4の実施例と
同様の、表示処理部12、時刻変更表示処理部13、移
動処理部14、時間帯確定処理部15および表示幅変更
処理部20に加えて、前述した色調変更処理部21およ
び音声出力部22を含んで構成される。第4の実施例と
同様にして実現される機能ブロックには同じ参照符号を
付して示し、説明は省略する。
【0053】色調変更処理部21は、第1座標位置61
aから第2座標位置61bまで入力ペン7で連続的に指
示したときに、前記指定領域64aと他の領域64bと
を異なる属性である色調で表示する。領域64bを第4
の色調で表示させ、指定領域64aを第5の色調で表示
する。さらに、色調変更処理部21は、表示幅変更処理
部20で時間軸座標の目盛り幅が変更されたときに、前
記指定領域64aをさらに異なる第6の色調で表示す
る。また、音声出力処理部22は、目盛り幅が変更され
たことを報知する。すなわち、色調変更処理部21は第
2表示属性切替え手段に相当し、音声出力処理部22は
第2報知手段に相当する。
【0054】図19は、第5の実施例に基づく入力装置
1の動作を示すフローチャートである。なお、当該フロ
ーチャートは、制御部11が移動速度測定処理部16、
時間間隔設定処理部17および表示幅変更処理部20を
含んで実現される場合を示している。まず、バーチャー
トは図16(A)あるいは図18(A)で示されるよう
に指定領域64aが第2あるいは第5の色調で表示され
る。ステップa41では、時間間隔設定処理部17で設
定された時間間隔が切替えられたかどうかが判断され
る。切替えられたと判断されたステップa42では、バ
ーチャートの色調が第2色調から第3色調に変更され
る。さらに、ステップa43では、変更したことが音声
で報知される。ステップa41で時間間隔が切替えられ
ていないと判断されたステップa44では、前記表示幅
変更処理部20で目盛り幅が変更されたかどうかが判断
される。目盛り幅が変更されたと判断されると、ステッ
プa42に移る。ここで、バーチャートの色調が第5色
調から第6色調に変更される。さらにステップa43
で、目盛り幅が変更されたことが音声で報知される。ス
テップa44で目盛り幅が変更されていないと判断され
たとき、およびステップa43の動作が終了すると、第
5の実施例の動作を終了する。
【0055】以上のように第5の実施例によれば、指定
領域64aと指定されていない他の領域64bとが異な
るで属性である色調で表示され、さらに設定された時間
間隔が切替えられたときに、前記指定領域64aがさら
に異なる色調で表示される。またあるいは、目盛り幅が
変更されたときに指定領域64aがさらに異なる色調で
表示される。したがって、操作者は、設定された時間帯
を目視で容易に確認することができる。また、時間間隔
が切替えられたこと、あるいは目盛り幅が変更されたこ
とを音声として確認することができる。
【0056】なお本実施例では、色調変更処理部21と
音声出力処理部22とを共に設ける例について説明した
けれども、それぞれを単独で設ける例も本発明の範囲に
属するものである。また、属性として色調以外の条件、
たとえば斜線を付して示し、当該斜線の種類を選ぶこと
も本発明の範囲に属するものである。
【0057】図20は、第6の実施例である入力装置1
の機能ブロック図である。第6の実施例は、第1の実施
例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部11と
によって実行され、制御部11は、前記表示処理部1
2、時刻変更表示処理部13、移動処理部14および時
間帯確定処理部15に加えて、期間修正処理部25を含
んで構成される。期間修正処理部25は、目印表示処理
部23と、目印移動処理部24とを含んで構成される。
第1の実施例と同様にして実現される機能ブロックには
同じ参照符号を付して示し、説明は省略する。
【0058】期間修正処理部25は、前記時間帯確定処
理部15によって確定された時間帯を修正する。目印表
示処理部23は、確定した時間帯の始めの時刻と、終わ
りの時刻とに対応する第1表示領域53内に、時間軸方
向に移動可能な予め定められる形状、たとえば三角形の
目印をそれぞれ表示する。目印移動処理部24は、確定
した時間帯の始めの時刻に対応する入力面52の座標位
置、または確定した終わりの時刻に対応する入力面52
の座標位置が入力ペン7で指示され、さらに入力ペン7
が時間軸方向に連続的に移動されたときに、入力ペン7
の移動に沿って第1目印または第2目印を移動させる。
なお、前記時間帯確定処理部15は、入力ペン7による
指示が終了されたときに、表示された第1目印に対応す
る入力面52の座標位置に設定された時刻から、表示さ
れた第2目印に対応する入力面52の座標位置に設定さ
れた時刻までの期間を修正した期間として確定する。
【0059】図21は、第6の実施例に基づく操作手順
を段階的に示す図である。また、図22は、第6の実施
例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャートであ
る。確定した時間帯の修正時においては、前記目印表示
処理部23の処理によって、第1目印65aと第2目印
65bとが、第1表示領域53内に表示される。また本
実施例では、第1表示領域53内であって、時間軸座標
の時間が減少する方向の端部に移動キー66aが表示さ
れ、時間が増加する方向の端部に移動キー66bが表示
される。たとえば、当該移動キー66a,66bを入力
ペン7によって指示することによっても時間帯を修正す
ることができる。
【0060】図21(A)に示されるように、第1およ
び第2目印65a,65bが表示されたステップa51
では、いずれか一方の目印65a,65bが入力ペン7
で指示されたかどうかが判断される。指示されたと判断
されたステップa52では、開始時刻に対応する第1目
印65aが指示されたかどうかが判断される。指示され
たと判断されたステップa53では、入力ペン7が接触
されているかどうかが判断される。接触されていると判
断されたとき、すなわち、入力ペン7で第1目印65a
を指示したままスライドしたときにはステップa54に
移る。当該ステップa54では、前記ステップa51,
a52の判断による入力ペン7が第1目印65aに接触
したのに応答して、第1目印65aに近接する第1領域
62aに時刻表示領域58が設定されて、当該時刻表示
領域58に第1目印65aが配置される位置に設定され
る時刻が表示され、さらに入力ペン7が移動されるのに
従って、第1目印65aが移動するとともに、第1の実
施例と同様にして時刻表示領域58も移動する。さら
に、当該時刻表示領域58に表示される時刻も変更され
る。ステップa54の動作が終了すると、ステップa5
3に戻る。
【0061】前記ステップa53で、入力ペン7が接触
されていないと判断されたステップa55では、時刻表
示領域58に表示された時刻を開始時刻として修正し、
さらに時刻表示領域58の設定を解消する。
【0062】前記ステップa52で、開始時刻に対応す
る第1目印65aが入力ペン7で接触されていないと判
断されたステップa56では、図21(B)に示される
ように、入力ペン7が終了時刻に対応する第2目印65
bに接触されているかどうかが判断される。接触されて
いると判断されたとき、すなわち図21(C)に示され
るように、入力ペン7で第2目印65bを指示したまま
スライドしたときのステップa57では、前記ステップ
a54と同様の処理が終了時刻に対して行われる。当該
ステップa57での処理が終了するとステップa56に
戻る。図21(D)に示されるように入力ペン7が離さ
れて、ステップa56で接触されていないと判断された
ステップa58では、前記ステップa55と同様の処理
が終了時刻に対して実行される。ステップa51でいず
れの目印も接触されていないと判断されたとき、および
ステップa55,a58の動作が終了すると、第6の実
施例の動作を終了する。
【0063】以上のように第6の実施例によれば、一旦
確定した時間帯の修正は、開始時刻のみであっても、あ
るいは終了時刻のみであっても、容易に修正することが
可能であり、またその修正は表示された目印65a,6
5bを入力ペン7で指示して移動させることによって実
現されるので、時間帯の修正のための操作が比較的簡単
であり、操作性が向上する。また、開始時刻および終了
時刻のいずれか一方の時刻のみ変更するにあたって、開
始時刻および終了時刻の両方を修正する必要はないの
で、時間帯の修正に要する時間を短縮することができ
る。
【0064】図23は、第7の実施例である入力装置1
の機能ブロック図である。第7の実施例は、第6の実施
例と同様に、ペン入力/ペン表示部10と、制御部11
