JP3400814B2 - 受信データの車内通信方法、受信機、およびデータ処理装置 - Google Patents

受信データの車内通信方法、受信機、およびデータ処理装置

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JP3400814B2
JP3400814B2 JP06217593A JP6217593A JP3400814B2 JP 3400814 B2 JP3400814 B2 JP 3400814B2 JP 06217593 A JP06217593 A JP 06217593A JP 6217593 A JP6217593 A JP 6217593A JP 3400814 B2 JP3400814 B2 JP 3400814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビーコン信号を通じて
獲得された通信データおよび直下位置信号を車内の受信
機とデータ処理装置の間で通信する受信データの車内通
信方法、受信機およびデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路に沿って多数の低出力中継局を配置
し、共通の無線周波数を利用する低出力中継局を通じて
局地的な交通情報や道路情報を連続的に放送し、道路上
を走行する車輛が必要に応じてこれらの情報を利用でき
るVICS(Veicle Information and Comunication Sy
stem:路車間情報システム)が実用化されつつある。
【0003】VICSは、VICSビーコン方式、FM
多重放送、テレターミナルを含む複合的な移動体通信シ
ステムである。そして、VICSビーコン方式は、円滑
な道路交通の実現による道路の有効利用、道路管理の合
理化、運転者に対するタイムリーな情報提供等を目的と
する。
【0004】VICSビーコン方式は、具体的には、
(1) 車載ナビゲーション装置の画面上の位置表示を補正
するナビゲーション支援信号、(2) 車載CRT装置の画
面を通じた車輛の位置および進行方向の表示、道路の車
線情報、一方通行、交差点名、交差点の各分岐方面、有
料道路の料金等の固定的な情報に加えて、(3) 車載CR
T装置の画面を通じた刻々の渋滞状況、工事区間や迂回
路の表示、天気情報、積雪や凍結を含む路面状況等の流
動的な情報も提供する。
【0005】VICSビーコン方式は、基本的には、
(a) 使用する電波のAM変調成分を用いて発信アンテナ
の直下位置を通報する直下通報と、(b) 使用する電波の
FM変調成分を用いて必要な表示データを提供するデジ
タルデータ無線通信とで構成される。
【0006】図7はVICSビーコン方式の説明図であ
る。ここでは、直下位置通報用の専用線路が受信データ
伝送用の通信ケーブルとは独立させて設けられる。
【0007】図7において、道路の登り方向に指向させ
たアンテナ78Uと、下り方向に指向させたアンテナ7
8Dは、支柱76によって道路の上空に保持され、中継
局77から発信されたビーコン信号を路面に向かって斜
めに送出する。
【0008】アンテナ78Uから送出されるビーコン信
号80Uと、アンテナ78Dから送出されるビーコン信
号80Dは、各種情報を含む共通のデジタルデータをF
M変調したFM成分を含む。しかし、直下位置検出用の
AM成分に関しては、相互に位相が180度異なる。こ
れにより、アンテナ直下位置では、ビーコン信号80U
とビーコン信号80DのAM成分が干渉し合い、AM成
分の受信強度の極小点が形成される。車輛70では、こ
の極小点を検知して直下位置を識別し、直下位置から所
定距離(例えば100m)走行した際に、CRTモニタ
ー73を通じて受信データを画像表示する。
【0009】車輛70には、ビーコン受信機71、演算
装置72、CRTモニター73等が搭載され、ビーコン
受信機71が受信した受信データを演算装置72で処理
して画像信号に変換し、各種情報は、運転者の選択に応
じてCRTモニター73上に表示される。
【0010】ビーコン受信機71と演算装置72の間に
は、受信データの伝送に使用される通信ケーブル75か
ら独立させて、直下位置検出を通報する専用線路74が
設けられる。また、通信ケーブル75、専用線路74以
外にも、図示しない通信制御用の複数本のケーブルが配
