JP3402666B2 - エンジンの保護装置 - Google Patents
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの保護装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気温度はかなり高温とな
り、このため、排気系を構成する排気ポ−トや排気管さ
らには排気ガス浄化触媒等が、高熱によって劣化あるあ
いは損傷されるおそれがある。このため、特開昭60−
43144号公報には、排気温度が所定温度以上になっ
たときは、燃料を増量させることによる燃料冷却を利用
して、排気温度を低下させるようにしたものが提案され
ている。
り、このため、排気系を構成する排気ポ−トや排気管さ
らには排気ガス浄化触媒等が、高熱によって劣化あるあ
いは損傷されるおそれがある。このため、特開昭60−
43144号公報には、排気温度が所定温度以上になっ
たときは、燃料を増量させることによる燃料冷却を利用
して、排気温度を低下させるようにしたものが提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
中には、例えば低負荷時に、排気ガス浄化触媒上流の排
気系路に2次エアを供給して、特に排気ガス中に含まれ
るHCを低減するようにしたものがある。この場合、排
気系路のうちもっとも高温になる部分が、2次エアを供
給したときと供給しないときとで相違してしまう。すな
わち2次エアを供給しないときは、排気系路のうちもっ
とも上流側となる排気ポ−トの温度がもっとも高温にな
り、2次エアを供給したときは触媒での反応温度が高く
なって当該触媒がもっとも高温になる。
中には、例えば低負荷時に、排気ガス浄化触媒上流の排
気系路に2次エアを供給して、特に排気ガス中に含まれ
るHCを低減するようにしたものがある。この場合、排
気系路のうちもっとも高温になる部分が、2次エアを供
給したときと供給しないときとで相違してしまう。すな
わち2次エアを供給しないときは、排気系路のうちもっ
とも上流側となる排気ポ−トの温度がもっとも高温にな
り、2次エアを供給したときは触媒での反応温度が高く
なって当該触媒がもっとも高温になる。
【0004】上述のように、所定運転領域で2次エアを
供給するエンジンにおいて、排気ポ−ト温度に合せて温
度低下手段を作動させたのでは、2次エア供給時にあっ
ては触媒が高温になり過ぎてしまい、また触媒温度に合
せて温度低下手段を作動させたのでは、2次エアを供給
しないときに不用にあるいは過度に温度低下手段が作動
されてしまうことになる。
供給するエンジンにおいて、排気ポ−ト温度に合せて温
度低下手段を作動させたのでは、2次エア供給時にあっ
ては触媒が高温になり過ぎてしまい、また触媒温度に合
せて温度低下手段を作動させたのでは、2次エアを供給
しないときに不用にあるいは過度に温度低下手段が作動
されてしまうことになる。
【0005】したがって、本発明の目的は、所定の2次
エア供給条件成立状態で排気系路に2次エアを供給する
ようにしたエンジンにおいて、温度低下手段を不用にあ
るいは過度に作動させることなく排気系路を高温から確
実に保護できるようにしたエンジンの保護装置を提供す
ることにある。
エア供給条件成立状態で排気系路に2次エアを供給する
ようにしたエンジンにおいて、温度低下手段を不用にあ
るいは過度に作動させることなく排気系路を高温から確
実に保護できるようにしたエンジンの保護装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、排気温度が所定値以上となったとき、排気温度を
低下させる温度低下手段を作動させるようにしたエンジ
ンにおいて、排気系路に設けられた排気ガス浄化用の触
媒と、前記触媒上流の排気系路に、所定の2次エア供給
条件成立状態において2次エアを供給する2次エア供給
手段と、前記排気系路に対して2次エアが供給されない
ときは排気ポ−トの温度を基準として前記温度低下手段
を作動させると共に、2次エアが供給されるときは前記
触媒の温度を基準として前記温度低下手段を作動させる
制御手段と、を備えた構成としてある。
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、排気温度が所定値以上となったとき、排気温度を
低下させる温度低下手段を作動させるようにしたエンジ
ンにおいて、排気系路に設けられた排気ガス浄化用の触
媒と、前記触媒上流の排気系路に、所定の2次エア供給
条件成立状態において2次エアを供給する2次エア供給
手段と、前記排気系路に対して2次エアが供給されない
ときは排気ポ−トの温度を基準として前記温度低下手段
を作動させると共に、2次エアが供給されるときは前記
触媒の温度を基準として前記温度低下手段を作動させる
制御手段と、を備えた構成としてある。
【0007】上記構成を前提とした本発明の好ましい態
