JP3398542B2 - ネットワーク監視装置 - Google Patents

ネットワーク監視装置

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JP3398542B2
JP3398542B2 JP10010096A JP10010096A JP3398542B2 JP 3398542 B2 JP3398542 B2 JP 3398542B2 JP 10010096 A JP10010096 A JP 10010096A JP 10010096 A JP10010096 A JP 10010096A JP 3398542 B2 JP3398542 B2 JP 3398542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク監視装
置に関し、特に複数のノードとそれを接続するための伝
送路で構成されるネットワークを監視する装置に関する
ものである。
【0001】ネットワーク監視装置においては、監視を
行うために必要なノードアドレステーブル、ノード接続
データ、ノード名称等のネットワークの構成情報(以
下、単に構成情報と称する)を常に把握し且つ最新の構
成情報にしておく必要がある。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの監視を行う監視装置は、
ネットワークの構成情報を基に監視を行っている。
【0003】そのため、ネットワーク監視装置の運用を
開始するには以下の処理が行われている。 (1)ネットワーク監視装置には、あらかじめ構成情報
を設定してから運用を開始する。 (2)ノードが構成情報を所有している場合は、ネット
ワーク監視装置はそのノードからノード運用状態情報を
受け、このノード運用状態情報中の構成情報を取得して
運用を開始する。(本出願人による特願平7-56389
号)。
【0004】これらの処理は、運用中にネットワーク構
成を変更した場合も実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワークの運用条件により、次のような問題が生じてい
た。 (1)運用中に構成情報が変わっても、構成情報を切り
替えずにそれを障害等の切り替えとは別の処理を行わな
ければならない場合があり、柔軟に対処するのが困難で
あった。
【0006】(2)運用中に構成情報が変わると、新た
な構成情報での監視に切り替えるために、たとえば以下
のような措置を講じていた。 ネットワーク監視装置の再起動 ネットワーク監視装置内のソフトウェア全体の再起動 ネットワークの監視処理部の中断 このため、監視の再開までに時間がかかり、さらにその
間はネットワークの監視が行えない状態であった。
【0007】(3)ネットワーク内のノードで運用中の
構成情報が混在した場合に、それを自動で修復する手段
が無く、ネットワーク管理者がそれに気付くまで混在状
況のまま放置されていた。
【0008】したがって本発明は、監視を行うために必
要なネットワークの構成情報を定のノードからノード
の監視情報とともに取得するネットワーク監視装置にお
いて、ノードが持っている構成情報が運用中に変更され
てもユーザ条件にあったネットワーク監視および運用が
でき、新たな構成情報に切り替えた場合でもネットワー
クの監視が継続でき、さらには新しい構成情報に基づい
て切り替えを行った後、ネットワーク内に不当な構成情
報で運用しているノードを検出した場合は、自動修復可
能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
〔1〕本発明(その1)の実現手段(図1) 上記の目的を達成するため、本発明に係るネットワーク
監視装置は、装置内にネットワークの構成情報の識別情
報を有するとともに所定ノード内のノード運用状態情報
が現在運用中の構成情報の識別情報を有し、該ノードか
らの該ノード運用状態情報における識別情報と装置内の
識別情報とを比較して現在該ノードが運用している構成
情報の変更を監視する手段と、該監視手段の監視結果に
応じてその後の監視動作を予め設定する手段と、を備え
たことを特徴とするものである。
【0010】すなわち、動作においては、図1に示すよ
うに、ネットワークを構成する各ノード2はノード運用
状態情報Aと現在運用しているネットワークの構成情報
B1とを有しており、ノード運用状態情報Aにはさら
に、構成情報B1を識別するための識別情報z1を持た
せている。
【0011】また、ネットワーク監視装置1にも現在運
用中の構成情報の識別情報z1を持たせる。
【0012】ネットワーク監視装置1はノード運用状態
情報Aを所定のノード、例えば監視装置1に接続されて
いるノード2から取得し、その中の識別情報z1とネッ
トワーク監視装置1が現在運用している構成情報の構成
情報z1とを内容について比較することにより、構成情
報B1の変更があったか否かを検出する。
【0013】ネットワーク監視装置1は、以下のような
モジュール化した複数の動作内容が入っている切替要件
情報Cと、構成情報B1の変更を検出した際に実行する
切替要件の選択内容情報Dとをあらかじめ設定してお
く。
【0014】動作内容(1):構成情報B1が変更されたら
新構成情報B1'をノード2から取得し、新構成情報B
1'に切り替える。 動作内容(2):構成情報B1が変更されても旧構成情報B
1のままで監視を続行し、その状態を障害としてオペレ
ータに通知する。 動作内容(3):新構成情報B1'を取得してもその構成情
報が不正なものであるならば、別ノードから正当な構成
情報再取得する。 選択内容:動作内容(1) で実施する。
【0015】そして、構成情報B1の変更を識別情報z
1から識別情報z1’への変化により検出したネットワ
ーク監視装置1は、あらかじめ設定されている選択内容
情報Dに応じた動作内容を実行する。
【0016】上記のによれば、選択内容情報Dにおけ
る選択内容として動作内容(1)が選ばれているので、構
成情報B1の変更を識別情報z1'により検出したネッ
トワーク監視装置1は動作内容(1)を実行することで、
新構成情報B1'をノード2より取得し、新構成情報B
1'に切り替える動作が実現できる。
【0017】〔2〕本発明(その2)の実現手段(図
2) 本発明に係るネットワーク監視装置においては、装置内
に構成情報の識別情報を有するとともに該所定ノード内
のノード運用状態情報が現在運用中の構成情報の識別情
報を有し、該ノードからの該ノード運用状態情報におけ
る識別情報と装置内の識別情報とを比較して現在該ノー
ドが運用している構成情報の変更を監視する手段と、該
監視手段が構成情報の変更を検出したとき新構成情報を
該ノードより取得して旧構成情報とは別に格納するため
の複数の格納領域と、該新構成情報に切り替えが完了す
るまではネットワークの監視情報に基づいて作成された
構成情報に非依存の情報を参照して該旧構成情報を表示
する状態表示部と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0018】すなわち、図2に示すように、上記の本発
明(その1)と同じく、ネットワークを構成する各ノー
ドが作成するノード運用状態情報Aには、現在運用して
いるネットワークの構成情報B1を識別するための識別
情報z1を含める。
【0019】そして、ネットワーク監視装置1にも現在
運用中の構成情報の識別情報z1を用意しておく。
【0020】ネットワーク監視装置1は構成情報を格納
する複数の領域を有し、現在運用している構成情報B1
の格納領域をM1とする。
【0021】ネットワーク監視装置1はノード運用状態
情報Aをノード2から取得し、その中の識別情報z1と
ネットワーク監視装置1が現在運用している構成情報B
1の識別情報z1とを比較することにより、上記の本発
明(その1)と同様に構成情報B1の変更を識別情報z
1から識別情報z1’への変化により検出する。
【0022】構成情報B1の変更を検出したネットワー
ク監視装置1は、構成情報B1を保持し、新たな構成情
報(構成情報B1’)をノード2から取得する。
【0023】構成情報B1’を取得すると、ネットワー
ク監視装置1はそれを格納領域M1とは別の格納領域M
2に格納し、構成情報の識別情報を構成情報B1’のも
の(z1’)に更新する。
【0024】ネットワーク状態をディスプレイ等に出力
している状態表示部15は、格納領域M2の構成情報B
1’を現在運用している構成情報として扱い始める。
(構成情報の切り替え)
【0025】また従来、監視が中断していた、ノード2
とネットワーク監視装置1との間で構成情報の不一致が
発生している期間(ネットワーク監視装置1が構成情報
の不一致を検出してから、構成情報を切り替え終わるま
での期間)に発生するノード状態変化に対して、状態表
示部15は、監視を中断することなく継続させるために
以下の情報を基に監視を行う。
【0026】構成情報は切り替え前の格納領域M1の
構成情報B1を使用する。 ノード増設等で現在運用中の構成情報B1の内容と一
致しないノードの状態は、構成情報に依存しない情報E
(デフォルト名称等を使用した表現等)を参照して運用
する。
【0027】なお、構成情報の切り替え中に行うネット
ワーク監視装置1内での監視手段は、上記の本発明(そ
の1)で扱った切替要件の動作内容の一設定例として置
き換えても実現可能である。
【0028】なお、本発明においても本発明(その1)
と同様に、該監視手段が構成情報の変更を検出したとき
に実行すべき複数の動作内容を規定した切替要件情報及
び該動作内容のいずれを選択すべきかを規定した選択内
容情報を予め設定した手段とをさらに備えてもよい。
【0029】〔3〕本発明(その3)(図3) 本発明に係るネットワーク監視装置においては、上記の
本発明(その2)において、新構成情報に切り替えた
後、ネットワーク内の全ノードが持っている構成情報の
識別情報を取得して装置内の識別情報と比較し構成情報
の正当性を評価する手段と、評価の結果、不当な構成情
報を有するノードがネットワーク内に存在した場合、該
正当な構成情報をそのノードへ転送することにより該不
当な構成情報を該正当な構成情報に切り替えさせる手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0030】すなわち、図3に示すように本発明では上
記の本発明(その2)において、ネットワーク監視装置
1が取得する構成情報の取得先ノードを、たとえば特定
のノード(ネットワーク監視装置1と接続しているノー
ド2−1) とし、取得した構成情報B1を正当性評価用
の基準として格納領域M1に格納しておく。
【0031】構成情報B1の変更を識別情報z1から識
別情報z1’への変化により検出したネットワーク監視
装置1は、構成情報B1を保持し、新たな構成情報(構
成情報B1’)をノード2から取得する。
【0032】基準となる新構成情報B1’を取得し、そ
の運用に切り替えたネットワーク監視装置1は、ネット
ワークを構成する全ノードの運用状態情報A1,A2,
A3,・・・を取得し、その中から構成情報B1’,B
2,B3,・・・の各識別情報z1’,z2,z3,・
・・を抽出し、ネットワーク監視装置1の持つ構成情報
の識別情報z1’と比較する。
【0033】ネットワーク監視装置1の評価手段は比較
の結果、 ネットワーク監視装置1と同一の構成情報B1’の識
別情報z1’を持つノードは正当な構成情報で運用して
おり、 ネットワーク監視装置1と異なる構成情報の識別情報
を持つノードは不当な構成情報で運用している、と評価
し、ネットワーク監視装置1の持つ構成情報を不当な構
成情報で運用しているノードに転送し、ネットワーク全
体を正当な構成情報の運用に修復する。
【0034】なお、ネットワーク監視装置1内で実施し
た正当性評価手順は、上記の本発明(その1)で扱った
切替要件の動作内容の一設定例として置き換えても実現
可能である。
【0035】また、該所定ノードが複数存在し複数のノ
ードで構成情報が変更されたとき、該変更監視手段が、
該所定ノードからの識別情報の変更を多数決により決定
してもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】実施例(図4) 図4は、図1に示した本発明(その1)において、ネッ
トワーク監視装置1が、ノード2−1〜2−4で構成さ
れるネットワークの監視を行う一実施例を示している。
【0037】この場合、各ノード2−1〜2−4は、最
初、ネットワーク監視装置1がネットワークの監視に必
要なネットワーク内で共通の構成情報Bを持っている。
ネットワーク監視装置1も同一内容の構成情報Bを有し
ている。
【0038】各ノードが持っているノード運用状態情報
A1〜A4は、そのノードの動作状態を表す監視情報y
1〜y4と現在運用している構成情報Bを識別するため
の識別情報zが入っている。ネットワーク監視装置1も
各ノードと同一内容の識別情報zを持っている。なお、
この識別情報zには一例として構成情報版数(V001L001)
が入っている。
【0039】各ノード2−1〜2−4は自ノードの状態
変化が起こると監視情報y1〜y4を自律的にネットワ
ーク監視装置1へ通知するようになっている。
【0040】いま、ノード2−2〜2−3間に図示のよ
うな端末回線を増設するため、ノード2−2,2−3が
持っている構成情報Bを構成情報Bに変更し、構成情報
版数をV001L002にした。
【0041】ノード2−2,2−3は構成情報の変更を
監視情報y2,y3 でネットワーク監視装置1に通知
する。このときの変更された構成情報をB’、変更され
た構成情報の識別情報をz’とする。
【0042】ネットワーク監視装置1は監視情報y1,
y2の通知を取得部11で受け取ると、比較部12に構
成情報版数の比較を行うよう指示する。比較部12は識
別情報z’の構成情報版数とネットワーク監視装置1の
持つ識別情報zとを比較し、構成情報Bが構成情報B’
に変更されたことを検出する。
【0043】ネットワーク監視装置1は、構成情報が変
更された際に行う複数の動作内容(c-1〜c-5)が入ってい
る切替要件情報Cと、この切替要件情報C内のどの動作
内容を実施するかが選択された情報Dを持っている。
【0044】比較部12は識別情報zとz’の違いを検
出したので、動作内容実行部14に対し、選択内容情報
Dの内容を参照し、選択内容情報Dで選択された動作内
容(c-1,c-2,c-4) を実行するよう通知する。
【0045】動作内容(c-1,c-2,c-4)によると、動作内
容実行部は以下の処理を実行する。 ノード2−2から構成情報B’を取得するよう、取得
部11に指示し(c-1)、 構成情報の変更内容を状態表示部15に通知し(c-2)
、 構成情報の版数を更新するよう、更新部13に指示す
る(c-4) 。
【0046】本実施例では識別情報zの内容を構成情報
の版数としたが、構成情報が識別できればよいので、構
成情報の内容は、 構成情報作成時のタイムスタンプ、 シリアル番号、 構成情報のLRC 文字、または、 シリアル番号とLRC 文字との複合パターン、という場
合でも比較できる。
【0047】実施例(図5及び図6) 図5及び図6は、図2に示した本発明(その2)におい
て、ネットワークを構成するノードを増設することによ
る、構成情報の変化に対して、ネットワーク監視装置1
が行うネットワーク監視を中断することなく構成情報を
切り換える場合の一実施例を示したものである。
【0048】図5においてノード2−1〜2−4でネッ
トワークを構成し、全てのノードが構成情報とノード運
用状態を持っている(図中ではノード2−3は省略され
ている)。ただし、ノード2−5はまだ増設されていな
い状態である。
【0049】各ノード2−1〜2−4は実施例と同様
にネットワーク監視装置1がネットワークの監視に必要
なネットワーク内で共通の構成情報Bを持ち、その中に
はノード固有の名称、ノードを構成するパーツの配置情
報等を持っている。ネットワーク監視装置1も同一内容
の構成情報Bを持っている。
【0050】ネットワーク監視装置1は既に構成情報B
を格納領域M1に持っており、取得部11が一定間隔で
図6に示すノード運用状態を全ノードより収集し、監視
情報を作成する。
【0051】状態表示部15は、構成情報Bとネットワ
ークの監視情報を基に、監視結果を出力する。
【0052】ノード2−3〜2−4間の伝送路を撤去
し、ノード2−5を増設,ノード2−2〜2−5間およ
びノード2−5〜2−4間の伝送路を増設した。
【0053】ネットワークのトポロジと、伝送路を通る
回線の情報が変わるために全ノードの構成情報をB’に
変更した。
【0054】各ノードの持つノード運用状態は、その構
成情報の変更に応じて変化する。ノード運用状態の変化
は、図6のノード運用状態情報A内の構成情報の識別情
報に現れる。すなわち、構成情報版数は「1」から
「2」に変化し、ノード数は「4」から「5」に変化し
ている。
【0055】比較部12は、装置内の識別情報zの構成
情報版数(版数:1)と、ノード運用状態情報の収集に
よって得られた識別情報z’の構成情報版数(版数:
2)とが、異なっていることから構成情報に変更があっ
たことを検出する。
【0056】構成情報の変更を検出した比較部12は、
取得部11に対して以下の指示を出す。 ネットワーク監視装置1の接続先ノードであるノード
2−1より新構成情報B’を取得し、 構成情報B’として格納領域M2に格納し、 状態表示部15に対し、構成情報の切替通知を発行す
る。
【0057】構成情報の切替通知を受け取った状態表示
部15は、構成情報の参照先を格納領域M2にし、構成
情報B’に従った監視へと切り換えが実現する。
【0058】ノード2−5の増設から構成情報B’への
切替完了までに発生する、切替途中におけるノードの状
態変化に対しては、以下の動作を行う。
【0059】デフォルト名称作成部16は、構成情報に
依存しない情報Eをネットワークの監視情報Fを基に一
定の手順で作成する。例えば、ノード名称はノード2−
5のノードアドレスが0x1005であった場合、"Node#100
5" というように作成する。
【0060】すなわち、監視情報Fは実質的に新しい構
成情報を含んだ形で取得されるため、これに基づいてデ
フォルト名称作成部16が構成情報に依存しない情報E
を作成すれば、旧構成情報で実行している場合に不足し
ている構成情報を補うことができることになる。
【0061】状態表示部15は、この構成情報に非依存
の情報Eと、切り替わる前の構成情報Bと、取得部11
が作成するネットワークの監視情報Fを基に、監視結果
を出力する。
【0062】この結果、従来監視が中断していた、構成
情報の切り替え時における監視が継続することとなる。
【0063】実施例(図7) 図7は実施例で示した切替要件情報Cの動作内容とし
て、監視を中断せずに構成情報を切り換える設定をあら
かじめ行った場合の一実施例を示したものである。
【0064】すなわち、ノードの構成情報の変化を検出
した比較部11が、動作内容実行部15に通知し、動作
内容実行部15が、あらかじめ設定してある切替要件情
報Cと選択内容情報Dに従った動作をすることにより、
構成情報の切替えを実現している。
【0065】また、デフォルト情報作成部16が構成情
報に非依存の情報Eをネットワークの監視情報Fから作
成し、その情報Eを状態表示部15が参照することによ
り、新構成情報B’に切り替わる途中のノードの状態変
化を表現でき、その結果、ネットワークの監視が中断し
ない構成情報の切替えを実現している。
【0066】実施例(図8) 図8は、図3に示した本発明(その3)において、ネッ
トワーク内で最も重要なノード2−1(接続ノード)を
構成情報の取得先とした場合の、不当な構成情報を持つ
ノードを正当な構成情報に修復する場合の一実施例を示
したものである。
【0067】ネットワークはノード2−1〜2−7の7
台で構成され、運用上ノード2−1が最も重要な位置を
占めている。
【0068】各ノードは監視に必要な構成情報とノード
運用状態情報を持ち、そのノード運用状態には、現在運
用中の構成情報の識別情報として構成情報のシリアル番
号が入っている。
【0069】取得部11は一定周期で全ノード2−1〜
2−7のノード運用状態を収集し、ネットワークの監視
情報を作成する。
【0070】状態表示部14はネットワークの監視情報
と現在運用中の格納領域M1にある構成情報Bを基に監
視結果をディスプレイ等に出力している。
【0071】比較部12は運用上最も重要であるノード
2−1における構成情報の変更を監視する。
【0072】いま、ノード2−1の構成情報の変化を比
較部11が識別情報の変化(B→B’)から検出する
と、取得部11はノード2−1の構成情報B’を新構成
情報として格納領域M2に収め、識別情報z’のシリア
ル番号も最新のものに更新される。
【0073】状態表示部14が行う切替途中の監視結果
出力は、構成情報に非依存の情報Eと格納領域M1の旧
構成情報Bとネットワークの監視情報Fを基に実施す
る。切替完了後は、格納領域M2の新構成情報B’とネ
ットワークの監視情報fを基に監視結果を出力する点は
上記の実施例と同様である。
【0074】切替完了後、抽出部17は全ノードのノー
ド運用状態情報から識別情報であるシリアル番号を取得
して正当性評価テーブルTBに抽出する。
【0075】比較部12は、正当性評価テーブルTBに
抽出されたシリアル番号と、最新のネットワーク監視装
置1が持つシリアル番号とを比較し、 シリアル番号が等しいものは正当である、 シリアル番号が異なるもの(シリアル番号がないもの
も含む)は不当である、という基準で、構成情報の正当
性を評価する。
【0076】不当と評価された構成情報については、転
送部18がそのノードに対し、格納領域M2の新構成情
報B’を転送する。
【0077】その結果、ネットワーク内で運用する全て
の構成情報は、正当と評価できる構成情報B’に自動的
に修復される。
【0078】実施例(図9) 図9は、上記の実施例において、ネットワーク内で重
要なノードが複数存在する場合の、不当な構成情報を持
つノードを識別情報の多数決によって正当な構成情報に
修復する場合の一実施例を示したものである。
【0079】ネットワークはノード2−1,2−11〜
2−16,2−2,2−21〜2−26,2−3,2−
31〜2−36の21台で構成し、運用上、ノード2−
1,2−2,2−3が重要な位置を占めている。
【0080】各ノードは監視に必要な構成情報とノード
運用状態情報を持ち、そのノード運用状態には、現在運
用中の構成情報の識別情報として構成情報のシリアル番
号が入っている。
【0081】取得部11は一定周期で全ノードのノード
運用状態を収集し、ネットワークの監視情報Fを作成す
る。
【0082】多数決部120は実施例の比較部12が
行っていた、構成情報の変更を監視する機能を有し、さ
らに監視対象のノードをノード2−1〜2−3とし、こ
れらのノードのシリアル番号の変化を監視している。
【0083】いま、ネットワーク監視装置1は識別情報
(z)としてのシリアル番号S0002を持っており、ノー
ド2−1,2−3の構成情報が変更され、シリアル番号
がS0002 からS0003 に変化したものとする。
【0084】多数決部120は自分のシリアル番号より
大きい値を持つノードが3台のうち2台あるので、この
構成情報を取得するように取得部11に指示を出す。
【0085】ネットワーク監視装置1は、ノード2−
1,2−3より新たな構成情報を取得すると、実施例
と同様の手順により、構成情報を切り替える。
【0086】抽出部17は、切り替えた後の全ノードの
シリアル番号をノード運用状態から抽出し、正当性評価
テーブルTBに出力する。
【0087】評価部19は、抽出されたシリアル番号
と、最新のネットワーク監視装置1が持つシリアル番号
とを比較し、実施例と同様に、 シリアル番号が等しいものは正当である、 シリアル番号が異なるもの(シリアル番号がないもの
も含む)は不当である、という基準で、構成情報の正当
性を評価する。
【0088】不当と評価されたものは、転送部18がそ
のノードに対し、格納領域M2の新構成情報をノードに
転送する。
【0089】その結果、ネットワーク内で運用する全て
の構成情報は、重要ノードであるノード2−1〜2−3
が運用している構成情報のうち、もっとも多いものを正
当に評価できるものに自動的に修復されることとなる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るネット
ワーク監視装置によれば、ネットワークで運用中の構成
情報の変更を監視し、その監視結果から次に行う動作内
容を実行するように構成したので、ネットワークの運用
条件にあった最適なネットワーク監視および運用が可能
になる。
【0091】また、構成情報の切替時に新構成情報に切
り替えが完了するまではネットワークの監視情報に基づ
いて作成された構成情報に非依存の情報を参照して旧構
成情報を表示するように構成すれば、切り替え中にネッ
トワークの監視が中断する時間が発生しないため、ネッ
トワーク監視機能の信頼性向上に効果がある。
【0092】さらには、新構成情報に切り替えた後、ネ
ットワーク内の全ノードが持っている構成情報の識別情
報中に不当な構成情報を有するノードがネットワーク内
に存在した場合、該正当な構成情報をそのノードへ転送
して該不当な構成情報と切り替えさせるように構成すれ
ば、ネットワーク全体で運用している構成情報が混在状
況にあっても、ネットワーク監視装置はそれを自動的に
正当な構成情報に修復できるため、ネットワーク管理者
にかかる負担が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(その1)の原理説明ブロック図であ
る。
【図2】本発明(その2)の原理説明ブロック図であ
る。
【図3】本発明(その3)の原理説明ブロック図であ
る。
【図4】本発明において、構成情報の変更を監視し、監
視結果によりあらかじめ設定した動作内容を実行する実
施例を示したブロック図である。
【図5】本発明において、構成情報の変更を監視し、ネ
ットワーク監視装置の運用する構成情報を監視を中断せ
ずに、新たな構成情報に切り替える実施例を示したブ
ロック図である。
【図6】実施例でネットワーク監視装置が収集するノ
ード運用状態のデータ構造図である。
【図7】本発明において、切替要件に監視を中断しない
で構成情報を切り替える動作内容をあらかじめ設定し、
その動作内容を実行する実施例を示したブロック図で
ある。
【図8】本発明において、構成情報の監視対象を1ノー
ドとした場合の、ネットワークが運用する構成情報を正
当なものに修復する実施例を示したブロック図であ
る。
【図9】本発明において、構成情報の監視対象を複数ノ
ードとした場合の、ネットワークが運用する構成情報を
正当なものに修復する実施例を示したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク監視装置 2,2−1〜2−36 ノード A ノード運用状態情報 B,B’ ,B1,B1’構成情報 z,z’,z1,z1’ 識別情報 C 切替要件情報 D 選択内容情報 E 構成情報に非依存の情報 F ネットワーク監視情報 M1,M2 格納領域 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 米山 明良 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 間下 正史 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−41736(JP,A) 特開 平2−236761(JP,A) 特開 平5−347608(JP,A) 特開 平7−143180(JP,A) 特開 平9−46341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 H04L 12/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視を行うために必要なネットワークの構
    成情報を定のノードから該ノードの監視情報とともに
    取得するネットワーク監視装置において、装置内に該構
    成情報の識別情報を有するとともに該ノード内のノード
    運用状態情報が現在運用中の構成情報の識別情報を有
    し、該ノードからの該ノード運用状態情報における識別
    情報と装置内の識別情報とを比較して現在該ノードが運
    用している構成情報の変更を監視する手段と、該監視手
    段が構成情報の変更を検出したときに実行すべき複数の
    動作内容を規定した切替要件情報及び該動作内容のいず
    れを選択すべきかを規定した選択内容情報を予め設定し
    た手段と、を備えたことを特徴とするネットワーク監視
    装置。
  2. 【請求項2】監視を行うために必要なネットワークの構
    成情報をノードの監視情報とともに所定のノードから取
    得するネットワーク監視装置において、 装置内に該構成情報の識別情報を有するとともに該ノー
    ド内のノード運用状態情報が現在運用中の構成情報の識
    別情報を有し、該ノードからの該ノード運用状態情報に
    おける識別情報と装置内の識別情報とを比較して現在該
    ノードが運用している構成情報の変更を監視する手段
    と、該監視手段が構成情報の変更を検出したとき新構成
    情報を該ノードより取得して旧構成情報とは別に格納す
    るための複数の格納領域と、該新構成情報に切り替えが
    完了するまではネットワークの監視情報に基づいて作成
    された構成情報に非依存の情報を参照して該旧構成情報
    を表示する状態表示部と、を備えたことを特徴とするネ
    ットワーク監視装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 該監視手段が構成情報の変更を検出したときに実行すべ
    き複数の動作内容を規定した切替要件情報及び該動作内
    容のいずれを選択すべきかを規定した選択内容情報を予
    め設定した手段とをさらに備えたことを特徴としたネッ
    トワーク監視装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、 新構成情報に切り替えた後、ネットワーク内の全ノード
    が持っている構成情報の識別情報を取得して装置内の識
    別情報と比較し各構成情報の正当性を評価する手段と、
    評価の結果、不当な構成情報を有するノードがネットワ
    ーク内に存在した場合、該正当な構成情報をそのノード
    へ転送することにより該不当な構成情報を該正当な構成
    情報に切り替えさせる手段と、を備えたことを特徴とす
    るネットワーク監視装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 該所定ノードが複数存在し複数のノードで構成情報が変
    更されたとき、該変更監視手段が、該所定ノードからの
    識別情報の変更を多数決により決定することを特徴とし
    たネットワーク監視装置。
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