置される。通信ケーブル75は、演算装置72からの指
令に応じて不定期に不定回数に渡って受信データを伝送
する。一方、専用線路74を通じて、ビーコン受信機7
1は、ビーコン信号80U、80DのAM成分の受信強
度の極小点が検知された際に、直下検出信号を演算装置
に向かって発信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7の車輛70に搭載
されたVICSビーコン受信システムでは、専用線路7
4は、車輛70がアンテナ78D、78Uの直下を通過
する一瞬においてのみ情報を伝達し、その他の時間は機
能していない。そして、専用線路74の断線やコネクタ
部の接触不良が発生すると、通信ケーブル75を通じた
受信データの伝送が正常に実行されるにもかかわらず、
VICSビーコン受信システム全体が機能しなくなる可
能性がある。
【0012】そこで、ビーコン受信機71において、F
M成分を通じた各種情報の受信データの受信と蓄積を早
めに済ませ、ビーコン受信機71から演算装置72への
受信データの通信も早めに完了させ、その後は通信ケー
ブル75を直下位置の通報専用に使用することが考えら
れた。
【0013】しかし、アンテナ78D、78Uの直下を
実際に通過するまで、アンテナ78D、78Uに対する
車輛70の位置関係は全く不明で、しかも、直下検出は
予期できないタイミングで瞬間的に行われるから、余裕
を見てかなり早めに受信データの通信を完了させる必要
がある。また、演算装置70における通信ケーブル75
の入力部分に、ビーコン受信機71から送出された直下
位置信号を受信するための専用の回路構造を設ける必要
がある。
【0014】さらに、周囲の建物等の影響で電波状態が
悪い場合には、FM成分を通じた各種情報の受信データ
の受信と蓄積に手間取り、直下位置を通過する時点で、
受信データの通信を完了していない可能性がある。この
とき、ビーコン受信機71は直下位置の検知を演算装置
72に通報できない。
【0015】ところで、無線通信機、ナビゲーション装
置、CD−ROM読取装置等の機器と一緒に、ビーコン
受信機を共通の演算装置(中央演算装置)に接続して、
ビーコン受信機の機能を他の機器の機能に組み合わせる
提案がある。例えば、CD−ROM読取装置から呼び出
した地図の上に、ナビゲーション装置が求めた車輛位置
を重ねて画像表示し、ビーコン受信機が受信した精密な
位置情報で、画像表示上の車輛位置を瞬時に補正する。
【0016】このような場合、他の機器と中央演算装置
が通信している期間に関しては、ビーコン受信機から受
信データを全く送出できなくなり、受信データの通信完
了が遅れる可能性がある。また、中央処理装置からの指
令に応じて、複数回に渡って同一の受信データを通信し
たり、既に通過した中継局に関する前回の受信データを
通信し直した場合には、通信ケーブルが多忙になって、
直下位置信号の伝送に割り当てる時間がなくなる。
【0017】また、中央演算装置がビーコン受信機以外
の機器とも通信可能に接続されている場合、実質的なデ
ータ通信の開始に先立って、別の通信経路を通じてコマ
ンド通信を実行し、ビーコン受信機とのデータ通信に対
して中央演算装置の通信機能を占有させる必要がある。
しかし、ビーコン受信機が直下位置を検知した後に中央
演算装置の通信機能の割当てを要求していたのでは、直
下位置信号の伝送が遅れてしまう。
【0018】そもそも、図7のビーコン信号受信システ
ムにおいて、専用線路74が設けられた理由は、ビーコ
ン受信機における直下位置の検知を中央演算装置でリア
ルタイムに識別するためである。従って、肝心の直下位
置信号の伝送が通信の都合で遅れるようでは、専用線路
74を省略した意味が無い。
【0019】例えば、車輛が100km/hour で走行して
いて、中央演算装置における直下位置の識別がビーコン
受信機における直下位置の検知から1秒遅れれば、直下
位置から30m以上離れた位置を直下位置と誤って識別
することになる。そして、30mもの誤差は、ナビゲー
ション装置が検知する車輛位置の補正の意味を無くすの
に十分である。
【0020】また、車内の限られた空間を有効に利用す
るために、受信機および演算装置の小型化と通信配線の
削減が求められ、無線通信機、ナビゲーション装置、C
D−ROM読取装置等の機器を装備しても、乗客や荷物
の占有容積を削減しないことが肝要である。また、機器
の車内取り付けに関する作業工数を削減し、機器の組み
付け作業を容易にするためにも、通信配線のさらなる合
理化が求められる。
【0021】本発明は、直下位置を通知する専用の信号
線を無くした受信データの車内通信方法、受信機、およ
びデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の受信データの
車内通信方法は、ビーコン信号のFM成分から獲得した
受信データと、AM成分から検知した送出アンテナの直
下位置を通報する直下通報データとを、共通な通信ケー
ブルを通じて、受信機から車内のデータ処理装置まで通
信する受信データの車内通信方法において、前記ビーコ
ン信号の電波強度が所定の水準を越えてから、少なくと
も前記直下位置が検知されるまでの期間については、前
記通信ケーブルを通じた前記受信機からの通信に対して
前記データ処理装置の通信機能を占有させ、前記通信ケ
ーブルを通じて前記受信データの通信を実行し、かつ、
前記直下位置が検知されたときには、前記受信データの
通信に優先させて直下通報データを直ちに通信させる方
法である。
【0023】請求項2の受信データの車内通信方法は、
ビーコン信号を通じて獲得され、データ通信可能な語形
式に変換されて受信機の内部に蓄積された多数の受信デ
ータを、通信ケーブルを通じて車内のデータ処理装置ま
で伝送する受信データの車内通信方法において、前記受
信データと同一の語長を有して、前記受信データから識
別可能な語形式に構成された直下通報データを予め準備
しておき、ビーコン信号を通じて受信機に直下位置が検
知されると直ちに、前記直下通報データを通信中の前記
受信データの語間に割り込ませて送信させ、前記データ
処理装置では、他の前記受信データから前記直下通報デ
ータを識別して直下位置を検知する方法である。
【0024】図1は請求項3、4の発明の基本的な構成
の説明図である。図1において、請求項3の受信機は、
ビーコン信号のFM成分を通じて受信データ10Dを受
信し、データ処理装置15に対してデータ通信可能な語
形式に変換して蓄積する受信手段11と、ビーコン信号
のAM成分の振幅を計測して、該AM成分の振幅の極小
点を検知する検知手段13と、を有する受信機15にお
いて、前記受信データ10Dと同一の語長を有して、前
記受信データ10Dから識別可能な語形式に構成された
直下通報データ10Sを予め準備した状態で、通信ケー
ブル14を通じて、前記受信手段11に蓄積された多数
の前記受信データ10Dを順番に送出し、前記検知手段
13が前記AM成分の振幅の極小点を検知すると直ち
に、前記直下通報データ10Sを前記受信データ10D
の語間に割り込ませて送出する通信手段12、を設けた
ものである。
【0025】図1において、請求項4のデータ処理装置
は、通信ケーブル14を通じて受信した受信データ10
Dを蓄積する蓄積手段16と、受信データ10Dの演算
処理に優先させて、直下位置検出に伴う演算処理を実行
するデータ処理手段18と、を有するデータ処理装置1
5において、前記受信データ10Dと同一の語長を有し
て、前記受信データ10Dから識別可能な語形式に構成
された直下通報データ10Sを前記受信データ10Dか
ら識別し、前記直下通報データ10Sが識別されると直
ちに、直下位置検出信号をデータ処理手段18に送出す
る識別手段17を設けたものである。
【0026】
【作用】請求項1の受信データの車内通信方法では、受
信機から受信データと直下通報データとが同一の通信仕
様(プロトコル)で通信ケーブルに送出される。データ
処理装置15では、通信された受信データから直下通報
データを識別して、直下位置を識別する。
【0027】ビーコン信号のFM成分からは、デジタル
化された文字情報等で構成される受信データが分離され
る。受信データは、固定的な情報(交差点名、道案内
等)や流動的な情報(渋滞、通行止め区間等)やその他
の情報を含む。一方、AM成分の受信強度の極小点は、
送出アンテナの直下位置を検知させる。
【0028】受信データは、送出アンテナのかなり手前
位置から継続的に受信され、ビーコン信号用の同期信号
や誤り検出信号を除かれ、必要な誤り検知がなされた正
常なデータが受信機内のメモリに蓄積される。そして、
車輛が送出アンテナにかなり接近して、ビーコン信号の
電波強度が所定の水準を越えた後に、データ処理装置に
接続された他の通信線路に優先させて、受信機からデー
タ処理装置までの通信可能状態(スケルチ)を確保し、
蓄積された受信データの通信を開始させる。
【0029】しかし、直下位置が検知されたときには、
受信データの通信に優先させて直下通報データを直ちに
通信させ、受信機における直下検知からデータ処理装置
における直下識別までの所要時間を短縮し、これによ
り、送出アンテナの直下位置とデータ処理装置が直下識
別したときの車輛位置のずれを最小限にする。
【0030】請求項2の受信データの車内通信方法で
は、受信データと直下通報データが共通の出力回路を通
じて受信機から送出される。しかし、受信データが受信
機内のメモリに蓄積されて順番に送出されるのに対し
て、直下通報データは、直下位置が検出されると直ち
に、受信データの語間に割り込む。
【0031】受信データと直下通報データは、好ましく
は、語長に加えて、同期方法、同期状態、データ組立等
も共通とし、速やかに識別され得る部分的な二進数の構
成のみを異ならせる。受信データと直下通報データは、
共通の電気回路(ハード)を通じて処理され、共通のプ
ログラム(ソフト)を通じてデータ取り出し、演算処
理、記憶格納等の操作を実行でき、両者の部分的な差異
を識別するプログラムステップを通じて分離される。
【0032】受信データと直下通報データとは、共通の
入力回路を通じてデータ処理装置に入力される。そし
て、受信データが単に蓄積されて表示を待つのに対し
て、直下通報データは、データ処理装置によって直ちに
直下位置と認知される。
【0033】ところで、受信データの1語が数10文字
分の大容量の情報を通信するのに対して、直下通報デー
タの1語は、単なる1ビットの情報(直下/非直下)を
通信するに留まる。従って、直下通報データの冗長部分
を利用して受信データの1語分を通信できる。
【0034】この場合、受信機は、例えば、受信データ
の1語のデータに、同期信号、データ分類等とともに、
1ビット以上の識別コードを付加し、識別コードを直下
/非直下に応じてリアルタイムに書き替えて送出する。
データ処理装置は、受け取った各語の識別コードを検知
して直下/非直下を判定する。
【0035】図1において、請求項3の受信機10で
は、受信手段11がビーコン信号のFM成分から抽出し
て蓄積した受信データ10Dを通信手段12を通じて順
番に送出する。しかし、送出中に検知手段13が直下位
置を検知すると、通信手段12は、受信データ10Dの
送出を少なくとも1語分だけ保留とし、前後の受信デー
タ10Dと同期させた状態で直下通報データ10Sを代
わりに送出する。
【0036】図1において、請求項3のデータ処理装置
15では、識別手段17が送出した直下位置検出信号を
受けたデータ処理手段18は、受信データ10Dの演算
処理に優先させて、直下位置検出に伴う演算処理を実行
する。
【0037】識別手段17は、例えば、(1) 蓄積手段1
7に無差別に蓄積された受信データ10Dおよび直下通
報データ10Sを繰り返し順番に呼び出して(差異の部
分だけでよい)直下通報データ10Sの有無を確認する
方法を利用してもよい。
【0038】しかし、データ処理装置15が直下通報デ
ータ10Sを受信した際に、より短い時間で直下位置検
出信号を発生させるためには、(2) 蓄積手段17に蓄積
される前の段階で、両者の差異の部分を検知して、受信
データ10Dから直下通報データ10Sを分離して直ち
に識別手段17へ送出し、受信データ10Sのみを蓄積
手段16に蓄積させる方法が好ましい。
【0039】
【実施例】図2は実施例のVICSビーコン受信システ
ムの構成の説明図、図3はビーコン受信機と中央演算装
置の通信配線の説明図、図4はVICSビーコン受信シ
ステムの動作の説明図、図5はビーコン受信機と中央演
算装置の通信タイムチャート、図6はHITデータフォ
ーマットの説明図である。ここでは、ビーコン受信機、
CD−ROM読取り装置、ナビゲーション装置、無線通
信機が、それぞれ中央演算装置に対して共通の通信規格
で接続される。
【0040】図2において、中央演算装置22は、ビー
コン受信機23、CD−ROM読取り装置24、ナビゲ
ーション装置25、無線通信機26と双方向のデータ通
信およびコマンド通信を行う。中央演算装置22と各装
置の間のデータ通信は、それぞれ設けたHIT(High s
peed Information Transfer :高速情報通信)バス23
H、24H、25H、26Hを通じて実行される。中央
演算装置22と各装置の間のコマンド通信は、共通のC
HIP(Centralized High-level InformationControl
Protocol )バス22Cを通じて実行される。BRQ(B
as Request )バス23B、24B、25B、26B
は、各装置から中央演算装置22に向かう片方向の信号
線であって、共通のCHIPバス22Cを個々の装置が
占有する際に個々の装置から要求コマンドを送信する線
路である。
【0041】中央演算装置22は、ビーコン受信機2
3、CD−ROM読取り装置24、ナビゲーション装置
25から得たデータを演算処理して、地図上に重ね書き
した車輛位置の画像信号を作成し、この画像をLCD
(Liquid Christal Device:液晶素子)ディスプレイ2
1に画像表示させる。
【0042】図3において、中央演算装置22とビーコ
ン受信機23の間には、BRQバス23B、CHIPバ
ス22C、HITバス23Hが設けられる。CHIPバ
ス22Cは、+12Vの信号ラインTX+、および、−
12Vの信号ラインTX−で構成される。HITバス2
3Hは、一対の信号線(DATA−A、DATA−B)
およびアース線(GND)で構成される。
【0043】中央演算装置22とビーコン受信機23
は、信号の送出と受信の両方が可能なTTL入出力回路
35、38を備えており、HITバス23Hを通じて双
方向の通信も可能である。ただし、本実施例では、ビー
コン受信機23から中央演算装置22への1方向の通信
のみを実行する。
【0044】中央演算装置22とビーコン受信機23
は、通信制御部34、36の間でCHIPバス22Cを
通じてコマンド通信を行い、中央演算装置22とビーコ
ン受信機23の両方における通信条件とタイミングを一
致させ、それぞれのデータ通信部33、39を制御し
て、HITバス23Hを通じたデータ通信の開始と終了
を制御する。
【0045】ここで、CHIPバス22Cにおけるデー
タ通信速度は、9.6kbps以下である。これに対し
て、HITバス23Hを通じたデータ通信速度は、25
0kbps以上である。
【0046】BRQバス23Bは、通信制御部34、3
6の間でCHIPバス22Cを通じたコマンド通信を開
始するのに先立って、ビーコン受信機23から中央演算
装置22へCHIPバス22Cの占有を要求するための
ものである。
【0047】ビーコン受信機23の受信回路30は、路
面上空のアンテナ(図7参照)から送出されるビーコン
信号を選局して受信し、FM変調成分とAM変調成分の
両方を含む中間周波数信号に変換する。
【0048】FMデータ復調回路31は、ビーコン信号
の中間周波数信号からFM変調成分を抽出し、FM変調
成分から道路情報等のデータを再生し、デジタルデータ
の誤り検出、訂正を実行し、無線通信用の同期信号や誤
り検出信号を除いて情報の単位ごとに並べ替え、新たに
同期信号やヘッダブロック(後述)を付加してHITバ
ス23Hを通じた通信に適合する語形式に変換し、情報
のページ数の順番に従わせて内部のメモリに蓄積する。
【0049】AMピーク検出回路32は、ビーコン信号
の受信電波強度が65dbm 以上に達するとスケルチ状態
に移行して直下位置の検知を開始する。すなわち、ビー
コン信号の中間周波数信号からAM変調成分を再生し、
AM変調成分の受信強度を計測し、アンテナの直下位置
における受信強度の極小点が検知されると、直ちにデー
タ通信部33に通報する。
【0050】データ通信部33は、通信制御部34から
の指令を待ってHITバス23Hを通じたデータ通信を
開始する。データ通信部33は、FMデータ復調回路3
1に蓄積された受信データを順番にHITバス23Hを
通じて送出する。しかし、送出中にAMピーク検出回路
32が直下位置を検出すると、直ちに受信データの送出
を1語分だけ保留させ、前後の受信データと同期を揃え
て直下通報データを割り込ませて送出する。
【0051】中央演算装置22のデータ処理部37は、
データ通信部39に蓄積された受信データから同期信号
やヘッダを除去して、画像信号に変換する。そして、デ
ータ通信部39に直下通報データが到着すると、受信デ
ータの演算を中止して、直ちに直下位置検出の演算を開
始する。
【0052】すなわち、図2のナビゲーション装置25
が演算した車輛の位置座標を、受信データの位置座標に
置き換え、それ以後の刻々の車輛位置は、新しい初期値
を始点にして演算する。
【0053】図4において、ビーコン信号のFM成分の
受信強度は、送信アンテナの直下で最大となる。一方、
AM成分の受信強度は、送信アンテナに接近するととも
に高まるが、送信アンテナの直下では極小となる。
【0054】ビーコン信号のFM成分は、周囲の状況や
天候に影響されにくく、送信アンテナの1km以上手前
からデータの受信再生が可能である。一方、AM成分の
受信強度は、建物、立木、対向車、並行車等に強く影響
され、あまり遠い位置から極小点の検知を開始すると、
にせの極小点を検知して、アンテナ直下位置を誤検知す
る可能性がある。
【0055】従って、ビーコン信号の受信電波の強度が
一定値を越えた段階で、図3のビーコン受信機23をス
ケルチ状態に移行させる。AMピーク検出回路32は、
AM成分の受信強度の計測を通じたアンテナ直下位置の
検知を開始する。そして、AMピーク検出回路32でア
ンテナ直下位置が検知されると、HITバス23Hを通
じた通信が、直ちに中央演算装置22の直下フラグを反
転させる。
【0056】従って、送信アンテナに車輛が接近する
と、まず、ビーコン信号のFM成分を通じたデータの蓄
積が進行し、蓄積完了した時点でBRQバスを通じたC
HIPバス要求が行われる。
【0057】この結果、ビーコン受信機23と中央演算
装置22との間でCHIPバスが占有され、CHIPバ
スを通じたビーコン受信機−中央演算装置間のコマンド
通信が実行される。そして、コマンド通信に引き続いて
HITバスを通じたビーコン受信機−中央演算装置間の
データ通信が開始され、データ通信中に直下位置が検知
されると、ビーコン受信機は、データ通信に割り込ませ
て直下通報データを送出する。
【0058】その後、HITバスを通じたデータ通信が
終了すると、再び、CHIPバスを通じたビーコン受信
機−中央演算装置間のコマンド通信が実行され、HIT
バスを通じた中央演算装置間の通信機能の占有とともに
CHIPバスの占有もその後解除される。
【0059】一方、車輛速度が遅い場合等で、直下位置
が検知された時点では、受信データのデータ通信中が完
了していれば、そのまま、直下通報データを送出する。
この場合には、HITバスを通じた受信データのデータ
通信が終了した後も、直下位置が検知されるまでは、H
ITバスを通じたビーコン受信機−中央演算装置間の通
信可能な状態(スケルチ)が確保され続けており、直下
通報データの通信が完了した後に、HITバスを通じた
中央演算装置間の通信機能の占有とともにCHIPバス
の占有が解除される。
【0060】図5において、ビーコン受信機23と中央
演算装置22の間の通信は、BRQバスを通じたCHI
Pバスリクエスト信号によって開始される。CHIPバ
スリクエスト信号を受信した中央演算装置22は、直ち
にCHIPバスを通じてENQ信号を送出し、ビーコン
受信機23以外の機器によるCHIPバスの使用を禁止
する。
【0061】ビーコン受信機23は、ENQ信号の終了
後にCHIPバスを通じて中央演算装置22にHIT通
信の受信要求信号を送出し、中央演算装置22は、HI
T通信の受信態勢を整え、CHIPバスを通じて受信準
備完了信号を送出する。
【0062】ビーコン受信機23は、受信準備完了信号
の受信後、CHIPバスを通じて確認信号を送出し、H
ITバスを通じてHIT通信を開始する。そして、中央
演算装置22は、ビーコン受信機23側の受信データを
正常に受信し終わった段階で直下通報データの受信も完
了していれば、CHIPバスを通じて受信の正常終了信
号を送出する。ビーコン受信機23は、CHIPバスを
通じて確認信号を送出し、中央演算装置におけるHIT
通信の受信回路およびCHIPバスの占有が解除され
る。
【0063】図6において、図3のHITバス23Hを
通じたHIT通信の1語(1フレーム)は、合計204
8バイトで構成され、16〜20ビットのプリアンブル
(同期信号)、4バイトのヘッダー部、122バイト×
16単位の情報部、2バイトのエラー検出コードを含
む。データ速度250kbps のHIT通信における1フ
レームの送信時間は8msecである。
【0064】そして、HIT通信の1フレームのヘッダ
ー部の最初の1バイトを用いて4段階の優先度を設定
し、最高優先度のレベル3を直下通報データに割当て、
優先度最低のレベル0をビーコン信号の受信データに割
当てる。
【0065】また、ヘッダー部の2番目の1バイトを用
いて車線の主方向(登り方向)と従方向(下り方向)の
区別を識別している。これは、道路の登り方向と下り方
向とでビーコン信号の送出アンテナが共通であり、ビー
コン信号の同期信号に対するAM成分の位相によって、
ビーコン受信機自身が登り方向と下り方向とを識別して
中央演算装置に通知する仕組みだからである。
【0066】HIT通信の1語におけるプリアンブル、
ヘッダー部、およびエラー検出コードは、通信ケーブル
を通じた中央演算装置との通信に適合させて、ビーコン
受信機で新たに付加したものである。
【0067】ビーコン受信機は、ビーコン信号に適合さ
せた短い受信データから放送用の同期信号や誤り検出コ
ードを除いて正味のデータ部分8ビットを抽出し、繋ぎ
合わせて122バイト×16単位の情報部を形成し、プ
リアンブル、ヘッダー部、およびエラー検出コードを付
加した状態で、ビーコン受信機のメモリに所定の順番で
蓄積する。
【0068】一方、中央演算装置では、ビーコン受信機
から送出されたHIT通信を受信して、HIT通信の各
語からプリアンブルとヘッダー部を取り除いてメモリに
受信された順番に蓄積するが、その際、ヘッダー部を識
別して、優先レベル(直下通報データ)および車線
(主、従方向)を判定する。そして、直下通報データが
検知された場合には、直ちに、直下位置検知の信号を発
信させ、直下位置検知に関する必要な演算と制御を実行
させる。
【0069】従って、中央演算装置では、ビーコン受信
機が直下位置を検知した後、最大限に遅れても1フレー
ムの通信時間の範囲で直下位置を認識できる。つまり、
最大限で8msec、車輛速度が100km/hour の場合でも
0.2m以内の誤差で直下位置を検知でき、ナビゲーシ
ョン装置による車輛位置の補正に対しても、十分な精度
が確保される。
【0070】
【発明の効果】請求項1の受信データの車内通信方法に
よれば、直下位置を検知している期間について、受信機
とデータ処理装置の間の通信を確保するから、通信を確
保するためのコマンド通信なしで、データ処理装置に対
して直下位置の検知を直ちに通報できる。従って、専用
線路に匹敵する検知の応答性が確保され、直下位置を高
い精度で識別できる。
【0071】また、受信機と演算装置を結ぶ直下位置検
知用の専用線路が不要となり、専用線路に関する入出力
回路やコネクタが削減され、受信機と演算装置の双方に
おける設計の自由度が高まり、小型化や配線の合理化が
容易になり、車内の限られた空間を有効に利用できる。
また、専用線路に関する断線や接触不良の心配も無くな
る。
【0072】さらに、機器の車内取り付けに関する作業
工数が削減され、組み付け作業も合理化されて容易にな
る。
【0073】特に、無線通信機、ナビゲーション装置、
CD−ROM読取装置等の機器と一緒に、受信機を共通
のデータ処理装置に接続して、受信機の機能を他の機器
の機能に組み合わせる場合でも、直下位置が検知された
際に他の機器が直下位置の通報を邪魔することがなく、
システム全体が合理化され、システムの小型化と高機能
化を同時に実現できる。
【0074】請求項2の受信データの車内通信方法によ
れば、受信データと直下通報データとが同一の語長と同
期条件で通信されるから、送信部および受信部を共通に
利用できる。また、ほとんど共通のプログラムで受信デ
ータおよび直下通報データの演算、付加、識別等の処理
を実行できるから、処理速度を高く設定でき、演算素子
に格納するプログラムの変更のみで、これらの処理の変
更や大幅な改良が可能である。
【0075】請求項3の受信機によれば、受信データお
よび直下通報データを通信手段の共通の回路構成で取扱
うことができ、全体の回路構成が簡略化される。
【0076】請求項4のデータ処理装置によれば、受信
データおよび直下通報データを識別手段の共通の回路構
成で取扱うことができ、全体の回路構成が簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項3、4の発明の基本的な構成の説明図で
ある。
【図2】実施例のVICSビーコン受信システムの構成
の説明図である。
【図3】ビーコン受信機と中央演算装置の通信配線の説
明図である。
【図4】VICSビーコン受信システムの動作の説明図
である。
【図5】ビーコン受信機と中央演算装置の通信タイムチ
ャートである。
【図6】HITデータフォーマットの説明図である。
【図7】VICSビーコン方式の説明図である。
【符号の説明】
10 受信機 11 受信手段 12 通信手段 13 検知手段 14 通信ケーブル 15 データ処理装置 16 蓄積手段 17 識別手段 18 データ処理手段 10D 受信データ 10S 直下通報データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 1/00 - 1/68 G08G 1/0696

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーコン信号のFM成分から獲得した受
    信データと、AM成分から検知した送出アンテナの直下
    位置を通報する直下通報データとを、共通な通信ケーブ
    ルを通じて、受信機から車内のデータ処理装置まで通信
    する受信データの車内通信方法において、 前記ビーコン信号の電波強度が所定の水準を越えてか
    ら、少なくとも前記直下位置が検知されるまでの期間に
    ついては、前記通信ケーブルを通じた前記受信機からの
    通信に対して前記データ処理装置の通信機能を占有さ
    せ、 前記通信ケーブルを通じて前記受信データの通信を実行
    し、かつ、前記直下位置が検知されたときには、前記受
    信データの通信に優先させて直下通報データを直ちに通
    信させることを特徴とする受信データの車内通信方法。
  2. 【請求項2】 ビーコン信号を通じて獲得され、データ
    通信可能な語形式に変換されて受信機の内部に蓄積され
    た多数の受信データを、通信ケーブルを通じて車内のデ
    ータ処理装置まで伝送する受信データの車内通信方法に
    おいて、 前記受信データと同一の語長を有して、前記受信データ
    から識別可能な語形式に構成された直下通報データを予
    め準備しておき、 ビーコン信号を通じて受信機に直下位置が検知されると
    直ちに、前記直下通報データを通信中の前記受信データ
    の語間に割り込ませて送信させ、 前記データ処理装置では、他の前記受信データから前記
    直下通報データを識別して直下位置を検知することを特
    徴とする受信データの車内通信方法。
  3. 【請求項3】 ビーコン信号のFM成分を通じて受信デ
    ータ(10D)を受信し、データ処理装置(15)に対
    してデータ通信可能な語形式に変換して蓄積する受信手
    段(11)と、 ビーコン信号のAM成分の振幅を計測して、該AM成分
    の振幅の極小点を検知する検知手段(13)と、を有す
    る受信機(15)において、 前記受信データ(10D)と同一の語長を有して、前記
    受信データ(10D)から識別可能な語形式に構成され
    た直下通報データ(10S)を予め準備した状態で、通
    信ケーブル(14)を通じて、前記受信手段(11)に
    蓄積された多数の前記受信データ(10D)を順番に送
    出し、前記検知手段(13)が前記AM成分の振幅の極
    小点を検知すると直ちに、前記直下通報データ(10
    S)を前記受信データ(10D)の語間に割り込ませて
    送出する通信手段(12)、を設けたことを特徴とする
    受信機。
  4. 【請求項4】 通信ケーブル(14)を通じて受信した
    受信データ(10D)を蓄積する蓄積手段(16)と、 受信データ(10D)の演算処理に優先させて、直下位
    置検出に伴う演算処理を実行するデータ処理手段(1
    8)と、を有するデータ処理装置(15)において、 前記受信データ(10D)と同一の語長を有して、前記
    受信データ(10D)から識別可能な語形式に構成され
    た直下通報データ(10S)を前記受信データ(10
    D)から識別し、前記直下通報データ(10S)が識別
    されると直ちに、直下位置検出信号をデータ処理装置
    (15)に送出する識別手段(17)を設けたことを特
    徴とするデータ処理装置。
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