JP3404137B2 - 多孔性樹脂積層体及びその製造方法 - Google Patents
多孔性樹脂積層体及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3404137B2 JP3404137B2 JP17098594A JP17098594A JP3404137B2 JP 3404137 B2 JP3404137 B2 JP 3404137B2 JP 17098594 A JP17098594 A JP 17098594A JP 17098594 A JP17098594 A JP 17098594A JP 3404137 B2 JP3404137 B2 JP 3404137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin
- polyolefin resin
- fiber
- porous body
- under pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多孔性樹脂積層体及び
その製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、軽
量でかつ高強度を有しており、水処理フィルターやコン
クリート用型枠などに利用することができる多孔性樹脂
積層体及びその製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、軽
量でかつ高強度を有しており、水処理フィルターやコン
クリート用型枠などに利用することができる多孔性樹脂
積層体及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂多孔体は、その内部に連続気孔
が存在することによって軽量化並びに合成樹脂材料の使
用量の節減ができ、かつ多孔体の厚みを増すことによっ
てその剛性を高めることができるという利点がある。そ
れゆえに、建築土木用の構造材料や水処理関連材料とし
て用いられている。このような合成樹脂多孔体を製造す
る方法としては、樹脂粉末を原料として利用する焼結成
形法が従来より知られており、様々な形状をしたものが
利用されてきた〔例えば、工業材料第32巻第4号第8
8〜91頁(1984)〕。
が存在することによって軽量化並びに合成樹脂材料の使
用量の節減ができ、かつ多孔体の厚みを増すことによっ
てその剛性を高めることができるという利点がある。そ
れゆえに、建築土木用の構造材料や水処理関連材料とし
て用いられている。このような合成樹脂多孔体を製造す
る方法としては、樹脂粉末を原料として利用する焼結成
形法が従来より知られており、様々な形状をしたものが
利用されてきた〔例えば、工業材料第32巻第4号第8
8〜91頁(1984)〕。
【0003】この焼結成形法においては、金型に樹脂粉
末を充填し、樹脂の融点近くまで金型を加熱して、樹脂
粉末同士の接触面を融着した後、脱型することにより、
合成樹脂多孔体が製造されていた。しかし、この方法で
得られる合成樹脂多孔体は、樹脂粉末同士がその表面で
点接着で融着しているのみであるので、強度が弱いとい
う問題があり、また、気孔率が高々50体積%程度のも
のしか得られないという問題もあった。
末を充填し、樹脂の融点近くまで金型を加熱して、樹脂
粉末同士の接触面を融着した後、脱型することにより、
合成樹脂多孔体が製造されていた。しかし、この方法で
得られる合成樹脂多孔体は、樹脂粉末同士がその表面で
点接着で融着しているのみであるので、強度が弱いとい
う問題があり、また、気孔率が高々50体積%程度のも
のしか得られないという問題もあった。
【0004】また、特公平4−55618号公報には低
密度繊維強化可塑性複合体が開示されており、この発明
では、熱膨張を利用して連続気孔をする低密度繊維強化
可塑性複合体を得ている。ここに開示されている複合体
は、軽量で強度が高く、かつ20〜90体積%の連続気
孔を有するものであるが、その孔径は使用する樹脂粉末
や強化短繊維との配合比によっても異なるが、通常は1
0〜500μmの範囲にあり、孔径が大きく水処理用フ
ィルターとして利用するには好適とはいえないものであ
った。また、複合体の表面に補強用繊維が存在し、表面
が平滑でなく、離型性に難を有していて、コンクリート
用型枠として利用するには好適といえるものでなかっ
た。
密度繊維強化可塑性複合体が開示されており、この発明
では、熱膨張を利用して連続気孔をする低密度繊維強化
可塑性複合体を得ている。ここに開示されている複合体
は、軽量で強度が高く、かつ20〜90体積%の連続気
孔を有するものであるが、その孔径は使用する樹脂粉末
や強化短繊維との配合比によっても異なるが、通常は1
0〜500μmの範囲にあり、孔径が大きく水処理用フ
ィルターとして利用するには好適とはいえないものであ
った。また、複合体の表面に補強用繊維が存在し、表面
が平滑でなく、離型性に難を有していて、コンクリート
用型枠として利用するには好適といえるものでなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑
み、本発明の課題は、軽量でかつ高強度を有しており、
