JP3397364B2 - バナジウム、アンチモン及びスズを含む触媒の製造法 - Google Patents

バナジウム、アンチモン及びスズを含む触媒の製造法

Info

Publication number
JP3397364B2
JP3397364B2 JP07187993A JP7187993A JP3397364B2 JP 3397364 B2 JP3397364 B2 JP 3397364B2 JP 07187993 A JP07187993 A JP 07187993A JP 7187993 A JP7187993 A JP 7187993A JP 3397364 B2 JP3397364 B2 JP 3397364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tin
catalyst
mixture
hours
carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07187993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615170A (ja
Inventor
フランク ブラッジル ジェームズ
レイモンド リトル イアン
ブライアン ヘイゼン ジョセフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Standard Oil Co
Original Assignee
Standard Oil Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Standard Oil Co filed Critical Standard Oil Co
Publication of JPH0615170A publication Critical patent/JPH0615170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3397364B2 publication Critical patent/JP3397364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/14Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of germanium, tin or lead
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/20Vanadium, niobium or tantalum
    • B01J23/22Vanadium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/02Impregnation, coating or precipitation
    • B01J37/0236Drying, e.g. preparing a suspension, adding a soluble salt and drying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/08Heat treatment
    • B01J37/082Decomposition and pyrolysis
    • B01J37/086Decomposition of an organometallic compound, a metal complex or a metal salt of a carboxylic acid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/24Preparation of carboxylic acid nitriles by ammoxidation of hydrocarbons or substituted hydrocarbons
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パラフィン類の接触ア
ンモ酸化に有効な、スズ含有バナジウム−アンチモン酸
化物触媒の製造法、さらに詳細に述べると、プロパン又
はイソブタンの、a,b-不飽和モノニトリルであるアクリ
ロニトリル又はメタクリロニトリルへの、アンモ酸化に
用いる触媒の製造法に関する。さらに詳細に述べると、
本発明は、バナジウム、アンチモン及びスズを酸化物状
態で含む触媒の製造工程における、ある種の有機カルボ
ン酸スズ塩のスズ試薬としての使用に関する。
【0002】
【従来の技術】このような触媒類は、例えば、米国特許
第3,681,421 号、第4,788,317 号、及び第5,008,427 号
に開示され、このような触媒のあるものは、英国特許第
1,336,135 号及び第1,336,136 号(1973 年11月公開) に
開示されている。飽和C3及びC4アルカン(パラフィン)
類の酸化及びアンモ酸化、特にアンモ酸化のための、バ
ナジウム−アンチモン酸化物触媒において、すべてのス
ズ原料が、助触媒として同じように効果があるのではな
い。固相反応が該触媒先駆物質の焼成段階で起こる場
合、スズが十分に反応性であるためには、スズはこのよ
うな触媒の先駆物質中に非常に微細に分割された形で存
在しなければならないと信じられている。本発明以前
に、スズ酸化物ゾルが、このような触媒の製造に適した
原料であることが発見された(米国特許第5,008,427 号
参照)。しかし、粉砕されたスズ酸化物、又は金属スズ
を硝酸と反応することによって製造したスズ酸化物は、
明らかに効果が劣る原料である。スズ酸化物ゾルは効果
的である一方、非常に高価な原料である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スズ
酸化物ゾルを使用しない、優れた酸化( 特にアンモ酸
化) 触媒の製造法を提供することである。本発明の別の
目的は、触媒先駆物質のスズ原料としてスズ酸化物ゾル
を使用する場合に比べて、そのスズ成分に関する費用の
一部で、触媒を製造することである。本発明の態様、特
徴及び利点だけでなく他の目的が、具体的な実施態様を
含む本願明細書の内容から明らかになるだろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的及び他
の目的は、最終触媒に含まれる元素の化合物を含むバッ
チ原料混合物の水性スラリーを形成する工程、続いて該
混合物の乾燥及び加熱焼成による活性触媒の形成の工程
を含み、そのスズバッチ原料として、エチレン性又はア
セチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C18
環式モノカルボン酸の第一スズ塩を用いる、バナジウ
ム、アンチモン及びスズを酸化物状態で含む触媒の製造
法を提供することによって達成される。通常、実際的な
理由で、この塩は、炭素原子が1〜8個、さらに一般的
には1〜4個の非環式モノカルボン酸の第一スズ塩であ
り、さらにわずかに3種の元素を含有することが最も多
く:C 、H 及びO 、酸の分子1個当たり酸素原子をわず
かに2個含む塩である。本発明の製造法でもっとも頻繁
に使用されるこのようなスズ(2価、II) 塩類は、下記
実験式を有す非環式モノカルボン酸の塩である: CnH(2n+1)COOH 。
【0005】該触媒は、いずれか適当なV 及びSbの有機
又は無機の先駆物質、及び焼成後に最終触媒に他の任意
の元素を導入するのに用いられる化合物類で、当該技術
分野で周知の、そのような元素の塩、酸化物、水酸化物
又は金属有機化合物などと、本願明細書において先に開
示したカルボン酸のスズ(II) 塩の形で、該触媒を製造
するために未加工のバッチ原料に導入されたスズとから
製造することができる。この先駆物質のバッチ混合物
は、最終触媒が得られるまで、公知の方法で加熱及び焼
成する。このような未加工のバッチ原料の例は、当然本
願明細書の具体的な実施例に示される。該触媒の製造に
おいて、最高焼成温度は、通常、低くても500 ℃である
が、パラフィン類のアンモ酸化においては、この温度は
750 ℃以上が好ましく、低くても780 ℃の場合が最も多
い。
【0006】本発明の好ましい方法は、米国特許第5,00
8,427 号記載の触媒組成物を用いて、本発明の方法によ
り触媒を製造する方法である。従って、本発明のこの点
によって、最終触媒に含まれる元素の化合物を含むバッ
チ原料混合物の水性スラリー形成の工程、続いて該混合
物の乾燥及び加熱焼成による活性触媒の形成の工程を含
み、そのスズバッチ原料として、エチレン性又はアセチ
レン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C18 非環式
モノカルボン酸の第一スズ塩を用い、該スラリーの乾
燥、かつ最高焼成温度が低くても780 ℃に達する該混合
物の加熱焼成であり、下記実験式に示された元素及び割
合を有する触媒の製造法が提供される: VSbmAaDdOx ( 式中、A は、Ti、Sn、Fe、Cr、Gaのうちの一種以上で
あって、常にSnは存在し、;D は、Li、Mg、Ca、Sr、B
a、Co、Ni、Zn、Ge、Nb、Zr、Mo、W 、Cu、Te、Ta、S
e、Bi、Ce、In、As、B 、Mnのうちの一種以上であっ
て、;及び、m は、0.8〜4;a は、0.01〜2;d は、
0〜2;x は、存在する陽イオンの酸化状態によって決
まる。) 。前記米国特許に記載されているように、この
最高焼成温度は、1200℃まであげることができるが、10
50℃を越えない場合が多い。
【0007】本発明の別の側面は、プロパン及びイソブ
テンから選択されたパラフィンの蒸気相中で、分子状酸
素及びアンモニア、並びに任意に気体希釈剤とを該触媒
反応し、反応域において前記反応物を触媒と触媒反応す
ることによって、アクリロニトリル及びメタクリロニト
リルから選択されたa,b-不飽和モノニトリルを製造する
方法を提供することである。その反応域への原料供給量
は、パラフィンのNH3に対するモル比が2.5 〜16の範囲
で、パラフィンのO2に対するモル比が1〜10の範囲であ
り、該触媒は、すぐ前の段落に記載された実験式の組成
物を有し、かつすぐ前の段落に記載された方法によって
製造される。下記の該触媒の製造の実施例、及びそのよ
うにして製造された触媒を用いたアンモ酸化反応は、典
型的なものだけであり、かついずれの点においても限定
されるものではない。
【0008】
【実施例】下記の実施例のいくつかで使用した酢酸第一
スズを下記の方法で調製した:SnO 25gを、氷酢酸125
ml及び水75mlと共に、窒素下で約8時間還流した。その
後、この混合物を窒素下で室温まで冷却し、ろ過して未
反応のSnO を除去した。次に、このろ液を回転蒸発装置
を用いてゆっくり蒸発させて、白色固体の酢酸スズ(I
I) を得た。残留酢酸を除去するために、これを水酸化
ナトリウムとともにデシケーター中で保存した。さら
に、別の実施例で使用した他のスズ(II) エステル類
は、下記の方法で調製した:ギ酸スズ(II) の調製 SnO 25gを、60重量%のギ酸溶液625 mlと共に、窒素下
で1.5 時間還流した。次に、この温混合物を、ろ過して
未反応のSnO を除去し、その後冷却し、共栓フラスコ中
に保存した。プロピオン酸スズ(II) の調製 SnO 25gを、プロピオン酸 100g共に、窒素下で2.5 時
間還流した。次に、この温混合物を、ろ過して未反応の
SnO を除去し、その後冷却し、共栓フラスコ中に保存し
た。ラク酸スズ(II) の調製 SnO 25gを、ラク酸 100g及び水75gと共に、窒素下で
還流した。次に、この温混合物を、ろ過して未反応のSn
O を除去し、その後冷却し、共栓フラスコ中に保存し
た。
【0009】実施例1 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、かつこの混合物を、ホットプレート上
で定速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発
量を減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。
清水を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物
を、約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。
次に、完全に溶解するのに十分な量の氷酢酸を溶媒とす
る酢酸スズ(II)12.287 gを、このスラリーに加えた。
その後、得られた混合物を、ホットプレート上で定速で
攪拌しながら、ほとんど涸渇するまで蒸発させた。得ら
れた黒色ペーストを、さらに120 ℃のオーブンで、一晩
乾燥した。この乾燥した物質の一部を、石英チューブに
入れ、空気を一定の流量でこのチューブに通し、その物
質上を流した。このチューブを、垂直チューブ炉(verti
cal tube furnace) に置き、この炉の温度を、約2℃/
分の度合いで室温から650 ℃に上げた。その後、その温
度を650 ℃で8時間保った。次に、この触媒を、室温ま
で冷却し、熱処理した物質を、粉砕し、篩分けし、かつ
メッシュ20〜35の粒子を集めた。次に、これらの粒子の
一部を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱処理
した。その後この物質を、コースガラスろ過器に入れ、
新しいイソブタノールを、物質をおおうように、ガラス
(frit)を通して流す方法によって、イソブタノールで4
回洗浄した。それぞれの洗浄に使用したイソブタノール
の量は、洗浄した触媒1gにつき約6.25mlであった。最
後の洗浄の後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に
数時間入れて、該粒子から残留イソブタノールを除去し
た。
【0010】実施例2 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、かつこの混合物を、ホットプレート上
で定速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発
量を減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。
清水を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物
を、約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。
完全に溶解するのに十分な量の氷酢酸を溶媒とする酢酸
スズ(II)12.287 gを、このスラリーに加えた。その
後、得られた混合物を、ホットプレート上で定速で攪拌
しながら、ほとんど涸渇するまで蒸発させた。得られた
黒色ペーストを、120 ℃のオーブンで、さらに一晩乾燥
した。この乾燥した物質を、650 ℃の炉を用いて、空気
中で、さらに8時間熱処理した。この熱処理した物質
を、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ20〜35の粒子を集
めた。次に、これらの粒子の一部を、810 ℃の炉を用い
て、空気中で、3時間熱処理した。その後この粒子を、
ソックスレー抽出器を用いて、メタノールで約1時間30
分間洗浄した。洗浄の後、この触媒粒子を、120 ℃のオ
ーブン中に数時間入れて、該粒子から残留メタノールを
除去した。
【0011】実施例3 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、かつこの混合物を、ホットプレート上
で定速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発
量を減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。
清水を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物
を、約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。
完全に溶解するのに十分な量の氷酢酸を溶媒とする酢酸
スズ(II)12.287 gを、このスラリーに加えた。その
後、得られた混合物を、ホットプレート上で定速で攪拌
しながら、ほとんど涸渇するまで蒸発させた。得られた
黒色ペーストを、120 ℃のオーブンで、さらに一晩乾燥
した。この乾燥した物質を、650 ℃の炉を用いて、空気
中で、さらに8時間熱処理した。この熱処理した物質
は、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ20〜35の粒子を集
めた。次に、これらの粒子の一部を、810 ℃の炉を用い
て、空気中で、3時間熱処理した。その後この物質を、
コースガラスろ過器に入れ、新しいイソブタノールを、
物質をおおうように、ガラスを通して流す方法によっ
て、イソブタノールで3回洗浄した。それぞれの洗浄で
使用したイソブタノールの量は、洗浄した触媒1gにつ
き約6.25mlであった。最後の洗浄の後、この触媒粒子
を、120 ℃のオーブン中に数時間入れて、該粒子から残
留イソブタノールを除去した。
【0012】実施例4 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、かつこの混合物を、ホットプレート上
で定速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発
量を減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。
清水を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物
を、約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。
完全に溶解するのに十分な量の氷酢酸を溶媒とする酢酸
スズ(II)12.287 gを、このスラリーに加えた。その
後、得られた混合物を、ホットプレート上で定速で攪拌
しながら、ほとんど涸渇するまで蒸発させた。得られた
黒色ペーストを、120 ℃のオーブンで、さらに一晩乾燥
した。この乾燥した物質を、炉を用いて、空気中で、29
0 ℃で3時間、425 ℃で3時間、及び650 ℃で8時間熱
処理し、粉砕し、篩分けし、次にメッシュ20〜35の粒子
を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱処理し
た。その後この物質を、コースガラスろ過器に入れ、新
しいイソブタノールを、物質をおおうように、ガラスを
通して流す方法によって、イソブタノールで3回洗浄し
た。それぞれの洗浄で使用したイソブタノールの量は、
洗浄した触媒1gにつき約6.25mlであった。最後の洗浄
の後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数時間入
れて、該粒子から残留イソブタノールを除去した。
【0013】比較例5 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを、SnO2粉末 8.87 gと一緒に加えた。この混
合物を、ホットプレート上で定速で攪拌しながら沸騰す
るまで加熱した。水の蒸発量を減らすために、このビー
カーに時計皿をかぶせた。清水を定期的に加え、蒸発し
た水を補った。この混合物を、約2.5 時間沸騰させて、
灰黒色のスラリーを生じた。その後、得られた混合物
を、ホットプレート上で定速で攪拌しながら、ほとんど
涸渇するまで蒸発させた。得られた黒色ペーストを、12
0 ℃のオーブンで、さらに一晩乾燥した。この乾燥した
物質を、650 ℃の炉を用いて、空気中で、8時間熱処理
した。この熱処理した物質を、粉砕し、篩分けし、かつ
メッシュ20〜35の粒子を集めた。その後、これらの粒子
の一部を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱処
理した。次にこの物質を、コースガラスろ過器に入れ、
新しいイソブタノールを、物質をおおうように、ガラス
を通して流す方法によって、イソブタノールで洗浄し
た。使用したイソブタノールの量は、洗浄した触媒1g
につき約6.25mlであった。洗浄の後、この触媒粒子を、
120 ℃のオーブン中に数時間入れて、該粒子から残留イ
ソブタノールを除去した。
【0014】比較例6 水200 mlを溶媒とするスズ金属粉末6.86gのスラリー
に、濃硝酸20ml及び30%H2O2 液100 mlを加えた。この
混合物を、約80℃で3時間加熱して、酸化スズの白色ス
ラリーを生じた。別のビーカーで、V2O5 26.38gに、水
900 ml、30% H2O 2 液140 ml及び濃硝酸28gの溶液を加
えた。この混合物の泡立てを停止した後、先に調製した
酸化スズのスラリーを、Sb2O3 63.19 gと一緒に加え
た。その後、得られた混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら加熱し、ほとんど涸渇するまで蒸発さ
せた。そのペーストを、120 ℃のオーブンで、さらに一
晩乾燥した。この乾燥した物質を、650 ℃の炉を用い
て、空気中で、8時間熱処理した。この熱処理した物質
を、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ20〜35の粒子を集
めた。その後、これらの粒子の一部を、810 ℃の炉を用
いて、空気中で、3時間熱処理した。次にこの物質を、
コースガラスろ過器に入れ、新しいイソブタノールを、
物質をおおうように、ガラスを通して流す方法によっ
て、イソブタノールで洗浄した。使用したイソブタノー
ルの量は、洗浄した触媒1gにつき約6.25mlであった。
洗浄後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数時間
入れて、該粒子から残留イソブタノールを除去した。
【0015】実施例7 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、この混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発量を
減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。清水
を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物を、
約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。その
後、このスラリーに、先に調製したギ酸スズ(II) 溶液
217.8 gを加えた。次に、得られた混合物を、ホットプ
レート上で定速で攪拌しながら、ほとんど涸渇するまで
蒸発させた。得られた黒色ペーストを、120 ℃のオーブ
ンで、さらに一晩乾燥した。この乾燥した物質の一部
を、650 ℃の炉を用いて、空気中で、8時間熱処理し
た。この熱処理した物質を、粉砕し、篩分けし、かつメ
ッシュ20〜35の粒子を集めた。その後、これらの粒子の
一部を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱処理
した。次にこの物質を、コースガラスろ過器に入れ、新
しいイソブタノールを、物質をおおうように、ガラスを
通して流す方法によって、イソブタノールで洗浄した。
使用したイソブタノールの量は、洗浄した触媒1gにつ
き約6.25mlであった。触媒は、この方法で2回洗浄し
た。洗浄後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数
時間入れて、該粒子から残留イソブタノールを除去し
た。
【0016】実施例8 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、この混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発量を
減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。清水
を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物を、
約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。その
後、このスラリーに、先に調製したプロピオン酸スズ
(II) 溶液51.5gを加えた。次に、得られた混合物を、
ホットプレート上で定速で攪拌しながら、ほとんど涸渇
するまで蒸発させた。得られた黒色ペーストを、120 ℃
のオーブンで、さらに一晩乾燥した。この乾燥した物質
の一部を、650 ℃の炉を用いて、空気中で、8時間熱処
理した。この熱処理した物質を、粉砕し、篩分けし、か
つメッシュ20〜35の粒子を集めた。その後、これらの粒
子の一部を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱
処理した。次にこの物質を、コースガラスろ過器に入
れ、清イソブタノールを、物質をおおうように、ガラス
を通して流す方法によって、イソブタノールで洗浄し
た。使用したイソブタノールの量は、洗浄した触媒1g
につき約6.25mlであった。触媒はこの方法で2回洗浄し
た。洗浄後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数
時間入れて、該粒子から残留イソブタノールを除去し
た。
【0017】実施例9 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、この混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発量を
減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。清水
を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物を、
約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。その
後、このスラリーに、先に調製したプロピオン酸スズ
(II) 溶液51.5gを加えた。次に、得られた混合物を、
ホットプレート上で定速で攪拌しながら、ほとんど涸渇
するまで蒸発させた。得られた黒色ペーストを、120 ℃
のオーブンで、さらに一晩乾燥した。この乾燥した物質
の一部を、炉を用いて、空気中、290 ℃で3時間、次に
425 ℃で3時間、最後に650 ℃で8時間熱処理した。こ
の熱処理した物質を、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ
20〜35の粒子を集めた。その後、これらの粒子の一部
を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱処理し
た。次にこの物質を、コースガラスろ過器に入れ、新し
いイソブタノールを、物質をおおうように、ガラスを通
して流す方法によって、イソブタノールで洗浄した。使
用したイソブタノールの量は、洗浄した触媒1gにつき
約6.25mlであった。触媒は、この方法で2回洗浄した。
洗浄後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数時間
入れて、該粒子から残留イソブタノールを除去した。
【0018】実施例10 V2O5 26.91gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
64.36 gを加え、この混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発量を
減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。清水
を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物を、
約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。その
後、このスラリーに、先に調製したラク酸スズ(II) 溶
液全量を加えた。次に、得られた混合物を、ホットプレ
ート上で定速で攪拌しながら、ほとんど涸渇するまで蒸
発させた。得られた黒色ペーストを、120 ℃のオーブン
で、さらに一晩乾燥した。この乾燥した物質の一部を、
炉を用いて、空気中、290 ℃で3時間、次に425 ℃で3
時間、最後に650 ℃で8時間熱処理した。この熱処理し
た物質を、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ20〜35の粒
子を集めた。その後、これらの粒子の一部を、810 ℃の
炉を用いて、空気中で、3時間熱処理した。次にこの物
質を、コースガラスろ過器に入れ、新しいイソブタノー
ルを、物質をおおうように、ガラスを通して流す方法に
よって、イソブタノールで洗浄した。使用したイソブタ
ノールの量は、洗浄した触媒1gにつき約6.25mlであっ
た。触媒は、この方法で2回洗浄した。洗浄後、この触
媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数時間入れて、該粒子
から残留イソブタノールを除去した。
【0019】実施例11 V2O5 27.42gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
65.59 gを加え、この混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発量を
減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。清水
を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物を、
約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。その
後、このスラリーに、エチルヘキサン酸スズ(II) 25.5
9 gを加えた。次に、得られた混合物を、ホットプレー
ト上で定速で攪拌しながら、ほとんど涸渇するまで蒸発
させた。得られた黒色ペーストを、120 ℃のオーブン
で、さらに一晩乾燥した。この乾燥した物質の一部を、
650 ℃の炉を用いて、空気中で、8時間熱処理した。こ
の熱処理した物質を、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ
20〜35の粒子を集めた。その後、これらの粒子の一部
を、810 ℃の炉を用いて、空気中で、3時間熱処理し
た。次にこの物質を、コースガラスろ過器に入れ、新し
いイソブタノールを、物質をおおうように、ガラスを通
して流す方法によって、イソブタノールで洗浄した。使
用したイソブタノールの量は、洗浄した触媒1gにつき
約6.25mlであった。触媒は、この方法で3回洗浄した。
洗浄後、この触媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数時間
入れて、該粒子から残留イソブタノールを除去した。
【0020】実施例12 V2O5 27.42gに、水900 ml及び30% H2O2 液100 mlの溶
液を加えた。この混合物の泡立てを停止した後、Sb2O3
65.59 gを加え、この混合物を、ホットプレート上で定
速で攪拌しながら沸騰するまで加熱した。水の蒸発量を
減らすために、このビーカーに時計皿をかぶせた。清水
を定期的に加え、蒸発した水を補った。この混合物を、
約3時間沸騰させて、灰黒色のスラリーを生じた。その
後、このスラリーに、エチルヘキサン酸スズ(II) 25.5
9 gを加えた。次に、得られた混合物を、ホットプレー
ト上で定速で攪拌しながら、ほとんど涸渇するまで蒸発
させた。得られた黒色ペーストを、120 ℃のオーブン
で、さらに一晩乾燥した。この乾燥した物質の一部を、
炉を用いて、空気中、290 ℃で3時間、次に425 ℃で3
時間、最後に650 ℃で8時間熱処理した。この熱処理し
た物質を、粉砕し、篩分けし、かつメッシュ20〜35の粒
子を集めた。その後、これらの粒子の一部を、810 ℃の
炉を用いて、空気中で、3時間熱処理した。次にこの物
質を、コースガラスろ過器に入れ、新しいイソブタノー
ルを、物質をおおうように、ガラスを通して流す方法に
よって、イソブタノールで洗浄した。使用したイソブタ
ノールの量は、洗浄した触媒1gにつき約6.25mlであっ
た。触媒は、この方法で3回洗浄した。洗浄後、この触
媒粒子を、120 ℃のオーブン中に数時間入れて、該粒子
から残留イソブタノールを除去した。
【0021】表1に要約した、下記のアンモ酸化の実施
例において、該触媒は、内径が0.96cm(3/8インチ) の管
型金属チタン固定床反応器の中に入っている。この反応
器には、予熱脚(preheat leg) が付いていて、恒温溶融
塩槽につかっている。別法を示さない限り、この供給原
料は、生成物を収集する1時間前に触媒に供給し;それ
ぞれの実施例の実験の最後の30〜60分に、該生成物を分
析のために集める。
【0022】
【表1】 表1 プロパン: 選択率 実施 触媒(5) モル比(6) (4) プロパン 転化モル% (1) (5) 実施例 C3/NH3/O2 温度 CT 転化率 (2) (3) AN+No. No. /H2O ℃ 秒 % AN HCN C3= AN HCN 13 1 5/1/2.8/1 460 1.2 15.9 9.4 1.6 0.6 58.8 69.2 14 2 〃 〃 1.1 15.0 9.1 1.4 0.3 60.7 70.0 15 3 〃 〃 1.4 18.4 10.2 1.6 0.4 55.5 64.1 16 4 〃 〃 1.6 17.2 9.9 1.5 0.4 57.3 66.3 17C 5C 5/0.85/2/1 〃 0.9 16.3 6.4 2.1 1.7 38.9 52.1 18C 6C 5/1/2.8/1 〃 1.3 18.6 6.1 2.2 2.1 33.0 44.6 19 7 〃 〃 1.0 16.9 9.1 1.5 0.6 53.6 62.2 20 9 〃 〃 1.6 15.6 8.7 1.2 0.5 56.1 64.1 21 11 〃 〃 0.9 16.4 8.9 1.4 0.2 54.3 62.8 22 8 〃 〃 0.6 17.4 8.9 1.5 0.7 51.0 59.7 23 10 〃 〃 0.6 15.2 8.2 1.2 0.4 53.8 61.924 12 〃 〃 0.9 15.4 8.6 1.5 0.3 55.9 65.6 (1) プロパンをベースにした選択率 (2) ANは、アクリロニトリル (3) C3= は、プロピレン (4) 接触時間、秒 (5) C は、比較例 (6) C3は、プロパン
【0023】当業者にとって明らかであるように、開示
の思想及び範囲から、もしくはクレームの範囲から離れ
ることなく、本発明の各種の改良を、前述の開示及び考
察の見地にならって、行うことができる。
フロントページの続き (72)発明者 イアン レイモンド リトル イギリス ミドルセックス ティーダブ リュー121アールティー ハンプトン ヒル クロス ストリート 28エイ (72)発明者 ジョセフ ブライアン ヘイゼン アメリカ合衆国 オハイオ州 44125 ガーフィールド ハイツ プリマス ア ベニュー 10816 (56)参考文献 米国特許5008427(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 21/00 - 38/74 C07C 253/24 C07C 255/07

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終触媒に含まれる元素の化合物を含む
    バッチ原料混合物の水性スラリーを形成する工程、続い
    て該混合物の乾燥及び加熱焼成による活性触媒形成の工
    程を含み、そのスズバッチ原料として、エチレン性又は
    アセチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C18
    非環式モノカルボン酸の第一スズ塩を用いる、バナジウ
    ム、アンチモン及びスズを酸化物状態で含むパラフィン
    のアンモ酸化に有用な触媒の製造法。
  2. 【請求項2】 該スズバッチ原料が、エチレン性又はア
    セチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C8非環
    式モノカルボン酸の第一スズ塩である、請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 該スズバッチ原料が、エチレン性又はア
    セチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C4非環
    式モノカルボン酸の第一スズ塩である、請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 スズバッチ原料として、エチレン性又は
    アセチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C18
    非環式モノカルボン酸の第一スズ塩を用い、最終触媒に
    含まれる元素の化合物を含むバッチ原料混合物の水性ス
    ラリーを形成する工程;該スラリーの乾燥、及び最高焼
    成温度が、少なくとも780 ℃に達する該混合物の加熱焼
    成の工程を含む、下記実験式で示された元素及びその割
    合を有するパラフィンのアンモ酸化に有用な触媒の製造
    法:VSbmAaDdOx( 式中、A は、Ti、Sn、Fe、Cr、Gaのう
    ちの、一種以上であって、常にSnは存在し、;D は、L
    i、Mg、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Zn、Ge、Nb、Zr、Mo、W
    、Cu、Te、Ta、Se、Bi、Ce、In、As、B 、Mnのうちの
    一種以上であり;かつ、m は、0.8 〜4;a は、0.01〜
    2;d は、0〜2;x は、酸化状態の陽イオンの存在に
    よって決まる。) 。
  5. 【請求項5】 該スズバッチ原料が、エチレン性又はア
    セチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C8非環
    式モノカルボン酸の第一スズ塩である、請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 該スズバッチ原料が、エチレン性又はア
    セチレン性炭素−炭素不飽和結合を含まないC1〜C4非環
    式モノカルボン酸の第一スズ塩である、請求項4に記載
    の方法。
JP07187993A 1992-04-02 1993-03-30 バナジウム、アンチモン及びスズを含む触媒の製造法 Expired - Fee Related JP3397364B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/862,163 US5214016A (en) 1992-04-02 1992-04-02 Method of making catalysts containing vanadium, antimony and tin
US07/862163 1992-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615170A JPH0615170A (ja) 1994-01-25
JP3397364B2 true JP3397364B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=25337831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07187993A Expired - Fee Related JP3397364B2 (ja) 1992-04-02 1993-03-30 バナジウム、アンチモン及びスズを含む触媒の製造法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5214016A (ja)
EP (1) EP0564110B1 (ja)
JP (1) JP3397364B2 (ja)
DE (1) DE69324956T2 (ja)
TW (1) TW238263B (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331289B1 (ko) * 1993-08-26 2002-11-23 비피아메리카인코포레이티드 산화및암모산화촉매의개선방법
US5432141A (en) * 1994-03-15 1995-07-11 The Standard Oil Company Preparation of attrition resistant vanadium-antimony oxide catalysts
FR2721598B1 (fr) * 1994-06-23 1996-08-23 Rhone Poulenc Chimie Procédé de préparation de catalyseurs d'ammoxydation.
US5498588A (en) * 1994-09-09 1996-03-12 The Standard Oil Company Surface modification and promotion of vanadium antimony oxide catalysts
TR28227A (tr) * 1994-10-07 1996-02-16 Bp America Katalizör faaliyetinin gelistirilmesi yöntemi, gelistirilmis katalizörler ve bunlarin kullanimi.
US5693587A (en) * 1995-06-06 1997-12-02 The Standard Oil Company Method for preparing vanadium antimony oxide based oxidation and ammoxidation catalysts
FR2739373B1 (fr) * 1995-09-29 1997-10-31 Rhone Poulenc Fibres Procede de preparation de catalyseurs d'ammoxydation
CN1085110C (zh) * 1995-11-14 2002-05-22 标准石油公司 表面改性的钒锑氧化物催化剂的制备方法
US5854172A (en) * 1997-01-17 1998-12-29 The Standard Oil Company Preparation of vanadium antimonate based catalysts using SnO2 ·xH2 O
US5866502A (en) * 1997-03-27 1999-02-02 The Standard Oil Co. Process for the preparation of antimonate catalysts for (AMM) oxidation of alkanes and alkenes
US6451730B1 (en) * 1997-06-27 2002-09-17 The Standard Oil Company Two-stage preparation of promoted V/Sb-oxide ammoxidation catalysts
MY119391A (en) * 1997-07-24 2005-05-31 Standard Oil Co Method for preparing improved vanadium antimony oxide based oxidation and ammoxidation catalysts
US6710011B2 (en) 2001-12-21 2004-03-23 Saudi Basic Industries Corporatioin Catalyst compositions for the ammoxidation of alkanes and olefins, methods of making and of using same
US6864384B2 (en) * 2002-11-27 2005-03-08 The Standard Oil Company Preparation of vanadium antimony oxide based catalysts using nano-scale iron
US20040102318A1 (en) * 2002-11-27 2004-05-27 Brazdil James F. Method for enhancing the productivity of vanadium antimony oxide catalysts
US6887825B2 (en) * 2002-11-27 2005-05-03 The Standard Oil Company Method for the preparation of vanadium-antimony-oxide based oxidation and ammoxidation catalysts using non-aqueous media
CA2461798C (en) * 2003-03-31 2012-04-24 Nof Corporation Low melting point tin salt of carboxylic acid and method for producing the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5008427A (en) 1988-12-23 1991-04-16 The Standard Oil Company Ammoxidation of paraffins

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3326819A (en) * 1965-11-19 1967-06-20 Distillers Co Yeast Ltd Catalytic compositions comprising antimony oxide, tin oxide and a promoter
US4801568A (en) * 1987-10-22 1989-01-31 The Standard Oil Company Catalyst for ammoxidation of paraffins
US5079207A (en) * 1990-12-03 1992-01-07 The Standard Oil Company Catalyst for ammoxidation of paraffins

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5008427A (en) 1988-12-23 1991-04-16 The Standard Oil Company Ammoxidation of paraffins

Also Published As

Publication number Publication date
EP0564110A1 (en) 1993-10-06
DE69324956D1 (de) 1999-06-24
EP0564110B1 (en) 1999-05-19
US5214016A (en) 1993-05-25
TW238263B (ja) 1995-01-11
DE69324956T2 (de) 1999-09-16
JPH0615170A (ja) 1994-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3397364B2 (ja) バナジウム、アンチモン及びスズを含む触媒の製造法
JP3142549B2 (ja) 鉄・アンチモン・モリブデン含有酸化物触媒組成物およびその製法
TW574186B (en) Recalcined catalyst
US3435069A (en) Oxidation of acrolein and methacrolein with a molybdenum polyvalent metaloxygen catalyst
WO2000012209A1 (fr) Procede pour produire un catalyseur a base d'oxyde utilise dans la fabrication d'acrylonitrile ou de methacrylonitrile a partir de propane ou d'isobutane
JPH11310562A (ja) パラフィンの選択的アンモ酸化のためのモリブデン促進型バナジウムアンチモン酸化物をベ―スとした触媒
US5094989A (en) Process for activation of catalysts
US4339598A (en) Preparation of unsaturated acids and esters from saturated carboxylic acid derivatives and carbonyl compounds over catalysts containing V and Sb
JP4002660B2 (ja) アルカンおよびアルケンのアンモ酸化用のアンチモン酸塩触媒を調製する方法
JPS6176470A (ja) 無水マレイン酸の製造法
JPS58112050A (ja) メタクリル酸製造用触媒の製法
JPH01171640A (ja) 流動層反応に適する鉄・アンチモン・リン含有触媒の製法
JPH0710801A (ja) α,β−不飽和カルボン酸の製造方法
JP4081824B2 (ja) アクリル酸の製造方法
US4801568A (en) Catalyst for ammoxidation of paraffins
JPH0731883A (ja) 改良されたリン/バナジウム系酸化触媒
RU2195999C2 (ru) СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ КАТАЛИЗАТОРОВ НА ОСНОВЕ АНТИМОНАТА ВАНАДИЯ С ПРИМЕНЕНИЕМ SNO2•xH2O
KR100204321B1 (ko) 불포화 알데히드 및 불포화 카르복실산 합성용 촉매의 제조방법
JPH11169716A (ja) 不飽和ニトリルおよび/または不飽和カルボン酸を製造するための触媒
US4247727A (en) Dehydrocoupling of toluene
US4801727A (en) Method for ammoxidation of paraffins and catalyst system therefor
JP4484995B2 (ja) 不飽和ニトリルを製造する方法
US2191053A (en) Preparation of addition products of
JP3437864B2 (ja) 青酸の製造方法
US3525701A (en) Oxidation catalyst of an oxide composition of antimony,tin and copper

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees