JP3402404B2 - 中空構造を有する成形品の射出成形方法及び射出成形用金型 - Google Patents

中空構造を有する成形品の射出成形方法及び射出成形用金型

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • B29C45/1705Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles using movable mould parts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空構造を有する
射出成形品の射出成形方法、及び、射出成形用金型に関
する。更に詳しくは、キャビティ内に射出された溶融樹
脂の内部への加圧ガス体の注入とキャビティ厚みの拡大
との併用からなる美麗な外観を呈した中空構造を有する
射出成形品の射出成形方法、及び、射出成形用金型に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平5−84786号公報等に
開示されているように、金型キャビティ内に射出注入さ
れた溶融樹脂内部へ加圧ガス体を圧入すると共に、金型
キャビティ容積の拡大を併用することにより、高い中空
率の中空構造を有する射出成形品の製造方法が知られて
いる。
【0003】開平5−84786号公報には、移動型
側の金型キャビティ面を構成する可動コア機構が、可動
型を貫通し、且つ、流体シリンダー、ネジ、傾斜面を有
する駆動ブロックによって金型開閉方向に移動可能なよ
うに可動型に取り付けられた支持具に支持されている金
型装置が開示されている。
【0004】しかしながら、金型キャビティーの拡大方
向が金型開閉方向であるために、金型キャビティ内へ射
出注入された溶融樹脂の樹脂圧力に耐え得る力で金型キ
ャビティが金型開閉方向に開くことを防止する必要があ
り、或いは、可動コア機構が複雑化してしまうという欠
点を有している。
【0005】例えば、前述の金型を使用し、可動コアの
移動を金型に設置された流体圧シリンダーにて行なった
場合、金型構造上、金型キャビティー面を構成する可動
コアに加わる金型開閉方向の樹脂圧力による型開力と同
等以上の押し付け力を流体シリンダーにもたせなくては
ならないため、流体シリンダーの大きさが非常に大きく
なってしまったり、駆動ネジ等が複雑な可動コア機構と
なってしまい、金型製作費が高くなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における上記したような課題を解決し、高中空率の
成形品を成形するための簡便な射出成形用金型を提供
し、更に、高度な外観要求を満足させた美麗な中空構造
を有する射出成形品を得るための射出成形方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、射出成形機を使用して、キャビティー内に射出さ
れた溶融樹脂の内部に加圧ガス体を注入し、中空構造を
有する射出成形品を製造する射出成形方法において、射
出成形機の型締機構を精密に制御することにより金型の
開き方向に対してキャビティ厚みを減少、増加可能な中
間型を有する射出成形用金型を用いることにより、上記
課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】すなわち、本発明の中空構造を有する成形
品の射出成形方法は、金型の開き方向に対してキャビテ
ィ厚みを減少、増加可能な射出成形用金型を用い、キャ
ビティ内への溶融樹脂の射出中もしくは射出後に、加圧
ガス体を溶融樹脂内に注入しながら又は注入した後に、
キャビティ厚みを制御する射出成形方法であって、該射
出成形用金型は、少なくとも、固定型、可動型、固定型
と可動型との間に装着された中間型、及び、付勢手段か
ら成り、該中間型は、固定型と可動型との間で摺動可能
な構造であり、付勢手段は、該中間型を、固定型から可
動型側に、もしくは、可動型から固定型側に付勢可能で
