JP3400306B2 - 構内電子交換機の空塞管理装置 - Google Patents
構内電子交換機の空塞管理装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一のコードレ
ス移動機を用いて、事業所内システムコードレスサービ
スと準公衆ローミングサービスとを提供する、構内電子
交換機の空塞管理装置に関するものである。
ス移動機を用いて、事業所内システムコードレスサービ
スと準公衆ローミングサービスとを提供する、構内電子
交換機の空塞管理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、構内電子交換機として、事業
所内システムコードレスサービスと準公衆ローミングサ
ービスとを併用した交換機が知られている。ここで、事
業所内システムコードレスサービスとは、事業所内の内
線通話および外線通話をコードレス電話機で行うサービ
スをいう。また、準公衆ローミングサービスとは、事業
所内システムコードレスサービスのための設備（基地局
や、交換機・基地局間の通信ケーブル）を利用して移動
通信（例えば簡易型携帯電話等による通信）を可能にす
るサービスをいう。
所内システムコードレスサービスと準公衆ローミングサ
ービスとを併用した交換機が知られている。ここで、事
業所内システムコードレスサービスとは、事業所内の内
線通話および外線通話をコードレス電話機で行うサービ
スをいう。また、準公衆ローミングサービスとは、事業
所内システムコードレスサービスのための設備（基地局
や、交換機・基地局間の通信ケーブル）を利用して移動
通信（例えば簡易型携帯電話等による通信）を可能にす
るサービスをいう。
【０００３】これら二種類のサービスを同一のコードレ
ス移動機で利用できることとした場合、かかるコードレ
ス移動機は、二種類の電話番号を持つこととなる。すな
わち、事業所内システムコードレスサービスを利用する
ときは内線番号を使用し、また、準公衆ローミングサー
ビスを利用するときはＰＳ番号（移動通信用の電話番
号）を使用する。
ス移動機で利用できることとした場合、かかるコードレ
ス移動機は、二種類の電話番号を持つこととなる。すな
わち、事業所内システムコードレスサービスを利用する
ときは内線番号を使用し、また、準公衆ローミングサー
ビスを利用するときはＰＳ番号（移動通信用の電話番
号）を使用する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図５は、従来の構内電
子交換機を用いたシステムの構成を概念的に示すブロッ
ク図である。
子交換機を用いたシステムの構成を概念的に示すブロッ
ク図である。
【０００５】同図に示したように、構内電子交換機５０
１には、事業所外との通信を行うための通信回線とし
て、一般の電話回線５０２と移動通信用の電話回線５０
３とが接続されている。また、この構内電子交換機５０
１は、複数個の基地局５０４，５０４，・・・にも接続
されている。そして、各基地局５０４，５０４，・・・
と各コードレス移動機５０５，５０５，・・・との間で
無線通信が行われる。
１には、事業所外との通信を行うための通信回線とし
て、一般の電話回線５０２と移動通信用の電話回線５０
３とが接続されている。また、この構内電子交換機５０
１は、複数個の基地局５０４，５０４，・・・にも接続
されている。そして、各基地局５０４，５０４，・・・
と各コードレス移動機５０５，５０５，・・・との間で
無線通信が行われる。
【０００６】このようなシステムにおいて、二台のコー
ドレス移動機５０５間で内線通話を行う場合の空塞管理
（すなわち話中／非話中の管理）は、構内電子交換機５
０１が、論理情報（発信側のコードレス移動機５０５か
ら取得した発番号情報および着番号情報）から発信側お
よび着信側の内線番号を認識し、これらの内線番号に相
当する内線を話中状態に設定することにより行ってい
た。
ドレス移動機５０５間で内線通話を行う場合の空塞管理
（すなわち話中／非話中の管理）は、構内電子交換機５
０１が、論理情報（発信側のコードレス移動機５０５か
ら取得した発番号情報および着番号情報）から発信側お
よび着信側の内線番号を認識し、これらの内線番号に相
当する内線を話中状態に設定することにより行ってい
た。
【０００７】また、一般の電話回線５０２を用いた外線
通信を行う場合の空塞管理は、発信の場合はコードレス
移動機５０５から取得した論理情報、受信の場合は電話
回線５０２等から取得した着番号情報等から発信側或い
は受信側の内線番号を認識して、かかる内線番号に相当
する内線を話中状態に設定することにより行っていた。
通信を行う場合の空塞管理は、発信の場合はコードレス
移動機５０５から取得した論理情報、受信の場合は電話
回線５０２等から取得した着番号情報等から発信側或い
は受信側の内線番号を認識して、かかる内線番号に相当
する内線を話中状態に設定することにより行っていた。
【０００８】一方、移動通信用の電話回線５０３を用い
た通信の場合には、コードレス移動機５０５から取得し
た物理情報（コードレス移動機５０５と交信している基
地局を表す情報）が示す基地局５０４と電話回線５０３
とを構内電子交換機５０１内のＰＨＳインタフェイスユ
ニット（図示せず）を介して接続することにより、通常
の移動通信とまったく同様の通信が行われる。すなわ
ち、構内電子交換機５０１は、基地局５０４と電話回線
５０３とのインタフェースとしての役割のみを有し、交
換処理を行わない。このため、電話回線５０３を用いた
通信では、コードレス移動機５０５が発信する場合およ
び着信する場合ともにＰＳ番号のみが使用され、内線番
号としての発番号情報や着番号情報を構内電子交換機５
０１が取得することはない。
た通信の場合には、コードレス移動機５０５から取得し
た物理情報（コードレス移動機５０５と交信している基
地局を表す情報）が示す基地局５０４と電話回線５０３
とを構内電子交換機５０１内のＰＨＳインタフェイスユ
ニット（図示せず）を介して接続することにより、通常
の移動通信とまったく同様の通信が行われる。すなわ
ち、構内電子交換機５０１は、基地局５０４と電話回線
５０３とのインタフェースとしての役割のみを有し、交
換処理を行わない。このため、電話回線５０３を用いた
通信では、コードレス移動機５０５が発信する場合およ
び着信する場合ともにＰＳ番号のみが使用され、内線番
号としての発番号情報や着番号情報を構内電子交換機５
０１が取得することはない。
【０００９】従って、この場合の空塞管理は、移動通信
の事業者によって行われるのみであり、構内電子交換機
５０１によっては行われない。
の事業者によって行われるのみであり、構内電子交換機
５０１によっては行われない。
【００１０】このため、準公衆ローミングサービスを利
用しているコードレス移動機５０５に対して他のコード
レス移動機５０５或いは事業所外の通信端末から発信を
行う場合、話中／非話中を判断することができるのは準
公衆ローミングサービスを使用したとき（すなわちＰＳ
番号を用いて発信したとき）のみであり、事業所内シス
テムコードレスサービスを用いたとき（すなわち内線番
号を用いて発信したとき）には話中／非話中を判断する
ことができなかった。
用しているコードレス移動機５０５に対して他のコード
レス移動機５０５或いは事業所外の通信端末から発信を
行う場合、話中／非話中を判断することができるのは準
公衆ローミングサービスを使用したとき（すなわちＰＳ
番号を用いて発信したとき）のみであり、事業所内シス
テムコードレスサービスを用いたとき（すなわち内線番
号を用いて発信したとき）には話中／非話中を判断する
ことができなかった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この発明は、第１の電話
番号を用いた事業所内システムコードレスサービスと第
２の電話番号を用いた準公衆ローミングサービスとを同
一のコードレス移動機に提供する構内電子交換機の空塞
管理装置に関するものである。
番号を用いた事業所内システムコードレスサービスと第
２の電話番号を用いた準公衆ローミングサービスとを同
一のコードレス移動機に提供する構内電子交換機の空塞
管理装置に関するものである。
【００１２】そして、事業所内システムコードレスサー
ビスにおける話中／非話中情報を第１の電話番号に対応
させて記憶する端末状態管理メモリと、コードレス移動
機が準公衆ローミングサービスによる通話を開始する際
に、第２の電話番号を準公衆ローミングサービス用の通
信回線またはコードレス移動機から取得して第１の電話
番号に変換し、この第１の電話番号に対応する話中／非
話中情報が話中状態となるように端末状態管理メモリの
記憶情報を書き換える端末状態管理部とを備える。
ビスにおける話中／非話中情報を第１の電話番号に対応
させて記憶する端末状態管理メモリと、コードレス移動
機が準公衆ローミングサービスによる通話を開始する際
に、第２の電話番号を準公衆ローミングサービス用の通
信回線またはコードレス移動機から取得して第１の電話
番号に変換し、この第１の電話番号に対応する話中／非
話中情報が話中状態となるように端末状態管理メモリの
記憶情報を書き換える端末状態管理部とを備える。
【００１３】このような構成によれば、第２の電話番号
を第１の電話番号に変換して空塞管理を行うので、事業
所内システムコードレスサービスを用いて発信したとき
でも、準公衆ローミングサービスに対する話中／非話中
を判断することができる。
を第１の電話番号に変換して空塞管理を行うので、事業
所内システムコードレスサービスを用いて発信したとき
でも、準公衆ローミングサービスに対する話中／非話中
を判断することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解さ
れたい。
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解さ
れたい。
【００１５】図１は、この発明に係る空塞管理装置１０
０の要部構成を概略的に示すブロック図である。なお、
この空塞管理装置１００は、従来の場合と同様のシステ
ム（図５参照）において、構内電子交換機５０１内に設
けられる。
０の要部構成を概略的に示すブロック図である。なお、
この空塞管理装置１００は、従来の場合と同様のシステ
ム（図５参照）において、構内電子交換機５０１内に設
けられる。
【００１６】同図において、信号分析部１０１は、準公
衆ローミングサービス用の通信回線５０３またはコード
レス移動機５０５（図５参照）から発信情報または着信
情報を入力する。そして、この信号を分析して、サービ
スの種類やＰＳ番号等を認識する。
衆ローミングサービス用の通信回線５０３またはコード
レス移動機５０５（図５参照）から発信情報または着信
情報を入力する。そして、この信号を分析して、サービ
スの種類やＰＳ番号等を認識する。
【００１７】端末状態管理部１０２は、信号分析部１０
１からＰＳ番号Ｐを入力する。そして、後述するように
して、番号変換メモリ１０３を用いてＰＳ番号を内線番
号に変換した後、端末情報メモリ１０４を用いて内線番
号を端末情報に変換し、さらに、端末状態管理メモリの
記憶情報を書き換える。
１からＰＳ番号Ｐを入力する。そして、後述するように
して、番号変換メモリ１０３を用いてＰＳ番号を内線番
号に変換した後、端末情報メモリ１０４を用いて内線番
号を端末情報に変換し、さらに、端末状態管理メモリの
記憶情報を書き換える。
【００１８】番号変換メモリ１０３は、ＰＳ番号Ｐと内
線番号Ｘとの対応関係を示す表（以下「変換表」と記
す）を、例えばバイナリデータとして記憶している。図
２に、この変換表の一構成例を概念的に示す。同図にお
いて、各ＰＳ番号Ｐ0 ，・・・，Ｐn と、これらのＰＳ
番号Ｐ0 ，・・・，Ｐn に対応する内線番号Ｘ0 ，・・
・，Ｘn とが、バイナリデータとして記憶されている。
また、これらは、ＰＳ番号の値が小さいものから順に格
納されている。すなわち、図２において、Ｐ0 ＜・・・
＜Ｐm ＜・・・＜Ｐn である。
線番号Ｘとの対応関係を示す表（以下「変換表」と記
す）を、例えばバイナリデータとして記憶している。図
２に、この変換表の一構成例を概念的に示す。同図にお
いて、各ＰＳ番号Ｐ0 ，・・・，Ｐn と、これらのＰＳ
番号Ｐ0 ，・・・，Ｐn に対応する内線番号Ｘ0 ，・・
・，Ｘn とが、バイナリデータとして記憶されている。
また、これらは、ＰＳ番号の値が小さいものから順に格
納されている。すなわち、図２において、Ｐ0 ＜・・・
＜Ｐm ＜・・・＜Ｐn である。
【００１９】端末情報メモリ１０４は、内線番号Ｘと端
末情報Ｉとの対応関係を例えばバイナリデータとして記
憶している。ここで、端末情報とは、コードレス移動機
５０５ごとに付された識別番号を示す情報である。この
端末情報メモリ１０４の内部構成としては、従来の事業
所内システムコードレスサービスで使用しているものと
同じ構成を採用することができるので、説明を省略す
る。
末情報Ｉとの対応関係を例えばバイナリデータとして記
憶している。ここで、端末情報とは、コードレス移動機
５０５ごとに付された識別番号を示す情報である。この
端末情報メモリ１０４の内部構成としては、従来の事業
所内システムコードレスサービスで使用しているものと
同じ構成を採用することができるので、説明を省略す
る。
【００２０】端末状態管理メモリ１０５は、端末情報Ｃ
と話中／非話中情報との対応関係を記憶する。ここで、
話中／非話中情報とは、それぞれのコードレス移動機５
０５が通話中（話中状態）であるのか否かを示す情報で
ある。なお、この端末状態管理メモリ１０５の内部構成
も、従来の事業所内システムコードレスサービスで使用
しているものと同様の構成を採用することができるの
で、説明を省略する。
と話中／非話中情報との対応関係を記憶する。ここで、
話中／非話中情報とは、それぞれのコードレス移動機５
０５が通話中（話中状態）であるのか否かを示す情報で
ある。なお、この端末状態管理メモリ１０５の内部構成
も、従来の事業所内システムコードレスサービスで使用
しているものと同様の構成を採用することができるの
で、説明を省略する。
【００２１】次に、図１に示した空塞管理装置１００の
動作について、図３および図４を用いて説明する。
動作について、図３および図４を用いて説明する。
【００２２】図３は、コードレス移動機５０５から発信
を行った場合の概略フローチャートである。
を行った場合の概略フローチャートである。
【００２３】かかる場合には、まず、コードレス移動機
５０５の発信情報を、信号分析部１０１が受信する（Ｓ
３０１）。
５０５の発信情報を、信号分析部１０１が受信する（Ｓ
３０１）。
【００２４】次に、この信号分析部１０１が、上述の発
信情報から、ＰＳ番号情報要素（サービスの種類やＰＳ
番号等を含む情報）を抽出する。そして、このＰＳ番号
情報要素に基づいて、このコードレス移動機５０５が要
求しているサービスが事業所内システムコードレスサー
ビスであるのか或いは準公衆ローミングサービスである
のかの判断を行う（Ｓ３０２）。
信情報から、ＰＳ番号情報要素（サービスの種類やＰＳ
番号等を含む情報）を抽出する。そして、このＰＳ番号
情報要素に基づいて、このコードレス移動機５０５が要
求しているサービスが事業所内システムコードレスサー
ビスであるのか或いは準公衆ローミングサービスである
のかの判断を行う（Ｓ３０２）。
【００２５】ここで、コードレス移動機５０５が要求し
ているサービスが事業所内システムコードレスサービス
である場合は、信号分析部１０１は動作を終了する。な
お、この場合には、空塞管理装置１００内の他の構成部
（図示せず）が、従来と同様にして、かかるコードレス
移動機５０５に事業所内システムコードレスサービスを
提供する。
ているサービスが事業所内システムコードレスサービス
である場合は、信号分析部１０１は動作を終了する。な
お、この場合には、空塞管理装置１００内の他の構成部
（図示せず）が、従来と同様にして、かかるコードレス
移動機５０５に事業所内システムコードレスサービスを
提供する。
【００２６】一方、コードレス移動機５０５が要求して
いるサービスが準公衆ローミングサービスである場合
は、信号分析部１０１は、ＰＳ番号情報要素からＰＳ番
号Ｐを抽出して、端末状態管理部１０２に転送する（Ｓ
３０３）。
いるサービスが準公衆ローミングサービスである場合
は、信号分析部１０１は、ＰＳ番号情報要素からＰＳ番
号Ｐを抽出して、端末状態管理部１０２に転送する（Ｓ
３０３）。
【００２７】そして、端末状態管理部１０２が、番号変
換メモリ１０３を用いて、このＰＳ番号を内線番号に変
換する（Ｓ３０４）。この変換に当たっては、まず、端
末状態管理部１０２が、番号変換メモリ１０３に記憶さ
れた変換表（図２参照）から、ＰＳ番号Ｐ0 ，・・・，
Ｐn の中央の値であるＰm を読み出して、信号分析部１
０１から入力されたＰＳ番号Ｐと比較する。そして、Ｐ
m ＞Ｐの場合は、変換表から、値が小さくなる方向にＰ
Ｓ番号Ｐm-1 ，Ｐm-2 ，・・・を順次読み出して、ＰＳ
番号Ｐと一致するものを探す。一方、Ｐm ＜Ｐの場合
は、変換表から、値が大きくなる方向に各ＰＳ番号Ｐ
m+1 ，Ｐm+2 ，・・・を順次読み出して、ＰＳ番号Ｐと
一致するものを探す。そして、Ｐと一致する値が読み出
されると、この読出値に対応する内線番号を、変換表か
ら読み出す。
換メモリ１０３を用いて、このＰＳ番号を内線番号に変
換する（Ｓ３０４）。この変換に当たっては、まず、端
末状態管理部１０２が、番号変換メモリ１０３に記憶さ
れた変換表（図２参照）から、ＰＳ番号Ｐ0 ，・・・，
Ｐn の中央の値であるＰm を読み出して、信号分析部１
０１から入力されたＰＳ番号Ｐと比較する。そして、Ｐ
m ＞Ｐの場合は、変換表から、値が小さくなる方向にＰ
Ｓ番号Ｐm-1 ，Ｐm-2 ，・・・を順次読み出して、ＰＳ
番号Ｐと一致するものを探す。一方、Ｐm ＜Ｐの場合
は、変換表から、値が大きくなる方向に各ＰＳ番号Ｐ
m+1 ，Ｐm+2 ，・・・を順次読み出して、ＰＳ番号Ｐと
一致するものを探す。そして、Ｐと一致する値が読み出
されると、この読出値に対応する内線番号を、変換表か
ら読み出す。
【００２８】次に、端末状態管理部１０２が、この内線
番号に対応する端末情報を、端末情報メモリ１０４から
読み出す（Ｓ３０５）。
番号に対応する端末情報を、端末情報メモリ１０４から
読み出す（Ｓ３０５）。
【００２９】そして、端末状態管理部１０２が、端末状
態管理メモリ１０５の話中／非話中情報を書き換える。
すなわち、この端末情報に対応する記憶領域に話中状態
を示すデータが格納される（Ｓ３０６）。
態管理メモリ１０５の話中／非話中情報を書き換える。
すなわち、この端末情報に対応する記憶領域に話中状態
を示すデータが格納される（Ｓ３０６）。
【００３０】これにより、他のユーザが事業所内システ
ムコードレスサービスを用いたとき（すなわち内線番号
を用いて発信したとき）には、空塞管理装置１００内の
他の構成部（図示せず）が端末状態管理メモリ１０５内
の話中／非話中情報を読み出すことにより、話中／非話
中を判断することができる。
ムコードレスサービスを用いたとき（すなわち内線番号
を用いて発信したとき）には、空塞管理装置１００内の
他の構成部（図示せず）が端末状態管理メモリ１０５内
の話中／非話中情報を読み出すことにより、話中／非話
中を判断することができる。
【００３１】なお、通話終了時には、端末状態管理部１
０２が、端末状態管理メモリ１０５の話中／非話中情報
を非話中状態に書き換えることとすればよい。
０２が、端末状態管理メモリ１０５の話中／非話中情報
を非話中状態に書き換えることとすればよい。
【００３２】図４は、準公衆ローミングサービスを用い
てコードレス移動機５０５が事業所外の移動端末から着
信した場合の概略フローチャートである。
てコードレス移動機５０５が事業所外の移動端末から着
信した場合の概略フローチャートである。
【００３３】かかる場合には、まず、構内電子交換機５
０１内に設けられたＰＨＳインタフェイスユニット（図
示せず）に電話回線５０３から提供された着信情報を、
信号分析部１０１が受信する（Ｓ４０１）。
０１内に設けられたＰＨＳインタフェイスユニット（図
示せず）に電話回線５０３から提供された着信情報を、
信号分析部１０１が受信する（Ｓ４０１）。
【００３４】次に、図３の場合と同様、この信号分析部
１０１が上述の着信情報からＰＳ番号情報要素を抽出
し、さらにＰＳ番号情報要素からＰＳ番号Ｐを抽出し
て、端末状態管理部１０２に送る（Ｓ４０２）。
１０１が上述の着信情報からＰＳ番号情報要素を抽出
し、さらにＰＳ番号情報要素からＰＳ番号Ｐを抽出し
て、端末状態管理部１０２に送る（Ｓ４０２）。
【００３５】そして、端末状態管理部１０２が、番号変
換メモリ１０３を用いて、このＰＳ番号を内線番号に変
換する（Ｓ４０３）。この変換は、図３の場合（Ｓ３０
４参照）と同様にして行うことができる。
換メモリ１０３を用いて、このＰＳ番号を内線番号に変
換する（Ｓ４０３）。この変換は、図３の場合（Ｓ３０
４参照）と同様にして行うことができる。
【００３６】続いて、端末状態管理部１０２が、図３の
場合（Ｓ３０５，３０６参照）と同様にして、この内線
番号に対応する端末情報を端末情報メモリ１０４から読
み出し（Ｓ４０４）、さらに、端末状態管理メモリ１０
５の話中／非話中情報を話中に書き換える（Ｓ４０
５）。
場合（Ｓ３０５，３０６参照）と同様にして、この内線
番号に対応する端末情報を端末情報メモリ１０４から読
み出し（Ｓ４０４）、さらに、端末状態管理メモリ１０
５の話中／非話中情報を話中に書き換える（Ｓ４０
５）。
【００３７】これにより、他のユーザが事業所内システ
ムコードレスサービスを用いたときには、空塞管理装置
１００内の他の構成部（図示せず）が端末状態管理メモ
リ１０５内の話中／非話中情報を読み出すことにより、
話中／非話中を判断することができる。
ムコードレスサービスを用いたときには、空塞管理装置
１００内の他の構成部（図示せず）が端末状態管理メモ
リ１０５内の話中／非話中情報を読み出すことにより、
話中／非話中を判断することができる。
【００３８】なお、通話終了時には、端末状態管理部１
０２が、端末状態管理メモリ１０５の話中／非話中情報
を非話中状態に書き換えることとすればよい。
０２が、端末状態管理メモリ１０５の話中／非話中情報
を非話中状態に書き換えることとすればよい。
【００３９】このように、この実施の形態に係る構内電
子交換機の空塞管理装置によれば、移動通信を行ってい
る（準公衆ローミングサービスを使用している）コード
レス移動機５０５に対して、他のコードレス移動機５０
５或いは事業所外の通信端末から事業所内システムコー
ドレスサービスによる発信を行った場合でも、話中／非
話中を判断することができる。
子交換機の空塞管理装置によれば、移動通信を行ってい
る（準公衆ローミングサービスを使用している）コード
レス移動機５０５に対して、他のコードレス移動機５０
５或いは事業所外の通信端末から事業所内システムコー
ドレスサービスによる発信を行った場合でも、話中／非
話中を判断することができる。
【００４０】なお、この実施の形態では、空塞管理装置
１００の要部として、準公衆ローミングサービスを使用
しているコードレス移動機５０５に対して事業所内シス
テムコードレスサービスによる発信があったときに発信
者が話中状態であることを認識するための構成のみを示
したが、ほぼ同様の構成により、事業所内システムコー
ドレスサービスを使用しているコードレス移動機５０５
に対して公衆ローミングサービスによる発信があったと
きに発信者が話中状態であることを認識するための空塞
管理装置を得ることも可能である。但し、この場合に
は、番号変換メモリ１０３は、内線番号をＰＳ番号に変
換するように構成する必要がある。
１００の要部として、準公衆ローミングサービスを使用
しているコードレス移動機５０５に対して事業所内シス
テムコードレスサービスによる発信があったときに発信
者が話中状態であることを認識するための構成のみを示
したが、ほぼ同様の構成により、事業所内システムコー
ドレスサービスを使用しているコードレス移動機５０５
に対して公衆ローミングサービスによる発信があったと
きに発信者が話中状態であることを認識するための空塞
管理装置を得ることも可能である。但し、この場合に
は、番号変換メモリ１０３は、内線番号をＰＳ番号に変
換するように構成する必要がある。
【００４１】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、準公衆ローミングサービスを使用しているコー
ドレス移動機に対して事業所内システムコードレスサー
ビスによる発信があったときに、このコードレス移動機
が話中状態であることを、かかる事業所内システムコー
ドレスサービスによる発信者に認識させることが可能と
なる。
よれば、準公衆ローミングサービスを使用しているコー
ドレス移動機に対して事業所内システムコードレスサー
ビスによる発信があったときに、このコードレス移動機
が話中状態であることを、かかる事業所内システムコー
ドレスサービスによる発信者に認識させることが可能と
なる。
【図１】この発明の実施の形態に係る空塞管理装置の要
部構成を概略的に示すブロック図である。
部構成を概略的に示すブロック図である。
【図２】この発明の実施の形態に係る番号変換メモリが
記憶する変換表の一構成例を示す概念図である。
記憶する変換表の一構成例を示す概念図である。
【図３】この発明の実施の形態に係る空塞管理装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図４】この発明の実施の形態に係る空塞管理装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図５】従来の構内電子交換機を用いたシステムの構成
を概念的に示すブロック図である。
を概念的に示すブロック図である。
１００ 空塞管理装置
１０１ 信号分析部
１０２ 端末状態管理部
１０３ 番号変換メモリ
１０４ 端末情報メモリ
１０５ 端末状態管理メモリ
Claims (3)
- 【請求項１】 第１の電話番号を用いた事業所内システ
ムコードレスサービスと第２の電話番号を用いた準公衆
ローミングサービスとを同一のコードレス移動機に提供
する構内電子交換機の空塞管理装置において、事業所内システムコードレスサービスにおける 話中／非
話中情報を前記第１の電話番号に対応させて記憶する端
末状態管理メモリと、 前記コードレス移動機が前記準公衆ローミングサービス
による通話を開始する際に、前記第２の電話番号をこの
準公衆ローミングサービス用の通信回線またはこのコー
ドレス移動機から取得して前記第１の電話番号に変換
し、この第１の電話番号に対応する前記話中／非話中情
報が話中状態となるように前記端末状態管理メモリの記
憶情報を書き換える端末状態管理部と、 を備えることを特徴とする構内電子交換機の空塞管理装
置。 - 【請求項２】 前記端末状態管理部が、前記コードレス
移動機が前記準公衆ローミングサービスによる通話を終
了した後に、前記話中／非話中情報が非話中状態となる
ように前記端末状態管理メモリの記憶情報を書き換える
ことを特徴とする請求項１に記載の構内電子交換機の空
塞管理装置。 - 【請求項３】 前記第１の電話番号を前記第２の電話番
号に変換するための情報を記憶する番号変換メモリと、
前記第２の電話番号を前記コードレス移動機の端末情報
に変換するための情報を記憶する端末情報メモリとをさ
らに備え、且つ、前記端末状態管理メモリが前記端末情
報ごとに前記話中／非話中情報を記憶することを特徴と
する請求項１または２に記載の構内電子交換機の空塞管
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22036597A JP3400306B2 (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | 構内電子交換機の空塞管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22036597A JP3400306B2 (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | 構内電子交換機の空塞管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1168962A JPH1168962A (ja) | 1999-03-09 |
| JP3400306B2 true JP3400306B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=16750001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22036597A Expired - Fee Related JP3400306B2 (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | 構内電子交換機の空塞管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3400306B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100547719B1 (ko) | 2002-09-10 | 2006-01-31 | 삼성전자주식회사 | 이동통신단말기의 공중망 통화중 상태 정보를 제공할 수 있는 사설용 이동통신 시스템 및 방법 |
-
1997
- 1997-08-15 JP JP22036597A patent/JP3400306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1168962A (ja) | 1999-03-09 |
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