JP3403766B2 - シガレットパッケージ・ケース組合せ体 - Google Patents
シガレットパッケージ・ケース組合せ体Info
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- cigarette
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
- B65D85/08—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular
- B65D85/10—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
- B65D85/1081—Inserts or accessories added or joined to the container, e.g. coins, pens, cards, spacers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24F—SMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
- A24F15/00—Receptacles or boxes specially adapted for cigars, cigarettes, simulated smoking devices or cigarettes therefor
- A24F15/12—Receptacles or boxes specially adapted for cigars, cigarettes, simulated smoking devices or cigarettes therefor for pocket use
- A24F15/18—Receptacles or boxes specially adapted for cigars, cigarettes, simulated smoking devices or cigarettes therefor for pocket use combined with other objects
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2209/00—Provisions for used articles
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シガレット等の喫煙物
品のためのシガレットパッケージ・ケース組合せ体（以
下、単に「パッケージ・ケース組合せ体」とも称する）
に関する。
品のためのシガレットパッケージ・ケース組合せ体（以
下、単に「パッケージ・ケース組合せ体」とも称する）
に関する。
【０００２】
【従来の技術】シガレット等のポピュラーな喫煙物品
は、パッケージに包装して販売されており、通常、各パ
ッケージに２０本のシガレットが包装されている。典型
的なシガレットパッケージの１つは、いわゆる「ハード
パック」、「クラッシュプルーフ（耐圧潰性）ボック
ス」又は「ヒンジ式蓋付パッケージ」（ヒンジ式に開閉
自在の蓋を備えたシガレットパッケージ）と称されるも
のである。この種のパッケージは、総体的に直方形であ
り、弾性の板紙から製造され、透明なポリプロピレンフ
ィルムの外側ラップで包被されている。従来、ヒンジ式
蓋付シガレットパッケージは、２枚の板紙ブランクから
作られている。一方のブランクは、パッケージの本体と
蓋を構成するためのものであり、他方のブランクは、パ
ッケージの前壁パネルと後壁パネルの内側面に貼り合わ
されるインサート又は内側フレームを構成するためのも
のである。この内側フレームは、パッケージ本体の前壁
パネル及び後壁パネルの頂縁より上に突出し、パッケー
ジが閉じられたとき蓋と本体との間にシールを設定す
る。この形態のブランクの詳細については、米国特許第
４，８５２，７３４号を参照されたい。ヒンジ式蓋付パ
ッケージのためのブランクのその他の設計のもとして
は、米国特許第３，８７４，５８１号、３，９４４，０
６６号及び５，１３９，１４０号に記載されたタイプの
ものがある。
は、パッケージに包装して販売されており、通常、各パ
ッケージに２０本のシガレットが包装されている。典型
的なシガレットパッケージの１つは、いわゆる「ハード
パック」、「クラッシュプルーフ（耐圧潰性）ボック
ス」又は「ヒンジ式蓋付パッケージ」（ヒンジ式に開閉
自在の蓋を備えたシガレットパッケージ）と称されるも
のである。この種のパッケージは、総体的に直方形であ
り、弾性の板紙から製造され、透明なポリプロピレンフ
ィルムの外側ラップで包被されている。従来、ヒンジ式
蓋付シガレットパッケージは、２枚の板紙ブランクから
作られている。一方のブランクは、パッケージの本体と
蓋を構成するためのものであり、他方のブランクは、パ
ッケージの前壁パネルと後壁パネルの内側面に貼り合わ
されるインサート又は内側フレームを構成するためのも
のである。この内側フレームは、パッケージ本体の前壁
パネル及び後壁パネルの頂縁より上に突出し、パッケー
ジが閉じられたとき蓋と本体との間にシールを設定す
る。この形態のブランクの詳細については、米国特許第
４，８５２，７３４号を参照されたい。ヒンジ式蓋付パ
ッケージのためのブランクのその他の設計のもとして
は、米国特許第３，８７４，５８１号、３，９４４，０
６６号及び５，１３９，１４０号に記載されたタイプの
ものがある。
【０００３】シガレットは、又、いわゆる「ソフトパッ
ク」又は「ソフトパッケージ」と称されるタイプの容器
に包装することもできる。例えば、米国特許第３，６９
５，４２２号及び４，７１７，０１７号参照。ソフトパ
ックの場合は、パッケージの頂部の一部分を引裂いて開
放し、パッケージの頂部からシガレットを容易に取出す
ことができるようにする。
ク」又は「ソフトパッケージ」と称されるタイプの容器
に包装することもできる。例えば、米国特許第３，６９
５，４２２号及び４，７１７，０１７号参照。ソフトパ
ックの場合は、パッケージの頂部の一部分を引裂いて開
放し、パッケージの頂部からシガレットを容易に取出す
ことができるようにする。
【０００４】ある種の新型シガレット、特に、米国特許
第４，７１４，０８２号、４，７５６，３１８号、４，
７９３，３６５号、４，８５４，３１１号、４，８８
１，５５６号、５，０２７，８３７号及び５，１８３，
０６２号に記載されているタイプのシガレットは、喫煙
中も、喫煙後も、ほぼ元の長さのままである。従って、
使用後、即ち喫煙後そのようなシガレットを能率的に処
分する方法が求められる。適当なごみ箱等がそばにない
とき使用済みシガレットをその場で処分するための何ら
かの容器があることが望ましい。このような新型シガレ
ットのためのパッケージの一例が米国特許第４，９６
１，４９６号に提案されている。
第４，７１４，０８２号、４，７５６，３１８号、４，
７９３，３６５号、４，８５４，３１１号、４，８８
１，５５６号、５，０２７，８３７号及び５，１８３，
０６２号に記載されているタイプのシガレットは、喫煙
中も、喫煙後も、ほぼ元の長さのままである。従って、
使用後、即ち喫煙後そのようなシガレットを能率的に処
分する方法が求められる。適当なごみ箱等がそばにない
とき使用済みシガレットをその場で処分するための何ら
かの容器があることが望ましい。このような新型シガレ
ットのためのパッケージの一例が米国特許第４，９６
１，４９６号に提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シガレット
を収容することができ、かつ、使用済み即ち喫煙済みシ
ガレットを収容するための一時的な入れ物即ちケースを
も提供するシガレットパッケージ・ケース組合せ体を提
供することを課題とする。
を収容することができ、かつ、使用済み即ち喫煙済みシ
ガレットを収容するための一時的な入れ物即ちケースを
も提供するシガレットパッケージ・ケース組合せ体を提
供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、シガレットのような喫煙物品のためのシ
ガレットパッケージ・ケース組合せ体を提供する。本発
明のシガレットパッケージ・ケース組合せ体は、シガレ
ットのような喫煙物品のためのシガレットパッケージ
と、該パッケージのためのケースとから成る。ケース
は、パッケージと嵌合する同様な形状を有し、何本かの
使用済み喫煙物品を処分することができるようになされ
ている。パッケージとケースとは、互いに組合わされ、
相対的に移動自在である。又、パッケージとケースと
は、互いに分離可能であり、分離した後必要に応じて再
度組合せてパッケージ・ケース組合せ体を形成すること
ができる。このパッケージは、本体部分と、該本体部分
に一体にヒンジ式に連結された蓋部分を有するものであ
ることが望ましい。パッケージの本体部分は、前壁と、
底壁と、後壁と、内側両側壁と、外側両側壁を有し、蓋
部分は、前壁と、頂壁と、本体部分の後壁に一体にヒン
ジ式に連結された後壁と、内側両側壁と、外側両側壁を
有する。
決するために、シガレットのような喫煙物品のためのシ
ガレットパッケージ・ケース組合せ体を提供する。本発
明のシガレットパッケージ・ケース組合せ体は、シガレ
ットのような喫煙物品のためのシガレットパッケージ
と、該パッケージのためのケースとから成る。ケース
は、パッケージと嵌合する同様な形状を有し、何本かの
使用済み喫煙物品を処分することができるようになされ
ている。パッケージとケースとは、互いに組合わされ、
相対的に移動自在である。又、パッケージとケースと
は、互いに分離可能であり、分離した後必要に応じて再
度組合せてパッケージ・ケース組合せ体を形成すること
ができる。このパッケージは、本体部分と、該本体部分
に一体にヒンジ式に連結された蓋部分を有するものであ
ることが望ましい。パッケージの本体部分は、前壁と、
底壁と、後壁と、内側両側壁と、外側両側壁を有し、蓋
部分は、前壁と、頂壁と、本体部分の後壁に一体にヒン
ジ式に連結された後壁と、内側両側壁と、外側両側壁を
有する。
【０００７】好ましい実施例では、パッケージの頂壁
は、(i) 除去可能な頂壁部分と、 (ii) パッケージの使
用中終始パッケージに固定されたままに留まる固定頂壁
部分を有する。該除去可能な頂壁部分とパッケージ内の
シガレットの間に、開閉自在の可動フラップが設けられ
る。該可動フラップは、パッケージ内からシガレットを
取出すために開閉することができる。このように、この
可動頂部フラップは、パッケージからシガレットを取出
すとき開放することができ、シガレットを取出した後は
閉じておくことができる。かくして、このパッケージ
は、慣用のヒンジ式蓋付シガレットパッケージとして使
用することもでき、あるいは、上記除去可能な頂壁部分
を除去して、可動頂部フラップを開閉することによって
ソフトパッケージと同様の態様（即ち、パッケージの頂
部に開放部を形成し、その開放部を通してシガレットを
取出す態様）で使用することもできる。
は、(i) 除去可能な頂壁部分と、 (ii) パッケージの使
用中終始パッケージに固定されたままに留まる固定頂壁
部分を有する。該除去可能な頂壁部分とパッケージ内の
シガレットの間に、開閉自在の可動フラップが設けられ
る。該可動フラップは、パッケージ内からシガレットを
取出すために開閉することができる。このように、この
可動頂部フラップは、パッケージからシガレットを取出
すとき開放することができ、シガレットを取出した後は
閉じておくことができる。かくして、このパッケージ
は、慣用のヒンジ式蓋付シガレットパッケージとして使
用することもでき、あるいは、上記除去可能な頂壁部分
を除去して、可動頂部フラップを開閉することによって
ソフトパッケージと同様の態様（即ち、パッケージの頂
部に開放部を形成し、その開放部を通してシガレットを
取出す態様）で使用することもできる。
【０００８】本発明のパッケージは、適当なブランク
（通常は、板紙製ブランク）からその中にシガレットを
入れた状態で慣用のシガレット包装技術を用いて慣用の
ヒンジ式蓋付シガレットパッケージの場合とほぼ同様の
態様で製造することができ、シガレット包装技術におい
て慣用の外側ラップで包被することができる。
（通常は、板紙製ブランク）からその中にシガレットを
入れた状態で慣用のシガレット包装技術を用いて慣用の
ヒンジ式蓋付シガレットパッケージの場合とほぼ同様の
態様で製造することができ、シガレット包装技術におい
て慣用の外側ラップで包被することができる。
【０００９】
【作用】搬送路上に供給されたたばこ容器は、上記の保
持移動機構によって保持される円弧状の搬送路に沿って
ヘッドと一緒に連続的に移動される。そして、このたば
こ容器がヘッドと一緒に移動している間に、上記のシー
ル貼付け機構によってこのたばこ容器にシールが貼付け
られる。
持移動機構によって保持される円弧状の搬送路に沿って
ヘッドと一緒に連続的に移動される。そして、このたば
こ容器がヘッドと一緒に移動している間に、上記のシー
ル貼付け機構によってこのたばこ容器にシールが貼付け
られる。
【００１０】一実施例においては、ケースの底壁から延
長した延長／連結用耳片を設けることができ、該耳片
は、シガレットパッケージの底壁部分に例えば接着剤に
よって固着することが好ましい。
長した延長／連結用耳片を設けることができ、該耳片
は、シガレットパッケージの底壁部分に例えば接着剤に
よって固着することが好ましい。
【００１１】本発明の好ましいシガレットパッケージ・
ケース組合せ体は、シガレットパッケージと嵌合自在に
組合わされた、使用済みシガレットのための処分場所を
提供するケース又は入れ物を備え、かつ、一般的なヒン
ジ式蓋付シガレットパッケージの望ましい特徴を保持し
ている。即ち、この好ましいシガレットパッケージは、
最初に開封した後、シガレットを取出すたびに完全に再
閉鎖することができるので、(i) パッケージの中のシガ
レットを保護し、 (ii) シガレットが開封されたパッケ
ージからこぼれ落ちるのを防止する。又、このシガレッ
トパッケージは、ソフトパッケージの望ましい特徴をも
保持している。即ち、このシガレットパッケージは、最
初に開封した後、ヒンジ式の蓋全体を開放することなく
シガレットを取出す態様で使用することもできる。更
に、シガレットパッケージを開封した後、ケースをシガ
レットパッケージから完全に除去する必要なしにシガレ
ットをパッケージから取出すことができる。喫煙した
後、その使用済みシガレットを挿入口を通してケース内
へ挿入し保管しておくことができる。必要なときに、パ