あり、該可動型は、付勢手段によって中間型を固定型側
もしくは可動型側に付勢させた状態で、前後進可能な構
造であり、該可動型は、射出成形機の可動プラテンと連
動する構造を有し、該可動プラテンを前後進させること
により、キャビティ厚みを制御することを特徴とする。
【0009】また、本発明の射出成形用金型は、金型の
開き方向に対してキャビティ厚みを減少、拡大可能な射
出成形用金型あって、少なくとも、固定型、可動型、固
定型と可動型との間に装着された中間型、及び、付勢手
段から成り、該中間型は、固定型と可動型との間で摺動
可能な構造であり、付勢手段は、該中間型を、固定型か
ら可動型側に、もしくは、可動型から固定型側に付勢可
能であり、該可動型は、付勢手段によって中間型を固定
型側もしくは可動型側に付勢させた状態で、前後進可能
な構造であり、該可動型は、射出成形機の可動プラテン
と連動する構造を有し、キャビティ内への溶融樹脂の射
出中及び/又は加圧ガス体の注入時、該可動プラテンを
前後進させることにより、キャビティ厚みが制御できる
構造であることを特徴とする。
【0010】本発明の実施態様を図1に示すが、本発明
は図1に態様に限定されるものではない。図1中の記号
を以下に示す。 1:固定プラテン 2:可動プラテ
ン 3:固定型 4:可動型 5:中間型 6:可動コア 7:キャビティ 8:樹脂注入口
およびガス体注入口 9:型締めラム 10:タイバー
【0011】図1に示すように金型は、固定型3、可動
型4、及び、固定型3と可動型4の中間に装着された中
間型5を含む。固定型3は固定プラテン1に、可動型4
は可動プラテン2にそれぞれ固定され、可動プラテン2
は型締めラム9により可動される。樹脂注入口およびガ
ス体注入口8から、溶融樹脂および加圧ガス体が射出、
注入されるが、ガス体の注入口は溶融樹脂の注入口と別
であってもよい。
【0012】キャビティ7内へ溶融樹脂を射出する時、
加圧ガス体を溶融樹脂内に注入する時、および、可動型
4と連動した射出成形機の可動プラテン2を後退させる
時にも中間型5を固定型3に付勢する付勢手段は、特に
複雑なものではなく、例えば図1に示すような発条を用
いることができ、極めて簡単な構造とすることが可能で
ある。
【0013】発条を用いる場合の諸元は、金型構造上、
キャビティ面にかかる金型開閉方向の樹脂圧力と同等以
上の押し付け力と可動コアと連動した射出成形機の可動
プラテンを後退させ、成形品の中空部の容積を拡大せし
める、その型開きストロークからバネ常数が導かれ、そ
れに見合った発条を用いれば良い。
【0014】また、中間型を固定型に押し続ける付勢手
段には、他に、クランプ機構があり、例えば図5(金型
を閉じた状態)、図6(金型を開いた状態)に示すよう
な公知のバネ付きラッチあるいは流体クランプを用いる
こともできる。図4はラッチの取り付け位置を示す断面
模式図である。
【0015】本発明において、溶融樹脂の射出時、キャ
ビティ厚みを最小限に制御して溶融樹脂の射出を行い、
加圧ガス体の注入後、あるいは、注入しながら、可動プ
ラテンを後退させてキャビティ厚みを増加させ(図
2)、一定キャビティ厚みにした後、可動プラテンを停
止させてキャビティ内の樹脂を冷却し、その後、離型
(図3)を行う事ができる。
【0016】キャビティ内に射出する溶融樹脂量はキャ
ビティを満たさない量、もしくは、満たす量のいずれで
も良いが、キャビティ内に満たない量を射出した後に、
加圧ガス体を注入し、成形品を膨らまし、キャビティ形
状を賦形させてから、可動コアと連動した射出成形機の
可動プラテンを後退させ、キャビティの容積を拡大せし
めたとき、溶融樹脂がキャビティに十分密着させること
ができないため、転写性不足が生じることがあり、好ま
しくは、キャビティ内に溶融樹脂を満たした後に、保圧
力を作用させキャビティ面の賦形を行うと、転写性の向
上を図ることができる。
【0017】又、溶融樹脂を射出する前に、中間型を固
定型側あるいは可動型側に付勢させたままキャビティの
最小厚みよりもキャビティ厚みを増加させておき、溶融
樹脂の射出中、または、溶融樹脂を射出した後、射出圧
縮を行い溶融樹脂をキャビティ全面に賦形させた後(即
ち、該中間型を固定型側あるいは可動型側に付勢したま
ま可動プラテンを前進させてキャビティ厚みを減少さ
せ)、加圧ガス体を注入するに際し、該中間型を固定型
側あるいは可動型側に付勢したまま可動プラテンを後退
させてキャビティ厚みを増加させることもできる。
【0018】本発明に適用できる合成樹脂は特に制限は
なく、射出成形が可能な熱可塑性樹脂、熱可塑性エラス
トマーと各々のアロイや熱硬化性樹脂でも良く、また、
これらのものと公知の安定剤等の添加剤、フィラー等と
の配合物も適用でき、実用的であるが、特に、熱可塑性
樹脂や熱可塑性エラストマーと各々のアロイ及びその配
合物の適用が好ましい。
【0019】本発明の実施例では、加圧流体注入に必要
な注入口は樹脂注入口と同一箇所であるが、その注入口
はその箇所に特に制限はなく、樹脂注入口と別々の箇所
でも良い。
【0020】本発明に適用できる射出成形機は一般の市
販射出成形機に可動プラテンの制御手段を加えることで
実施可能であり、該可動プラテンの制御は樹脂の射出圧
力や保持圧力に対する抗力の発生、射出圧縮の制御性及
び製品厚みを一定に制御するためにサーボ機構を使用し
て制御すると一層効果的である。
【0021】本発明において、固定型、可動型の他、固
定型と可動型の中間に中間型を配設された構成の射出成
形用金型を用い、溶融樹脂をキャビティ内に満たし、更
に射出保持圧力をかけ、或いは、射出圧縮を行い、該キ
ャビティの転写性を高めた後、溶融樹脂の射出中、或い
は、射出後に加圧流体を注入する時には、該中間型を該
固定型に押し付け、金型分割面からの溶融樹脂の濾洩を
防止し、成形品形状を保ちながら、可動コアと連動した
射出成形機の可動プラテンを後退させ、中空構造を有す
る射出成形品の容積を拡大せしめる態様では、所望とす
る美麗な射出成形品を得るために、可動プラテンの速度
を制御することは極めて有効な手段である。
【0022】本発明における加圧ガス体は、常温常圧下
でガス状、液状のもので、成形時において成形材料と反
応や混合しないものが望ましい。具体的には、窒素ガ
ス、空気、炭酸ガス、ヘリウム、水等が上げられるが、
窒素ガス、もしくは、ヘリウム等の不活性ガスが好まし
い。
【0023】
【実施例】本発明を実施例により具体的に説明する。
【0024】(実施例1) 図1に示す射出成形用金型を使用して中空成形品を成形
した。図1の金型において、成形品の肉厚は可動プラテ
ン2が後退した状態では20mmであり、該可動プラテ
ン2に連動した可動コア6の移動距離は14mmであ
る。
【0025】固定型3に設けられている樹脂注入口およ
びガス体注入口8は、キャビティ7に向けて開口してい
る。また、可動型4のキャビティ表面には細かなシボ加
工が、固定型3のキャビティ表面には革シボ加工が施さ
れている。
【0026】図1は金型を閉じた態様を、図2は中間型
5を発条にて固定型3に押し付け、可動コア6と連動し
た射出成形機の可動プラテン2を後退させた態様を、図
3は成形品を取り出すに際して、固定型3と可動型4を
大きく開いた態様を示す。尚、成形品を取り出すため
に、可動コア6内に流体圧シリンダー(空気圧)を用い
た成形品突き出し装置を備えている(図示せず)。
【0027】ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリ
ングプラスチックス(株)製、商品名:ユーピロンS3
000R黒色)を射出成形機シリンダー(図示せず)に
て樹脂温度280℃に可塑化、溶融した。可動プラテン
2を前進させ、高圧型締めを行い、溶融したポリカーボ
ネート樹脂を射出圧力1200kgf/cm2で樹脂注
入口およびガス体注入口8を経てキャビティ7内に満た
した。射出保持圧力(800kgf/cm2)を5秒か
け、キャビティのシボの転写性を高め、射出保持圧力終
了後、樹脂注入口およびガス体注入口8を経てキャビテ
ィ7内に、100kgf/cm2の圧縮窒素ガスを注入
した。