連続気孔を有していて透水性やガス透過性が制御でき、
表面が平滑である多孔性樹脂積層体及びその製造方法を
提供することにある。
み、本発明の課題は、軽量でかつ高強度を有しており、
連続気孔を有していて透水性やガス透過性が制御でき、
表面が平滑である多孔性樹脂積層体及びその製造方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者等は鋭意検討した結果、後述するような繊
維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に、特定の孔径の細孔
を有するポリオレフィン有孔フィルムを積層することに
より、軽量でかつ高強度を有しており、連続気孔を有し
ていて透水性やガス透過性が制御され、さらに表面が平
滑で離型性にも優れた多孔性樹脂積層体が得られるとい
う知見を得、本発明に到達した。
に、本発明者等は鋭意検討した結果、後述するような繊
維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に、特定の孔径の細孔
を有するポリオレフィン有孔フィルムを積層することに
より、軽量でかつ高強度を有しており、連続気孔を有し
ていて透水性やガス透過性が制御され、さらに表面が平
滑で離型性にも優れた多孔性樹脂積層体が得られるとい
う知見を得、本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明の要旨は、孔径0.01
〜10μmの細孔を有するポリオレフィン有孔フィルム
と、気孔率が20〜90体積%であって、連続気孔を有
する繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体との多孔性樹脂
積層体であって、前記ポリオレフィン有孔フィルムを形
成しているポリオレフィンの融点が繊維強化ポリオレフ
ィン樹脂多孔体を構成しているポリオレフィン樹脂の融
点よりも少なくとも5℃高いことを特徴とする多孔性樹
脂積層体であり、この多孔性樹脂積層体は、短繊維とポ
リオレフィン樹脂粉末とを水に分散し、抄紙して複合シ
ートとし、この複合シートを加圧下に加熱した後、加圧
下に冷却して気孔率が20〜90体積%の繊維強化ポリ
オレフィン樹脂多孔体を形成し、しかる後にこの繊維強
化ポリオレフィン樹脂多孔体と有孔フィルムとを積層し
て、加圧下に繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を構成
するポリオレフィン樹脂の融点より高く、ポリオレフィ
ン系有孔フィルムを構成するポリオレフィンの融点より
低い温度で加熱し、次いで、加圧下に冷却することによ
って製造することができる。
〜10μmの細孔を有するポリオレフィン有孔フィルム
と、気孔率が20〜90体積%であって、連続気孔を有
する繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体との多孔性樹脂
積層体であって、前記ポリオレフィン有孔フィルムを形
成しているポリオレフィンの融点が繊維強化ポリオレフ
ィン樹脂多孔体を構成しているポリオレフィン樹脂の融
点よりも少なくとも5℃高いことを特徴とする多孔性樹
脂積層体であり、この多孔性樹脂積層体は、短繊維とポ
リオレフィン樹脂粉末とを水に分散し、抄紙して複合シ
ートとし、この複合シートを加圧下に加熱した後、加圧
下に冷却して気孔率が20〜90体積%の繊維強化ポリ
オレフィン樹脂多孔体を形成し、しかる後にこの繊維強
化ポリオレフィン樹脂多孔体と有孔フィルムとを積層し
て、加圧下に繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を構成
するポリオレフィン樹脂の融点より高く、ポリオレフィ
ン系有孔フィルムを構成するポリオレフィンの融点より
低い温度で加熱し、次いで、加圧下に冷却することによ
って製造することができる。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
多孔性樹脂積層体は後述するポリオレフィン有孔フィル
ムと後述する繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体とを積
層し、加圧下で加熱した後、加圧下で冷却して得られ
る。ポリオレフィン有孔フィルムとしては、通気及び透
湿性フィルムとして市販されているものを用いることが
できる。ポリオレフィン有孔フィルムの細孔の径は0.
01〜10μmであるものが用いられ、細孔の径が0.
01μm未満のものでは透水性やガス透過性が不十分
で、水処理フィルターやコンクリート用型枠として利用
するには不適であり、10μmを超えたものでは、平滑
性を除けば、実質的に有孔フィルムを積層しないものと
同じ効果しか得られない。
多孔性樹脂積層体は後述するポリオレフィン有孔フィル
ムと後述する繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体とを積
層し、加圧下で加熱した後、加圧下で冷却して得られ
る。ポリオレフィン有孔フィルムとしては、通気及び透
湿性フィルムとして市販されているものを用いることが
できる。ポリオレフィン有孔フィルムの細孔の径は0.
01〜10μmであるものが用いられ、細孔の径が0.
01μm未満のものでは透水性やガス透過性が不十分
で、水処理フィルターやコンクリート用型枠として利用
するには不適であり、10μmを超えたものでは、平滑
性を除けば、実質的に有孔フィルムを積層しないものと
同じ効果しか得られない。
【0009】また、気孔率は20〜90体積%、厚さは
30〜200μmのものが好ましく用いられる。気孔率
が20体積%未満では透水性やガス透過性が低下し、分
離機能が低下する傾向にあり、90体積%を超えたもの
ではフィルム機能が低下する傾向にある。厚さが30μ
m未満ではフィルム強度が低下する傾向にあり、200
μmを超えると透水性やガス透過性が低下し、分離機能
が低下する傾向にある。
30〜200μmのものが好ましく用いられる。気孔率
が20体積%未満では透水性やガス透過性が低下し、分
離機能が低下する傾向にあり、90体積%を超えたもの
ではフィルム機能が低下する傾向にある。厚さが30μ
m未満ではフィルム強度が低下する傾向にあり、200
μmを超えると透水性やガス透過性が低下し、分離機能
が低下する傾向にある。
【0010】上記のように、ポリオレフィン有孔フィル
ムの細孔の径、気孔率、厚さを特定することによって、
透水性やガス透過性を制御することが可能となる。ま
た、ポリオレフィン有孔フィルムと繊維強化ポリオレフ
ィン樹脂多孔体とを加圧下に加熱した後、加圧下に冷却
して積層するために、ポリオレフィン有孔フィルムを形
成しているポリオレフィンとして、このポリオレフィン
の融点を繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に用いられ
るポリオレフィン樹脂の融点より少なくとも5℃高い融
点のものを使用する必要があり、このようなポリオレフ
ィン有孔フィルムのポリオレフィンとしては、例えば、
繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に用いられているポ
リオレフィン樹脂として低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、又はエチレン系共重合体を用いた場合に
は、ポリオレフィン系有孔フィルムのポリオレフィンと
しては、ポリプロピレンやポリプロピレン系共重合体又
は超高分子量ポリエチレンが用いられ、繊維強化ポリオ
レフィン樹脂多孔体に用いられているポリオレフィン樹
脂として超高分子量ポリエチレンを用いた場合には、ポ
リオレフィン有孔フィルムのポリオレフィンとしてはポ
リプロピレンフィルムやポリプロピレン系共重合体が用
いられる。
ムの細孔の径、気孔率、厚さを特定することによって、
透水性やガス透過性を制御することが可能となる。ま
た、ポリオレフィン有孔フィルムと繊維強化ポリオレフ
ィン樹脂多孔体とを加圧下に加熱した後、加圧下に冷却
して積層するために、ポリオレフィン有孔フィルムを形
成しているポリオレフィンとして、このポリオレフィン
の融点を繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に用いられ
るポリオレフィン樹脂の融点より少なくとも5℃高い融
点のものを使用する必要があり、このようなポリオレフ
ィン有孔フィルムのポリオレフィンとしては、例えば、
繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に用いられているポ
リオレフィン樹脂として低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、又はエチレン系共重合体を用いた場合に
は、ポリオレフィン系有孔フィルムのポリオレフィンと
しては、ポリプロピレンやポリプロピレン系共重合体又
は超高分子量ポリエチレンが用いられ、繊維強化ポリオ
レフィン樹脂多孔体に用いられているポリオレフィン樹
脂として超高分子量ポリエチレンを用いた場合には、ポ
リオレフィン有孔フィルムのポリオレフィンとしてはポ
リプロピレンフィルムやポリプロピレン系共重合体が用
いられる。
【0011】繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体は、例
えば、米国特許第4426470号公報に記載されてい
る方法で製造することができる。すなわち、強化用短繊
維とポリオレフィン樹脂粉末とを水中に分散し、抄紙し
て複合シートを得る。次いで、この複合シートを加圧下
に加熱した後、加圧下に冷却して気孔率が20〜90体
積%の繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を形成する。
この繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体の気孔率が20
体積%未満では連続気孔を有する多孔体が得られないこ
とがあり、気孔率が90体積%を超えると強度が低下す
る。
えば、米国特許第4426470号公報に記載されてい
