JP3400992B2 - 摩擦攪拌接合装置 - Google Patents
摩擦攪拌接合装置Info
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- JP3400992B2 JP3400992B2 JP2001256949A JP2001256949A JP3400992B2 JP 3400992 B2 JP3400992 B2 JP 3400992B2 JP 2001256949 A JP2001256949 A JP 2001256949A JP 2001256949 A JP2001256949 A JP 2001256949A JP 3400992 B2 JP3400992 B2 JP 3400992B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦攪拌接合によ
って、ワークをスポット的に接合する摩擦攪拌接合装置
に関する。
って、ワークをスポット的に接合する摩擦攪拌接合装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、摩擦攪拌接合装置1を示す図
である。スポット接合装置1は、先端にショルダー部4
を介してピン3が突出する回転子2を用い、2枚のワー
クW1,W2をスポット接合する装置である。図17に
示すように、2枚のワークW1,W2は、裏当て材5上
に配置され、回転子2を高速で回転させながら下降さ
せ、回転子2先端をワークW1,W2の接合点に押圧す
る。すると、回転による摩擦によって押圧部が軟化し、
ピン3が挿入される。さらに回転することによって、挿
入されたピン3およびショルダー部4で接合点近傍が攪
拌され、塑性流動を起こす。所定時間攪拌後、回転子を
上昇させると、接合点で2枚のワークが接合され、スポ
ット接合される。
である。スポット接合装置1は、先端にショルダー部4
を介してピン3が突出する回転子2を用い、2枚のワー
クW1,W2をスポット接合する装置である。図17に
示すように、2枚のワークW1,W2は、裏当て材5上
に配置され、回転子2を高速で回転させながら下降さ
せ、回転子2先端をワークW1,W2の接合点に押圧す
る。すると、回転による摩擦によって押圧部が軟化し、
ピン3が挿入される。さらに回転することによって、挿
入されたピン3およびショルダー部4で接合点近傍が攪
拌され、塑性流動を起こす。所定時間攪拌後、回転子を
上昇させると、接合点で2枚のワークが接合され、スポ
ット接合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような摩擦攪拌接
合のスポット接合においては、 ピン3およびショルダー部4とワークW1,W2との
摩擦接触により、母材(ワーク)が飛び散り、ショルダ
ー部4によって押圧されるワークW1のショルダー押圧
部6が薄くなる。このように接合前の母材の量より少な
くなる分、強度の低下を招いていた。 で飛び散らなかった分も、ワークW1のショルダー
部周囲に流動、移動し、その部分は厚くなるが、ワーク
W1のショルダー押圧部6は薄くなり、厚さにアンバラ
ンスが生じ、やはり、これも強度の低下を招いていた。 接合後は、ピン3の跡が空洞として残り、これも強度
の低下を招くとともに、美観上、好ましくない。といっ
た問題を有していた。
合のスポット接合においては、 ピン3およびショルダー部4とワークW1,W2との
摩擦接触により、母材(ワーク)が飛び散り、ショルダ
ー部4によって押圧されるワークW1のショルダー押圧
部6が薄くなる。このように接合前の母材の量より少な
くなる分、強度の低下を招いていた。 で飛び散らなかった分も、ワークW1のショルダー
部周囲に流動、移動し、その部分は厚くなるが、ワーク
W1のショルダー押圧部6は薄くなり、厚さにアンバラ
ンスが生じ、やはり、これも強度の低下を招いていた。 接合後は、ピン3の跡が空洞として残り、これも強度
の低下を招くとともに、美観上、好ましくない。といっ
た問題を有していた。
【0004】本発明の目的は、スポット接合後に、接合
部が薄くなることを防ぎ、強度を向上させることができ
る摩擦攪拌接合装置を提供することである。
部が薄くなることを防ぎ、強度を向上させることができ
る摩擦攪拌接合装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、高速回転する回転子を回転軸線方向に降下させ、回
転子先端部を被接合物に押圧し、回転子先端部と前記被
接合物との接触部を、回転による摩擦熱で軟化させ、攪
拌して被接合物をスポット接合する摩擦攪拌接合装置に
おいて、付加材料片を回転子先端に供給する付加材料供
給手段を有し、付加材料供給手段によって付加材料片を
供給し、回転子が降下して供給された付加材料片に回転
子先端が当接し、回転子と付加材料片とがともに降下
し、被接合物の接合点に付加材料片を一体化させて接合
することを特徴とする摩擦攪拌接合装置である。
は、高速回転する回転子を回転軸線方向に降下させ、回
転子先端部を被接合物に押圧し、回転子先端部と前記被
接合物との接触部を、回転による摩擦熱で軟化させ、攪
拌して被接合物をスポット接合する摩擦攪拌接合装置に
おいて、付加材料片を回転子先端に供給する付加材料供
給手段を有し、付加材料供給手段によって付加材料片を
供給し、回転子が降下して供給された付加材料片に回転
子先端が当接し、回転子と付加材料片とがともに降下
し、被接合物の接合点に付加材料片を一体化させて接合
することを特徴とする摩擦攪拌接合装置である。
【0006】本発明に従えば、スポット接合時に、付加
材料片を回転子先端と被接合物との間に供給し、回転子
を降下させると、回転子先端に付加材料片が当接し、回
転子とともに付加材料片がともに下降する。回転子先端
と付加材料とが被接合物に押し付けられると、回転子の
高速回転による摩擦熱で、被接合物とともに付加材料片
が軟化し、塑性流動する母材と一体となる。このように
して、付加材料片が母材と一体となり、接合点に付加さ
れることによって、回転子を引き抜いた後の接合部が薄
くなることが防がれる。
材料片を回転子先端と被接合物との間に供給し、回転子
を降下させると、回転子先端に付加材料片が当接し、回
転子とともに付加材料片がともに下降する。回転子先端
と付加材料とが被接合物に押し付けられると、回転子の
高速回転による摩擦熱で、被接合物とともに付加材料片
が軟化し、塑性流動する母材と一体となる。このように
して、付加材料片が母材と一体となり、接合点に付加さ
れることによって、回転子を引き抜いた後の接合部が薄
くなることが防がれる。
【0007】図1を参照して、本発明の特徴についてさ
らに詳細に説明する。スポット接合したとき、ワークの
ショルダー押圧部Sにおいて、深さwの凹部が生じると
する。本発明では、図2に示すように、ピン付近に厚さ
がwの付加材料片を付加してスポット接合することによ
り、凹部を無くすことができる。言い換えれば、厚さA
の母材がスポット接合することにより、A−wになる
時、初めの母材の厚さを等価的にA+wとしておけば、
スポット接合後のショルダー押圧部Sの厚さはAを維持
するとの考えである。
らに詳細に説明する。スポット接合したとき、ワークの
ショルダー押圧部Sにおいて、深さwの凹部が生じると
する。本発明では、図2に示すように、ピン付近に厚さ
がwの付加材料片を付加してスポット接合することによ
り、凹部を無くすことができる。言い換えれば、厚さA
の母材がスポット接合することにより、A−wになる
時、初めの母材の厚さを等価的にA+wとしておけば、
スポット接合後のショルダー押圧部Sの厚さはAを維持
するとの考えである。
【0008】このように、本発明では、部材の飛び散り
分を付加材料片で補充するとともに、それ以上に接合部
の母材の量を増量することができる。これによって強度
向上を図ることができる。
分を付加材料片で補充するとともに、それ以上に接合部
の母材の量を増量することができる。これによって強度
向上を図ることができる。
【0009】なお、付加材料片の厚さと径(大きさ)に
よって、付加材料片を付加しない場合に比べて、ピン部
の孔の相対的な深さは変わらないので、絶対的な深さを
維持したい場合、ピンの長さを付加材料片の大きさに応
じて長くすればよい。
よって、付加材料片を付加しない場合に比べて、ピン部
の孔の相対的な深さは変わらないので、絶対的な深さを
維持したい場合、ピンの長さを付加材料片の大きさに応
じて長くすればよい。
【0010】請求項2記載の本発明の前記回転子は、先
端部中央部に、回転軸線を中心として突出するピンを有
し、前記付加材料片には、回転子先端のピンが挿通する
貫通孔が形成され、付加材料片は、回転子先端部に供給
された後、回転子が降下して前記貫通孔にピンが挿通さ
れることを特徴とする。
端部中央部に、回転軸線を中心として突出するピンを有
し、前記付加材料片には、回転子先端のピンが挿通する
貫通孔が形成され、付加材料片は、回転子先端部に供給
された後、回転子が降下して前記貫通孔にピンが挿通さ
れることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、付加材料片は中央に貫通
孔を有し、この貫通孔にピンを挿入して接合するので、
接合中に付加材料片が移動したり、回転によって飛ばさ
れたりするといったことが防がれる。
孔を有し、この貫通孔にピンを挿入して接合するので、
接合中に付加材料片が移動したり、回転によって飛ばさ
れたりするといったことが防がれる。
【0012】請求項3記載の本発明の前記回転子は、先
端部中央に、回転軸線を中心として筒状に突出するリン
グ部を有し、前記付加材料片は、回転子先端部に供給さ
れた後、回転子が降下して前記リング部内部に挿入され
ることを特徴とする。
端部中央に、回転軸線を中心として筒状に突出するリン
グ部を有し、前記付加材料片は、回転子先端部に供給さ
れた後、回転子が降下して前記リング部内部に挿入され
ることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、先端部がリング状である
ので、先端部の被接合物への接触面積を増大させ、摩擦
熱を効率よく発生させることが可能となり、接合効率が
向上する。このようなリング部に、付加材料片を挿入し
て接合するので、接合中に付加材料片が移動したり、回
転によって飛ばされたりするといったことが防がれる。
このように、リング状のピンと組合すことにより、より
一層の効果が発揮される。
ので、先端部の被接合物への接触面積を増大させ、摩擦
熱を効率よく発生させることが可能となり、接合効率が
向上する。このようなリング部に、付加材料片を挿入し
て接合するので、接合中に付加材料片が移動したり、回
転によって飛ばされたりするといったことが防がれる。
このように、リング状のピンと組合すことにより、より
一層の効果が発揮される。
【0014】請求項4記載の本発明の前記付加材料供給
手段は、複数の付加材料片が連結された状態で付加材料
片を供給し、回転子先端に付加材料片が供給された後、
回転子が下降したとき、前記付加材料片が、付加材料供
給手段から離脱することを特徴とする。
手段は、複数の付加材料片が連結された状態で付加材料
片を供給し、回転子先端に付加材料片が供給された後、
回転子が下降したとき、前記付加材料片が、付加材料供
給手段から離脱することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、付加材料片は、たとえば
ワイヤによって連結された状態で、付加材料供給手段か
ら供給され、回転子先端に供給される。供給された付加
材料片が回転子とともに回転するとワイヤから分断さ
れ、この分断された付加材料片のみが母材と一体とな
る。このようにして、連続して付加材料片を供給するこ
とができる。
ワイヤによって連結された状態で、付加材料供給手段か
ら供給され、回転子先端に供給される。供給された付加
材料片が回転子とともに回転するとワイヤから分断さ
