JP3403845B2 - 超高真空測定方法 - Google Patents

超高真空測定方法

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JP3403845B2
JP3403845B2 JP03563695A JP3563695A JP3403845B2 JP 3403845 B2 JP3403845 B2 JP 3403845B2 JP 03563695 A JP03563695 A JP 03563695A JP 3563695 A JP3563695 A JP 3563695A JP 3403845 B2 JP3403845 B2 JP 3403845B2
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ion
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、10-10Pa以下の極
めて低い真空圧を測定するための超高真空測定方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、10-10 Pa程度の超高真空用真
空計として、例えば出願人が提案した特開平5−133
832号公報記載のものが知られている。この種の真空
計は熱陰極電離真空計が主なもので、熱電子で気体分子
を電離させて気体イオンを生成するイオン生成部と、生
成したイオンを検出するイオン検出部とを備え、これら
の部の間に、生成したイオン中から所望のイオンを分離
するためのエネルギーフィルターを設けた構成を有す
る。
【0003】このイオン生成部は、フィラメントの電子
ビーム源とキャップ状の金属メッシュの集電子電極とで
構成され、該電子ビーム源から放出された熱電子を集電
子電極に集め、そこで気体分子と衝突させて気体分子を
イオン化し、生成したイオンを引出電極によりエネルギ
ーフィルター方向へ引き出す。該エネルギーフィルター
には電位が与えられており、この電位で決まる特定のエ
ネルギーを持ったイオンのみがこのフィルターを通過し
て二次電子増倍管等で構成されたイオン検出部に入射
し、これを流れる電流値を検出することにより真空度が
測定される。また、電流値が小さい場合には、パルスカ
ウント法により電流値を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】超高真空に於いては気
体分子の数が少ないから、イオンの数も少なく、超高真
空の測定には気体分子のイオンのみをイオン検出部に導
いてその電流値を計測することが理想的であるが、イオ
ン生成部の集電子電極からは電子衝撃によりイオン(E
SDイオン=電子励起脱離イオン)が発生し、このES
Dイオンがイオン検出部に導かれると、気体のイオンと
区別ができず、正確な超高真空の測定は行えない。ES
Dイオンがイオン検出部に導かれないようにするため、
エネルギーフィルターを設けてあるが、イオン生成部に
於いて生成される気体イオンとESDイオンの初期エネ
ルギー差が約5eV程度しかないので、エネルギーフィ
ルターでESDイオンを完全に除去してしまうことは困
難である。10-8Pa程度の真空度では、気体イオンの
数も多く、イオン検出部に導かれるイオン中に占めるE
SDイオンの割合が小さいから、エネルギーフィルター
でESDイオンを充分に除去しなくても測定は比較的正
確に行えるが、10-11 Paの超高真空になると、気体
イオンの数が少ないのでESDイオンの割合が多くなり
すぎ、ESDイオンを除去しない限り正確な測定は困難
である。
【0005】本発明は、ESDイオンを除去して10
-10Pa程度以下の超高真空を正確に測定する方法を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電子ビーム源から放出される電子を集電子
電極にて気体分子と衝撃させて気体イオンを生成するイ
オン生成部と、所定の電位を印加することによって、前
記イオン生成部で気体イオンと共に生成される電子励起
脱離イオンを除去分離するエネルギーフィルターと、前
記エネルギーフィルターにより分離した気体イオンのイ
オン数を検出するイオン検出部とを備えた超高真空測定
装置の超高真空測定方法において、前記エネルギーフィ
ルターに可変電圧を印加して前記気体イオンと前記電子
励起脱離イオンのエネルギー分布を測定することを特徴
としている。
【0007】
【作用】超高真空中に於いて、イオン生成部の電子ビー
ム源からの電子は集電子電極に集められ、そこの気体分
子が電子衝撃によりイオン化されて気体イオンとなり、
電位が与えられたエネルギーフィルターを通過してイオ
ン検出部に導かれ、その電流値を検出(又は、イオン数
をカウント)することにより真空度が測定される。イオ
ン生成部に於いては、集電子電極から電子衝撃により電
子励起脱離イオン(electron stimulated desorption i
on:ESDイオン)が発生し、これもエネルギーフィル
ターへ気体イオンと共に導かれるが、該イオン生成部の
内部の電位勾配を大きくすべく該集電子電極を両端部が
開放された筒形のグリッドで構成しておくことにより、
低い空間電位の領域で生成したイオンと、高い空間電位
の領域で生成したイオンとの間に、各イオンが持つ初期
エネルギー差以上に見掛け上のエネルギー差が生じ、E
SDイオンは該集電子電極電位で発生するので、気体イ
オンとESDイオンが混在してエネルギーフィルターを
通過するときにESDイオンが該フィルターにより捕捉
され気体イオンのみが該フィルターを通過し、イオン検
出部では気体イオン数のみを正確に測定することができ
る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明すると、
図1は超高真空中に設けられる超高真空用真空計の構成
図を示し、超高真空用真空計測定部1は、イオン生成部
2とエネルギーフィルター3とイオン検出部4とで構成
される。該イオン生成部2は、例えばPtクラッドMo
線で作成した図2に示すような両端部5a、5bが開放
された直径約12mm、長さ約15mmの筒形のグリッ
ドの集電子電極5と、該集電子電極5の外部側方に設け
たWフィラメントに直流を通電して加熱される熱陰極型
の電子ビーム源6とで構成した。該エネルギーフィルタ
ー3はベッセルボックス(Bessel-Box)型のもので、該
集電子電極5の軸線7に合致させて配置された円筒形の
円筒電極8とその両端に配置した円盤電極9、9を有
し、各円盤電極9の中心の該軸線7に合致した位置にイ
オンを導入するための穴9aが形成される。また、イオ
ン生成部2からの光や中性粒子、高速のイオン、軟X線
を除去するために、該円筒電極8の内部の中央部に、該
軸線7に垂直に該穴9aよりも直径のやや大きい円盤型
の邪魔板10を設け、これに該円筒電極8と同電位を与
えるようにした。イオン検出部4は二次電子増倍管で構
成した公知のイオン検出部で、そのラッパ状に拡がるイ
オン入射部4aに直流高電圧源4bにより負の高電圧を
印加し、二次電子増倍管の出力をプリアンプ4dを介し
てパルスカウンター(図示してない)に接続した。該集
電子電極5の開放された端部5aの前方、及び該イオン
入射部4aの前方に、アース電位のイオン引出し電極1
2、12を設けるようにした。これらの電極等の構成部
材は予め充分に脱ガス処理される。
【0009】該イオン生成部2の集電子電極5を例えば
10Vの第1直流電源13及び例えば100Vの第2直
流電源14を介してアースと接続し、該電子ビーム源6
を集電子電極5との間に該第2直流電源14の電位差を
持たせるように接続した。また、該電子ビーム源6には
加熱用電源15から加熱用電力が供給される。エネルギ
ーフィルター3の円筒電極8、円盤電極9、9及び邪魔
板10はこれらの電極電位を調整するために可変の直流
電源16を介してアースに接続され、これら円筒電極8
及び邪魔板10と円盤電極9、9との間にバイアス電源
17により例えば170Vの電位差を与えるようにし
た。
【0010】本発明の超高真空用真空計測定部1を超高
真空中に設置し、電子ビーム源6を加熱すると、これか
ら放出される熱電子が集電子電極5の円筒内に集まり、
そこに存在する気体分子に衝突して気体イオンを生成
し、生成した気体イオンは引出し電極12によりエネル
ギーフィルター3を介してイオン検出部4へ引出され、
そこでパルスカウント法又は直流法によりイオン強度を
計測することにより真空度が測定される。電子ビーム源
6からの熱電子の供給に伴い、光、軟X線、中性粒子、
高速のイオンや集電子電極5からのESDイオンが発生
し、これらはイオン検出部4へ入射するとノイズとなっ
て正確な測定を行えないので、直進性のある光、軟X
線、中性粒子、高速のイオンをエネルギーフィルター3
の光学的に配置した邪魔板10により除去している。し
かし、ESDイオンは直進性がなく、前記したように気
体イオンと初期エネルギー差が小さいので、従来の超高
真空用真空計では円筒電極に与えた電位によりESDイ
オンを気体イオンから分離することが難しく、換言すれ
ばESDイオンを除去し得る値に該円筒電極の電位を設
定すると、測定すべき気体イオンも減少してしまい、測
定がうまく行えなかった。
【0011】本発明では、ESDイオンと気体イオンの
見掛け上のエネルギー差をその初期エネルギー差以上と
し、該円筒電極による両イオンの分離を可能としたもの
で、この見掛け上のエネルギー差を与えるために、イオ
ン生成部2の集電子電極5のイオン引出し側と反対側の
端部5bを開放する構成、即ち該端部5bには集電子電
極5の構成部材が存在しない構成とした。
【0012】該端部5bを開放したことにより、該集電
子電極5の内部の電位勾配が変化し、該集電子電極5の
円筒の中央付近の低い空間電位の領域で生成したイオン
がエネルギーフィルター3を通過してイオン検出部4へ
入射し、該円筒上、又はその周辺付近の高い空間電位の
領域で生成したイオンは該エネルギーフィルター3で捕
捉されるようになる。ESDイオンは電位の高い集電子
電極5の表面で発生するものであるから、見掛け上は高
い電子ボルトで表される高いエネルギーを有するのに対
し、気体イオンは主として空間電位の低い領域で発生す
るから見掛け上は低いエネルギーを有し、そのためこれ
らのイオンが混在してエネルギーフィルター3を通過す
るように引出されても、その通過時に高いエネルギーの
イオン、主としてESDイオンは該フィルター3の円筒
電極8、円盤電極9及び邪魔板10にぶつかり消滅し、
エネルギーの低い気体イオンのみがイオン検出部4へ到
達するようになる。該エネルギーフィルター3を通過す
るイオンのエネルギーは、可変の直流電源16により任
意に決定でき、該直流電源16を操作することで集電子
電極5の内部で生成されたイオンのエネルギー分布を測
定できる。ESDイオンの持つ初期エネルギーは、気体
イオンの初期エネルギーよりも約5eV程度しか高くな
いが、上記のように集電子電極5内の電位勾配を顕著に
することで約15〜20eVのエネルギー差を付与し、
20〜25eVの見掛け上のエネルギー差を持たせるこ
とができる。
【0013】イオン検出部4に於いては、パルスカウン
ト法により二次電子増倍管に入射したイオンの個数を計
測する。これは、1個のイオンが持っている電荷は非常
に小さく、そのままでは計測することができないため、
二次電子増倍管に入射したイオンを105 〜107 個の
電子の束に増幅し、その電子の束を整形して大きな電流
のパルスにすることで1個、1個のイオンを計測する方
法である。
【0014】該集電子電極5をPtクラッドMo線で両
端部5a、5bを開放した直径約12mm、長さ約15
mmの筒形のグリッドにて形成し、これに140Vの直
流電位を与えた場合の計算機シュミレーションによって
求めた電位分布は図3の如くである。これに於いて、0
〜100Vまでは20V間隔、115〜140Vまでは
5V間隔で表示した。引出し電極12は0Vである。こ
の集電子電極5の内部で生成されたイオンのうち、計算
機シュミレーションによって求めたエネルギーフィルタ
ー3を通過してイオン検出部4に到達したものの領域
は、黒丸で示してあり、その黒丸の大きさは到達するイ
オンの数に比例させた。これによれば、集電子電極5の
内部中央付近で生成されたイオンのみがイオン検出部4
に到達していることが分かる。この黒丸の領域の電位
は、計算上、集電子電極5の電極電位と比較して15〜
20V低い空間電位であった。
【0015】また、集電子電極のイオン引出し側と反対
の上方の端部が塞がれた従来の場合と、本発明のような
集電子電極5の端部5bが開放された場合とでイオン検
出部4に検出されるイオン数を比較した結果は、図4及
び図5に示した如くである。両図の横軸はイオンのエネ
ルギーで図1の可変の直流電源16の電位に対応し、縦
軸はイオン検出部4でパルスカウント法で計測した1秒
間当りのイオンの数である。図4は従来の構造の集電子
電極を使ったときのエネルギー分布、図5は本発明の構
造の集電子電極を使ったときのエネルギー分布である。
両図に於いては、夫々のスペクトルは共に140eV付
近と110eV付近にピークが観察され、この140e
V付近のピークは、圧力依存性が少ないことや、ピーク
のエネルギーが集電子電極の電位と一致することなどか
らグリッドで生成されたESDイオンによるピークであ
ることが分かっている。また、110eV付近のピーク
は圧力依存性があることなどから、集電子電極の内部で
生成された気体イオンによるピークであることが分かっ
ている。図4の場合、ESDイオンと気体イオンは13
0eV付近で大きく重なっており、分離が不十分であ
る。これに対し図5の場合はESDイオンと気体イオン
のピークの重なりは殆どなく、充分に分離していること
が観察される。
【0016】念の為に、図4、図5の実験条件を計算機
シュミレーションしたところ、図6及び図7に示すよう
になった。図6は図4の実験のシュミレーション、図7
は図5の実験のシュミレーションで両図とも気体イオン
のエネルギー分布を示した図である。図6、図7の横軸
はイオンのエネルギーで図1の可変の直流電源16の電
位に対応し、縦軸は計測されるイオンの強度で、図3の
黒丸の大きさに対応するイオンの数を合計した結果であ
る。この結果では、図6の従来の構造の集電子電極即ち
一端部が閉鎖された電極の場合に約130eV付近に見
られたピーク(集電子電極の電位と比較すると約10e
V低いエネルギー)は、図7の本発明の両端部が開放さ
れた構造の集電子電極では約120eV付近に観察さ
れ、集電子電極の端部の閉鎖の有無で、気体イオンのピ
ークエネルギーを約10eV低くできることが分かる。
【0017】集電子電極に、PtクラッドMo線で筒形
のグリッドに形成したものを使用したが、その材料は他
の公知のものでもよく、筒形の寸法は任意であり、また
線材を使用せずに例えばパンチングメタルを使用しても
よい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ネルギーフィルターに可変電圧を印加して気体イオンと
電子励起脱離イオンのエネルギー分布を測定することに
よって、気体イオンと電子励起脱離イオンの各エネルギ
ーピークを把握することができるので、電子励起脱離イ
オンの気体イオンに対する影響を小さく抑えることがで
きる電圧に容易に調節することができ、気体イオンのイ
オン数を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図
【図2】本発明の実施例の集電子電極の斜視図
【図3】本発明で使用した集電子電極に於ける電位分布
の線図
【図4】従来の集電子電極により検出されたイオンのエ
ネルギースペクトルの線図
【図5】本発明で使用した集電子電極により検出された
イオンのエネルギースペクトルの線図
【図6】従来の集電子電極により検出される気体イオン
のエネルギースペクトルの計算機シュミレーションによ
る線図
【図7】本発明で使用した集電子電極により検出された
気体イオンのエネルギースペクトルの計算機シュミレー
ションによる線図
【符号の説明】
1 超高真空用真空計測定部 2 イオン生
成部 3 エネルギーフィルター 4 イオン検
出部 5 集電子電極 5a、5b 端部 6 電子ビーム源 7 軸線 8 円筒電極 9、9 円盤電極 10 邪魔板 16 可変の
直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−133833(JP,A) 特開 平5−133832(JP,A) 特開 平5−264388(JP,A) 特開 平7−153419(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 21/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビーム源から放出される電子を集電
    子電極にて気体分子と衝撃させて気体イオンを生成する
    イオン生成部と、所定の電位を印加することによって、
    前記イオン生成部で気体イオンと共に生成される電子励
    起脱離イオンを除去分離するエネルギーフィルターと、
    前記エネルギーフィルターにより分離した気体イオンの
    イオン数を検出するイオン検出部とを備えた超高真空測
    定装置の超高真空測定方法において、前記エネルギーフ
    ィルターに可変電圧を印加して前記気体イオンと前記電
    子励起脱離イオンのエネルギー分布を測定することを特
    徴とする超高真空測定方法。
  2. 【請求項2】 前記集電子電極の前記エネルギーフィル
    ター側と反対側の前記電子が入射する端部を解放して電
    位勾配を形成することを特徴とする請求項1に記載の超
    高真空測定方法。
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KR100477450B1 (ko) * 2002-08-30 2005-03-23 재단법인 포항산업과학연구원 마이크로 프로세서를 이용한 소프트웨어 기반 진공이온펌프 컨트롤러 및 이를 이용한 진공도 측정방법
JP4655738B2 (ja) * 2005-04-22 2011-03-23 パナソニック電工株式会社 帯電粒子量評価装置および帯電粒子量評価方法
JPWO2011040625A1 (ja) 2009-09-29 2013-02-28 有限会社真空実験室 イオン源を有する真空計測装置

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