様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載の通
りである。
様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載の通
りである。
【0008】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
2次エアが供給されているか否かに応じて、排気系路の
うちもっとも高温となる部分の温度を基準として温度低
下手段を作動させるので、当該温度低下手段を不用に作
動させることなくあるいは作動の程度を不用に大きくす
ることなく、排気系路が異常に高温になってしまうのを
確実に防止して、異常高温による排気系路の劣化や損傷
を確実に防止することができる。
2次エアが供給されているか否かに応じて、排気系路の
うちもっとも高温となる部分の温度を基準として温度低
下手段を作動させるので、当該温度低下手段を不用に作
動させることなくあるいは作動の程度を不用に大きくす
ることなく、排気系路が異常に高温になってしまうのを
確実に防止して、異常高温による排気系路の劣化や損傷
を確実に防止することができる。
【0009】請求項2に記載したような構成とすること
により、排気ポ−トおよび触媒の温度を理論的に演算に
よって決定して、排気ポ−ト温度および触媒温度を検出
するためのセンサを別途専用に設けることが不用にな
る。
により、排気ポ−トおよび触媒の温度を理論的に演算に
よって決定して、排気ポ−ト温度および触媒温度を検出
するためのセンサを別途専用に設けることが不用にな
る。
【0010】請求項3に記載したような構成とすること
により、従来からある排気温度低下の手法をそのまま利
用することができる。
により、従来からある排気温度低下の手法をそのまま利
用することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1において、1はロ−タリピストンエン
ジンの本体で、そのロ−タハウジングが符号2で、ロ−
タが符号3で示され、排気ポ−トが符号4で示される。
排気ポ−ト4に連なる排気通路11には、排気ガス浄化
触媒としての三元触媒12が配設されている。また、排
気通路11には、排気ポ−ト4と触媒12との間におい
て、2次エア供給通路13が接続され、該通路13に
は、電磁式の開閉弁14が配設されている。
て説明する。図1において、1はロ−タリピストンエン
ジンの本体で、そのロ−タハウジングが符号2で、ロ−
タが符号3で示され、排気ポ−トが符号4で示される。
排気ポ−ト4に連なる排気通路11には、排気ガス浄化
触媒としての三元触媒12が配設されている。また、排
気通路11には、排気ポ−ト4と触媒12との間におい
て、2次エア供給通路13が接続され、該通路13に
は、電磁式の開閉弁14が配設されている。
【0012】図1中符号Uは、マイクロコンピュ−タを
利用して構成された制御ユニットで、この制御ユニット
Uは、開閉弁14の開閉と、エンジン本体1に設けられ
た燃料噴射弁15からの燃料噴射量(空燃比)を制御す
る。開閉弁14は、所定負荷以下の低負荷時、つまり排
気ガス中のHC成分が多くなる運転領域において開とさ
れ、その他の運転領域では閉とされる。また、燃料噴射
弁15は、所定の空燃比となるように制御されるが、後
述するように、排気ガス温度が高くなる状態では、燃料
が増量されるように制御される。このため、制御ユニッ
トUには、吸入空気量、エンジン回転数、点火時期、外
気温度、車速の各信号が入力されるが、これ等を検出す
るためのセンサ群をまとめて符号Sで示してある。
利用して構成された制御ユニットで、この制御ユニット
Uは、開閉弁14の開閉と、エンジン本体1に設けられ
た燃料噴射弁15からの燃料噴射量(空燃比)を制御す
る。開閉弁14は、所定負荷以下の低負荷時、つまり排
気ガス中のHC成分が多くなる運転領域において開とさ
れ、その他の運転領域では閉とされる。また、燃料噴射
弁15は、所定の空燃比となるように制御されるが、後
述するように、排気ガス温度が高くなる状態では、燃料
が増量されるように制御される。このため、制御ユニッ
トUには、吸入空気量、エンジン回転数、点火時期、外
気温度、車速の各信号が入力されるが、これ等を検出す
るためのセンサ群をまとめて符号Sで示してある。
【0013】制御ユニットUは、図2にブロック図的に
示すように、排気温度が所定温度以上になるのを防止す
るため、燃料量調整による排気温度低下を行なうべく、
排気温度に応じて空燃比補正係数CTをフィ−ドバック
制御する機能を有する。なお、空燃比補正係数CTは、
連続可変的に変更されるもので、理論空燃比のときに
1.0とされ、理論空燃比よりもリッチなときに1.0
よりも大きくされ、理論空燃比よりも小のときに1.0
よりも小さくされる。
示すように、排気温度が所定温度以上になるのを防止す
るため、燃料量調整による排気温度低下を行なうべく、
排気温度に応じて空燃比補正係数CTをフィ−ドバック
制御する機能を有する。なお、空燃比補正係数CTは、
連続可変的に変更されるもので、理論空燃比のときに
1.0とされ、理論空燃比よりもリッチなときに1.0
よりも大きくされ、理論空燃比よりも小のときに1.0
よりも小さくされる。
【0014】図2において、許容される排気系路の最高
温度tmax と現在の排気温度tとの偏差enが減算器2
1により算出され、この偏差enを回路22によってP
ID制御することによって、排気系路の実際の温度をt
maxに維持するために必要な空燃比CTが算出される。
そして、算出された空燃比CTに応じて、排気温度予測
モデルとなる回路23において、後述する排気系路にお
ける温度(最高温度に相当)tが理論的に演算されて、
この演算された温度tがフィ−ドバック制御のために前
記減算器21に入力される。
温度tmax と現在の排気温度tとの偏差enが減算器2
1により算出され、この偏差enを回路22によってP
ID制御することによって、排気系路の実際の温度をt
maxに維持するために必要な空燃比CTが算出される。
そして、算出された空燃比CTに応じて、排気温度予測
モデルとなる回路23において、後述する排気系路にお
ける温度(最高温度に相当)tが理論的に演算されて、
この演算された温度tがフィ−ドバック制御のために前
記減算器21に入力される。
【0015】前記回路23の詳細が、図3に示される。
この図3において、X1は、エンジン本体1内での燃焼
に起因して生じる発熱量を予測する発熱予想モデルであ
り、X2は放熱予測モデルであり、X3は触媒12部分
での発熱予測モデルである。
この図3において、X1は、エンジン本体1内での燃焼
に起因して生じる発熱量を予測する発熱予想モデルであ
り、X2は放熱予測モデルであり、X3は触媒12部分
での発熱予測モデルである。
【0016】発熱予測モデルX1においては、エンジン
本体1への充填量つまり吸入空気量TE2を基準とする
基準信号が、空燃比補正係数CTと、エンジン回転数N
Eと、点火時期Igに応じて回路31で設定される補正
係数αとによって、乗算器32〜34を利用して補正さ
れる。そして、その補正結果が、回路35によって、畜
熱量として算出される。この回路35において、KIは
積分定数、Sは演算子である。勿論、充填量TE2が大
きいほど、エンジン回転数NEが大きいほど、空燃比補
正係数CTが大きいほど、点火時期Igの進角量が小さ
いほど、回路35で演算される値(温度)が大きくなる
ものである。
本体1への充填量つまり吸入空気量TE2を基準とする
基準信号が、空燃比補正係数CTと、エンジン回転数N
Eと、点火時期Igに応じて回路31で設定される補正
係数αとによって、乗算器32〜34を利用して補正さ
れる。そして、その補正結果が、回路35によって、畜
熱量として算出される。この回路35において、KIは
積分定数、Sは演算子である。勿論、充填量TE2が大
きいほど、エンジン回転数NEが大きいほど、空燃比補
正係数CTが大きいほど、点火時期Igの進角量が小さ
いほど、回路35で演算される値(温度)が大きくなる
ものである。
【0017】放熱予測モデルX2は、後述するように予
測された排気温度tと外気温度との偏差が回路41で演
算されて、この演算結果が、乗算器42を利用して車速
に応じて補正される。勿論、外気温度が低いほど、車速
が大きいほど、最終的に演算される放熱量は大きくされ
るものである。
測された排気温度tと外気温度との偏差が回路41で演
算されて、この演算結果が、乗算器42を利用して車速
に応じて補正される。勿論、外気温度が低いほど、車速
が大きいほど、最終的に演算される放熱量は大きくされ
るものである。
【0018】発熱予測モデルX1で演算された発熱量か
ら、放熱モデルX2で演算された放熱量が減算器36で
減算され、この減算器36での減算結果が、排気ポ−ト
4までの熱伝達遅れとして演算されて、排気ポ−ト4で
の排気温度がt1として演算される。
ら、放熱モデルX2で演算された放熱量が減算器36で
減算され、この減算器36での減算結果が、排気ポ−ト
4までの熱伝達遅れとして演算されて、排気ポ−ト4で
の排気温度がt1として演算される。
【0019】触媒12での発熱予測モデルX3において
は、空燃比補正係数CTから1.0を減算器41によっ
て減算して、この減算された値によって、乗算器52を
利用して、充填量TE2に基づく基準信号が補正され
る。そして、乗算器52からの出力が、2次エア供給の
有無に応じて乗算器53を利用して補正されるが、この
乗算器53で乗算される補正係数は、2次エアの供給有
りのときが1とされ、2次エアの供給なしのときは0と
される。この触媒12用の発熱モデルX3の最終出力
は、触媒12そのものでの発熱温度t2とされるが、2
次エア供給なしのときは、上述した乗算器53での補正
によってt2は0とされる。なお、触媒12用の発熱モ
デルX3は、触媒12で処理(酸化処理)すべき排気ガ
ス中のHCの量に応じたものとされて、充填量TE2が
大きいほど、また空燃比補正係数CTが大きいほどHC
の量が多くなるということで、演算結果t2が大きくさ
れるものである(ただし2次エア供給なしのときは、t
2が強制的に0とされる)。
は、空燃比補正係数CTから1.0を減算器41によっ
て減算して、この減算された値によって、乗算器52を
利用して、充填量TE2に基づく基準信号が補正され
る。そして、乗算器52からの出力が、2次エア供給の
有無に応じて乗算器53を利用して補正されるが、この
乗算器53で乗算される補正係数は、2次エアの供給有
りのときが1とされ、2次エアの供給なしのときは0と
される。この触媒12用の発熱モデルX3の最終出力
は、触媒12そのものでの発熱温度t2とされるが、2
次エア供給なしのときは、上述した乗算器53での補正
によってt2は0とされる。なお、触媒12用の発熱モ
デルX3は、触媒12で処理(酸化処理)すべき排気ガ
ス中のHCの量に応じたものとされて、充填量TE2が
大きいほど、また空燃比補正係数CTが大きいほどHC
の量が多くなるということで、演算結果t2が大きくさ
れるものである(ただし2次エア供給なしのときは、t
2が強制的に0とされる)。
【0020】排気ポ−ト4部分での温度t1と、触媒1
2であらたに発生されるの温度t2とが加算器38によ
り加算されて、最終的な排気温度tが演算される。この
演算された排気温度tは、今迄の説明から明らかなよう
に、2次エア供給なしのときはt1に対応した排気ポ−
ト4部分での温度を示し、2次エア供給有りのときは、
触媒12部分での温度を示すことになる。
2であらたに発生されるの温度t2とが加算器38によ
り加算されて、最終的な排気温度tが演算される。この
演算された排気温度tは、今迄の説明から明らかなよう
に、2次エア供給なしのときはt1に対応した排気ポ−
ト4部分での温度を示し、2次エア供給有りのときは、
触媒12部分での温度を示すことになる。
【0021】制御ユニットUによる制御内容を図4、図
5に示すフロ−チャ−トを参照しつつ説明する。先ず、
図4のR(ステップ−以下同じ)1において、センサ群
Sからの信号が入力された後、R2において、2次エア
が供給されている状態であるか否かが判別される。この
R2の判別でYESのときは、R3において、図3の乗
算器53に対する2次エアON/OFF信号が1とさ
れ、R3の判別でNOのときは、R4において、乗算器
53に対する2次エアON/OFF信号が0とされる。
R3およびR4の後は、R5において、図3で演算され
た温度tが所定温度以上になるのを防止するための空燃
比制御が、後述のように行なわれる。
5に示すフロ−チャ−トを参照しつつ説明する。先ず、
図4のR(ステップ−以下同じ)1において、センサ群
Sからの信号が入力された後、R2において、2次エア
が供給されている状態であるか否かが判別される。この
R2の判別でYESのときは、R3において、図3の乗
算器53に対する2次エアON/OFF信号が1とさ
れ、R3の判別でNOのときは、R4において、乗算器
53に対する2次エアON/OFF信号が0とされる。
R3およびR4の後は、R5において、図3で演算され
た温度tが所定温度以上になるのを防止するための空燃
比制御が、後述のように行なわれる。
【0022】図4のR5の内容が、図5に示される。先
ず、R11において、図3に示す温度予測モデルに基づ
いて、温度tが計算される。次いで、R12において、
排気系路の最高許容温度tmaxが設定される。この許容
温度tmaxは、排気系路における設計上の最高許容温度
として設定することもできるが、所定の余裕度合を見込
んだ値として設定するのが好ましい。すなわち、エンジ
ンの運転状態特にエンジン負荷とエンジン回転数とに基
づいて余裕温度分を設定して、設計上の許容最高温度か
ら上記余裕温度分を差い引いた値を上記tmaxとして設
定するのが好ましい。
ず、R11において、図3に示す温度予測モデルに基づ
いて、温度tが計算される。次いで、R12において、
排気系路の最高許容温度tmaxが設定される。この許容
温度tmaxは、排気系路における設計上の最高許容温度
として設定することもできるが、所定の余裕度合を見込
んだ値として設定するのが好ましい。すなわち、エンジ
ンの運転状態特にエンジン負荷とエンジン回転数とに基
づいて余裕温度分を設定して、設計上の許容最高温度か
ら上記余裕温度分を差い引いた値を上記tmaxとして設
定するのが好ましい。
【0023】R12の後、R13において、tmaxから
R11で計算された温度tを差い引いて、偏差enが算
出される(図2の減算器21の処理に対応)。この後、
R14において、設定すべき今回の空燃比補正係数CT
nが、図中に示す式にしたがって計算される。なお、n
はサフィックスであり、KIは積分定数、KPは比例定
数、KDは微分定数である。このR14の処理は、図2
における回路22でのPID制御に相当する。
R11で計算された温度tを差い引いて、偏差enが算
出される(図2の減算器21の処理に対応)。この後、
R14において、設定すべき今回の空燃比補正係数CT
nが、図中に示す式にしたがって計算される。なお、n
はサフィックスであり、KIは積分定数、KPは比例定
数、KDは微分定数である。このR14の処理は、図2
における回路22でのPID制御に相当する。
【0024】R14の後、R15において、空燃比補正
係数CTが所定の上限値と下限値との間の範囲となるよ
うに、リミット処理がなされる。この上限値は、エンジ
ンの最大トルク限界から設定され、下限値は失火限界か
ら設定される。そして、R16において、R15までの
処理を経た後の値が、最終的な空燃比補正係数CTとし
て設定される。勿論、この空燃比補正係数CTの設定に
より、排気温度がtmax以内の温度とされる。
係数CTが所定の上限値と下限値との間の範囲となるよ
うに、リミット処理がなされる。この上限値は、エンジ
ンの最大トルク限界から設定され、下限値は失火限界か
ら設定される。そして、R16において、R15までの
処理を経た後の値が、最終的な空燃比補正係数CTとし
て設定される。勿論、この空燃比補正係数CTの設定に
より、排気温度がtmax以内の温度とされる。
【0025】なお、空燃比補正係数CTのフィ−ドバッ
ク制御においては、2次エア供給なしのときは、排気温
度低下のためにはCTを大きくする方向の制御となり、
2次エア供給有りのときは、排気温度低下のためにはC
Tを小さくする(燃料冷却のための増量度合を2次エア
供給なしのときよりも小さくする)制御となる。
ク制御においては、2次エア供給なしのときは、排気温
度低下のためにはCTを大きくする方向の制御となり、
2次エア供給有りのときは、排気温度低下のためにはC
Tを小さくする(燃料冷却のための増量度合を2次エア
供給なしのときよりも小さくする)制御となる。
【0026】以上実施例について説明したが、排気温度
低下のためには、点火時期調整によって行なうようにし
てもよく、この場合、排気温度低下のためには、2次エ
ア供給なしのときはリタ−ドさせ、2次エア供給ありの
ときはアドバンスさせればよい。また、排気ポ−ト4の
温度と触媒12の温度を検出するセンサを設けて、上記
2つのセンサのうち排気温度低下の制御のために用いる
センサを2次エア供給の有無に応じて選択するようにし
てもよく、あるいは2つのセンサで検出された温度のう
ち高い方の温度に基づいて排気温度低下の制御を行なう
ようにしてもよい。
低下のためには、点火時期調整によって行なうようにし
てもよく、この場合、排気温度低下のためには、2次エ
ア供給なしのときはリタ−ドさせ、2次エア供給ありの
ときはアドバンスさせればよい。また、排気ポ−ト4の
温度と触媒12の温度を検出するセンサを設けて、上記
2つのセンサのうち排気温度低下の制御のために用いる
センサを2次エア供給の有無に応じて選択するようにし
てもよく、あるいは2つのセンサで検出された温度のう
ち高い方の温度に基づいて排気温度低下の制御を行なう
ようにしてもよい。
【0027】また、排気ポ−ト4の温度を予測する予測
モデルと、触媒12の温度を予測する予測モデルとを別
途独立して形成してもよく、この場合は、図4のR2〜
R4において、2次エアの供給有無に応じて使用すべき
予測モデルを選択させるようにすればよい。勿論、2次
エアの供給有無は、エンジンの冷却水温に基いて行う
等、従来既知の適宜の条件設定に基いたものとすること
ができる。
モデルと、触媒12の温度を予測する予測モデルとを別
途独立して形成してもよく、この場合は、図4のR2〜
R4において、2次エアの供給有無に応じて使用すべき
予測モデルを選択させるようにすればよい。勿論、2次
エアの供給有無は、エンジンの冷却水温に基いて行う
等、従来既知の適宜の条件設定に基いたものとすること
ができる。
【図1】本発明が適用されたエンジンの排気系路とその
制御系統とを示す全体図。
制御系統とを示す全体図。
【図2】排気温度を予測モデルによって予測する場合の
制御系統図。
制御系統図。
【図3】排気温度を予測する予測モデルの一例を示す
図。
図。
【図4】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
1:エンジン本体
4:排気ポ−ト
11:排気通路
12:排気ガス浄化触媒
13:2次エア通路
14:開閉弁
15:燃料噴射弁
23:排気温度予測モデル
X1:エンジンの発熱予測モデル
X2:エンジンの放熱予測モデル
X3:触媒の発熱予測モデル
U:制御ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
F02D 43/00 301 F02D 43/00 301H
301T
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F01N 3/22
F01N 3/20
F02D 41/04
F02D 43/00
Claims (3)
- 【請求項1】排気温度が所定値以上となったとき、排気
温度を低下させる温度低下手段を作動させるようにした
エンジンにおいて、 排気系路に設けられた排気ガス浄化用の触媒と、 前記触媒上流の排気系路に、所定の2次エア供給成立状
態において2次エアを供給する2次エア供給手段と、 前記排気系路に対して2次エアが供給されないときは排
気ポ−トの温度を基準として前記温度低下手段を作動さ
せると共に、2次エアが供給されるときは前記触媒の温
度を基準として前記温度低下手段を作動させる制御手段
と、を備えていることを特徴とするエンジンの保護装
置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記排気ポ−トの温度と前記触媒の温度とがそれぞれ、
あらかじめ設定された予測モデルに基づいて演算される
もの。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記温度低下手段による排気温度の低下が、エンジンに
供給される燃料量調整によって行なわれるもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13666793A JP3402666B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | エンジンの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13666793A JP3402666B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | エンジンの保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323134A JPH06323134A (ja) | 1994-11-22 |
| JP3402666B2 true JP3402666B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=15180680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13666793A Expired - Fee Related JP3402666B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | エンジンの保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3402666B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4424811C2 (de) * | 1994-07-14 | 2003-05-28 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Bildung eines simulierten Signals bezüglich einer Temperatur im Abgassystem einer Brennkraftmaschine |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS529931Y2 (ja) * | 1971-04-27 | 1977-03-03 | ||
| JPS5134933B2 (ja) * | 1972-07-26 | 1976-09-29 | ||
| JPS5398231U (ja) * | 1977-01-12 | 1978-08-09 | ||
| JPS59188021A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-25 | Mazda Motor Corp | エンジンの排気ガス浄化装置 |
| JPS6043144A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
| JP2616215B2 (ja) * | 1990-11-02 | 1997-06-04 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの出力制御装置 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP13666793A patent/JP3402666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06323134A (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |