JP3407183B2 - デジタルコードレスシステム - Google Patents

デジタルコードレスシステム

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JP3407183B2
JP3407183B2 JP06275998A JP6275998A JP3407183B2 JP 3407183 B2 JP3407183 B2 JP 3407183B2 JP 06275998 A JP06275998 A JP 06275998A JP 6275998 A JP6275998 A JP 6275998A JP 3407183 B2 JP3407183 B2 JP 3407183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコードレ
スシステムに関し、特に、ボタン電話装置の主装置にデ
ジタルコードレス電話機の親機を収容したデジタルコー
ドレスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルコードレスシステムとして、ボ
タン電話装置の主装置に、デジタルコードレス電話機の
親機を収容するシステムがある。
【0003】この種のシステムでは、1台の主装置に複
数の親機を接続することが可能であり、デジタルコード
レス電話機の子機は、いずれの親機とも交信することが
できる。したがって、このシステムでは、複数の親機の
無線エリアが互いに連続するように、これら複数の親機
を配置することにより、単一の親機の無線エリアよりも
かなり広いサービスエリアを提供することができる。
【0004】ここで、複数の親機の無線エリアが連続す
るようにするには、これらの無線エリアの一部が重なり
合うようにしなければならない。そして、このように複
数の無線エリアが重なり合う領域内に存在する子機が、
いずれかの親機と正しく通信するためには、その重なり
合う無線エリアの親機同志が互いに同期していなければ
ならない。
【0005】そこで、従来は、図2(a)に示すよう
に、主装置21に高精度発振器(TCXO:Temperatur
e Compensated Crystal Oscillator)22を設け、主装
置21から全ての親機23に同期信号を送信して親機同
志の同期を確立するようにしている。
【0006】各親機23は、主装置22との間でデータ
の送受信を行うデータ伝送部24と、子機(図示せず)
との間で信号の送受信する無線部25とを備え、内蔵す
るTCXO26の発振を、同じく内蔵するPLL(Phas
e Locked Loop )27を用いて主装置からの同期信号に
同期させている。
【0007】なお、主装置21と親機23との間では、
PCM信号が使用され、親機と子機との間では、ADP
CM信号が使用されるため、主装置データ伝送部24ま
たは無線部25には、図2(b)に示すように、PCM
/ADPCM変換部28が設けられ、符号変換が行われ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタルコード
レスシステムでは、複数の親機を主装置に収容し、主装
置から全ての親機へ同期信号を送信することにより、す
べての親機を同期させて、広いサービスエリアを提供す
ることができる。
【0009】しかしながら、このようなシステムでは、
主装置と親機の主装置データ伝送部との間、及び親機の
主装置伝送部と無線部との間、における信号のやり取り
は、全て主装置からの同期信号に同期して行われてい
る。このため、主装置が1台の親機しか収容しない場合
であっても、主装置側に同期信号を発生するための高価
なTCXOを設けなければならないという問題点があ
る。
【0010】ここで、主装置に親機を1台しか収容しな
い場合は、図3に示すように、主装置と親機との間をア
ナログインタフェースで接続するようにすれば、親機
は、自身のTCXOを用いて動作が可能なので、主装置
にTCXOを設ける必要はなくなる。しかしながら、こ
の構成では、その後、親機を増設する場合に、親機間の
同期がとれないので、互いに無線エリアが重ならないよ
うに配置しなければならないという問題が生じる。
【0011】本発明は、主装置に複数の親機を収容する
場合には、各親機の無線エリアが他の親機の無線エリア
に重なり合うようにこれらの親機を配置することが可能
でありながら、主装置に1台の親機を収容する場合に
は、主装置にTXCOを設ける必要が無く安価なデジタ
ルコードレスシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、主装置
と、該主装置に接続される主装置データ伝送部と該主装
置データ伝送部に接続される無線部とを備えた親機と、
を有するデジタルコードレスシステムにおいて、前記主
装置データ伝送部と前記無線部との間の音声データの伝
送をアナログ信号で行い、前記主装置データ伝送部と前
記無線部との間の呼制御データの伝送を非同期転送方式
により行うようにしたことで、前記無線部が、前記主装
置から送信される同期信号を受信したときは、当該同期
信号に同期して動作し、前記主装置からの前記同期信号
を受信できないときは、内蔵する発振器からの発振信号
に同期して動作するようにしたことを特徴とするデジタ
ルコードレスシステムが得られる。
【0013】
【0014】また、本発明によれば、前記主装置に前記
親機が1台接続されているとき、前記主装置は前記親機
に対して同期信号を送信せず、前記主装置に前記親機が
複数台接続されているとき、前記主装置は前記複数台の
親機に対して同一の同期信号を送信するようにしたこと
を特徴とするデジタルコードレスシステムが得られる。
【0015】
【作用】親機内の主装置データ伝送部と無線部との間の
音声信号の伝送をアナログ信号で行う。また、主装置デ
ータ伝送部と無線部との間の呼制御信号の伝送を非同期
転送方式を用いて行う。これにより、無線部は、主装置
データ転送部と同期をとる必要がなく、主装置からの同
期信号がなくとも、子機に対して音声信号を送信するこ
とが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0017】図1に本発明の一実施の形態を示す。図1
(a)に示すように、本実施の形態のデジタルコードレ
スシステムは、ボタン電話装置の主装置11に接続され
る主装置データ伝送部12と、主装置データ伝送部12
に接続される無線部13とを備えたデジタルコードレス
電話装置の親機14を有している。また、無線部13
は、主装置11に設けられたTCXO(高精度発振器:
Temperature Compensated Crystal Oscillator)15か
らの同期信号が入力されるPLL(Phase LockedLoop
)16と、親機内クロック信号を発生するTCXO1
7とを備えている。
【0018】主装置データ伝送部12は、内線インタフ
ェース(I/F)を介して主装置11との間で音声信号
及び呼制御信号を含むデータ(デジタルデータ)の伝送
を行う。また、主装置データ伝送部12は、無線部13
との間で音声信号と呼制御信号の伝送を別々の経路で行
う。
【0019】このとき、音声信号は、図1(b)に示す
ように、主装置データ伝送部12側において、PCM符
号/復号化部18によりPCM信号とアナログ信号との
間の変換が行われる。また、無線部13側において、A
DPCM符号/復号化部19によりアナログ信号とAD
PCM信号との間の変換が行われる。PCM符号/復号
化部18は、従来のPCM/ADPCM変換部28に比
べると非常に安価であり、また、ADPCM符号/復号
化部19は、子機に使用されるものと同じものが使用で
きるので経済的である。
【0020】一方、呼制御信号は、図1(c)に示すよ
うに、主装置データ伝送部12を制御するCPUと無線
部13を制御するCPUとを、シリアル非同期転送方式
(調歩同期方式)により接続することのよって行なわれ
る。このシリアル非同期転送方式は、2つのCPUが互
いに独立したタイミングで、信号伝送を行なうので、こ
れらCPUの間で同期をとる必要はない。なお、このよ
うな機能は、CPUに内蔵されるUART(Universal
Asynchronous Receiver Transmitter )機能により実現
できる。また、2つCPUから互いに独立したタイミン
グでアクセスできる共通メモリを設けても、同様に実現
できる。
【0021】以上のように、主装置データ伝送部12と
無線部13とは、音声信号についてはアナログ信号で、
呼制御データについては非同期転送方式により交信を行
なうため、これらは互いに同期している必要がない。換
言すると、主装置11から同期信号が入力されていない
場合であっても、主装置データ伝送部12と無線部13
とは交信可能である。
【0022】PLL16は、TCXO17からのクロッ
ク信号のみが入力されている場合、そのクロック信号を
そのまま無線部13へ出力する。その結果、無線部13
は、主装置11から同期信号が入力されない場合、内蔵
するTCXO17が発生するクロック信号を用いて、音
声信号及び呼制御データの処理を行い、図示しない子機
と交信する。
【0023】また、PLL16は、TCXO17からの
クロック信号と主装置11からの同期信号とが入力され
ている場合、TCXO17からのクロック信号の位相を
同期信号に同期させて出力する。その結果、無線部13
は、同期信号に同期するクロック信号で動作する。
【0024】このように、本実施の形態では、親機14
は、主装置11から同期信号が入力されない場合には、
TCXO17からのクロック信号に基づいて自走し、主
装置11から同期信号が入力される場合には、その同期
信号に同期するクロック信号に同期して動作する。した
がって、主装置11に親機14が1台しか収容されない
場合、主装置11に高価なTCXO15を設置しなくて
も、親機14は正常に動作する。また、主装置11に親
機14が複数台収容される場合、主装置11にTCXO
15を設置すれば、各親機14の無線エリアが重なり合
う状態であっても、各親機14は正常に子機と交信を行
うことができる。つまり、複数の親機14を、各無線エ
リアが重なるように設置することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ボタン電話装置の主装
置に接続されるデジタルコードレス電話装置の親機の、
主装置データ伝送部と無線部との間の音声信号の伝送を
アナログ信号で行い、呼制御信号を非同期転送方式で行
うようにしたことで、主装置に1台の親機を収容する場
合には、主装置に高価なTCXOを設置する必要が無
く、複数の親機を収容する場合には、TCXOを設ける
ことにより、複数の親機を、その無線エリアが重なるよ
うに設置することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態を示すブロッ
ク図、(b)は、(a)における音声信号伝送を説明す
るための図、(c)は、(a)における非同期転送を説
明するための図である。
【図2】(a)は、従来のデジタルコードレスシステム
のブロック図、(b)は、(a)における音声信号伝送
を説明するための図である。
【図3】従来の他のデジタルコードレスシステムのブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 主装置 12 主装置データ伝送部 13 無線部 14 親機 15 TCXO 16 PLL 17 TCXO 21 主装置 22 高精度発振器 23 親機 24 データ伝送部 25 無線部 26 TCXO 27 PLL
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道本 貞介 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−51578(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置と、該主装置に接続される主装置
    データ伝送部及び該主装置データ伝送部に接続される無
    線部を備えた親機と、を有するデジタルコードレスシス
    テムにおいて、 前記主装置データ伝送部と前記無線部との間の音声信号
    の伝送をアナログ信号で行い、前記主装置データ伝送部
    と前記無線部との間の呼制御データの伝送を非同期転送
    方式により行うようにしたことで、 前記無線部が、前記主装置から送信される同期信号を受
    信したときは、当該同期信号に同期して動作し、前記主
    装置からの前記同期信号を受信できないときは、内蔵す
    る発振器からの発振信号に同期して動作するようにした
    ことを特徴とするデジタルコードレスシステム。
  2. 【請求項2】 前記主装置に前記親機が1台接続されて
    いるとき、前記主装置は前記親機に対して同期信号を送
    信せず、前記主装置に前記親機が複数台接続されている
    とき、前記主装置は前記複数台の親機に対して同一の同
    期信号を送信するようにしたことを特徴とする請求項
    のデジタルコードレスシステム。
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