JP3402508B2 - Tv受像機用電源回路 - Google Patents

Tv受像機用電源回路

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JP3402508B2
JP3402508B2 JP05252594A JP5252594A JP3402508B2 JP 3402508 B2 JP3402508 B2 JP 3402508B2 JP 05252594 A JP05252594 A JP 05252594A JP 5252594 A JP5252594 A JP 5252594A JP 3402508 B2 JP3402508 B2 JP 3402508B2
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正夫 国分
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はTV受像機用電源回路に
関し、特にTV受像機の待機状態と受像状態とを切換え
る電源回路に関する。 【0002】 【従来の技術】TV受像機の電源回路は、通常商用電源
に接続されるとリモートコントロール装置(リモコン)
の操作が可能になるよう待機回路を動作させ、待機状態
にしている。そして視聴者のリモコン操作により、TV
受像機の主回路の電源を投入して映像が見れる状態、即
ち受像状態にする電源投入方式が用いられている。 【0003】従来このようなTV受像機用電源回路は、
図2に示すように直流電源1にトランジスタ2が接続さ
れ、その出力側に接続されたダイオード3,トランス4
の1次コイル5,コンデンサ6により整流平滑され、後
述するリレー(図示していない)の切換接点7のブレー
ク接点71を介してTV受像機の主回路8に接続されて
いる。なお、9はトランジスタ2の制御回路で出力電圧
が一定になるようにスイッチング制御を行う。また、1
0はダミー抵抗である。一方待機回路11は電源回路に
接続後は常時動作しているもので、待機回路11への電
力供給は1次コイル5に電磁的に結合されている2次コ
イル12からダイオード13とコンデンサ14とにより
整流平滑されて供給される。 【0004】この図2の状態は、TV受像機の主回路8
に電力が供給されている受像状態を示しているものであ
るが、TV受像機を待機状態にするため視聴者のリモコ
ン操作によって、待機回路11の図示していないリレー
が動作すると、そのブレーク接点71がブレークしてT
V受像機の主回路8への電力供給を停止すると共に、メ
ーク接点72が破線にて示すようにメークしてダミー抵
抗10が接続されることにより、主回路8の動作状態と
同様に2次コイルを介して1次コイルに電力が供給され
待機状態を維持する。このように、従来のTV受像機用
電源回路は、その主回路8が動作中のときも待機中のと
きも降圧形コンバータとして動作している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
2に示した従来のTV受像機用電源回路は、待機状態の
待機回路11の電力を、トランス4の2次コイル12か
ら得る際、1次コイル5の出力がダミー抵抗10によっ
て消費されることになるため、待機状態においても受像
状態と同様な電力消費を要するもので、経済的にも省資
源の観点からも問題があった。即ち、待機状態における
降圧形コンバータの場合は、2次コイル12から取り出
される出力電圧をP2とし、入力電圧をVとし、1次コ
イルによる出力電圧と電流を各々V1とI1とすると、
P2は次の式で表すことができる。 P2=I1×(V−V1) 【0006】上記の式より、降圧形コンバータの2次コ
イル12から一定の電力を得たい場合は、1次コイル5
の出力電流をある値までダミー電流として取り出さなけ
ればならず、これが損失となることがわかる。本発明
は、このような従来の電源回路の問題点を解決するため
に成されたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のTV受像機用電
源回路は、直流電源の電圧を、トランジスタのスイッチ
ング動作により一定電圧にしてトランスの1次コイルを
介してTV受像機の主回路に印加すると共に、前記トラ
ンスの2次コイルを介して前記TV受像機の待機回路に
印加するようにし、かつ前記待機回路のリレー動作に基
づいて前記TV受像機を待機状態と受像状態とに切換え
る切換回路を備えたTV受像機用電源回路において、前
記直流電源の一方端に接続された前記トランジスタの出
力側と前記TV受像機の主回路の一方端との間に接続さ
れた前記トランスの1次コイルに対し、前記トランジス
タの出力側に一端が接続されたダイオードと前記主回路
側に一端が接続されたコンデンサとの直列回路を並列に
設け、該ダイオードとコンデンサとの接続点と前記直流
電源の他方端との間に抵抗を設け、前記コンデンサに前
記抵抗が並列に接続される回路と,前記抵抗が短絡され
る回路とを前記リレーの接点で切換えて、待機状態と受
像状態とを切換えるようにしたものである。 【0008】 【作用】本発明のTV受像機用電源回路は、TV受像機
の主回路が動作時の受像状態では降圧形コンバータとな
り、前記主回路が不動作時の待機状態では昇降圧形コン
バータとなるようにリレーによって電源回路を切換える
ものである。 【0009】 【実施例】次に本発明を図1に示した実施例に基づいて
説明する。なお、従来例として示した図2と同一部分は
同一符号で示し、その説明を省略する。図1はTV受像
機が受像状態の電源回路を示しているもので、直流電源
1の一端に接続されたトランジスタ2の出力側とTV受
像機の主回路8との間に接続されたトランス4の1次コ
イル5に対し、トランジスタ2の出力側に一端が接続さ
れたダイオード15と主回路8側に一端が接続されたコ
ンデンサ16との直列回路が並列に接続されており、こ
のダイオード15とコンデンサ16との接続点と直流電
源1の他端との間に抵抗17が接続されている。そし
て、待機回路11の図示されていないリレーの接点7の
実線で示すブレーク接点71により抵抗17が短絡さ
れ、電源回路は降圧形コンバータになり、主回路8に電
力が供給されて受像状態になる。 【0010】一方TV受像機が視聴者のリモコン操作に
よって待機回路11のリレーが動作し、そのブレーク接
点71がブレークすると共にメーク接点72が破線のよ
うにメークすることによって、抵抗は17はコンデンサ
16と並列接続された状態となって、電源回路は昇降圧
形コンバータになり、主回路8への電力の供給が停止さ
れて待機状態にされる。このように、待機回路11のリ
レー動作によりその接点7のブレーク接点71とメーク
接点72を開閉することによって、受像状態は降圧形コ
ンバータ、待機状態は昇降圧形コンバータとするもので
ある。 【0011】この実施例では、トランス4の1次コイル
5または2次コイル12に発生する起電力を、整流平滑
して得られる直流電源が一定となるようにトランジスタ
2の制御回路9が働けば、コンデンサ16の充電電圧お
よびコンデンサ192の充電電圧は、リレーのブレーク
接点71またはメーク接点72のどちらがメークされて
も、即ち、降圧形コンバータのときも昇降圧形コンバー
タのときと同じ値になる。ダイオード15は、TV受像
機が受像状態の降圧形コンバータのときはフライホイー
ルダイオードとしてTV受像機の主回路に電力を送る働
きをするが、待機状態の昇降圧形コンバータのときは1
次コイル5と2次コイル12のリーケージインダクタン
スによってトランジスタ2がターンオフする際に、1次
コイル5に発生するサージ電圧を吸収するスナバ回路の
ダイオードとして働く。 【0012】また、コンデンサ16は、TV受像機が受
像状態の降圧形コンバータのときは平滑コンデンサとし
てTV受像機の主回路8にリップル成分の少ない直流電
圧を送る働きをするが、待機状態の昇降圧形コンバータ
のときはダイオード15と共にスバナ回路のコンデンサ
として働く。また、抵抗17は、TV受像機が受像状態
の降圧形コンバータのときは何の働きもしないが、待機
状態の昇降圧形コンバータのときはスナバ回路の抵抗と
して働く。なお、降圧形コンバータとなっても、TV受
像機の主回路8の消費電力は待機回路11の消費電力に
比べて十分大きいため、待機回路11に必要な電力を2
次コイル12から取り出すうえで障害はない。 【0013】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ってTV受像機用電源回路に従来用いられている降圧形
コンバータの一部を変更して、待機状態においては昇降
圧形コンバータとすることによって、待機回路用の電力
を効率よく取り出すことができるもので、経済的であっ
て省資源化が図れる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のTV受像機用電源回路の実施例を示す
回路図である。 【図2】従来のTV受像機用電源回路の回路図である。 【符号の説明】 1 直流電源 2 トランジスタ 3,13,15 ダイオード 4 トランス 5 1次コイル 6,14,16 コンデンサ 71,72 リレー接点 8 TV受像機の主回路 9 トランジスタの制御回路 10,17 抵抗 11 TV受像機の待機回路 12 2次コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−31139(JP,A) 実開 平5−91196(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/50 - 5/63 H02J 1/00 - 1/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 直流電源の電圧を、トランジスタのスイ
    ッチング動作により一定電圧にしてトランスの1次コイ
    ルを介してTV受像機の主回路に印加すると共に、前記
    トランスの2次コイルを介して前記TV受像機の待機回
    路に印加するようにし、かつ前記待機回路のリレー動作
    に基づいて前記TV受像機を待機状態と受像状態とに切
    換える切換回路を備えたTV受像機用電源回路におい
    て、 前記直流電源の一方端に接続された前記トランジスタの
    出力側と前記TV受像機の主回路の一方端との間に接続
    された前記トランスの1次コイルに対し、前記トランジ
    スタの出力側に一端が接続されたダイオードと前記主回
    路側に一端が接続されたコンデンサとの直列回路を並列
    に設け、 該ダイオードとコンデンサとの接続点と前記直流電源の
    他方端との間に抵抗を設け、 前記コンデンサに前記抵抗が並列に接続される回路と,
    前記抵抗が短絡される回路とを前記リレーの接点で切換
    えて、待機状態と受像状態とを切換えるようにしたこと
    を特徴とするTV受像機用電源回路。
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