JP3400978B2 - 使用済フィルタのアルミセパレータを分離する装置及び方法 - Google Patents
使用済フィルタのアルミセパレータを分離する装置及び方法Info
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Description
ーンルーム等で使用されるHEPAフィルタ又はそれと
同じ構造のフィルタで、波形に折り畳まれたメディア
(濾材)の隙間にアルミセパレータが挿入されているタ
イプのフィルタを、使用後に廃棄処理するにあたり、長
期の保管に適さないアルミセパレータを分離するための
手法に関する。
タの処理方法は確立されていない。従来の方法には次の
ような問題点がある。 (1)現状そのままの形で保管する。保管スペースが広
く必要になる。 (2)焼却処分する。不完全燃焼、ガラス繊維の溶融固
着、焼却灰にガラス繊維が混在するなどの問題がある。 (3)フィルタ全体を圧縮し減容化する。圧縮装置が大
型となり大きな動力を必要とするわりに、減容比が小さ
い。メディア・アルミ・枠材(金属又は木)が一体で処
理されるので、無機安定せず化学変化を起こす可能性が
ある。
だけを圧縮し減容化する。圧縮装置が大型となり大きな
動力を必要とする。メディアの波形の隙間に入っている
アルミセパレータが化学変化を起こすおそれがある。 (5)溶融処理する。そのまま溶融炉に投入すると、ア
ルミセパレータが直ちに酸化して高融点のアルミナとな
り、溶融せずそのまま残ってしまう。この解決策とし
て、溶融炉内を窒素やアルゴンなどの不活性ガスで置換
する方法があるが、装置が巨大化し廃棄処分のためのコ
ストが増大する。 (6)圧縮した後の廃棄物をドラム缶に詰めてセメント
モルタル充填処理する。廃棄物中にアルミニウムがある
と、コンクリート中のアルカリ水とアルミニウムが反応
し水素ガスが発生するおそれがある。
ルタの溶融処理方法」には、HEPAフィルタを溶融す
る際に添加剤を加えてアルミセパレータをガラス化して
固化する方法が記載されている。
レベル放射性廃棄物のうち、発電所で発生する廃棄物は
ドラム缶に充填してセメントモルタルで固化し処分する
方法が望ましいとされているが、前述したようにメディ
アとアルミセパレータを分離せずにセメントモルタルを
注入すると、化学反応によって水素ガスを発生するおそ
れがあるので、アルミセパレータを分離する技術が強く
望まれるようになった。このことが本発明の背景にあ
る。従って、本発明の目的は、使用済のHEPAフィル
タを減容化してドラム缶に充填する際に、アルミセパレ
ータを分離除去して、化学反応が起こらないようにする
ための装置と方法を提供することにある。
め、本発明は、その第1の態様として、HEPAフィル
タ又はそれと同じ構造のフィルタで、波形に折り畳まれ
たメディア(通常はガラス繊維製の濾材)と波形の隙間
に挿入されたアルミセパレータ(通常はコルゲート形
状)とで形成されるコア部と、コア部の外周を包囲する
フレーム部(金枠又は木枠)とで構成されるフィルタか
ら、フィルタの使用後にアルミセパレータを分離処理す
るための装置を提供する。この装置は、フィルタを搭載
するための置き台と、フィルタのフレーム部を置き台上
に固定するクランプ機構と、フィルタの上方から下方に
向かって下降しながらフレーム部の左右の内縁に沿って
コア部を縦方向に切断する1対のカッターと、フィルタ
の高さよりも上方に配置されたメディアの巻き取り機構
とを備え、切断されたコア部のメディアの上端を前記巻
き取り機構に取り付け、メディアを巻き取ることにより
アルミセパレータが重力により脱落して分離する。
使用済のフィルタを置き台上に載せてクランプし、カッ
ターによってコア部を切断し、メディアを巻き取ること
により、アルミセパレータが重力によって脱落し分離さ
れる。この結果、巻き取られたメディアは濾材だけでア
ルミニウムを含まないから、ドラム缶に充填処理しても
化学変化を起こすことがなく、長期間安定した状態で保
管することができる。その効果として、 (1)巻き取られたメディアはその体積中に余分な空気
を含まないから効率的に減容化がなされ、ドラム缶の数
や保管スペースを減少させることができる。 (2)混在処理でなく単位毎に処理できるため、長期に
わたって物理的・化学的安定化が得られる。 (3)完全分離により、材料のリサイクル化が容易とな
る。 (4)従来の装置と比較して簡単で安価な装置となる。 (5)イニシャルコスト・ランニングコストを含めた処
理費用が安価になり、環境負荷低減に役立つ。
がフィルタの向きを180度回転させられるように回転
可能であり、カッターは丸鋸で1回のストロークでコア
部の厚みの約半分だけを切断するようになっている。こ
のように構成することにより、カッターの刃の直径やモ
ータの動力を小さく設計することができ、作業の安全性
が高められると共にコストの低減を図ることができる。
き台はフィルタが前後に移動できるようにスライド可能
で、コア切断後にカッターと反対側に移動してからメデ
ィアを巻き取るようになっている。このように構成する
ことにより、メディアを巻き取る際にカッターの刃に接
触する危険性を回避することができて、作業の安全性が
高められる。
れと同じ構造のフィルタで、波形に折り畳まれたメディ
アと波形の隙間に挿入されたアルミセパレータとで形成
されるコア部と、コア部の外周を包囲するフレーム部と
で構成されるフィルタから、フィルタの使用後にアルミ
セパレータを分離処理するための方法を提供する。この
方法では、フィルタを置き台上に搭載し、フィルタのフ
レーム部を置き台上にクランプし、1対のカッターをフ
ィルタの上方から下方に向かって降下させ、フレーム部
の左右の内縁に沿ってコア部を縦方向に切断し、切断さ
れたコア部のメディアの上端をフィルタの高さよりも上
方に配置したメディアの巻き取り機構に取り付け、メデ
ィアを巻き取ることによりアルミセパレータを重力によ
り脱落させて分離する。これにより、前述した装置と同
様の作用効果が達成される。以下、本発明による好適な
実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
セパレータ分離方法の概念を表しており、図1Aに示す
ように、一般的なHEPAフィルタ1は濾材を含むコア
部2と金枠又は木枠から成るフレーム部3とで構成され
ている。コア部2は、図1Cに示すように波形に折り畳
まれた長尺(約30m)のメディア(濾材)4と、波形
の隙間に挿入されたコルゲート形のアルミセパレータ5
とで構成されており、メディア4の上端はフレーム部の
トッププレート3cの下面に接着され、メディア4の下
端はフレーム部のボトムプレート3dの上面に接着され
ている。
1を置き台6上に搭載し、フィルタのフレーム部3を置
き台6上にクランプする。次に、フィルタの上方に配置
した1対のカッター7をフィルタの上方から下方に向か
って降下させ、フレーム部3の左右の内縁に沿ってコア
部2を縦方向に切断する。この際、カッターの形状によ
り、1ストロークあるいはフィルタを180度回転させ
て2ストロークで切断する(図1B)。
は、左側のフレーム部3a、中央のコア部2、右側のフ
レーム部3dに3分割されている。前述したように、コ
ア部のメディア4の上端はトッププレート3cの下面に
接着されているので、この接着を外し、メディアの上端
をフィルタの高さよりも上方に配置したメディアの巻き
取り機構8に取り付ける。図1Dに示すようにして、メ
ディア4を巻き取っていくと、波形の隙間に挿入されて
いたアルミセパレータ5が重力により脱落して分離され
ていく(図1E)。かくして、巻き取られたメディア4
は濾材の材料であるガラス繊維だけとなり、アルミニウ
ムを含まない状態で集積されることになる。
例では置き台6に設けられた回転台12が180度回転
可能に作られ、フィルタ1の向きを180度回転させら
れるようになっている。カッター7は丸鋸で上方位置7
aから下方位置7bまで下降する1回のストロークでコ
ア部2の厚みの約半分だけを切断し、フィルタ1の向き
を180度回転させた後で残りの約半分の厚みを切断す
るようになっている。カッター7が帯鋸である場合は、
このような回転台は必要としないが、切断機構が大型化
することになる。
降機構の概念を表しており、1対のカッター7それぞれ