れ、この分断された付加材料片のみが母材と一体とな
る。このようにして、連続して付加材料片を供給するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに本発明について説明する。
図3は、本発明の摩擦攪拌接合装置の実施の一形態であ
るスポット接合装置10の構造を示す図である。スポッ
ト接合装置10は、たとえば6軸垂直多関節型ロボット
3の手先19に取り付けられ、自動車のボディなどのス
ポット接合に用いるスポットガンとして用いられる。
図3は、本発明の摩擦攪拌接合装置の実施の一形態であ
るスポット接合装置10の構造を示す図である。スポッ
ト接合装置10は、たとえば6軸垂直多関節型ロボット
3の手先19に取り付けられ、自動車のボディなどのス
ポット接合に用いるスポットガンとして用いられる。
【0017】スポット接合装置10は、ロボットアーム
の手先19に取り付けられるガンアーム16、回転子1
1、回転押圧機構15、付加材料供給装置(図3では図
示せず)とを有する。ガンアーム16は略L字状であ
り、上部に回転押圧機構15を有する。回転押圧機構1
5は、回転子11を保持し、回転子11を回転軸線Lま
わりに高速回転させるとともに、回転軸線Lに沿って回
転子11を昇降させ、押圧力を発生させる。
の手先19に取り付けられるガンアーム16、回転子1
1、回転押圧機構15、付加材料供給装置(図3では図
示せず)とを有する。ガンアーム16は略L字状であ
り、上部に回転押圧機構15を有する。回転押圧機構1
5は、回転子11を保持し、回転子11を回転軸線Lま
わりに高速回転させるとともに、回転軸線Lに沿って回
転子11を昇降させ、押圧力を発生させる。
【0018】回転子11は、柱状であり、先端にショル
ダー部26を介してピン18が、回転子11の軸線Lに
沿って突出する。
ダー部26を介してピン18が、回転子11の軸線Lに
沿って突出する。
【0019】ガンアーム16の先端下部には、回転子1
1の下端に臨んで裏当て材17が配置される。アルミニ
ウム合金板などの2枚のワークは、この裏当て材17上
に重ねて配置され、回転子11で押圧されることによっ
て、スポットで重ね継ぎ手される。付加材料供給装置
は、ガンアーム16に取り付けられ、接合時に付加材料
片を供給する。付加材料片は、ワークと同一の材料であ
るアルミニウム合金とする。
1の下端に臨んで裏当て材17が配置される。アルミニ
ウム合金板などの2枚のワークは、この裏当て材17上
に重ねて配置され、回転子11で押圧されることによっ
て、スポットで重ね継ぎ手される。付加材料供給装置
は、ガンアーム16に取り付けられ、接合時に付加材料
片を供給する。付加材料片は、ワークと同一の材料であ
るアルミニウム合金とする。
【0020】つぎに、図4を参照して、円柱状のピン1
8を有する回転子11のスポット接合方法について説明
する。 (1)初期状態では、回転子11は、接合する2枚のワ
ークW1,W2の接合点の上方に配置される。つぎに、
回転子11を高速、たとえば2000〜2500rpmで
回転させる。 (2)つぎに、回転子11を降下させて回転子先端に付
加材料片30を装着する。装着方法については後述す
る。 (3)付加材料片30がワークW1に接触するまで回転
子11を下降させる。 (4)さらに回転子11を下降させて所定押圧力たとえ
ば100kg/cm2で接合する。ここで、付加材料片
30が母材と軟化、攪拌され、母材と一体接合される。 (5)回転子11を上昇させて初期状態に戻す。
8を有する回転子11のスポット接合方法について説明
する。 (1)初期状態では、回転子11は、接合する2枚のワ
ークW1,W2の接合点の上方に配置される。つぎに、
回転子11を高速、たとえば2000〜2500rpmで
回転させる。 (2)つぎに、回転子11を降下させて回転子先端に付
加材料片30を装着する。装着方法については後述す
る。 (3)付加材料片30がワークW1に接触するまで回転
子11を下降させる。 (4)さらに回転子11を下降させて所定押圧力たとえ
ば100kg/cm2で接合する。ここで、付加材料片
30が母材と軟化、攪拌され、母材と一体接合される。 (5)回転子11を上昇させて初期状態に戻す。
【0021】図5は、このようにスポット接合された接
合部の断面図である。この図に示すように、付加材料片
30が付加されることで、ワークW1のショルダー押圧
部に、付加材料片30が一体に接合され、付加材料分だ
け増量される。
合部の断面図である。この図に示すように、付加材料片
30が付加されることで、ワークW1のショルダー押圧
部に、付加材料片30が一体に接合され、付加材料分だ
け増量される。
【0022】図6は、リング形のピン35を有する回転
子37を示す断面図である。リング形のピン37は、回
転子35の先端から、回転軸線Lに沿って突出する筒状
のピンである。このように筒状とすることで、円柱状の
ピンより攪拌効率が向上する。
子37を示す断面図である。リング形のピン37は、回
転子35の先端から、回転軸線Lに沿って突出する筒状
のピンである。このように筒状とすることで、円柱状の
ピンより攪拌効率が向上する。
【0023】このリング形のピンの場合にも、図6に示
すように、回転子先端に付加材料片36を装着してスポ
ット接合する。付加材料片36は、リング形ピン35の
内径と同程度の外径を有する円筒形である。このように
付加材料片36装着した状態で、図4で説明した方法と
同様にスポット接合することによって、接合後の凹所を
低減することができる。
すように、回転子先端に付加材料片36を装着してスポ
ット接合する。付加材料片36は、リング形ピン35の
内径と同程度の外径を有する円筒形である。このように
付加材料片36装着した状態で、図4で説明した方法と
同様にスポット接合することによって、接合後の凹所を
低減することができる。
【0024】図7は、付加材料片36を用いてリング形
ピン35で接合した状態を示す断面図である。付加材料
片36を用いない場合には、リング形ピン35の底部3
7で押圧された部分のワークW1が凹所となるが、付加
材料片36を用いることで、図7に示すように、リング
形ピン35の底部37によって押圧される部分が増量さ
れ、凹所となることが防がれる。また、この増量した分
が周囲に流れ、ショルダー部38で押圧される部分39
も増量され、凹所となることが防がれる。
ピン35で接合した状態を示す断面図である。付加材料
片36を用いない場合には、リング形ピン35の底部3
7で押圧された部分のワークW1が凹所となるが、付加
材料片36を用いることで、図7に示すように、リング
形ピン35の底部37によって押圧される部分が増量さ
れ、凹所となることが防がれる。また、この増量した分
が周囲に流れ、ショルダー部38で押圧される部分39
も増量され、凹所となることが防がれる。
【0025】つぎに、図8を参照してピン可動形の回転
子40を用いたスポット接合方法について説明する。ピ
ン可動形の回転子40は、回転子40の回転軸線Lに沿
ってピン挿通孔が貫通して形成され、このピン挿通孔に
棒状のピン41が挿通される。ピン41の先端は、ショ
ルダー部42の下端面から突出し、ピン41は回転軸線
に沿って移動可能に設けられる。以下に、図8(1)〜
(6)を参照してピン可動型の回転子40のスポット接
合方法について説明する。 (1)初期状態では、回転子40は、ワークW1W2の
接合点上方に、回転状態で配置される。このとき、ピン
41はショルダー部42の下端面から突出している。 (2)回転子先端に付加材料片43を装着する。 (3)、付加材料片43がワークW1に接触するまで回
転子40を回転軸線に沿って下降させる。 (4)さらに回転子を下降させ、回転子先端で所定の押
圧力で押圧して接合する。ここで、付加材料片43が母
材と軟化、攪拌され、母材と一体接合される。 (5)ショルダー部42による押圧状態でピン41のみ
を上昇させて引き抜く。 (6)回転子40を上昇させて初期状態に戻るようにす
る。
子40を用いたスポット接合方法について説明する。ピ
ン可動形の回転子40は、回転子40の回転軸線Lに沿
ってピン挿通孔が貫通して形成され、このピン挿通孔に
棒状のピン41が挿通される。ピン41の先端は、ショ
ルダー部42の下端面から突出し、ピン41は回転軸線
に沿って移動可能に設けられる。以下に、図8(1)〜
(6)を参照してピン可動型の回転子40のスポット接
合方法について説明する。 (1)初期状態では、回転子40は、ワークW1W2の
接合点上方に、回転状態で配置される。このとき、ピン
41はショルダー部42の下端面から突出している。 (2)回転子先端に付加材料片43を装着する。 (3)、付加材料片43がワークW1に接触するまで回
転子40を回転軸線に沿って下降させる。 (4)さらに回転子を下降させ、回転子先端で所定の押
圧力で押圧して接合する。ここで、付加材料片43が母
材と軟化、攪拌され、母材と一体接合される。 (5)ショルダー部42による押圧状態でピン41のみ
を上昇させて引き抜く。 (6)回転子40を上昇させて初期状態に戻るようにす
る。
【0026】図9は、このようにスポット接合された状
態を示す断面図である。この図に示すように、付加材料
片43は、接合部全体に行き渡り、接合部全体が均一に
増量される。
態を示す断面図である。この図に示すように、付加材料
片43は、接合部全体に行き渡り、接合部全体が均一に
増量される。
【0027】図10は、リング形ピン可動型回転子50
を用いたスポット接合方法を説明する図である。リング
形ピン可動型回転子50は、リング形ピン52を有し、
リング形ピンの内径と同径の孔が、回転軸線Lに沿って
貫通して形成される。この孔に、リング形ピンの内径と
同径の外径を有する棒状のピン内軸51が、回転軸線に
沿って移動可能に挿通される。つぎに、図10(1)〜
(6)を参照して、このリング形ピン可動型回転子50
を用いたスポット接合方法について説明する。 (1)初期状態では、ピン内軸51の先端は、ショルダ
ー部53の端面と同じ高さ位置に配置され、この状態
で、接合点の上方で回転した状態で配置される。 (2)つぎに、リング形ピン52に、円筒状の付加材料
片54を装着する。 (3)ピン内軸52先端もしくは付加材料片54がワー
クW1に接触するまで回転子50を下降させる。 (4)さらに回転子50を下降させ、回転子先端の所定
押圧力でスポット接合する。ここで、付加材料片54が
母材と軟化、攪拌され、母材と一体接合される。このと
き、ピン内軸54先端は、ワークW1の表面とほぼ同じ
高さの位置にある。 (5)ピン内軸54は押圧状態で、リング形ピン52お
よびショルダー部53を引き抜く。 (6)回転子50を上昇させて初期状態へ戻すようにす
る。
を用いたスポット接合方法を説明する図である。リング
形ピン可動型回転子50は、リング形ピン52を有し、
リング形ピンの内径と同径の孔が、回転軸線Lに沿って
貫通して形成される。この孔に、リング形ピンの内径と
同径の外径を有する棒状のピン内軸51が、回転軸線に
沿って移動可能に挿通される。つぎに、図10(1)〜
(6)を参照して、このリング形ピン可動型回転子50
を用いたスポット接合方法について説明する。 (1)初期状態では、ピン内軸51の先端は、ショルダ
ー部53の端面と同じ高さ位置に配置され、この状態
で、接合点の上方で回転した状態で配置される。 (2)つぎに、リング形ピン52に、円筒状の付加材料
片54を装着する。 (3)ピン内軸52先端もしくは付加材料片54がワー
クW1に接触するまで回転子50を下降させる。 (4)さらに回転子50を下降させ、回転子先端の所定
押圧力でスポット接合する。ここで、付加材料片54が
母材と軟化、攪拌され、母材と一体接合される。このと
き、ピン内軸54先端は、ワークW1の表面とほぼ同じ
高さの位置にある。 (5)ピン内軸54は押圧状態で、リング形ピン52お
よびショルダー部53を引き抜く。 (6)回転子50を上昇させて初期状態へ戻すようにす
る。
【0028】図11は、リング形ピン可動型回転子50
