JP3395250B2 - ピペット装置 - Google Patents

ピペット装置

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JP3395250B2 JP13098793A JP13098793A JP3395250B2 JP 3395250 B2 JP3395250 B2 JP 3395250B2 JP 13098793 A JP13098793 A JP 13098793A JP 13098793 A JP13098793 A JP 13098793A JP 3395250 B2 JP3395250 B2 JP 3395250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なピペット装置に関
する。詳しくは、圧力制御により液体をチップ部内に吸
引し又は採取した液体をチップ部外に排出するピペット
装置において、チップ部の交換を容易に行うことができ
るようにした新規なピペット装置を提供しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】容器内に収納された液体を指定量だけ吸
引した後、採取した液体のうちの指定量分を別の容器に
移す所謂分注作業においては、ピペット装置が用いられ
る。
【0003】即ち、ピペット装置は、その先端部に設け
られた管状のチップ部を容器内の液体に漬けてからチッ
プ部内を負圧にすることによって液体を吸い上げ、その
後別の容器内にチップ部を移送して加圧することによっ
てチップ部内の液体を排出するように構成される。
【0004】そして、チップ部をピペット装置の被挿合
部に取り付ける際には、チップ部を被挿合部の端部に外
挿するとともに、両者の隙間を通してエアーの出入りが
生じないように気密にするためにシール部材(Oリング
等)が両部材の間隙をシールするために設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のピペ
ット装置にあっては、チップ部の着脱作業が煩わしく、
また、チップ部に余計な力をかけてしまうとチップ部の
形状がくずれ易いという問題がある。
【0006】これは、チップ部を被挿合部に外挿する際
にシール部材をつぶして密着性を高めるのにある程度の
力を必要とするためであり、チップ部の取り付けや取り
外しに充分に気を付けねばならず、また、特殊な工具を
使ったり作業に対する高い習熟度を要することになる。
【0007】また、チップ部の取り付け時に力加減を誤
るとチップ部の内径を押し拡げる結果となり内径の拡大
によりシール部材が所期の効果を奏しなくなり気密性が
損なわれるという不都合や、チップ部のうち被挿合部に
取り付けられる部分が変形してしまい再利用することが
できなくなる等の不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明ピペット
装置は、上記した問題を解決するために、チップ部を被
挿合部から取り外すためのチップ抜き手段を設け、拡径
手段によるシール部材の変形を解いた後チップ抜き手段
の一部をチップ部に突き当ててチップ部を被挿合部から
外すようにしたピペット装置において、拡径手段とチッ
プ抜き手段とを空気圧を利用して移動制御する一の空圧
制御手段を設け、チップ部を被挿合部に挿合した後に空
圧制御手段が拡径手段を移動させてシール部材の変形に
よりシール部材とチップ部との密着度を高めると共に、
チップ部を被挿合部から取り外す際には空圧制御手段が
拡径手段を移動させてシール部材の変形を解いてからチ
ップ抜き手段を移動させてその一部をチップ部に突き当
ててチップ部を被挿合部から外すようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明ピペット装置によれば、チップ部を被挿
合部に軽く挿合しておいてから、シール部材を空圧制御
手段により移動させられる拡径手段によって変形させる
ことによってシール部材とチップ部との密着度を高め、
シールが確実となるようにしているため、チップ部に無
理な力をかけることなくチップ部を被挿合部に容易に取
り付けることができる。
【0010】つまり、チップ部を被挿合部に取り付ける
際にチップ部でシール部材を変形させることによってチ
ップ部と被挿合部との間のシールを行うのではなく、チ
ップ部を被挿合部に軽く挿合させておいてから拡径手段
によってシール部材を変形させてこれを内側からチップ
部に圧接させることでチップ部と被挿合部との間のシー
ルとチップ部の保持とを両立させることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明ピペット装置の詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
【0012】図1はピペット装置1の構造を原理的に示
すものである。
【0013】2はピペット装置1の主部であり、その一
端部2aが被挿合部とされて管状のチップ部3がこの部
分に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0014】主部2にはチップ部3に連通する連通孔2
bが形成されており、該連通孔2bは加減圧装置4に接
続されている。
【0015】加減圧装置4としては、例えば、図示する
ようにシリンダ5と該シリンダ5内に設けられたピスト
ン6とを有し、モータ等の駆動手段7によってピストン
6を移動させることによってシリンダ5の内圧を可変す
る機構等を用いることができる。
【0016】チップ部3はこれを主部2の被挿合部2a
に外挿することによって取り付けられるようになってお
り、両者間のシールのためにシール部材8が介挿されて
いる。
【0017】9は拡径手段であり、シール部材8をチッ
プ部3の内壁に強く密着させるために設けられている。
【0018】図ではシール部材8としてOリングを用い
た例を示しており、拡径手段9によりOリングの内径を
大きくすることによってOリングの外周部をチップ部3
の内壁に圧接させてチップ部3の保持とシール性を保証
するようになっている。
【0019】尚、シール部材8にはOリングの他、例え
ば、ゴム筋を用いることができ、この場合にはエアーを
供給する(つまり、拡径手段9に空気圧を利用する)こ
とでゴム筋を膨張させてその一部をチップ部3の内壁に
圧接させるようにする方法等を挙げることができる。
【0020】ピペット装置1は、図示しない移送手段に
よって水平面内の移動制御や上下方向の移動制御が行わ
れるようになっている。
【0021】例えば、ピペット装置1をロボットアーム
の先端部に取り付けることによって、液体の吸引時や排
出時におけるピペット装置1の位置決め制御を行うこと
ができるようになっている。
【0022】10は液体11が収容された容器である。
【0023】しかして、ピペット装置1において、先ず
チップ部3の一端部を主部2の被挿合部2aに外挿す
る。この状態ではチップ部3が被挿合部2aに緩やかに
挿合されているにすぎず、その後拡径手段9によりシー
ル部材8を変形させることによってシール部材8の一部
をチップ部3の内壁に密着させ、チップ部3を保持する
とともに、チップ部3と被挿合部2aとの間にエアーの
出入りが生じないようにシールする。
【0024】次にピペット装置1の位置決め制御によっ
てチップ部3の先端部を容器10内の液体11に漬け、
加減圧装置4によりチップ部3内を負圧にして液体11
の一部を吸引する。
【0025】その後、ピペット装置1を移動してチップ
部3を別の容器内に位置させ、加減圧装置4によりチッ
プ部3内を加圧して、採取した液体の一部をチップ部3
外に排出する。
【0026】尚、液体の採取量や排出量が指定した量に
なるように制御するのは加減圧装置4の圧力制御によっ
て行う。例えば、シリンダ5とピストン6を使った場合
にはピストン6の移動量をその駆動手段7により制御す
れば良い。
【0027】図2乃至図6はピペット装置の具体例1A
を示すものであり、加減圧装置としてシリンダとピスト
ンを有する機構を用いるとともに、シール部材としてO
リングを用い空気圧を利用した拡径機構を採用したもの
である。
【0028】図2はピペット装置1Aを示すものであ
る。
【0029】12はピペット装置1Aの主部であり、金
属により形成されている。
【0030】13はシリンダであり、主部12内に形成
されており、該シリンダ13がピストン14とともに加
減圧装置を構成している。
【0031】主部12の下端面には凹部15が形成され
ており、また、主部12の下端寄りの部分には筒部16
の上端部が外嵌固定されている。
【0032】尚、筒部16の内径は下端寄りの部分で小
さく、これより上側の部分で稍大きくなっており、これ
によって上向きの段差面16aが形成されている。
【0033】17は金属製のチップシャフトであり、貫
通孔17aを有する管状の部材として形成されており、
その上端寄りの部分が主部12に固定されている。
【0034】そして、その下端寄りの部分17bがその
他の部分に比して大径とされており、これに後述するチ
ップ部が挿合される。また、この被挿合部17bの上端
には上方を向いた環状の凹部17cとこれを囲む突壁1
7dが形成されている。
【0035】尚、チップシャフト17の貫通孔17aは
主部12に形成された連通孔12aを介してシリンダ1
3に繋がっている。
【0036】18は合成樹脂により管状に形成されたチ
ップ部であり、その上端寄りの部分がチップシャフト1
7の被挿合部17bに外挿されるようになっている。
【0037】チップ部18の上端部18aはその外径が
他の部分の外径に比して大きくされている。
【0038】そして、チップ部18の下端部18bは先
細りとされており、この部分が液体内に浸漬されること
になる。
【0039】19はチップシャフト17に摺動可能に外
挿された拡径部材であり、金属により略筒状に形成され
ている。
【0040】拡径部材19はその上端寄りの部分19a
が他の部分に比して大径とされ、該部分19aの上端部
が主部2の凹部15内に摺動可能な状態で受け入れられ
ている。
【0041】また、拡径部材19の下端寄りの部分は図
3乃至図6に示すようにその外径が下方にいくに従って
小さくされ、これによってテーパー部19bが形成され
ており、その下端部19cは最小、かつ、一定の外径を
有する部分とされている。
【0042】20はOリングであり、チップ部18の上
端部18aの内壁と拡径部材19の下端寄りの部分との
間に設けられている。尚、チップシャフト17の突壁1
7dが拡径部材19の下降に伴うOリング20の下降に
対してストッパーの役目を果たしている。
【0043】21は金属製の筒状をしたチップ抜き部材
であり、拡径部材19と上記した筒部16との間に摺動
可能な状態で設けられている。
【0044】チップ抜き部材21はその下端面21aを
チップ部18の上端部18aに当接させることによって
チップ部18の上端部18aをチップシャフト17から
抜き出すために用いられる。
【0045】チップ抜き部材21には上記拡径部材19
の大径部19aを受け入れるための上端に開口した凹部
22が形成されており、その下端部を除く部分22aの
内径が拡径部材19の大径部19aの外径に略等しく、
下端部22bの内径はこれより径が大きくなっている。
【0046】そして、この凹部22と主部12の凹部1
5とによって形成される空間をシリンダとし、拡径部材
19の大径部19aをピストンとするエアーシリンダ2
3の構成が用いられている。
【0047】即ち、チップ部18装着用のエアー管24
が主部12の側面に取り付けられており、主部12内に
形成された孔25を通してエアー管24と凹部15とが
連通されている。
【0048】また、チップ部18の取り外し用のエアー
管26が設けられ、その先端部が筒部16の側面に形成
された長孔16bを通してチップ抜き部材21の側面に
固定されており、エアー管26とチップ抜き部材21の
凹部22とが連通されている。
【0049】従って、エアー管24、26を介した空圧
制御により凹部15内の圧力を高めると拡径部材19が
下降し、逆に凹部22内の圧力を高めると拡径部材19
が上昇することになる。
【0050】また、チップ抜き部材21はエアー管26
を介した空圧制御により下降されるようになっている。
【0051】つまり、拡径部材19が上死点に達した後
もエアー管26を通して凹部22内の加圧を継続するこ
とによってチップ抜き部材21が押し下げられる。
【0052】尚、チップ抜き部材21の外周面と筒部1
6との間に形成される隙間にはコイルバネ27(その上
端部がチップ抜き部材21の上端部に形成されたフラン
ジ部28の下面に当接され、また、下端部が筒部16の
内側に形成された段差面16aに当接されている。)が
介挿されており、チップ抜き部材21の下降はこのコイ
ルバネ27による上方への付勢力に抗して行われる。
【0053】よって、凹部22内の圧力を下げればコイ
ルバネ27の弾性力によってチップ抜き部材21が上方
に押し戻されることになる。
【0054】尚、筒部16の長孔16bはチップ抜き部
材21の移動に伴うエアー管26の移動に支障を来さな
いように形成されたものである。
【0055】図3乃至図5はチップ部18の取り付けに
ついて時間の経過を追って順次説明するためのものであ
る。
【0056】図3はチップ部18をチップシャフト17
に挿合した状態を示すものである。
【0057】即ち、チップ部18の上端部18aがチッ
プシャフト17の被挿合部17bに挿合されており、拡
径部材19やチップ抜き部材21はそれらに許される移
動範囲において最も高い位置にある。
【0058】尚、Oリング20はチップ部18の上端部
18aの内壁に軽く当接した状態となっているが、チッ
プ部18を被挿合部17bに挿合する際にOリング20
が抵抗とならない寸法関係が成立している。
【0059】次に、エアー管24を通して凹部15内を
加圧すると拡径部材19が下降し、図4に示すように、
Oリング20はその内径が拡径部材19のテーパー部1
9bによって押し拡げられるため、Oリング20がテー
パー部19bとチップ部18の上端部18aの内壁との
間で押し潰された状態になる。
【0060】図5は拡径部材19がさらに下降してその
下端部19cがチップシャフト17の凹部17cの内底
面に突き当たった状態を示しており、Oリング20は拡
径部材19のテーパー部19bを乗り越えて該テーパー
部19bの稍上部とチップ部18の上端部18aの内壁
との間で最も潰された状態になる。
【0061】これによってチップ部18とチップシャフ
ト17の被挿合部17bとの間のシールが確実になされ
るので、その後液体を採取するためにチップ部18内を
減圧したり、液体を排出するためにチップ部18内を加
圧した時にチップ部18とチップシャフト17の被挿合
部17bとの間の隙間を通してエアーが出入りするのを
防止することができる。
【0062】つまり、液体の採取量や排出量は圧力制御
によって管理されるため、エアー漏れ等による圧力変動
の影響を抑えることで精度の良い計量を行うことができ
る。
【0063】次に、チップ部18の取り外しについて説
明する。
【0064】エアー管26を通してチップ抜き部材21
の凹部22内を加圧すると拡径部材19が上昇し、上記
の説明とは逆に図5、図4、図3の順に従って状態が変
化する。
【0065】拡径部材19が上死点に達した後も引き続
き凹部22内を加圧すると、図6に示すようにチップ抜
き部材21がコイルバネ27の力に抗して下降し、その
下端面21aがチップ部18を下方に突き出す。
【0066】拡径部材19によるOリング20の変形は
解除されており、チップ部18はチップシャフト17の
被挿合部17bに軽く挿合された状態となっているの
で、チップ抜き部材21の下降によりチップ部18を容
易に取り外すことができる。
【0067】その後、エアー管26を通してチップ抜き
部材21の凹部22内を減圧すると、コイルバネ27の
弾性力によってチップ抜き部材21が上昇し最終的に最
も高い位置に戻る。
【0068】以上のようにピペット装置1Aによれば、
チップ部18を交換する際にチップ部18に力をかけす
ぎることがなく、簡単に行うことができるので作業の自
動化に適しており、複数のチップ部18が整列されたホ
ルダーの上方にピペット装置1Aを一時的に待避した
後、ホルダーに配列されたチップ部18のうちから所望
のものを選択して上記したチップ部18の取り外しや取
り付けの操作を行えばチップ部の交換作業の能率化を図
ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ピペット装置によれば、チップ部と該チップ
部に挿合される被挿合部との間に生じる隙間をシールす
るためのシール部材と、該シール部材を変形させる拡径
手段とを設け、チップ部を被挿合部に軽く挿合しておい
てから、シール部材を空圧制御手段により移動させられ
拡径手段によって変形させることでこれをチップ部に
圧接させてチップ部と被挿合部との間のシールを図ると
ともにチップ部を保持することができる。
【0070】よって、チップ部に無理な力をかけること
なくチップ部を被挿合部に取り付けることができ、チッ
プ部の交換作業を簡単にし、しかも、このためにチップ
部と被挿合部との間のシール性が悪化することはない。
【0071】尚、上記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ピペット装置の原理的な説明図である。
【図2】ピペット装置の要部を示す断面図である。
【図3】チップ部の取り付けについて説明するための拡
大断面図であり、拡径部材の下降前の状態を示す。
【図4】チップ部の取り付けについて説明するための拡
大断面図であり、拡径部材の下降途中の状態を示す。
【図5】チップ部の取り付けについて説明するための拡
大断面図であり、拡径部材の下降終了時の状態を示す。
【図6】チップ部の取り外しについて説明するための拡
大断面図である。
【符号の説明】 1 ピペット装置 2a 被挿合部 3 チップ部 8 シール部材 9 拡径手段 11 液体 1A ピペット装置 17b 被挿合部 18 チップ部 19 拡径手段(拡径部材) 19b テーパー部 20 Oリング 21 チップ抜き手段(チップ抜き部材) 23 空圧制御手段(エアーシリンダ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中町 啓一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−22352(JP,A) 特開 平4−372862(JP,A) 特開 平1−206261(JP,A) 実開 平4−51647(JP,U) 実開 平5−19961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01L 3/02 G01N 1/00 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部を被挿合部から取り外すための
    チップ抜き手段を設け、拡径手段によるシール部材の変
    形を解いた後チップ抜き手段の一部をチップ部に突き当
    ててチップ部を被挿合部から外すようにしたピペット装
    置において、拡径手段とチップ抜き手段とを空気圧を利用して移動制
    御する一の空圧制御手段を設け、チップ部を被挿合部に
    挿合した後に空圧制御手段が拡径手段を移動させてシー
    ル部材の変形によりシール部材とチップ部との密着度を
    高めると共に、チップ部を被挿合部から取り外す際には
    空圧制御手段が拡径手段を移動させてシール部材の変形
    を解いてからチップ抜き手段を移動させてその一部をチ
    ップ部に突き当ててチップ部を被挿合部から外す ように
    したことを特徴とするピペット装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のピペット装置におい
    て、シール部材としてOリングを用いたことを特徴とす
    るピペット装置。
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