ッケージをケースから離し、ケース内の使用済みシガレ
ットをごみ箱又はその他の適当な廃物容器に捨てること
ができる。その後、パッケージとケースを再び組合せ、
引続き使用することができる。
ケース組合せ体は、シガレットパッケージと嵌合自在に
組合わされた、使用済みシガレットのための処分場所を
提供するケース又は入れ物を備え、かつ、一般的なヒン
ジ式蓋付シガレットパッケージの望ましい特徴を保持し
ている。即ち、この好ましいシガレットパッケージは、
最初に開封した後、シガレットを取出すたびに完全に再
閉鎖することができるので、(i) パッケージの中のシガ
レットを保護し、 (ii) シガレットが開封されたパッケ
ージからこぼれ落ちるのを防止する。又、このシガレッ
トパッケージは、ソフトパッケージの望ましい特徴をも
保持している。即ち、このシガレットパッケージは、最
初に開封した後、ヒンジ式の蓋全体を開放することなく
シガレットを取出す態様で使用することもできる。更
に、シガレットパッケージを開封した後、ケースをシガ
レットパッケージから完全に除去する必要なしにシガレ
ットをパッケージから取出すことができる。喫煙した
後、その使用済みシガレットを挿入口を通してケース内
へ挿入し保管しておくことができる。必要なときに、パ
ッケージをケースから離し、ケース内の使用済みシガレ
ットをごみ箱又はその他の適当な廃物容器に捨てること
ができる。その後、パッケージとケースを再び組合せ、
引続き使用することができる。
【００１２】
【実施例】図１を参照すると、代表的なシガレットパッ
ケージ即ちシガレット箱１０が示されている。シガレッ
トパッケージ（以下、単に「パッケージ」とも称する）
１０は、直方形であり、本体部分１５と、蓋部分２０と
から成る。本体部分１５は、前壁３０（一部切開いて示
されている）と、２つの外側側壁３５，４０と、２つの
内側側壁４５，５０と、後壁５５と、底壁６０と、底部
フラップ６２，６５を含む。本体部分１５の外側側壁３
５，４０及び内側側壁４５，５０の上縁は、パッケージ
の前部から後部へ所望の角度で、例えば約３０°の角度
で上向きに傾斜させることができる。一般に、本体部分
１５の左右両側の外側側壁及び内側側壁は、同じ形状及
び寸法である。前壁３０、内側側壁４５，５０の一部分
の内面には、内側ライナー又はカラー８５（一部切開い
て示されている）が接着又は何らかの方法で固着されて
いる。所望ならば、ライナーは、パッケージの内面に一
体的に積層されたものとしてもよい。
ケージ即ちシガレット箱１０が示されている。シガレッ
トパッケージ（以下、単に「パッケージ」とも称する）
１０は、直方形であり、本体部分１５と、蓋部分２０と
から成る。本体部分１５は、前壁３０（一部切開いて示
されている）と、２つの外側側壁３５，４０と、２つの
内側側壁４５，５０と、後壁５５と、底壁６０と、底部
フラップ６２，６５を含む。本体部分１５の外側側壁３
５，４０及び内側側壁４５，５０の上縁は、パッケージ
の前部から後部へ所望の角度で、例えば約３０°の角度
で上向きに傾斜させることができる。一般に、本体部分
１５の左右両側の外側側壁及び内側側壁は、同じ形状及
び寸法である。前壁３０、内側側壁４５，５０の一部分
の内面には、内側ライナー又はカラー８５（一部切開い
て示されている）が接着又は何らかの方法で固着されて
いる。所望ならば、ライナーは、パッケージの内面に一
体的に積層されたものとしてもよい。
【００１３】蓋部分２０は、固定頂壁部分又はパネル９
０と、除去可能な頂壁部分又はパネル９１と、前壁９２
と、２つの外側側壁９５，１００と、２つの内側側壁１
０５，１１０（内側側壁１１０は一部切開かれている）
と、本体部分１５の後壁５５に一体にヒンジ式に連接し
た後壁１１５を含む。蓋部分２０の外側及び内側側壁９
５，１００，１０５，１１０の下縁は、パッケージの前
部から後部へ所望の角度で、例えば３０°の角度で上向
きに傾斜させることができる。一般に、蓋部分２０の左
右両側の外側及び内側側壁は、同じ形状及び寸法であ
る。蓋部分２０の固定頂壁部分又はパネル９０は、使用
中終始パッケージに固定されたままに留まる。除去可能
な頂壁部分又はパネル９１は、後述するように該頂壁部
分をミシン目１１６及び１１７に沿って引き裂くことに
よって除去することができる。
０と、除去可能な頂壁部分又はパネル９１と、前壁９２
と、２つの外側側壁９５，１００と、２つの内側側壁１
０５，１１０（内側側壁１１０は一部切開かれている）
と、本体部分１５の後壁５５に一体にヒンジ式に連接し
た後壁１１５を含む。蓋部分２０の外側及び内側側壁９
５，１００，１０５，１１０の下縁は、パッケージの前
部から後部へ所望の角度で、例えば３０°の角度で上向
きに傾斜させることができる。一般に、蓋部分２０の左
右両側の外側及び内側側壁は、同じ形状及び寸法であ
る。蓋部分２０の固定頂壁部分又はパネル９０は、使用
中終始パッケージに固定されたままに留まる。除去可能
な頂壁部分又はパネル９１は、後述するように該頂壁部
分をミシン目１１６及び１１７に沿って引き裂くことに
よって除去することができる。
【００１４】ヒンジ１１８は、パッケージの後壁（本体
部分並びに蓋部分の後壁）を横切って形成された折り目
又はたたみ目又は刻み目である。これによって、パッケ
ージを開封した後、蓋部分２０を図１に示されるように
ヒンジ１１８の周りに開閉することができる。蓋部分２
０は、又、頂部フラップ１２０，１２５及び蓋補強パネ
ル１３０を含む。頂部フラップ１２０は、可動フラップ
であり、後述するように、パッケージからシガレットを
取出すとき開放することができ、シガレットを取出した
後は閉じておくことができる。可動頂部フラップ１２０
は、蓋部分の内側側壁１０５に連接しており、該フラッ
プと内側側壁１０５との間の折り目線即ちヒンジを中心
として開閉することができる（図３参照）。パッケージ
１０には、又、随意選択として、ヒンジ式蓋付シガレッ
トパッケージの製造技術において周知のように、ヒンジ
１１８のところに引裂防止手段１３５，１３８及び応力
除去手段１４５（図１参照）を形成することができる。
部分並びに蓋部分の後壁）を横切って形成された折り目
又はたたみ目又は刻み目である。これによって、パッケ
ージを開封した後、蓋部分２０を図１に示されるように
ヒンジ１１８の周りに開閉することができる。蓋部分２
０は、又、頂部フラップ１２０，１２５及び蓋補強パネ
ル１３０を含む。頂部フラップ１２０は、可動フラップ
であり、後述するように、パッケージからシガレットを
取出すとき開放することができ、シガレットを取出した
後は閉じておくことができる。可動頂部フラップ１２０
は、蓋部分の内側側壁１０５に連接しており、該フラッ
プと内側側壁１０５との間の折り目線即ちヒンジを中心
として開閉することができる（図３参照）。パッケージ
１０には、又、随意選択として、ヒンジ式蓋付シガレッ
トパッケージの製造技術において周知のように、ヒンジ
１１８のところに引裂防止手段１３５，１３８及び応力
除去手段１４５（図１参照）を形成することができる。
【００１５】蓋補強パネル１３０の一側縁に耳片１５０
が一体に連接しており、蓋部分の外側側壁１００と内側
側壁１１０（一部切開いて示されている）との間を通っ
て延長している。詳述すれば、耳片１５０は、蓋補強パ
ネル１３０との間の折り目に沿って折曲げることにより
２つの側壁１００と１１０の間へ挿入することができ
る。蓋補強パネル１３０の反対側の側縁にも、同様の耳
片（図示せず）が一体に連接しており、蓋部分の外側側
壁９５と内側側壁１０５との間を通って延長している。
このような耳片に関しては、米国特許第４，８５２，７
３４号に記載されている。
が一体に連接しており、蓋部分の外側側壁１００と内側
側壁１１０（一部切開いて示されている）との間を通っ
て延長している。詳述すれば、耳片１５０は、蓋補強パ
ネル１３０との間の折り目に沿って折曲げることにより
２つの側壁１００と１１０の間へ挿入することができ
る。蓋補強パネル１３０の反対側の側縁にも、同様の耳
片（図示せず）が一体に連接しており、蓋部分の外側側
壁９５と内側側壁１０５との間を通って延長している。
このような耳片に関しては、米国特許第４，８５２，７
３４号に記載されている。
【００１６】このヒンジ式蓋付又はクラッシュプルーフ
パッケージは、その内側側壁４５，５０，１０５，１１
０の外面に接着剤を塗布することによって固着するのが
便利である。耳片１５０が蓋補強パネル１３０に一体に
連接されている場合は、所望ならば、蓋補強パネル１３
０の内面にも接着剤を塗布することができる。パッケー
ジの固着に用いられる接着剤の種類は、当業者には明ら
かであろう。又、このパッケージには、ブランド名やパ
ッケージの使用方法の説明文などの文字や符号を印刷す
ることができる。
パッケージは、その内側側壁４５，５０，１０５，１１
０の外面に接着剤を塗布することによって固着するのが
便利である。耳片１５０が蓋補強パネル１３０に一体に
連接されている場合は、所望ならば、蓋補強パネル１３
０の内面にも接着剤を塗布することができる。パッケー
ジの固着に用いられる接着剤の種類は、当業者には明ら
かであろう。又、このパッケージには、ブランド名やパ
ッケージの使用方法の説明文などの文字や符号を印刷す
ることができる。
【００１７】図２を参照して説明すると、パッケージ１
０は先に述べたように、固定頂壁部分９０と、該固定頂
壁部分から取除くことができる除去可能な頂壁部分９１
を有している。即ち、このパッケージは、僅か２つの実
質的に長方形の頂壁部分又は頂壁パネルを有しており、
各頂壁部分は、パッケージの左右両側に位置し、ミシン
目１１７に沿って分離することができる。詳述すれば、
除去可能な頂壁部分９１は、該頂壁部分をミシン目１６
０，１１７及び１１６に沿って引き裂くことによってパ
ッケージから取除くことができる。ミシン目１６０，１
１７及び１１６は、一連の刻み目又は切り目によって形
成することができ、除去可能な頂壁部分９１と、(i) 蓋
部分２０の前壁９２、 (ii) 固定頂壁部分９０、及び
(iii)蓋部分２０の後壁１１５との間に形成される。除
去可能な頂壁部分９１が取除かれると、頂部フラップ１
２０が露出され、固定頂壁部分９０はパッケージに固定
されたままに残される。蓋部分２０の前壁９２と本体部
分１５の前壁３０との間に貼付された粘着シール１６５
は、蓋部分２０を図２に示されるように閉鎖状態に保持
する働きをするが、粘着シール１６５は、蓋部分２０を
ヒンジ１１８の周りに枢動させれば容易に破断され、図
１に示されるように蓋部分全体を開放することができ
る。
０は先に述べたように、固定頂壁部分９０と、該固定頂
壁部分から取除くことができる除去可能な頂壁部分９１
を有している。即ち、このパッケージは、僅か２つの実
質的に長方形の頂壁部分又は頂壁パネルを有しており、
各頂壁部分は、パッケージの左右両側に位置し、ミシン
目１１７に沿って分離することができる。詳述すれば、
除去可能な頂壁部分９１は、該頂壁部分をミシン目１６
０，１１７及び１１６に沿って引き裂くことによってパ
ッケージから取除くことができる。ミシン目１６０，１
１７及び１１６は、一連の刻み目又は切り目によって形
成することができ、除去可能な頂壁部分９１と、(i) 蓋
部分２０の前壁９２、 (ii) 固定頂壁部分９０、及び
(iii)蓋部分２０の後壁１１５との間に形成される。除
去可能な頂壁部分９１が取除かれると、頂部フラップ１
２０が露出され、固定頂壁部分９０はパッケージに固定
されたままに残される。蓋部分２０の前壁９２と本体部
分１５の前壁３０との間に貼付された粘着シール１６５
は、蓋部分２０を図２に示されるように閉鎖状態に保持
する働きをするが、粘着シール１６５は、蓋部分２０を
ヒンジ１１８の周りに枢動させれば容易に破断され、図
１に示されるように蓋部分全体を開放することができ
る。
【００１８】図３に示されるように、除去可能な頂壁部
分９１が取除かれ、廃棄されたことによって露出された
頂部フラップ１２０を開放すれば、パッケージ内の内側
ラップ及びシガレットが露出する。従って、喫煙者は、
頂部フラップ１２０を指ではじき開けるか又はパッケー
ジの上部の両側面を押圧して頂部フラップ１２０を開け
ることによってパッケージを開放することができる。シ
ガレットを取出した後は、頂部フラップ１２０の外縁部
分を固定頂壁部分９０の下に差込むことによって頂部フ
ラップ１２０を閉じた状態に保持することができる。か
くして、このパッケージは、慣用のヒンジ式蓋付パッケ
ージと同様に蓋部分全体を開放することによっても、あ
るいは開閉自在の頂部フラップ１２０を開くことによっ
ても、喫煙者の好みに応じて選択的に開放することがで
きる。
分９１が取除かれ、廃棄されたことによって露出された
頂部フラップ１２０を開放すれば、パッケージ内の内側
ラップ及びシガレットが露出する。従って、喫煙者は、
頂部フラップ１２０を指ではじき開けるか又はパッケー
ジの上部の両側面を押圧して頂部フラップ１２０を開け
ることによってパッケージを開放することができる。シ
ガレットを取出した後は、頂部フラップ１２０の外縁部
分を固定頂壁部分９０の下に差込むことによって頂部フ
ラップ１２０を閉じた状態に保持することができる。か
くして、このパッケージは、慣用のヒンジ式蓋付パッケ
ージと同様に蓋部分全体を開放することによっても、あ
るいは開閉自在の頂部フラップ１２０を開くことによっ
ても、喫煙者の好みに応じて選択的に開放することがで
きる。
【００１９】図１〜３に示されたパッケージの本体部分
及び蓋部分は、米国特許第５，１３９，１４０号に記載
されているようなブランクから周知の装置及び技法を用
いて製造することができる。そのようなブランクは、
Ｇ．Ｄ． Ｓ．Ｐ．Ａ．社から販売されているシガレッ
ト包装機ＧＤＸ２又はフォック＆カンパニーから販売さ
れている３５０ Ｓ型シガレット包装機を用いてシガレ
ットを収納したパッケージとして容易に組立てることが
できる。
及び蓋部分は、米国特許第５，１３９，１４０号に記載
されているようなブランクから周知の装置及び技法を用
いて製造することができる。そのようなブランクは、
Ｇ．Ｄ． Ｓ．Ｐ．Ａ．社から販売されているシガレッ
ト包装機ＧＤＸ２又はフォック＆カンパニーから販売さ
れている３５０ Ｓ型シガレット包装機を用いてシガレ
ットを収納したパッケージとして容易に組立てることが
できる。
【００２０】図４及び６を参照すると、上述したシガレ
ットパッケージ１０のための本発明のケース又は入れ物
を製造するためのブランクが示されている。これらのブ
ランクは、板紙シートから形成するのが最も好ましく、
複数の折り目線又はたたみ目又は刻み目（図４及び６で
は実線で示されている）、複数のミシン目（図６では破
線で示されている）及び複数の切り目を有している。切
り目は、ブランクから材料を切除するのではなくブラン
クにスリットを入れることによって形成するのが便利で
ある。ただし、図４及び５には、図示を分かり易くする
ためにそれらのスリットは、細いスリットとして示され
ている。
ットパッケージ１０のための本発明のケース又は入れ物
を製造するためのブランクが示されている。これらのブ
ランクは、板紙シートから形成するのが最も好ましく、
複数の折り目線又はたたみ目又は刻み目（図４及び６で
は実線で示されている）、複数のミシン目（図６では破
線で示されている）及び複数の切り目を有している。切
り目は、ブランクから材料を切除するのではなくブラン
クにスリットを入れることによって形成するのが便利で
ある。ただし、図４及び５には、図示を分かり易くする
ためにそれらのスリットは、細いスリットとして示され
ている。
【００２１】図４を参照して説明すると、ブランク２０
０は、前壁又は前部パネル２０５と、後壁２１０と、頂
壁２１２と、外側底壁２１７と、内側底壁２１９と、左
外側側壁２２２と、左内側側壁２２５を有する。後壁２
１０は、使用済みシガレットのための挿入口２３０を画
定する切り目又はスリットを有している。通常、挿入口
２３０は、後壁２１０のほぼ全長に亙って延長した第１
スリット（挿入口２３０へ挿入すべき使用済みシガレッ
トの長さより僅かに長い）と、第１図スリットとの上下
端からそれぞれ直角に延長した第２及び第３スリット
（挿入口２３０へ挿入すべき使用済みシガレットの太さ
より僅かに広い幅を有する）によって画定される。かく
して、折り目２３１を中心として枢動自在の可動フラッ
プが形成され、挿入口２３０は該可動フラップによって
開閉される。挿入口２３０は、使用済みシガレットの長
さ及び太さに見合う長さ及び幅を有し、使用済みシガレ
ットを通すことができる。所望ならば、同様にして第２
の挿入口（図示せず）を前壁２０５に設けてもよく、あ
るいは、挿入口２３０を後壁２１０にではなく、前壁２
０５に設けてもよい。所望ならば、挿入口２３０は、ケ
ースの他の壁、例えば使用済みシガレットを下向き又は
上向きに挿入することができるように頂壁又は底壁に設
けてもよい。
０は、前壁又は前部パネル２０５と、後壁２１０と、頂
壁２１２と、外側底壁２１７と、内側底壁２１９と、左
外側側壁２２２と、左内側側壁２２５を有する。後壁２
１０は、使用済みシガレットのための挿入口２３０を画
定する切り目又はスリットを有している。通常、挿入口
２３０は、後壁２１０のほぼ全長に亙って延長した第１
スリット（挿入口２３０へ挿入すべき使用済みシガレッ
トの長さより僅かに長い）と、第１図スリットとの上下
端からそれぞれ直角に延長した第２及び第３スリット
（挿入口２３０へ挿入すべき使用済みシガレットの太さ
より僅かに広い幅を有する）によって画定される。かく
して、折り目２３１を中心として枢動自在の可動フラッ
プが形成され、挿入口２３０は該可動フラップによって
開閉される。挿入口２３０は、使用済みシガレットの長
さ及び太さに見合う長さ及び幅を有し、使用済みシガレ
ットを通すことができる。所望ならば、同様にして第２
の挿入口（図示せず）を前壁２０５に設けてもよく、あ
るいは、挿入口２３０を後壁２１０にではなく、前壁２
０５に設けてもよい。所望ならば、挿入口２３０は、ケ
ースの他の壁、例えば使用済みシガレットを下向き又は
上向きに挿入することができるように頂壁又は底壁に設
けてもよい。
【００２２】ブランク２００は、又、頂壁２１２の一側
及び底壁２１７の一側にそれぞれ一体に形成された頂部
耳片２３４及び底部耳片２３８を有している。頂部耳片
２３４及び底部耳片２３８（各々、２部片２３４ａ，２
３４ｂ；２３８ａ，２３８ｂから成る）は、ブランク２
００を図５に示されるようにケースとして組立てられた
状態に維持するのを助成するためのものである。好まし
くはないが、前壁２０５及び後壁２１０の側縁にそれぞ
れフラップ２３９，２４０を設けてもよい。
及び底壁２１７の一側にそれぞれ一体に形成された頂部
耳片２３４及び底部耳片２３８を有している。頂部耳片
２３４及び底部耳片２３８（各々、２部片２３４ａ，２
３４ｂ；２３８ａ，２３８ｂから成る）は、ブランク２
００を図５に示されるようにケースとして組立てられた
状態に維持するのを助成するためのものである。好まし
くはないが、前壁２０５及び後壁２１０の側縁にそれぞ
れフラップ２３９，２４０を設けてもよい。
【００２３】図４に示されたブランク２００を組立てる
ことによって図５に示されるケース又は入れ物２８０が
得られる。詳述すれば、適当な接着剤を内側底壁２１９
の外表面に塗布し、内側底壁２１９を外側底壁２１７に
固着する。又、適当な接着剤を耳片２３４，２３８の部
分２３４ｂ，２３８ｂの内表面に塗布し、それらの耳片
をそれぞれ左内側側壁２２５及び左外側側壁２２２に固
着する。かくして、ブランク２００は、前壁２０５と、
後壁２１０と、頂壁２１２と、底壁２１７と、左側側壁
２２２，２２５を有する５面体のケース２８０として組
立てられる。耳片２３４，２３８をつまむことによっ
て、組立てずみのケース２８０を分解する必要なしに扁
平に折り畳むことができる。随意選択のフラップ２３
９，２４０は、図５には示されていない。
ことによって図５に示されるケース又は入れ物２８０が
得られる。詳述すれば、適当な接着剤を内側底壁２１９
の外表面に塗布し、内側底壁２１９を外側底壁２１７に
固着する。又、適当な接着剤を耳片２３４，２３８の部
分２３４ｂ，２３８ｂの内表面に塗布し、それらの耳片
をそれぞれ左内側側壁２２５及び左外側側壁２２２に固
着する。かくして、ブランク２００は、前壁２０５と、
後壁２１０と、頂壁２１２と、底壁２１７と、左側側壁
２２２，２２５を有する５面体のケース２８０として組
立てられる。耳片２３４，２３８をつまむことによっ
て、組立てずみのケース２８０を分解する必要なしに扁
平に折り畳むことができる。随意選択のフラップ２３
９，２４０は、図５には示されていない。
【００２４】図６は、ケースを製造するための本発明の
ブランクの変型実施例を示す。このブランク３００は、
図４に示されたブランク２００と基本的に同様である
が、その底壁３１２の一側に一体の延長／連結用耳片３
４５が形成されているという点で図４のものと異なる。
延長／連結用耳片３４５は、ミシン目部分３５３と、シ
ガレットパッケージの底部に接着剤で接合するための端
部連結部分３５６を有している。
ブランクの変型実施例を示す。このブランク３００は、
図４に示されたブランク２００と基本的に同様である
が、その底壁３１２の一側に一体の延長／連結用耳片３
４５が形成されているという点で図４のものと異なる。
延長／連結用耳片３４５は、ミシン目部分３５３と、シ
ガレットパッケージの底部に接着剤で接合するための端
部連結部分３５６を有している。
【００２５】図６に示されたブランク３００を組立てる
ことによって図７に示されるケース又は入れ物３８０が
得られる。詳述すれば、適当な接着剤を内側頂壁３１９
の外表面に塗布し、内側頂壁３１９を外側頂壁３１７に
固着し、更に、適当な接着剤を内側側壁３２５の内表面
及び外側側壁３２２の外表面に塗布してケースを組立て
状態に固定する。耳片３３４，３３８は、組立てられる
ケースの内側に折り込まれる。かくして、ブランク３０
０は、前壁３１０と、後壁３０５と、頂壁３１７と、底
壁３１２と、左側側壁３２２，３２５を有する５面体の
ケース３８０として組立てられる。前壁３１０は、一部
切除されて示されている。底壁３１２の、左側側壁のあ
る側とは反対側の端部から延長している延長／連結用耳
片３４５の部分３５０は、折返され、適当な接着剤によ
ってケースの底壁３１２の内表面に結合される。
ことによって図７に示されるケース又は入れ物３８０が
得られる。詳述すれば、適当な接着剤を内側頂壁３１９
の外表面に塗布し、内側頂壁３１９を外側頂壁３１７に
固着し、更に、適当な接着剤を内側側壁３２５の内表面
及び外側側壁３２２の外表面に塗布してケースを組立て
状態に固定する。耳片３３４，３３８は、組立てられる
ケースの内側に折り込まれる。かくして、ブランク３０
０は、前壁３１０と、後壁３０５と、頂壁３１７と、底
壁３１２と、左側側壁３２２，３２５を有する５面体の
ケース３８０として組立てられる。前壁３１０は、一部
切除されて示されている。底壁３１２の、左側側壁のあ
る側とは反対側の端部から延長している延長／連結用耳
片３４５の部分３５０は、折返され、適当な接着剤によ
ってケースの底壁３１２の内表面に結合される。
【００２６】図８を参照すると、シガレットパッケージ
１０と図５のケース２８０とを組合せたシガレットパッ
ケージ・ケース組合せ体４００が示されている。ケース
２８０は、シガレットパッケージ１０の右側部及び右側
頂部を露出させるようにして該パッケージ１０を被って
しっかり嵌合している。この状態で、除去可能な頂壁パ
ネル９１をミシン目に沿って裂開すれば、パッケージ内
からシガレットを好便に取出すことができる。ケース
は、パッケージの外周面との摩擦嵌合により所定位置に
保持することができ、図８にみられるようにケースの左
内側側壁をパッケージの左外側側壁と面一になるように
（即ち、接触するように）保持してもよく、あるいは、
図９にみられるようにケースの左内側側壁をパッケージ
の左外側側壁との間に空間が画定されるように保持して
もよく、あるいは、パッケージから完全に分離してもよ
い。
１０と図５のケース２８０とを組合せたシガレットパッ
ケージ・ケース組合せ体４００が示されている。ケース
２８０は、シガレットパッケージ１０の右側部及び右側
頂部を露出させるようにして該パッケージ１０を被って
しっかり嵌合している。この状態で、除去可能な頂壁パ
ネル９１をミシン目に沿って裂開すれば、パッケージ内
からシガレットを好便に取出すことができる。ケース
は、パッケージの外周面との摩擦嵌合により所定位置に
保持することができ、図８にみられるようにケースの左
内側側壁をパッケージの左外側側壁と面一になるように
（即ち、接触するように）保持してもよく、あるいは、
図９にみられるようにケースの左内側側壁をパッケージ
の左外側側壁との間に空間が画定されるように保持して
もよく、あるいは、パッケージから完全に分離してもよ
い。
【００２７】図９を参照すると、図８と同様のシガレッ
トパッケージ・ケース組合せ体４００が示されている
が、ここでは、ケース２８０内に使用済みシガレットを
収容する空間を形成するためにケースの左内側側壁（図
９でみて右側）をパッケージ１０の左外側側壁（図９で
みて右側）から離して保持したところが示されている。
シガレットは、図８に示される状態でも、パッケージの
頂部フラップ１２０を開放することによってパッケージ
から取出すことができる。シガレットを喫煙した後、ケ
ースの左内側側壁をパッケージの左外側側壁から僅かに
離せば、使用済みシガレットを挿入口２３０からケース
内へ挿入することができる。このようにして、数本（通
常、６本程度まで）の使用済みシガレットをパッケージ
とケースの間のケース内の空間に収容することができ
る。必要に応じて喫煙者は、ケースをパッケージから完
全に外し、ケース内にたまっている使用済みシガレット
を適当な容器に捨てることができる。こうして空になっ
たケースを再びシガレットパッケージに被せ、図８又は
９に示されるパッケージ・ケース組合せ体とすることが
できる。
トパッケージ・ケース組合せ体４００が示されている
が、ここでは、ケース２８０内に使用済みシガレットを
収容する空間を形成するためにケースの左内側側壁（図
９でみて右側）をパッケージ１０の左外側側壁（図９で
みて右側）から離して保持したところが示されている。
シガレットは、図８に示される状態でも、パッケージの
頂部フラップ１２０を開放することによってパッケージ
から取出すことができる。シガレットを喫煙した後、ケ
ースの左内側側壁をパッケージの左外側側壁から僅かに
離せば、使用済みシガレットを挿入口２３０からケース
内へ挿入することができる。このようにして、数本（通
常、６本程度まで）の使用済みシガレットをパッケージ
とケースの間のケース内の空間に収容することができ
る。必要に応じて喫煙者は、ケースをパッケージから完
全に外し、ケース内にたまっている使用済みシガレット
を適当な容器に捨てることができる。こうして空になっ
たケースを再びシガレットパッケージに被せ、図８又は
９に示されるパッケージ・ケース組合せ体とすることが
できる。
【００２８】図１０を参照すると、シガレットパッケー
ジ１０と図７のケース３８０とを組合せたシガレットパ
ッケージ・ケース組合せ体５００が示されている。パッ
ケージ１０とケース３８０とは、延長／連結用耳片３４
５によって組合わされた状態にはあるが、引離された状
態にあるところが示されている。（ケースの前壁３１０
は、一部切開いて示されている。）詳述すれば、ケース
３８０の延長／連結用耳片３４５の端部連結部３５６が
パッケージ１０の左側側壁の底部３６０に接着されてい
る。ケース３８０の延長／連結用耳片３４５は、パッケ
ージ１０をケースから容易に出し入れすることができる
ように移動自在であることが好ましい。使用済みシガレ
ットをケースの挿入口３３０からケース内へ挿入する場
合には、パッケージをケースから必要なだけ引出せばよ
い。必要に応じてケース内にたまっている使用済みシガ
レットを捨てるためにケースをパッケージから引離して
も、ケースとパッケージとはは延長／連結用耳片３４５
によってつながれているので、パッケージをケース内へ
容易に戻すことができる。
ジ１０と図７のケース３８０とを組合せたシガレットパ
ッケージ・ケース組合せ体５００が示されている。パッ
ケージ１０とケース３８０とは、延長／連結用耳片３４
５によって組合わされた状態にはあるが、引離された状
態にあるところが示されている。（ケースの前壁３１０
は、一部切開いて示されている。）詳述すれば、ケース
３８０の延長／連結用耳片３４５の端部連結部３５６が
パッケージ１０の左側側壁の底部３６０に接着されてい
る。ケース３８０の延長／連結用耳片３４５は、パッケ
ージ１０をケースから容易に出し入れすることができる
ように移動自在であることが好ましい。使用済みシガレ
ットをケースの挿入口３３０からケース内へ挿入する場
合には、パッケージをケースから必要なだけ引出せばよ
い。必要に応じてケース内にたまっている使用済みシガ
レットを捨てるためにケースをパッケージから引離して
も、ケースとパッケージとはは延長／連結用耳片３４５
によってつながれているので、パッケージをケース内へ
容易に戻すことができる。
【００２９】図９及び１０に示されたシガレットパッケ
ージは、図１〜３に関連して説明したタイプのものであ
るが、本発明のシガレットパッケージ・ケース組合せ
体、特に図１０に示されたシガレットパッケージ・ケー
ス組合せ体に組合せて用いるシガレットパッケージとし
ては、在来型のシガレットパッケージを用いることもで
きる。
ージは、図１〜３に関連して説明したタイプのものであ
るが、本発明のシガレットパッケージ・ケース組合せ
体、特に図１０に示されたシガレットパッケージ・ケー
ス組合せ体に組合せて用いるシガレットパッケージとし
ては、在来型のシガレットパッケージを用いることもで
きる。
【００３０】シガレットパッケージのブランクは、当業
者に周知の技法及び装置を用いてシガレットを収納した
シガレットパッケージとして組立てることができる。通
常、各パッケージには、例えば７本−６本−７本又は７
本−７本６本の配列パターンで配列された２０本のシガ
レットが、当業者に周知の態様で慣用のパッケージ挿入
材（例えば、内側紙／フォイル積層ラップ）とともに包
装される。一般に、シガレットは、そのフィルタ端又は
吸口端がパッケージの頂部の内側部分に衝接するように
して包装されるが、点火端をパッケージの頂部の内側部
分に衝接させ、フィルタ端をパッケージの底部に位置さ
せるようにして包装することもできる。所望ならば、特
にパッケージの上記除去可能な頂壁パネル９１を引裂
き、頂部フラップ１２０を開放することによってパッケ
ージを開けたとき、パッケージ内でシガレットを包んで
いる内側紙／フォイル積層ラップを引裂き易くするよう
に該内側紙／フォイル積層ラップにミシン目等を形成し
ておくことができる。
者に周知の技法及び装置を用いてシガレットを収納した
シガレットパッケージとして組立てることができる。通
常、各パッケージには、例えば７本−６本−７本又は７
本−７本６本の配列パターンで配列された２０本のシガ
レットが、当業者に周知の態様で慣用のパッケージ挿入
材（例えば、内側紙／フォイル積層ラップ）とともに包
装される。一般に、シガレットは、そのフィルタ端又は
吸口端がパッケージの頂部の内側部分に衝接するように
して包装されるが、点火端をパッケージの頂部の内側部
分に衝接させ、フィルタ端をパッケージの底部に位置さ
せるようにして包装することもできる。所望ならば、特
にパッケージの上記除去可能な頂壁パネル９１を引裂
き、頂部フラップ１２０を開放することによってパッケ
ージを開けたとき、パッケージ内でシガレットを包んで
いる内側紙／フォイル積層ラップを引裂き易くするよう
に該内側紙／フォイル積層ラップにミシン目等を形成し
ておくことができる。
【００３１】次いで、上記パッケージをセロファン、ポ
リプロピレンフィルム、ヨーロッパ特許第４５４，００
３号に記載されている金属化材又は米国特許第４，８０
７，７４５号及び４，９４７，９９４号に記載されてい
る外皮材等の外被ラップ（オーバーラップ）で包被す
る。外被ラップには、外被ラップに切れ目を入れるため
の開封テープを周知の技法で設けることが好ましい。開
封テープは、(i) 慣用のヒンジ式蓋付パッケージの場合
と同様にヒンジ式蓋の底部の直ぐ下又はその近くに、あ
るいは、 (ii) 蓋部分の中央領域に、あるいは (iii)慣
用のソフトパッケージの場合と同様にパッケージの最頂
部近くにおいてパッケージの外周を取巻くようにして設
けることができる。
リプロピレンフィルム、ヨーロッパ特許第４５４，００
３号に記載されている金属化材又は米国特許第４，８０
７，７４５号及び４，９４７，９９４号に記載されてい
る外皮材等の外被ラップ（オーバーラップ）で包被す
る。外被ラップには、外被ラップに切れ目を入れるため
の開封テープを周知の技法で設けることが好ましい。開
封テープは、(i) 慣用のヒンジ式蓋付パッケージの場合
と同様にヒンジ式蓋の底部の直ぐ下又はその近くに、あ
るいは、 (ii) 蓋部分の中央領域に、あるいは (iii)慣
用のソフトパッケージの場合と同様にパッケージの最頂
部近くにおいてパッケージの外周を取巻くようにして設
けることができる。
【００３２】本発明の代表的な実施例に従って製造され
たヒンジ式蓋付パッケージの例は、高さ約８５ｍｍ、幅
約５５ｍｍ、奥行約２３ｍｍであり、厚さ約０．３０４
８ｍｍの、弾性で耐久性のある板紙（例えば、低密度充
実漂白硫酸塩板紙）から図 1〜３に示されるような形態
に製造される。除去可能な頂部パネル９１の寸法は、約
２３ｍｍ×約２４ｍｍとし、頂部フラップ１２０の寸法
は、約２３ｍｍ×約２０．５ｍｍとする。ブランクをパ
ッケージの形に組立てると、頂部フラップ１２０は、固
定頂壁部分９０の下に、約１．５ｍｍ突入し、閉じた状
態に保持されているが、指先で容易に開けて、シガレッ
トを露出させることができる。
たヒンジ式蓋付パッケージの例は、高さ約８５ｍｍ、幅
約５５ｍｍ、奥行約２３ｍｍであり、厚さ約０．３０４
８ｍｍの、弾性で耐久性のある板紙（例えば、低密度充
実漂白硫酸塩板紙）から図 1〜３に示されるような形態
に製造される。除去可能な頂部パネル９１の寸法は、約
２３ｍｍ×約２４ｍｍとし、頂部フラップ１２０の寸法
は、約２３ｍｍ×約２０．５ｍｍとする。ブランクをパ
ッケージの形に組立てると、頂部フラップ１２０は、固
定頂壁部分９０の下に、約１．５ｍｍ突入し、閉じた状
態に保持されているが、指先で容易に開けて、シガレッ
トを露出させることができる。
【００３３】本発明のケースも、同様な板紙で、図４に
示されるようなブランクから製造される。ケースの寸法
は、(i) シガレットパッケージの底壁及び左側側壁を被
い、(ii) パッケージの前壁をその頂部右コーナー部分
を除いて被い、 (iii)パッケージの後壁をその頂部右コ
ーナー部分を除いて被い、 (iv) パッケージの頂壁をそ
の右端部分を除いて被って嵌合するように定められる。
図４及び５のケースの場合は、その後壁に形成される挿
入口の寸法は、長さ約８３ｍｍ、幅約１０ｍｍであり、
ケースの左側側壁から約５ｍｍ離隔したところに形成さ
れている。
示されるようなブランクから製造される。ケースの寸法
は、(i) シガレットパッケージの底壁及び左側側壁を被
い、(ii) パッケージの前壁をその頂部右コーナー部分
を除いて被い、 (iii)パッケージの後壁をその頂部右コ
ーナー部分を除いて被い、 (iv) パッケージの頂壁をそ
の右端部分を除いて被って嵌合するように定められる。
図４及び５のケースの場合は、その後壁に形成される挿
入口の寸法は、長さ約８３ｍｍ、幅約１０ｍｍであり、
ケースの左側側壁から約５ｍｍ離隔したところに形成さ
れている。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、本発明は、シガレットパ
ッケージと、該パッケージ全体を収納し、かつ、使用済
みシガレットを収容するための一時的な入れ物の役割を
も果たすケースとを組合せた、軽量で、コンパクトな、
体裁のよい、経済的なシガレットパッケージ・ケース組
合せ体を提供する。
ッケージと、該パッケージ全体を収納し、かつ、使用済
みシガレットを収容するための一時的な入れ物の役割を
も果たすケースとを組合せた、軽量で、コンパクトな、
体裁のよい、経済的なシガレットパッケージ・ケース組
合せ体を提供する。
