JP3407929B2 - 部品選別装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は部品選別装置に関し、
特に、所定方向に進行する部品の特徴点を検出し、不要
部品を排除し、必要部品を通過させる部品選別装置に関
する。
特に、所定方向に進行する部品の特徴点を検出し、不要
部品を排除し、必要部品を通過させる部品選別装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の振動式ボウルフィーダの
要部を示す一部破断した平面図、図12は図11のY−
Y線断面および装置構成を示すブロック図である。図1
1および図12において、部品51はトラック32上で
振動を与えられながら搬送される。ボウル31の内周壁
31aの所定の位置にはトラック32に面して空気噴出
口33が開口されており、空気噴出口33は給気管34
により電磁バルブ35を介して圧縮空気供給装置36に
接続されている。また、トラック32に対向して反射式
のフォトセンサ37が設けられており、その検出点Sは
空気噴出口33の近傍に配置されている。制御装置38
は、フォトセンサ37の出力に応じて電磁バルブ35を
制御し、空気噴出口33から圧縮空気を噴出させる。
要部を示す一部破断した平面図、図12は図11のY−
Y線断面および装置構成を示すブロック図である。図1
1および図12において、部品51はトラック32上で
振動を与えられながら搬送される。ボウル31の内周壁
31aの所定の位置にはトラック32に面して空気噴出
口33が開口されており、空気噴出口33は給気管34
により電磁バルブ35を介して圧縮空気供給装置36に
接続されている。また、トラック32に対向して反射式
のフォトセンサ37が設けられており、その検出点Sは
空気噴出口33の近傍に配置されている。制御装置38
は、フォトセンサ37の出力に応じて電磁バルブ35を
制御し、空気噴出口33から圧縮空気を噴出させる。
【0003】このような振動式ボウルフィーダによれ
ば、部品51表面の光反射率の差によって部品51を選
別することができる。たとえば図10(a)に示すよう
な片面51aが黒く他面51bが白い板状の部品51が
黒面51aが上であったり、白面51bが上であったり
ランダムな状態で搬送されてきた場合に、白面51bを
上にして搬送されてきた部品51をすべて排除し、黒面
51aを上にして搬送されてきた部品51のみを通過さ
せることができる。
ば、部品51表面の光反射率の差によって部品51を選
別することができる。たとえば図10(a)に示すよう
な片面51aが黒く他面51bが白い板状の部品51が
黒面51aが上であったり、白面51bが上であったり
ランダムな状態で搬送されてきた場合に、白面51bを
上にして搬送されてきた部品51をすべて排除し、黒面
51aを上にして搬送されてきた部品51のみを通過さ
せることができる。
【0004】しかしながら、このような振動式ボウルフ
ィーダでは図10(b)(c)に示すように片面の四隅
の1ヶ所に白いマーク52a,53a(特徴点)を付さ
れた長方形または正方形の黒い板状の部品52,53を
同じ姿勢に整列させて、たとえば白いマーク52a,5
3aが部品52,53の前方左側に位置するように整列
させて供給することはできなかった。なぜなら、制御装
置38は、フォトセンサ37によってマーク52a,5
3aの有無を判別することができても、部品52,53
の表面におけるマーク52a,53aの位置を判別する
ことができないからである。
ィーダでは図10(b)(c)に示すように片面の四隅
の1ヶ所に白いマーク52a,53a(特徴点)を付さ
れた長方形または正方形の黒い板状の部品52,53を
同じ姿勢に整列させて、たとえば白いマーク52a,5
3aが部品52,53の前方左側に位置するように整列
させて供給することはできなかった。なぜなら、制御装
置38は、フォトセンサ37によってマーク52a,5
3aの有無を判別することができても、部品52,53
の表面におけるマーク52a,53aの位置を判別する
ことができないからである。
【0005】そこで、図13および図14に示すよう
に、マーク52a,53aの有無を検出するフォトセン
サ37に加えて部品52,53の先端を検出するための
透過式のフォトセンサ40を設けた振動式ボウルフィー
ダが提案された。この振動式ボウルフィーダにあって
は、空気噴出口33周辺のボウル31が透明板39で形
成されており、空気噴出口33のすぐ下流においてトラ
ック32の両側(透明板39の内側と外側)にフォトセ
ンサ40の発光素子40aと受光素子40bが対向して
設けられている。フォトセンサ40の光軸Kとフォトセ
ンサ37の検出点Sは所定の間隔で設けられており、所
望の姿勢の部品52の先端がフォトセンサ40の光軸K
を遮ったときにその部品52のマーク52aがフォトセ
ンサ37の検出点Sに位置するようになっている。
に、マーク52a,53aの有無を検出するフォトセン
サ37に加えて部品52,53の先端を検出するための
透過式のフォトセンサ40を設けた振動式ボウルフィー
ダが提案された。この振動式ボウルフィーダにあって
は、空気噴出口33周辺のボウル31が透明板39で形
成されており、空気噴出口33のすぐ下流においてトラ
ック32の両側(透明板39の内側と外側)にフォトセ
ンサ40の発光素子40aと受光素子40bが対向して
設けられている。フォトセンサ40の光軸Kとフォトセ
ンサ37の検出点Sは所定の間隔で設けられており、所
望の姿勢の部品52の先端がフォトセンサ40の光軸K
を遮ったときにその部品52のマーク52aがフォトセ
ンサ37の検出点Sに位置するようになっている。
【0006】制御装置38は、フォトセンサ37,40
によって部品52の先端とマーク52aの両方を検出し
た場合のみその部品52が所望の姿勢であると判別し、
その部品52をそのまま通過させる。また、部品52の
先端のみを検出した場合はその部品52が所望の姿勢で
ないと判別し、圧縮空気によってボウル31の底へ吹き
飛ばす。詳しく説明すると図15に示すように、部品5
2がフォトセンサ40の光軸Kを遮っている間フォトセ
ンサ40の出力は「H」レベルになる。フォトセンサ4
0の出力が「H」レベルになった瞬間に制御装置38内
でパルス信号Pが発生する。また、部品52のマーク5
2aがフォトセンサ37の検出点Sを通過している間フ
ォトセンサ37の出力は「H」レベルになる。制御装置
38は、フォトセンサ37の出力が「L」レベルでかつ
パルス信号Pが発生したときだけ電磁バルブ35を所定
時間T1 だけ開ける。パルス信号Pが発生してもフォト
センサ37の出力が「H」レベルであるときは、電磁バ
ルブ35を開けない。
によって部品52の先端とマーク52aの両方を検出し
た場合のみその部品52が所望の姿勢であると判別し、
その部品52をそのまま通過させる。また、部品52の
先端のみを検出した場合はその部品52が所望の姿勢で
ないと判別し、圧縮空気によってボウル31の底へ吹き
飛ばす。詳しく説明すると図15に示すように、部品5
2がフォトセンサ40の光軸Kを遮っている間フォトセ
ンサ40の出力は「H」レベルになる。フォトセンサ4
0の出力が「H」レベルになった瞬間に制御装置38内
でパルス信号Pが発生する。また、部品52のマーク5
2aがフォトセンサ37の検出点Sを通過している間フ
ォトセンサ37の出力は「H」レベルになる。制御装置
38は、フォトセンサ37の出力が「L」レベルでかつ
パルス信号Pが発生したときだけ電磁バルブ35を所定
時間T1 だけ開ける。パルス信号Pが発生してもフォト
センサ37の出力が「H」レベルであるときは、電磁バ
ルブ35を開けない。
【0007】したがって、図16(a)に示すように時
刻t1 に所望の姿勢でない部品52の先端がフォトセン
サ40の光軸Kを遮った場合は電磁バルブ35が開き、
空気噴出口33から圧縮空気が噴出する。また、図16
(b)に示すように時刻t2に所望の姿勢の部品52の
先端がフォトセンサ40の光軸Kを遮った場合はその直
前にマーク52aがフォトセンサ37の検出点Sに到達
しているので、電磁バルブ35は開かず、その部品52
はそのまま通過する。よって、このような振動式ボウル
フィーダによれば、部品52を所望の姿勢に整列させて
供給することができる。
刻t1 に所望の姿勢でない部品52の先端がフォトセン
サ40の光軸Kを遮った場合は電磁バルブ35が開き、
空気噴出口33から圧縮空気が噴出する。また、図16
(b)に示すように時刻t2に所望の姿勢の部品52の
先端がフォトセンサ40の光軸Kを遮った場合はその直
前にマーク52aがフォトセンサ37の検出点Sに到達
しているので、電磁バルブ35は開かず、その部品52
はそのまま通過する。よって、このような振動式ボウル
フィーダによれば、部品52を所望の姿勢に整列させて
供給することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな振動式ボウルフィーダにあっては、図16(c)に
示すように所望の姿勢の部品52の後に所望の姿勢でな
い部品52が密着して搬送されてきた場合、後続の部品
52もそのまま通過するという問題があった。なぜなら
部品52同士が密着しているために2つの部品52の境
界が検出されず、パルス信号Pが発生しないからであ
る。
うな振動式ボウルフィーダにあっては、図16(c)に
示すように所望の姿勢の部品52の後に所望の姿勢でな
い部品52が密着して搬送されてきた場合、後続の部品
52もそのまま通過するという問題があった。なぜなら
部品52同士が密着しているために2つの部品52の境
界が検出されず、パルス信号Pが発生しないからであ
る。
【0009】また、フォトセンサ37,40が2つ必要
であるため、装置構成が複雑になったり、コスト高にな
るという問題もあった。
であるため、装置構成が複雑になったり、コスト高にな
るという問題もあった。
【0010】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単な構成で、部品を正確に選別することができる部品選
別装置を提供することである。
単な構成で、部品を正確に選別することができる部品選
別装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る部品選別
装置は、所定方向に進行する部品の特徴点を検出し、不
要部品を排除し、必要部品を通過させる部品選別装置に
おいて、前記部品の進行方向にその部品の長さ以上の所
定の間隔で設けられた2つの気体噴出口と、前記2つの
気体噴出口の間の所定の位置において前記部品の特徴点
を検出する1つの特徴点検出手段と、前記2つの気体噴
出口のうちのいずれか一方に圧縮気体を選択的に供給す
る圧縮気体切換手段と、前記特徴点検出手段によって前
記部品の特徴点が検出されていない場合は、前記2つの
気体噴出口のうちの下流側の気体噴出口から前記圧縮気
体を噴出させて前記不要部品を排除するとともに上流側
の気体噴出口からの前記圧縮気体の噴出を停止させ、前
記特徴点検出手段によって前記部品の特徴点が検出され
た場合は、所定時間だけ下流側の気体噴出口からの前記
圧縮気体の噴出を停止させて前記必要部品を通過させる
とともに上流側の気体噴出口から前記圧縮気体を噴出さ
せて前記必要部品に密着した後続部品を排除するよう
に、前記圧縮気体切換手段を制御する制御手段とを備え
て構成される。
装置は、所定方向に進行する部品の特徴点を検出し、不
要部品を排除し、必要部品を通過させる部品選別装置に
おいて、前記部品の進行方向にその部品の長さ以上の所
定の間隔で設けられた2つの気体噴出口と、前記2つの
気体噴出口の間の所定の位置において前記部品の特徴点
を検出する1つの特徴点検出手段と、前記2つの気体噴
出口のうちのいずれか一方に圧縮気体を選択的に供給す
る圧縮気体切換手段と、前記特徴点検出手段によって前
記部品の特徴点が検出されていない場合は、前記2つの
気体噴出口のうちの下流側の気体噴出口から前記圧縮気
体を噴出させて前記不要部品を排除するとともに上流側
の気体噴出口からの前記圧縮気体の噴出を停止させ、前
記特徴点検出手段によって前記部品の特徴点が検出され
た場合は、所定時間だけ下流側の気体噴出口からの前記
圧縮気体の噴出を停止させて前記必要部品を通過させる
とともに上流側の気体噴出口から前記圧縮気体を噴出さ
せて前記必要部品に密着した後続部品を排除するよう
に、前記圧縮気体切換手段を制御する制御手段とを備え
て構成される。
【0012】また、前記2つの気体噴出口のうち少なく
とも一方を前記部品の進行方向と並行な方向に移動可能
に設けてもよい。
とも一方を前記部品の進行方向と並行な方向に移動可能
に設けてもよい。
【0013】
【作用】この発明に係る部品選別装置にあっては、部品
の進行方向に所定の間隔で2つの気体噴出口が設けられ
ており、常時は下流側の気体噴出口からのみ圧縮気体が
噴出し、2つの気体噴出口の間の所定位置で特徴点検出
手段が部品の特徴点を検出したときは所定時間だけ上流
側の気体噴出口からのみ圧縮気体が噴出する。したがっ
て、特徴点から先端または後端までの寸法が特徴点検出
位置から下流または上流の気体噴出口までの寸法よりも
小さな必要部品はそのまま通過する。しかし、所望の姿
勢でないために特徴点から先端までの寸法が特徴点検出
位置から下流側の気体噴出口までの寸法よりも大きな不
要部品は、下流側の気体噴出口から噴出する圧縮気体に
よって排除される。また、特徴点から後端までの寸法が
特徴点検出位置から上流側の気体噴出口までの寸法より
も大きな不要部品や、上記必要部品の後に密着した部品
は上流側の気体噴出口から噴出する圧縮気体によって排
除される。よって、1つの特徴点検出手段で特徴点を有
する部品を選別することができ、また、部品同士が密着
している場合でも正確に選別することができる。
の進行方向に所定の間隔で2つの気体噴出口が設けられ
ており、常時は下流側の気体噴出口からのみ圧縮気体が
噴出し、2つの気体噴出口の間の所定位置で特徴点検出
手段が部品の特徴点を検出したときは所定時間だけ上流
側の気体噴出口からのみ圧縮気体が噴出する。したがっ
て、特徴点から先端または後端までの寸法が特徴点検出
位置から下流または上流の気体噴出口までの寸法よりも
小さな必要部品はそのまま通過する。しかし、所望の姿
勢でないために特徴点から先端までの寸法が特徴点検出
位置から下流側の気体噴出口までの寸法よりも大きな不
要部品は、下流側の気体噴出口から噴出する圧縮気体に
よって排除される。また、特徴点から後端までの寸法が
特徴点検出位置から上流側の気体噴出口までの寸法より
も大きな不要部品や、上記必要部品の後に密着した部品
は上流側の気体噴出口から噴出する圧縮気体によって排
除される。よって、1つの特徴点検出手段で特徴点を有
する部品を選別することができ、また、部品同士が密着
している場合でも正確に選別することができる。
【0014】また、2つの気体噴出口のうち少なくとも
一方を部品の進行方向と並行な方向に移動可能に設けれ
ば、必要部品の寸法に応じて気体噴出口の間隔を容易か
つ迅速に変えることができる。
一方を部品の進行方向と並行な方向に移動可能に設けれ
ば、必要部品の寸法に応じて気体噴出口の間隔を容易か
つ迅速に変えることができる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による振動式ボウ
ルフィーダ1を示す斜視図、図2は振動式ボウルフィー
ダ1の要部を示す一部破断した平面図、図3は図2のX
−X線断面および装置構成を示すブロック図である。図
1ないし図3において、振動式ボウルフィーダ1には、
ボウル2が設けられており、ボウル2の底壁部には、図
示しないが可動コアや電磁石などが配置されている。こ
れらの作用によってボウル2に振動が与えられる。ボウ
ル2の内周壁2aには螺旋状の部品搬送用のトラック3
が形成されており、その排出端部は直線的なトラック4
になっていて、ここから次の工程へ部品52が供給され
る。
ルフィーダ1を示す斜視図、図2は振動式ボウルフィー
ダ1の要部を示す一部破断した平面図、図3は図2のX
−X線断面および装置構成を示すブロック図である。図
1ないし図3において、振動式ボウルフィーダ1には、
ボウル2が設けられており、ボウル2の底壁部には、図
示しないが可動コアや電磁石などが配置されている。こ
れらの作用によってボウル2に振動が与えられる。ボウ
ル2の内周壁2aには螺旋状の部品搬送用のトラック3
が形成されており、その排出端部は直線的なトラック4
になっていて、ここから次の工程へ部品52が供給され
る。
【0016】ボウル2の内周壁2aの部品52と接触す
る部分において所定の位置には、供給しようとする部品
52の長さより若干大きな間隔で2つの空気噴出口5,
6が設けられている。空気噴出口5,6は、それぞれ給
気管7により電磁バルブ8の出力ポート8a,8bに接
続されており、電磁バルブ8の入力ポート8cは給気管
7により圧縮空気供給装置9に接続されている。この電
磁バルブ8は、常時は入力ポート8cと出力ポート8b
が導通し、制御信号Qが入力されているときのみ入力ポ
ート8cと出力ポート8aが導通するものである。
る部分において所定の位置には、供給しようとする部品
52の長さより若干大きな間隔で2つの空気噴出口5,
6が設けられている。空気噴出口5,6は、それぞれ給
気管7により電磁バルブ8の出力ポート8a,8bに接
続されており、電磁バルブ8の入力ポート8cは給気管
7により圧縮空気供給装置9に接続されている。この電
磁バルブ8は、常時は入力ポート8cと出力ポート8b
が導通し、制御信号Qが入力されているときのみ入力ポ
ート8cと出力ポート8aが導通するものである。
【0017】また、トラック3に対向して反射式のフォ
トセンサ10が設けられており、その検出点Sは2つの
空気噴出口5,6の間の所定の位置に配置されている。
フォトセンサ10の出力信号は制御装置11に与えられ
る。制御装置11は、フォトセンサ10が部品52のマ
ーク52aを検出してその出力がたとえば「L」レベル
から「H」レベルに反転したことに応じて所定時間T0
だけ制御信号Qを電磁バルブ8へ出力する。したがっ
て、図4(a)に示すように、フォトセンサ10の出力
が「L」レベルから「H」レベルに反転してから所定時
間T0 の間は上流側の空気噴出口5から圧縮空気が噴出
し、下流側の空気噴出口6からの圧縮空気の噴出は停止
する。
トセンサ10が設けられており、その検出点Sは2つの
空気噴出口5,6の間の所定の位置に配置されている。
フォトセンサ10の出力信号は制御装置11に与えられ
る。制御装置11は、フォトセンサ10が部品52のマ
ーク52aを検出してその出力がたとえば「L」レベル
から「H」レベルに反転したことに応じて所定時間T0
だけ制御信号Qを電磁バルブ8へ出力する。したがっ
て、図4(a)に示すように、フォトセンサ10の出力
が「L」レベルから「H」レベルに反転してから所定時
間T0 の間は上流側の空気噴出口5から圧縮空気が噴出
し、下流側の空気噴出口6からの圧縮空気の噴出は停止
する。
【0018】次に、この振動式ボウルフィーダ1の動作
を具体的に説明する。まず、図5に示すように、長方形
の部品52をマーク52aが部品52の前方左側に位置
するように整列させて供給する場合を説明する。ここ
で、空気噴出口5,6の間隔をD、下流側の空気噴出口
6とフォトセンサ10の検出点Sの間隔をd、部品52
の長辺の長さをL1 、部品52の進行速度をvとする。
所望の姿勢の部品52がフォトセンサ10の検出点Sに
到達してから下流側の空気噴出口6を通過する時間T
は、式T=(d+L1 )/vで表わされる。したがっ
て、所望の姿勢の部品52が通過するように、フォトセ
ンサ10がマーク52aを検出したことに応じて、制御
装置11から電磁バルブ8へ制御信号Qが発せされる時
間T0 は、式T 0 >(d+L1 )/vを満たすように設
定される。また、所望の姿勢の部品52の後に密着して
搬送されてきた部品52が排除されるように、上流側の
空気噴出口5とフォトセンサ10の検出点Sとの間隔D
−dは、式2L1 >D−d>L1を満たすように設定さ
れる。
を具体的に説明する。まず、図5に示すように、長方形
の部品52をマーク52aが部品52の前方左側に位置
するように整列させて供給する場合を説明する。ここ
で、空気噴出口5,6の間隔をD、下流側の空気噴出口
6とフォトセンサ10の検出点Sの間隔をd、部品52
の長辺の長さをL1 、部品52の進行速度をvとする。
所望の姿勢の部品52がフォトセンサ10の検出点Sに
到達してから下流側の空気噴出口6を通過する時間T
は、式T=(d+L1 )/vで表わされる。したがっ
て、所望の姿勢の部品52が通過するように、フォトセ
ンサ10がマーク52aを検出したことに応じて、制御
装置11から電磁バルブ8へ制御信号Qが発せされる時
間T0 は、式T 0 >(d+L1 )/vを満たすように設
定される。また、所望の姿勢の部品52の後に密着して
搬送されてきた部品52が排除されるように、上流側の
空気噴出口5とフォトセンサ10の検出点Sとの間隔D
−dは、式2L1 >D−d>L1を満たすように設定さ
れる。
【0019】しかして、図5(a)に示すように部品5
2がマーク52aを下にして搬送されてきた場合は、部
品52のマーク52aがフォトセンサ10によって検出
されないので、その部品52は下流側の空気噴出口6か
らの圧縮空気によってボウル2の底へ吹き飛ばされる。
2がマーク52aを下にして搬送されてきた場合は、部
品52のマーク52aがフォトセンサ10によって検出
されないので、その部品52は下流側の空気噴出口6か
らの圧縮空気によってボウル2の底へ吹き飛ばされる。
【0020】また、図5(b)に示すように部品52が
マーク52aを前方左側にして所定の姿勢で搬送されて
きた場合は、部品52のマーク52aがフォトセンサ1
0の検出点Sに到達したことに応じて所定時間T0 だけ
圧縮空気の噴出が下流側の空気噴出口6から上流側の空
気噴出口5へ切換わる。したがって、部品52は圧縮空
気によって吹き飛ばされることなくそのまま通過する。
また、図5(c)に示すように所望の姿勢の部品52の
後に別な部品52が密着して搬送されてきた場合は、圧
縮空気の噴出が下流側の空気噴出口6から上流側の空気
噴出口5へ切換ったとき後続の部品52が吹き飛ばされ
る。したがって、部品供給部には所望の姿勢の部品52
だけが供給される。
マーク52aを前方左側にして所定の姿勢で搬送されて
きた場合は、部品52のマーク52aがフォトセンサ1
0の検出点Sに到達したことに応じて所定時間T0 だけ
圧縮空気の噴出が下流側の空気噴出口6から上流側の空
気噴出口5へ切換わる。したがって、部品52は圧縮空
気によって吹き飛ばされることなくそのまま通過する。
また、図5(c)に示すように所望の姿勢の部品52の
後に別な部品52が密着して搬送されてきた場合は、圧
縮空気の噴出が下流側の空気噴出口6から上流側の空気
噴出口5へ切換ったとき後続の部品52が吹き飛ばされ
る。したがって、部品供給部には所望の姿勢の部品52
だけが供給される。
【0021】なお、部品52が長辺方向に進行するよう
に予め選別しているので、部品52が短辺方向に進行す
る場合を考慮する必要はない。また、所望の姿勢の部品
52が搬送されてくる確率は1/4であり、所望の姿勢
の部品52が連続して密着して搬送されてくる確率は極
めて小さいので、後続の密着した部品52をすべて排除
しても、部品52の選別能力はさほど低下しない。
に予め選別しているので、部品52が短辺方向に進行す
る場合を考慮する必要はない。また、所望の姿勢の部品
52が搬送されてくる確率は1/4であり、所望の姿勢
の部品52が連続して密着して搬送されてくる確率は極
めて小さいので、後続の密着した部品52をすべて排除
しても、部品52の選別能力はさほど低下しない。
【0022】また、図10(d),(e)に示すように
特徴点が切欠き部54a,55aであり、特徴点を検出
したときのフォトセンサ10の出力が部品54,55が
ないときの出力と同じになるような形状の部品54,5
5を供給する場合は、従来例と同様に部品54,55の
先端を検出するためのフォトセンサ40を別途設けると
よい。この場合フォトセンサ10,40が2つ必要にな
るものの、部品同士が密着して搬送されてきても正確に
選別することができるというメリットがある。
特徴点が切欠き部54a,55aであり、特徴点を検出
したときのフォトセンサ10の出力が部品54,55が
ないときの出力と同じになるような形状の部品54,5
5を供給する場合は、従来例と同様に部品54,55の
先端を検出するためのフォトセンサ40を別途設けると
よい。この場合フォトセンサ10,40が2つ必要にな
るものの、部品同士が密着して搬送されてきても正確に
選別することができるというメリットがある。
【0023】次に、図6に示すように、正方形の部品5
3をマーク53aが部品53の前方左側に位置するよう
に整列させて供給する場合を説明する。部品53の一辺
の長さをL3 、マーク53aの一辺の長さをW3 とす
る。図5に示した例と同様、制御装置11が制御信号Q
を発する時間T0 は、式T0 >(d+L3 )/vを満た
すように設定される。また、空気噴出口5とフォトセン
サ10の検出点Sとの間隔D−dは、式2L3 >D−d
>L3 を満たすように設定される。加えて、マーク53
aを左側後方にして搬送されてきた部品53が排除され
るように、下流側の空気噴出口6とフォトセンサ10の
検出点Sの間隔dは、部品53の長さL3とマーク53
aの長さW3 の差L3 −W3 よりも小さく設定される。
3をマーク53aが部品53の前方左側に位置するよう
に整列させて供給する場合を説明する。部品53の一辺
の長さをL3 、マーク53aの一辺の長さをW3 とす
る。図5に示した例と同様、制御装置11が制御信号Q
を発する時間T0 は、式T0 >(d+L3 )/vを満た
すように設定される。また、空気噴出口5とフォトセン
サ10の検出点Sとの間隔D−dは、式2L3 >D−d
>L3 を満たすように設定される。加えて、マーク53
aを左側後方にして搬送されてきた部品53が排除され
るように、下流側の空気噴出口6とフォトセンサ10の
検出点Sの間隔dは、部品53の長さL3とマーク53
aの長さW3 の差L3 −W3 よりも小さく設定される。
【0024】しかして、図6(a)に示すように部品5
3がマーク53aを下にして搬送されてきた場合や、図
16(b)に示すように部品53がマーク53aを後方
左側にして搬送されてきた場合は、部品53のマーク5
3aがフォトセンサ10に検出されず、その部品53は
下流側の空気噴出口6からの圧縮空気によってボウル2
の底へ吹き飛ばされる。
3がマーク53aを下にして搬送されてきた場合や、図
16(b)に示すように部品53がマーク53aを後方
左側にして搬送されてきた場合は、部品53のマーク5
3aがフォトセンサ10に検出されず、その部品53は
下流側の空気噴出口6からの圧縮空気によってボウル2
の底へ吹き飛ばされる。
【0025】また、図6(c)に示すように部品53が
マーク53aを前方左側にして所望の姿勢で搬送された
きた場合や、図6(d)に示すように所望の姿勢の部品
53の後に密着して別な部品53が搬送されてきた場合
は、図5(b),(c)で説明したのと同様に動作す
る。したがって、部品供給部には所望の姿勢の部品53
だけが供給される。
マーク53aを前方左側にして所望の姿勢で搬送された
きた場合や、図6(d)に示すように所望の姿勢の部品
53の後に密着して別な部品53が搬送されてきた場合
は、図5(b),(c)で説明したのと同様に動作す
る。したがって、部品供給部には所望の姿勢の部品53
だけが供給される。
【0026】なお、所望の姿勢の部品53が搬送されて
くる確率は1/8であり、所望の姿勢の部品53が連続
してかつ密着して搬送されてくる確率は極めて小さいの
で、後続の密着した部品53をすべて排除しても部品5
3の選別能力はさほど低下しない。
くる確率は1/8であり、所望の姿勢の部品53が連続
してかつ密着して搬送されてくる確率は極めて小さいの
で、後続の密着した部品53をすべて排除しても部品5
3の選別能力はさほど低下しない。
【0027】図7はこの発明の他の実施例による振動式
ボウルフィーダを示す一部破断した平面図である。この
振動式ボウルフィーダにあっては、上流側および下流側
の空気噴出口5,6を有する上流側および下流側のノズ
ル11,12がトラック3に面して設けられており、上
流側のノズル11は部品52の進行方向と平行な方向に
移動可能に設けられている。詳しく説明すると、ボウル
2の内周壁2aの部品52と接触する部分にはトラック
3に平行な長穴13が開口されており、ノズル11はこ
の長穴13に挿入されている。また、ノズル11は位置
調節用金具14に固定されており、位置調節用金具14
には部品52の進行方向と平行な方向の長穴15が設け
られている。位置調節用金具14は長穴15を通した固
定ビス16によって図示しない固定部材に固定され、固
定部材はたとえばボウル2の外壁に固定される。したが
って、固定ビス16を緩めればノズル11を部品52の
進行方向と並行な方向に移動させることができ、また、
固定ビス16を締め込めばノズル11を所望の位置で固
定することができる。
ボウルフィーダを示す一部破断した平面図である。この
振動式ボウルフィーダにあっては、上流側および下流側
の空気噴出口5,6を有する上流側および下流側のノズ
ル11,12がトラック3に面して設けられており、上
流側のノズル11は部品52の進行方向と平行な方向に
移動可能に設けられている。詳しく説明すると、ボウル
2の内周壁2aの部品52と接触する部分にはトラック
3に平行な長穴13が開口されており、ノズル11はこ
の長穴13に挿入されている。また、ノズル11は位置
調節用金具14に固定されており、位置調節用金具14
には部品52の進行方向と平行な方向の長穴15が設け
られている。位置調節用金具14は長穴15を通した固
定ビス16によって図示しない固定部材に固定され、固
定部材はたとえばボウル2の外壁に固定される。したが
って、固定ビス16を緩めればノズル11を部品52の
進行方向と並行な方向に移動させることができ、また、
固定ビス16を締め込めばノズル11を所望の位置で固
定することができる。
【0028】この実施例の振動式ボウルフィーダにおい
ては、供給する部品52の寸法や姿勢に応じて空気噴出
口5,6の間隔Dを容易かつ迅速に変えることができ、
使い勝手がよい。
ては、供給する部品52の寸法や姿勢に応じて空気噴出
口5,6の間隔Dを容易かつ迅速に変えることができ、
使い勝手がよい。
【0029】なお、この実施例では上流側のノズル11
を移動可能に設けたが、下流側のノズル12を移動可能
に設けてもよいし、両方のノズル11,12を移動可能
に設けてもよい。
を移動可能に設けたが、下流側のノズル12を移動可能
に設けてもよいし、両方のノズル11,12を移動可能
に設けてもよい。
【0030】図8はこの発明のさらに他の実施例による
振動式ボウルフィーダの要部断面および装置構成を示す
ブロック図である。この振動式ボウルフィーダは、図1
に示した振動式ボウルフィーダ1と基本的な構成は同じ
であるが、フォトセンサ10の代わりにCCDカメラ1
7を用いているところが異なる。すなわち、トラック3
に対向させてCCDカメラ17および光源18が設けら
れており、CCDカメラ17の光軸は2つの空気噴出口
5,6の間の所定の位置に向けられている。部品52が
空気噴出口5,6の間に侵入すると光源18から部品5
2に落射照明が与えられ部品52の表面反射像がCCD
カメラ17によって撮像される。CCDカメラ17の撮
像出力は制御装置11に与えられる。制御装置11は、
所定のタイミングで部品52の画像を取込み、その画像
と予めティーチングされた基準となる姿勢の部品52の
画像とを比較し、その部品52が所望の姿勢であるか否
かを判別する。その部品52が所望の姿勢であると判別
したことに応じて制御装置11は、電磁バルブ8に所定
時間T0 だけ制御信号Qを出力して圧縮空気の噴出を下
流側の空気噴出口6から上流側の空気噴出口5に切換え
る。したがって、図1に示した振動式ボウルフィーダ1
と同様に部品52の選別を行なうことができる。
振動式ボウルフィーダの要部断面および装置構成を示す
ブロック図である。この振動式ボウルフィーダは、図1
に示した振動式ボウルフィーダ1と基本的な構成は同じ
であるが、フォトセンサ10の代わりにCCDカメラ1
7を用いているところが異なる。すなわち、トラック3
に対向させてCCDカメラ17および光源18が設けら
れており、CCDカメラ17の光軸は2つの空気噴出口
5,6の間の所定の位置に向けられている。部品52が
空気噴出口5,6の間に侵入すると光源18から部品5
2に落射照明が与えられ部品52の表面反射像がCCD
カメラ17によって撮像される。CCDカメラ17の撮
像出力は制御装置11に与えられる。制御装置11は、
所定のタイミングで部品52の画像を取込み、その画像
と予めティーチングされた基準となる姿勢の部品52の
画像とを比較し、その部品52が所望の姿勢であるか否
かを判別する。その部品52が所望の姿勢であると判別
したことに応じて制御装置11は、電磁バルブ8に所定
時間T0 だけ制御信号Qを出力して圧縮空気の噴出を下
流側の空気噴出口6から上流側の空気噴出口5に切換え
る。したがって、図1に示した振動式ボウルフィーダ1
と同様に部品52の選別を行なうことができる。
【0031】この実施例の振動式ボウルフィーダにおい
ては、解像力に優れたCCDカメラ17によって部品5
2の表面反射像を撮像し、その撮像出力に基づいて部品
52の姿勢などを判別するので、図10(a)ないし
(e)に示した部品51,52,53,54,55はも
ちろんのこと、図10(f)に示すように極めて小さな
切欠き部56aを有する部品56をも選別することがで
きる。
ては、解像力に優れたCCDカメラ17によって部品5
2の表面反射像を撮像し、その撮像出力に基づいて部品
52の姿勢などを判別するので、図10(a)ないし
(e)に示した部品51,52,53,54,55はも
ちろんのこと、図10(f)に示すように極めて小さな
切欠き部56aを有する部品56をも選別することがで
きる。
【0032】なお、この実施例では、CCDカメラ17
側に光源18を設けて部品52の表面反射像を撮像した
が、切欠部54a,55a,56aを特徴点として有す
る部品54,55,56を選別する場合は、空気噴出口
5,6周辺のトラック3およびボウル2を透明板で形成
し、その透明板の上下にCCDカメラ17および光源1
8を設け、部品52のシルエット像を撮像するようにし
てもよい。
側に光源18を設けて部品52の表面反射像を撮像した
が、切欠部54a,55a,56aを特徴点として有す
る部品54,55,56を選別する場合は、空気噴出口
5,6周辺のトラック3およびボウル2を透明板で形成
し、その透明板の上下にCCDカメラ17および光源1
8を設け、部品52のシルエット像を撮像するようにし
てもよい。
【0033】図9はさらに他の実施例による振動式ボウ
ルフィーダにおいて電磁バルブ8の代わりに用いられる
圧縮空気切換装置を示す一部破断した断面図である。こ
の圧縮空気切換装置にあっては、大口径の給気孔19a
を有する給気管19と小口径の2つの給気孔20a,2
0bを有する給気管20が設けられており、給気孔19
aと給気孔20a,20bは所定の間隔で対向して設け
られている。給気孔19aは圧縮空気供給装置9に接続
され、給気孔20a,20bはそれぞれ空気噴出口5,
6に接続される。給気孔19aと給気孔20a,20b
の間には給気孔20a,20bと同口径の給気孔21a
が設けられたシャッタ21が挿入されており、常時は給
気孔21aと給気孔20aが対向している。シャッタ2
1の一端はボイスコイル型アクチュエータ22の駆動軸
22aの先端に接続されており、駆動軸22aが突出す
るとシャッタ21の給気孔21aが給気孔20bに対向
するようになっている。つまり、常時は給気孔19aと
給気孔20aが導通し、アクチュエータ22を駆動させ
たときのみ給気孔19aと給気孔20bが導通する。
ルフィーダにおいて電磁バルブ8の代わりに用いられる
圧縮空気切換装置を示す一部破断した断面図である。こ
の圧縮空気切換装置にあっては、大口径の給気孔19a
を有する給気管19と小口径の2つの給気孔20a,2
0bを有する給気管20が設けられており、給気孔19
aと給気孔20a,20bは所定の間隔で対向して設け
られている。給気孔19aは圧縮空気供給装置9に接続
され、給気孔20a,20bはそれぞれ空気噴出口5,
6に接続される。給気孔19aと給気孔20a,20b
の間には給気孔20a,20bと同口径の給気孔21a
が設けられたシャッタ21が挿入されており、常時は給
気孔21aと給気孔20aが対向している。シャッタ2
1の一端はボイスコイル型アクチュエータ22の駆動軸
22aの先端に接続されており、駆動軸22aが突出す
るとシャッタ21の給気孔21aが給気孔20bに対向
するようになっている。つまり、常時は給気孔19aと
給気孔20aが導通し、アクチュエータ22を駆動させ
たときのみ給気孔19aと給気孔20bが導通する。
【0034】このような圧縮空気切換装置にあっては、
ボイスコイル型アクチュエータ22を用いているので、
通常の電磁バルブ8に比べ高速で圧縮空気を切換えるこ
とができる。したがって、長さの短い部品を高速で搬送
する場合に用いると好適である。
ボイスコイル型アクチュエータ22を用いているので、
通常の電磁バルブ8に比べ高速で圧縮空気を切換えるこ
とができる。したがって、長さの短い部品を高速で搬送
する場合に用いると好適である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る部品選別
装置にあっては、2つの気体噴出口および特徴点検出手
段を所定位置に設け、特徴点検出手段の出力に応じてど
ちらか一方の気体噴出口に圧縮気体を供給するようにし
たので、特徴点を有する部品を1つの特徴点検出手段で
選別することができ、また、部品同士が密着している場
合でも正確に部品を選別することができる。
装置にあっては、2つの気体噴出口および特徴点検出手
段を所定位置に設け、特徴点検出手段の出力に応じてど
ちらか一方の気体噴出口に圧縮気体を供給するようにし
たので、特徴点を有する部品を1つの特徴点検出手段で
選別することができ、また、部品同士が密着している場
合でも正確に部品を選別することができる。
【0036】また、2つの気体噴出口のうち少なくとも
一方を部品の進行方向と平行な方向に移動可能に設けれ
ば、必要部品の寸法に応じて気体噴出口の間隔を容易か
つ迅速に変えることができる。
一方を部品の進行方向と平行な方向に移動可能に設けれ
ば、必要部品の寸法に応じて気体噴出口の間隔を容易か
つ迅速に変えることができる。
【図1】この発明の一実施例による振動式ボウルフィー
ダを示す斜視図である。
ダを示す斜視図である。
【図2】図1に示した振動式ボウルフィーダの要部を示
す一部破断した平面図である。
す一部破断した平面図である。
【図3】図2のX−X線断面および装置構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図1に示した振動式ボウルフィーダの動作を示
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
【図5】図1に示した振動式ボウルフィーダの動作例を
説明するための一部破断した平面図である。
説明するための一部破断した平面図である。
【図6】図1に示した振動式ボウルフィーダの他の動作
例を説明するための一部破断した平面図である。
例を説明するための一部破断した平面図である。
【図7】この発明の他の実施例による振動式ボウルフィ
ーダを示す一部破断した平面図である。
ーダを示す一部破断した平面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施例による振動式ボウ
ルフィーダの要部断面および装置構成を示すブロック図
である。
ルフィーダの要部断面および装置構成を示すブロック図
である。
【図9】この発明のさらに他の実施例による振動式ボウ
ルフィーダの圧縮空気切換装置を示す一部破断した正面
図である。
ルフィーダの圧縮空気切換装置を示す一部破断した正面
図である。
【図10】振動式ボウルフィーダによって供給される部
品を例示する斜視図である。
品を例示する斜視図である。
【図11】従来の振動式ボウルフィーダの要部を示す一
部破断した平面図である。
部破断した平面図である。
【図12】図11のY−Y線断面および装置構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】従来の他の振動式ボウルフィーダの要部を示
す一部破断した平面図である。
す一部破断した平面図である。
【図14】図13のZ−Z線断面および装置構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図15】図13に示した振動式ボウルフィーダの動作
を示すタイムチャートである。
を示すタイムチャートである。
【図16】図13に示した振動式ボウルフィーダの動作
例を説明するための一部破断した平面図である。
例を説明するための一部破断した平面図である。
【符号の説明】
1 振動式ボウルフィーダ
5,6 空気噴出口
8 電磁バルブ
9 圧縮空気供給装置
10 フォトセンサ(特徴点検出手段)
11 制御装置
17 CCDカメラ
51,52,53,54,55,56 部品
52a,53a マーク(特徴点)
54a,55a,56a 切欠部(特徴点)
Claims (2)
- 【請求項1】 所定方向に進行する部品の特徴点を検出
し、不要部品を排除し、必要部品を通過させる部品選別
装置において、 前記部品の進行方向にその部品の長さ以上の所定の間隔
で設けられた2つの気体噴出口と、 前記2つの気体噴出口の間の所定の位置において前記部
品の特徴点を検出する1つの特徴点検出手段と、 前記2つの気体噴出口のうちのいずれか一方に圧縮気体
を選択的に供給する圧縮気体切換手段と、前記特徴点検出手段によって前記部品の特徴点が検出さ
れていない場合は、前記2つの気体噴出口のうちの下流
側の気体噴出口から前記圧縮気体を噴出させて前記不要
部品を排除するとともに上流側の気体噴出口からの前記
圧縮気体の噴出を停止させ、 前記特徴点検出手段によっ
て前記部品の特徴点が検出された場合は、所定時間だけ
下流側の気体噴出口からの前記圧縮気体の噴出を停止さ
せて前記必要部品を通過させるとともに上流側の気体噴
出口から前記圧縮気体を噴出させて前記必要部品に密着
した後続部品を排除するように、前記圧縮気体切換手段
を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする、部品
選別装置。 - 【請求項2】 前記2つの気体噴出口のうち少なくとも
一方が前記部品の進行方向と平行な方向に移動可能に設
けられていることを特徴とする請求項1に記載の部品選
別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14618793A JP3407929B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 部品選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14618793A JP3407929B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 部品選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072341A JPH072341A (ja) | 1995-01-06 |
JP3407929B2 true JP3407929B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=15402107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14618793A Expired - Fee Related JP3407929B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 部品選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3407929B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP4524856B2 (ja) * | 2000-05-24 | 2010-08-18 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 部品選別供給装置 |
JP4648162B2 (ja) * | 2005-11-14 | 2011-03-09 | アンリツ産機システム株式会社 | 重量選別装置 |
CN105209360B (zh) * | 2013-11-11 | 2017-10-03 | Ykk株式会社 | 送料器 |
CN114183526B (zh) * | 2020-09-15 | 2023-11-14 | 成都秦川物联网科技股份有限公司 | 一种物联网智能燃气表立轴密封圈及其出料装置 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14618793A patent/JP3407929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH072341A (ja) | 1995-01-06 |
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