【0028】圧縮窒素ガス注入の1秒後に、中間型5を
発条にて固定型3に押し付けたまま、ポリカーボネート
樹脂の金型分割面からの濾洩を防止し、可動コア6と連
動した射出成形機の可動プラテン2を14mm後退さ
せ、中空構造を有する射出成形品の容積を拡大せしめ
た。
【0029】射出成形品を100秒間冷却した後、成形
品内の圧縮窒素ガスを樹脂注入口およびガス体注入口8
より大気中に解放し、型開きを行い、可動コア6内に配
設された流体圧シリンダー(空気圧)を用いた成形品突
き出し装置で成形品を取りだした。得られた射出成形品
(図7に示す)には、中空構造が形成されており、革シ
ボにおいては見事に転写し、ヒケのない美麗な成形品が
得られた。但し、細かなシボ面は若干の転写性不足が認
められた。
【0030】(実施例2) 実施例1と同じ射出成形機、射出成形用金型を用い成形
をおこなった。
【0031】ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリ
ングプラスチックス(株)製、商品名:ユーピロンS3
000R黒色)を射出成形機シリンダー(図示せず)に
て樹脂温度280℃に溶融、可塑化した。可動プラテン
2を前進させ、高圧型締めを行った後に、中間型5を固
定型3に押し付けたまま、可動コア6と連動した可動プ
ラテン2を2mm後退させ、可動プラテン2の位置を保
持させた後、溶融したポリカーボネート樹脂を射出圧力
1200kgf/cm2で樹脂注入口およびガス体注入
口8を経てキャビティ7内に満たした。その後、直ち
に、可動コア6と連動した可動プラテン2を型締力10
0トン設定で前進させ、圧縮動作を、2秒間保持し、キ
ャビティのシボの転写性を高め、射出圧縮終了後、実施
例1と同様の操作を行った。
【0032】得られた射出成形品は、中空構造が形成さ
れており、革シボにおいては見事に転写し、更に、細か
なシボ面も見事に転写し、ヒケのない美麗な成形品が得
られた。
【0033】(比較例1) 発条を外した以外、実施例1と同様の操作を繰り返し
た。
【0034】ポリカーボネート樹脂を射出圧力1200
kgf/cm2で樹脂注入口およびガス体注入口8を経
てキャビティ7内に満たした後、射出保持圧力(800
kgf/cm2)を5秒かけ、キャビティのシボの転写
性を高め、射出保持圧力終了後、樹脂注入口およびガス
体注入口8を経てキャビティ7内に、100kgf/c
2の圧縮窒素ガスを注入し、圧縮窒素ガス注入の1秒
後に、可動コア6と連動した射出成形機の可動プラテン
2を後退させた途端、中間型5と固定型3の金型分割面
からポリカーボネート樹脂が濾洩し、所望の射出成形品
が得られなかった。
【0035】
【発明の効果】本発明により、特別な流体圧シリンダー
や複雑な可動コア機構を必要とせずに、美麗な射出成形
品を安定した連続サイクルで所望の中空構造を有する射
出成形品を射出成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で付勢手段として発条を用いた態様で、
金型が閉じた状態を示す射出成形用金型の断面模式図で
ある。
【図2】図1に示す射出成形用金型において、可動プラ
テンが後退した状態を示す射出成形用金型の断面模式図
である。
【図3】図1に示す射出成形用金型において、成形品を
取り出すに際して固定型と可動型を大きく開いた態様を
示す射出成形用金型の断面模式図である。
【図4】図5もしくは図6のラッチの取り付け位置を示
す、金型の断面模式図である。
【図5】本発明で付勢手段として用いるラッチ(金型を
閉じた状態)の模式図である。
【図6】本発明で付勢手段として用いるラッチ(金型を
開いた状態)の模式図である。
【図7】実施例1で得られた成形品の断面図である。
【符号の説明】
1・・・固定プラテン、2・・・可動プラテン、3・・
・固定型、4・・・可動型、5・・・中間型、6・・・
可動コア、7・・・キャビティ、 8・・・樹脂注入口
およびガス体注入口、9・・・型締めラム、10・・・
タイバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 22:00 B29L 22:00 (72)発明者 三尾 勇 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三菱エンジニアリングプラスチックス株 式会社 技術センター内 (56)参考文献 特開 平5−116194(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型の開き方向に対してキャビティ厚みを
    減少、増加可能な射出成形用金型を用い、キャビティ内
    への溶融樹脂の射出中もしくは射出後に、加圧ガス体を
    溶融樹脂内に注入しながら又は注入した後に、キャビテ
    ィ厚みを制御する射出成形方法であって、 該射出成形用金型は、少なくとも、固定型、可動型、固
    定型と可動型との間に装着された中間型、及び、付勢手
    段から成り、 該中間型は、固定型と可動型との間で摺動可能な構造で
    あり、 付勢手段は、該中間型を、固定型から可動型側に、もし
    くは、可動型から固定型側に付勢可能であり、 該可動型は、固定型と可動型を型締めした状態におい
    て、付勢手段によって中間型を固定型側もしくは可動型
    側に付勢させた状態で、前後進可能な構造であり、 該可動型は、射出成形機の可動プラテンと連動する構造
    を有し、 該可動プラテンを前後進させることにより、該可動プラ
    テンと連動する該可動型によってキャビティ厚みを制御
    することを特徴とする中空構造を有する成形品の射出成
    形方法。
  2. 【請求項2】溶融樹脂の射出時、キャビティ厚みを最小
    限に制御して溶融樹脂の射出を行い、加圧ガス体の注入
    後、あるいは、注入しながら、可動プラテンを後退させ
    てキャビティ厚みを増加させ、一定キャビティ厚みにし
    た後、可動プラテンを停止させて、キャビティ内の樹脂
    の冷却を行う事を特徴とする請求項1に記載の中空構造
    を有する成形品の射出成形方法。
  3. 【請求項3】溶融樹脂を射出する前に、中間型を固定型
    側あるいは可動型側に付勢したままキャビティの最小厚
    みよりもキャビティ厚みを増加させておき、溶融樹脂の
    射出中、または、溶融樹脂を射出した後、該中間型を固
    定型側あるいは可動型側に付勢したまま可動プラテンを
    前進させてキャビティ厚みを減少させ、加圧ガス体を注
    入するに際し、該中間型を固定型側あるいは可動型側に
    付勢したまま可動プラテンを後退させてキャビティ厚み
    を増加させることを特徴とする請求項1に記載の中空構
    造を有する成形品の射出成形方法。
  4. 【請求項4】金型の開き方向に対してキャビティ厚みを
    減少、増加可能な射出成形用金型あって、 少なくとも、固定型、可動型、固定型と可動型との間に
    装着された中間型、及び、付勢手段から成り、 該中間型は、固定型と可動型との間で摺動可能な構造で
    あり、 付勢手段は、該中間型を、固定型から可動型側に、もし
    くは、可動型から固定型側に付勢可能であり、 該可動型は、固定型と可動型を型締めした状態におい
    て、付勢手段によって中間型を固定型側もしくは可動型
    側に付勢させた状態で、前後進可能な構造であり、 該可動型は、射出成形機の可動プラテンと連動する構造
    を有し、 キャビティ内への溶融樹脂の射出中及び/又は加圧ガス
    体の注入時、該可動プラテンを前後進させることによ
    り、該可動プラテンと連動する該可動型によってキャビ
    ティ厚みが制御できる構造であることを特徴とする射出
    成形用金型。
  5. 【請求項5】付勢手段は発条である請求項4に記載の射
    出成形用金型。
  6. 【請求項6】付勢手段はクランプ機構である請求項4に
    記載の射出成形用金型。
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