JP3401286B2 - プラグ付き容器への充填物注入方法及びその装置 - Google Patents
プラグ付き容器への充填物注入方法及びその装置Info
- Publication number
- JP3401286B2 JP3401286B2 JP05871193A JP5871193A JP3401286B2 JP 3401286 B2 JP3401286 B2 JP 3401286B2 JP 05871193 A JP05871193 A JP 05871193A JP 5871193 A JP5871193 A JP 5871193A JP 3401286 B2 JP3401286 B2 JP 3401286B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- opening
- container
- injecting
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再使用されるプラグ付
き容器に充填物を注入する方法及び装置に関する。
き容器に充填物を注入する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラグ付き容器であるドラム缶等
を再使用するために、このドラム缶の天板部に突設され
た開口部を閉栓するプラグを開けて、充填物を注入する
方法が知られている。充填物を注入する際は、開口部の
口金にネジ締めされているプラグを、プラグに装着した
回転手段を介して回転させることにより開口部から離脱
させた後、充填物注入用のノズルを開口部に位置させて
充填物をドラム缶内に注入していた。
を再使用するために、このドラム缶の天板部に突設され
た開口部を閉栓するプラグを開けて、充填物を注入する
方法が知られている。充填物を注入する際は、開口部の
口金にネジ締めされているプラグを、プラグに装着した
回転手段を介して回転させることにより開口部から離脱
させた後、充填物注入用のノズルを開口部に位置させて
充填物をドラム缶内に注入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、再使用
のドラム缶には、天板部が膨れてしまう等の変形を生じ
たものがあり、そうしたドラム缶についてプラグの開閉
を行う場合、プラグを回転させる力が作用して天板をば
たつかせてしまいその結果開口部が変位してしまうこと
から、プラグの安定した開閉が困難であるという問題点
があった。
のドラム缶には、天板部が膨れてしまう等の変形を生じ
たものがあり、そうしたドラム缶についてプラグの開閉
を行う場合、プラグを回転させる力が作用して天板をば
たつかせてしまいその結果開口部が変位してしまうこと
から、プラグの安定した開閉が困難であるという問題点
があった。
【0004】とりわけ、再使用されるドラム缶は開閉が
頻繁に行われてきていることもあって、既に開口部がか
なり傾斜しているものもあり、このような場合、プラグ
に回転手段を装着することも困難であった。本発明の目
的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、再使用
のドラム缶についてプラグの開閉を行う場合に、天板を
ばたつかせることなくプラグの安定した開閉ができると
共に、回転手段を開口部の種々の傾斜に対応して確実に
装着することができるプラグ付き容器に充填物を注入す
る方法及びその装置を提供することにある。
頻繁に行われてきていることもあって、既に開口部がか
なり傾斜しているものもあり、このような場合、プラグ
に回転手段を装着することも困難であった。本発明の目
的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、再使用
のドラム缶についてプラグの開閉を行う場合に、天板を
ばたつかせることなくプラグの安定した開閉ができると
共に、回転手段を開口部の種々の傾斜に対応して確実に
装着することができるプラグ付き容器に充填物を注入す
る方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、天板部に形
成された開口部が螺着式のプラグにより閉栓されたプラ
グ付き容器に充填物を注入するプラグ付き容器への充填
物注入方法において、前記天板部に下方へ向けた押圧力
を作用させて前記天板部を押え付け、プラグ着脱手段の
係合部を、前記プラグの装着状態に対応し変位させて前
記プラグに係合保持させ、係合保持状態をロックした
後、前記係合部を逆回転駆動させ前記開口部から前記プ
ラグを離脱させて前記開口部を開栓し、開栓した前記開
口部から前記プラグ付き容器内に充填物を注入し、前記
プラグをロックした前記係合部を正回転駆動させて前記
プラグにより前記開口部を閉栓するプラグ付き容器への
充填物注入方法により達成される。
成された開口部が螺着式のプラグにより閉栓されたプラ
グ付き容器に充填物を注入するプラグ付き容器への充填
物注入方法において、前記天板部に下方へ向けた押圧力
を作用させて前記天板部を押え付け、プラグ着脱手段の
係合部を、前記プラグの装着状態に対応し変位させて前
記プラグに係合保持させ、係合保持状態をロックした
後、前記係合部を逆回転駆動させ前記開口部から前記プ
ラグを離脱させて前記開口部を開栓し、開栓した前記開
口部から前記プラグ付き容器内に充填物を注入し、前記
プラグをロックした前記係合部を正回転駆動させて前記
プラグにより前記開口部を閉栓するプラグ付き容器への
充填物注入方法により達成される。
【0006】また、天板部に形成された開口部が螺着式
のプラグにより閉栓されたプラグ付き容器に充填物を注
入するプラグ付き容器への充填物注入装置において、前
記プラグ付き容器の前記天板部に下方へ向けて押圧力を
作用させ、前記天板部を押さえ付ける天板押え付け手段
と、前記プラグを係合保持する係合部と、前記係合部を
前記プラグの装着状態に対応して変位させる係合対応手
段と、前記プラグを係合保持した状態にロックするロッ
ク手段と、前記係合部を回転駆動させる駆動手段とを有
し、前記駆動手段により前記係合部を正逆回転駆動させ
て前記プラグを着脱させ前記開口部を閉栓或は開栓する
プラグ着脱手段と、前記プラグを離脱させた前記開口部
から前記プラグ付き容器内に充填物を注入する充填物注
入手段とを有するプラグ付き容器への充填物注入装置に
より達成される。
のプラグにより閉栓されたプラグ付き容器に充填物を注
入するプラグ付き容器への充填物注入装置において、前
記プラグ付き容器の前記天板部に下方へ向けて押圧力を
作用させ、前記天板部を押さえ付ける天板押え付け手段
と、前記プラグを係合保持する係合部と、前記係合部を
前記プラグの装着状態に対応して変位させる係合対応手
段と、前記プラグを係合保持した状態にロックするロッ
ク手段と、前記係合部を回転駆動させる駆動手段とを有
し、前記駆動手段により前記係合部を正逆回転駆動させ
て前記プラグを着脱させ前記開口部を閉栓或は開栓する
プラグ着脱手段と、前記プラグを離脱させた前記開口部
から前記プラグ付き容器内に充填物を注入する充填物注
入手段とを有するプラグ付き容器への充填物注入装置に
より達成される。
【0007】更に、請求項2記載のプラグ付き容器への
充填物注入装置において、前記充填物注入手段は前記開
口部に選択的に配置される複数の注入部を有するプラグ
付き容器への充填物注入装置によって達成される。
充填物注入装置において、前記充填物注入手段は前記開
口部に選択的に配置される複数の注入部を有するプラグ
付き容器への充填物注入装置によって達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、天板部に形成された開口部が
螺着式のプラグにより閉栓されたプラグ付き容器を、搬
