JP3403111B2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
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- JP3403111B2 JP3403111B2 JP06788799A JP6788799A JP3403111B2 JP 3403111 B2 JP3403111 B2 JP 3403111B2 JP 06788799 A JP06788799 A JP 06788799A JP 6788799 A JP6788799 A JP 6788799A JP 3403111 B2 JP3403111 B2 JP 3403111B2
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- Japan
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- cleaning
- inner peripheral
- peripheral surface
- cylindrical member
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- Cleaning In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンタ、或いはファクシミリ装置等に用いられる感光
体ドラムの生産工程において、原材料としての素管を洗
浄する洗浄装置に関するものである。
プリンタ、或いはファクシミリ装置等に用いられる感光
体ドラムの生産工程において、原材料としての素管を洗
浄する洗浄装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、このような素管は円筒状をし
ており、その端部の内径は、感光体ドラムのフランジが
嵌め込まれるところであり、寸法精度が要求される。こ
のため、この部分は切削加工により対応している。そし
て、このときの切削油や切削粉は、感光体ドラムの生産
工程における洗浄工程で除去される。具体的には、例え
ば図２に示すように、素管１の切削部１ａを含む内周面
Ｓを、高圧ノズル３より噴射される洗浄液４により洗浄
し、上記切削油や切削粉も除去するという事が行われて
いる。このとき、高圧ノズル３の向きは通常は水平方向
であり、洗浄液４は素管１の内周面Ｓに直角に噴射され
るのが一般的である。尚、同図においては、素管１は縦
断面図で表されている。
ており、その端部の内径は、感光体ドラムのフランジが
嵌め込まれるところであり、寸法精度が要求される。こ
のため、この部分は切削加工により対応している。そし
て、このときの切削油や切削粉は、感光体ドラムの生産
工程における洗浄工程で除去される。具体的には、例え
ば図２に示すように、素管１の切削部１ａを含む内周面
Ｓを、高圧ノズル３より噴射される洗浄液４により洗浄
し、上記切削油や切削粉も除去するという事が行われて
いる。このとき、高圧ノズル３の向きは通常は水平方向
であり、洗浄液４は素管１の内周面Ｓに直角に噴射され
るのが一般的である。尚、同図においては、素管１は縦
断面図で表されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同図の
切削部１ａの角部ｂ及びその周辺は、特に切削粉が溜ま
りやすく、上記のような構成では、その切削粉が所定の
洗浄時間内に除去されずに残留するときがある。その場
合、感光体の塗工工程でその切削粉が塗工液に洗い出さ
れ、塗工された感光体表面に付着し、ピンホール欠陥を
起こす要因となる。本発明は、このような問題点に鑑
み、素管に付着した切削粉を効率よく確実に除去する洗
浄装置を提供する事を目的とする。
切削部１ａの角部ｂ及びその周辺は、特に切削粉が溜ま
りやすく、上記のような構成では、その切削粉が所定の
洗浄時間内に除去されずに残留するときがある。その場
合、感光体の塗工工程でその切削粉が塗工液に洗い出さ
れ、塗工された感光体表面に付着し、ピンホール欠陥を
起こす要因となる。本発明は、このような問題点に鑑
み、素管に付着した切削粉を効率よく確実に除去する洗
浄装置を提供する事を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、立設された円筒部材内周面の切削部を
洗浄する洗浄装置において、円筒部材の内周面に、所定
の仰角で上向きに配設された高圧ノズルより洗浄液を噴
射する構成とする。
に、本発明では、立設された円筒部材内周面の切削部を
洗浄する洗浄装置において、円筒部材の内周面に、所定
の仰角で上向きに配設された高圧ノズルより洗浄液を噴
射する構成とする。
【０００５】また、前記仰角の値は２０〜４５゜の範囲
で設定される構成とする。
で設定される構成とする。
【０００６】また、前記円筒部材は、感光体ドラムの原
材料としての素管である構成とする。
材料としての素管である構成とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明では、上記洗
浄工程において、洗浄液４として洗剤等の代わりに高圧
水を使用する。図１は、本発明の構成により、素管の内
周面に洗浄液を噴射して洗浄を行う様子を模式的に示す
図である。同図において、素管１は縦断面図で表されて
いる。同図に示すように、高圧ノズル３は、従来のよう
な水平ではなく、仰角θで配置され、この角度で洗浄液
４を噴射し、立設された素管１の内周面Ｓを洗浄する構
成となっている。
て、図面を参照しながら説明する。本発明では、上記洗
浄工程において、洗浄液４として洗剤等の代わりに高圧
水を使用する。図１は、本発明の構成により、素管の内
周面に洗浄液を噴射して洗浄を行う様子を模式的に示す
図である。同図において、素管１は縦断面図で表されて
いる。同図に示すように、高圧ノズル３は、従来のよう
な水平ではなく、仰角θで配置され、この角度で洗浄液
４を噴射し、立設された素管１の内周面Ｓを洗浄する構
成となっている。
【０００８】これにより、切削部１ａの角部ｂ及びその
周辺に直接洗浄液が噴射されるため、切削粉除去の効率
が上がる。本実施形態では、この仰角θの値は２０〜４
５゜の範囲で設定される。概ねこの範囲内であれば、切
削部１ａを確実に洗浄するための時間が例えば数十秒で
済むが、この範囲を外れると例えば数分かかってしまう
という事になる。さらに、仰角が大きすぎると、洗浄液
が上方に拡散してしまい、実用性に乏しくなる。尚、洗
浄に要する時間は、素管１の大きさや汚れ具合にも左右
される。
周辺に直接洗浄液が噴射されるため、切削粉除去の効率
が上がる。本実施形態では、この仰角θの値は２０〜４
５゜の範囲で設定される。概ねこの範囲内であれば、切
削部１ａを確実に洗浄するための時間が例えば数十秒で
済むが、この範囲を外れると例えば数分かかってしまう
という事になる。さらに、仰角が大きすぎると、洗浄液
が上方に拡散してしまい、実用性に乏しくなる。尚、洗
浄に要する時間は、素管１の大きさや汚れ具合にも左右
される。
【０００９】ちなみに、洗浄液４としての高圧水の圧力
は、約１５０〜２００ｋｇｆ／ｃｍ2の範囲で設定する
事により、高い洗浄効果が得られている。ここで、圧力
を２００ｋｇｆ／ｃｍ2以上に設定しても、あまり洗浄
効果は変わらない。また、圧力が高すぎると、返って素
管１表面を傷つける恐れがある。
は、約１５０〜２００ｋｇｆ／ｃｍ2の範囲で設定する
事により、高い洗浄効果が得られている。ここで、圧力
を２００ｋｇｆ／ｃｍ2以上に設定しても、あまり洗浄
効果は変わらない。また、圧力が高すぎると、返って素
管１表面を傷つける恐れがある。
【００１０】また、本実施形態において、高圧ノズル３
から素管１の内周面Ｓまでの距離は、噴射方向に沿って
約５０〜１００ｍｍの範囲で設定する事により、高い効
果が得られている。つまり、噴射する位置が近ければ良
いというものではなく、或程度の距離をおく事により、
洗浄液４が周囲の空気を巻き込んで、その衝撃力を増す
という事が言える。尚、本実施形態では、高圧ノズル３
は、図１にαで示す噴射の広がり角度が１５゜のものを
使用している。
から素管１の内周面Ｓまでの距離は、噴射方向に沿って
約５０〜１００ｍｍの範囲で設定する事により、高い効
果が得られている。つまり、噴射する位置が近ければ良
いというものではなく、或程度の距離をおく事により、
洗浄液４が周囲の空気を巻き込んで、その衝撃力を増す
という事が言える。尚、本実施形態では、高圧ノズル３
は、図１にαで示す噴射の広がり角度が１５゜のものを
使用している。
【００１１】尚、本実施形態では、以下のような副次的
効果が得られている。つまり、洗浄液として高圧水を使
用するだけで強い洗浄力が得られ、場合によっては上記
超音波洗浄工程やブラシ洗浄工程を省略する事もでき、
洗浄時間の短縮が可能となっている。また、有機溶剤も
洗剤も使用しないので、人体に無害で環境に優しい。そ
して、洗浄のための複雑な工程及びそのための付属装
置、例えば上記すすぎ工程及びそのための装置等が不用
であるので、装置の小型化が可能である。
効果が得られている。つまり、洗浄液として高圧水を使
用するだけで強い洗浄力が得られ、場合によっては上記
超音波洗浄工程やブラシ洗浄工程を省略する事もでき、
洗浄時間の短縮が可能となっている。また、有機溶剤も
洗剤も使用しないので、人体に無害で環境に優しい。そ
して、洗浄のための複雑な工程及びそのための付属装
置、例えば上記すすぎ工程及びそのための装置等が不用
であるので、装置の小型化が可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
素管の切削部及びその周辺に付着した切削粉を効率よく
確実に除去する洗浄装置を提供する事ができる。
素管の切削部及びその周辺に付着した切削粉を効率よく
確実に除去する洗浄装置を提供する事ができる。
【図１】本発明における洗浄の様子を模式的に示す図。
【図２】従来の洗浄の様子を模式的に示す図。
１ 素管
３ 高圧ノズル
４ 洗浄液
Claims (3)
- 【請求項１】立設された円筒部材内周面の切削部を洗浄
する洗浄装置において、円筒部材の内周面に、所定の仰
角で上向きに配設された高圧ノズルより洗浄液を噴射す
る事を特徴とする洗浄装置。 - 【請求項２】前記仰角の値は２０〜４５°の範囲で設定
される事を特徴とする請求項１に記載の洗浄装置。 - 【請求項３】前記円筒部材は、感光体ドラムの原材料と
しての素管である事を特徴とする請求項１又は２に記載
の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06788799A JP3403111B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06788799A JP3403111B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263000A JP2000263000A (ja) | 2000-09-26 |
| JP3403111B2 true JP3403111B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=13357866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06788799A Expired - Fee Related JP3403111B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3403111B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7067241B2 (en) * | 2002-05-08 | 2006-06-27 | Unaxis Balzers Aktiengesellschaft | Method for producing a unit having a three-dimensional surface patterning, and use of this method |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP06788799A patent/JP3403111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000263000A (ja) | 2000-09-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |