JP3397480B2 - 紙資料の濃縮用無端状多層織物およびその製造方法 - Google Patents
紙資料の濃縮用無端状多層織物およびその製造方法Info
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Description
墨、脱灰分等により再生した紙資料の水溶液からインキ
粒子、灰分等を除去する濃縮無端状織物及びその製造方
法に関する。
は例えば、織物の巾方向両端部に突起を縫いつけた特開
平2−14090号ものが知られている。
後からの濃縮は製紙とは異なり、溶解物は織物上に均一
に少量づつ供給されるのではなく、固形分が不均一に分
散した状態で放出される。そのため織物に不均一に大き
な荷重がかかり、回転する無端状織物は斜行し、時には
インナーロールから外れてしまう。この現象を防止する
ためインナーロールに溝を設け、この溝と嵌合するガイ
ド突起を織物の巾方向両端部に設けることが試みられた
が、ガイド突起の織物の中心側の端面部で織物が走行中
に短時間で切断してしまうのである。インナーロールに
嵌合溝を設けずにインナーロールの端面にガイド突起の
側面を接触して斜行を防止する場合も同様に切断が発生
する。前述の特開平2−14090号の公知技術はこの
切断を防止するためガイド突起を織物に縫いつけてい
る。縫合による固着は融着とは異なり、突起と織物の間
に遊びがあるため織物の切断がかなり緩和される。しか
しながら、切断も完全には防止出来ず、ガイド性能が低
下する欠点がある。特開平4−361682号公報には
プラスチックモノフィラメントで製織した織物で形成し
た無端状織物の耳部にポリウレタン樹脂を充填した抗屈
曲部を設けてこの抗屈曲部にポリウレタン樹脂で成形し
たガイド突起を設けた濃縮無端状織物が示されている。
この網はガイド性能は優れているが、使用中に抗屈曲部
の内側末端部で織物が切断する問題が発生した。本発明
は上記の欠点を解決し良好なガイド性と耐切断強度を有
する織物を提供し、この織物による故紙等の紙資料の濃
縮を行う方法を提供するものである。
少なくとも3層に配置し、プラスチックモノフィラメン
トからなる経糸を用いて製織した多重織物で形成した無
端状織物と、この無端状織物の巾方向の耳部の少なくと
も一端に配設した熱可塑性樹脂樹脂で織物の空間の85
%以上を充填して形成した巾30〜50mmの抗屈曲部
と、該屈曲部の走行面に充填した熱可塑性樹脂樹脂と一
体に融着結合して配設した熱可塑性樹脂樹脂で成形した
ガイド突起とからなる紙資料の濃縮用無端状多層織物。
2. 最下層の緯糸の間に補助緯糸を配置した、1項に
記載された紙資料の濃縮用無端状多層織物。 3. 少なくとも3層に配置したプラスチックモノフィ
ラメントからなる緯糸がナイロンモノフィラメントであ
る、1項または2項に記載された、紙資料の濃縮用無端
状多層織物。 4. 少なくとも3層に配置したプラスチックモノフィ
ラメントからなる緯糸層の最上層の緯糸がナイロンモノ
フィラメントである、1項または2項に記載された、紙
資料の濃縮用無端状多層織物。 5. 少なくとも3層に配置したプラスチックモノフィ
ラメントからなる緯糸層の最上層と最下層の緯糸がナイ
ロンモノフィラメントである、1項または2項に記載さ
れた、紙資料の濃縮用無端状多層織物。 6. 少なくとも3層に配置したプラスチックモノフィ
ラメントからなる緯糸層の最上層の緯糸と最下層の補助
緯糸がナイロンモノフィラメントである、2項に記載さ
れた紙資料の濃縮用無端状多層織物。 7. 抗屈曲部の、充填した熱可塑性樹脂樹脂層が無端
状織物の走行面に突出しない層である、1項ないし6項
のいずれか1項に記載された、紙資料の濃縮用無端状多
層織物。 8. ガイド突起が抗屈曲部の充填した熱可塑性樹脂樹
脂と同一の熱可塑性樹脂樹脂を用いて形成された突起で
ある、1項ないし7項いずれか1項に記載された紙資料
の濃縮用無端状多層織物。 9. 熱可塑性樹脂がポリウレタン樹脂である、1項な
いし8項のいずれか1項に記載された紙資料の濃縮用無
端状多層織物。 10. プラスチックモノフィラメントからなる緯糸を
少なくとも3層に配置しプラスチックモノフィラメント
からなる経糸を用いて製織した多重織物で形成した無端
状織物の巾方向の耳部の少なくとも一端に巾30〜50
mm、厚さ1〜1.5mmの熱可塑性樹脂樹脂シートを
載置し加熱圧着して熱可塑性樹脂樹脂で耳部の織物の空
間の85%以上を充填して巾30〜50mmの抗屈曲部
を形成し、ついで該抗屈曲部の走行面に同一の熱可塑性
樹脂樹脂を用いて形成された突起を融着して抗屈曲部の
熱可塑性樹脂樹脂と一体に融着して配設することを特徴
とする、紙資料の濃縮用無端状多層織物の製造方法。 11. 多重織物で形成した無端状織物の巾方向の耳部
の走行面の反対面の少なくとも一端に巾30〜50m
m、厚さ1〜1.5mmの熱可塑性樹脂樹脂シートを載
置し加熱圧着した、10項に記載された紙資料の濃縮用
無端状多層織物の製造方法。」に関する。本発明で使用
する織物は経糸にポリエチレンテレフタレートモノフィ
ラメントを使用し、緯糸にポリエチレンテレフタレート
モノフィラメントおよび/またはポリアミドモノフィラ
メントを用いて製織した、空間率45%〜70%厚さ
0.5mm〜1.2mmの織物である。
はなく仕上げ加工を行っても全体が均一な伸び、抗張
力、剛性を有しているわけでない。したがって無端状で
回転させると伸びの大きい側から伸びの小さい側に織物
は寄って行く。また織物の走行面のクリンプの配列によ
り織物は斜行し片側に寄る。更に無端状で回転させる装
置の走行のセンター調節が不十分であるとやはり織物は
片側に寄る。
生する。したがって斜行の方向はそれぞれの織物により
決定されまた無端状で回転させる装置により定まる。し
たがって斜行する方向が定まっていれば、その反対側の
耳部にガイド突起を設ければよいが通常は走行させるま
で斜行測は不明であるので両側耳部に配置するのが望ま
しい。ところで、故紙等の紙資料の濃縮は、これ等の溶
解物を織物上や織物とインナーロールの間に供給して、
織物とインナーロールの間で圧縮したり、遠心力で脱水
を行う。したがって重量の大きい物が織物上や織物とイ
ンナーロールの間に置かれると張力が変化し、斜行が助
長される。斜行が激しいと織物はインナーロールからは
ずれてしまうのである。
インナーロールに設けた溝と嵌合させてガイドすると、
溝の深さがガイド突起とほぼ等しい場合は織物がガイド
突起に対して内側に移動しようとする場合、インナーロ
ールと接触している織物の部分ではガイド突起の内側面
が溝の内側の壁面に当接するが織物が更に内側に移動し
ようとするのでガイド突起は内側に引かれて溝から外れ
ようとしてガイド突起の外側が持ち上がり織物はガイド
突起の内側面付近で屈曲する。
しようとする場合、インナーロールと接触している織物
の部分ではガイド突起の外側面が溝の外側の壁面に当接
するが織物が更に外側に移動しようとするのでガイド突
起は外側に押されて溝から外れようとしてガイド突起の
内側が持ち上がり織物はガイド突起に押し付けられて屈
曲する。そしてインナーロールから離れると屈曲が取り
除かれる。この屈曲運動が繰り返し行われるので織物は
ガイド突起の内方側面付近で切断する。
を設けて織物がガイド突起に押しつけられた時がガイド
突起が少し移動するようにすると織物の屈曲は多少緩和
されるが、切断を防止することは出来ない。しかも、ガ
イド突起の固着がゆるいとガイド性能が減少し、インナ
ーロールの溝から脱出する傾向が大きくなる欠点があ
る。突起は織物の巾方向の一端に設けても良く、両端に
設けてもよい。勿論ガイド突起はインナーロール端面と
接触してガイドしてもよい。この場合はガイド突起は織
物の巾方向両端に配設するのが好適である。そしてこの
場合は織物を張架したときにガイド突起はインナーロー
ルに直接的に張架されていないため直接的に張力が働か
ず織物より張力が低くなる。したがって、インナーロー
ルと接触している織物の部分でガイド突起はインナーロ
ールの端面でインナーロールの中心軸方向に屈曲する。
このため織物はガイド突起の内側面付近で屈曲する。イ
ンナーロールから離れると屈曲は緩やかに曲がる程度に
緩和される。この屈曲が連続的に繰り返されると、前述
のようにガイド突起のインナーロールの中心軸方向えの
屈曲によりガイド突起付近の織物がインナーロールの端
肩部で摩耗されることにより織物はガイド突起の内側面
付近で切断する。なお、溝の深さがガイド突起より大き
い溝を設けたインナーロールを用いた場合も上記と同様
に切断する。
ルを配設する部位に巾30〜50mmの熱可塑性樹脂に
よる抗屈曲部を配置し、この抗屈折部にガイド突起を融
着して固着する。このように融着することにより織物
と、強固に結合するのでガイド性は良好となる。抗屈曲
部は、織物の巾方向端部に熱可塑性樹脂シートを重ねて
加熱圧着すると、熱可塑性樹脂が織物組織中にも浸透し
織物と一体に結合して屈曲しない耳部が形成される。抗
屈曲部は巾30mm50mmは必要である。30mm以
下では屈折が発生し易い。50mm以上でも効果は変ら
ない。本発明で使用する熱可塑性樹脂としては、ナイロ
ン、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂等が用いられる
が、ポリウレタン樹脂が最も好ましい。以下最も好まし
いポリウレタン樹脂を用いた場合をもっと説明する。
は、織物の空間の85%以上を充填する必要がある。8
5%以下では抗屈曲効果が小さく、ガイド突起との融着
も不充分となる。ガイド突起は抗屈曲部と融着させるの
で、上記のポリウレタン樹脂シートと同じポリウレタン
樹脂で成形した突起が最も好ましい。突起の形状はイン
ナーロールの溝に合う形状であれば断面矩形、円形、三
角形等適宜でよいが、断面台形の突起が融着面積が大き
いので好適である。
を使用するのは強度が大きく、耐摩耗性も良好で、織物
との結合も良く、可撓性が大きいのでインナーロールで
の折り返しが良好であるからである。突起は連続した棒
状体でも良く、不連続な何本かの棒状体で形成してもよ
いが、不連続状とするとインナーロールでの折り返しが
一層良好になる。
ある。無端状織物の耳部に抗屈曲部を設けることにより
ここに設けたガイド突起は安定し、ガイド性が良好とな
りガイド突起付近の織物の切断はなくなる。しかしなが
ら抗屈曲部の内側末端部付近で織物の切断が生ずる問題
がある。この問題解決のため種々研究したが抗屈曲部を
広げることは濃縮を行う織物の面積が減少するので避け
なければならない。抗屈曲部の樹脂量を少くして屈曲性
与えるとガイド突起の付近での屈曲により織物は切断す
る。加工樹脂を変えてみても効果はない。そこで織物の
構造に着目して構造を改良した。無端状織物は耐摩耗性
を向上するために緯糸摩耗型とし、経糸の切断を防止し
ている。紙資料濃縮用無端状織物の抗屈曲部付近の切断
をみると緯糸に繰り返し屈曲が行われてフィブリル化し
て切断することがわかった。従って、経糸の摩耗を防止
しても効果がなかったのである。織物を2枚重ねて配置
しても夫々の織物がほとんど同時に切断してしまった。
また、両層の織物を接結する接結糸が切断して織物が分
離してしまうという問題もあった。
ためには、織物の緯糸方向の耐屈曲性を向上させて、緯
糸のフィブリル化を防止しなければ、ならないことに着
目して緯糸3層以上の構造の織物とすることを研究して
完成させた。経糸、緯糸を多層に配置すると使用命数は
延長されるが、経糸を単層とした場合に較べてあまり効
果がない。このような実験的経験から、緯糸を多層に配
置することが有効であることがわかった。補助緯糸は下
層の織物の目を細かくして紙資料の洩れを防止する。そ
して、緯糸は少くとも3層に配置する必要があり、2層
では効果が充分でない。また、屈曲する度合が大きい最
上層および/または最下層の緯糸には、フィブリル化し
にくい、ポリアミドモノフィラメントを用いることが望
ましい。
の耳部に、厚さ1mm〜1.5mmのポリウレタン樹脂
シートを重ね加熱圧着して樹脂を織物の内部に充分浸透
させ、反対側の表面近傍まで浸透させる。ついで織物の
シートを圧着した反対面から同質のポリウレタン樹脂で
成形した突起を加熱圧着して、両ポリウレタン樹脂を融
着して一体とすることにより製造することが出来る。本
発明の紙資料の濃縮用無端状織物はインナーロールと織
物の間のニップ圧と高速回転による遠心力により連続的
に紙資料の水溶液からインキ粒子、灰分、紙を形成しな
い微細繊維等を除去するのである。
す縦断面図である。1は織物で経糸2と上緯糸3と中緯
糸4と下緯糸5と下緯糸5の間に配置した補助緯糸6で
織成された経糸一重緯糸三重織物である。
とガイド突起を配設するところを示す断面図である。1
は織物で経糸2と上緯糸3、中緯糸4、下緯糸5、補助
緯糸6によって織成されている。巾方向の端部の一面に
ポリウレタン樹脂シート7が重ねられ、反対側に断面台
形の突起5が融着されるのである。
を示す。織物に加熱圧着されたポリウレタン樹脂シート
は織物の組織内に浸透し、反対側表面付近にまで浸透し
ていることがわかる。こうして抗屈曲部が形成されるの
である。そしてガイド突起も加熱圧着され、一部は織物
組織内に浸透して抗屈曲部と一体に融着している。こう
して織物の耳部はポリウレタン樹脂により包まれた構造
となる。したがって、ガイド突起の内側の側面付近でも
織物は屈曲しない。また、抗屈曲部付近の屈曲に対して
も、緯糸が3層に配置されているため、耐屈曲性が大き
く、フィブリル化して切断することがない。
張架した断面を示すインナーロールの端面にガイド突起
が接触している。この例では織物の両端の耳部に突起を
配設しているが、片方の耳部にのみ配置しても、斜行の
増巾が防止されるのでインナーロールからの脱落は発生
しない。
を濃縮する濃縮装置を説明する。紙資料10はインナー
ロールと織物の間で圧縮されたり、折り返し部で遠心脱
水され、収集される。
2本のインナーロールは織物の左右端部の周長を変え織
物が斜行するように配置されている。 比較試験 実施例と比較試験で使用した織物を表1に示す。比較例
1と比較例2は同じ織物を使用した。
物を使用し、0.082g/cm2、厚さ1mmのポリ
ウレタン樹脂シートを耳部に熱溶着させて、抗屈曲部を
配設し、ここにガイド突起を熱溶着した図3の無端状織
物である。
厚さ1.10mmの上下二層織物を使用し、ポリウレタ
ン樹脂で形成したガイド突起を耳部に糸で縫い付けた特
開平2−14090号公報記載の無端状織物である。
配設してガイド突起を熱溶着した特開平4−36168
2号公報記載の無端状織物である。
周長を変え、織物が斜行するように配置した2本のロー
ルに織物を張架して600m/minで回転させた。結
果を表2に示す。
の切断が発生せず長時間の使用に耐える。
である。
態を示す一部断面図である。
配設したところを示す一部断面図である。
す。
Claims (11)
- 【請求項1】 プラスチックモノフィラメントからなる
緯糸を少なくとも3層に配置し、プラスチックモノフィ
ラメントからなる経糸を用いて製織した多重織物で形成
した無端状織物と、この無端状織物の巾方向の耳部の少
なくとも一端に配設した熱可塑性樹脂樹脂で織物の空間
の85%以上を充填して形成した巾30〜50mmの抗
屈曲部と、該屈曲部の走行面に充填した熱可塑性樹脂樹
脂と一体に融着結合して配設した熱可塑性樹脂樹脂で成
形したガイド突起とからなる紙資料の濃縮用無端状多層
織物。 - 【請求項2】 最下層の緯糸の間に補助緯糸を配置し
た、請求項1に記載された紙資料の濃縮用無端状多層織
物。 - 【請求項3】 少なくとも3層に配置したプラスチック
モノフィラメントからなる緯糸がナイロンモノフィラメ
ントである、請求項1または2に記載された、紙資料の
濃縮用無端状多層織物。 - 【請求項4】 少なくとも3層に配置したプラスチック
モノフィラメントからなる緯糸層の最上層の緯糸がナイ
ロンモノフィラメントである、請求項1または2に記載
された、紙資料の濃縮用無端状多層織物。 - 【請求項5】 少なくとも3層に配置したプラスチック
モノフィラメントからなる緯糸層の最上層と最下層の緯
糸がナイロンモノフィラメントである、請求項1または
2に記載された、紙資料の濃縮用無端状多層織物。 - 【請求項6】 少なくとも3層に配置したプラスチック
モノフィラメントからなる緯糸層の最上層の緯糸と最下
層の補助緯糸がナイロンモノフィラメントである、請求
項2に記載された紙資料の濃縮用無端状多層織物。 - 【請求項7】 抗屈曲部の、充填した熱可塑性樹脂樹脂
層が無端状織物の走行面に突出しない層である、請求項
1ないし6のいずれか1項に記載された、紙資料の濃縮
用無端状多層織物。 - 【請求項8】 ガイド突起が抗屈曲部の充填した熱可塑
性樹脂樹脂と同一の熱可塑性樹脂樹脂を用いて形成され
た突起である、請求項1ないし7いずれか1項に記載さ
れた紙資料の濃縮用無端状多層織物。 - 【請求項9】 熱可塑性樹脂がポリウレタン樹脂であ
る、請求項1ないし8のいずれか1項に記載された紙資
料の濃縮用無端状多層織物。 - 【請求項10】 プラスチックモノフィラメントからな
る緯糸を少なくとも3層に配置しプラスチックモノフィ
ラメントからなる経糸を用いて製織した多重織物で形成
した無端状織物の巾方向の耳部の少なくとも一端に巾3
0〜50mm、厚さ1〜1.5mmの熱可塑性樹脂樹脂
シートを載置し加熱圧着して熱可塑性樹脂樹脂で耳部の
織物の空間の85%以上を充填して巾30〜50mmの
抗屈曲部を形成し、ついで該抗屈曲部の走行面に同一の
熱可塑性樹脂樹脂を用いて形成された突起を融着して抗
屈曲部の熱可塑性樹脂樹脂と一体に融着して配設するこ
とを特徴とする、紙資料の濃縮用無端状多層織物の製造
方法。 - 【請求項11】 多重織物で形成した無端状織物の巾方
向の耳部の走行面の反対面の少なくとも一端に巾30〜
50mm、厚さ1〜1.5mmの熱可塑性樹脂樹脂シー
トを載置し加熱圧着した、請求項10に記載された紙資
料の濃縮用無端状多層織物の製造方法。
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