入手段を作動させて搬入した後、天板押え付け手段によ
り下方へと押圧力を作用させて天板部を押え付けた状態
で、プラグ着脱手段の係合部をプラグに係合保持させ
る。
螺着式のプラグにより閉栓されたプラグ付き容器を、搬
入手段を作動させて搬入した後、天板押え付け手段によ
り下方へと押圧力を作用させて天板部を押え付けた状態
で、プラグ着脱手段の係合部をプラグに係合保持させ
る。
【0009】この際、係合部は、係合対応手段によりプ
ラグの装着状態に対応して変位し、確実にプラグに係合
する。同時に、ロック手段により係合保持状態がロック
される。ロック後、係合部を駆動手段により逆回転駆動
させることにより、開口部からプラグを離脱させて開口
部を開栓した後、開口部に充填物注入手段の注入部を配
置し、この注入部を介してプラグ付き容器内に充填物を
注入する。
ラグの装着状態に対応して変位し、確実にプラグに係合
する。同時に、ロック手段により係合保持状態がロック
される。ロック後、係合部を駆動手段により逆回転駆動
させることにより、開口部からプラグを離脱させて開口
部を開栓した後、開口部に充填物注入手段の注入部を配
置し、この注入部を介してプラグ付き容器内に充填物を
注入する。
【0010】充填物の注入後、離脱させたプラグをロッ
ク手段により開栓状態に復帰させ、係合部を駆動手段に
より正回転駆動させてプラグにより開口部を閉栓する。
更に、充填物注入手段が開口部に選択的に配置される複
数の注入部を有することにより、開口部に充填物注入手
段の複数の注入部を選択的に配置して、プラグ付き容器
内に充填物を注入することができる。
ク手段により開栓状態に復帰させ、係合部を駆動手段に
より正回転駆動させてプラグにより開口部を閉栓する。
更に、充填物注入手段が開口部に選択的に配置される複
数の注入部を有することにより、開口部に充填物注入手
段の複数の注入部を選択的に配置して、プラグ付き容器
内に充填物を注入することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるプラグ付き容
器への充填物注入装置を図面を参照して説明する。図1
〜図3に示すように、プラグ付き容器への充填物注入装
置10は、架台11と、駆動コンベア(搬入手段)12
と、天板押え付け機構(天板押え付け手段)13と、プ
ラグ開閉機構(プラグ着脱手段)14と、充填機構(充
填物注入手段)15とを有しており、ドラム缶16等の
プラグ付き容器に石油等の充填物を注入することができ
る。
器への充填物注入装置を図面を参照して説明する。図1
〜図3に示すように、プラグ付き容器への充填物注入装
置10は、架台11と、駆動コンベア(搬入手段)12
と、天板押え付け機構(天板押え付け手段)13と、プ
ラグ開閉機構(プラグ着脱手段)14と、充填機構(充
填物注入手段)15とを有しており、ドラム缶16等の
プラグ付き容器に石油等の充填物を注入することができ
る。
【0012】ドラム缶16は、上下両端を天板部16a
及び底板部16bにより塞がれた円筒体により形成され
ており、天板部16aには、ドラム缶16内に連通する
開口部17が突設されている(図6参照)。開口部17
は、口金部17aにネジ嵌合する螺着式のプラグ18に
より閉栓されている。プラグ18は、周壁18a外表面
に、ネジ部を有し、周壁18a内表面に、後述する係合
部37の被係合凹部が正逆両回転時に共に係合する係合
突起(図示せず)を有する浅いカップ状に形成されてい
る。
及び底板部16bにより塞がれた円筒体により形成され
ており、天板部16aには、ドラム缶16内に連通する
開口部17が突設されている(図6参照)。開口部17
は、口金部17aにネジ嵌合する螺着式のプラグ18に
より閉栓されている。プラグ18は、周壁18a外表面
に、ネジ部を有し、周壁18a内表面に、後述する係合
部37の被係合凹部が正逆両回転時に共に係合する係合
突起(図示せず)を有する浅いカップ状に形成されてい
る。
【0013】架台11は、H型の柱状部材からなる柱1
9a或は梁19bを枠状に配置して縦長に形成されてお
り、下部に駆動コンベア12が、上下ほぼ中央部に天板
押え付け機構13が、上部にプラグ開閉機構14及び充
填機構15が、それぞれ配置されている。駆動コンベア
12は、並設された複数の回転ローラ12aを有してお
り、架台11内には、駆動コンベア12の一部を形成す
る計量部コンベア20が独立配置されている。この駆動
コンベア12は、コンベア駆動モータ12cに駆動され
ることによって、プラグ付き容器への充填物注入装置1
0にドラム缶16を搬入する搬入ラインを形成してい
る。
9a或は梁19bを枠状に配置して縦長に形成されてお
り、下部に駆動コンベア12が、上下ほぼ中央部に天板
押え付け機構13が、上部にプラグ開閉機構14及び充
填機構15が、それぞれ配置されている。駆動コンベア
12は、並設された複数の回転ローラ12aを有してお
り、架台11内には、駆動コンベア12の一部を形成す
る計量部コンベア20が独立配置されている。この駆動
コンベア12は、コンベア駆動モータ12cに駆動され
ることによって、プラグ付き容器への充填物注入装置1
0にドラム缶16を搬入する搬入ラインを形成してい
る。
【0014】また、計量部コンベア20の下方には、計
量部コンベア20上のドラム缶16の重量を計量する計
量器21が設置されている。天板押え付け機構13は、
図4及び図5に示すように、両側の梁19bから架台1
1中央に向け対向して突設された一対の天板押え付け部
22と、天板押え付け部22に並設されて同様の構成を
有する一対の位置決め部23とを有している。
量部コンベア20上のドラム缶16の重量を計量する計
量器21が設置されている。天板押え付け機構13は、
図4及び図5に示すように、両側の梁19bから架台1
1中央に向け対向して突設された一対の天板押え付け部
22と、天板押え付け部22に並設されて同様の構成を
有する一対の位置決め部23とを有している。
【0015】天板押え付け部22により、搬入されたド
ラム缶16の天板部16aに下方へ向けて押圧力を作用
させ天板部16aをばたばたすることなく押さえ付ける
ことができ、位置決め部23により、搬入されたドラム
缶16の開口部17をプラグ開閉機構14のほぼ直下に
位置させると共に保持することができる。天板押え付け
部22は、ブラケット24を介して梁19bに固定され
た架台11内側に突出するアーム25と、アーム25先
端下部に取り付けられたシリンダ26とを有しており、
シリンダ26は、先端にパッド26aが取り付けられて
いると共に下端部に対し進出退避自在なスライドピスト
ン26bを有している。
ラム缶16の天板部16aに下方へ向けて押圧力を作用
させ天板部16aをばたばたすることなく押さえ付ける
ことができ、位置決め部23により、搬入されたドラム
缶16の開口部17をプラグ開閉機構14のほぼ直下に
位置させると共に保持することができる。天板押え付け
部22は、ブラケット24を介して梁19bに固定され
た架台11内側に突出するアーム25と、アーム25先
端下部に取り付けられたシリンダ26とを有しており、
シリンダ26は、先端にパッド26aが取り付けられて
いると共に下端部に対し進出退避自在なスライドピスト
ン26bを有している。
【0016】このシリンダ26は、搬入されて計量部コ
ンベア20上に位置するドラム缶16の天板部16aの
ほぼ直径上且つ半径方向ほぼ中央に位置し(図5参
照)、進出状態にしたスライドピストン26bは、天板
部16aに当接する位置よりも更に下方へと延ばすこと
ができる。位置決め部23は、ブラケット27を介して
梁19bに固定された架台11内側に突出するアーム2
8と、アーム28下部に取り付けられたシリンダ29と
を有しており、シリンダ29は、先端にアーム28に沿
って水平方向に摺動自在な基部29aが取り付けられて
水平方向に進出退避自在なスライドピストン29bを有
している。基部29a先端にはY字状の受け部29cが
取り付けられている。
ンベア20上に位置するドラム缶16の天板部16aの
ほぼ直径上且つ半径方向ほぼ中央に位置し(図5参
照)、進出状態にしたスライドピストン26bは、天板
部16aに当接する位置よりも更に下方へと延ばすこと
ができる。位置決め部23は、ブラケット27を介して
梁19bに固定された架台11内側に突出するアーム2
8と、アーム28下部に取り付けられたシリンダ29と
を有しており、シリンダ29は、先端にアーム28に沿
って水平方向に摺動自在な基部29aが取り付けられて
水平方向に進出退避自在なスライドピストン29bを有
している。基部29a先端にはY字状の受け部29cが
取り付けられている。
【0017】このシリンダ29は、搬入されたドラム缶
16の開口部17の延長上に位置しており、両シリンダ
29を共に進出状態にすることにより、両受け部29c
は、開口部17を両側から挟み込むと同時に挟持状態を
保持する(図5参照)。プラグ開閉機構14は、図6に
示すように、架台11天井部の梁19bに取り付けられ
たベースプレート30に保持された筒状のブッシュケー
ス31と、ブッシュケース31内にリニアブッシュ32
を介して装着された筒状のカバー33とを有しており、
ブッシュケース31の外側には、下端部に対し進出退避
自在なスライドピストン34aを有するシリンダ34が
設置されている。
16の開口部17の延長上に位置しており、両シリンダ
29を共に進出状態にすることにより、両受け部29c
は、開口部17を両側から挟み込むと同時に挟持状態を
保持する(図5参照)。プラグ開閉機構14は、図6に
示すように、架台11天井部の梁19bに取り付けられ
たベースプレート30に保持された筒状のブッシュケー
ス31と、ブッシュケース31内にリニアブッシュ32
を介して装着された筒状のカバー33とを有しており、
ブッシュケース31の外側には、下端部に対し進出退避
自在なスライドピストン34aを有するシリンダ34が
設置されている。
【0018】カバー33は、上部にブッシュケース31
内に挿入させた小径部35と、下部に小径部35より拡
径されブッシュケース31下端から露出させた大径部3
6とを有しており、大径部36上端側方に突設された当
接板36aには、スライドピストン34aの先端が連結
されている。シリンダ34は、図示しない駆動手段によ
りスライドピストン34aを駆動させることで、カバー
33をブッシュケース31下端部に対し進出或は退避さ
せる。
内に挿入させた小径部35と、下部に小径部35より拡
径されブッシュケース31下端から露出させた大径部3
6とを有しており、大径部36上端側方に突設された当
接板36aには、スライドピストン34aの先端が連結
されている。シリンダ34は、図示しない駆動手段によ
りスライドピストン34aを駆動させることで、カバー
33をブッシュケース31下端部に対し進出或は退避さ
せる。
【0019】また、カバー33には、下端部から下方に
向けて突出する係合部37と、係合部37の姿勢を制御
してプラグ18に対応させる係合対応装置(係合対応手
段)38と、係合部37の姿勢を保持して固定するロッ
ク装置(ロック手段)39とが装着されている。係合部
37は、下端に拡径された係合先端部40を有する柱状
部41により形成されており、係合先端部40は、プラ
グ18に上方から挿入されることにより、係合突起を被
係合凹部(図示せず)に係合させた状態で周壁18a内
側に収納可能な形状及び大きさを有している。この係合
部37は、プラグ18に装着されてプラグ18を回転さ
せる回転手段として機能する。
向けて突出する係合部37と、係合部37の姿勢を制御
してプラグ18に対応させる係合対応装置(係合対応手
段)38と、係合部37の姿勢を保持して固定するロッ
ク装置(ロック手段)39とが装着されている。係合部
37は、下端に拡径された係合先端部40を有する柱状
部41により形成されており、係合先端部40は、プラ
グ18に上方から挿入されることにより、係合突起を被
係合凹部(図示せず)に係合させた状態で周壁18a内
側に収納可能な形状及び大きさを有している。この係合
部37は、プラグ18に装着されてプラグ18を回転さ
せる回転手段として機能する。
【0020】なお、例えば鉄製のプラグ18は、係合部
37をプラグ18に挿入した後電磁石等の吸着手段を機
能させることにより、係合先端部40に係合保持させて
係合部37と共に移動させることができる。係合先端部
40の後端には、フランジ40aが形成されており、フ
ランジ40aの先端側には弾性部材からなるパッキン4
2が装着されている。柱状部41の後端には、連結部4
3が形成されている。
37をプラグ18に挿入した後電磁石等の吸着手段を機
能させることにより、係合先端部40に係合保持させて
係合部37と共に移動させることができる。係合先端部
40の後端には、フランジ40aが形成されており、フ
ランジ40aの先端側には弾性部材からなるパッキン4
2が装着されている。柱状部41の後端には、連結部4
3が形成されている。
【0021】係合対応装置38は、カバー33下端に装
着された球面受け板44と、球面受け板44の下面側に
装着された球面下受け45と、球面受け板44の上面側
に装着された球面上受け46と、柱状部41に連結され
たユニバーサル継手47とを有している。球面受け板4
4は、空洞球体の一部からなるドーム状に形成されて、
頂上に位置する中心部分に円形孔48が開けられてお
り、大径部36内に突出させて円形孔48中心を下端開
口中心に一致させた状態で設置されている。
着された球面受け板44と、球面受け板44の下面側に
装着された球面下受け45と、球面受け板44の上面側
に装着された球面上受け46と、柱状部41に連結され
たユニバーサル継手47とを有している。球面受け板4
4は、空洞球体の一部からなるドーム状に形成されて、
頂上に位置する中心部分に円形孔48が開けられてお
り、大径部36内に突出させて円形孔48中心を下端開
口中心に一致させた状態で設置されている。
【0022】この円形孔48は、係合部37が開口部1
7の種々の傾斜に対応することができるように柱状部4
1の傾斜を許容する開口面積を有している。球面下受け
45は、上面が、球面受け板44の下面と同一曲率を有
する球面からなると共に円形孔48より大きく形成され
て、縦軸部分に柱状部41を貫通させる貫通孔49を有
する筒体により形成されている。
7の種々の傾斜に対応することができるように柱状部4
1の傾斜を許容する開口面積を有している。球面下受け
45は、上面が、球面受け板44の下面と同一曲率を有
する球面からなると共に円形孔48より大きく形成され
て、縦軸部分に柱状部41を貫通させる貫通孔49を有
する筒体により形成されている。
【0023】球面上受け46は、下面が、球面受け板4
4の上面と同一曲率を有する球面からなると共に円形孔
48より大きく形成されて、縦軸部分に柱状部41を貫
通させる貫通孔50を有する筒体により形成されてい
る。ユニバーサル継手47は、下端部47aに対して進
出退避自在に装着されたスライド軸51を有しており、
スライド軸51の先端は、屈曲自在に連結部43に連結
されている。また、ユニバーサル継手47の上端部47
bは、屈曲自在に連結部52に連結されており、連結部
52は、伝達手段を内装しベースプレート30に取り付
けられた連結基部52aに連結されている。
4の上面と同一曲率を有する球面からなると共に円形孔
48より大きく形成されて、縦軸部分に柱状部41を貫
通させる貫通孔50を有する筒体により形成されてい
る。ユニバーサル継手47は、下端部47aに対して進
出退避自在に装着されたスライド軸51を有しており、
スライド軸51の先端は、屈曲自在に連結部43に連結
されている。また、ユニバーサル継手47の上端部47
bは、屈曲自在に連結部52に連結されており、連結部
52は、伝達手段を内装しベースプレート30に取り付
けられた連結基部52aに連結されている。
【0024】従って、ユニバーサル継手47は、連結部
43及び連結部52により屈曲自在に連結されると共
に、小径部35を貫通して配置されることになり、ま
た、ユニバーサル継手47に連結された係合部37は、
柱状部41が、球面下受け45の二個のベアリング53
を介して貫通孔49を、続いて球面受け板44の円形孔
48を、更に球面上受け46の一個のベアリング53を
介して貫通孔50をそれぞれ貫通することにより、大径
部36下端から下方に向けて突出することとなる。
43及び連結部52により屈曲自在に連結されると共
に、小径部35を貫通して配置されることになり、ま
た、ユニバーサル継手47に連結された係合部37は、
柱状部41が、球面下受け45の二個のベアリング53
を介して貫通孔49を、続いて球面受け板44の円形孔
48を、更に球面上受け46の一個のベアリング53を
介して貫通孔50をそれぞれ貫通することにより、大径
部36下端から下方に向けて突出することとなる。
【0025】そして、連結基部52aの伝達手段によ
り、ベースプレート30上部に設置されたモータ54の
駆動力を、連結部52を介してユニバーサル継手47に
伝達することができ、更に、連結部43を介して係合部
37に伝達することができる。駆動力を伝達することに
より、係合部37を、プラグ18に対して右回りに正回
転させ或は左回りに逆回転させることができる。
り、ベースプレート30上部に設置されたモータ54の
駆動力を、連結部52を介してユニバーサル継手47に
伝達することができ、更に、連結部43を介して係合部
37に伝達することができる。駆動力を伝達することに
より、係合部37を、プラグ18に対して右回りに正回
転させ或は左回りに逆回転させることができる。
【0026】なお、これら球面下受け45及び球面上受
け46は、球面下受け45が球面受け板44の下面を球
面上受け46が球面受け板44の上面を、共に球面受け
板44に沿って摺動し、円形孔48内における柱状部4
1の傾斜に追随して移動する。ロック装置39は、球面
上受け46に一体的に設けられた当接部55と、当接部
55を球面受け板44に圧接させるロック用シリンダ5
6を有している。
け46は、球面下受け45が球面受け板44の下面を球
面上受け46が球面受け板44の上面を、共に球面受け
板44に沿って摺動し、円形孔48内における柱状部4
1の傾斜に追随して移動する。ロック装置39は、球面
上受け46に一体的に設けられた当接部55と、当接部
55を球面受け板44に圧接させるロック用シリンダ5
6を有している。
【0027】当接部55は、球面上受け46の周囲に配
置されたリング状の弾性体により形成されており、例え
ば上方からの押圧力により弾性変形させることができ
る。ロック用シリンダ56は、図示しない駆動手段によ
り駆動されて下端部に対し進出退避するスライドピスト
ン56aを有しており、退避時のスライドピストン56
aの先端を当接部55の上面に当接させた状態で、当接
部55の上方に少なくとも二個以上設置されている。こ
の際、スライドピストン56aは、直接或はリング状の
圧接板を介して当接部55に当接させている。
置されたリング状の弾性体により形成されており、例え
ば上方からの押圧力により弾性変形させることができ
る。ロック用シリンダ56は、図示しない駆動手段によ
り駆動されて下端部に対し進出退避するスライドピスト
ン56aを有しており、退避時のスライドピストン56
aの先端を当接部55の上面に当接させた状態で、当接
部55の上方に少なくとも二個以上設置されている。こ
の際、スライドピストン56aは、直接或はリング状の
圧接板を介して当接部55に当接させている。
【0028】このロック装置39は、ロック用シリンダ
56を作動させてスライドピストン56aを進出状態に
して、当接部55を弾性変形させ球面受け板44の上面
に圧接させることにより、柱状部41と一体的に移動す
る球面上受け46を、球面受け板44の任意の位置で固
定保持することができる。従って、ロック装置39は、
係合部37の傾き等の変位状態に追随する球面上受け4
6の変位状態を保持してロックするロック手段として機
能する。
56を作動させてスライドピストン56aを進出状態に
して、当接部55を弾性変形させ球面受け板44の上面
に圧接させることにより、柱状部41と一体的に移動す
る球面上受け46を、球面受け板44の任意の位置で固
定保持することができる。従って、ロック装置39は、
係合部37の傾き等の変位状態に追随する球面上受け4
6の変位状態を保持してロックするロック手段として機
能する。
【0029】このため、プラグ開閉機構14は、係合対
応装置38により例え傾斜した開口部17でも係合部3
7をプラグ18に挿入して係合保持させることができ、
その係合部37を正逆回転させることによりプラグ18
も正逆回転させることができ、更に、ロック装置39に
より係合部37のプラグ18保持状態をロックすること
ができることから、開口部17に対しプラグ18を着脱
させて開口部17を閉栓或は開栓するプラグ着脱手段と
して機能する。
応装置38により例え傾斜した開口部17でも係合部3
7をプラグ18に挿入して係合保持させることができ、
その係合部37を正逆回転させることによりプラグ18
も正逆回転させることができ、更に、ロック装置39に
より係合部37のプラグ18保持状態をロックすること
ができることから、開口部17に対しプラグ18を着脱
させて開口部17を閉栓或は開栓するプラグ着脱手段と
して機能する。
【0030】なお、プラグ開閉機構14は、天井部の梁
19bが掛け渡された方向に沿って配置されたレール5
7を介し、ほぼ水平方向に一定量移動させることができ
ると共に、移動前の元の位置に復帰させることができる
(図2参照)。充填機構15は、図7及び図8に示すよ
うに、充填物を注入する三個の充填ノズル(注入部)5
8と、各充填ノズル58をスライド移動させる三個の摺
動ユニット59と、各充填ノズル58に連通するフレキ
シブルホース60とを有しており、プラグ開閉機構14
の側方に位置して架台11に装着されている。
19bが掛け渡された方向に沿って配置されたレール5
7を介し、ほぼ水平方向に一定量移動させることができ
ると共に、移動前の元の位置に復帰させることができる
(図2参照)。充填機構15は、図7及び図8に示すよ
うに、充填物を注入する三個の充填ノズル(注入部)5
8と、各充填ノズル58をスライド移動させる三個の摺
動ユニット59と、各充填ノズル58に連通するフレキ
シブルホース60とを有しており、プラグ開閉機構14
の側方に位置して架台11に装着されている。
【0031】各充填ノズル58は、一端に下方に向けた
注入口58aを有し他端にほぼ水平方向に向けた連結口
58bを有するL字型の筒体により形成されており、支
持部61を介して摺動ユニット59に取り付けられてい
る(図7参照)。支持部61は、下端に充填ノズル58
を取り付けたスライド軸62と、スライド軸62を摺動
自在に貫通させたシリンダ63とを有しており、シリン
ダ63は後述する摺動部材67の先端下側にほぼ直立し
て取り付けられている。
注入口58aを有し他端にほぼ水平方向に向けた連結口
58bを有するL字型の筒体により形成されており、支
持部61を介して摺動ユニット59に取り付けられてい
る(図7参照)。支持部61は、下端に充填ノズル58
を取り付けたスライド軸62と、スライド軸62を摺動
自在に貫通させたシリンダ63とを有しており、シリン
ダ63は後述する摺動部材67の先端下側にほぼ直立し
て取り付けられている。
【0032】また、支持部61の側方には、シリンダ6
4が装着されており、シリンダ64は、図示しない駆動
手段により駆動されて下端部に対し進出退避するスライ
ドピストン64aを有している。このスライドピストン
64aの先端は、スライド軸62の側部に突設された作
動板65に連結されている。従って、駆動されたスライ
ドピストン64aにより、充填ノズル58を上下方向に
移動させることができる。
4が装着されており、シリンダ64は、図示しない駆動
手段により駆動されて下端部に対し進出退避するスライ
ドピストン64aを有している。このスライドピストン
64aの先端は、スライド軸62の側部に突設された作
動板65に連結されている。従って、駆動されたスライ
ドピストン64aにより、充填ノズル58を上下方向に
移動させることができる。
【0033】各摺動ユニット59は、架台11に取り付
けられたブラケット66と、図示しない駆動手段の駆動
によりブラケット66に沿ってプラグ開閉機構14に対
し進出退避する摺動部材67とを有しており、プラグ開
閉機構14がドラム缶16の開口部17上から離れた後
に、摺動部材67を進出させて支持部61を開口部17
上に位置させることができる。
けられたブラケット66と、図示しない駆動手段の駆動
によりブラケット66に沿ってプラグ開閉機構14に対
し進出退避する摺動部材67とを有しており、プラグ開
閉機構14がドラム缶16の開口部17上から離れた後
に、摺動部材67を進出させて支持部61を開口部17
上に位置させることができる。
【0034】各ブラケット66は、摺動部材67の進出
時、先端を搬入されたドラム缶16の開口部17上に位
置させることができる方向に向けて、放射状に並設され
て配置されている(図8参照)。フレキシブルホース6
0は、一端をユニオン継手68を介して連結口58bに
連結されており、他端をユニオン継手68を介して架台
11上端の充填物導入部69に連結されている。フレキ
シブルホース60の連結口58b近傍は、懸垂部材70
によりほぼ水平移動可能に保持されている(図7参
照)。
時、先端を搬入されたドラム缶16の開口部17上に位
置させることができる方向に向けて、放射状に並設され
て配置されている(図8参照)。フレキシブルホース6
0は、一端をユニオン継手68を介して連結口58bに
連結されており、他端をユニオン継手68を介して架台
11上端の充填物導入部69に連結されている。フレキ
シブルホース60の連結口58b近傍は、懸垂部材70
によりほぼ水平移動可能に保持されている(図7参
照)。
【0035】この充填機構15により、各充填ノズル5
8は、図示しない制御手段に選択制御されて各充填ノズ
ル58をプラグ18を離脱させた開口部17に個別に配
置することができ、各注入口58aを介しドラム缶16
内に種類の異なる充填物を選択して注入することができ
る。また、架台11の側部ほぼ中央には、柱19aに取
り付けられて操作盤71が設置されており(図1参
照)、ドラム缶16へ充填物を注入する際のプラグ付き
容器への充填物注入装置10の操作を、この操作盤71
により行うことができる。
8は、図示しない制御手段に選択制御されて各充填ノズ
ル58をプラグ18を離脱させた開口部17に個別に配
置することができ、各注入口58aを介しドラム缶16
内に種類の異なる充填物を選択して注入することができ
る。また、架台11の側部ほぼ中央には、柱19aに取
り付けられて操作盤71が設置されており(図1参
照)、ドラム缶16へ充填物を注入する際のプラグ付き
容器への充填物注入装置10の操作を、この操作盤71
により行うことができる。
【0036】更に、架台11には、ドラム缶16を回転
させるドラム缶回転用モータ72が、支持手段73を介
し、搬入されたドラム缶16の側面周囲に等間隔に離間
して少なくとも三個配置されている(図1参照)。各ド
ラム缶回転用モータ72は、ドラム缶16の側面に当接
してドラム缶回転用モータ72の駆動力をドラム缶16
に伝達する伝達ローラ72aを有しており、この伝達ロ
ーラ72aを、プラグ付き容器の充填物注入装置10内
に搬入されて計量器21上に位置したドラム缶16にそ
れぞれ当接させて、各ドラム缶回転用モータ72を同一
方向に同時に回転作動させることにより、ドラム缶16
はその場で縦軸を回転中心として自転する。
させるドラム缶回転用モータ72が、支持手段73を介
し、搬入されたドラム缶16の側面周囲に等間隔に離間
して少なくとも三個配置されている(図1参照)。各ド
ラム缶回転用モータ72は、ドラム缶16の側面に当接
してドラム缶回転用モータ72の駆動力をドラム缶16
に伝達する伝達ローラ72aを有しており、この伝達ロ
ーラ72aを、プラグ付き容器の充填物注入装置10内
に搬入されて計量器21上に位置したドラム缶16にそ
れぞれ当接させて、各ドラム缶回転用モータ72を同一
方向に同時に回転作動させることにより、ドラム缶16
はその場で縦軸を回転中心として自転する。
【0037】支持手段73は、ドラム缶回転用モータ7
2を、随時ドラム缶16に対し当接或は離反させること
ができる。次に、作用を説明する。先ず、プラグ付き容
器への充填物注入装置10を作動させ、駆動させた駆動
コンベア12により、ドラム缶16をプラグ付き容器の
充填物注入装置10内に搬入する。搬入されたドラム缶
16は、計量部コンベア20上に位置して停止させられ
る。このとき、計量器21により、空の状態のドラム缶
16の重量が計量される。
2を、随時ドラム缶16に対し当接或は離反させること
ができる。次に、作用を説明する。先ず、プラグ付き容
器への充填物注入装置10を作動させ、駆動させた駆動
コンベア12により、ドラム缶16をプラグ付き容器の
充填物注入装置10内に搬入する。搬入されたドラム缶
16は、計量部コンベア20上に位置して停止させられ
る。このとき、計量器21により、空の状態のドラム缶
16の重量が計量される。
【0038】計量部コンベア20上にドラム缶16が位
置することにより、支持手段73が作動して各ドラム缶
回転用モータ72がドラム缶16側に移動し、各伝達ロ
ーラ72aがドラム缶16の側面周囲に等間隔離間して
当接する。全ての伝達ローラ72aがドラム缶16に当
接した状態で、ドラム缶16は、開口部17を、位置決
め部23の対向する両アーム28の延長上の交点を通る
天板部16a上の同心円上に位置させる。
置することにより、支持手段73が作動して各ドラム缶
回転用モータ72がドラム缶16側に移動し、各伝達ロ
ーラ72aがドラム缶16の側面周囲に等間隔離間して
当接する。全ての伝達ローラ72aがドラム缶16に当
接した状態で、ドラム缶16は、開口部17を、位置決
め部23の対向する両アーム28の延長上の交点を通る
天板部16a上の同心円上に位置させる。
【0039】そして、各ドラム缶回転用モータ72の駆
動により各伝達ローラ72aが回転し、ドラム缶16を
自転させる。自転中のドラム缶16の開口部17の位置
は、図示しない検出手段により検出され、開口部17が
両アーム28間のほぼ中間に位置した際にドラム缶回転
用モータ72の駆動を停止し、ドラム缶16の自転を停
止させる。
動により各伝達ローラ72aが回転し、ドラム缶16を
自転させる。自転中のドラム缶16の開口部17の位置
は、図示しない検出手段により検出され、開口部17が
両アーム28間のほぼ中間に位置した際にドラム缶回転
用モータ72の駆動を停止し、ドラム缶16の自転を停
止させる。
【0040】この際、開口部17が両アーム28間のほ
ぼ中間に位置すると同時に、両天板押え付け部22が天
板部16aのほぼ直径上に位置することとなる。続い
て、位置決め部23を作動させて、両シリンダ29の両
スライドピストン29bを共に進出状態とし、両受け部
29cにより開口部17を両側から挟み込むと同時に挟
持状態を保持する(図5参照)。なお、開口部17が例
えば傾斜している場合は、傾斜した状態で保持されるこ
