JP3397424B2 - 手書き入力装置 - Google Patents

手書き入力装置

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JP3397424B2
JP3397424B2 JP00319894A JP319894A JP3397424B2 JP 3397424 B2 JP3397424 B2 JP 3397424B2 JP 00319894 A JP00319894 A JP 00319894A JP 319894 A JP319894 A JP 319894A JP 3397424 B2 JP3397424 B2 JP 3397424B2
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晃 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き文字を入力する
ための複数のマス目からなる入力枠に入力された手書き
文字を認識し、該認識結果を、入力枠とは別の表示領域
に表示する手書き入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手書き入力装置においては、手
書き入力部と表示部とが一体化した構造の入力タブレッ
トを備えており、入力タブレットの表示画面は、図19
に示すように、編集エリア201と手書き入力エリア2
02とから構成されているものが多い。
【0003】そして、手書き入力エリア202には、手
書き文字の入力を受付けるための入力枠203が表示さ
れており、入力枠203は、複数(ここでは、5つ)の
マス目からなり、ユーザが、ポインティングデバイス
(ここでは、ペン)205を用いて、1マスにつき1つ
の手書き文字を入力するようになっている。
【0004】入力枠203に入力された手書き文字は、
認識処理が行われて文字コードに変換される。そして、
変換された文字コードは、文字データに展開されて編集
エリア201に表示される。なお、このとき、展開され
た文字データが表示される位置は、カーソル204が表
示されている位置であり、カーソル位置は、ユーザがペ
ン205を用いて任意に指示することが可能である。
【0005】すなわち、ユーザは、編集エリア201に
おいて、カーソル位置をペン205を用いて指示した
後、入力枠203に手書き文字を入力すると、表示エリ
ア201に表示された文字データを見ることができるよ
うになっている。
【0006】このように、従来の手書き入力装置は、手
書き入力エリア202の情報、すなわち、入力枠203
に入力された手書き文字が、編集エリア201に反映さ
れるようになっている。
【0007】なお、ユーザは、編集エリア201におい
て、ペン205を用いて直接イメージを手書き入力する
ことも可能である。
【0008】ところで、上述したような手書き文字入力
装置においては、編集エリア201に多くの文字データ
を表示するために、文字データの表示サイズは、判読可
能な範囲で小さくなっているのが一般的である。従っ
て、入力枠203の1マスのサイズを文字データの表示
サイズと同じにすると、ユーザが手書き文字を入力する
ことが困難となるので、入力枠203の1マスのサイズ
は、ユーザが手書き文字を入力するためにある程度の大
きさが少なくとも必要である。
【0009】そこで、特開平3−48918号公報に記
載されているように、手書き入力エリアを設けず、文字
データと同じサイズの複数のマス目を編集エリアに表示
しておき、ユーザがペンを用いて任意のマス目を指示す
ると、該マス目のサイズを手書き文字を入力可能な大き
さに拡大し、拡大したマス目をその表示位置に表示する
技術が考案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の手書き
入力装置においては、手書き入力エリアの情報は編集エ
リアに反映されるが、逆に、編集エリアの情報は手書き
入力エリアには反映されないので、ユーザが次々と手書
き文字を入力していくと、編集エリアにおける表示が、
ユーザの意図通りにならない場合がある。
【0011】例えば、図19に示すように、「天気が」
を連続して入力枠に入力したにもかかわらず、編集エリ
アにおいては、図20に示すように、「天」と「気」と
に分割されて2行にまたがって表示されてしまったり、
「プール」と連続して入力枠に入力したにもかかわら
ず、編集エリアにおいては、図20に示すように、
「プ」と「ール」とに分割され、長音等の禁則が行頭に
表示されてしまったりする。
【0012】また、例えば、ユーザが気付かないうち
に、既に手書き入力され表示されているイメージに上書
きされるように、手書き文字を入力してしまったりする
場合もある。
【0013】さらに、上述した特開平3−48918号
公報に記載されている技術は、文字データとして表示さ
せたい位置に手書き文字を入力することが可能となり、
また、手書き入力エリアの分だけ編集エリアのサイズが
大きくなるという利点はあるが、マス目を拡大するため
の指示を1つの手書き文字を入力する度に行わなければ
ならず、また、拡大されたマス目がその表示位置に表示
されるので、該マス目の周辺に表示されている文字デー
タが見えなくなってしまうという問題点がある。また、
イメージの入力も可能とする場合は、イメージを入力す
るのか手書き文字を入力するのかを示すための指示を行
わなければならなくなる。
【0014】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
めに、入力枠のマス目のサイズが、ユーザが手書き文字
を入力するためにある程度の大きさが少なくとも必要で
あることを踏まえ、編集エリアの情報を入力枠に反映さ
せることにより、ユーザが、該反映された編集エリアの
情報を見ながら手書き文字を入力することが可能となる
手書き文字入力装置を提供することにある。詳しくは、
ユーザが、入力枠に手書き文字を入力する際に、手書き
文字が文字データとして表示される位置を常に意識する
ことが可能となる手書き文字入力装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、手書き入力エリアに表示されている入力
枠に入力された手書き文字を認識し、該認識結果を、編
集エリアに表示する手書き入力装置において、入力枠に
入力された手書き文字の認識結果が表示されようとして
いる編集エリア上の位置に関する情報を、手書き入力エ
リアに表示するようにしている。
【0016】そのために、本発明の手書き入力装置は、
手書き文字を入力するための複数のマス目からなる入力
枠を作成し表示する入力枠作成表示手段と、該入力枠の
マス目の各々に入力された手書き文字を受付ける手書き
入力手段と、上記手書き入力手段により受付けられた手
書き文字を認識する認識手段と、該認識結果が表示され
るべき位置を記憶する表示位置記憶手段と、上記表示位
置記憶手段に記憶されている表示位置に基づいて、上記
認識結果をその表示位置と共に記憶する記憶手段と、上
記記憶手段に記憶されている認識結果をその表示位置に
表示する表示手段とを備えるようにしており、上記入力
枠作成表示手段は、上記表示位置記憶手段に記憶されて
いる表示位置に関する情報に基づいて、上記入力枠を作
成し表示するようにしている。
【0017】例えば、上記入力枠作成表示手段は、上記
記憶手段に記憶されている認識結果のうちの、上記表示
位置記憶手段に記憶されている表示位置の周辺に存在す
る認識結果を、上記入力枠のマス目の周辺に表示するよ
うにする。なお、このとき、上記入力枠作成表示手段
は、上記入力枠のマス目の周辺に表示する認識結果を拡
大することが好ましい。
【0018】また、上記記憶手段が、1行の桁数を含む
書式情報をさらに記憶するようにした場合は、上記入力
枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されている書式
情報に基づいて、上記入力枠を作成し表示するようにす
ることができる。
【0019】例えば、上記入力枠作成表示手段は、上記
記憶手段に記憶されている書式情報の少なくとも一部を
示す情報を上記入力枠のマス目内に表示するようにした
り、上記記憶手段に記憶されている書式情報に基づい
て、上記入力枠のマス目の表示態様や表示数を変化する
ようにしたりする。また、例えば、上記入力枠作成表示
手段は、上記記憶手段に記憶されている書式情報の少な
くとも一部を上記入力枠のマス目の近傍に表示するよう
にしてもよい。
【0020】さらに、上記表示手段により上記認識結果
が表示される表示領域に手書き入力されたイメージを受
付けるイメージ入力手段をさらに備えるようにし、上記
記憶手段は、上記イメージ入力手段により受付けられた
イメージをその表示位置と共にさらに記憶するようにし
た場合は、上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に
記憶されているイメージに基づいて、上記入力枠を作成
し表示するようにすることができる。
【0021】例えば、上記入力枠作成表示手段は、上記
記憶手段に記憶されているイメージのうちの、上記表示
位置記憶手段に記憶されている表示位置に存在するイメ
ージデータを、上記入力枠のマス目内に表示するように
したり、上記記憶手段に記憶されているイメージの表示
位置に基づいて、上記入力枠のマス目のうちの、上記記
憶手段に記憶されているイメージが重なるマス目と重な
らないマス目とが異なる表示態様となるよう、入力枠を
作成し表示するようにしたりする。
【0022】なお、本明細書においては、ひらがな,カ
タカナ,漢字,英字,数字,記号といった、認識処理に
より文字コードに変換可能なものを総称して「文字」と
呼んでいる。
【0023】また、漢字については、ひらがなを入力し
た後、かな漢字変換処理を行うようにしてもよい。
【0024】
【作用】本発明の手書き入力装置においては、上記入力
枠作成表示手段は、手書き文字を入力するための複数の
マス目からなる入力枠を作成し表示する。なお、上記入
力枠作成表示手段が入力枠を表示する表示領域は、上述
した手書き入力エリアに相当している。
【0025】そして、ユーザが手書き入力エリアに表示
されている入力枠に手書き文字を入力すると、上記手書
き入力手段は、該手書き文字を、1つのマス目につき1
つの手書き文字として受付け、上記認識手段は、該受付
けられた手書き文字を認識する。上記認識手段による認
識結果は、具体的には、文字コードである。
【0026】この文字コードは、上記記憶手段によって
記憶され、上記表示手段によって文字データに展開され
て表示される。なお、上記表示手段が文字データを表示
する表示領域は、上述した編集エリアに相当している。
【0027】一方、ユーザは、入力枠に入力した手書き
文字が文字データとして表示されるべき表示位置を指示
することができ、該指示された表示位置は、上記表示位
置記憶手段によって記憶される。そこで、上記記憶手段
は、文字コードを記憶する際に、該文字コードの表示位
置も共に記憶するようにし、上記表示手段は、文字コー
ドを文字データに展開して表示する際に、該文字コード
と共に記憶されている表示位置に表示するようにする。
なお、ユーザにより指示された表示位置は、上述したカ
ーソル位置に相当している。
【0028】さて、本発明の手書き入力装置において
は、上記入力枠作成表示手段が、上記記憶手段に記憶さ
れている文字コードに基づいて、入力枠を作成すること
ができるようにしている。
【0029】いま、入力枠が5つのマス目からなる場合
を考える。
【0030】この場合、上記入力枠作成表示手段は、5
つのマス目からなる入力枠を作成し表示するが、このと
き、例えば、上記記憶手段に記憶されている文字コード
のうちの、上記表示位置記憶手段に記憶されている表示
位置の周辺に存在する文字コードを、拡大して、入力枠
のマス目の周辺に表示する。
【0031】これにより、編集エリアに表示されている
文字データのうちの、カーソル位置の周辺に表示されて
いる文字データが、入力枠のマス目の周辺に拡大されて
表示されることとなるので、ユーザは、手書き文字を入
力する際に、該手書き文字が文字データとして表示され
る位置とその周辺に表示されている文字データとを同時
に認識することが可能となる。
【0032】また、本発明の手書き入力装置において
は、上記記憶手段が、1行の桁数を含む書式情報をさら
に記憶するようにした場合は、上記入力枠作成表示手段
は、上記記憶手段に記憶されている書式情報に基づい
て、上記入力枠を作成し表示することができるようにし
ている。
【0033】例えば、上記入力枠作成表示手段は、上記
記憶手段に記憶されている書式情報に含まれている1行
の桁数に基づいて、入力枠のマス目のうちの行末に相当
するマス目内に、行末である旨を示す情報(例えば、改
行マーク)を表示する。
【0034】これにより、入力枠のマス目のうちの行末
に相当するマス目内に改行マークが表示されることとな
るので、ユーザは、行末に相当する位置を認識すること
が可能となる。従って、上述したように、文字列が不本
意に分割されることがなくなり、また、行頭に長音等の
禁則が表示されることがなくなり、ユーザの意図通りに
手書き文字を入力することができる。
【0035】また、例えば、上記入力枠作成表示手段
は、上記記憶手段に記憶されている書式情報に含まれて
いる1行の桁数に基づいて、入力枠のマス目のうちの、
最初のマス目から行末に相当するマス目までと該行末に
相当するマス目から最後のマス目までとが異なる表示態
様となるよう、入力枠を作成し表示する。
【0036】これにより、例えば、入力枠のマス目のう
ちの、入力枠のマス目のうちの、最初のマス目から行末
に相当するマス目までが実線で表示され、該行末に相当
するマス目から最後のマス目までが点線で表示されるこ
ととなるで、ユーザは、行末に相当する位置を認識する
ことが可能となる。
【0037】また、例えば、上記入力枠作成表示手段
は、上記記憶手段に記憶されている書式情報に含まれて
いる1行の桁数に基づいて、入力枠のマス目のうちの、
最初のマス目から行末に相当するマス目までのみが表示
され、該行末に相当するマス目から最後のマス目までが
表示されないようにする。
【0038】これにより、例えば、入力枠の3つ目のマ
ス目が行末に相当する場合は、該3つ目のマス目まで、
すなわち、3つのマス目のみが表示されることとなるの
で、ユーザは、行末に相当する位置を認識することが可
能となる。
【0039】また、例えば、上記入力枠作成表示手段
は、上記記憶手段に記憶されている書式情報に含まれて
いる1行の桁数に基づいて、上記表示位置記憶手段に記
憶されている表示位置の桁数を入力枠のマス目の近傍に
表示する。
【0040】これにより、入力枠のマス目に相当する編
集エリアにおける位置の桁数が表示されることとなるの
で、ユーザは、行末に相当する位置を認識することが可
能となる。
【0041】また、本発明の手書き入力装置において
は、上記表示手段により文字データが表示される表示領
域に手書き入力されたイメージを受付けるイメージ入力
手段をさらに備えるようにし、上記記憶手段が、上記イ
メージ入力手段により受付けられたイメージをその表示
位置と共にさらに記憶するようにした場合は、上記入力
枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されているイメ
ージに基づいて、上記入力枠を作成し表示することがで
きるようにしている。
【0042】例えば、上記入力枠作成表示手段は、上記
記憶手段に記憶されているイメージのうちの、上記表示
位置記憶手段に記憶されている表示位置に存在するイメ
ージデータを、入力枠のマス目内に表示する。
【0043】これにより、入力枠のマス目のうちのイメ
ージデータが重なるマス目内に、該重なるイメージデー
タが表示されることとなるので、ユーザは、イメージデ
ータが重なる位置を認識することができる。
【0044】また、例えば、上記入力枠作成表示手段
は、上記記憶手段に記憶されているイメージの表示位置
に基づいて、入力枠のマス目のうちの、上記記憶手段に
記憶されているイメージが重なるマス目と重ならないマ
ス目とが異なる表示態様となるよう、入力枠を作成し表
示する。
【0045】これにより、例えば、入力枠のマス目のう
ちのイメージデータが重なるマス目に網かけが施される
こととなるので、ユーザは、イメージデータが重なる位
置を認識することができる。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0047】図1は本実施例の手書き入力装置の構成図
である。
【0048】図1において、101は制御部、102は
手書き入力部、103は認識処理部、104はカーソル
位置記憶部、105は編集エリアデータ記憶部、106
は入力枠作成部、107は表示制御部、108は表示部
である。
【0049】本実施例の手書き入力装置においては、手
書き入力部102と表示部108とは、例えば、入力タ
ブレット等の、両者が一体化した構造となっているが、
手書き入力部102と表示部108とが分離している手
書き入力装置であっても何ら問題はない。
【0050】また、図2は、表示部108の表示画面を
示す図である。
【0051】図2に示すように、表示画面は、編集エリ
ア201と手書き入力エリア202とから構成されてい
る。また、図2において、203は入力枠、204はカ
ーソル、205はポインティングデバイス(ここでは、
ペン)である。
【0052】入力枠203は、手書き文字を入力するた
めの複数のマス目からなるものである。図2では、入力
枠203が5つのマス目からなっている例を示している
が、特に限定はしない。入力枠203は、入力枠作成部
106により作成され、表示制御部107により表示さ
れる。
【0053】ユーザが、ペン205を用いて、入力枠2
03に手書き文字を入力すると、該手書き文字は、手書
き入力部102により、1つのマス目につき1つの手書
き文字として受付けられ、認識処理部103により文字
コードに変換され、編集エリアデータ記憶部105に記
憶される。
【0054】そして、表示制御部107は、編集エリア
データ記憶部105に記憶されている文字コードを文字
データに展開し、編集エリア201に表示する。このと
き、表示制御部107は、展開した文字データを、カー
ソル位置記憶部104に記憶されているカーソル204
の位置に相当する座標値を基準として表示するようにす
る。また、表示制御部107が文字データを編集エリア
201に表示するタイミングについては、1つの手書き
文字を入力後、自動的に表示するようにしてもよいし、
ユーザの指示によって表示を開始するようにしてもよ
い。
【0055】なお、入力枠203は、その最後のマス目
に手書き文字が入力されると、自動的に、先頭が新たな
マス目となり、連続して手書き文字を入力することが可
能となる。
【0056】一方、ユーザは、編集エリア201に、直
接、イメージを手書き入力することも可能であり、編集
エリア201に手書き入力されたイメージは、その座標
値と共に、イメージデータとして編集エリアデータ記憶
部105に記憶される。
【0057】そして、表示制御部107は、編集エリア
データ記憶部105に記憶されているイメージデータ
を、その座標値に相当する位置に表示する。
【0058】なお、これらの各構成要素は、制御部10
1の制御に基づいて動作する。
【0059】図3は上述したようにして入力された手書
き文字が文字データとして表示された表示画面の例を示
す図である。
【0060】図3において、301は既入力文字列であ
り、ユーザが入力した手書き文字が認識され、文字コー
ドに変換され、文字データに展開された結果である。ま
た、302はユーザが入力した手書き文字である。
【0061】なお、既入力文字列301は、さらに、ユ
ーザの指示によって、かな漢字変換されている。
【0062】図4は編集エリアデータ記憶部105の記
憶内容を示す図である。
【0063】編集エリアデータ記憶部105には、上述
したように、文字コードおよびイメージデータが記憶さ
れるが、さらに、図4に示すように、ユーザにより設定
された、1頁の行数,1行の桁数,文字サイズ等を示す
書式情報が記憶されている。以下の説明においては、個
々のものを示すとき以外は、編集エリアデータ記憶部1
05に記憶されている全てのデータを、総称して、編集
エリアデータと称す。
【0064】ここで、ユーザが次々と手書き文字を入力
していくと、上述したように、編集エリア201におけ
る表示が、ユーザの意図通りにならない場合が生じる。
すなわち、図19に示すように、「天気が」を連続して
入力枠203に入力したにもかかわらず、編集エリア2
01においては、図20に示すように、「天」と「気
が」とに分割されて2行にまたがって表示されてしまっ
たり、「プール」と連続して入力枠203に入力したに
もかかわらず、編集エリア201においては、図20に
示すように、「プ」と「ール」とに分割され、長音等の
禁則が行頭に表示されてしまったりする。
【0065】さて、本実施例は、入力枠作成部106
が、編集エリアデータ記憶部105に記憶されている書
式情報を反映した入力枠203を作成するようにするも
のであり、例えば、入力枠203において、書式情報の
桁数に基づいて、行末に相当する位置を示すようにして
いる。
【0066】すなわち、図5において、入力枠203の
5つのマス目のうちの4つ目のマス目501が、カーソ
ル204が位置している行に手書き文字を入力すること
が可能な最後のマス目であるので、本実施例において
は、このマス目501内に改行マーク502を表示する
ようにしている。図5では、改行マーク502を表示す
る例を示しているが、特に限定はしない。
【0067】これにより、ユーザは、行末に相当する位
置を認識することが可能となるので、図20に示すよう
に、文字列が不本意に分割されることがなくなり、ま
た、行頭に長音等の禁則が表示されることがなくなり、
ユーザの意図通りに手書き文字を入力することが可能と
なる。その結果、図6に示すように、読みやすい文章を
作成することが可能となる。
【0068】以下、本実施例を実現するための制御部1
01の動作について、図7のフローチャートを用いて説
明する。
【0069】図7に示すように、まず、制御部101
は、ユーザが指示したカーソル204の位置、または、
現在表示しているカーソル204の位置を、カーソル位
置記憶部104に記憶する(ステップ701)。続い
て、カーソル位置記憶部104に記憶されているカーソ
ル位置から入力枠203のマス目分(ここでは、5つ
分)のそれぞれのマス目に相当する位置について、編集
エリアデータ記憶部105に記憶されている書式情報を
参照し(ステップ702)、該マス目に相当する位置が
書式情報の桁数と等しいか否かによって、該マス目に相
当する位置が行末であるか否かを判定する(ステップ7
03)。
【0070】等しくないならば、行末ではないと判定さ
れるので、入力枠作成部106により、通常の入力枠2
03のマス目を作成し(ステップ704)、等しいなら
ば、行末であると判定されるので、入力枠作成部106
により、改行マーク502を内部に付加した入力枠20
3のマス目を作成する(ステップ705)。
【0071】そして、入力枠作成部106により入力枠
203の全てのマス目を作成したか否かを判定し(ステ
ップ706)、作成していない場合は、対象を次のマス
目に相当する位置に変更して(ステップ707)、ステ
ップ702に戻り、作成した場合は、表示制御部107
により、表示部108の手書き入力エリア201に入力
枠203を表示する(ステップ708)。
【0072】これにより、図5に示した表示画面とな
る。
【0073】このように、本実施例によれば、編集エリ
ア201における行末の位置が入力枠203に反映さ
れ、入力枠203において、行末に相当する位置が改行
マーク502によって示されるので、ユーザは、行末に
相当する位置を認識することができ、ユーザの意図通り
に手書き文字を入力することができる。
【0074】なお、本実施例においては、行末の位置を
示すために、改行マーク502を入力枠203のマス目
内に表示するようにしているが、これに限らず、例え
ば、図8に示すように、通常は、予め決められた数(こ
こでは、5つ)のマス目からなる入力枠203を表示す
るようにするが、入力枠203が行末に相当するマス目
を含む場合には、図9に示すように、該マス目以降のマ
ス目(次行に相当するマス目)を除いた分(ここでは、
4つ分)のマス目を、入力枠203として表示するよう
にしてもよい。
【0075】この場合の制御部101の動作は、図10
のフローチャートに示すようになる。
【0076】すなわち、図10に示すように、まず、制
御部101は、ユーザが指示したカーソル204の位
置、または、現在表示しているカーソル204の位置
を、カーソル位置記憶部104に記憶する(ステップ1
001)。続いて、カーソル位置記憶部104に記憶さ
れているカーソル位置から入力枠203のマス目分(こ
こでは、5つ分)のそれぞれのマス目に相当する位置に
ついて、編集エリアデータ記憶部105に記憶されてい
る書式情報を参照し(ステップ1002)、該マス目に
相当する位置が書式情報の桁数と等しいか否かによっ
て、該マス目に相当する位置が行末であるか否かを判定
する(ステップ1003)。
【0077】等しくないならば、行末ではないと判定さ
れるので、入力枠作成部106により、入力枠203の
マス目を作成し(ステップ1004)、ステップ100
6に進む。また、等しいならば、行末であると判定され
るので、入力枠作成部106により、入力枠203のマ
ス目を作成し(ステップ1005)、全てのマス目を作
成していなくても、ステップ1008に進む。
【0078】ステップ1006では、入力枠作成部10
6により入力枠203の全てのマス目を作成したか否か
を判定し、作成していない場合は、対象を次のマス目に
相当する位置に変更して(ステップ1007)、ステッ
プ1002に戻り、作成した場合は、ステップ1008
に進む。
【0079】ステップ1008では、表示制御部107
により、表示部108の手書き入力エリア201に入力
枠203を表示する。
【0080】これにより、図9に示した表示画面とな
る。
【0081】なお、この場合、次行へ移行するために、
ユーザの指示によって、新たに入力枠203を表示する
ようにしてもよいし、また、予め決められた一定時間、
ユーザの指示がない場合に、自動的に、新たな入力枠2
03を表示するようにしてもよい。
【0082】また、本実施例においては、行末の位置を
示すために、改行マーク502を入力枠203のマス目
内に表示するようにしているが、これに限らず、例え
ば、通常は、予め決められた数(ここでは、5つ)のマ
ス目からなる入力枠203を表示するようにするが、入
力枠203が行末に相当するマス目を含む場合には、図
11に示すように、該マス目以降のマス目(次行に相当
するマス目)の表示態様を変更するようにしてもよい。
図11では、次行に相当するマス目を点線で表示するよ
うにしているが、これに限らず、例えば、色や濃度を変
更するようにしてもよい。
【0083】この場合の制御部101の動作は、図12
のフローチャートに示すようになる。
【0084】すなわち、図12に示すように、まず、制
御部101は、ユーザが指示したカーソル204の位
置、または、現在表示しているカーソル204の位置
を、カーソル位置記憶部104に記憶し(ステップ12
01)、通常のマス目を作成するか表示態様を変更した
マス目を作成するかを示すためのフラグに、通常のマス
目を作成する旨を示す値(ここでは、0)を設定する
(ステップ1201)。続いて、カーソル位置記憶部1
04に記憶されているカーソル位置から入力枠203の
マス目分(ここでは、5つ分)のそれぞれのマス目に相
当する位置について、編集エリアデータ記憶部105に
記憶されている書式情報を参照し(ステップ120
3)、該マス目に相当する位置が書式情報の桁数と等し
いか否かを判定することによって、該マス目に相当する
位置が行末であるか否かを判定する(ステップ120
4)。
【0085】等しくないならば、行末ではないと判定さ
れるので、ステップ1207に進み、等しいならば、行
末であると判定されるので、入力枠作成部106によ
り、通常の入力枠203のマス目を作成してから(ステ
ップ1205)、フラグに表示態様を変更したマス目を
作成する旨を示す値(ここでは、1)を設定し(ステッ
プ1206)、ステップ1210に進む。
【0086】ステップ1207では、フラグが0である
か否かを判定し、0である場合は、入力枠作成部106
により、通常の入力枠203のマス目を作成し(ステッ
プ1208)、1である場合は、入力枠作成部106に
より、表示態様を変更した入力枠203のマス目を作成
する(ステップ1209)。
【0087】ステップ1210では、入力枠作成部10
6により入力枠203の全てのマス目を作成したか否か
を判定し、作成していない場合は、対象を次のマス目に
相当する位置に変更して(ステップ1211)、ステッ
プ1203に戻り、作成した場合は、表示制御部107
により、表示部108の手書き入力エリア201に入力
枠203を表示する(ステップ1212)。
【0088】これにより、図11に示した表示画面とな
る。
【0089】また、本実施例においては、書式情報のう
ちの桁数を反映した入力枠203を作成する例として、
行末に相当する位置を示す例について説明したが、この
ほかにも、例えば、図13に示すように、入力枠203
の各マス目に相当する位置の桁数を、マス目の近傍に表
示するようにしてもよい。図13では、桁数を入力枠2
03マス目の下側に表示する例を示しているが、特に限
定はしない。また、図13では、さらに、ユーザにより
設定されたタブ情報を表示しているが、このほかにも、
インデント情報等を表示してもよい。
【0090】また、本実施例においては、編集エリアデ
ータ記憶部105に記憶されている書式情報を反映した
入力枠203を作成するようにした例について説明した
が、編集エリアデータ記憶部105に記憶されている書
式情報以外の編集エリアデータを反映した入力枠203
を作成するようにすることもできる。
【0091】以下、編集エリアデータ記憶部105に記
憶されているイメージデータを反映した入力枠203を
作成するようにした例について説明する。
【0092】本例は、例えば、入力枠203において、
イメージデータが重なる部分を示すようにするものであ
る。
【0093】すなわち、図14において、入力枠203
の5つのマス目のうちの4つ目のマス目1401および
5つ目のマス目1402に相当する位置にイメージデー
タ1403が表示されているので、これらのマス目14
01,1402に網かけを施すようにしている。図14
では、網掛けを施す例を示しているが、イメージデータ
が重なる旨をユーザが認識することが可能であれば、特
に限定はしない。
【0094】また、図15に示すように、イメージデー
タ1403が重なるマス目1401,1402に、これ
らのマス目1401,1402に重なる部分のイメージ
データ1403をそのまま表示するようにしてもよい。
【0095】これにより、ユーザは、イメージデータが
重なる位置を認識することが可能となるので、ユーザの
意図通りに手書き文字を入力することができる。
【0096】以下、本実施例を実現するための制御部1
01の動作について、図16のフローチャートを用いて
説明する。
【0097】図16に示すように、まず、制御部101
は、ユーザが指示したカーソル204の位置、または、
現在表示しているカーソル204の位置を、カーソル位
置記憶部104に記憶する(ステップ1601)。続い
て、カーソル位置記憶部104に記憶されているカーソ
ル位置から入力枠203のマス目分(ここでは、5つ
分)のそれぞれのマス目に相当する位置について、編集
エリアデータ記憶部105に記憶されているイメージデ
ータを参照し(ステップ1602)、該マス目に相当す
る位置にイメージデータが重なるか否かを判定する(ス
テップ1603)。
【0098】重ならない場合は、入力枠作成部106に
より、通常の入力枠203のマス目を作成し(ステップ
1604)、重なる場合は、入力枠作成部106によ
り、網かけを施したマス目を作成する(ステップ160
5)。
【0099】そして、入力枠作成部106により入力枠
203の全てのマス目を作成したか否かを判定し(ステ
ップ1606)、作成していない場合は、対象を次のマ
ス目に相当する位置に変更して(ステップ1607)、
ステップ1602に戻り、作成した場合は、表示制御部
107により、表示部108の手書き入力エリア201
に入力枠203を表示する(ステップ1608)。
【0100】これにより、図14に示した表示画面とな
る。
【0101】このように、本例によれば、編集エリア2
01におけるイメージデータが入力枠203に反映さ
れ、入力枠203において、イメージデータが重なるマ
ス目が網かけによって示されるので、ユーザは、イメー
ジデータが重なる位置を認識することができ、ユーザの
意図通りに手書き文字を入力することができる。
【0102】また、以下に、編集エリアデータ記憶部1
05に記憶されている文字コードを反映した入力枠20
3を作成するようにした例について説明する。
【0103】本例は、例えば、入力枠203のほかに、
該入力枠203のマス目に相当する位置の周辺に存在す
る文字コードを、該マス目と同じサイズの文字データに
展開して、マス目の周辺に表示するようにするものであ
る。
【0104】すなわち、図17において、入力枠203
のほかに、編集エリア201に表示されている文字デー
タのうち、カーソル204が位置する行の文字データに
ついて、カーソル位置の文字データおよび該文字データ
の2文字分前の文字データが、入力枠203の前後に、
マス目と同じサイズで、手書き入力エリア202に表示
されている。また、カーソル204が位置する行の前行
および次行の文字データについては、カーソル位置の桁
数と同じ桁数の文字データの2文字分前の文字データか
ら5文字分後の文字データまでの計8文字分の文字デー
タが、入力枠203の上下に、マス目と同じサイズで、
手書き入力エリア202に表示されている。
【0105】図17では、カーソル204が位置する行
とその前後の行について、8文字分の文字データ(カー
ソル204が位置する行については、入力枠203の5
つのマス目を含んで8文字分となる。)を表示するよう
にしているが、特に限定はしない。また、入力枠203
に入力された手書き文字と手書き入力エリア202に表
示された文字データとを区別しやすくするために、互い
の色や輝度等が異なるようにしてもよい。
【0106】これにより、ユーザは、入力された手書き
文字が文字データとして表示される位置とその周辺に存
在する文字データとを同時に認識することが可能となる
ので、効率良く手書き文字を入力することができる。
【0107】以下、本実施例を実現するための制御部1
01の動作について、図18のフローチャートを用いて
説明する。
【0108】図18に示すように、まず、制御部101
は、ユーザが指示したカーソル204の位置、または、
現在表示しているカーソル204の位置を、カーソル位
置記憶部104に記憶する(ステップ1801)。続い
て、カーソル位置記憶部104に記憶されているカーソ
ル位置の2文字分前でかつ前行に相当する位置を求め
(ステップ1802)、入力枠203を表示する処理に
進むか否かを示すためのフラグに、進まない旨を示す値
(ここでは、0)を設定する(ステップ1803)。
【0109】続いて、ステップ1802で求めた位置か
ら8文字分のそれぞれの位置について、編集エリアデー
タ記憶部105に記憶されている文字コードを参照し、
該位置に存在する文字コードを抽出する(ステップ18
04)。なお、イメージデータが存在する場合は、該イ
メージデータを抽出するようにしてもよい。
【0110】そして、8文字分の文字コードを抽出した
か否かを判定し(ステップ1805)、抽出していない
場合は、対象を次の位置に変更して(ステップ180
6)、ステップ1804に戻り、抽出した場合は、ステ
ップ1806に進む。
【0111】ステップ1806では、フラグが0である
か否かを判定し、0である場合は、フラグを1に設定し
てから(ステップ1807)、カーソル位置記憶部10
4に記憶されているカーソル位置の1文字分前に相当す
る位置を求める(ステップ1808)。続いて、ステッ
プ1808で求めた位置から2文字分のそれぞれの位置
について、編集エリアデータ記憶部105に記憶されて
いる文字コードを参照し、該位置に存在する文字コード
を抽出する(ステップ1809)。そして、2文字分の
文字コードを抽出したか否かを判定し(ステップ181
0)、抽出していない場合は、対象を次の位置に変更し
て(ステップ1811)、ステップ1809に戻り、抽
出した場合は、ステップ1812に進む。
【0112】ステップ1812では、入力枠作成部10
6により、入力枠203のマス目を作成し、全てのマス
目(ここでは、5つのます目)を作成し終えると(ステ
ップ1813)、ステップ1814に進む。
【0113】ステップ1814では、対象を次の位置に
変更し、該位置について、編集エリアデータ記憶部10
5に記憶されている文字コードを参照し、該位置に存在
する文字コードを抽出する(ステップ1815)。続い
て、カーソル位置記憶部104に記憶されているカーソ
ル位置の2文字分前でかつ次行に相当する位置を求め
(ステップ1816)、ステップ1804に戻る。
【0114】一方、ステップ1806の判定で、フラグ
が1である場合は、以上説明した全ての処理を終え、カ
ーソル204が位置する行の前後の行について、8文字
分の文字データを抽出し、カーソル204が位置する行
について、カーソル位置の2文字分前の文字データおよ
び1文字分後の文字データを抽出し、5つのマス目を作
成済みであることを示しているので、ステップ1817
に進み、表示制御部107により、表示部108の手書
き入力エリア202に、作成済みのマス目を表示すると
共に、抽出済みの文字コードを該マス目と同じサイズの
文字データに展開して表示する。
【0115】なお、上述した実施例の動作を実行するか
否かをユーザが選択指示することができるようにし、ユ
ーザが実行する旨を指示した場合のみ、本実施例の動作
を実行するようにしてもよい。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、入力枠に手書き文字を入力する際に、手書き
文字が文字データとして表示される位置を常に意識する
ことが可能となるので、効率良く手書き文字を入力する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の手書き入力装置の構成図。
【図2】表示部の表示画面を示す説明図。
【図3】表示部の表示画面を示す説明図。
【図4】編集エリアデータ記憶部の記憶内容を示す説明
図。
【図5】表示部の表示画面を示す説明図。
【図6】表示部の表示画面を示す説明図。
【図7】制御部の動作フローチャート。
【図8】表示部の表示画面を示す説明図。
【図9】表示部の表示画面を示す説明図。
【図10】制御部の動作フローチャート。
【図11】表示部の表示画面を示す説明図。
【図12】制御部の動作フローチャート。
【図13】表示部の表示画面を示す説明図。
【図14】表示部の表示画面を示す説明図。
【図15】表示部の表示画面を示す説明図。
【図16】制御部の動作フローチャート。
【図17】表示部の表示画面を示す説明図。
【図18】制御部の動作フローチャート。
【図19】表示部の表示画面を示す説明図。
【図20】表示部の表示画面を示す説明図。
【符号の説明】
101…制御部、102…手書き入力部、103…認識
処理部、104…カーソル位置記憶部、105…編集エ
リアデータ記憶部、106…入力枠作成部、107…表
示制御部、108…表示部、201…編集エリア、20
2…手書き入力エリア、203…入力枠、204…カー
ソル、205…ペン。
フロントページの続き (72)発明者 中島 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所 映像メディア研究 所内 (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所 映像メディア研究 所内 (72)発明者 伊藤 純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所 映像メディア研究 所内 (56)参考文献 特開 平1−137318(JP,A) 特開 平4−346120(JP,A) 特開 平1−261720(JP,A) 特開 平4−344918(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 17/21 G06F 17/22

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書き文字を入力するための複数のマス目
    からなる入力枠を作成し表示する入力枠作成表示手段
    と、該入力枠のマス目の各々に入力された手書き文字を
    受付ける手書き入力手段と、上記手書き入力手段により
    受付けられた手書き文字を認識する認識手段と、該認識
    結果が表示されるべき位置を記憶する表示位置記憶手段
    と、上記表示位置記憶手段に記憶されている表示位置に
    基づいて、上記認識結果をその表示位置と共に記憶する
    記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている認識結果を
    その表示位置に表示する表示手段とを備え、 上記入力枠作成表示手段は、上記表示位置記憶手段に記
    憶されている表示位置に関する情報に基づいて、上記入
    力枠を作成し表示することを特徴とする手書き入力装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の手書き入力装置において、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる認識結果のうちの、上記表示位置記憶手段に記憶さ
    れている表示位置の周辺に存在する認識結果を、上記入
    力枠のマス目の周辺に表示することを特徴とする手書き
    入力装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の手書き入力装置において、 上記入力枠作成表示手段は、上記入力枠のマス目の周辺
    に表示する認識結果を拡大することを特徴とする手書き
    入力装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の手書き入力装
    置において、 上記記憶手段は、さらに、1行の桁数を含む書式情報を
    記憶し、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に基づいて、上記入力枠を作成し表示する
    ことを特徴とする手書き入力装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の手書き入力装置において、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報の少なくとも一部を示す情報を上記入力枠
    のマス目内に表示することを特徴とする手書き入力装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の手書き入力装置に
    おいて、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に含まれている1行の桁数に基づいて、上
    記入力枠のマス目のうちの行末に相当するマス目内に、
    行末である旨を示す情報を表示することを特徴とする手
    書き入力装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の手書き入力装置において、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に基づいて、上記入力枠のマス目の表示態
    様を変化させることを特徴とする手書き入力装置。
  8. 【請求項8】請求項4または7記載の手書き入力装置に
    おいて、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に含まれている1行の桁数に基づいて、上
    記入力枠のマス目のうちの、最初のマス目から行末に相
    当するマス目までと該行末に相当するマス目から最後の
    マス目までとが異なる表示態様となるよう、入力枠を作
    成し表示することを特徴とする手書き入力装置。
  9. 【請求項9】請求項4記載の手書き入力装置において、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に基づいて、上記入力枠のマス目の表示数
    を変化させることを特徴とする手書き入力装置。
  10. 【請求項10】請求項4または9記載の手書き入力装置
    において、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に含まれている1行の桁数に基づいて、上
    記入力枠のマス目のうちの、最初のマス目から行末に相
    当するマス目までのみを表示し、該行末に相当するマス
    目から最後のマス目までを表示しないことを特徴とする
    手書き入力装置。
  11. 【請求項11】請求項4記載の手書き入力装置におい
    て、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報の少なくとも一部を示す情報を上記入力枠
    のマス目の近傍に表示することを特徴とする手書き入力
    装置。
  12. 【請求項12】請求項4または11記載の手書き入力装
    置において、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いる書式情報に含まれている1行の桁数に基づいて、上
    記表示位置記憶手段に記憶されている表示位置の桁数を
    上記入力枠のマス目の近傍に表示することを特徴とする
    手書き入力装置。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれか記載の手書き
    入力装置において、 上記表示手段により上記認識結果が表示される表示領域
    に手書き入力されたイメージを受付けるイメージ入力手
    段をさらに備え、 上記記憶手段は、さらに、上記イメージ入力手段により
    受付けられたイメージをその表示位置と共に記憶し、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いるイメージに基づいて、上記入力枠を作成し表示する
    ことを特徴とする手書き入力装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の手書き入力装置におい
    て、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いるイメージのうちの、上記表示位置記憶手段に記憶さ
    れている表示位置に存在するイメージデータを、上記入
    力枠のマス目内に表示することを特徴とする手書き入力
    装置。
  15. 【請求項15】請求項13記載の手書き入力装置におい
    て、 上記入力枠作成表示手段は、上記記憶手段に記憶されて
    いるイメージの表示位置に基づいて、上記入力枠のマス
    目のうちの、上記記憶手段に記憶されているイメージが
    重なるマス目と重ならないマス目とが異なる表示態様と
    なるよう、入力枠を作成し表示することを特徴とする手
    書き入力装置。
  16. 【請求項16】表示領域の少なくとも一部に、複数の手
    書き文字を入力するための手書き入力領域を有し、該手
    書き入力領域に入力された手書き文字の認識結果を上記
    表示領域に表示する手書き入力装置において、 上記手書き入力領域に入力された手書き文字の認識結果
    が表示されようとしている上記表示領域上の位置に関す
    る情報を、上記手書き入力領域内に表示する手書き入力
    領域作成表示手段を備えたことを特徴とする手書き入力
    装置。
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