る方法で製造することができる。すなわち、強化用短繊
維とポリオレフィン樹脂粉末とを水中に分散し、抄紙し
て複合シートを得る。次いで、この複合シートを加圧下
に加熱した後、加圧下に冷却して気孔率が20〜90体
積%の繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を形成する。
この繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体の気孔率が20
体積%未満では連続気孔を有する多孔体が得られないこ
とがあり、気孔率が90体積%を超えると強度が低下す
る。
【0012】強化用短繊維としては、無機系、有機系の
繊維が用いられ、例えば、ガラス繊維、ピッチ系もしく
はPAN系のカーボン繊維、メタ系もしくはパラ系のア
ラミド繊維、アルミナ繊維、ビニロン繊維、麻などが挙
げられ、単独又は混合して用いることができる。強化用
短繊維の平均繊維長は、1〜50mmであることが好ま
しく、3〜25mmであることがより好ましい。平均繊
維長が1mmより短い場合は、熱膨張が不十分で、気孔
率が低くなる傾向にあり、また、表面の平滑な多孔体が
得られにくく、十分な強度も得られない。また平均繊維
長が50mmを超える場合も、熱膨張が不十分で、気孔
率が低いものとなる傾向にあり、また、繊維とポリオレ
フィン系樹脂との十分な均一性が得られないことがあ
る。さらに強化用短繊維の平均繊維径は2〜100μm
であることが好ましく、5〜50μmであることがより
好ましい。平均繊維径は2μm未満では透水性やガス透
過性が低下する傾向にあり、100μmを超えると繊維
とポリオレフィン系樹脂との十分な均一性が得られない
傾向にある。
繊維が用いられ、例えば、ガラス繊維、ピッチ系もしく
はPAN系のカーボン繊維、メタ系もしくはパラ系のア
ラミド繊維、アルミナ繊維、ビニロン繊維、麻などが挙
げられ、単独又は混合して用いることができる。強化用
短繊維の平均繊維長は、1〜50mmであることが好ま
しく、3〜25mmであることがより好ましい。平均繊
維長が1mmより短い場合は、熱膨張が不十分で、気孔
率が低くなる傾向にあり、また、表面の平滑な多孔体が
得られにくく、十分な強度も得られない。また平均繊維
長が50mmを超える場合も、熱膨張が不十分で、気孔
率が低いものとなる傾向にあり、また、繊維とポリオレ
フィン系樹脂との十分な均一性が得られないことがあ
る。さらに強化用短繊維の平均繊維径は2〜100μm
であることが好ましく、5〜50μmであることがより
好ましい。平均繊維径は2μm未満では透水性やガス透
過性が低下する傾向にあり、100μmを超えると繊維
とポリオレフィン系樹脂との十分な均一性が得られない
傾向にある。
【0013】繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体に用い
られるポリオレフィン樹脂としては、例えば、低密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、4−メチル
ペンテン、塩素化ポリエチレンなどの単独重合体が挙げ
られ、エチレンとプロピレン、イソブチレン、イソペン
テン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン、アクリル
酸、メタアクリル酸、又は酢酸ビニルとの共重合体であ
ってもよく、この場合にはエチレン以外の共重合成分と
しては10モル%以下が好ましい。これらの中でも、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポ
リエチレン、ポリプロピレンが特に好ましい。
られるポリオレフィン樹脂としては、例えば、低密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、4−メチル
ペンテン、塩素化ポリエチレンなどの単独重合体が挙げ
られ、エチレンとプロピレン、イソブチレン、イソペン
テン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン、アクリル
酸、メタアクリル酸、又は酢酸ビニルとの共重合体であ
ってもよく、この場合にはエチレン以外の共重合成分と
しては10モル%以下が好ましい。これらの中でも、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポ
リエチレン、ポリプロピレンが特に好ましい。
【0014】上記ポリオレフィン樹脂は粉末で用いられ
るが、ポリオレフィン樹脂粉末の粒子径としては、JI
S標準で48メッシュ以下の粉末が好ましい。粒子径が
48メッシュより大きいと均一性の十分なものが得らな
いことがある。強化用短繊維とポリオレフィン樹脂との
混合比は、ポリオレフィン樹脂100重量部に対し、強
化用短繊維5〜500重量部であることが好ましく、特
に20〜200重量部であることが好ましい。強化用短
繊維の混合比が、ポリオレフィン樹脂100重量部に対
し、5重量部未満の場合は、熱膨張が不十分となるの
で、気孔率の確保が難しいことがあり、また混合比が5
00重量部を超える場合は、十分な均一性を得るのが難
しいことがある。
るが、ポリオレフィン樹脂粉末の粒子径としては、JI
S標準で48メッシュ以下の粉末が好ましい。粒子径が
48メッシュより大きいと均一性の十分なものが得らな
いことがある。強化用短繊維とポリオレフィン樹脂との
混合比は、ポリオレフィン樹脂100重量部に対し、強
化用短繊維5〜500重量部であることが好ましく、特
に20〜200重量部であることが好ましい。強化用短
繊維の混合比が、ポリオレフィン樹脂100重量部に対
し、5重量部未満の場合は、熱膨張が不十分となるの
で、気孔率の確保が難しいことがあり、また混合比が5
00重量部を超える場合は、十分な均一性を得るのが難
しいことがある。
【0015】上記のような強化用短繊維とポリオレフィ
ン樹脂粉末とを上記配合で抄紙して得られた複合シート
を、さらに次のようにして繊維強化ポリオレフィン樹脂
多孔体を得る。すなわち、抄紙して複合化したシートを
乾燥させた後、1枚もしくは2枚以上積層して加圧下に
加熱し、しかる後、加圧下に冷却する。加圧下に加熱す
る際の温度は、使用するポリオレフィン樹脂の融点より
10〜60℃高めであり、圧力は5〜100kg/cm
2 であることが好ましい。さらに同圧力で、10〜50
℃の温度で冷却することが好ましい。このようにして、
気孔率が20〜90体積%で、厚さが0.2〜5mm程
度で、重量が200〜3000g/m2程度の繊維強化
ポリオレフィン樹脂多孔体を得る。このとき、複合シー
トのままでは表面の平滑性は乏しいが、プレス成形する
ことによって表面は平滑になる。
ン樹脂粉末とを上記配合で抄紙して得られた複合シート
を、さらに次のようにして繊維強化ポリオレフィン樹脂
多孔体を得る。すなわち、抄紙して複合化したシートを
乾燥させた後、1枚もしくは2枚以上積層して加圧下に
加熱し、しかる後、加圧下に冷却する。加圧下に加熱す
る際の温度は、使用するポリオレフィン樹脂の融点より
10〜60℃高めであり、圧力は5〜100kg/cm
2 であることが好ましい。さらに同圧力で、10〜50
℃の温度で冷却することが好ましい。このようにして、
気孔率が20〜90体積%で、厚さが0.2〜5mm程
度で、重量が200〜3000g/m2程度の繊維強化
ポリオレフィン樹脂多孔体を得る。このとき、複合シー
トのままでは表面の平滑性は乏しいが、プレス成形する
ことによって表面は平滑になる。
【0016】さらに、繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔
体とポリオレフィン有孔フィルムとを積層し、加圧下に
繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を構成するポリオレ
フィン樹脂の融点より高く、ポリオレフィン系有孔フィ
ルムの融点より低い温度で加熱し、次いで、加圧下に冷
却して多孔性樹脂積層体を得る。このときの加熱温度
は、通常使用するポリオレフィン樹脂の融点より5〜3
0℃高めにするのが好ましく、圧力としては5〜100
kg/cm2 であることが好ましい。このような温度で
加熱するこによって、ポリオレフィン有孔フィルムの細
孔が破壊されることなく、繊維強化ポリオレフィン樹脂
多孔体とポリオレフィン有孔フィルムとが接着する。こ
のためにポリオレフィン有孔フィルムを構成しているポ
リオレフィンの融点を繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔
体に用いられるポリオレフィン樹脂の融点より少なくと
も5℃高い温度のものを使用しなくてはならない。
体とポリオレフィン有孔フィルムとを積層し、加圧下に
繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を構成するポリオレ
フィン樹脂の融点より高く、ポリオレフィン系有孔フィ
ルムの融点より低い温度で加熱し、次いで、加圧下に冷
却して多孔性樹脂積層体を得る。このときの加熱温度
は、通常使用するポリオレフィン樹脂の融点より5〜3
0℃高めにするのが好ましく、圧力としては5〜100
kg/cm2 であることが好ましい。このような温度で
加熱するこによって、ポリオレフィン有孔フィルムの細
孔が破壊されることなく、繊維強化ポリオレフィン樹脂
多孔体とポリオレフィン有孔フィルムとが接着する。こ
のためにポリオレフィン有孔フィルムを構成しているポ
リオレフィンの融点を繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔
体に用いられるポリオレフィン樹脂の融点より少なくと
も5℃高い温度のものを使用しなくてはならない。
【0017】このようにして得られた多孔性樹脂積層体
は2層構造からなり、基体である繊維強化ポリオレフィ
ン樹脂多孔体が、20〜90体積%の気孔率を有してい
るにもかかわらず、高い力学的強度を有し、一方の層で
あるポリオレフィン有孔フィルムは細孔の径が規定され
ているので、透水性やガス透過性を制御することが可能
となり、高いガス分離機能を有する。また、ポリオレフ
ィン有孔フィルムが表面に積層されているので、表面が
平滑で離型性がより良好となる。したがって、水処理用
フィルターやコンクリート型枠(型枠シートも含む)と
して好適に利用できる。
は2層構造からなり、基体である繊維強化ポリオレフィ
ン樹脂多孔体が、20〜90体積%の気孔率を有してい
るにもかかわらず、高い力学的強度を有し、一方の層で
あるポリオレフィン有孔フィルムは細孔の径が規定され
ているので、透水性やガス透過性を制御することが可能
となり、高いガス分離機能を有する。また、ポリオレフ
ィン有孔フィルムが表面に積層されているので、表面が
平滑で離型性がより良好となる。したがって、水処理用
フィルターやコンクリート型枠(型枠シートも含む)と
して好適に利用できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。なお実施例中の気孔率は次のようにして求められ
る。すなわち、気孔のないポリオレフィン樹脂と強化用
短繊維とからなる複合体の理論密度をAg/cm3 と
し、繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体の見掛密度をB
g/cm3 とすると、気孔率は(A−B)/A×100
(%)で求められる。
する。なお実施例中の気孔率は次のようにして求められ
る。すなわち、気孔のないポリオレフィン樹脂と強化用
短繊維とからなる複合体の理論密度をAg/cm3 と
し、繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体の見掛密度をB
g/cm3 とすると、気孔率は(A−B)/A×100
(%)で求められる。
【0019】実施例1
強化用短繊維(平均繊維長が5mmのガラス繊維、オー
ウェンス・コーニング・ファイバーグラス社製4155
B)及びポリオレフィン樹脂の粉末(高密度ポリエチレ
ン樹脂、住友精化社製、フローセンM)をそれぞれ水中
に均一に分散し、水性スラリーを得た後、抄紙して、ガ
ラス繊維50重量%を含有し、400g/m2 の基底重
量を有する複合シートを得た。この複合シート1枚を、
連続二重ベルトラミネーターの間に通して、約2000
kPaの圧力下で、170℃の温度にて2分間プレスし
た後、30℃で2分間加圧冷却して0.9mm厚で、気
孔率が64体積%であるガラス繊維強化高密度ポリエチ
レン多孔体を得た。
ウェンス・コーニング・ファイバーグラス社製4155
B)及びポリオレフィン樹脂の粉末(高密度ポリエチレ
ン樹脂、住友精化社製、フローセンM)をそれぞれ水中
に均一に分散し、水性スラリーを得た後、抄紙して、ガ
ラス繊維50重量%を含有し、400g/m2 の基底重
量を有する複合シートを得た。この複合シート1枚を、
連続二重ベルトラミネーターの間に通して、約2000
kPaの圧力下で、170℃の温度にて2分間プレスし
た後、30℃で2分間加圧冷却して0.9mm厚で、気
孔率が64体積%であるガラス繊維強化高密度ポリエチ
レン多孔体を得た。
【0020】次いで、ポリオレフィン有孔フィルムとし
て100μm厚のポリプロピレン有孔フィルム(徳山曹
達社製、NFシート、細孔径3.0μm)をガラス繊維
強化高密度ポリエチレン多孔体の片側に積層して、約1
500kPa、130℃で2分間加圧加熱した後、同圧
力、30℃で2分間加圧冷却して0.9mm厚の多孔性
樹脂積層体を得た。この多孔性樹脂積層体の有孔フィル
ムを除く部分の気孔率は60体積%であった。
て100μm厚のポリプロピレン有孔フィルム(徳山曹
達社製、NFシート、細孔径3.0μm)をガラス繊維
強化高密度ポリエチレン多孔体の片側に積層して、約1
500kPa、130℃で2分間加圧加熱した後、同圧
力、30℃で2分間加圧冷却して0.9mm厚の多孔性
樹脂積層体を得た。この多孔性樹脂積層体の有孔フィル
ムを除く部分の気孔率は60体積%であった。
【0021】実施例2
強化用短繊維として平均繊維長が3mmのPAN系のカ
ーボン繊維(東邦レーヨン社製、ベスファイトHTA−
C3−PL)と、ポリオレフィン樹脂の粉末として高密
度ポリエチレン樹脂粉末(住友精化社製、フローセン
M)とをそれぞれ水中に均一に分散させ、水性スラリー
を得た後、抄紙して、カーボン繊維を30重量%含有
し、300g/m2 の基底重量を有する複合シートを得
た。この複合シート1枚を連続二重ベルトラミネーター
の間に通して、約2000kPaの圧力下で、160℃
の温度にて2分間プレスした後、30℃で2分間加圧冷
却して0.8mm厚で、気孔率が58体積%であるカー
ボン繊維強化高密度ポリエチレン多孔体を得た。
ーボン繊維(東邦レーヨン社製、ベスファイトHTA−
C3−PL)と、ポリオレフィン樹脂の粉末として高密
度ポリエチレン樹脂粉末(住友精化社製、フローセン
M)とをそれぞれ水中に均一に分散させ、水性スラリー