ととなる。
ぼ中間に位置すると同時に、両天板押え付け部22が天
板部16aのほぼ直径上に位置することとなる。続い
て、位置決め部23を作動させて、両シリンダ29の両
スライドピストン29bを共に進出状態とし、両受け部
29cにより開口部17を両側から挟み込むと同時に挟
持状態を保持する(図5参照)。なお、開口部17が例
えば傾斜している場合は、傾斜した状態で保持されるこ
ととなる。
【0041】よって、搬入されたドラム缶16の開口部
17は、固定状態で保持されると共にプラグ開閉機構1
4のほぼ直下に位置させられる。両受け部29cにより
開口部17を保持した後、天板押え付け機構13を作動
させ、両シリンダ26の両スライドピストン26bを共
に進出状態とする。進出状態となったスライドピストン
26bは、パッド26aが天板部16aに当接した後、
更に天板部16aに下方へ向けて押圧力を作用させるこ
ととなる(図4参照)。
17は、固定状態で保持されると共にプラグ開閉機構1
4のほぼ直下に位置させられる。両受け部29cにより
開口部17を保持した後、天板押え付け機構13を作動
させ、両シリンダ26の両スライドピストン26bを共
に進出状態とする。進出状態となったスライドピストン
26bは、パッド26aが天板部16aに当接した後、
更に天板部16aに下方へ向けて押圧力を作用させるこ
ととなる(図4参照)。
【0042】続いて、プラグ開閉機構14を作動させ
る。プラグ開閉機構14の作動により、モータ54を駆
動させて係合部37を逆回転させながら、両シリンダ3
4が同時にスライドピストン34aを進出させると共に
ユニバーサル継手47のスライド軸51も進出させて、
カバー33を進出状態とする。
る。プラグ開閉機構14の作動により、モータ54を駆
動させて係合部37を逆回転させながら、両シリンダ3
4が同時にスライドピストン34aを進出させると共に
ユニバーサル継手47のスライド軸51も進出させて、
カバー33を進出状態とする。
【0043】進出状態のカバー33は、係合部37を低
速度で回転させながらゆっくりと降下し、係合先端部4
0をプラグ18に当接させ、更に、周壁18a内に侵入
させる。この際、例えば開口部17が傾斜しており、そ
れに従ってプラグ18も傾斜していた場合であっても、
係合部37の姿勢を制御してプラグ18に対応させる係
合対応装置38により、係合先端部40をプラグ18内
に侵入させることができる。
速度で回転させながらゆっくりと降下し、係合先端部4
0をプラグ18に当接させ、更に、周壁18a内に侵入
させる。この際、例えば開口部17が傾斜しており、そ
れに従ってプラグ18も傾斜していた場合であっても、
係合部37の姿勢を制御してプラグ18に対応させる係
合対応装置38により、係合先端部40をプラグ18内
に侵入させることができる。
【0044】つまり、侵入する係合先端部40は周壁1
8aに沿うことにより傾斜するが、この傾斜に対応し
て、球面受け板44に沿って摺動する球面下受け45及
び球面上受け46により柱状部41が傾斜し、同時に、
ユニバーサル継手47が傾斜することにより(図6破線
参照)、周壁18aに沿った係合先端部40の傾斜を許
容することとなる。
8aに沿うことにより傾斜するが、この傾斜に対応し
て、球面受け板44に沿って摺動する球面下受け45及
び球面上受け46により柱状部41が傾斜し、同時に、
ユニバーサル継手47が傾斜することにより(図6破線
参照)、周壁18aに沿った係合先端部40の傾斜を許
容することとなる。
【0045】そして、逆回転しながら周壁18a内に侵
入した係合先端部40は、係合突起と被係合凹部とを係
合させる。係合突起と被係合凹部が係合することによ
り、係合先端部40の回転がプラグ18に伝達されてプ
ラグ18が逆回転する。この際、係合状態が例えばトル
ク検知手段により検知されて、シリンダ34がスライド
ピストン34aをネジ嵌合状態に応じて退避させること
により、プラグ18は、回転しながら上昇して口金部1
7aとのネジ嵌合を解き開口部17から外れ、開口部1
7を開栓する。
入した係合先端部40は、係合突起と被係合凹部とを係
合させる。係合突起と被係合凹部が係合することによ
り、係合先端部40の回転がプラグ18に伝達されてプ
ラグ18が逆回転する。この際、係合状態が例えばトル
ク検知手段により検知されて、シリンダ34がスライド
ピストン34aをネジ嵌合状態に応じて退避させること
により、プラグ18は、回転しながら上昇して口金部1
7aとのネジ嵌合を解き開口部17から外れ、開口部1
7を開栓する。
【0046】プラグ18が回転しながら口金部17aと
のネジ嵌合を解くとき、天板押え付け機構13により、
ばたばたすることなく天板部16aを押え付けることが
できることから、プラグ18の安定した開栓ができる。
このとき、ロック用シリンダ56を作動させてスライド
ピストン56aを進出状態にし、当接部55を弾性変形
させ球面受け板44の上面に圧接させることにより、柱
状部41と一体的に移動した球面上受け46は、球面受
け板44上の移動した位置で固定保持されたロック状態
となる。
のネジ嵌合を解くとき、天板押え付け機構13により、
ばたばたすることなく天板部16aを押え付けることが
できることから、プラグ18の安定した開栓ができる。
このとき、ロック用シリンダ56を作動させてスライド
ピストン56aを進出状態にし、当接部55を弾性変形
させ球面受け板44の上面に圧接させることにより、柱
状部41と一体的に移動した球面上受け46は、球面受
け板44上の移動した位置で固定保持されたロック状態
となる。
【0047】従って、開口部17から外れた直後の姿勢
及び位置のままのプラグ18の状態が、ロック装置39
によりロックされることとなる。プラグ18が開口部1
7から外れた後、プラグ開閉機構14をレール57を介
して移動させる。プラグ開閉機構14の移動により、開
口部17から外れたプラグ18は、係合先端部40に係
合保持されて係合部37と共に移動する。
及び位置のままのプラグ18の状態が、ロック装置39
によりロックされることとなる。プラグ18が開口部1
7から外れた後、プラグ開閉機構14をレール57を介
して移動させる。プラグ開閉機構14の移動により、開
口部17から外れたプラグ18は、係合先端部40に係
合保持されて係合部37と共に移動する。
【0048】続いて、注入する充填物に対応する充填ノ
ズル58を三種類の中から選択し、この充填ノズル58
を摺動部材67を進出させて開口部17上に位置させ
る。充填ノズル58を開口部17上に位置させた後、充
填物導入部69を経て導入される選択した充填物を、各
注入口58aを介してドラム缶16内に注入する。この
際、注入する充填物は、充填ノズル58を選択すること
により、必要に応じ選択することができることから、一
台のプラグ付き容器への充填物注入装置10で、異なっ
た種類の充填物の注入が可能となる。
ズル58を三種類の中から選択し、この充填ノズル58
を摺動部材67を進出させて開口部17上に位置させ
る。充填ノズル58を開口部17上に位置させた後、充
填物導入部69を経て導入される選択した充填物を、各
注入口58aを介してドラム缶16内に注入する。この
際、注入する充填物は、充填ノズル58を選択すること
により、必要に応じ選択することができることから、一
台のプラグ付き容器への充填物注入装置10で、異なっ
た種類の充填物の注入が可能となる。
【0049】従って、充填物注入用の充填ノズル58
が、一種類の充填物に対応した一個のみであった場合に
は、一台の装置では同一種類の充填を専用に行うことし
かできなかったが、三個の充填ノズル58を選択して使
用することができることから、一台の装置で異なった種
類の充填物を充填することができる。なお、充填ノズル
58は、三個に限らず充填物に対応して一個或は二個以