に回転駆動モータ14が連結されている。カッター7と
モータ14を搭載したテーブル16は、ボールねじが刻
設されたシャフト18に沿い、ギヤボックス21を介し
て昇降用ギヤードモータ20からの動力を受けて昇降す
るようになっている。モータ14への電源供給は可撓性
ケーブル22を介して供給される。
クランプ機構の概念を表しており、切断中にフィルタを
固定するために、上側4ヵ所のクランプ24a,24
b,24c,24dが配置され、下側は回転式ハンドル
を有する前後スライド式のクランプ26が前後に1対配
置されている。左右のクランプ24a,24dは図示の
ようにそれぞれ左右に傾斜するようになっている。
き取り位置とに前後移動させるためのスライド機構の概
念を表している。切断位置の上方にはカッターが配置さ
れているため、切断したままの位置で巻き取り操作を行
うと、作業者がカッターに接触するおそれがあるので、
置き台6の回転台座部分12をスライドテーブル28上
に搭載して、切断位置12aから巻き取り位置12bへ
と前後にスライド可能に構成している。これにより、コ
ア切断後にカッターと反対側に移動してから巻き取り機
構8によってメディア4を巻き取るようになっている。
巻き取りシャフト30の端部に連結したハンドル32を
回してメディア4を巻き取るが、最初にシャフト30上
に両面テープの付いた薄肉のVP管(塩ビ)34を挿入
し、VP管34の表面にメディア4の端部を付着させて
から巻き取る。巻き取り位置の調整はクランプハンドル
36で行う。これにより、メディア4はVP管34上に
巻き付いた状態で保存される。図1Eに示したように、
アルミニウムは巻き取り作業の際に重力で脱落するの
で、巻き取られたメディア4にはアルミニウムは付着し
ていない。
分離装置のさらに具体的な例を表している。図1〜6に
対応する部材には同一の参照符号が付されている。一般
的なHEPAフィルタのサイズは、幅610mm、高さ
292mm、それと同じ構造のラフフィルタと呼ばれる
ものは、幅590mm、高さ292mmであるから、本
発明の装置はこれら両方のフィルタに適用することがで
きる。コア部の切断位置は、フレーム部外縁から内側に
向かって35mm程度の位置とする。
3.7kw、AC200V、三相交流、ブレーキ付き、
回転数625〜785rpmとし、カッターの昇降用モ
ータ20は、出力0.75kw、AC200V、三相交
流、ブレーキ付き、速度2.0m/分、インバータ制御
とする。カッター7の直径は610mm、チップ厚さは
4.5mmである。切断作業は自動下降切断とし、その
他の作業は手動操作で行う。カッターの鋸は金枠と木枠
の両方を切断できる材質とする。正面側と左右にある3
個所の扉42a,42b,42cからフィルタの出し入
れを行い、切断作業時は装置全体は密封されている。ハ
ンドルの操作は密封式のグローブ(手袋)を使用して外
部から行う。
ィルタ1を搭載するための置き台6と、フィルタのフレ
ーム部を置き台上に固定するクランプ機構24,26
と、フィルタの上方から下方に向かって下降しながらフ
レーム部の左右の内縁に沿ってコア部を縦方向に切断す
る1対のカッター7と、フィルタの高さよりも上方に配
置されたメディアの巻き取り機構8(図8)とを備えて
いる。これにより、切断されたコア部のメディアの上端
を前記巻き取り機構に取り付け、メディアを巻き取るこ
とによりアルミセパレータが重力により脱落して分離す
るようになっている。
2が180度回転可能に作られ、フィルタ1の向きを1
80度回転させられるようになっている。カッター7は
丸鋸で上方位置7aから下方位置7bまで下降する1回
のストロークでコア部2の厚みの約半分だけを切断し、
フィルタ1の向きを180度回転させた後で残りの約半
分の厚みを切断するようになっている。さらにこの例で
は、フイルタの置き台6を切断位置と巻き取り位置とに
前後移動させるためのスライド機構(ガイドレール及び
ガイドローラ)28が設けられている。
タ1は巻き取り位置へと搬入され、上下がクランプ機構
24,26でクランプされる。次に、スライド用ハンド
ル46を回すことによりフィルタが切断位置へと送ら
れ、カッター7が降下して1回目の切断作業が行われ
る。このときフィルタの約半分だけが切断される。次
に、スライド用ハンドル46を回すことによりフィルタ
は巻き取り位置に後退し、手作業によって180度回転
させられ、再び切断位置へと送られる。この間にカッタ
ー7は上方に復帰しており、再び降下して2回目の切断
作業が行われる。次にフィルタは再び後退して巻き取り
位置へと送られ、切断され分離した左右のフレーム部が
外され、メディアの上端からトッププレートの接着部分
が外される。メディアの上端が巻き取り機構に接着さ
れ、巻き取り機構のハンドル操作によってメディアが巻
き取られる。このとき、自重によって脱落したアルミセ
パレータはトレー44上に蓄積される。
き取りシャフト30の上に両面テープの付いた薄肉のV
P管34が挿入されている。巻き取りシャフト30に隣
接して1対のガイドローラ48が配置されている。メデ
ィアの上端が両面テープに付着させられ、ハンドル32
を回すことにより、メディアがVP管34上に巻き取ら
れた状態になる。アルミセパレータは巻き取り作業の際
に重力で脱落するので、巻き取られたメディアにはアル
ミニウムは付着していない。
ば、使用済のHEPAフィルタを減容化してドラム缶に
充填する際に、アルミセパレータを分離除去することが
できるので、効率的に減容化がなされる。また、長期に
わたって物理的・化学的安定化が得られ、材料のリサイ
クル化が容易となり、処理費用が安価になり、環境負荷
低減に役立つなど、その技術的効果には極めて顕著なも
のがある。
を表す概略斜視図である。
る。
である。
図である。
図である。
図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 HEPAフィルタ又はそれと同じ構造の
フィルタで、波形に折り畳まれたメディアと波形の隙間
に挿入されたアルミセパレータとで形成されるコア部
と、コア部の外周を包囲するフレーム部とで構成される
フィルタから、フィルタの使用後にアルミセパレータを
分離処理するための装置であって、フィルタを搭載する
ための置き台と、 フィルタのフレーム部を置き台上に固定するクランプ機
構と、 フィルタの上方から下方に向かって下降しながらフレー
ム部の左右の内縁に沿ってコア部を縦方向に切断する1
対のカッターと、 フィルタの高さよりも上方に配置されたメディアの巻き
取り機構とを備え、 切断されたコア部のメディアの上端を前記巻き取り機構
に取り付け、メディアを巻き取ることによりアルミセパ
レータが重力により脱落して分離するようになっている
ことを特徴とする使用済フィルタのアルミセパレータ分
離装置。 - 【請求項2】 前記置き台はフィルタの向きを180度
回転させられるように回転可能であり、前記カッターは
丸鋸で1回のストロークでコア部の厚みの約半分だけを
切断するようになっている請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記置き台はフィルタが前後に移動でき
るようにスライド可能で、コア切断後にカッターと反対
側に移動してからメディアを巻き取るようになっている
請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 HEPAフィルタ又はそれと同じ構造の
フィルタで、波形に折り畳まれたメディアと波形の隙間
に挿入されたアルミセパレータとで形成されるコア部
と、コア部の外周を包囲するフレーム部とで構成される
フィルタから、フィルタの使用後にアルミセパレータを
分離処理するための方法であって、 フィルタを置き台上に搭載し、 フィルタのフレーム部を置き台上にクランプし、 1対のカッターをフィルタの上方から下方に向かって降
下させ、フレーム部の左右の内縁に沿ってコア部を縦方
向に切断し、 切断されたコア部のメディアの上端をフィルタの高さよ
りも上方に配置したメディアの巻き取り機構に取り付
け、 メディアを巻き取ることによりアルミセパレータを重力
により脱落させて分離することを特徴とする使用済フィ
ルタのアルミセパレータ分離方法。
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