【００３５】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図１】図１は、本発明のヒンジ式蓋付パッケージの斜
視図であり、パッケージの１つの開放態様を示す。
視図であり、パッケージの１つの開放態様を示す。
【図２】図２は、本発明のヒンジ式蓋付パッケージの斜
視図であり、パッケージが閉じられている態様を示す。
視図であり、パッケージが閉じられている態様を示す。
【図３】図３は、本発明のヒンジ式蓋付パッケージの斜
視図であり、パッケージの別の開放態様を示す。
視図であり、パッケージの別の開放態様を示す。
【図４】図４は、本発明のシガレットパッケージ・ケー
ス組合せ体のケースを製造するための本発明のブランク
の一実施例の概略図である。
ス組合せ体のケースを製造するための本発明のブランク
の一実施例の概略図である。
【図５】図５は、図４に示されたブランクから組立てら
れたケースの斜視図である。
れたケースの斜視図である。
【図６】図６は、本発明のシガレットパッケージ・ケー
ス組合せ体のケースを製造するための本発明のブランク
の他の実施例の概略図である。
ス組合せ体のケースを製造するための本発明のブランク
の他の実施例の概略図である。
【図７】図７は、図６に示されたブランクから組立てら
れたケースの斜視図である。
れたケースの斜視図である。
【図８】図８は、本発明のシガレットパッケージ・ケー
ス組合せ体の前部と頂部を示す斜視図である。
ス組合せ体の前部と頂部を示す斜視図である。
【図９】図９は、本発明のシガレットパッケージ・ケー
ス組合せ体の後部と頂部を示す斜視図である。
ス組合せ体の後部と頂部を示す斜視図である。
【図１０】図１０は、本発明の代表的なケースと代表的
なシガレットパッケージの斜視図であり、シガレットパ
ッケージがケースから抜出された状態であるが、両者は
連結されたままに保持されているところを示す斜視図で
ある。
なシガレットパッケージの斜視図であり、シガレットパ
ッケージがケースから抜出された状態であるが、両者は
連結されたままに保持されているところを示す斜視図で
ある。
１０：ヒンジ式蓋付パッケージ
１５：本体部分
２０：蓋部分
３０：前壁
３５，４０：外側側壁
４５，５０：内側側壁
５５：後壁
６０：底壁
６２，６５：底部フラップ
９０：固定頂壁部分（固定頂部パネル）
９１：除去可能な頂壁部分（頂部パネル）
９５，１００：外側側壁
１０５，１１０：内側側壁
１１５：後壁
１１６，１１７，１６０：ミシン目
１１８：ヒンジ（折り目又はたたみ目又は切り目）
１２０：可動頂部フラップ
２００：ブランク
２０５：前壁
２１０：後壁
２１２：頂壁
２１７：外側底壁
２１９：内側底壁
２２２：外側側壁
２２５：内側側壁
２３０：挿入口
２３１：折り目
２３４：頂部耳片
２３８：底部耳片
２８０：組立てられたケース
３００：ブランク
３０５：後壁
３１０：前壁
３１２：底壁
３１７：外側頂壁
３１９：内側頂壁
３２２：外側側壁
３２５：内側側壁
３３０：挿入口
３３１：折り目
３３４：底部耳片
３３８：頂部耳片
３４５：延長／連結用耳片
３５３：ミシン目
３８０：組立てられたケース
４００，５００：シガレットパッケージ・ケース組合せ
体
体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｂ６５Ｄ 85/10 Ｂ６５Ｄ 85/10
(56)参考文献 特開 平３−212386（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−191145（ＪＰ，Ａ)
実開 昭58−185095（ＪＰ，Ｕ)
実開 平３−8131（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭52−149079（ＪＰ，Ｕ)
米国特許4789059（ＵＳ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 5/00 - 5/76
B65D 85/10
A24F 15/08
A24F 19/00
Claims (6)
- 【請求項１】 前壁、後壁、シガレットを取り出すよう
に除去可能なパネルを有している頂壁、底壁、及び対向
した２つの側壁を有し、中にシガレットを頂壁に対して
垂直に保持するシガレットパッケージと、該パッケージ
のためのケースとを含むシガレットパッケージ・ケース
組合せ体であって、 （ａ）前記パッケージとケースとは、該ケースが該パッ
ケージの頂壁、底壁、前壁、後壁及び一方の側壁を被っ
て嵌合するような態様に互いに組合わされており、 （ｂ）前記パッケージは、ケースに対して全体に渡って
前壁並びに後壁に沿って移動自在であり、 （ｃ）前記ケースは、前壁、後壁、頂壁、底壁及び前記
一方の側壁に対向する側壁と、他壁側に形成され、前記
パッケージが外方に突出可能な開口とを有しており、前
記パッケージのケースに対しての移動により、前記パッ
ケージの一方の側壁と、ケースの前壁、後壁、頂壁、底
壁及び側壁とによって規定された使用済みシガレットの
収容空間の大きさが変化し、 （ｄ）該ケースは、前壁もしくは後壁に使用済みシガレ
ットを前記収容空間に挿入するための挿入口を有してい
ることを特徴とするシガレットパッケージ・ケース組合
せ体。 - 【請求項２】 前記ケースから延出し、前記パッケージ
に固着された連結用耳片を含むことを特徴とする請求項
１に記載のシガレットパッケージ・ケース組合せ体。 - 【請求項３】 前記パッケージは、本体部分と、該本体
部分に一体的にヒンジ式に連結された蓋部分とを有し、
該本体部分は、前壁、底壁、後壁及び両側側壁を有し、
該蓋部分は、前壁と、頂壁と、本体部分の後壁に一体に
ヒンジ式に連結された後壁と、両側側壁を有しているこ
とを特徴とする請求項１もしくは２に記載のシガレット
パッケージ・ケース組合せ体。 - 【請求項４】 前記パッケージの頂壁は、（ｉ）固定頂
壁部分及び除去可能な頂壁部分と、（ｉｉ）該除去可能
な頂壁部分の下にあって、開閉自在の可動フラップとを
有しており、該可動フラップは、該フラップと前記蓋部
分の内側側壁との間の折り目によって形成されたヒンジ
を中心として枢動自在であり、該可動フラップは、前記
除去可能な頂壁部分がパッケージから除去された後、パ
ッケージを開閉することができるようにされており、該
頂部フラップの外延部分は、該固定頂壁部分の下に差し
込まれ得ることを特徴とする請求項１ないし３のいずれ
か１に記載のシガレットパッケージ・ケース組合せ体。 - 【請求項５】 前記除去可能な頂壁部分は、前記パッケ
ージの右側に配置されており、前記ケースは、該パッケ
ージの左側の側壁に面一に嵌合し、該パッケージの頂壁
の左側部分は該ケースによって被われ、該パッケージの
頂壁の右側部分は露出していることを特徴とする請求項
４に記載のシガレットパッケージ・ケース組合せ体。 - 【請求項６】 前記パッケージは、喫煙中も、喫煙後
も、ほぼ元の長さを維持するようなシガレットを収容し
ており、前記挿入口は、前記ケースの前壁もしくは後壁
の実質的に全長に亙って、前記ケースの頂壁にほぼ垂直
に延長されていることを特徴とする請求項１ないし５の
いずれか１に記載のシガレットパッケージ・ケース組合
せ体。
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