を得た後、抄紙して、カーボン繊維を30重量%含有
し、300g/m2 の基底重量を有する複合シートを得
た。この複合シート1枚を連続二重ベルトラミネーター
の間に通して、約2000kPaの圧力下で、160℃
の温度にて2分間プレスした後、30℃で2分間加圧冷
却して0.8mm厚で、気孔率が58体積%であるカー
ボン繊維強化高密度ポリエチレン多孔体を得た。
【0022】次いで、ポリオレフィン系有孔フィルムと
して120μm厚のポリプロピレン製有孔フィルム(徳
山曹達社製、NFシート、細孔系2.5μm)をカーボ
ン繊維強化高密度ポリエチレン多孔体の片側に積層し
て、約2000kPaの圧力下で、140℃の温度で2
分間プレスした後、30℃で2分間加圧冷却して0.8
m厚の多孔性樹脂積層体を得た。この多孔性樹脂積層体
の有孔フィルムを除く部分の気孔率は50体積%であっ
た。
して120μm厚のポリプロピレン製有孔フィルム(徳
山曹達社製、NFシート、細孔系2.5μm)をカーボ
ン繊維強化高密度ポリエチレン多孔体の片側に積層し
て、約2000kPaの圧力下で、140℃の温度で2
分間プレスした後、30℃で2分間加圧冷却して0.8
m厚の多孔性樹脂積層体を得た。この多孔性樹脂積層体
の有孔フィルムを除く部分の気孔率は50体積%であっ
た。
【0023】実施例3
実施例1及び実施例2で得た多孔性樹脂積層体(シー
ト)を、合板型枠の内側の面に両面テープを用いて固定
し、この型枠内にスランプ8cmのコンクリートを打設
した。気中24時間の養生時間を経て脱型したところ、
型枠からの離型性は非常に良好で、コンクリート面につ
いてもアバタが殆ど見られなかった。また、用いた多孔
性樹脂積層体は破壊されることはなかった。
ト)を、合板型枠の内側の面に両面テープを用いて固定
し、この型枠内にスランプ8cmのコンクリートを打設
した。気中24時間の養生時間を経て脱型したところ、
型枠からの離型性は非常に良好で、コンクリート面につ
いてもアバタが殆ど見られなかった。また、用いた多孔
性樹脂積層体は破壊されることはなかった。
【0024】
【発明の効果】本発明の多孔性樹脂積層体は、軽量でか
つ高強度を有しており、また、特定の孔径の細孔を有
し、連続気孔を有しているので、透水性やガス透過性を
制御することができる。さらに、表面が平滑で離型性が
よい。したがって、本発明の多孔性積層体は、水処理用
フィルターやコンクリート用型枠として好適に利用でき
る。本発明の製造方法によれば、このような多孔性樹脂
積層体が容易に製造することができる。
つ高強度を有しており、また、特定の孔径の細孔を有
し、連続気孔を有しているので、透水性やガス透過性を
制御することができる。さらに、表面が平滑で離型性が
よい。したがって、本発明の多孔性積層体は、水処理用
フィルターやコンクリート用型枠として好適に利用でき
る。本発明の製造方法によれば、このような多孔性樹脂
積層体が容易に製造することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B32B 1/00 - 35/00
B01D 53/22,61/00 - 71/82
C02F 1/44
Claims (2)
- 【請求項1】 孔径0.01〜10μmの細孔を有する
ポリオレフィン有孔フィルムと、気孔率が20〜90体
積%であって、連続気孔を有する、短繊維とポリオレフ
ィン樹脂粉末とを抄紙して複合シートとしたものを加圧
下に加熱した後、加圧下に冷却することにより得られる
繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体との多孔性樹脂積層
体であって、前記ポリオレフィン有孔フィルムを形成し
ているポリオレフィンの融点が繊維強化ポリオレフィン
樹脂多孔体を構成しているポリオレフィン樹脂の融点よ
りも少なくとも5℃高いことを特徴とする多孔性樹脂積
層体。 - 【請求項2】 短繊維とポリオレフィン樹脂粉末とを水
に分散し、抄紙して複合シートとし、この複合シートを
加圧下に加熱した後、加圧下に冷却して気孔率が20〜
90体積%の繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体を形成
し、しかる後にこの繊維強化ポリオレフィン樹脂多孔体
と有孔フィルムとを積層して、加圧下に繊維強化ポリオ
レフィン樹脂多孔体を構成するポリオレフィン樹脂の融
点より高く、ポリオレフィン系有孔フィルムを構成する
ポリオレフィンの融点より低い温度で加熱し、次いで、
加圧下に冷却することを特徴とする請求項1記載の多孔
性樹脂積層体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17098594A JP3404137B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 多孔性樹脂積層体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17098594A JP3404137B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 多孔性樹脂積層体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834086A JPH0834086A (ja) | 1996-02-06 |
JP3404137B2 true JP3404137B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=15914995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17098594A Expired - Fee Related JP3404137B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 多孔性樹脂積層体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3404137B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7112415B2 (ja) | 2017-09-29 | 2022-08-03 | 株式会社クラレ | 通液部材 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17098594A patent/JP3404137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0834086A (ja) | 1996-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FI92303B (fi) | Menetelmä vahvistettujen termoplastilaminaattien valmistamiseksi ja niistä valmistetut tuotteet | |
US5055341A (en) | Composite molded articles and process for producing same | |
US4765915A (en) | Porous filter media and membrane support means | |
US4904385A (en) | Porous filter media and membrane support means | |
JP2006062239A (ja) | 繊維ボードの製造方法及び繊維ボード | |
KR20170052598A (ko) | 이층 유리 섬유 매트 복합재 | |
JPH0257333A (ja) | 吸音材 | |
JP3404137B2 (ja) | 多孔性樹脂積層体及びその製造方法 | |
JPH07178859A (ja) | 積層体及びその製造方法 | |
WO2002064361A1 (fr) | Materiau de resine lamine | |
JP2831673B2 (ja) | 繊維成形体の製造方法 | |
CA2470047A1 (en) | A mat and methods for the manufacture of glass fiber reinforced plastics or carbon fiber reinforced plastics | |
JPH0557805A (ja) | 軽量複合成形物の製造法 | |
JPH04232047A (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂成形品の外観改良方法 | |
JP3574209B2 (ja) | 軽量スタンパブルシート表皮貼合品 | |
JP2003181965A (ja) | 抄造法スタンパブルシート、軽量スタンパブルシート成形品および軽量スタンパブルシート表皮貼合品 | |
JPH01166946A (ja) | 熱成形用繊維成形体の製造方法 | |
JPH0276725A (ja) | 複合材料の製造方法 | |
JP2872896B2 (ja) | 熱成形性芯材、その製造方法及び内装材 | |
JP2762586B2 (ja) | 部分通気性複合シートの製造方法 | |
JP3470280B2 (ja) | コンクリート型枠シート及びその製造方法 | |
JPH03161335A (ja) | 軽量複合材料の製造方法 | |
JPH0462053A (ja) | 多孔性複合材料の製造方法 | |
JPH01165431A (ja) | 熱成形用繊維成形体の製造方法 | |
JPH04223160A (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂成形品の外観改良方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |