JP3395959B2 - 相関受信機 - Google Patents

相関受信機

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JP3395959B2 JP26129798A JP26129798A JP3395959B2 JP 3395959 B2 JP3395959 B2 JP 3395959B2 JP 26129798 A JP26129798 A JP 26129798A JP 26129798 A JP26129798 A JP 26129798A JP 3395959 B2 JP3395959 B2 JP 3395959B2
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • H04B1/70758Multimode search, i.e. using multiple search strategies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信に関する
もので、特に移動体通信システムにおける相関受信機に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば移動体通信システムにおいて、基
地局と移動局が交信するためには、両局間での同期確立
が、不可欠である。移動局は、電源投入後、最初に同期
捕捉を行う。その後は、その同期状態を追跡しながら、
交信を続ける。ところが、移動局は、消費電力削減のた
めに、同期確立後、待ち受け状態に入った時等、移動局
の消費電力を削減するため、休眠状態に入る。休眠状態
とは、一旦、動作停止状態に入り、定期的に自己への着
信を監視し、着信が無ければ再度停止状態に入る状態を
いう。この休眠状態から動作状態への移行には、再度の
同期捕捉が必要になる。この再度の同期捕捉に際して、
前回の動作と、全く同じ動作を繰り返していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の同期捕捉では、移動局が、休眠状態から動作状
態へ移行する際、前回の動作と、全く同じ動作を繰り返
していたため、同期捕捉には、長時間を要する、という
解決すべき課題が残されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉入力データに乗算する逆拡散符号の位相を変
化させながら、各位相毎に乗算結果の応答信号を検出す
る、第1の逆拡散部と、この第1の逆拡散部が検出した
応答信号を上記拡散符号の1周期にわたって累算して各
位相毎の累算値を求める、第1の累算部と、入力データ
に乗算する逆拡散符号の位相を変化させながら、各位相
毎に乗算結果の応答信号を検出する、第2の逆拡散部
と、この第2の逆拡散部が検出した応答信号を上記拡散
符号の1周期にわたって累算して各位相毎の累算値を求
める、第2の累算部と、上記第1の累算部、及び上記第
2の累算部が求めた上記各位相毎の累算値から極大振幅
を生成する逆拡散符号の位相を振幅の大きい順に記憶し
ておくソータと、全体を制御する制御部を備え、上記制
御部は、休眠状態から動作状態に移行する前に、上記ソ
ータに記憶されている上記極大振幅を生成する拡散符号
の位相を振幅の大きい順に2個読み取って、その位相差
を維持しながら、上記第1の逆拡散部及び、上記第2の
逆拡散部が、入力データに乗算する逆拡散符号の位相を
同時に変化させながら乗算結果の極大振幅を検出して、
動作状態に移行することを特徴とする相関受信機。
【0005】〈構成2〉構成1に記載の相関受信機にお
いて、上記第1の累算部が求めた上記各位相毎の累算値
から、極大振幅を生成する拡散符号の位相を振幅の大き
い順に記憶しておく第1の付加ソータと、上記第2の累
算部が求めた上記各位相毎の累算値から、極大振幅を生
成する拡散符号の位相を振幅の大きい順に記憶しておく
第2の付加ソータとを備え、上記制御部は、休眠状態か
ら動作状態に移行するとき、上記第1の付加ソータと、
上記第2の付加ソータに記憶されている極大振幅を生成
する拡散符号の位相差を読み取って、両者の位相が等し
いときは、上記ソータに記憶されている上記極大振幅を
生成する拡散符号の位相を振幅の大きい順に2個読み取
って、その位相差を維持しながら、上記第1の逆拡散部
及び、上記第2の逆拡散部が、入力データに乗算する逆
拡散符号の位相を同時に変化させながら乗算結果の極大
振幅を検出して、動作状態に移行し、上記両者の位相差
が異なるときは、上記第1の逆拡散部、及び上記第2の
逆拡散部で、入力データに乗算する逆拡散符号の位相を
独自に変化させながら、上記各位相毎の累算値から極大
振幅を生成する逆拡散符号の位相の極大振幅を検出し
て、動作状態に移行することを特徴とする相関受信機。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、休眠状態から動作状態
への移行に際して、休眠状態に入る前の拡散符号の位相
差を活用して、同期捕捉のために必要とされる時間の、
短縮を図ることを目的とする。通常、相関受信機は、基
地局から同一チャネルに対して、複数個の応答を検出す
る。この要因は、基地局から移動局に到来する電磁波
が、異なる経路を経て到来したため、その経路長の差に
よって発生したものと推定できる。尚、この状態は、操
作者が移動を停止したまま、その位置に停まる限り同一
の相関関係を維持することになる。本発明では、この相
関関係に着目する。
【0007】即ち、休眠状態から動作状態に入る同期捕
捉をするに際して、上記複数個の応答のうち1個につい
てのみスライディング相関によって同期捕捉する。残り
の応答に関しては、前回同期確立状態での相関関係を記
憶しておき、そのデータを活用することによって、スラ
イディング相関によって同期捕捉したのと同様の結果を
える。従って、同期捕捉のために必要とされる時間を短
縮することができる。ここで、スライディング相関と
は、代表的な同期捕捉の方式である。入力データに乗算
する拡散符号の位相を少しずつ変化させ、所定の範囲に
渡って拡散符号の位相を、総当たり方式で順々に、その
応答を検出し、最大振幅点の位相を捕捉する方式であ
る。尚、以後の説明においては、複数個の応答を一例と
して、2個に限定して説明する。
【0008】以下、本発明を図示の実施の形態について
詳細に説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、具体例1による相関受信機
のブロック図(その1)である。図より、具体例1によ
る相関受信機は、第1の逆拡散部1と、第2の逆拡散部
2と、第1の累算部3と、第2の累算部4と、加算器5
と、振幅生成部6と、ソータ7と、位相差設定部8と、
拡散符号発生部9と、制御部10を備える。
【0009】第1の逆拡散部1は、入力信号Dinを受
け入れて、移動局に個別に割り当てられている拡散符号
を乗算して拡散復調し、その応答信号を求める部分であ
る。第2の逆拡散部2は、入力信号Dinを受け入れ
て、移動局に個別に割り当てられている拡散符号を乗算
して拡散復調し、その応答信号を求める部分である。
【0010】第1の累算部3は、スライディング相関に
際して、第1の逆拡散部1の出力を受け入れる。拡散符
号の位相を変化させる毎に、拡散符号の1周期にわたっ
てその検出される応答信号を累算して、各位相毎の累算
値を求める部分でもある。第2の累算部4は、スライデ
ィング相関に際して、第2の逆拡散部2の出力を受け入
れて、拡散符号の位相を変化させる毎に、拡散符号の1
周期にわたってその検出される応答信号を累算して、各
位相毎の累算値を求める部分である。加算器5は、第1
の累算部3の累算値と、第2の累算部4の累算値を受け
入れて加算し、その加算結果を振幅生成部6に転送する
部分でもある。
【0011】振幅生成部6は、加算器5から加算結果を
受け入れて、その振幅を求める部分である。即ち、累算
値は、通常、虚数部を含んだ複素信号として表される。
この複素信号の絶対値を演算する部分である。ソータ7
は、振幅生成部6が出力する複素信号の絶対値を拡散符
号の位相毎に監視して、大きい順に、その時の拡散符号
の位相を一時的に、記憶しておく部分である。以後ソー
タが受け入れて記憶する信号を相関累算信号と定義す
る。
【0012】位相差設定部8は、第1の逆拡散部1と、
第2の逆拡散部2に、それぞれ乗算される、拡散符号の
位相差を設定する部分である。さらに位相差をリセット
したとき、第1の逆拡散部1と、第2の逆拡散部の位相
は、それぞれ関連性が無くなる部分である。拡散符号発
生部9は、移動局に個別に割り当てられている拡散符号
を発生する部分である。制御部10は、相関受信機全体
を制御する部分である。次に、動作について説明する。
【0013】〈具体例1の動作〉図2は、具体例1によ
る相関受信機の動作説明図(その1)である。横軸に拡
散符号の位相を表し縦軸に相関累算信号の大きさ、即ち
相関累算値を表している。2本の矢印a1、b1は、そ
れぞれ基地局から異なる経路を経て移動局に到来した電
磁波による、相関累算信号を表している。今仮に、操作
者が、移動を停止した状態で、移動局の電源スイッチを
いれて動作を開始したと仮定する。相関受信機は、拡散
された入力信号Dinを受け入れ、制御部10の制御に
基づいて、拡散符号の位相を変化させてスライディング
相関動作を開始する。その結果、拡散符号位相S1の点
にa1、拡散符号位相S2の点にb1なる相関累算信号
を検出したと仮定する。
【0014】ここで、拡散符号位相S1の点にa1、及
び、拡散符号位相S2の点にb1なる相関累算信号を検
出したことは、以下のことを意味する。即ち、基地局か
ら移動局に到来する電磁波の経路が周辺環境の影響によ
って、異なる2つの経路を経て到来したため、その経路
長の差によって発生したものと推定できる。尚、この状
態は、操作者が移動を停止したまま、その位置に停まる
限り同一状態を維持することになる。
【0015】このとき制御部10は、2つの相関累算信
号間の位相差α(=S2−S1)を求めて、位相差設定
部8にαを設定する。その結果、第1の逆拡散部1と、
第2の逆拡散部2は、同一の拡散符号発生部9から位相
差α、異なる拡散符号を受け入れて、それぞれ上記相関
累算信号a1、相関累算信号b1を同時に捕捉すること
が可能になる。
【0016】次に、操作者が、移動を停止した状態のま
ま、一旦移動局を休眠状態にした後再度動作状態を再開
したと仮定する。図3は、具体例1による相関受信機の
動作説明図(その2)である。横軸に拡散符号の位相を
表し縦軸に相関累算値を表している。2本の点線矢印a
1、b1は、前回の動作状態での相関累算信号(図2に
等しい)を表し、動作状態再開後に捕捉した相関累算信
号を実線で表している。
【0017】相関受信機は、拡散された入力信号Din
を受け入れ、制御部10の制御に基づいて、拡散符号の
位相を変化させてスライディング相関動作を開始する。
図2上、第1の逆拡散部1が、前回の状態で拡散符号位
相S1を中心にして拡散符号の位相を±Δ変化させてス
ライディング相関動作を行う。拡散符号位相T1の点で
相関累算信号a2を捕捉したと仮定する。このとき、位
相差設定部8には、休眠状態に入る直前での位相差α
(=S2−S1)が格納されている。従って、同時に第
2の逆拡散部1が拡散符号位相T2の点で相関累算信号
b2を捕捉することになる。その結果、本来、第1の逆
拡散部1と第2の逆拡散部2が、独自に同期捕捉すべき
ところ、第1の逆拡散部1の同期捕捉を実行するのみ
で、第2の逆拡散部2の同期捕捉が同時に完了すること
になる。
【0018】以上具体例1の構成を図1に限定して説明
したが、以下のように変更することも可能である。図4
は、具体例1による相関受信機のブロック図(その2)
である。図1との相違点は、第1の逆拡散部1と第2の
逆拡散部2の出力を加算器5で加算したあと、累算値を
求めている。第1の逆拡散部1と、第2の逆拡散部2の
出力を累算する前、即ち、ノイズレベルの高い状態で加
算している。場合によっては、S/N比に影響すること
もあり得る、しかし、移動局の機種によっては、十分仕
様を満足する場合も多い。
【0019】〈具体例1の効果〉以上説明したように、
位相差設定部8を備えることにより、休眠状態直前で
の、同期確立データを活用することができるようになっ
た。その結果、第1の逆拡散部1の、同期捕捉を実行す
るのみで、第2の逆拡散部2の同期捕捉も同時に完了す
ることができるようになった。即ち、同期確立に要する
時間が半分になった。
【0020】〈具体例2〉図5は、具体例2による相関
受信機のブロック図である。図より、具体例2による相
関受信機は、第1の逆拡散部1と、第2の逆拡散部2
と、第1の累算部3と、第2の累算部4と、第1の振幅
生成部21と、第2の振幅生成部22と、加算器25
と、ソータ7と、位相差設定部8と、拡散符号発生部9
と、制御部10を備える。以下、具体例1との差異のみ
について説明する。
【0021】第1の振幅生成部21は、第1の累算部3
から累算値を受け入れて、応答信号の振幅を求める部分
である。即ち、累算値は、通常、虚数部を含む、複素信
号として表される。この複素信号の絶対値を演算する部
分である。第2の振幅生成部22は、第2の累算部4か
ら累算値を受け入れて、応答信号の振幅を求める部分で
ある。即ち、累算値は、通常、虚数部を含む、複素信号
として表される。この複素信号の絶対値を演算する部分
である。加算器25は、第1の振幅生成部21と、第2
の振幅生成部22から、それぞれ複素信号の絶対値を受
け入れて加算し、その加算結果をソータ7へ転送する部
分である。
【0022】他の構成部は、全て具体例1と同様であ
る。即ち、加算器5は、第1の振幅生成部21、第2の
振幅生成部22から、それぞれ複素信号の絶対値を受け
入れて加算し、その加算結果をソータ7へ転送する。従
って具体例1では、1個のみであった振幅生成部を2個
備えている。具体例1との機能的な差異は以下の通りで
ある。具体例1では、加算器5が受け入れる入力は、通
常、虚数部を含んだ複素信号(ベクトル成分)である。
従って最悪の場合、加算結果が加算前に比較して小さく
なる、という不合理も想定される。一方、具体例2で
は、加算器25が受け入れる入力は、複素信号の絶対値
(スカラー成分)である。
【0023】〈具体例2の効果〉以上説明したように、
加算器25の前に、第1の振幅生成部21と、第2の振
幅生成部22を配置することにより、スカラー成分を加
算することになる。その結果、安定した相関累算値を得
ることが可能になった。
【0024】〈具体例3〉図6は、具体例3による相関
受信機のブロック図である。図より、具体例3による相
関受信機は、第1の逆拡散部1と、第2の逆拡散部2
と、第1の累算部3と、第2の累算部4と、第1の振幅
生成部21と、第2の振幅生成部22と、第1の自乗演
算部31と、第2の自乗演算部32と、加算器25と、
ソータ7と、位相差設定部8と、拡散符号発生部9と、
制御部10を備える。
【0025】以下、具体例2との差異のみについて説明
する。具体例3では、第1の振幅生成部21と、加算器
25の間に第1の自乗演算部31が、第2の振幅生成部
23と、加算器25の間に第2の自乗演算部32が、そ
れぞれ配置されている。その他の構成は具体例2と全く
同様である。第1の自乗演算部31は、第1の振幅生成
部21から累算値の絶対値(電圧量)を受け入れて自乗
演算する部分である。第2の自乗演算部32は、第2の
振幅生成部22から累算値の絶対値(電圧量)を受け入
れて自乗演算する部分である。
【0026】〈具体例3の効果〉第1の自乗演算部31
と、第2の自乗演算部32が配置され、累算値(電圧
量)が、自乗演算されて電力量に変換される。その結
果、S/N比が向上する。
【0027】〈具体例4の構成〉図7は、具体例4によ
る相関受信機のブロック図(その1)である。図より、
具体例3による相関受信機は、第1の逆拡散部1と、第
2の逆拡散部2と、第1の累算部3と、第2の累算部4
と、第1の振幅生成部21と、第2の振幅生成部22
と、第1の自乗演算部31と、第2の自乗演算部32
と、加算器25と、ソータ7と、第1の付加ソータ41
と、第2の付加ソータ42と、位相差設定部8と、拡散
符号発生部9と、制御部10を備える。
【0028】以下、具体例3との差異のみについて説明
する。第1の付加ソータ41は、第1の自乗演算部31
が出力する累算値の電力量を拡散符号の位相毎に監視し
て、大きい順に、その時の拡散符号の位相を一時的に、
記憶しておく部分である。第2の付加ソータ42は、第
2の自乗演算部32が出力する累算値の電力量を拡散符
号の位相毎に監視して、大きい順に、その時の拡散符号
の位相を一時的に、記憶しておく部分である。
【0029】〈具体例4の動作〉具体例3との差異のみ
について説明する。 動作1.操作者が、休眠状態直前の位置に停まっている
場合 移動局が休眠状態から動作状態に移行したとき、制御部
10は3個のソータに記憶されている位相を確認する。
全て同じ値であることを確認できたとき、移動局が、休
眠状態直前の位置に停まっていたことを確認する。以後
は、第1の付加ソータ41と、第2の付加ソータ42は
必ずしも必要とされず、具体例3と同様にソータ7のみ
によって同期を確立する。
【0030】動作2.操作者が、休眠状態直前の位置に
停まらないで移動している場合 移動局が休眠状態から動作状態に移行したとき、制御部
10は3個のソータに記憶されている位相を確認する。
もし異なる値を確認したとき、休眠状態中に移動局が移
動したと判断する。このとき、相関受信機は、位相差設
定部8をリセットして、拡散された入力信号Dinを受
け入れ、制御部10の制御に基づいて、拡散符号の位相
を変化させてスライディング相関動作を開始する。この
場合、上記2個の相関累算信号間に位相差は設定されて
いないので、初回の同期確立動作と、全く同じ動作を繰
り返しすことになる。
【0031】図8は、具体例4による相関受信機のブロ
ック図(その2)である。具体例4では、第1の付加ソ
ータ41、及び第2の付加ソータ42は、それぞれ、第
1の自乗演算部31、及び第2の自乗演算部32、が出
力する累算値の電力量を受け入れている。しかし、この
構成に限定する必要は無い、例えば図8に示すように、
それぞれ第1の振幅生成部21、及び、第2の振幅生成
部22の出力を受け入れることも可能である。
【0032】〈具体例4の効果〉以上説明したように具
体例3の構成に、更に、第1の付加ソータ41、及び第
2の付加ソータ42を追加することにより、以下の効果
を得る。 1.移動局が休眠状態中に移動したことを即座に検出で
きる。 2.更に、移動局の移動、停止にかかわらず、相関累算
信号を検出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1による相関受信機のブロック図(その
1)である。
【図2】具体例1による相関受信機の動作説明図(その
1)である。
【図3】具体例1による相関受信機の動作説明図(その
2)である。
【図4】具体例1による相関受信機のブロック図(その
2)である。
【図5】具体例2による相関受信機のブロック図であ
る。
【図6】具体例3による相関受信機のブロック図であ
る。
【図7】具体例4による相関受信機のブロック図(その
1)である。
【図8】具体例4による相関受信機のブロック図(その
2)である。
【符号の説明】
1 第1の逆拡散部 2 第2の逆拡散部 3 第1の累算部 4 第2の累算部 5 加算器 6 振幅生成部 7 ソータ 8 位相差設定部 9 拡散符号発生部 10 制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 13/00 - 13/06 H04B 1/69 - 1/713 H04L 7/00 - 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データに乗算する逆拡散符号の位相
    を変化させながら、各位相毎に乗算結果の応答信号を検
    出する、第1の逆拡散部と、 この第1の逆拡散部が検出した応答信号を前記拡散符号
    の1周期にわたって累算して各位相毎の累算値を求め
    る、第1の累算部と、 入力データに乗算する逆拡散符号の位相を変化させなが
    ら、各位相毎に乗算結果の応答信号を検出する、第2の
    逆拡散部と、 この第2の逆拡散部が検出した応答信号を前記拡散符号
    の1周期にわたって累算して各位相毎の累算値を求め
    る、第2の累算部と、 前記第1の累算部、及び前記第2の累算部が求めた前記
    各位相毎の累算値から極大振幅を生成する逆拡散符号の
    位相を振幅の大きい順に記憶しておくソータと、 全体を制御する制御部を備え、 前記制御部は、休眠状態から動作状態に移行する前に、
    前記ソータに記憶されている前記極大振幅を生成する拡
    散符号の位相を振幅の大きい順に2個読み取って、その
    位相差を維持しながら、前記第1の逆拡散部及び、前記
    第2の逆拡散部が、入力データに乗算する逆拡散符号の
    位相を同時に変化させながら乗算結果の極大振幅を検出
    して、動作状態に移行することを特徴とする相関受信
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の相関受信機において、 前記第1の累算部が求めた前記各位相毎の累算値から、
    極大振幅を生成する拡散符号の位相を振幅の大きい順に
    記憶しておく第1の付加ソータと、 前記第2の累算部が求めた前記各位相毎の累算値から、
    極大振幅を生成する拡散符号の位相を振幅の大きい順に
    記憶しておく第2の付加ソータとを備え、 前記制御部は、休眠状態から動作状態に移行するとき、
    前記第1の付加ソータと、前記第2の付加ソータに記憶
    されている極大振幅を生成する拡散符号の位相差を読み
    取って、両者の位相が等しいときは、前記ソータに記憶
    されている前記極大振幅を生成する拡散符号の位相を振
    幅の大きい順に2個読み取って、その位相差を維持しな
    がら、前記第1の逆拡散部及び、前記第2の逆拡散部
    が、入力データに乗算する逆拡散符号の位相を同時に変
    化させながら乗算結果の極大振幅を検出して、動作状態
    に移行し、 前記両者の位相差が異なるときは、前記第1の逆拡散
    部、及び前記第2の逆拡散部で、入力データに乗算する
    逆拡散符号の位相を独自に変化させながら、前記各位相
    毎の累算値から極大振幅を生成する逆拡散符号の位相の
    極大振幅を検出して、動作状態に移行することを特徴と
    する相関受信機。
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