上の複数でもよく、一個の場合は装置の構成が単純化さ
れることとなり、複数個の場合は多種類の充填物に対応
することができる。
が、一種類の充填物に対応した一個のみであった場合に
は、一台の装置では同一種類の充填を専用に行うことし
かできなかったが、三個の充填ノズル58を選択して使
用することができることから、一台の装置で異なった種
類の充填物を充填することができる。なお、充填ノズル
58は、三個に限らず充填物に対応して一個或は二個以
上の複数でもよく、一個の場合は装置の構成が単純化さ
れることとなり、複数個の場合は多種類の充填物に対応
することができる。
【0050】充填物の注入時、計量器21により重量が
計量され、空の時のドラム缶16の重量と対応させてド
ラム缶16に充填物を必要量充填した時点で注入が停止
される。そして、充填物の注入終了後、摺動部材67を
退避させて開口部17上から充填ノズル58を移動させ
ると共に、レール57を介してプラグ開閉機構14を移
動させ開口部17上に復帰させる。
計量され、空の時のドラム缶16の重量と対応させてド
ラム缶16に充填物を必要量充填した時点で注入が停止
される。そして、充填物の注入終了後、摺動部材67を
退避させて開口部17上から充填ノズル58を移動させ
ると共に、レール57を介してプラグ開閉機構14を移
動させ開口部17上に復帰させる。
【0051】プラグ開閉機構14を開口部17上に復帰
させることにより、開口部17から離脱させたプラグ1
8は、ロック手段39が作用して、係合先端部40に係
合保持され開口部17から外れた状態に復帰させること
ができる。このとき、係合部37は逆回転している。そ
の後、シリンダ34がスライドピストン34aを進出さ
せることにより、プラグ18は、係合部37と共に逆回
転しながら下降して口金部17aとネジ嵌合し、開口部
17を閉栓する。ネジ嵌合終了に際しては、高トルクに
より確実に締め付けられる。
させることにより、開口部17から離脱させたプラグ1
8は、ロック手段39が作用して、係合先端部40に係
合保持され開口部17から外れた状態に復帰させること
ができる。このとき、係合部37は逆回転している。そ
の後、シリンダ34がスライドピストン34aを進出さ
せることにより、プラグ18は、係合部37と共に逆回
転しながら下降して口金部17aとネジ嵌合し、開口部
17を閉栓する。ネジ嵌合終了に際しては、高トルクに
より確実に締め付けられる。
【0052】プラグ18が回転しながら口金部17aと
のネジ嵌合するとき、天板押え付け機構13により、ば
たばたすることなく天板部16aを押え付けることがで
きることから、プラグ18の安定した閉栓ができる。プ
ラグ18が開口部17を閉栓し回転不能になると、その
状態をトルク検知手段が検知して、シリンダ34がスラ
イドピストン34aを退避させる。スライドピストン3
4aが退避することで被係合凹部と係合突起との係合を
解除し、係合先端部40は、プラグ18から離れて上昇
する。
のネジ嵌合するとき、天板押え付け機構13により、ば
たばたすることなく天板部16aを押え付けることがで
きることから、プラグ18の安定した閉栓ができる。プ
ラグ18が開口部17を閉栓し回転不能になると、その
状態をトルク検知手段が検知して、シリンダ34がスラ
イドピストン34aを退避させる。スライドピストン3
4aが退避することで被係合凹部と係合突起との係合を
解除し、係合先端部40は、プラグ18から離れて上昇
する。
【0053】そして、充填物が充填されたドラム缶16
は、搬入ラインによりプラグ付き容器への充填物注入装
置10から送り出され、次の空のドラム缶16が搬入ラ
インによりプラグ付き容器への充填物注入装置10に送
り込まれる。
は、搬入ラインによりプラグ付き容器への充填物注入装
置10から送り出され、次の空のドラム缶16が搬入ラ
インによりプラグ付き容器への充填物注入装置10に送
り込まれる。
【0054】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、再使用の
ドラム缶についてプラグの開閉を行う場合に、天板をば
たつかせることなくプラグの安定した開閉ができると共
に、プラグを回転させる回転手段のプラグへの装着を、
種々の傾斜に対応して容易に行うことができる。
ドラム缶についてプラグの開閉を行う場合に、天板をば
たつかせることなくプラグの安定した開閉ができると共
に、プラグを回転させる回転手段のプラグへの装着を、
種々の傾斜に対応して容易に行うことができる。
【0055】更に、充填物注入手段が開口部に選択的に
配置される複数の注入部を有することにより一台の装置
で異なった種類の充填物を選択的に充填することができ
る。
配置される複数の注入部を有することにより一台の装置
で異なった種類の充填物を選択的に充填することができ
る。
【図1】本発明の一実施例によるプラグ付き容器への充
填物注入装置の正面図である。
填物注入装置の正面図である。
【図2】図1に示すプラグ付き容器への充填物注入装置
の平面図である。
の平面図である。
【図3】図1に示すプラグ付き容器への充填物注入装置
の側面図である。
の側面図である。
【図4】天板押え付け機構の説明図である。
【図5】ドラム缶上に位置する天板押え付け部と位置決
め部を示す平面図である。
め部を示す平面図である。
【図6】プラグ開閉機構の一部破断した説明図である。
【図7】充填機構の説明図である。
【図8】充填機構の摺動ユニットを示す説明図である。
10…プラグ付き容器への充填物注入装置
11…架台
12…駆動コンベア
12a…回転ローラ
12b…計量部コンベア
12c…コンベア駆動モータ
13…天板押え付け機構(天板押え付け手段)
14…プラグ着脱機構(プラグ着脱手段)
15…充填機構(充填物注入手段)
16…ドラム缶(プラグ付き容器)
16a…天板部
16b…底板部
17…開口部
17a…口金部
18…プラグ
18a…周壁
19a…柱
19b…梁
20…計量部コンベア
21…計量器
22…天板押え付け部
23…位置決め部
24…ブラケット
25…アーム
26…シリンダ
26a…パッド
26b…スライドピストン
27…ブラケット
28…アーム
29…シリンダ
29a…基部
29b…スライドピストン
29c…受け部
30…ベースプレート
31…ブッシュケース
32…リニアブッシュ
33…カバー
34…シリンダ
34a…スライドピストン
35…小径部
36…大径部
36a…当接板
37…係合部
38…係合対応装置(係合対応手段)
39…ロック装置(ロック手段)
40…係合先端部
40a…フランジ
41…柱状部
42…パッキン
43…連結部
44…球面受け板
45…球面下受け
46…球面上受け
47…ユニバーサル継手
47a…下端部
47b…上端部
48…円形孔
49…貫通孔
50…貫通孔
51…スライド軸
52…連結部
52a…連結基部
53…ベアリング
54…モータ(駆動手段)
55…当接部
56…ロック用シリンダ
56a…スライドピストン
57…レール
58…充填ノズル(注入部)
58a…注入口
58b…連結口
59…摺動ユニット
60…フレキシブルホース
61…支持部
62…スライド軸
63…シリンダ
64…シリンダ
64a…スライドピストン
65…作動板
66…ブラケット
67…摺動部材
68…ユニオン継手
69…充填物導入部
70…懸垂部材
71…操作盤
72…ドラム缶回転用モータ
72a…伝達ローラ
73…支持手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−109893(JP,A)
特開 平4−114894(JP,A)
特開 平3−240689(JP,A)
特開 昭63−203586(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65B 3/17