を用いて接合した接合部の断面図である。図から分かる
ように、付加材料片54が接合部全体に行き渡り、接合
部でほぼ均一に増量される。
を用いて接合した接合部の断面図である。図から分かる
ように、付加材料片54が接合部全体に行き渡り、接合
部でほぼ均一に増量される。
【0029】図12は、スポット接合装置10の正面図
である。この図を参照して、付加材料供給装置60につ
いて説明する。付加材料片30は複数が連結されて供給
される。図13(1)は、連結された付加材料片30の
正面図であり、図13(2)は平面図である。付加材料
片30は、円板状で、中央に、回転子11のピン18が
挿通するピン孔64が形成される。複数の付加材料片3
0は、キャリア63によって一列に連結される。さらに
詳しく説明すると、キャリア63はワイヤからなり、2
本のワイヤ61a,61b間に複数の付加材料片50が
一列に配置され、付加材料片50とワイヤ61a、61
bとはそれぞれ連結ワイヤ62a,62bで連結され、
隣接する付加材料片30同士は、連結ワイヤ62cで連
結される。つまり、1つの付加材料片30は、4ヵ所で
ワイヤに連結される。これによって、付加材料片30が
安定して保持される。
である。この図を参照して、付加材料供給装置60につ
いて説明する。付加材料片30は複数が連結されて供給
される。図13(1)は、連結された付加材料片30の
正面図であり、図13(2)は平面図である。付加材料
片30は、円板状で、中央に、回転子11のピン18が
挿通するピン孔64が形成される。複数の付加材料片3
0は、キャリア63によって一列に連結される。さらに
詳しく説明すると、キャリア63はワイヤからなり、2
本のワイヤ61a,61b間に複数の付加材料片50が
一列に配置され、付加材料片50とワイヤ61a、61
bとはそれぞれ連結ワイヤ62a,62bで連結され、
隣接する付加材料片30同士は、連結ワイヤ62cで連
結される。つまり、1つの付加材料片30は、4ヵ所で
ワイヤに連結される。これによって、付加材料片30が
安定して保持される。
【0030】図12に示すように、付加材料供給手段6
0は、供給リール65と巻き取りリール66とを有す
る。供給リール65は、回転子11の昇降経路に関して
一方側に配置され、巻き取りリール66は他方側に配置
される。キャリア63に保持された複数の付加材料片3
0は、供給リール65に巻回されており、他端が巻き取
りリール66に連結されている。そして、リール65,
66間の張架部分が、回転子11と裏当て材17の間に
配置される。
0は、供給リール65と巻き取りリール66とを有す
る。供給リール65は、回転子11の昇降経路に関して
一方側に配置され、巻き取りリール66は他方側に配置
される。キャリア63に保持された複数の付加材料片3
0は、供給リール65に巻回されており、他端が巻き取
りリール66に連結されている。そして、リール65,
66間の張架部分が、回転子11と裏当て材17の間に
配置される。
【0031】つぎに、図14を参照して、付加材料片3
0の供給方法について説明する。 まず、図14(1)に示すように、キャリア63上の
付加材料片30が、回転子11のピン18の真下に来る
ようにセットする。このとき、付加材料片30の上下の
位置は、ワークW1とピン18先端との間にある。スポ
ット接合ガン10を、所定のスポット接合点まで、ある
いは所定のスポット接合点から移動させる時のワークと
の干渉をなくすために、付加材料片30とワークW1と
は距離をd1、またワークW2とガンアーム16の裏当
て材17とは距離をd2として、各々隙間を設けてい
る。 回転子11を下降させると同時に、裏当て材17がワ
ークW2に当接するまでガンアーム16を上昇させる。 回転子11を下降させると、付加材料片30のピン孔
64に、回転子11のピン18が挿入される。付加材料
片30のピン孔64は、回転子11のピン18の外径よ
りも若干大きくしてあるので、ピン18が付加材料片3
0に嵌まっても、付加材料片30はまだ回転しない。 さらに回転子を下降させると、付加材料片30も下降
する。そして、図14(2)に示すように、ピン18が
付加材料片30を介在してワークW1に当接し、押圧力
が発生して初めて付加材料片30も回転し始め、キャリ
ア63から外れる。ここで、付加材料片30とワークW
1との摩擦力が大きいときは、付加材料片30は回転せ
ず、ワークW1と一体になって軟化する。付加材料片3
0がキャリア63から外れる寸前のキャリア63の沈み
量(伸び量)d3は、d3=d1+d2である。また、
このように沈んでキャリア63が案内されるので、キャ
リア63を案内するローラを設けてもよい。 そのまま所定の押圧力で押圧しながら回転して接合す
る。 図14(3)に示すように回転子11を元の位置に戻
す 付加材料供給手段60の巻き取りリール66でキャリ
ア63を所定量巻取り、次の付加材料片30が、回転子
11の真下に来るようにセットし、に戻る。
0の供給方法について説明する。 まず、図14(1)に示すように、キャリア63上の
付加材料片30が、回転子11のピン18の真下に来る
ようにセットする。このとき、付加材料片30の上下の
位置は、ワークW1とピン18先端との間にある。スポ
ット接合ガン10を、所定のスポット接合点まで、ある
いは所定のスポット接合点から移動させる時のワークと
の干渉をなくすために、付加材料片30とワークW1と
は距離をd1、またワークW2とガンアーム16の裏当
て材17とは距離をd2として、各々隙間を設けてい
る。 回転子11を下降させると同時に、裏当て材17がワ
ークW2に当接するまでガンアーム16を上昇させる。 回転子11を下降させると、付加材料片30のピン孔
64に、回転子11のピン18が挿入される。付加材料
片30のピン孔64は、回転子11のピン18の外径よ
りも若干大きくしてあるので、ピン18が付加材料片3
0に嵌まっても、付加材料片30はまだ回転しない。 さらに回転子を下降させると、付加材料片30も下降
する。そして、図14(2)に示すように、ピン18が
付加材料片30を介在してワークW1に当接し、押圧力
が発生して初めて付加材料片30も回転し始め、キャリ
ア63から外れる。ここで、付加材料片30とワークW
1との摩擦力が大きいときは、付加材料片30は回転せ
ず、ワークW1と一体になって軟化する。付加材料片3
0がキャリア63から外れる寸前のキャリア63の沈み
量(伸び量)d3は、d3=d1+d2である。また、
このように沈んでキャリア63が案内されるので、キャ
リア63を案内するローラを設けてもよい。 そのまま所定の押圧力で押圧しながら回転して接合す
る。 図14(3)に示すように回転子11を元の位置に戻
す 付加材料供給手段60の巻き取りリール66でキャリ
ア63を所定量巻取り、次の付加材料片30が、回転子
11の真下に来るようにセットし、に戻る。
【0032】このようにして、順次付加材料30を供給
しながらスポット接合する。において、付加材料片3
0はキャリア63から分離するが、この離脱のパターン
について説明する。
しながらスポット接合する。において、付加材料片3
0はキャリア63から分離するが、この離脱のパターン
について説明する。
【0033】まず、ピン18の外径と、付加材料片30
のピン孔64の内径との関係において、付加材料片30
の内径の方が大きく、付加材料片30が回転せず、ピン
18が空回りする場合で、回転子11の下降距離が大き
い場合には、キャリア63が耐え切れず、付加材料片3
0がワークW1に当接する前に付加材料片30がキャリ
ア63から離脱する。この場合、付加材料片30が離脱
しても、付加材料片30は、ピン18とワークW1との
間から飛んでしまわないように設定される。
のピン孔64の内径との関係において、付加材料片30
の内径の方が大きく、付加材料片30が回転せず、ピン
18が空回りする場合で、回転子11の下降距離が大き
い場合には、キャリア63が耐え切れず、付加材料片3
0がワークW1に当接する前に付加材料片30がキャリ
ア63から離脱する。この場合、付加材料片30が離脱
しても、付加材料片30は、ピン18とワークW1との
間から飛んでしまわないように設定される。
【0034】上記した条件と同じで、回転子11の下降
距離が小さい場合には、付加材料片30がワークW1に
当接するまでは、ピン18が空回りしており、付加材料
片30がショルダー部26により押圧されてから付加材
料片30が回転して離脱する場合と、回転せずそのまま
軟化してキャリア63が外れる場合とがある。
距離が小さい場合には、付加材料片30がワークW1に
当接するまでは、ピン18が空回りしており、付加材料
片30がショルダー部26により押圧されてから付加材
料片30が回転して離脱する場合と、回転せずそのまま
軟化してキャリア63が外れる場合とがある。
【0035】つぎに、ピン18の外径と、付加材料片3
0のピン孔64の内径との関係において、ピン18が比
較的きつく嵌まる程度に同径の場合においては、付加材
料片30がワークW1に当接するかしない如何にかかわ
らず、ピン18が付加材料片30に挿入されつつ、付加
材料片30はピン18に嵌まり込み、付加材料片30が
回転してキャリア63から離脱する。
0のピン孔64の内径との関係において、ピン18が比
較的きつく嵌まる程度に同径の場合においては、付加材
料片30がワークW1に当接するかしない如何にかかわ
らず、ピン18が付加材料片30に挿入されつつ、付加
材料片30はピン18に嵌まり込み、付加材料片30が
回転してキャリア63から離脱する。
【0036】上述した実施形態の付加材料供給手段60
では、付加材料片30を一方向に平面的に布設されたも
のを用いたが、図15(1)(2)に示す付加材料供給
手段70に示すように、付加材料片30を縦方向に積み
重ねたものから、一個ずつ回転子先端に供給するように
してもよい。
では、付加材料片30を一方向に平面的に布設されたも
のを用いたが、図15(1)(2)に示す付加材料供給
手段70に示すように、付加材料片30を縦方向に積み
重ねたものから、一個ずつ回転子先端に供給するように
してもよい。
【0037】付加材料供給手段70は、付加材料片30
を複数個積み上げたカートリッジ71と、付加材料片3
0を回転子11先端に供給するサーバ72とから構成さ
れる。カートリッジ71は、回転子11の隣で回転子1
1の回転軸線に平行に付加材料片30が積み上げられ
る。サーバ72は、カートリッジ71の下で、カートリ
ッジ71に垂直に横に伸び、先端に付加材料片30が一
個嵌まりこむ凹所73を有する。凹所73の深さは、付
加材料片30の厚みと同じである。この凹所73が、カ
ートリッジ71の下と、回転子11の下との間にわたっ
て横方向に移動可能に設けられる。
を複数個積み上げたカートリッジ71と、付加材料片3
0を回転子11先端に供給するサーバ72とから構成さ
れる。カートリッジ71は、回転子11の隣で回転子1
1の回転軸線に平行に付加材料片30が積み上げられ
る。サーバ72は、カートリッジ71の下で、カートリ
ッジ71に垂直に横に伸び、先端に付加材料片30が一
個嵌まりこむ凹所73を有する。凹所73の深さは、付
加材料片30の厚みと同じである。この凹所73が、カ
ートリッジ71の下と、回転子11の下との間にわたっ
て横方向に移動可能に設けられる。
【0038】付加材料片30を供給するには、まずサー
バ72の凹所73がカートリッジ71の真下となるよう
にサーバ72を後退させる。すると、カートリッジ71
が押し下げられ、カートリッジ71の最下端の付加材料
片30が凹所73に嵌まりこむ。つぎに、凹所73に嵌
まり込んだ付加材料片30が回転子11の真下に来るま
でサーバ72を押し出す。これと共に、回転子11を下
降させる。すると、回転子先端のピン18が、付加材料
片30のピン孔64に嵌まり込んで回転子先端に装着さ
れる。
バ72の凹所73がカートリッジ71の真下となるよう
にサーバ72を後退させる。すると、カートリッジ71
が押し下げられ、カートリッジ71の最下端の付加材料
片30が凹所73に嵌まりこむ。つぎに、凹所73に嵌
まり込んだ付加材料片30が回転子11の真下に来るま
でサーバ72を押し出す。これと共に、回転子11を下
降させる。すると、回転子先端のピン18が、付加材料
片30のピン孔64に嵌まり込んで回転子先端に装着さ
れる。
【0039】このとき、ピン18は図16に示すように
基端部側が大径となるようにわずかにテーパとすること
で、ピン18が付加材料片30のピン孔64に挿入され
たとき、ピン18に付加材料片30が確実に保持され
る。このようにしてピン18に付加材料片30が装着さ
れた後、サーバ72が引き込み、回転子11はそのまま
下降する。このようにして、付加材料片30が供給され
てスポット接合される。
基端部側が大径となるようにわずかにテーパとすること
で、ピン18が付加材料片30のピン孔64に挿入され
たとき、ピン18に付加材料片30が確実に保持され
る。このようにしてピン18に付加材料片30が装着さ
れた後、サーバ72が引き込み、回転子11はそのまま
下降する。このようにして、付加材料片30が供給され
てスポット接合される。
【0040】以上の付加材料供給方法は、リング形ピン
での付加材料片36の場合も同様に実施することができ
る。
での付加材料片36の場合も同様に実施することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スポット
接合時に、付加材料片を回転子先端に供給することで、
付加材料片が母材と一体となる。これによって、回転子
を引き抜いた後の接合部が薄くなることが防がれ、強度
が低下することが防がれる。
接合時に、付加材料片を回転子先端に供給することで、
付加材料片が母材と一体となる。これによって、回転子
を引き抜いた後の接合部が薄くなることが防がれ、強度
が低下することが防がれる。
【0042】また本発明によれば、付加材料片は中央に
貫通孔を有し、この貫通孔にピンを挿入して接合するの
で、接合中に付加材料片が移動したり、回転によって飛
ばされたりするといったことが防がれる。
貫通孔を有し、この貫通孔にピンを挿入して接合するの
で、接合中に付加材料片が移動したり、回転によって飛
ばされたりするといったことが防がれる。
【0043】また本発明によれば、先端部がリング状で
あるので、先端部の被接合物への接触面積を増大させ、
摩擦熱を効率よく発生させることが可能となり、接合効
率が向上する。このようなリング部に、付加材料片を挿
入して接合するので、接合中に付加材料片が移動した
り、回転によって飛ばされたりするといったことが防が
れる。このように、リング状のピンと組合わすことによ
り、より一層の効果が発揮される。
あるので、先端部の被接合物への接触面積を増大させ、
摩擦熱を効率よく発生させることが可能となり、接合効
率が向上する。このようなリング部に、付加材料片を挿
入して接合するので、接合中に付加材料片が移動した
り、回転によって飛ばされたりするといったことが防が
れる。このように、リング状のピンと組合わすことによ
り、より一層の効果が発揮される。
【0044】また本発明によれば、付加材料片は、たと
えばワイヤによって連結された状態で、付加材料供給手
段から供給され、回転子先端に供給される。供給された
付加材料片が回転子とともに回転するとワイヤから分断
され、この分断された付加材料片のみが母材と一体とな
る。このようにして、連続して効率よく付加材料片を供
給することができる。
えばワイヤによって連結された状態で、付加材料供給手
段から供給され、回転子先端に供給される。供給された
付加材料片が回転子とともに回転するとワイヤから分断
され、この分断された付加材料片のみが母材と一体とな
る。このようにして、連続して効率よく付加材料片を供
給することができる。
【図1】通常のスポット接合による接合部を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明の概念を説明する図である。
【図3】本発明の摩擦攪拌接合装置の実施の一形態であ
るスポット接合装置10の構造を示す図である。
るスポット接合装置10の構造を示す図である。
【図4】円柱状のピン18を有する回転子11のスポッ
ト接合方法について説明する図である。
ト接合方法について説明する図である。
【図5】図4に示す接合方法でスポット接合された接合
部の断面図である。
部の断面図である。
【図6】リング形のピン35を有する回転子37を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】付加材料片36を用いてリング形ピン35で接
合した状態を示す断面図である。
合した状態を示す断面図である。
【図8】ピン可動形の回転子40を用いたスポット接合
方法について説明する図である。
方法について説明する図である。
【図9】図8の方法でスポット接合された状態を示す断
面図である。
面図である。
【図10】リング形ピン可動型回転子50を用いたスポ
ット接合方法を説明する図である。
ット接合方法を説明する図である。
【図11】リング形ピン可動型回転子50を用いて接合
した接合部の断面図である。
した接合部の断面図である。
【図12】スポット接合装置10の正面図である。
【図13】(1)連結される付加材料片30の正面図で
あり、(2)付加材料片30の平面図である。
あり、(2)付加材料片30の平面図である。
【図14】付加材料片30の供給方法について説明する
図である。
図である。
【図15】付加材料供給手段70を示す図である。
【図16】テーパのついたピン18を示す図である。
【図17】従来の摩擦攪拌接合によるスポット接合の接
合部を示す図である。
合部を示す図である。
10 スポット接合装置
15 回転押圧機構
11 回転子
17 裏当て材
18 ピン
26 ショルダー部
30 付加材料片
60,70 付加材料供給手段
Claims (4)
- 【請求項1】 高速回転する回転子を回転軸線方向に降
下させ、回転子先端部を被接合物に押圧し、回転子先端
部と前記被接合物との接触部を、回転による摩擦熱で軟
化させ、攪拌して被接合物をスポット接合する摩擦攪拌
接合装置において、 付加材料片を回転子先端に供給する付加材料供給手段を
有し、付加材料供給手段によって付加材料片を供給し、
回転子が降下して供給された付加材料片に回転子先端が
当接し、回転子と付加材料片とがともに降下し、被接合
物の接合点に付加材料片を一体化させて接合することを
特徴とする摩擦攪拌接合装置。 - 【請求項2】 前記回転子は、先端部中央部に、回転軸
線を中心として突出するピンを有し、 前記付加材料片には、回転子先端のピンが挿通する貫通
孔が形成され、付加材料片は、回転子先端部に供給され
た後、回転子が降下して前記貫通孔にピンが挿通される
ことを特徴とする請求項1記載の摩擦攪拌接合装置。 - 【請求項3】 前記回転子は、先端部中央に、回転軸線
を中心として筒状に突出するリング部を有し、 前記付加材料片は、回転子先端部に供給された後、回転
子が降下して前記リング部内部に挿入されることを特徴
とする請求項1記載の摩擦攪拌接合装置。 - 【請求項4】 前記付加材料供給手段は、複数の付加材
料片が連結された状態で付加材料片を供給し、回転子先
端に付加材料片が供給された後、回転子が下降したと
き、前記付加材料片が、付加材料供給手段から離脱する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の
摩擦攪拌接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001256949A JP3400992B2 (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 摩擦攪拌接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001256949A JP3400992B2 (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 摩擦攪拌接合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003062678A JP2003062678A (ja) | 2003-03-05 |
| JP3400992B2 true JP3400992B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=19084696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001256949A Expired - Fee Related JP3400992B2 (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 摩擦攪拌接合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3400992B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2175326T3 (es) * | 1997-12-19 | 2002-11-16 | Esab Ab | Aparato de soldadura. |
| US6676007B2 (en) * | 2002-01-23 | 2004-01-13 | General Motors Corporation | Method for attaching metal members |
| WO2005018866A1 (ja) | 2003-08-22 | 2005-03-03 | Honda Motor Co., Ltd. | 摩擦撹拌接合方法及びその治具、有摩擦撹拌接合部部材、並びに摩擦撹拌接合用工具 |
| DE102005019758B4 (de) * | 2005-04-28 | 2007-12-13 | Hydro Aluminium Deutschland Gmbh | Verfahren und Vorrichtungen zum Fügen von mindestens zwei Bauteilen aus artverschiedenen Werkstoffen |
| JP2012218009A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Suzuki Motor Corp | 異種金属材料の接合方法及び異種金属材料接合体 |
| JP6148955B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-06-14 | 株式会社Subaru | 異材接合方法及び異材接合体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126884A (ja) | 2000-10-25 | 2002-05-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | スポット接合装置、付加材料、付加材料供給装置およびスポット接合方法 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001256949A patent/JP3400992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126884A (ja) | 2000-10-25 | 2002-05-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | スポット接合装置、付加材料、付加材料供給装置およびスポット接合方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003062678A (ja) | 2003-03-05 |
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