とを含んで構成され、制御部11は、表示処理部12、
時刻変更表示処理部13、移動処理部14、時間帯確定
処理部15および期間修正処理部25を含んで構成され
る。期間修正処理部25は、前記目印表示処理部23
と、目印移動処理部24とに加えてさらに目印属性切替
え処理部26を含んで構成される。第6の実施例と同様
にして構成される機能ブロックは同じ参照符号を付して
示し、説明は省略する。
【0065】目印属性切替え処理部26は、目印表示処
理部23によって表示された目印に対応する入力面52
の座標位置が入力ペン7によって指示されているときに
は、当該目印を、目印に対応する入力面52の座標位置
が指示されていないときの第7の属性とは異なる第8の
属性で表示させる。
【0066】図24は、第7の実施例に基づく操作手順
を段階的に示す図である。また、図25は、第7の実施
例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャートであ
る。図24(A)に示されるように、第1および第2目
印65a,65bが表示されたステップa61では、目
印65a,65bのうちのいずれか一方が、入力ペン7
によって指示されたかどうかが判断される。指示された
と判断されたステップa62では、開始時刻に対応して
表示された第1目印65aが入力ペン7で指示されたか
どうかが判断される。指示されたと判断されたステップ
a63では、表示された第1目印65aが、第7の属性
であるたとえば黒塗りで表示されていたのに対して、第
8の属性である白抜きで表示される。ステップa64で
は、入力ペン7が第1目印65aから離れたかどうかが
判断される。離れたと判断されたステップa65では、
第1目印65aが再び黒塗りで表示される。
【0067】ステップa62で、第1目印65aが指示
されていないと判断されたステップa66では、すなわ
ち第2目印65bが入力ペン7で指示された場合であ
り、当該ステップa66では第2目印65bが、図24
(B)に示されるように、たとえば第7の属性である黒
塗りで表示されていたのに対して、第8の属性である白
塗りで表示される。さらに図24(C)に示されるよう
に、入力ペン7によって第2目印65bが指示された状
態で、所望の終了時刻まで移動される。ステップa67
では、入力ペン7が第2目印65bから離れたかどうか
が判断される。離れたと判断されたステップa68で
は、図24(D)に示されるように、第2目印65bが
再び黒塗りで表示される。ステップa61で、入力ペン
7で第1および第2目印65a,65bのいずれも指示
されていないと判断されたとき、およびステップa6
5,a68の動作が終了すると第7の実施例の動作を終
了する。
【0068】以上のように第7の実施例によれば、一
旦、確定した時間帯の修正時に表示される第1および第
2目印65a,65bの表示の属性を、確定状態にある
場合と修正状態にある場合とで異なる属性に選ぶように
したので、操作者は目視で時間帯が確定状態であるか修
正状態であるかを容易に判別することができる。したが
って、入力した時刻を確実に確認することができる。
【0069】図26は、第8の実施例である入力装置1
の機能ブロック図である。第8の実施例は、第6の実施
例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部11と
を含んで構成され、制御部11は、前記表示処理部1
2、時刻変更表示処理部13、移動処理部14、時間帯
確定処理部15および期間修正処理部25を含んで構成
される。期間修正処理部25は、前記目印表示処理部2
3、目印移動処理部24に加えてさらに第2の時間帯確
定処理部27を含んで構成される。第6の実施例と同様
にして実現される機能ブロックは同様の参照符号を付し
て示し、説明は省略する。なお、本実施例では、本実施
例の特徴を明確にするために、第2の時間帯確定処理部
27を時間帯確定処理部15とは別に標記しているけれ
ども、時間帯確定処理部15が第2の時間帯確定処理部
27の動作を実行するようにしても構わない。
【0070】第2の時間帯確定処理部27は、時間帯の
修正時において、確定した時間帯の始めの時刻に対応す
る入力面52の座標位置、または確定した時間帯の終わ
りの時刻に対応する入力面52の座標位置の入力ペン7
による指示が終了し、さらに入力ペン7によって第1目
印65aあるいは第2目印65bに対応する入力面52
の座標位置が指示されたときに、表示された第1目印6
5aに対応する入力面52の座標位置に設定された時刻
から、表示された第2目印65bに対応する入力面52
の座標位置に設定された時刻までの期間を修正した期間
として確定する。
【0071】図27および図28は、第8の実施例に基
づく操作手順を段階的に示す図である。また図29は、
第8の実施例に基づく入力装置1の動作を示すフローチ
ャートである。一旦、確定した時間帯を修正する際に
は、たとえば図27(A)に示されるように、確定した
時間帯の開始時刻と終了時刻とに対応して、前記第1お
よび第2目印65a,65bが表示される。さらに、開
始時刻表示領域59および終了時刻表示領域60に、確
定した時間帯の開始時刻および終了時刻が表示される。
たとえば終了時刻を修正する場合には、図27(B)に
示されるように、入力ペン7によって第2座標位置61
bが指示される。また同時に、時刻表示領域58が設定
される。当該時刻表示領域58は、第2座標位置61b
に近接する第2領域62bに設定され、当該時刻表示領
域58には終了時刻である11時が表示される。さら
に、開始および終了時刻表示領域59,60の表示が消
去される。続いて、図27(C)に示されるように、入
力ペン7で入力面52を指示したまま、入力ペン7を所
望の終了時刻まで方向63に移動する。これによって、
第2目印65bも移動し、時刻表示領域58も移動す
る。また、時刻表示領域58に表示される時刻も、第1
の実施例と同様にして変更される。
【0072】続いて、図28(A)に示されるように、
入力ペン7を入力面52から離すと、時刻表示領域58
の設定が解消される。このような状態のステップa71
では、第1目印65aあるいは第2目印65bのうちの
いずれか一方が入力ペン7で指示されたかどうかが判断
される。指示されたと判断されたステップa72では、
図28(B)に示されるように、指示されたときの第1
および第2目印65a,65bに対応する時刻が獲得さ
れて、時間帯が確定される。図示される場合では、開始
時刻として9時が、終了時刻として17時が獲得され
て、この間の時間帯が確定される。
【0073】以上のように第8の実施例によれば、確定
した時間帯を修正する際には、修正後、再び第1あるい
は第2目印65a,65bを入力ペン7で指示すること
によって修正した時間帯が確定されるので、たとえば間
違って修正したときにおいて、最初の修正動作から操作
を繰返す必要がない。たとえば、図27(A)に表示さ
れた状態から操作を実行する必要がない。このため、時
間帯の修正動作を容易に、かつ短時間で実施することが
できる。
【0074】図30は、第9の実施例である入力装置1
の機能ブロック図である。第9の実施例は、第1の実施
例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部11と
によって実行され、制御部11は、前記表示処理部1
2、時刻変更表示処理部13、移動処理部14および時
間帯確定処理部15に加えて、時間帯獲得処理部28、
判定処理部29および重なり時間帯修正処理部30を含
んで構成される。第1の実施例と同様にして実現される
機能ブロックには同様の参照符号を付して示し、説明は
省略する。
【0075】時間帯獲得処理部28は、前記時間帯確定
処理部15が確定した時間帯を複数個記憶する。判定処
理部29は、時間帯獲得処理部28に記憶された複数個
の時間帯が互いに重なっているかどうかを判定する。重
なり時間帯修正処理部30は、判定処理部29によって
時間帯が重なっていると判断されたときに、重なってい
る時間帯の互いの時間帯の重なり量を求め、後方に設定
された時間帯を、求めた重なり量分だけ後にずらす処理
を行う。
【0076】図31は、第9の実施例の変形例を示す機
能ブロック図である。当該例は、前述した第6の実施例
の制御部11にさらに前記時間帯獲得処理部28、判定
処理部29および重なり時間帯修正処理部30を加えた
ものである。このような構成であっても、第9の実施例
を実現することができる。
【0077】図32は、第9の実施例に基づく操作手順
を段階的に示す図である。また、図33は、第9の実施
例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャートであ
る。ステップa81では、たとえば同一日付内に入力さ
れたデータが2件以上あるかどうかが判断される。ある
と判断されたステップa82では、複数のデータの時間
帯が重なっているかどうかが判断される。たとえば、図
32(A)に示されるように、時間帯T1のデータDA
TA1と、時間帯T2のデータDATA2とが重なって
いると判断されると、ステップa83に移る。
【0078】ステップa83では、2つのデータDAT
A1,DATA2の重なり量が求められる。具体的に
は、後方に設定されたデータDATA2の開始時刻と、
前方に設定されたデータDATA1の終了時刻との差分
である図32(B)に示されるΔTが求められる。ステ
ップa84では、求められた差分ΔTだけ後方のデータ
DATA2の時間帯がずらされる。ステップa84の動
作が終了すると、前記ステップa82に戻る。ステップ
a81で複数のデータがないと判断されたとき、および
ステップa82で時間帯の重なるデータがないと判断さ
れたときには、第9の実施例の動作を終了する。このよ
うにして、図32(C)に示されるように、データDA
TA1,DATA2の時間帯が互いに重ならないように
修正される。
【0079】以上のように第9の実施例によれば、複数
のデータが入力され、入力された複数のデータの時間帯
が重なっているときには、時間帯が重ならないように自
動的に修正されるので、互いに重なり合う2つのデータ
のうちのいずれか一方のデータを再度入力し直すことが
不要となり、重なる時間帯の修正を簡単に行うことがで
き、操作性が向上する。
【0080】図34は、第10の実施例である入力装置
1の機能ブロック図である。第10の実施例は、第1の
実施例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部1
1とによって実行され、制御部11は、前記表示処理部
12、時刻変更表示処理部13、移動処理部14および
時間帯確定処理部15に加えて時刻変更処理部31を含
んで構成される。前記第1の実施例と同様にして実現さ
れる機能ブロックには同様の参照符号を付して示し、説
明は省略する。
【0081】時刻変更処理部31は、入力面52に設定
された時間軸座標の予め定められる範囲以外の領域であ
って、時間が増加する方向の時間軸座標の外方側の領域
が、前記予め定められる範囲である時間軸座標内の指示
に連続して入力ペン7で指示されたときに、前記時刻表
示領域58に表示された時刻に予め定められる時間を加
算し、入力面52に設定された時間軸座標の時間が減少
する方向の時間軸座標の外方側の領域が、時間軸座標内
の指示に連続して入力ペン7で指示されたときに、前記
時刻表示領域58に表示された時刻から予め定められる
時間を減算する。なお、前記日付変更表示処理部33
は、このような時刻変更処理部31によって変更された
時刻を前記時刻表示領域58に表示させる。
【0082】図35は、第10の実施例に基づく操作手
順を段階的に示す図である。また、図36は、第10の
実施例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャート
である。ステップa91では、バーチャートに入力ペン
7が接触されているかどうかが判断される。接触されて
いると判断されたステップa92では、入力ペン7が接
触したまま方向63とは反対の方向67に移動されて、
入力ペン7の接触されている位置が図35(B)に示さ
れるように、バーチャートの左端よりさらに左側にある
かどうかが判断される。すなわち、入力面52に設定さ
れた時間軸座標の時間が減少する方向の時間軸座標の外
方側の領域が入力ペン7で指示されているかどうかが判
断される。左側にあると判断されたステップa93で
は、時刻表示領域58に表示された時刻から予め定めら
れる時間が減算され、減算された時刻が時刻表示領域5
8に表示される。ステップa93の処理が終了すると、
前記ステップa91に戻る。
【0083】前記ステップa92で入力ペン7がバーチ
ャートの左側にないと判断されたステップa94では、
図35(A)に示されるように、入力ペン7がバーチャ
ートの右端よりさらに右側にあるかどうかが判断され
る。具体的には、入力面52に設定された時間軸座標の
時間が増加する方向の時間軸座標の外方側の領域が、入
力ペン7で指示されているかどうかが判断される。指示
されていると判断されたステップa95では、時刻表示
領域58に表示された時刻に予め定められる時間が加算
され、加算された時間が時刻表示領域58に表示され
る。ステップa95の動作が終了すると、前記ステップ
a91に戻る。
【0084】ステップa91でバーチャートに入力ペン
7が接触されていないと判断されたとき、およびステッ
プa94で入力ペン7がバーチャートの右側が指示され
ていないと判断されたときには、第10の実施例の動作
を終了する。
【0085】以上のように第10の実施例によれば、バ
ーチャート内の指示に連続してバーチャートの外方側の
位置を入力ペン7で指示したときに、開始時刻あるいは
終了時刻をバーチャートに設定されている時刻を超えて
設定することができる。このようにして、開始時刻ある
いは終了時刻を修正することは、時間帯を再び入力し直
す場合と比べて容易であり、操作性が向上する。
【0086】図37は、第11の実施例である入力装置
1の機能ブロック図である。第11の実施例は、第1の
実施例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部1
1とによって実行され、制御部11は、表示処理部3
2、日付変更表示処理部33、移動処理部34および期
間確定処理部35を含んで構成される。
【0087】図38は、第11の実施例に基づく操作手
順を段階的に示す図である。また図39は、第11の実
施例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャートで
ある。本実施例の入力装置1は、図38(A)に示され
るような操作パネル71を、前記操作パネル51に代わ
って有する。操作パネル71には、入力装置3の、入力
面72が設けられる。入力面72は、少なくとも1カ月
分の時間軸座標が複数段に、本実施例では5段に設定さ
れている。また入力面72は、透光性を有する。また、
操作パネル71には入力面52に設定された時間軸座標
と対応する座標軸を有する第1表示領域73と、さらに
第2表示領域74とが設けられる。前記入力面72は、
第1表示領域73に重ねて配置される。第1表示領域7
3には、入力面72に設定された時間軸座標に対応する
日付77が表示される。第2表示領域74は第1表示領
域73に重畳して配置され、当該第2表示領域74内に
第1および第2日付表示領域78a,78bが設定され
て、当該日付表示領域78a,78b内に日付が表示さ
れる。第1表示領域73に近接して曜日表示領域75が
配置され、また第1表示領域73に近接して年度・月表
示領域76が配置される。前記入力面72および第1表
示領域73によって、日付入力用のいわゆるバーチャー
トが構成される。
【0088】表示処理部32は前記表示処理部12に対
応し、入力面52の時間軸座標上の第1座標位置を入力
ペン7で指示すると、入力装置3からの出力に応答し
て、第1座標位置に対応した第1表示領域73内の位置
に重畳して第2表示領域74内に第1日付表示領域78
aを設定して、当該第1日付表示領域78aに第1座標
位置に設定された日付を表示する。日付変更表示処理部
33は、前記時刻変更表示処理部13に対応し、前記操
作に続いて第1座標位置から当該第1座標位置とは異な
る第2座標位置まで入力ペン7で連続的に指示したとき
に、入力装置3からの出力に応答して、第1日付表示領
域78aに表示された日付を第1座標位置に設定された
日付から第2座標位置に設定された日付まで変更して表
示する。また、移動処理部34は前記移動処理部14に
対応し、前記操作によって日付変更表示処理部33の処
理と同時に第1日付表示領域78aを第1座標位置に対
応した第1表示領域73内の位置から第2座標位置に対
応した第1表示領域73内の位置まで連続的に移動す
る。このとき、先に設定された第1日付表示領域78a
を残しておき、移動後の位置に改めて第2日付表示領域
78bを設定してもかまわない。期間確定処理部35は
前記時間帯確定処理部15に対応し、前述した操作にさ
らに続いて第2座標位置の入力ペン7による指示が終了
すると、入力装置3からの出力に応答して、第1座標位
置に設定された日付から第2座標位置に設定された日付
までの期間を確定するとともに、第2表示領域54内の
第1および第2日付表示領域78a,78bの設定を解
消する。
【0089】続いて、図38および図39を用いて第1
1の実施例の動作を説明する。図38は、第11の実施
例に基づく操作手順を段階的に示す図である。また図3
9は、第11の実施例に基づく入力装置1の動作を示す
フローチャートである。ステップa101では、入力ペ
ン7が入力面72に接触されているかどうかが判断され
る。接触されていると判断されたステップa102で
は、入力ペン7が接触されている位置に設定された日付
を開始日付として、第2表示領域74に第1日付表示領
域78aを設定して、当該第1日付表示領域78aに開
始日付を表示させる。ここで、第1日付表示領域78a
は、入力ペン7で指示した入力面72の第1座標位置8
5aに近接する第1領域86aに設定される。ステップ
a103では、入力ペン7が離れていないかどうかが判
断される。入力ペン7が離れていないと判断されたステ
ップa104では、入力ペン7の指示が前記第1座標位
置85aの指示に連続して時間軸座標に沿って移動した
かどうかが判断される。移動したと判断されたステップ
a105では、移動後の入力ペン7の位置に設定される
日付を獲得し、第2日付表示領域78bに表示させる。
ここで、たとえば図38(A)に示されるように、1月
16日から図38(B)に示される1月19日まで矢符
81で示される方向に移動した場合には、入力ペン7の
移動に沿って、第1日付表示領域78aの位置が第1座
標位置85aに近接する第1領域86aから第2座標位
置85bに近接する第2領域86bまで移動する。さら
に、第1日付表示領域78aに表示される日付が、1月
16日から1月19日まで変更して表示される。ステッ
プa106では、開始日付である1月16日と、指定日
付である1月19日とからこの間の日数が計算され、第
2表示領域74に設定された期間表示領域79に表示さ
れる。図示される例では、4日間と表示される。また、
矢符表示80が第2表示領域74内に表示される。
【0090】ステップa104で入力ペン7が移動され
ていないと判断されたとき、およびステップa106の
動作が終了すると、前記ステップa103に戻る。ステ
ップa103で入力ペン7が離れていると判断されたス
テップa107では、指定日付である1月19日を終了
日付として、開始日付から終了日付までの期間を確定す
る。また、第1および第2日付表示領域78a,78b
と、期間表示領域79と、矢符表示80との設定が解消
される。前記ステップa101で入力ペン7が接触され
ていないと判断されたとき、およびステップa107の
動作が終了すると、第11の実施例の動作を終了する。
【0091】以上のように第11の実施例によれば、前
述した第1〜第10の実施例では、1日の間の時間帯の
設定を行うのに対して、当該第11の実施例では、たと
えば少なくとも1カ月間の日単位での期間を設定するこ
とができる。日付の設定時において、第1および第2日
付表示領域78a,78bと期間表示領域79とを設定
し、当該領域に日付および期間を表示するようにしたの
で、設定する開始日付、終了日付および期間を確実に確
認することができる。
【0092】図40は、第12の実施例である入力装置
1の機能ブロック図である。第12の実施例は、第11
の実施例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部
11とによって実行され、制御部11は、前記表示処理
部32、日付変更表示処理部33、移動処理部34およ
び期間確定処理部35に加えて加算処理部36を含んで
構成される。第11の実施例と同様にして実現される機
能ブロックには同様の参照符号を付して示し、説明は省
略する。
【0093】加算処理部36は、入力面72に設定され
た時間軸座標の時間が増加する側の時間軸端部が入力ペ
ン7で時間軸座標の内方側の他の座標位置、たとえば第
1座標位置85aの指示に連続して予め定められる期間
を超えて指示されたときに、第2表示領域74に設定さ
れた第1日付表示領域78aに表示された第1日付に予
め定められる日数を加算する。なお、前記日付変更表示
処理部33は、日付加算処理部36によって加算された
日付を第1日付表示領域78aに表示する。
【0094】図41は、第12の実施例に基づく操作手
順を段階的に示す図である。また、図42は、第12の
実施例に基づく入力装置1の動作を示すフローチャート
である。ステップa111では、入力ペン7が入力面7
2を離れていないかどうかが判断される。離れていない
と判断されたステップa112では、入力ペン7が指示
している現在の座標位置が、設定された時間軸座標の最
終の日付の位置であるかどうかが判断される。すなわ
ち、入力面72に設定された時間軸座標の時間が増加す
る側の時間軸端部が入力ペン7で指示されているかどう
かが判断される。指示されていると判断されたステップ
a113では、第1日付表示領域78aに表示された日
付に予め定められる日数が加算されて、第2日付表示領
域78bに表示される。ステップa112で指示されて
いないと判断されたステップa114では、入力ペン7
で指示されている現在の位置に指定された日付が第1日
付表示領域78aに表示される。ステップa113,a
114の動作が終了すると、前記ステップa111に戻
る。なお、ステップa113,a114の動作実行時に
おいて、前記期間表示領域79が設定され、当該領域7
9には開始日付と指定日付との間の日数が表示される。
また、矢符表示80が表示される。
【0095】前記ステップa111で入力ペン7が離れ
ていると判断されたステップa115では、第2日付表
示領域78bに表示された日付を終了日付とし、開始日
付から終了日付までの期間を確定し、さらに第1および
第2日付表示領域78a,78bと期間表示領域79と
の設定を解消する。
【0096】以上のように第12の実施例によれば、入
力ペン7によって時間が増加する側の時間軸端部を指示
することによって日付を変更することができ、たとえば
1カ月分の日付の設定が可能なバーチャートであったと
しても、それを超えた日付の設定を容易に行うことがで
きる。したがって、操作性が向上する。
【0097】図43は、第13の実施例である入力装置
1の機能ブロック図である。第13の実施例は、第11
の実施例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部
11とによって実行され、制御部11は、前記表示処理
部32、日付変更表示処理部33、移動処理部34およ
び期間確定処理部35に加えて減算処理部37を含んで
構成される。第11の実施例と同様にして実現される機
能ブロックには同様の参照符号を付して示し、説明は省
略する。
【0098】減算処理部37は前記加算処理部36とは
反対に、入力面72に設定された時間軸座標の時間が減
少する側の時間軸端部が入力ペン7で時間軸座標の内方
側の他の座標位置、たとえば第1座標位置85aの指示
に連続して予め定められる期間を超えて指示されたとき
に、第2表示領域74の第1日付表示領域78aに表示
された日付から予め定められる日数を減算する。なお、
前記日付変更表示処理部33は、減算処理部37によっ
て減算された日付を第1日付表示領域78aに表示す
る。
【0099】図44は、第13の実施例に基づく操作手
順を段階的に示す図である。また、図45は第13の実
施例の入力装置1の動作を示すフローチャートである。
ステップa121では、入力ペン7が入力面72を離れ
ていないかどうかが判断される。離れていないと判断さ
れたステップa122では、入力ペン7が指示している
現在の座標位置が、設定された時間軸座標の最初の日付
の位置であるかどうかが判断される。すなわち、入力面
72に設定された時間軸座標の時間が増加する側の時間
軸端部が入力ペン7で指示されているかどうかが判断さ
れる。指示されていると判断されたステップa123で
は、第1日付表示領域78aに表示された日付から予め
定められる日数が減算されて、第2日付表示領域78b
に表示される。ステップa122で指示されていないと
判断されたステップa124では、入力ペン7で指示さ
れている現在の位置に指定された日付が第1日付表示領
域78aに表示される。ステップa123,a124の
動作が終了すると、前記ステップa121に戻る。な
お、ステップa123,a124の動作実行時におい
て、前記期間表示領域79が設定され、当該領域79に
は開始日付と指定日付との間の日数が表示される。ま
た、矢符表示80が表示される。
【0100】前記ステップa121で入力ペン7が離れ
ていると判断されたステップa125では、第2日付表
示領域78bに表示された日付を終了日付とし、開始日
付から終了日付までの期間を確定し、さらに第1および
第2日付表示領域78a,78bと期間表示領域79と
の設定を解消する。
【0101】以上のように第13の実施例によれば、入
力ペン7によって時間が減少する側の時間軸端部を指示
することによって日付を変更することができ、たとえば
1カ月分の日付の設定が可能なバーチャートであったと
しても、それを超えた日付の設定を容易に行うことがで
きる。したがって、操作性が向上する。
【0102】図46は、第14の実施例である入力装置
1の機能ブロック図である。第14の実施例は、第12
の実施例と同様にペン入力/ペン表示部10と、制御部
11とによって実行され、制御部11は、第12の実施
例の制御部11に加えて逆算処理部38を含む。また、
図47は、第14の実施例の変形例である入力装置1の
機能ブロック図である。当該例は、第13の実施例と同
様にペン入力/ペン表示部10と、制御部11とによっ
て実行され、制御部11は、第13の実施例の制御部1
1に加えて逆算処理部38を含む。前記第12および第
13の実施例と同様にして実現される機能ブロックには
同様の参照符号を付して示し、説明は省略する。
【0103】逆算処理部38は、図46に示される場
合、第12の実施例で説明した時間が増加する側の時間
軸端部が入力ペン7で、たとえば第1座標位置85aの
指示に連続して予め定められる期間を超えて指示された
後、さらに連続して当該時間軸端部の時間が減少する側
が入力ペン7で指示されたときに、第2表示領域74の
第1日付表示領域78aに表示された日付から予め定め
られる日数を減算する。また、図47に示される場合、
第13の実施例で説明した時間が減少する側の時間軸端
部が入力ペン7で、たとえば第1座標位置85aの指示
に連続して予め定められる期間を超えて指示された後、
さらに連続して前記時間軸端部の時間が増加する側が入
力ペン7で指示されたときに、第1日付表示領域78a
に表示された日付に予め定められる日数を加算する。な
お、日付変更表示処理部33は、逆算処理部38で逆算
された日付を第1日付表示領域78aに表示する。
【0104】図48は、第14の実施例に基づく操作手
順を段階的に示す図である。また、図49は、第14の
実施例の変形例に基づく操作手順を段階的に示す図であ
る。さらに図50は、第14の実施例に基づく入力装置
1の動作を示すフローチャートである。なお当該フロー
チャートでは、図48および図49に示される操作手順
を併せて説明する。
【0105】ステップa131では、入力ペン7が入力
面72を離れていないかどうかが判断される。離れてい
ないと判断されたステップa132では、入力ペン7に
よって指示されている位置が、最終日付の1日前である
かどうかが判断される。すなわち、図48(A)に示さ
れるような第12の実施例に基づく操作に連続して、時
間軸端部の時間が減少する側が、入力ペン7で指示され
たかどうかが判断される。指示されたと判断されたステ
ップa133では、第2日付表示領域78bに表示され
ている日付が、最終日付の1日前の日付よりも大きいか
どうかが判断される。具体的には、たとえば図48
(B)に示されるように、第2日付表示領域78bに表
示された日付、すなわち2月7日が最終日付の1日前の
日付である2月2日よりも大きいかどうかが判断され
る。大きいと判断されたステップa134では、第2日
付表示領域78bに表示された日付から予め定められる
日数が減算される。そして、減算された日付が第2日付
表示領域78bに表示される。ステップa133で大き
くないと判断されたステップa135では、第2日付表
示領域78bに表示された日付および期間日数を獲得
し、期間日数は前記期間表示領域79に表示される。ス
テップa134およびステップa135の動作が終了す
ると、前記ステップa131に戻る。
【0106】ステップa132で最終日付の1日前を指
していないと判断されたステップa136では、入力ペ
ン7によって最初の日付の1日後を指しているかどうか
が判断される。具体的には、たとえば図49(A)に示
されるように、1月1日を指しているかどうかが判断さ
れる。指していると判断されたステップa137では、
第2日付表示領域78bに表示された日付が、最初の日
付の1日後の日付よりも小さいかどうかが判断される。
小さいと判断されたとき、具体的には図49(B)に示
されるように、第2日付表示領域78bに表示された日
付12月27日が、最初の日付の1日後の日付である1
月1日よりも小さいと判断されたときには、ステップa
138に移る。当該ステップa138では、第2日付表
示領域78bに表示された日付に予め定められる日数を
加算し、加算した日付を第2日付表示領域78bに表示
するとともに、期間日数を獲得し、当該期間日数を期間
表示領域79に表示する。前記ステップa137で小さ
くないと判断されたステップa139では、入力ペン7
によって指定されている日付および期間日数を獲得し、
日付を第2日付表示領域78bに表示し、期間を期間表
示領域79に表示する。ステップa138およびステッ
プa139の動作が終了すると、前記ステップa131
に戻る。
【0107】ステップa131で入力ペン7が離れてい
ると判断されたステップa140では、開始日付および
終了日付によって限定される期間を確定し、第1および
第2日付表示領域78a,78bと期間表示領域79と
の設定を解消する。ステップa136で1日後を指して
いないと判断されたとき、およびステップa140の動
作が終了すると、第14の実施例の動作を終了する。
【0108】以上のように第14の実施例によれば、日
付の設定をバーチャートに設定された1カ月分の期間を
超えた場合であっても容易に変更し、設定することがで
きるので、操作性が向上する。
【0109】なお、本実施形態では、入力ペン7によっ
てバーチャートに設定された時刻あるいは日付を指定し
て、期間を入力する例について説明したけれども、この
ようにして時刻あるいは日付を指定する以外に、たとえ
ば操作パネル51,71の第1表示領域53,73にカ
ーソルを表示させ、当該カーソルの移動を指示するキー
を操作パネル51,71に設けることによって、時刻あ
るいは日付を指定して期間を入力する例も本発明の範囲
に属するものである。
【0110】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1座標
位置に設定された時刻から第2座標位置に設定された時
刻までを第2表示領域に表示するようにしたので、操作
者は設定した時刻を確実にかつ容易に確認することがで
き、操作者の望む時刻を確実に設定することができる。
第2表示領域を、第1座標位置に対応した第1表示領域
内の位置に近接または重畳する領域から、第2座標位置
に対応した第1表示領域内の位置に近接または重畳する
領域まで、連続的に移動するようにしたので、時刻の確
認をより確実にかつ容易に確認することができる。
【0111】また発明によれば、入力手段からの出力の
出力速度に応じて時間間隔を選んで第2表示領域に表示
される時刻を切替えるようにしたので、たとえば入力手
段を操作者が操作する指示手段で座標位置を指示するよ
うに構成したときには、指示手段の移動速度を操作者が
選ぶことによって入力手段からの出力速度が決定され、
操作者が指示手段の移動速度を選ぶことによって、設定
する時刻を調整することができ、操作性が向上する。
【0112】また本発明によれば、第1座標位置から第
2座標位置までに対応する第1表示領域内の指定領域を
当該指定領域以外の領域の第1属性とは異なる第2属性
で表示するようにし、また前記時間間隔が切替わるとき
に、第2属性で表示された前記指定領域をさらに異なる
第3属性で表示するようにしたので、操作者は設定され
た期間を目視で容易に確認することができる。また、時
間間隔が切替えられたことをさらに異なる属性での表示
によって容易に確認することができる。前記属性として
は、たとえば色調が選ばれる。
【0113】また本発明によれば、前記時間間隔が切替
わったことを報知するようにしたので、操作者は時間間
隔が切替えられたことをたとえば音声による報知によっ
て容易に確認することができる。
【0114】また本発明によれば、前記入力手段からの
第1座標位置から第2座標位置までの連続した出力の後
の第2座標位置の出力時間が測定され、測定された時間
によって第2表示領域に表示された時刻に予め定められ
る時間を加算するようにしたので、たとえば入力手段を
操作者が操作する指示手段で座標位置を指示するように
構成したときには、操作者が指示手段による第2座標位
置の指示期間を調整することによって、操作者は容易に
終了時刻を設定することができ、操作性が向上する。
【0115】また本発明によれば、入力手段からの出力
の出力速度に応じて時間軸座標の目盛り幅を変更するよ
うにしたので、たとえば入力手段を操作者が操作する指
示手段で座標位置を指示するように構成したときには、
指示手段の移動速度を操作者が選ぶことによって入力手
段からの出力速度が決定され、操作者が指示手段の移動
速度を選ぶことによって、時間軸座標の目盛り幅を調整
することができ、指示手段の移動速度によって選ばれた
目盛り幅に基づいて時刻を設定して、大まかな時刻や細
かな時刻を容易に設定することができ、操作性が向上す
る。
【0116】また本発明によれば、第1座標位置から第
2座標位置までに対応する第1表示領域内の指定領域を
当該指定領域以外の他の領域の第4属性とは異なる第5
属性で表示するようにし、前記時間軸座標の目盛り幅が
変更されたときに、第5属性で表示された前記指定領域
をさらに異なる第6属性で表示するようにしたので、操
作者は設定された期間を目視で容易に確認することがで
きる。また、目盛り幅が変更されたことをさらに異なる
属性での表示によって容易に確認することができる。前
記属性としては、たとえば色調が選ばれる。
【0117】また本発明によれば、時間軸座標の目盛り
幅が変更されたことを報知するようにしたので、操作者
は目盛り幅が変更されたことをたとえば音声による報知
によって容易に確認することができる。
【0118】また本発明によれば、確定された期間を修
正することができ、具体的には、確定した期間の初めの
時刻と終わりの時刻とに対応して第1および第2目印を
表示させ、当該目印を移動させて時刻を修正するように
したので、一旦確定した期間を、初めの時刻のみであっ
ても、あるいは終わりの時刻のみであっても容易に修正
することができる。たとえば、初めの時刻および終わり
の時刻のうちのいずれか一方の時刻のみに修正が必要な
場合、両方の時刻をともに修正する必要がなく、修正す
べき一方の時刻のみを修正すればよいので、容易にかつ
短時間で修正することができる。
【0119】また本発明によれば、確定された期間の修
正時に表示された目印を確定状態の第7属性とは異なる
第8属性で表示するようにしたので、操作者は時間帯が
確定した状態であるか、修正状態であるかを目視で容易
に判別することができ、入力した時刻を確実に確認する
ことができる。
【0120】また本発明によれば、入力手段からの座標
位置の出力が終了し、さらに第1目印あるいは第2目印
に対応する座標位置が入力手段から出力されたときに、
表示された第1目印に対応する座標位置に設定された時
刻から表示された第2目印に対応する座標位置に設定さ
れた時刻までの期間を修正した期間として確定するよう
にしたので、時間帯を確定する前に時間帯を修正するこ
とができ、確定後に時間帯を修正することと比較して容
易にかつ短時間で修正することができる。
【0121】また本発明によれば、複数の時間帯が重な
っていたときには、重ならないように時間帯が自動的に
修正されるので、たとえばいずれか一方の時間帯を入力
し直す必要がなく、重なった時間帯を容易に修正するこ
とができる。
【0122】また本発明によれば、入力手段に設定され
た時間軸座標の予め定められる範囲以外の時間軸座標の
時間が増加する側の座標位置が、前記予め定められる範
囲内の座標位置の出力に連続して出力されたときに、第
2表示領域に表示された時刻に予め定められる時間を加
算するようにし、また前記予め定められる範囲以外の時
間軸座標の時間が減少する側の座標位置が、前記予め定
められる範囲内の座標位置の出力に連続して出力された
ときに、第2表示領域に表示された時刻から予め定めら
れる時間を減算するようにしたので、時間帯を再び入力
し直すことなく容易に開始時刻あるいは終了時刻のみを
修正することができる。
【0123】また本発明によれば、第1座標位置に設定
された日付から第2座標位置に設定された日付までを第
2表示領域に表示するようにしたので、操作者は設定し
た日付を確実にかつ容易に確認することができ、操作者
の望む日付を確実に設定することができる。第2表示領
域を、第1座標位置に対応した第1表示領域内の位置に
重畳する領域から、第2座標位置に対応した第1表示領
域内の位置に重畳する領域まで、連続的に移動するよう
にしたので、日付の確認をより確実にかつ容易に確認す
ることができる。
【0124】また本発明によれば、入力手段に設定され
た時間軸座標の時間が増加する側の時間軸端部の座標位
置が、時間軸座標内の他の座標位置の出力に連続して予
め定められる期間を超えて入力手段から出力されたとき
に、第2表示領域に表示された日付に予め定められる日
数を加算するようにしたので、入力手段に設定された複
数日数分の時間軸座標を越えた日付であっても容易に設
定することができ、操作性が向上する。
【0125】また本発明によれば、入力手段に設定され
た時間軸座標の時間が減少する側の時間軸端部の座標位
置が、時間軸座標内の他の座標位置の出力に連続して予
め定められる期間を超えて入力手段から出力されたとき
に、第2表示領域に表示された日付から予め定められる
日数を減算するようにしたので、入力手段に設定された
複数日数分の時間軸座標を越えた日付であっても容易に
設定することができ、操作性が向上する。
【0126】また本発明によれば、時間が増加する側の
時間軸端部の座標位置が、時間軸座標内の他の座標位置
の出力に連続して予め定められる期間を超えて入力手段
から出力された後、連続して当該時間軸端部の時間が減
少する側の座標位置が入力手段から出力されたときに、
第2表示領域に表示された日付から予め定められる日数
を減算するようにしたので、入力手段に設定された複数
日数分の時間軸座標を越えた日付から再び入力手段に設
定された複数日数分の時間軸座標内の日付を容易に設定
することができ、操作性が向上する。
【0127】また本発明によれば、時間が減少する側の
時間軸端部の座標位置が、時間軸座標内の他の座標位置
の出力に連続して予め定められる期間を超えて入力手段
から出力された後、連続して当該時間軸端部の時間が増
加する側の座標位置が入力手段から出力されたときに、
第2表示領域に表示された日付に予め定められる日数を
加算するようにしたので、入力手段に設定された複数日
数分の時間軸座標を越えた日付から再び入力手段に設定
された複数日数分の時間軸座標内の日付を容易に設定す
ることができ、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である入力装置1の電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例である入力装置1の機能ブロック
図である。
【図3】第1の実施例に基づく操作手順を段階的に示す
図である。
【図4】第1の実施例に基づく入力装置1の動作を示す
フローチャートである。
【図5】第2の実施例である入力装置1の機能ブロック
図である。
【図6】第2の実施例に基づく操作手順を段階的に示す
図である。
【図7】第2の実施例に基づく入力装置1の動作を示す
フローチャートである。
【図8】第3の実施例である入力装置1の機能ブロック
図である。
【図9】第3の実施例に基づく操作手順を段階的に示す
図である。
【図10】第3の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図11】第3の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図12】第4の実施例である入力装置1の機能ブロッ
ク図である。
【図13】第4の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図14】第4の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図15】第5の実施例である入力装置1の機能ブロッ
ク図である。
【図16】第5の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図17】第5の実施例の変形例である入力装置1の機
能ブロック図である。
【図18】第5の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図19】第5の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図20】第6の実施例である入力装置1の機能ブロッ
ク図である。
【図21】第6の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図22】第6の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図23】第7の実施例である入力装置1の機能ブロッ
ク図である。
【図24】第7の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図25】第7の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図26】第8の実施例である入力装置1の機能ブロッ
ク図である。
【図27】第8の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図28】第8の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図29】第8の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図30】第9の実施例である入力装置1の機能ブロッ
ク図である。
【図31】第9の実施例の変形例を示す機能ブロック図
である。
【図32】第9の実施例に基づく操作手順を段階的に示
す図である。
【図33】第9の実施例に基づく入力装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図34】第10の実施例である入力装置1の機能ブロ
ック図である。
【図35】第10の実施例に基づく操作手順を段階的に
示す図である。
【図36】第10の実施例に基づく入力装置1の動作を
示すフローチャートである。
【図37】第11の実施例である入力装置1の機能ブロ
ック図である。
【図38】第11の実施例に基づく操作手順を段階的に
示す図である。
【図39】第11の実施例に基づく入力装置1の動作を
示すフローチャートである。
【図40】第12の実施例である入力装置1の機能ブロ
ック図である。
【図41】第12の実施例に基づく操作手順を段階的に
示す図である。
【図42】第12の実施例に基づく入力装置1の動作を
示すフローチャートである。
【図43】第13の実施例である入力装置1の機能ブロ
ック図である。
【図44】第13の実施例に基づく操作手順を段階的に
示す図である。
【図45】第13の実施例の入力装置1の動作を示すフ
ローチャートである。
【図46】第14の実施例である入力装置1の機能ブロ
ック図である。
【図47】第14の実施例の変形例である入力装置1の
機能ブロック図である。
【図48】第14の実施例に基づく操作手順を段階的に
示す図である。
【図49】第14の実施例の変形例に基づく操作手順を
段階的に示す図である。
【図50】第14の実施例に基づく入力装置1の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力装置 2 表示装置 3 入力装置 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 入力ペン 10 ペン入力/ペン表示部 11 制御部 12,32 表示処理部 13 時刻変更表示処理部 14,34 移動処理部 15 時間帯確定処理部 16 移動速度測定処理部 17 時間間隔設定処理部 18 時間測定処理部 19 加算処理部 20 表示幅変更処理部 21 色調変更処理部 22 音声出力処理部 23 目印表示処理部 24 目印移動処理部 25 期間修正処理部 26 目印属性切替え処理部 27 時間帯確定処理部 28 時間帯獲得処理部 29 判定処理部 30 重なり時間帯修正処理部 31 時刻変更処理部 33 日付変更表示処理部 35 期間確定処理部 36 加算処理部 37 減算処理部 38 逆算処理部 51,71 操作パネル 52,72 入力面 53,73 第1表示領域 54,74 第2表示領域 55 第3表示領域 56 第4表示領域 57 目盛り 58 時刻表示領域 59 開始時刻表示領域 60 終了時刻表示領域 61a,85a 第1座標位置 61b,85b 第2座標位置 62a,86a 第1領域 62b,86b 第2領域 64a,64b 領域 65a,第1目印 65b 第2目印 75 曜日表示領域 76 年度・月表示領域 77 日付 78a 第1日付表示領域 78b 第2日付表示領域 79 期間表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 3/033 G06F 3/14 G06F 15/02

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間軸座標が予め定められ、当該時間軸
    座標上の座標位置を出力する入力手段と、 前記入力手段の時間軸座標と対応する座標を有する第1
    表示領域と、前記第1表示領域に近接または重畳して設
    定され、時刻が表示される第2表示領域とを含む表示手
    段と、 入力手段からの時間軸座標上の第1座標位置の出力に応
    答して、当該第1座標位置に対応した第1表示領域内の
    位置に近接または重畳して第2表示領域を設定し、当該
    第2表示領域に入力手段の第1座標位置に設定された時
    刻を表示する表示処理手段と、 続いて、入力手段からの第1座標位置から当該第1座標
    位置とは異なる第2座標位置までの連続した出力に応答
    して、前記第2表示領域に表示された時刻を第1座標位
    置に設定された時刻から第2座標位置に設定された時刻
    まで変更して表示する時刻変更表示処理手段と、 前記入力手段からの第1座標位置から第2座標位置まで
    の連続した出力に応答して、前記時刻変更表示処理手段
    の処理と同時に、第1座標位置に対応した第1表示領域
    内の位置に近接または重畳して設定された第2表示領域
    を、第2座標位置に対応した第1表示領域内の位置に近
    接または重畳するように連続的に移動する移動処理手段
    と、 さらに続いて、入力手段からの第2座標位置の出力の終
    了に応答して、第1座標位置に設定された時刻から第2
    座標位置に設定された時刻までの期間を確定するととも
    に、第2表示領域の設定を解消する期間確定処理手段と
    を含むことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力装置は、さらに、 入力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの連
    続した出力の出力速度を取得する速度取得処理手段と、 前記速度取得処理手段が取得した出力速度に基づいて、
    時間間隔を設定する時間間隔設定処理手段とを含み、 前記時刻変更表示処理手段は、第2表示領域に表示され
    た時刻に前記時間間隔設定処理手段で設定された時間間
    隔を加算して変更して表示することを特徴とする請求項
    1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記入力装置は、さらに、前記入力手段
    からの第1座標位置から第2座標位置までの連続した出
    力に応答して、第1座標位置から第2座標位置までに対
    応する第1表示領域内の指定領域を、当該指定領域以外
    の領域の第1属性とは異なる第2属性で表示し、前記時
    間間隔設定処理手段で設定された時間間隔が切替わった
    ことに応答して、第2属性で表示された前記指定領域
    を、さらに異なる第3属性で表示する第1表示属性切替
    え処理手段を含むことを特徴とする請求項2記載の入力
    装置。
  4. 【請求項4】 前記入力装置は、さらに、前記時間間隔
    設定処理手段で設定された時間間隔が切替わったことを
    報知する第1報知手段を含むことを特徴とする請求項2
    記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記入力装置は、さらに、 前記入力手段からの第1座標位置から第2座標位置まで
    の連続した出力の後の第2座標位置の出力時間を測定す
    る時間測定処理手段と、 前記時間測定処理手段で測定された時間が予め定められ
    る時間を超えると、第2表示領域に表示された時刻に予
    め定められる時間を第2座標位置の出力が止められるま
    で加算する加算処理手段とを含み、 前記時刻変更表示処理手段は、加算処理手段で処理され
    た時刻を第2表示領域に表示することを特徴とする請求
    項1記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記入力装置は、さらに、 入力手段からの第1座標位置から第2座標位置までの連
    続した出力の出力速度を取得する速度取得処理手段と、 入力手段に設定された時間軸座標の目盛り幅を、前記速
    度取得処理手段が取得した出力速度に基づいて変更する
    座標目盛り幅変更処理手段とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記入力装置は、さらに、前記入力手段
    からの第1座標位置から第2座標位置までの連続した出
    力に応答して、第1座標位置から第2座標位置までに対
    応する第1表示領域内の指定領域を、当該指定領域以外
    の領域の第4属性とは異なる第5属性で表示し、前記座
    標目盛り幅変更処理手段で時間軸座標の目盛り幅が変更
    されたことに応答して、第5属性で表示された前記指定
    領域を、さらに異なる第6属性で表示する第2表示属性
    切替え処理手段を含むことを特徴とする請求項6記載の
    入力装置。
  8. 【請求項8】 前記入力装置は、さらに、前記座標目盛
    り幅変更処理手段で時間軸座標の目盛り幅が変更された
    ことを報知する第2報知手段を含むことを特徴とする請
    求項6記載の入力装置。
  9. 【請求項9】 前記入力装置は、前記期間確定処理手段
    によって確定された期間を修正する期間修正処理手段を
    含み、当該期間修正処理手段は、 確定した期間の初めの時刻と終わりの時刻とに対応する
    第1表示領域内に、時間軸方向に移動可能な予め定めら
    れる形状の目印をそれぞれ表示する目印表示処理手段
    と、 初めの時刻に対応する入力手段の座標位置、または終わ
    りの時刻に対応する入力手段の座標位置が入力手段から
    出力され、さらに当該出力に連続して時間軸方向に沿っ
    た他の座標位置が出力されたときに、出力された座標位
    置の変化に沿って、第1目印または第2目印を移動させ
    る目印移動処理手段とを含み、 前記期間確定処理手段は、入力手段の座標位置の出力が
    終了したときに、表示された第1目印に対応する入力手
    段の座標位置に設定された時刻から表示された第2目印
    に対応する入力手段の座標位置に設定された時刻までの
    期間を修正した期間として確定することを特徴とする請
    求項1記載の入力装置。
  10. 【請求項10】 前記期間修正処理手段は、さらに、 入力手段からの目印表示処理手段によって表示された目
    印に対応する座標位置の出力に応答して、当該目印を、
    目印に対応する入力手段の座標位置が出力されていない
    ときの第7属性とは異なる第8属性で表示させる目印属
    性切替え処理手段を含むことを特徴とする請求項9記載
    の入力装置。
  11. 【請求項11】 前記期間確定処理手段は、入力手段の
    座標位置の出力が終了し、さらに第1目印あるいは第2
    目印に対応する入力手段の座標位置が出力されたとき
    に、表示された第1目印に対応する入力手段の座標位置
    に設定された時刻から表示された第2目印に対応する入
    力手段の座標位置に設定された時刻までの期間を修正し
    た期間として確定することを特徴とする請求項9記載の
    入力装置。
  12. 【請求項12】 前記入力装置は、さらに、 期間確定処理手段が確定した期間を複数個記憶する確定
    期間記憶手段と、 確定期間記憶手段に記憶された複数個の期間が互いに重
    なっているかどうかを判定する判定処理手段と、 判定処理手段によって期間が重なっていると判定された
    ときには、互いの期間の重なり量を求め、後の期間を求
    めた重なり量分だけ後ろにずらす重なり期間修正手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  13. 【請求項13】 前記入力装置は、さらに、入力手段に
    設定された時間軸座標の予め定められる範囲以外の時間
    軸座標の時間が増加する側の座標位置が、前記予め定め
    られる範囲内の座標位置の出力に連続して入力手段から
    出力されたときに、第2表示領域に表示された時刻に予
    め定められる時間を加算し、前記予め定められる範囲以
    外の時間軸座標の時間が減少する側の座標位置が、前記
    予め定められる範囲内の座標位置の出力に連続して入力
    手段から出力されたときに、第2表示領域に表示された
    時刻から予め定められる時間を減算する時刻変更処理手
    段を含み、 前記時刻変更表示処理手段は、時刻変更処理手段によっ
    て変更された時刻を第2表示領域に表示することを特徴
    とする請求項1記載の入力装置。
  14. 【請求項14】 複数日数分の時間軸座標が予め定めら
    れ、当該時間軸座標上の座標位置を出力する入力手段
    と、 前記入力手段の時間軸座標と対応する座標を有する第1
    表示領域と、前記第1表示領域に重畳して配置され、日
    付が表示される第2表示領域とを含む表示手段と、 入力手段からの時間軸座標上の第1座標位置の出力に応
    答して、当該第1座標位置に対応した第1表示領域内の
    位置に重畳して第2表示領域を設定し、当該第2表示領
    域に入力手段の第1座標位置に設定された日付を表示す
    る表示処理手段と、 続いて、入力手段からの第1座標位置から当該第1座標
    位置とは異なる第2座標位置までの連続した出力に応答
    して、前記第2表示領域に表示された日付を第1座標位
    置に設定された日付から第2座標位置に設定された日付
    まで変更して表示する日付変更表示処理手段と、 前記入力手段からの第1座標位置から第2座標位置まで
    の連続した出力に応答して、前記日付変更表示処理手段
    の処理と同時に、第1座標位置に対応した第1表示領域
    内の位置に重畳して設定された第2表示領域を、第2座
    標位置に対応した第1表示領域内の位置に重畳するよう
    に連続的に移動する移動処理手段と、 さらに続いて、入力手段からの第2座標位置の出力の終
    了に応答して、第1座標位置に設定された日付から第2
    座標位置に設定された日付までの期間を確定するととも
    に、第2表示領域の設定を解消する期間確定処理手段と
    を含むことを特徴とする入力装置。
  15. 【請求項15】 前記入力装置は、さらに、入力手段に
    設定された時間軸座標の時間が増加する側の時間軸端部
    の座標位置が、時間軸座標内の他の座標位置の出力に連
    続して予め定められる期間を超えて入力手段から出力さ
    れたときに、第2表示領域に表示された日付に予め定め
    られる日数を加算する日付加算処理手段を含み、 前記日付変更表示処理手段は、日付加算処理手段によっ
    て加算された日付を第2表示領域に表示することを特徴
    とする請求項14記載の入力装置。
  16. 【請求項16】 前記入力装置は、さらに、入力手段に
    設定された時間軸座標の時間が減少する側の時間軸端部
    の座標位置が、時間軸座標内の他の座標位置の出力に連
    続して予め定められる期間を超えて入力手段から出力さ
    れたときに、第2表示領域に表示された日付から予め定
    められる日数を減算する日付減算処理手段を含み、 前記日付変更表示処理手段は、日付減算処理手段によっ
    て減算された日付を第2表示領域に表示することを特徴
    とする請求項14記載の入力装置。
  17. 【請求項17】 前記入力装置は、さらに、時間が増加
    する側の時間軸端部の座標位置が時間軸座標内の他の座
    標位置の出力に連続して予め定められる期間を超えて入
    力手段から出力された後、さらに連続して当該時間軸端
    部の時間が減少する側の座標位置が入力手段から出力さ
    れたときに、第2表示領域に表示された日付から予め定
    められる日数を減算する第1日付逆算処理手段を含み、 前記日付変更表示処理手段は、第1日付逆算処理手段に
    よって逆算された日付を第2表示領域に表示することを
    特徴とする請求項15記載の入力装置。
  18. 【請求項18】 前記入力装置は、さらに、時間が減少
    する側の時間軸端部の座標位置が時間軸座標内の他の座
    標位置の出力に連続して予め定められる期間を超えて入
    力手段から出力された後、さらに連続して当該時間軸端
    部の時間が増加する側の座標位置が入力手段から出力さ
    れたときに、第2表示領域に表示された日付に予め定め
    られる日数を加算する第2日付逆算処理手段を含み、 前記日付変更表示処理手段は、第2日付逆算処理手段に
    よって逆算された日付を第2表示領域に表示することを
    特徴とする請求項16記載の入力装置。
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