JP3399255B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3399255B2
JP3399255B2 JP30650496A JP30650496A JP3399255B2 JP 3399255 B2 JP3399255 B2 JP 3399255B2 JP 30650496 A JP30650496 A JP 30650496A JP 30650496 A JP30650496 A JP 30650496A JP 3399255 B2 JP3399255 B2 JP 3399255B2
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孝元 鍋島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザプ
リンタなどの定着装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の静電複写方式で画像形成を行う複
写機においては、感光体ドラムに形成されたトナー像を
転写チャージャの静電力により、コピー用紙などの記録
シート上に転写し、この記録シートを、ヒータが内蔵さ
れた定着ローラによって、例えば160℃程度の定着温
度で加熱しながら加圧して定着している(このように定
着ローラを上記定着温度に保持するモードを以下、「通
常モード」と呼ぶ)。
【0003】ところで、最近は、OA機器の分野におい
ても省エネルギーの要請が高く、比較的電力消費量の多
い複写機においてもその対策がせまられている。通常、
複写機においては、コピー作業の効率化の観点から、定
着ローラの表面を常時、定着温度に保持しておくことが
望まれるが、そのために多くの電力が消費されることに
なる。
【0004】そこで、従来の複写機では、コピー動作が
終了して操作パネルから入力操作のない状態が所定の時
間(第1の猶予時間)継続すると、ヒータへの給電量を
低減し、定着ローラを60℃程度に予熱しておくローパ
ワーモード(以下、「LPモード」と記す。)を実行
し、あるいはさらに入力操作がなされず第2の猶予時間
が経過すると装置全体の電源をオフにするオートパワー
オフモード(以下、「APOモード」と記す。)を実行
するといった節電機能を持たせることにより、省エネル
ギー対策を図っている(以下、この第1、第2の猶予時
間をそれぞれ、「LP時間」、「APO時間」と呼び、
上記LPモードとAPOモードとを総称して「節電モー
ド」と呼ぶ。)。
【0005】図10は、従来の複写機の節電制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。電源がONにされる
と、操作者による操作がない時間を計時する節電タイマ
のタイマ値をリセットし(ステップS1101)、操作
スイッチに何らかの操作されたか否か判断する(ステッ
プS1102)。操作されていれば、現在LPモードか
否か判断し(ステップS1103)、LPモードであれ
ば定着ローラの温度を定着温度まで上げて通常モードに
復帰し(ステップS1104)、ステップS1101に
リターンし、LPモードでなければ、すなわち通常モー
ドであればそのままステップS1101にリターンす
る。
【0006】ステップS1102において操作スイッチ
がONされていなければ、節電タイマのタイマ値をカウ
ントアップし(S1105)、LPモードか否か判断す
る(ステップS1119)。LPモードでなければ、す
なわち通常モードであれば、節電タイマのタイマ値がL
P時間になったか否か判断する(ステップS111
8)。LP時間になっていなければ、ステップS110
2に戻って操作スイッチがONされない限り節電タイマ
のタイマ値のカウントアップを継続し(ステップS11
02でNo、S1105)、このタイマ値がLP時間に
なった時点(ステップS1118でYes)でLPモー
ドに設定する(ステップS1120)。
【0007】ステップS1119において、すでにLP
モードになっている場合には、節電タイマのタイマ値が
APO時間になったか否か判断する(ステップS112
1)。APO時間になっていなければ、ステップS11
02に戻って操作スイッチがONされない限り節電タイ
マのタイマ値のカウントアップを継続し(ステップS1
102でNo、S1105)、このタイマ値がAPO時
間になった時点(ステップS1121でYes)で、電
源をOFF(ステップS1123)してAPOモードを
実行し、メインスイッチがONされるのを待つ(ステッ
プS1123)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のような複写機においては、環境温度にかか
わらず、固定されたAPO時間によって一律に節電制御
しているので、次のような問題があった。例えば、環境
温度の低い場所に複写機が設置されている場合、APO
モードを実行すると、時間の経過にしたがって定着ロー
ラの温度が徐々に低下し、ついには環境温度に一致す
る。このときの定着ローラの温度と上記定着温度とは大
きな温度差があるので、ウォーミングアップに時間がか
かり、それだけ複写作業の効率が低下していた。
【0009】一方、会社などにおいては、営業時間中は
空調設備を動作させて室内の環境温度を例えば20℃〜
28℃程度の温度域に維持し、営業時間外には空調設備
を停止させることが行われている。このような温度域に
維持される営業時間中には使用者が複写機を利用する頻
度が高いのにも拘わらず、一律のAPO時間によりAP
Oモードが実行されるため、いざコピーしようとすると
きに電源がオフになっている場合も多々あり、この場合
にもウォーミングアップ待ちによるコピー作業の効率が
低下する。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、省エネルギーを図りつつ、画像形成におけ
る作業効率の低下をできるだけ防止することができる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置は、記録シート上にトナ
ー画像を形成するトナー画像形成手段と、当該トナー画
像が形成された記録シートを所定の定着温度で加熱して
定着する定着手段と、所定の猶予時間が経過しても操作
者による操作がない場合に、当該装置全体の電源をオフ
にする節電手段と、を備える画像形成装置であって、前
記節電手段は、当該装置が設置された環境温度を検出す
る環境温度検出手段と、前記環境温度に基づいて、前記
猶予時間を変更する猶予時間変更手段と、を備えること
を特徴とする。
【0012】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
猶予時間変更手段が、前記環境温度が所定の温度域にあ
るときの前記猶予時間を標準時間とした場合に、前記環
境温度が所定の温度域より低いときには前記猶予時間を
当該標準時間より長くなるように変更することを特徴と
する。さらに、本発明に係る画像形成装置は、前記猶予
時間変更手段が、前記環境温度が所定の温度域より低い
ときに、操作者による過去の使用間隔の平均値を示す平
均使用インターバル時間経過時における前記定着手段の
温度が前記所定の温度域より低くならないように前記猶
予時間を長くすることを特徴とする。
【0013】さらに、また、本発明に係る画像形成装置
は、前記猶予時間変更手段は、前記環境温度が所定の温
度域にある場合には、前記猶予時間を前記環境温度が前
記所定の温度域内でない場合よりも長くなるように変更
することを特徴とする。また、本発明に係る画像形成装
置は、記録シート上にトナー画像を形成するトナー画像
形成手段と、当該トナー画像が形成された記録シートを
所定の定着温度で加熱して定着する定着手段と、所定の
猶予時間が経過しても操作者による操作がない場合に
該装置全体の電源をオフにする節電手段と、を備える
画像形成装置であって、前記節電手段は、当該装置が設
置された環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記
定着手段の温度を検出する定着温度検出手段と、前記環
境温度と前記定着手段の温度とに基づいて、操作者によ
る過去の使用間隔の平均値を示す平均使用インターバル
時間経過後の定着手段の温度を予測し、当該予測した温
度が所定の温度域より低い場合には、前記予測温度が前
記所定の温度域となるように前記所定の猶予時間を延長
する猶予時間変更手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、デジタル複写機を例にして説明する。 (1)デジタル複写機全体の構成 まず、当該デジタル複写機(以下、単に「複写機」とい
う。)の全体の構成を図1により説明する。同図に示す
ように当該複写機は、大きく分けて、原稿画像を読み取
るイメージリーダ部10と、このイメージリーダ部10
で読み取った画像を再現するプリンタ部20とからな
る。
【0015】イメージリーダ部10のスキャナ11は、
原稿を照射する露光ランプ12と、当該原稿からの反射
光を電気信号に変換するCCDイメージセンサ(以下、
単に「CCDセンサ」という。)14を備え、操作者
が、操作パネル60(図4参照)からコピー開始を指示
すると、スキャナ11図示しない駆動手段により矢印方
向に移動し原稿ガラス15にセットされた原稿をスキャ
ンする。
【0016】これにより得られた画像データは、画像処
理部110においてA/D変換され、さらにシェーディ
ング補正や濃度変換、エッジ強調など必要な処理を加え
られた後、制御部100を介して後述の露光走査部20
Aに出力される。プリンタ部20は、公知の静電複写方
式で画像形成を行うものであって、露光走査部20A
と、画像形成プロセス部20Bと、給紙部20Cとから
なる。
【0017】露光走査部20Aのレーザダイオード21
は、上記制御部100からの駆動信号を受けてレーザ光
を発する。このレーザ光は、定速で回転駆動されるポリ
ゴンミラー23のミラー面で反射して偏向され、画像形
成プロセス部20Bにおける感光体ドラム27の表面を
露光走査する。感光体ドラム27は、上記露光を受ける
前にクリーナ28で表面の残留トナーを除去され、さら
にイレーサランプ29に照射されて除電された後、帯電
チャージャ30により一様に帯電されており、このよう
に一様に帯電した状態で上記レーザ光による露光を受け
ると、感光体ドラム27の表面に静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器31によりトナーの供給を
受けて現像され、これにより感光体ドラム27表面にト
ナー像が形成される。
【0018】一方、所定の記録シートが上記感光体ドラ
ム27の像形成動作と同期して、給紙部20Cの用紙カ
セット40〜42のいずれかから給紙ローラ401(4
11、412)、タイミングローラ33および搬送ベル
ト34等の給紙機構によって感光体ドラム27下方の転
写位置まで給紙される。この転写位置において、搬送ベ
ルト34の裏に設置された転写チャージャ32の静電力
により感光体ドラム27に形成されたトナー像が記録シ
ート上に転写される。
【0019】その後、トナー像が転写された記録シート
は、搬送ベルト35により定着装置36まで搬送され
る。図2は、この定着装置36付近の拡大図である。同
図に示すように定着装置36は、1対の定着ローラ36
1、362を備え、上方の定着ローラ361内部には、
ヒータ363が内蔵される一方、同ローラ361の表面
には、その表面温度を検出するための定着温度センサ3
64が設けられている。
【0020】このように構成された定着装置36に、上
面にトナー像が転写された記録シートS1が搬送されて
くると、回転する定着ローラ361、362に挟持され
圧接されながらさらに前方に送られる。定着ローラ36
1は、ヒータ363により所定の定着温度(約160
℃)に加熱されており、このような高温に加熱されて圧
接されると、記録シートS1表面のトナー粒子がシート
表面に溶融付着し、定着される。定着装置36で定着さ
れた記録シートS1は、排出ローラ37を介して排紙ト
レイ38上に排出される。
【0021】また、本装置に対して入力操作がされない
状態が上記LP時間だけ継続すると、後述する制御部1
00の制御によって、定着ローラ361の温度を60℃
程度まで下げた状態で維持するLPモードが実行され
る。また、さらに入力操作がされない状態が継続してA
PO時間経過した場合には、同じく制御部100の制御
によって、電源ユニット70(図6参照)に指示がなさ
れ、装置全体の電源をオフするAPOモードが実行され
る。
【0022】なお、これらの時間は、標準的な初期値と
して、例えばLP時間が30分程度、APO時間が2時
間程度に予め設定されているが、このAPO時間は、後
述する方法によって、この複写機が設置された環境温度
を検出するための環境温度検出センサ39により検出さ
れた環境温度や過去の使用頻度などにより自動的に変更
される。
【0023】また、複写機の外観は、図3に示すように
なっており、同図に示すように複写機前面には、メンテ
ナンス用の開閉扉50が設けられ、これを開放すること
によりトナーの補充・交換や紙詰まり処理を行うことが
できるようになっている。また、複写機側面には、メイ
ンスイッチ51が設けられるとともに、複写機上面に
は、利用者がプリント部数や用紙サイズなどを入力しコ
ピー開始を指示するための操作パネル60が設けられて
いる。 (2)制御部100の構成 図4は、制御部100の構成を示すブロック図である。
【0024】この制御部100は、CPU101と、L
P時間やAPO時間を計時する節電節電タイマ104
と、操作パネル60から入力されたコピーモードの設定
内容を一時記憶しておくRAM105と、イメージリー
ダ部10やプリンタ部20などの各部の制御プログラム
を格納するROM106とからなる。CPU101は、
ROM106内に格納されている制御プログラムに従っ
て、イメージリーダ部10、プリンタ部20の動作を統
一的に制御して円滑なコピー動作を達成する。
【0025】メインスイッチ51がONされると、CP
U101は、電源ユニット70に指示して、ヒータ36
3に単位時間当たりにおける通電時間の割合(デューテ
ィ比)を100%にして給電させ、これによりウォーミ
ングアップを開始する。そして、定着ローラ361の温
度(以下、単に「定着部温度」という。)Tfを上記定
着温度センサ364により検出し、この定着部温度Tf
が所定の定着温度(160℃)まで上昇すると、ウォー
ミングアップが完了したと判断する。
【0026】その後、CPU101は、通常モードに移
行し、上記デューティ比を適切に変化させて、定着部温
度Tfが定着温度に維持されるように温度制御する。ま
た、通常モードに移行後、使用者が、操作パネル60を
操作してプリント部数や用紙サイズなどのコピーモード
を設定してプリントキーを押下すると、CPU101
は、当該コピーモードをRAM105に格納し、その内
容に基づいて、イメージリーダ部10やプリンタ部20
を制御してコピー動作を実行する。
【0027】なお、CPU101は、操作パネル60等
からの入力操作の有無をモニターしており、入力操作毎
に節電タイマ104による計時を開始し、LP時間内に
入力操作がない場合に、LPモードを実行し、さらに入
力操作がされずにAPO時間が経過した場合にはAPO
モードを実行する。また、CPU101は、環境温度検
出センサ39により検出された環境温度Tsもモニター
しており、この環境温度Tsに基づいてAPO時間を変
更するようにしている。詳しくは、後述する。 (3)制御部100における制御動作 次いで、制御部100の制御動作を図5、図8、図9に
示すフローチャートに基づいて説明する。 (第1の制御例)図5は、制御部100のCPU101
が実行する節電制御の第1の制御例を示すフローチャー
トである。
【0028】先ず、メインスイッチ51がONされて電
源が投入されると、節電タイマ104のタイマ値をリセ
ットし(ステップS101)、操作スイッチに何らかの
操作がなされたか否か判断する(ステップS102)。
操作されていれば、現在LPモードか実行されているか
否か判断し(ステップS103)、LPモード実行中で
あれば定着ローラ361を上記定着温度まで加熱して通
常モードに復帰し(ステップS104)、ステップS1
01にリターンして節電タイマ104のタイマ値をリセ
ットする。
【0029】ステップS103においてLPモードでな
ければ、すなわち通常モードの実行中であれば、定着部
温度Tfが定着温度に維持されているので、そのままス
テップS101にリターンして、節電タイマ104のタ
イマ値をリセットする。ステップS102において操作
スイッチの操作がない場合には、節電タイマ104のタ
イマ値をカウントアップすると共に(ステップS10
5)、環境温度検出センサ39により環境温度Tsを検
出し(ステップS106)、また、定着温度センサ36
4により定着部温度Tfを検出する(ステップS10
7)。この検出した環境温度Tsと定着部温度Tfとに
基づいて操作者による過去の使用間隔の平均値を示す平
均インターバル時間ti経過後の定着ローラ361の温
度Tffを予測する(ステップS108)。なお、この
ようにして予測される定着ローラ361の温度を以下、
「予測温度」という。また、上記平均インターバル時間
tiは、例えば、過去の一定期間内に行われた操作スイ
ッチの最終操作時から、次に操作スイッチもしくはメイ
ンスイッチ51に操作がなされるまでのインターバル時
間をRAM105に蓄積しておき、これらのインターバ
ル時間の平均値を求めることにより得ることができる。
この場合において、使用時間帯や曜日ごとに上記インタ
ーバル時間を集計してそれぞれについて平均値をとるこ
とにより、より確率の高い平均インターバル時間を得る
ことができる。
【0030】次いで、上記予測温度Tffが、所定の標
準温度域(その下限値をTfL、上限値をTfHとす
る。例えば、20℃〜30℃程度の温度域)であるか否
か判断する(ステップS109、S110)。予測温度
Tffが標準温度域にある場合には、APO時間として
所定の標準値(本実施の形態では、2時間)を設定する
(ステップS111)。
【0031】ステップS109において予測温度Tff
が標準温度域より低い場合には、後述するように上記予
測温度TfLが上記標準温度域内にくるように上記AP
O時間をΔt1だけ延長する(ステップS112)。そ
して、この延長されたAPO時間が所定の最大値MAX
(例えば、3時間)以上か否か判断し(ステップS11
3)、最大値MAX未満であれば上記延長したAPO時
間をそのままAPO時間とし、最大値MAX以上であれ
ば上記延長したAPO時間に代え、最大値MAXをAP
O時間に設定し直す(ステップS114)。ここで、A
PO時間の上限値として最大値MAXを設定しているの
は、APO時間を延長しすぎると節電のためにAPOモ
ードを設けた実質的な意義がなくなり、無駄に電力を消
費するからである。
【0032】ステップS110において予測温度Tff
が標準温度域より高い場合には、APO時間をΔt2だ
け短縮し(ステップS115)、この短縮されたAPO
時間が所定の最小値MIN(例えば、1時間)以下か否
か判断し(ステップS116)、最小値MIN未満でな
ければ当該短縮されたAPO時間のままとし、最小値M
IN以下であれば、最小値MINをAPO時間に設定し
直す(ステップS117)。このように、APO時間の
下限として最小値MINを設定しているのは、APO時
間を短縮しすぎると頻繁にAPOモードが実行されるこ
とになり、コピー作業の効率を阻害することになるから
である。
【0033】次いで、節電タイマ104のタイマ値がL
P時間になったか否か判断する(ステップS118)。
LP時間になっていなければ、ステップS102に戻っ
て操作スイッチがONされない限り節電タイマ104の
タイマ値のカウントアップを継続する(ステップS10
2でNo、S105)。そして、このタイマ値がLP時
間に達すると(ステップS118でYes)、現在LP
モード設定中か否か判断し(ステップS119)、LP
モードになっていなければLPモードに設定し(ステッ
プS120)、ステップS102に戻り、操作スイッチ
がONされない限り節電タイマ104のタイマ値のカウ
ントアップをさらに継続する(ステップS102でN
o、S105)。
【0034】ステップS119において、すでにLPモ
ードになっている場合には、節電タイマ104のタイマ
値がAPO時間になったか否か判断する(ステップS1
21)。APO時間になっていなければ、ステップS1
02に戻って操作スイッチがONされない限り節電タイ
マ104のタイマ値のカウントアップをさらに継続する
(ステップS102でNo、S105)。そして、この
タイマ値がAPO時間に達すると(ステップS121で
Yes)で、電源をOFF(ステップS123)してA
POモードを実行し、メインスイッチ51がONされる
のを待つ(ステップS123)。
【0035】これにより、電源の投入もしくは操作スイ
ッチに何らの入力操作がないまま時間が徒過し、LP時
間経過までに入力操作がない場合には、LPモードを実
行し、さらにAPO時間が経過した場合にはAPOモー
ドを実行することになり、2段階で節電モードを実行す
ることができる。しかも、APO時間を環境温度Tsに
応じて延長もしくは短縮させているので、合理的な節電
モードが実行できる。
【0036】ここで、上述した環境温度Tsが標準温度
域より低い場合のAPO時間の延長時間Δt1の具体的
な決定基準について説明しておく。図6および図7は、
節電モードが実行された場合の定着部温度Tfの経時変
化を示す図であり、図6は従来の環境温度の如何に拘わ
らずAPO時間を一定の標準値にした場合を、図7は本
制御例により環境温度Tsに応じてAPO時間を変化し
た場合を、それぞれ示している。
【0037】図6において、定着部温度Tfは、通常モ
ードにおいては定着温度に温度制御されており、最終操
作からLP時間経過するとLPモードが実行され、LP
モードにおいてはLPモード温度に温度制御されてい
る。さらに時間が経過して、一定のAPO時間でAPO
モードが実行されると、定着ローラ361の温度が環境
温度Tsに向けて降下し、環境温度Tsの高い順に、そ
れぞれ温度変化曲線αH、αM、αLを描く。
【0038】図から明らかなように、平均インターバル
時間ti経過時において、環境温度Tsが標準温度域も
しくはこれより高い場合には、その環境温度Tsと定着
部温度Tfがほぼ一致した状態(温度T1,T2)とな
り、環境温度Tsが標準温度域の下限値TfLより低い
場合には、その定着部温度TfがT3までに低下する。
従って、この状態で操作者がメインスイッチ51をON
にしてウォーミングアップを開始させると、環境温度T
sが低いほど、定着温度までのウォーミングアップ時間
が長くなり、作業効率の低下を来す。
【0039】そこで、本実施の形態では、環境温度Ts
が上記標準温度域より低い場合に、図7に示すようにA
PO時間をΔt1だけ長くすることにより、APOモー
ドの実行を遅らせ、これにより平均インターバル時間t
i経過時における定着部温度Tfの低下が標準温度域の
範囲内になるように制御している。定着装置36におけ
る定着ローラ361や保温部材等の熱容量の総和から、
環境温度Tsに応じた定着部温度Tfの温度変化曲線を
予め決定することができるので、これより平均インター
バル時間ti経過時の予測温度Tffを算出でき、この
温度が上記標準温度域の範囲内のT4になるよう上記延
長時間Δt1が決定される。これにより、平均インター
バル時間ti経過時にメインスイッチ51がONされた
場合におけるウォーミングアップ時間を短縮することが
できる。確率的には当該平均インターバル時間の経過前
後に次の使用が集中すると考えられるので、結果として
作業効率を向上させることができる。
【0040】なお、図5のステップS107において定
着部温度Tfを検出しているのは、図7に示すように定
着ローラ361のLPモードでの温度制御時に定着部温
度Tfが波状に変化するため、どの温度状態のときに電
源がオフになるかで予測温度Tffが異なってくるから
であり、当該変化幅が予測温度Tffの許容誤差の範囲
内であれば、このステップは省略してもよい。
【0041】なお、環境温度Tsが高温の場合には、平
均インターバル時間ti経過時の定着部温度Tfが、上
限値TfHより高い値に維持され、標準ウォームアップ
時間twMより短時間でウォームアップを完了すること
ができる。そのため、図5のステップ115において
は、APO時間を標準値よりΔt2だけ短縮して、省電
力の方を重視している(図5のステップS110、S1
15参照)。もちろん、このΔt2は、コピー作業に影
響を与えない範囲で適当な値が設定される。
【0042】以上のように本実施の形態における第1の
制御例によれば、複写機が設置された環境温度を検知
し、環境温度が標準温度域より低い場合には平均インタ
ーバル時間経過時の予測温度が標準温度域になるように
APO時間を延長するので、ウォーミングアップの待ち
時間を短くでき、作業効率を向上させることができる。
また、環境温度が標準温度域より高いときは、APO時
間を短縮するので、省エネルギーをさらに押し進めるこ
とができる。 (第2の制御例)図8は、制御部100のCPU101
が実行する節電制御の第2の制御例を示すフローチャー
トである。なお、図5の第1の制御例と同じ内容のステ
ップには同一のステップ番号を付して、その詳細な説明
を省略し、第1の制御例と異なる部分を中心に説明す
る。
【0043】上記第1の制御例では、標準温度域を基準
にして環境温度Tsの高低に応じて、順にAPO時間が
長くなるように制御したが、この第2の制御例では、環
境温度Tsが所定の温度域の範囲内の場合と範囲内でな
い場合とに区別し、特に前者の場合のAPO時間が標準
値より長くなるように制御している。すなわち、ステッ
プS102において入力操作がなければ、節電タイマ1
04のタイマ値をカウントアップし(ステップS10
5)、環境温度Tsを検出し(ステップS106)、環
境温度Tsが空調設備により、下限値TsL(例えば、
20℃)から上限値TsH(例えば、28℃)までの温
度域(この温度域を、以下「空調温度域」という。)か
否か判断する(ステップS109a、S110b)。所
定の空調温度域(TsL〜TsH)にある場合には、標
準値より少し長い時間をAPO時間の設定値とする(ス
テップS109aでYes、S110aでYes、S1
11a)。
【0044】これに対して、ステップ109aにおいて
下限値TsLより低いか、ステップS110aにおいて
上限値TsHより高い場合には、ステップS111aの
設定値から所定の時間Δt3減算したものをAPO時間
として設定する(ステップS115a)。このときのA
PO時間が、最小値MIN以上になるように規制される
(ステップS116a、S117a)。
【0045】空調設備の普及により、営業時間中は空調
設備を動作させ室内の環境温度を例えば上記空調温度域
に維持し、営業時間外には省エネルギーのため空調設備
を停止させることがよく行われている。このように環境
温度が所定の温度域に維持される営業時間中には使用者
が複写機を利用する頻度が高いので、本制御例では、上
述のようにAPO時間を標準値より長く設定するように
して、できるだけ電源がオフにされる機会を少なくし
て、ウォーミングアップ待ちによる作業効率の低下を防
止している。
【0046】一方、環境温度が空調温度域に維持されな
い営業時間外には使用者が複写機を利用する頻度が低い
ので、このような使用頻度の低い場合においてAPO時
間を短縮しても、コピー作業自体が少ない以上、全体と
して作業効率にはあまり影響を及ぼさないと考えられ
る。したがって、環境温度Tsが空調温度域以外の場合
には、省エネルギー対策の方をより重視した制御を行っ
ている。 (第3の制御例)図9は、制御部100のCPU101
が実行する節電制御の第3の制御例を示すフローチャー
トである。なお、上記図5、図8の第1および第2の制
御例と同じ内容を示すステップには同一のステップ番号
を付して、その詳細な説明は省略し、異なる部分を中心
に説明する。
【0047】上述した第2の制御例では、使用頻度が高
い空調温度域においてはAPO時間として標準値より長
い時間を設定し、使用頻度が低い空調温度域外において
はAPO時間を短縮するようにしたが、第3の制御例に
おいては、これと反対の制御を行っている。すなわち、
まず環境温度Tsが空調温度域(TsL〜TsH)にあ
るか否か判断し(ステップS109a、S110b)、
空調温度域にある場合には、標準値より所定時間だけ短
い時間をAPO時間の設定値とする(ステップS111
b)。これに対して、ステップS109aにおいて下限
値TsLより低いか、ステップS110aにおいて上限
値TsHより高い場合には、ステップS111bの設定
値からΔt4を加算した時間をAPO時間として設定す
る(ステップS112a)。このAPO時間には最大値
MAXが設けられている(ステップS113a、S11
4a)。
【0048】本制御例は、今まで述べてきた第1、第2
の制御例とは異なる視点によりコピー作業の効率化およ
び節電を達成しようとしている。すなわち、空調設備に
より環境温度が所定の温度域に維持される営業時間中に
は使用者が複写機を利用する頻度が高く、それだけコピ
ー使用の平均インターバル時間は短くなるが、確率的に
当該平均インターバル時間tiの経過前後に次の使用が
集中するものと考えられ、これによりAPO時間は、上
記標準値より短くても、当該平均インターバル時間t
iより長いか、あるいは仮に平均インターバル時間t
iより若干短くても、そのときの定着ローラ361の温
度低下が所定の許容範囲内であれば、ウォーミングアッ
プ時間も短くて済むので、コピー作業の効率にあまり影
響を与えないと判断でき、しかも節電に寄与することが
できる。
【0049】また、環境温度が所定の温度域に維持され
ない営業時間外においては、平均インターバル時間ti
が、上記標準値よりも長くなるが、それに応じて、AP
O時間も延長されるので、作業効率に影響を与えないよ
うにすることができる。 (4) 変形例 以上、本発明に係る画像形成装置を実施の形態に基づい
て説明してきたが、本発明の内容が、上述の実施の形態
に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が
考えられる。 (4−1) 上記実施の形態では、第1〜第3の制御例
を個別に説明したが、節電と作業効率の要求される割合
に応じて使用者が適宜選択できるようにしてもよい。 (4−2) 上記第3の制御例においては、環境温度が
空調温度域の範囲内の場合はAPO時間を短く、空調温
度域の範囲外のときはそれよりAPO時間を長くするよ
うに制御した。これは、上述したように各時間帯におけ
る平均インターバル時間の長短に着目して制御するよう
にしたためであるが、そうであるとすれば、環境温度T
sに依存せずに、各時間帯における平均インターバル時
間のみを求め、当該平均インターバル時間経過時におけ
るコピー作業に支障を来さないように適当なAPO時間
を設定することにより、作業効率の低下を防ぐことも可
能である。 (4ー3) また、上記実施の形態においては、APO
時間の制御について述べたが、LP時間の制御に適用し
てもよい。 (4−4) また、上記実施の形態では、ディジタル複
写機で実施したが、アナログ式の複写機やレーザプリン
ターなど、定着装置を備える他の画像形成装置にも適用
できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、節電手段の温度検出手段により当該装置が設置され
た環境温度を検出し、猶予時間変更手段により前記環境
温度に基づいて、前記猶予時間を変更するようにしてい
るので、環境温度の変化に応じて最適な猶予時間を設定
でき、省エネルギーを図りつつ、画像形成の作業効率を
向上させることができる。
【0051】また、本発明によれば、前記環境温度が所
定の温度域より低いときに前記猶予時間を標準値より長
い時間に変更するので、ウォーミングアップの待ち時間
を短くすることが可能となり、作業効率は向上する。ま
た、本発明によれば、前記猶予時間変更手段が、前記環
境温度が所定の温度域より低いときには、操作者による
過去の使用間隔の平均値を示す平均使用インターバル時
間を求め、当該平均使用インターバル時間経過時におけ
る前記定着手段の温度が前記所定の温度域より低くなら
ないように前記猶予時間を延長するので、環境温度が所
定の温度域より低いときにも所定の温度域の場合と同じ
条件で定着手段をウォームアップさせることができ、作
業効率を向上させることができる。
【0052】さらに、本発明によれば、前記環境温度が
所定の温度域にある場合には、前記猶予時間変更手段
が、猶予時間を、前記環境温度が前記所定の温度域内で
ない場合よりも長くなるように変更するので、空調設備
を動作させて所定の温度域に維持される営業時間中の使
用の蓋然性が高いときに猶予時間を長くすることがで
き、作業効率を向上させることができる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の全体の構成を示す図であ
る。
【図2】上記複写機の定着装置付近の拡大図である。
【図3】上記複写機の外観斜視図である。
【図4】上記複写機の制御部のブロック図である。
【図5】上記制御部の第1の制御例の節電制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【図6】節電モードが実行された場合の定着部温度Tf
の経時変化を示す図である。
【図7】環境温度に応じてAPO時間を変化した場合の
定着部温度Tfの経時変化を示す図である。
【図8】上記制御部の第2の制御例の節電制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【図9】上記制御部の第3の制御例の節電制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【図10】従来の節電制御ルーチンを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 イメージリーダ部 20 プリンタ部 36 定着装置 39 環境温度検出センサ 51 メインスイッチ 60 操作パネル 70 電源ユニット 100 制御部 101 CPU 104 タイマ 105 RAM 106 ROM 361 定着ローラ 363 ヒータ 364 定着温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 303 G03G 21/20 G03G 15/20 - 15/20 302

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シート上にトナー画像を形成するト
    ナー画像形成手段と、 当該トナー画像が形成された記録シートを所定の定着温
    度で加熱して定着する定着手段と、 所定の猶予時間が経過しても操作者による操作がない場
    合に、当該装置全体の電源をオフにする節電手段と、を
    備える画像形成装置であって、 前記節電手段は、 当該装置が設置された環境温度を検出する環境温度検出
    手段と、 前記環境温度に基づいて、前記猶予時間を変更する猶予
    時間変更手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記猶予時間変更手段は、前記環境温度
    が所定の温度域にあるときの前記猶予時間を標準時間と
    した場合に、前記環境温度が所定の温度域より低いとき
    には前記猶予時間を当該標準時間より長くなるように変
    更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記猶予時間変更手段は、前記環境温度
    が所定の温度域より低いときに、操作者による過去の使
    用間隔の平均値を示す平均使用インターバル時間経過時
    における前記定着手段の温度が前記所定の温度域より低
    くならないように前記猶予時間を長くすることを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記猶予時間変更手段は、前記環境温度
    が所定の温度域にある場合には、前記猶予時間を前記環
    境温度が前記所定の温度域内でない場合よりも長くなる
    ように変更することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 記録シート上にトナー画像を形成するト
    ナー画像形成手段と、 当該トナー画像が形成された記録シートを所定の定着温
    度で加熱して定着する定着手段と、 所定の猶予時間が経過しても操作者による操作がない場
    合に、当該装置全体の電源をオフにする節電手段と、を
    備える画像形成装置であって、 前記節電手段は、 当該装置が設置された環境温度を検出する環境温度検出
    手段と、 前記定着手段の温度を検出する定着温度検出手段と、 前記環境温度と前記定着手段の温度とに基づいて、操作
    者による過去の使用間隔の平均値を示す平均使用インタ
    ーバル時間経過後の定着手段の温度を予測し、当該予測
    した温度が所定の温度域より低い場合には、前記予測温
    度が前記所定の温度域となるように前記所定の猶予時間
    を延長する猶予時間変更手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
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