B67B 7/18
B67C 3/02
B67C 3/30
Claims (3)
- 【請求項1】 天板部に形成された開口部が螺着式のプ
ラグにより閉栓されたプラグ付き容器に充填物を注入す
るプラグ付き容器への充填物注入方法において、 前記天板部に下方へ向けた押圧力を作用させて前記天板
部を押え付け、 プラグ着脱手段の係合部を、前記プラグの装着状態に対
応し変位させて前記プラグに係合保持させ、係合保持状
態をロックした後、前記係合部を逆回転駆動させ前記開
口部から前記プラグを離脱させて前記開口部を開栓し、 開栓した前記開口部から前記プラグ付き容器内に充填物
を注入し、 前記プラグをロックした前記係合部を正回転駆動させて
前記プラグにより前記開口部を閉栓することを特徴とす
るプラグ付き容器への充填物注入方法。 - 【請求項2】 天板部に形成された開口部が螺着式のプ
ラグにより閉栓されたプラグ付き容器に充填物を注入す
るプラグ付き容器への充填物注入装置において、 前記プラグ付き容器の前記天板部に下方へ向けて押圧力
を作用させ、前記天板部を押さえ付ける天板押え付け手
段と、 前記プラグを係合保持する係合部と、前記係合部を前記
プラグの装着状態に対応して変位させる係合対応手段
と、前記プラグを係合保持した状態にロックするロック
手段と、前記係合部を回転駆動させる駆動手段とを有
し、前記駆動手段により前記係合部を正逆回転駆動させ
て前記プラグを着脱させ前記開口部を閉栓或は開栓する
プラグ着脱手段と、 前記プラグを離脱させた前記開口部から前記プラグ付き
容器内に充填物を注入する充填物注入手段とを有するこ
とを特徴とするプラグ付き容器への充填物注入装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のプラグ付き容器への充填
物注入装置において、 前記充填物注入手段は、前記開口部に選択的に配置され
る複数の注入部を有することを特徴とするプラグ付き容
器への充填物注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05871193A JP3401286B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | プラグ付き容器への充填物注入方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05871193A JP3401286B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | プラグ付き容器への充填物注入方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270903A JPH06270903A (ja) | 1994-09-27 |
JP3401286B2 true JP3401286B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=13092084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05871193A Expired - Fee Related JP3401286B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | プラグ付き容器への充填物注入方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3401286B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101944172B1 (ko) | 2017-01-26 | 2019-01-30 | 한양이엔지 주식회사 | 케미컬 드럼 용기 자동 커플링 시스템의 캡 개폐장치 |
KR101917943B1 (ko) | 2017-01-26 | 2018-11-12 | 한양이엔지 주식회사 | 케미컬 드럼 용기의 자동 커플링 시스템 |
KR101926959B1 (ko) | 2017-01-26 | 2018-12-07 | 한양이엔지 주식회사 | 케미컬 드럼 용기 자동 커플링 시스템의 로딩 장치 |
KR102371150B1 (ko) * | 2021-04-20 | 2022-03-07 | 원종호 | 화학약품의 공급 및 배출 장치 |
KR102468828B1 (ko) * | 2022-02-14 | 2022-11-18 | 주식회사 이엠텍 | 케미칼 주입 모듈 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP05871193A patent/JP3401286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06270903A (ja) | 1994-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4023564B2 (ja) | 標準容器用自動鎖錠装置 | |
JP3401286B2 (ja) | プラグ付き容器への充填物注入方法及びその装置 | |
EP0660026A1 (en) | LP gas filling apparatus | |
US4976026A (en) | Method and apparatus of establishing the position of a datum reference from an object having dimensional variations within a tolerance range | |
JPH06269880A (ja) | プラグ着脱装置 | |
US7285423B2 (en) | Penetrable pressure proof sealing for a container | |
JPH01244759A (ja) | 放射線薬液分注装置 | |
JP2958180B2 (ja) | 高圧ガス充填方法 | |
JP4153572B2 (ja) | 圧力容器のフィッティング締付装置 | |
AU2002216587A1 (en) | Penetrable pressure proof sealing for a container | |
US3932979A (en) | Apparatus for inserting closure means into a container | |
US4926972A (en) | Method of and apparatus for injecting liquid into boot for joint units | |
JPH0723716Y2 (ja) | テストエンジン搬送用パレット | |
JPH09166293A (ja) | ガス充填器 | |
JP4168747B2 (ja) | 定量充填装置 | |
JPH0961281A (ja) | ドラム缶のリークテスト装置 | |
JP2599603B2 (ja) | コンロッドの整列供給装置 | |
JPS6227353Y2 (ja) | ||
CN115258288A (zh) | 一种装填包装装置 | |
JP2501501Y2 (ja) | ガスボンベ搭載装置 | |
JPS6049879B2 (ja) | 自動調芯把持装置 | |
JPH07112445A (ja) | 発泡樹脂材料の自動注入装置 | |
JPH07208694A (ja) | ガス充填装置 | |
JPH0523518Y2 (ja) | ||
JPH0221722B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |