JP3396402B2 - ディスク・ドライブ装置及びこれの制御方法 - Google Patents

ディスク・ドライブ装置及びこれの制御方法

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JP3396402B2
JP3396402B2 JP18875197A JP18875197A JP3396402B2 JP 3396402 B2 JP3396402 B2 JP 3396402B2 JP 18875197 A JP18875197 A JP 18875197A JP 18875197 A JP18875197 A JP 18875197A JP 3396402 B2 JP3396402 B2 JP 3396402B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハード・ディスク
・ドライブ装置のパワー・オン・ステータスからこの装
置の準備完了(レディ)ステータスまでの期間即ち時間
を短縮する方法、及びこのような期間を短縮できるハー
ド・ディスク・ドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のハード・ディスク・ドラ
イブ装置の動作のフロー・チャートを示す。動作は、ハ
ード・ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てPOR(パワー・オン・リセット)ブロック1で開始
する。動作はブロック2に進み、そしてここでハード・
ディスク・ドライブ装置内のMPUが、これのROMに
記憶されている制御プログラムを使用してその動作を開
始する。動作はブロック3に進み、そしてここで磁気記
録・ディスクに結合されたスピンドル・モータの回転が
開始される。動作はブロック4に進み、そしてここでM
PUは、スピンドル・モータ及び磁気記録ディスクの回
転速度が最終回転速度、例えば7200rpmに達した
か否かを調べる。もしもブロック4の答えがノーである
ならば、動作はブロック3に戻る。もしもブロック4の
答えがイエスであるならば、動作はブロック5に進み、
そしてここでヘッド/スライダ・アセンブリを支持する
支持アームがボイス・コイル・モータにより休止位置か
ら磁気記録ディスクのデータ・トラック上の位置に移動
される。
【0003】動作はブロック6に進み、そしてここで磁
気記録ディスクのデータ・トラックの外側の特別なデー
タ・トラックに記録されている制御プログラムが読み取
られそしてメモリのRAM領域に記憶され、そしてMP
Uはレディ信号即ち準備完了信号をホスト・プロセッサ
に送る。動作はブロック7に進み、そしてここでハード
・ディスク・ドライブ装置は、ホスト・プロセッサから
コマンドが送られてくるのを待つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブロック1におけるハ
ード・ディスク・ドライブ装置のパワー・オン・ステー
タスからブロック6におけるハード・ディスク・ドライ
ブ装置のレディ・ステータスまでの期間即ち時間は比較
的長く、例えば10秒である。ブロック1からブロック
4までの動作が全体の時間の約90%を必要とすること
が本発明の発明者により見出された。
【0005】パワー・オンからレディ・ステータスまで
の期間を短縮することが要求されてきた。この期間を短
縮することは、スピンドル・モータに印加する電流を増
大することにより行われてきた。しかしながら、これは
PORの間に大電流が必要になるという問題を生じた。
更にこの方法は、この期間を著しく短縮することができ
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ハード
・ディスク・ドライブ装置のパワー・オン・ステータス
から準備完了ステータスまでの時間を短縮することであ
る。
【0007】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続されたディスク・ドライブ装置を制御する本発明に
従う方法は、(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・
オンに応答してデータ記録ディスクの回転を開始し、そ
してこのデータ記録ディスクの回転速度を増大するステ
ップと、(b)データ記録ディスクの回転速度がこのデ
ータ記録ディスクの最終回転速度よりも低い中間回転速
度に達したことを検出するステップと、(c)データ記
録ディスクの回転速度を中間回転速度に固定するステッ
プと、(d)データ記録ディスクに記録されている制御
プログラムを読み取りこの制御プログラムをメモリに記
憶し、そして準備完了信号をホスト・プロセッサに送る
ステップと、(e)ホスト・プロセッサからの読み取り
コマンドの受け取りを検出し、データ記録ディスクから
データを読み出してこのデータをホスト・プロセッサに
転送するステップと、(f)データ記録ディスクの回転
速度を中間回転速度から最終回転速度に向けて増大する
ステップと、(g)データ記録ディスクの回転速度が最
終回転速度に達したことを検出し、ディスク・ドライブ
装置の通常の読み取り/書き込み動作を開始するステッ
プとを含む。
【0008】そして、ステップ(e)は、データ記録デ
ィスクからデータを読み出すステップと、データがエラ
ーを含むか否かを調べるステップと、データがエラーを
含まなければ、データをホスト・プロセッサに転送する
ステップとを含み、データがエラーを含むならば、デー
タの転送ステップは行われず、そして読み取りステップ
が通常の読み取り/書き込み動作において再試行される
ことを特徴とする。
【0009】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続されたディスク・ドライブ装置を制御する本発明に
従う方法は、(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・
オンに応答してデータ記録ディスクの回転を開始し、そ
してこのデータ記録ディスクの回転速度を増大するステ
ップと、(b)データ記録ディスクの回転速度がこのデ
ータ記録ディスクの最終回転速度よりも低い第1中間回
転速度に達したことを検出するステップと、(c)デー
タ記録ディスクの回転速度を第1中間回転速度に固定す
るステップと、(d)データ記録ディスクに記録されて
いる制御プログラムを読み取り該制御プログラムをメモ
リに記憶し、そして準備完了信号をホスト・プロセッサ
に送るステップと、(e)ホスト・プロセッサからの読
み取りコマンドの受け取りを検出し、データ記録ディス
クからデータを読み出してこのデータをホスト・プロセ
ッサに転送するステップと、(f)データ記録ディスク
の回転速度を第1中間回転速度から増大するステップ
と、(g)データ記録ディスクの回転速度が最終回転速
度よりも低い第2中間回転速度に達したことを検出する
ステップと、(h)データ記録ディスクの回転速度を第
2中間回転速度に固定するステップと、(i)ホスト・
プロセッサからの読み取りコマンドの受け取りを検出
し、データ記録ディスクからデータを読み出してこのデ
ータを上記ホスト・プロセッサに転送するステップと、
(j)データ記録ディスクの回転速度を第2中間回転速
度から最終回転速度に向けて増大するステップと、
(k)データ記録ディスクの回転速度が最終回転速度に
達したことを検出し、ディスク・ドライブ装置の通常の
読み取り/書き込み動作を開始するステップとを含む。
【0010】そして、ステップ(e)が、データ記録デ
ィスクからデータを読み出すステップと、データがエラ
ーを含むか否かを調べるステップと、データが上記エラ
ーを含まなければ、データをホスト・プロセッサに転送
するステップとを含み、データがエラーを含むならば、
データの転送ステップは行われず、そして読み取りステ
ップが、データ記録ディスクが第2中間回転速度で回転
されている期間に再試行されることを特徴とする。
【0011】そして、ステップ(i)が、データ記録デ
ィスクからデータを読み出すステップと、データがエラ
ーを含むか否かを調べるステップと、データがエラーを
含まなければ、データをホスト・プロセッサに転送する
ステップとを含み、データがエラーを含むならば、デー
タの転送ステップは行われず、そして読み取りステップ
が、通常の読み取り/書き込み動作において再試行され
ることを特徴とする。
【0012】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続されたディスク・ドライブ装置を制御する本発明に
従う方法は、(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・
オンに応答してデータ記録ディスクの回転を開始し、そ
してこのデータ記録ディスクの回転速度を増大するステ
ップと、(b)データ記録ディスクの回転速度が該デー
タ記録ディスクの最終回転速度よりも低い中間回転速度
に達したことを検出するステップと、(c)データ記録
ディスクの回転速度を中間回転速度に固定するステップ
と、(d)データ記録ディスクに記録されている制御プ
ログラムを読み取り該制御プログラムをメモリに記憶
し、そして準備完了信号をホスト・プロセッサに送るス
テップと、(e)ホスト・プロセッサからの書き込みコ
マンド及びデータの受け取りを検出するステップと、
(f)データを上記メモリに記憶し、コマンド終了信号
をホスト・プロセッサに送るステップと、(g)データ
記録ディスクの回転速度を中間回転速度から最終回転速
度に向けて増大するステップと、(h)データ記録ディ
スクの回転速度が最終回転速度に達したことを検出し、
ディスク・ドライブ装置の通常の読み取り/書き込み動
作を開始し、そしてメモリに記憶されているデータをデ
ータ記録ディスクに書き込むステップとを含む。
【0013】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続されたディスク・ドライブ装置を制御する本発明に
従う方法は、(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・
オンに応答してデータ記録ディスクの回転を開始し、そ
してこのデータ記録ディスクの回転速度を増大するステ
ップと、(b)データ記録ディスクの回転速度がこのデ
ータ記録ディスクの最終回転速度よりも低い中間回転速
度に達したことを検出するステップと、(c)データ記
録ディスクの回転速度を中間回転速度に固定するステッ
プと、(d)データ記録ディスクに記録されている制御
プログラムを読み取り該制御プログラムをメモリに記憶
し、そして準備完了信号をホスト・プロセッサに送るス
テップと、(e)ホスト・プロセッサからの読み取りコ
マンドの受け取りを検出し、データ記録ディスクからデ
ータを読み出してこのデータをホスト・プロセッサに転
送するステップと、(f)ホスト・プロセッサからの書
き込みコマンド及びデータの受け取りを検出するステッ
プと、(g)ステップ(f)で受け取られたデータをメ
モリに記憶し、コマンド終了信号をホスト・プロセッサ
に送るステップと、(h)データ記録ディスクの回転速
度を中間回転速度から最終回転速度に向けて増大するス
テップと、(i)データ記録ディスクの回転速度が最終
回転速度に達したことを検出し、ディスク・ドライブ装
置の通常の読み取り/書き込み動作を開始し、そしてメ
モリに記憶されているデータをデータ記録ディスクに書
き込むステップとを含む。
【0014】そして、ステップ(e)は、データ記録デ
ィスクからデータを読み出すステップと、データがエラ
ーを含むか否かを調べるステップと、データがエラーを
含まなければ、データを上記ホスト・プロセッサに転送
するステップとを含み、データがエラーを含むならば、
データの転送ステップは行われず、そして読み取りステ
ップが通常の読み取り/書き込み動作において再試行さ
れることを特徴とする。
【0015】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続されたディスク・ドライブ装置を制御する本発明に
従う方法は、 (a)ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てデータ記録ディスクの回転を開始し、そしてこのデー
タ記録ディスクの回転速度を増大するステップと、 (b)データ記録ディスクの回転速度がこのデータ記録
ディスクの最終回転速度よりも低い中間回転速度に達し
たことを検出するステップと、 (c)データ記録ディスクに記録されている制御プログ
ラムを読み取り該制御プログラムをメモリに記憶し、そ
して準備完了信号をホスト・プロセッサに送るステップ
と、 (d)データ記録ディスクの回転速度を中間回転速度か
ら最終回転速度に向けて増大するステップと、 (e)ホスト・プロセッサからの読み取りコマンドの受
け取りを検出し、データ記録ディスクからデータを読み
出してこのデータをホスト・プロセッサに転送するステ
ップと、 (f)データ記録ディスクの回転速度が最終回転速度に
達したことを検出し、ディスク・ドライブ装置の通常の
読み取り/書き込み動作を開始するステップとを含む。
【0016】そして、ステップ(e)は、データ記録デ
ィスクからデータを読み出すステップと、データがエラ
ーを含むか否かを調べるステップと、データがエラーを
含まなければ、データをホスト・プロセッサに転送する
ステップとを含み、データがエラーを含むならば、デー
タの転送ステップは行われず、そして読み取りステップ
が通常の読み取り/書き込み動作において再試行される
ことを特徴とする。
【0017】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続された本発明に従うディスク・ドライブ装置は、
(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てデータ記録ディスクの回転を開始し、そしてこのデー
タ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、(b)デ
ータ記録ディスクの回転速度がこのデータ記録ディスク
の最終回転速度よりも低い中間回転速度に達したことを
検出する手段と、(c)データ記録ディスクの回転速度
を中間回転速度に固定する手段と、(d)データ記録デ
ィスクに記録されている制御プログラムを読み取り該制
御プログラムをメモリに記憶し、そして準備完了信号を
ホスト・プロセッサに送る手段と、(e)ホスト・プロ
セッサからの読み取りコマンドの受け取りを検出し、デ
ータ記録ディスクからデータを読み出してこのデータを
ホスト・プロセッサに転送する手段と、(f)データ記
録ディスクの回転速度を中間回転速度から最終回転速度
に向けて増大する手段と、(g)データ記録ディスクの
回転速度が最終回転速度に達したことを検出し、ディス
ク・ドライブ装置の通常の読み取り/書き込み動作を開
始する手段とを含む。
【0018】そして、手段(e)は、データ記録ディス
クからデータを読み出す手段と、データがエラーを含む
か否かを調べる手段と、データがエラーを含まなけれ
ば、データをホスト・プロセッサに転送する手段とを含
み、データがエラーを含むならば、転送手段の動作は行
われず、そして読み取り手段の動作が通常の読み取り/
書き込み動作において再試行されることを特徴とする。
【0019】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続された本発明に従うディスク・ドライブ装置は、
(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てデータ記録ディスクの回転を開始し、そしてこのデー
タ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、(b)デ
ータ記録ディスクの回転速度がこのデータ記録ディスク
の最終回転速度よりも低い第1中間回転速度に達したこ
とを検出する手段と、(c)データ記録ディスクの回転
速度を第1中間回転速度に固定する手段と、(d)デー
タ記録ディスクに記録されている制御プログラムを読み
取り該制御プログラムをメモリに記憶し、そして準備完
了信号をホスト・プロセッサに送る手段と、(e)記ホ
スト・プロセッサからの読み取りコマンドの受け取りを
検出し、データ記録ディスクからデータを読み出してこ
のデータをホスト・プロセッサに転送する手段と、
(f)データ記録ディスクの回転速度を第1中間回転速
度から増大する手段と、(g)データ記録ディスクの回
転速度が最終回転速度よりも低い第2中間回転速度に達
したことを検出する手段と、(h)データ記録ディスク
の回転速度を第2中間回転速度に固定する手段と、
(i)ホスト・プロセッサからの読み取りコマンドの受
け取りを検出し、データ記録ディスクからデータを読み
出してこのデータをホスト・プロセッサに転送する手段
と、(j)データ記録ディスクの回転速度を第2中間回
転速度から最終回転速度に向けて増大する手段と、
(k)データ記録ディスクの回転速度が最終回転速度に
達したことを検出し、ディスク・ドライブ装置の通常の
読み取り/書き込み動作を開始する手段とを含む。
【0020】そして、手段(e)が、データ記録ディス
クからデータを読み出す手段と、データがエラーを含む
か否かを調べる手段と、データがエラーを含まなけれ
ば、データをホスト・プロセッサに転送する手段とを含
み、データがエラーを含むならば、転送手段の動作は行
われず、そして読み取り手段の動作が、データ記録ディ
スクが第2中間回転速度で回転されている期間に再試行
されることを特徴とする。
【0021】そして、手段(i)が、データ記録ディス
クからデータを読み出す手段と、データがエラーを含む
か否かを調べる手段と、データがエラーを含まなけれ
ば、データをホスト・プロセッサに転送する手段とを含
み、データがエラーを含むならば、転送手段の動作は行
われず、そして読み取り手段の動作が、通常の読み取り
/書き込み動作において再試行されることを特徴とす
る。
【0022】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続された、本発明に従うディスク・ドライブ装置は、
(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てデータ記録ディスクの回転を開始し、そして該データ
記録ディスクの回転速度を増大する手段と、(b)デー
タ記録ディスクの回転速度がこのデータ記録ディスクの
最終回転速度よりも低い中間回転速度に達したことを検
出する手段と、(c)データ記録ディスクの回転速度を
中間回転速度に固定する手段と、(d)データ記録ディ
スクに記録されている制御プログラムを読み取り該制御
プログラムをメモリに記憶し、そして準備完了信号をホ
スト・プロセッサに送る手段と、(e)ホスト・プロセ
ッサからの書き込みコマンド及びデータの受け取りを検
出する手段と、(f)データをメモリに記憶し、コマン
ド終了信号をホスト・プロセッサに送る手段と、(g)
データ記録ディスクの回転速度を中間回転速度から最終
回転速度に向けて増大する手段と、(h)データ記録デ
ィスクの回転速度が最終回転速度に達したことを検出
し、ディスク・ドライブ装置の通常の読み取り/書き込
み動作を開始し、そしてメモリに記憶されているデータ
をデータ記録ディスクに書き込む手段とを含む。
【0023】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続された、本発明に従うディスク・ドライブ装置は、
(a)ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てデータ記録ディスクの回転を開始し、そしてこのデー
タ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、(b)デ
ータ記録ディスクの回転速度がこのデータ記録ディスク
の最終回転速度よりも低い中間回転速度に達したことを
検出する手段と、(c)データ記録ディスクの回転速度
を中間回転速度に固定する手段と、(d)データ記録デ
ィスクに記録されている制御プログラムを読み取りこの
制御プログラムをメモリに記憶し、そして準備完了信号
をホスト・プロセッサに送る手段と、(e)ホスト・プ
ロセッサからの読み取りコマンドの受け取りを検出し、
データ記録ディスクからデータを読み出してこのデータ
をホスト・プロセッサに転送する手段と、(f)ホスト
・プロセッサからの書き込みコマンド及びデータの受け
取りを検出する手段と、(g)手段(f)で受け取られ
たデータをメモリに記憶し、コマンド終了信号をホスト
・プロセッサに送る手段と、(h)データ記録ディスク
の回転速度を中間回転速度から最終回転速度に向けて増
大する手段と、(i)データ記録ディスクの回転速度が
最終回転速度に達したことを検出し、ディスク・ドライ
ブ装置の通常の読み取り/書き込み動作を開始し、そし
てメモリに記憶されているデータをデータ記録ディスク
に書き込む手段とを含む。
【0024】そして、手段(e)は、データ記録ディス
クからデータを読み出す手段と、データがエラーを含む
か否かを調べる手段と、データがエラーを含まなけれ
ば、データをホスト・プロセッサに転送する手段とを含
み、データがエラーを含むならば、転送手段の動作は行
われず、そして読み取り手段の動作が通常の読み取り/
書き込み動作において再試行されることを特徴とする。
【0025】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
接続された、本発明に従うディスク・ドライブ装置は、 (a)ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応答し
てデータ記録ディスクの回転を開始し、そしてこのデー
タ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、 (b)データ記録ディスクの回転速度がこのデータ記録
ディスクの最終回転速度よりも低い中間回転速度に達し
たことを検出する手段と、 (c)データ記録ディスクに記録されている制御プログ
ラムを読み取りこの制御プログラムをメモリに記憶し、
そして準備完了信号をホスト・プロセッサに送る手段
と、 (d)データ記録ディスクの回転速度を中間回転速度か
ら最終回転速度に向けて増大する手段と、 (e)ホスト・プロセッサからの読み取りコマンドの受
け取りを検出し、データ記録ディスクからデータを読み
出してこのデータをホスト・プロセッサに転送する手段
と、 (f)データ記録ディスクの回転速度が最終回転速度に
達したことを検出し、ディスク・ドライブ装置の通常の
読み取り/書き込み動作を開始する手段とを含む。
【0026】そして手段(e)は、データ記録ディスク
からデータを読み出す手段と、データがエラーを含むか
否かを調べる手段と、データがエラーを含まなければ、
データをホスト・プロセッサに転送する手段とを含み、
データがエラーを含むならば、データの転送手段の動作
は行われず、そして読み取り手段の動作が通常の読み取
り/書き込み動作において再試行されることを特徴とす
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に従って動作する
ハード・ディスク・ドライブ装置のブロック図である。
磁気記録ディスク即ち回転記録ディスク10の記録面
は、制御プログラムを記録する特別な記録トラックを含
む領域10A及び通常の読み取り/書き込み動作におい
てアクセスされるデータ・トラックを含む領域19Bに
分けられている。磁気記録ディスク10はスピンドル・
モータ13により回転される。ヘッド/スライダ・アセ
ンブリ9を支持する支持アーム19は、ボイス・コイル
・モータ(VCM)11により磁気記録ディスク10の
半径方向に移動される。スピンドル・モータ13及びV
CM11はVCM/スピンドル・ドライバ14により制
御される。読み取り/書き込み回路12はデータの読み
取り/書き込み動作を制御するためにヘッドに接続され
ている。ハード・ディスク制御回路15は、読み取り/
書き込み回路12、VCM/スピンドル・ドライバ14
及びメモリ17に接続されている。メモリ17は、磁気
記録ディスク10が設計回転速度例えば7200rpm
(これを最終回転速度と呼ぶ)で回転されているときに
行われる通常の読み取り/書き込み動作においてデータ
を記憶するデータ領域17Aと、磁気記録ディスク10
の領域10Aの特別トラックからダウン・ロードされた
制御プログラムを記憶するために使用されるRAM領域
17Bと、図5のブロック37並びに図8のブロック5
7に関して後述する動作においてホスト・プロセッサか
ら送られたデータを記憶するキャッシュ・バッファとし
て働くバッファ17Cとを有する。
【0028】主制御回路即ちMPU16は,VCM/ス
ピンドル・ドライバ14、ハード・ディスク制御回路1
5及びメモリ17の動作を制御する。ハード・ディスク
制御回路15は、インターフェイス20を介してホスト
・プロセッサ18に接続されている。
【0029】図3乃至5は、MPU16により制御され
る本発明に従う第1実施例の動作のフロー・チャートを
示す。図3を参照すると、動作は、ハード・ディスク・
ドライブ装置のパワー・オンに応答してPOR(パワー
・オン・リセット)ブロック21で開始する。動作はブ
ロック22に進み、そしてここでMPU16はこのMP
U内のROM(読み取り専用メモリ)16Aに記憶され
ている制御プログラムを使用して動作を開始する。動作
はブロック23に進み、そしてここでスピンドル・モー
タ13の回転が開始される。
【0030】本明細書で示される種々な回転速度につい
て説明すると、スピンドル・モータ13及び磁気記録デ
ィスク10の回転速度は0rpmから7200rpmま
で増大される。2700rpmの回転速度で、ヘッド/
スライダ・アセンブリ9が磁気記録ディスク10の表面
上に浮上し始める。一例として、次の2つの中間回転速
度が本発明において選択されている。
【0031】 0rpm 2700rpm・・・ヘッド/スライダ・アセンブリ9の浮上を開始する回転 速度 4500rpm・・・第1中間回転速度 5400rpm・・・第2中間回転速度 7200rpm・・・最終回転速度 第1中間回転速度(4500rpm)が選択されている
理由は、ディスク10の回転速度がこの速度になると、
ディスク10に記録されているデータを読みとることが
できるからである。
【0032】図3に戻ると、動作はブロック24に進
み、そしてここでMPU16は、スピンドル・モータ1
3及び磁気記録ディスク10の回転速度が第1中間回転
速度即ち4500rpmに達したかどうかを調べる。も
しもブロック24の答えがノーであると、動作はブロッ
ク23に戻る。もしもブロック24の答えがイエスであ
るならば、動作はブロック25に進み、そしてここでM
PU16及びVCM/スピンドル・ドライバ14は、デ
ィスク10の回転速度を第1中間回転速度(4500r
pm)に固定し、そしてMPU16及びVCM/スピン
ドル・ドライバ14は、ヘッド/スライダ・アセンブリ
9を支持する支持アーム19を休止位置から、領域10
Aの制御プログラムを記録している特別トラックの上方
の位置に移動させる。
【0033】スピンドル・モータ13の回転速度の検出
について説明すると、スピンドル・モータ13は3相A
Cモータであり、そしてこの3相スピンドル・モータ1
3が、VCM/スピンドル・ドライバ14により印加さ
れる駆動パルス(図示せず)により回転されるときに、
スピンドル・モータの3相コイルによって回転速度に同
期して誘起されるパルス・トレインが検出装置(図示せ
ず)により検出される。そしてこの検出装置はこのパル
ス・トレインをMPU16に送る。MPU16はこのパ
ルス・トレインをモニタしてスピンドル・モータ13の
回転速度を調べることができる。
【0034】動作はブロック26に進み、そしてここで
MPU16は、磁気記録ディスク10の領域10Aの特
別トラックに記録されている制御プログラムを読み取
り、そしてこれをメモり17のRAM17Bに記憶し、
そしてMPU16はレディ信号をホスト・プロセッサ1
8に送る。
【0035】制御プログラムについて説明すると、制御
プログラムのうち、MPU16の動作を開始させそして
スピンドル・モータ13の回転を開始させるために使用
される一部は、ROM16Aに記憶され、そして残りの
制御プログラムは領域10Aの特別トラックに記録され
ている。特別トラックの制御プログラムは前述のように
メモり17のRAM17Bにダウン・ロードされる。
【0036】動作は図4のブロック27に進み、そして
ここでMPU16はホスト・プロセッサ18からの読み
取りコマンドが或る期間の間(例えば1秒間)に受け取
られたか否かを調べる。ブロック27の答えがイエスで
あるならば、動作はブロック28Aに進み、そしてここ
で読み取りコマンドにより指定されるデータが磁気記録
ディスク10から読みとられる。動作はブロック28B
に進み、そしてここでMPU16はデータがエラーを含
んでいるか否かを調べる。もしもブロック28Bの答え
がノーであるならば、動作はブロック28Cに進み、そ
してここでデータはインターフェイス20を介してホス
ト・プロセッサ18に送られる。もしもブロック28B
の答えがイエスであるならば、第1回転速度(4500
rpm)で読まれたデータがエラーを含んでいることを
示し、そして動作はブロック28Dに進み、そしてここ
でMPU16はディスク10の回転速度を第2中間回転
速度(5400rpm)に増大する。動作はブロック2
8Eに進み、そしてここでMPU16はデータがエラー
を含んでいるか否かを調べる。もしもブロック28Eの
答えがノーであるならば、動作はブロック28Fに進
み、そしてここでデータはインターフェイス20を介し
てホスト・プロセッサ18に送られる。もしもブロック
28Eの答えがイエスであるならば、このことは第2回
転速度(5400rpm)で読まれたデータがエラーを
含んでいることを示し、そして動作はブロック28Gに
進み、そしてここで動作はブロック40に進み、そして
データの読み取り動作が通常の読み取り/書き込み動作
中に再び行われる。
【0037】もしもブロック27の答えがノーであるな
らば、動作はブロック29に進み、そしてここでMPU
16はホスト・プロセッサ18からの書き込みコマンド
が受け取られたか否かを調べる。もしもブロック29の
答えがイエスであるならば、動作は図5のブロック37
に進み、そしてここでMPU16は、ホスト・プロセッ
サ18から送られてきたデータをメモり17のバッファ
17C内に一時的に記憶即ちキャッシュし、そしてコマ
ンド終了信号をホスト・プロセッサ18に送る。動作は
後述するブロック38に進む。
【0038】もしもブロック29の答えがノーであるな
らば、動作はブロック30に進み、そしてここでMPU
16及びVCM/スピンドル・ドライバ14は、現在第
1中間回転速度(4500rpm)で回転しているディ
スク10の回転速度を増大する。
【0039】動作はブロック31に進み、そしてここで
MPU16は、ディスク10の回転速度が第2中間回転
速度(5400rpm)に達したか否かを調べる。もし
もブロック31の答えがノーであるならば、動作はブロ
ック30に戻る。もしもブロック31の答えがイエスで
あるならば、動作はブロック32に進み、そしてここで
MPU16及びVCM/スピンドル・ドライバ14は、
ディスク10の回転速度を第2中間回転速度(5400
rpm)に固定する。
【0040】動作は図5のブロック33に進み、そして
ここでMPU16はホスト・プロセッサ18からの読み
取りコマンドが或る期間(例えば1秒間)の間に受け取
られたか否かを調べる。
【0041】もしもブロック33の答えがイエスである
ならば、動作はブロック34Aに進みそしてここで読み
取りコマンドにより指定されたデータが磁気記録ディス
ク10から読み取られる。動作はブロック34Bに進
み、そしてここでMPU16はこの読み取られたデータ
がエラーを含んでいるか否かを調べる。もしもブロック
34Bの答えがノーであるならば、動作はブロック34
Cに進み、そしてここでデータはインターフェイス20
を介してホスト・プロセッサ18に転送される。もしも
ブロック34Bの答えがイエスであるならば、このこと
は第2中間回転速度(5400rpm)で読み取られた
データがエラーを含んでいることを示し、そして動作は
ブロック34Dに進み、そしてここで動作はブロック4
0に進み、そしてMPU16はこの読み取りコマンドに
基づく読み取り動作を通常読み取り/書き込み動作中に
再び行う。このことは、もしも第2中間回転速度(54
00rpm)で読み取られたデータがエラーを含んでい
るならば、ディスク10が最終回転速度(7200rp
m)で回転される通常の読み取り/書き込み動作中に上
記読み取り動作が再試行即ち再び行われることを示す。
【0042】もしもブロック33の答えがノーであるな
らば、動作はブロック35に進み、そしてここでMPU
16はホスト・プロセッサ18からの書き込みコマンド
が受け取られた否かを調べる。もしもブロック35の答
えがイエスであるならば、動作はブロック37に進み、
そしてここでMPU16はホスト・プロセッサ18から
送られてきたデータをメモり17のバッファ17Cに一
時的に記憶し、そしてコマンド終了信号をホスト・プロ
セッサ18に送り返す。動作はブロック38に進み、そ
してここでMPU16及びVCM/スピンドル・ドライ
バ14は、現在第2中間回転速度(5400rpm)で
回転しているディスク10の回転速度を最終回転速度
(7200rpm)に向けて増加する。動作はブロック
39に進み、そしてここでMPU16はディスク10の
回転速度が最終回転速度(7200rpm)に達したか
否かを調べる。もしもブロック39の答えがノーである
ならば、動作はブロック38に戻る。もしもブロック3
9の答えがイエスであるならば、動作はブロック40に
進み、そしてここで最終即ち通常回転速度(7200r
pm)における通常の読み取り/書き込み動作が開始さ
れる。
【0043】もしもブロック37で指定されたバッファ
17Cにデータが記憶されているならば、このキャッシ
ュされたデータの書き込み動作が、この通常読み取り/
書き込み動作において再試行される。
【0044】図6(A)は本発明の第1実施例の動作シ
ーケンスを示し、図6(B)は後述する本発明の第2実
施例の動作シーケンスを示し、そして図6(C)は図1
に関して既に述べた従来のハード・ディスク・ドライブ
装置の動作シーケンスを示す。
【0045】図6(A)及び6(B)に示されているよ
うに、ホスト・プロセッサからの書き込みコマンド及び
データが、レディ・ステータスの開始及び通常の読み取
り/書き込み動作の開始の間の期間に受け取られると、
MPU16はコマンド終了信号をホスト・プロセッサ1
8に送り返すが、データはバッファ17Cに記憶即ちキ
ャッシュされ、そしてディスク10に対する実際の書き
込み動作はこの期間内に行われない。実際のデータ書き
込み動作は、ディスク10が最終回転速度(7200r
pm)で回転される通常の書き込み/読み取り動作にお
いて行われる。
【0046】実際の書き込み動作を遅延する理由は次の
通りである。ハード・ディスク・ドライブ装置は基本的
に、最終回転速度(7200rpm)でデータを書き込
み、そしてこの最終回転速度でデータを読み取るように
設計されている。従って、最終回転速度(7200rp
m)で書き込まれたデータを、この最終回転速度で読み
取るときのエラー発生率は比較的低いのに対して、中間
回転速度(4500rpm又は5400rpm)で書き
込まれたデータを、最終回転速度(7200rpmで読
み取るときのエラー発生率は著しく高くなる。従って、
実際のデータの書き込み動作は、通常の読み取り/書き
込み動作の前に行われないのである。
【0047】書き込み動作と対照的に、レディ・ステー
タスの開始及び通常の読み取り/書き込み動作の開始の
間の期間に受け取られた読み取りコマンドにより要求さ
れる読み取り動作は、ディスク10が中間回転速度(4
500rpm又は5400rpm)で回転されている間
に行われる。
【0048】読み取り動作が通常の読み取り/書き込み
動作の前に行われる理由は次の通りである。
【0049】ハード・ディスク・ドライブ装置は基本的
に、最終回転速度(7200rpm)でデータを書き込
み、そしてこの最終回転速度でデータを読み取るように
設計されているので、ディスク10からのデータの読み
取りが中間回転速度(4500rpm又は5400rp
m)で行われるときにエラーが生じることがある。前述
のように、本発明では読み取り動作を再試行する機会が
与えられている。さらに具体的に説明すると、第1中間
回転速度(4500rpm)において行われる読み取り
動作の間にブロック28Bにおいてエラーが検出された
としても、この読み取り動作は次の回転速度(即ち54
00rpm)において再試行されることができる。また
この回転速度(5400rpm)における読み取り動作
の間にブロック34Bによりエラーが検出されたとして
も、この読み取り動作は、次の回転速度即ち最終回転速
度(7200rpm)の通常読み取り/書き込み動作で
再試行されることができる。ディスク10の回転速度が
高いほど、エラーの発生確率が低いことが明らかであ
る。従って、ディスク10が中間回転速度で回転されて
いる期間に行われた読み取り動作で生じたエラーの回復
は、ハード・ディスク・ドライブ装置の動作の観点から
見て実用的であるのに対して、ディスク10が中間回転
速度で回転されている間に書き込まれたデータについて
発生したエラーの回復を読み取り動作で例えば回転速度
を下げて行うことはハード・ディスク・ドライブ装置の
動作の観点から実用的でない。
【0050】図6は、図6(A)及び6(B)で示され
ている本発明の第1及び第2実施例におけるパワー・オ
ン・ステータスからレディ・ステータスの開始までの期
間が図6(C)に示されている従来のハード・ディスク
・ドライブ装置に比べて著しく短縮されていることを示
す。
【0051】図3、図7及び図8は、MPU16により
制御される本発明の第2実施例の動作のフローチャート
を示す。図3に示すブロック26に続いて図7のブロッ
ク51の動作が行われ、そしてここでMPU16及びV
CM/スピンドル・ドライバ14は、現在第1中間回転
速度(4500rpm)で回転されているディスク10
の回転速度を最終回転速度(7200rpm)に向けて
増大する。動作はブロック52に進み、そしてここでM
PU16はホスト・プロセッサ18からの読み取りコマ
ンドが受け取られたか否かを調べる。もしもブロック5
2の答えがノーであるならば、動作は図8のブロック5
6に進む。もしもブロック52の答えがイエスであるな
らば、動作はブロック53に進み、そしてここでデータ
がディスク10から読み取られる。動作はブロック54
に進み、そしてここでMPU16はデータがエラーを含
んでいるか否かを調べる。
【0052】もしもブロック54の答えがノーであるな
らば、動作はブロック55に進み、そしてここでデータ
はホスト・プロセッサに転送される。もしもブロック5
4の答えがイエスであるならば、動作はブロック54A
に進み、そしてここでブロック54からの答え”イエ
ス”の発生回数を示すカウント値が歩進される。このブ
ロック54Aのカウント値は、図3のブロック21にお
いて零にリセットされることに注目されたい。
【0053】動作はブロック54Bに進み、そしてここ
でMPU16はブロック54Aのカウント値が予定値”
X”を越えたか否かを調べる。もしもブロック54Bの
答えがノーであるならば動作はブロック53に戻る。も
しもブロック54Bの答えがイエスであるならば、動作
はブロック54Cに進み、そしてここで動作はブロック
59に進み、そしてMPU16は、この読み取りコマン
ドに基づく読み取り動作を通常の読み取り/書き込み動
作において再試行する。このことは、もしもディスク1
0の回転速度の増大中に読み取られたデータがエラーを
含むならば、この読み取り動作は、ディスク10が最終
回転速度(7200rpm)で回転されている通常読み
取り/書き込み動作で再試行されることを示す。
【0054】ブロック55においてデータがホスト・プ
ロセッサ18に送られると、動作は図8のブロック56
に進み、そしてここでMPU16は、ホスト・プロセッ
サ18からの書き込みコマンドが受け取られたか否かを
調べる。もしもブロック56の答えがイエスであるなら
ば、動作はブロック57に進み、そしてここでMPU1
6はホスト・プロセッサ18から送られたデータをバッ
ファ17C内に一時的に記憶即ちキャッシュし、そして
コマンド終了信号をホスト・プロセッサ18に送り返
す。
【0055】動作はブロック58に進む。又、ブロック
56の答えがノーの場合も動作はブロック58に進み、
そしてここでMPU16は、ディスク10の回転速度が
最終回転速度(7200rpm)に到達したか否かを調
べる。もしもブロック58の答えがノーであるならば、
動作はブロック51に戻る。もしもブロック58の答え
がイエスであるならば、動作はブロック59に進み、そ
してここで最終回転速度(7200rpm)における通
常の読み取り/書き込み動作が開始される。もしもブロ
ック57で指定されるデータがブロック17Cに記憶さ
れているならば、このバッファ17C内にキャッシュさ
れているデータの書き込み動作が通常の書き込み/読み
取り動作において行われる。
【0056】本発明の第2実施例においてディスク10
の回転速度を4500rpmから次第に増大する過程で
読み取られるデータのエラーを矯正する能力を増大する
ために、1ビットのデータを複数ビットにより表すこと
が可能である。例えば、ビット”1”を、3ビット”1
11”で表すことができる。エラー矯正能力を増大する
他の方法は、データ・ビットにつけるエラー矯正ビット
の数を増加することである。
【0057】
【発明の効果】本発明は、ハード・ディスク・ドライブ
装置のパワー・オン・ステータスからレディ・ステータ
スになるまでの時間を短縮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハード・ディスク・ドライブ装置の動作
を示す図である。
【図2】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
を示す図である。
【図3】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
の動作を示す図である。
【図4】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
の動作を示す図である。
【図5】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
の動作を示す図である。
【図6】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
の動作と従来のハード・ディスク・ドライブ装置の動作
を比較する図である。
【図7】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
の動作を示す図である。
【図8】本発明に従うハード・ディスク・ドライブ装置
の動作を示す図である。
【符号の説明】
9・・・ヘッド/スライダ・アセンブリ、 10・・・磁気記録ディスク、 11・・・VCM、 12・・・読み取り/書き込み回路、 13・・・スピンドル・モータ、 14・・・VCM/スピンドル・ドライバ、 15・・・ハード・ディスク制御回路、 16・・・MPU、 17・・・メモリ、 18・・・ホスト・プロセッサ、 19・・・支持アーム、 20・・・インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 秀夫 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 鈴木 宏昌 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
    ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
    接続されたディスク・ドライブ装置を制御する方法にお
    いて、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大するステップ
    と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる中間回転速度に達したことを検出するステップ
    と、 (c)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度に固定するステップと、 (d)上記回転速度を上記中間回転速度に固定している
    間に、上記データ記録ディスクに記録されている制御プ
    ログラムを読み取り該制御プログラムを上記メモリに記
    憶し、そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに
    送るステップと、 (e)上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマンド
    の受け取りを検出し、上記データ記録ディスクからデー
    タを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサに転
    送するステップと、 (f)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度から上記最終回転速度に向けて増大するステップ
    と、 (g)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始するス
    テップとを含み、 上記準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送ってか
    ら上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回転速
    度に達するまでに上記ホスト・プロセッサから書込みコ
    マンドと共に送られてきたデータは、上記メモリに保持
    され、上記最終回転速度に達した後に上記データ記録デ
    ィスクに書き込まれることを特徴とするディスク・ドラ
    イブ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】上記ステップ(e)は、上記データ記録デ
    ィスクから上記データを読み出すステップと、 上記データがエラーを含むか否かを調べるステップと、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送するステップとを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記データの転送ス
    テップは行われず、そして上記読み取りステップが上記
    通常の読み取り/書き込み動作において再試行されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディスク・ドライブ装
    置の制御方法。
  3. 【請求項3】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
    ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
    接続されたディスク・ドライブ装置を制御する方法にお
    いて、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大するステップ
    と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる第1中間回転速度に達したことを検出するステッ
    プと、 (c)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第1中
    間回転速度に固定するステップと、 (d)上記回転速度を上記第1中間回転速度に固定して
    いる間に、上記データ記録ディスクに記録されている制
    御プログラムを読み取り該制御プログラムを上記メモリ
    に記憶し、そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッ
    サに送るステップと、 (e)上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマンド
    の受け取りを検出し、上記データ記録ディスクからデー
    タを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサに転
    送するステップと、 (f)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第1中
    間回転速度から増大するステップと、 (g)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度よりも低い第2中間回転速度に達したことを検出
    するステップと、 (h)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第2中
    間回転速度に固定するステップと、 (i)上記回転速度を上記第2中間回転速度に固定して
    いる間に、上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマ
    ンドの受け取りを検出し、上記データ記録ディスクから
    データを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサ
    に転送するステップと、 (j)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第2中
    間回転速度から上記最終回転速度に向けて増大するステ
    ップと、 (k)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始するス
    テップとを含み、 上記準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送ってか
    ら上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回転速
    度に達するまでに上記ホスト・プロセッサから書込みコ
    マンドと共に送られてきたデータは、上記メモリに保持
    され、上記最終回転速度に達した後に上記データ記録デ
    ィスクに書き込まれることを特徴とするディスク・ドラ
    イブ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】上記ステップ(e)が、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出すステ
    ップと、 上記データがエラーを含むか否かを調べるステップと、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送するステップとを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記データの転送ス
    テップは行われず、そして上記読み取りステップが、上
    記データ記録ディスクが上記第2中間回転速度で回転さ
    れている期間に再試行されることを特徴とする請求項3
    に記載のディスク・ドライブ装置の制御方法。
  5. 【請求項5】上記ステップ(i)が、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出すステ
    ップと、 上記データがエラーを含むか否かを調べるステップと、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送するステップとを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記データの転送ス
    テップは行われず、そして上記読み取りステップが、上
    記通常の読み取り/書き込み動作において再試行される
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスク・ドライブ
    装置の制御方法。
  6. 【請求項6】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
    ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
    接続されたディスク・ドライブ装置を制御する方法にお
    いて、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大するステップ
    と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる中間回転速度に達したことを検出するステップ
    と、 (c)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度に固定するステップと、 (d)上記回転速度を上記中間回転速度に固定している
    間に、上記データ記録ディスクに記録されている制御プ
    ログラムを読み取り該制御プログラムを上記メモリに記
    憶し、そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに
    送るステップと、 (e)上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマンド
    の受け取りを検出し、上記データ記録ディスクからデー
    タを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサに転
    送するステップと、 (f)上記ホスト・プロセッサからの書き込みコマンド
    及びデータの受け取りを検出するステップと、 (g)上記ステップ(f)で受け取られた上記データを
    上記メモリに記憶し、コマンド終了信号を上記ホスト・
    プロセッサに送るステップと、 (h)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度から上記最終回転速度に向けて増大するステップ
    と、 (i)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始し、そ
    して上記メモリに記憶されている上記データを上記デー
    タ記録ディスクに書き込むステップとを含む、ディスク
    ・ドライブ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】上記ステップ(e)は、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出すステ
    ップと、 上記データがエラーを含むか否かを調べるステップと、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送するステップとを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記データの転送ス
    テップは行われず、そして上記読み取りステップが上記
    通常の読み取り/書き込み動作において再試行されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のディスク・ドライブ装
    置の制御方法。
  8. 【請求項8】駆動モータにより回転されるデータ記録デ
    ィスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサに
    接続されたディスク・ドライブ装置を制御する方法にお
    いて、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大するステップ
    と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる中間回転速度に達したことを検出するステップ
    と、 (c)上記回転速度が上記中間回転速度に達した後に、
    上記データ記録ディスクに記録されている制御プログラ
    ムを読み取り該制御プログラムを上記メモリに記憶し、
    そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送るス
    テップと、 (d)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度から上記最終回転速度に向けて増大するステップ
    と、 (e)上記回転速度を増大している間に上記ホスト・プ
    ロセッサからの読み取りコマンドの受け取りを検出し、
    上記データ記録ディスクからデータを読み出して該デー
    タを上記ホスト・プロセッサに転送するステップと、 (f)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始するス
    テップとを含み、 上記準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送ってか
    ら上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回転速
    度に達するまでに上記ホスト・プロセッサから書込みコ
    マンドと共に送られてきたデータは、上記メモリに保持
    され、上記最終回転速度に達した後に上記データ記録デ
    ィスクに書き込まれることを特徴とするディスク・ドラ
    イブ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】上記ステップ(e)は、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出すステ
    ップと、 上記データがエラーを含むか否かを調べるステップと、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送するステップとを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記データの転送ス
    テップは行われず、そして上記読み取りステップが上記
    通常の読み取り/書き込み動作において再試行されるこ
    とを特徴とする請求項8に記載のディスク・ドライブ装
    置の制御方法。
  10. 【請求項10】駆動モータにより回転されるデータ記録
    ディスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサ
    に接続されたディスク・ドライブ装置において、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる中間回転速度に達したことを検出する手段と、 (c)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度に固定する手段と、 (d)上記回転速度を上記中間回転速度に固定している
    間に、上記データ記録ディスクに記録されている制御プ
    ログラムを読み取り該制御プログラムを上記メモリに記
    憶し、そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに
    送る手段と、 (e)上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマンド
    の受け取りを検出し、上記データ記録ディスクからデー
    タを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサに転
    送する手段と、 (f)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度から上記最終回転速度に向けて増大する手段と、 (g)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始する手
    段とを含み、 上記準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送ってか
    ら上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回転速
    度に達するまでに上記ホスト・プロセッサから書込みコ
    マンドと共に送られてきたデータは、上記メモリに保持
    され、上記最終回転速度に達した後に上記データ記録デ
    ィスクに書き込まれることを特徴とするディスク・ドラ
    イブ装置。
  11. 【請求項11】上記手段(e)は、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出す手段
    と、 上記データがエラーを含むか否かを調べる手段と、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送する手段とを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記転送手段の動作
    は行われず、そして上記読み取り手段の動作が上記通常
    の読み取り/書き込み動作において再試行されることを
    特徴とする請求項10に記載のディスク・ドライブ装
    置。
  12. 【請求項12】駆動モータにより回転されるデータ記録
    ディスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサ
    に接続されたディスク・ドライブ装置において、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる第1中間回転速度に達したことを検出する手段
    と、 (c)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第1中
    間回転速度に固定する手段と、 (d)上記回転速度を上記第1中間回転速度に固定して
    いる間に、上記データ記録ディスクに記録されている制
    御プログラムを読み取り該制御プログラムを上記メモリ
    に記憶し、そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッ
    サに送る手段と、 (e)上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマンド
    の受け取りを検出し、上記データ記録ディスクからデー
    タを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサに転
    送する手段と、 (f)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第1中
    間回転速度から増大する手段と、 (g)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度よりも低い第2中間回転速度に達したことを検出
    する手段と、 (h)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第2中
    間回転速度に固定する手段と、 (i)上記回転速度を上記第2中間回転速度に固定して
    いる間に、上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマ
    ンドの受け取りを検出し、上記データ記録ディスクから
    データを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサ
    に転送する手段と、 (j)上記データ記録ディスクの回転速度を上記第2中
    間回転速度から上記最終回転速度に向けて増大する手段
    と、 (k)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始する手
    段とを含み、 上記準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送ってか
    ら上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回転速
    度に達するまでに上記ホスト・プロセッサから書込みコ
    マンドと共に送られてきたデータは、上記メモリに保持
    され、上記最終回転速度に達した後に上記データ記録デ
    ィスクに書き込まれることを特徴とするディスク・ドラ
    イブ装置。
  13. 【請求項13】上記手段(e)が、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出す手段
    と、 上記データがエラーを含むか否かを調べる手段と、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送する手段とを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記転送手段の動作
    は行われず、そして上記読み取り手段の動作が、上記デ
    ータ記録ディスクが上記第2中間回転速度で回転されて
    いる期間に再試行されることを特徴とする請求項12に
    記載のディスク・ドライブ装置。
  14. 【請求項14】上記手段(i)が、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出す手段
    と、 上記データがエラーを含むか否かを調べる手段と、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送する手段とを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記転送手段の動作
    は行われず、そして上記読み取り手段の動作が、上記通
    常の読み取り/書き込み動作において再試行されること
    を特徴とする請求項13に記載のディスク・ドライブ装
    置。
  15. 【請求項15】駆動モータにより回転されるデータ記録
    ディスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサ
    に接続されたディスク・ドライブ装置において、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる中間回転速度に達したことを検出する手段と、 (c)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度に固定する手段と、 (d)上記回転速度を上記中間回転速度に固定している
    間に、上記データ記録ディスクに記録されている制御プ
    ログラムを読み取り該制御プログラムを上記メモリに記
    憶し、そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに
    送る手段と、 (e)上記ホスト・プロセッサからの読み取りコマンド
    の受け取りを検出し、上記データ記録ディスクからデー
    タを読み出して該データを上記ホスト・プロセッサに転
    送する手段と、 (f)上記ホスト・プロセッサからの書き込みコマンド
    及びデータの受け取りを検出する手段と、 (g)上記手段(f)で受け取られた上記データを上記
    メモリに記憶し、コマンド終了信号を上記ホスト・プロ
    セッサに送る手段と、 (h)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度から上記最終回転速度に向けて増大する手段と、 (i)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始し、そ
    して上記メモリに記憶されている上記データを上記デー
    タ記録ディスクに書き込む手段とを含む、ディスク・ド
    ライブ装置。
  16. 【請求項16】上記手段(e)は、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出す手段
    と、 上記データがエラーを含むか否かを調べる手段と、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送する手段とを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記転送手段の動作
    は行われず、そして上記読み取り手段の動作が上記通常
    の読み取り/書き込み動作において再試行されることを
    特徴とする請求項15に記載のディスク・ドライブ装
    置。
  17. 【請求項17】駆動モータにより回転されるデータ記録
    ディスク及びメモリを有し、そしてホスト・プロセッサ
    に接続されたディスク・ドライブ装置において、 (a)上記ディスク・ドライブ装置のパワー・オンに応
    答して上記データ記録ディスクの回転を開始し、そして
    該データ記録ディスクの回転速度を増大する手段と、 (b)上記データ記録ディスクの回転速度が通常の読み
    取り/書き込み動作のための最終回転速度よりも低く且
    つ上記データ記録ディスクからの読み取りができるよう
    になる中間回転速度に達したことを検出する手段と、 (c)上記回転速度が上記中間回転速度に達した後に、
    上記データ記録ディスクに記録されている制御プログラ
    ムを読み取り該制御プログラムを上記メモリに記憶し、
    そして準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送る手
    段と、 (d)上記データ記録ディスクの回転速度を上記中間回
    転速度から上記最終回転速度に向けて増大する手段と、 (e)上記回転速度を増大している間に、上記ホスト・
    プロセッサからの読み取りコマンドの受け取りを検出
    し、上記データ記録ディスクからデータを読み出して該
    データを上記ホスト・プロセッサに転送する手段と、 (f)上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回
    転速度に達したことを検出し、上記ディスク・ドライブ
    装置の上記通常の読み取り/書き込み動作を開始する手
    段とを含み、 上記準備完了信号を上記ホスト・プロセッサに送ってか
    ら上記データ記録ディスクの回転速度が上記最終回転速
    度に達するまでに上記ホスト・プロセッサから書込みコ
    マンドと共に送られてきたデータは、上記メモリに保持
    され、上記最終回転速度に達した後に上記データ記録デ
    ィスクに書き込まれることを特徴とするディスク・ドラ
    イブ装置。
  18. 【請求項18】上記手段(e)は、 上記データ記録ディスクから上記データを読み出す手段
    と、 上記データがエラーを含むか否かを調べる手段と、 上記データが上記エラーを含まなければ、上記データを
    上記ホスト・プロセッサに転送する手段とを含み、 上記データがエラーを含むならば、上記データの転送手
    段の動作は行われず、そして上記読み取り手段の動作が
    上記通常の読み取り/書き込み動作において再試行され
    ることを特徴とする請求項17に記載のディスク・ドラ
    イブ装置。
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