JP3395110B2 - 分離された開口部を有するバケット - Google Patents
分離された開口部を有するバケットInfo
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- JP3395110B2 JP3395110B2 JP2000089220A JP2000089220A JP3395110B2 JP 3395110 B2 JP3395110 B2 JP 3395110B2 JP 2000089220 A JP2000089220 A JP 2000089220A JP 2000089220 A JP2000089220 A JP 2000089220A JP 3395110 B2 JP3395110 B2 JP 3395110B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルにお
ける作業装置に関する。
ける作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルをベースマシンとして行う
土木建設作業は、掘削はもちろん、土羽打ち、床付け、
のり面仕上げ、建設資材の配置、建設廃棄物の移動、生
コンクリート打設、家屋の解体など多岐に渡っている。
掘削作業には、標準バケット、エジェクタ付きバケッ
ト、クラムシェル等、のり面仕上げには法面バケット、
建設資材の配置及び建設廃棄物の移動作業にはグラップ
ル、フォーク、ブロック掴み装置等、生コンクリート打
設作業には生コンバケット等、家屋の解体作業には、フ
ォーク、解体アタッチメント等の専用のアタッチメント
が実用されている。
土木建設作業は、掘削はもちろん、土羽打ち、床付け、
のり面仕上げ、建設資材の配置、建設廃棄物の移動、生
コンクリート打設、家屋の解体など多岐に渡っている。
掘削作業には、標準バケット、エジェクタ付きバケッ
ト、クラムシェル等、のり面仕上げには法面バケット、
建設資材の配置及び建設廃棄物の移動作業にはグラップ
ル、フォーク、ブロック掴み装置等、生コンクリート打
設作業には生コンバケット等、家屋の解体作業には、フ
ォーク、解体アタッチメント等の専用のアタッチメント
が実用されている。
【0003】これらのアタッチメントは、個別に用意す
ると購入費用がかさむばかりでなく、実際の建設現場に
おいて、置き場所やその交換作業が煩わしく時間がかか
る等の問題がある。また実際の建設作業においては、専
用のアタッチメントを購入して使うまでもないが、簡易
的な機能でも有れば良いというニーズもある。そのた
め、特開S48-5201、 S50-21503、 H1-158122、 H3-1446
21らの複合機能を有するバケットが、各種考案されてい
る。
ると購入費用がかさむばかりでなく、実際の建設現場に
おいて、置き場所やその交換作業が煩わしく時間がかか
る等の問題がある。また実際の建設作業においては、専
用のアタッチメントを購入して使うまでもないが、簡易
的な機能でも有れば良いというニーズもある。そのた
め、特開S48-5201、 S50-21503、 H1-158122、 H3-1446
21らの複合機能を有するバケットが、各種考案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】他のバケットを入れ子
構造にしているバケット(例えば特開S48-5201等。)に
おいては、入れ子構造に起因する以下のような問題があ
る。他のバケットを入れ子構造にしているため底板で物
を掴む時に、回転モーメントが発生し、斜に掴んでしま
い正確な位置におけないという問題や、力を要する掘削
作業では係止部材を第1のバケットの縁の形状に合わせ
て加工及び取付けをしなければならないため、製造が困
難であるという問題があった。さらに土羽打ちや床付け
などの整地、転圧作業を行う際には、バケットが重なり
合った状態では行えず、片方のバケットで行うにしても
底板が曲面なので、平面を転圧し形成するには不向きで
効率が悪かった。
構造にしているバケット(例えば特開S48-5201等。)に
おいては、入れ子構造に起因する以下のような問題があ
る。他のバケットを入れ子構造にしているため底板で物
を掴む時に、回転モーメントが発生し、斜に掴んでしま
い正確な位置におけないという問題や、力を要する掘削
作業では係止部材を第1のバケットの縁の形状に合わせ
て加工及び取付けをしなければならないため、製造が困
難であるという問題があった。さらに土羽打ちや床付け
などの整地、転圧作業を行う際には、バケットが重なり
合った状態では行えず、片方のバケットで行うにしても
底板が曲面なので、平面を転圧し形成するには不向きで
効率が悪かった。
【0005】他方従来のバケットに対向してバックレス
トや可動バケットを設けたバケット(例えば特開S50-21
503、 H3-144621等。)においては、それが引き起こす
次のような本質的な問題が存在する。従来の主たるバケ
ットに対向して新たにバックレストや可動バケットを設
けたため、その新しく設置したバックレストや可動バケ
ットが、壁際や障害物近辺の掘削作業を邪魔したり、建
機オペレーターの視界を遮って掘削や掴み作業を行い難
くしたりする場合があり、ひいてはオペレーターの作業
ストレスを誘発、増長したりした。また底板につめを有
する場合、掘削は申し分ないのであるが、掴み作業が行
い難い物があったり、逆に底板につめを有しない場合
は、掴み作業は申し分ない一方で掘削が不十分なことが
あった。
トや可動バケットを設けたバケット(例えば特開S50-21
503、 H3-144621等。)においては、それが引き起こす
次のような本質的な問題が存在する。従来の主たるバケ
ットに対向して新たにバックレストや可動バケットを設
けたため、その新しく設置したバックレストや可動バケ
ットが、壁際や障害物近辺の掘削作業を邪魔したり、建
機オペレーターの視界を遮って掘削や掴み作業を行い難
くしたりする場合があり、ひいてはオペレーターの作業
ストレスを誘発、増長したりした。また底板につめを有
する場合、掘削は申し分ないのであるが、掴み作業が行
い難い物があったり、逆に底板につめを有しない場合
は、掴み作業は申し分ない一方で掘削が不十分なことが
あった。
【0006】上述した例を含めてこれまで物を掴む機能
を有するバケット及び作業装置は各種考案、開発され、
少数のものにおいては、ある特殊な作業に特化し十分対
応してきているがそれでもなお、従来の単一容器のバケ
ットの基本機能を損なうことなく物を掴む機能を付与し
た例は見あたらない。
を有するバケット及び作業装置は各種考案、開発され、
少数のものにおいては、ある特殊な作業に特化し十分対
応してきているがそれでもなお、従来の単一容器のバケ
ットの基本機能を損なうことなく物を掴む機能を付与し
た例は見あたらない。
【0007】また台風、大雨、地震等の災害発生後、緊
急を要する人命救助を含む災害復旧工事においては土砂
の排斥、流木や巨石の移動などを同時平行かつ迅速に行
わなければならないが、従来の単一容器のバケットでは
土砂の排斥は可能であるけれども、流木や巨石等を移動
させるのは困難で時間を要するため、フォーク等の他の
作業装置を導入せざるを得ず、作業効率が悪く災害復旧
工事が遅れるのが実情であった。
急を要する人命救助を含む災害復旧工事においては土砂
の排斥、流木や巨石の移動などを同時平行かつ迅速に行
わなければならないが、従来の単一容器のバケットでは
土砂の排斥は可能であるけれども、流木や巨石等を移動
させるのは困難で時間を要するため、フォーク等の他の
作業装置を導入せざるを得ず、作業効率が悪く災害復旧
工事が遅れるのが実情であった。
【0008】このような現状を踏まえて本発明が解決し
ようとする課題は、従来の単一容器バケットの基本機能
を損なうことなく土木建設作業や災害復旧作業等で多岐
に渡って要求される様々な作業を1つの作業装置で行う
ことである。
ようとする課題は、従来の単一容器バケットの基本機能
を損なうことなく土木建設作業や災害復旧作業等で多岐
に渡って要求される様々な作業を1つの作業装置で行う
ことである。
【0009】
【発明の目的】本発明は、第一に従来のバケットの基本
である掘削作業を阻害することなく、オペレーターに負
担をかけずに物を掴む機能を付加しかつ各種のアタッチ
メントを容易に取付けられること、第二には第一の目的
と平行して掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方向
換えなどを容易に行うこと、第三に粘土や泥炭等の粘着
性物質の排出や砂利、砕石等の骨材及び生コンクリート
等の流動性物質を定量投入することなどを目的とする。
である掘削作業を阻害することなく、オペレーターに負
担をかけずに物を掴む機能を付加しかつ各種のアタッチ
メントを容易に取付けられること、第二には第一の目的
と平行して掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方向
換えなどを容易に行うこと、第三に粘土や泥炭等の粘着
性物質の排出や砂利、砕石等の骨材及び生コンクリート
等の流動性物質を定量投入することなどを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第一の目的を達成
するために、本発明のバケットにおいては、バケットの
切刃及びつめを有する開口部を、バケット本体から分離
させ、その上部に枢軸を設け、バケット本体から開口部
を除いた容器部に対して、開口部を複動ピストン形油圧
シリンダーにより枢動可能にする。ここで開口部とは、
その側板の面積がバケット容器断面積の半分を超えない
一対の側板等からなる部分であり、開口部と容器部の側
板の相対する縁の輪郭は、直線でも曲線形状でも両者の
組合せでもよい。開口部が容器部に対して閉鎖した状態
では、両者の底板は重ならず、その端面同士は面当たり
とし、その外面は段差のない1つの平らな面を形成す
る。言い換えると両者で1つのバケット容器を形成す
る。開口部と容器部の側板についても、閉鎖した状態に
おいて両者の端面同士は、部分的にでも面当たりをした
方が掘削時のバケット剛性が向上して好ましい。また底
板は後述するアタッチメントを取付けるためにこう配を
付けてもよい。
するために、本発明のバケットにおいては、バケットの
切刃及びつめを有する開口部を、バケット本体から分離
させ、その上部に枢軸を設け、バケット本体から開口部
を除いた容器部に対して、開口部を複動ピストン形油圧
シリンダーにより枢動可能にする。ここで開口部とは、
その側板の面積がバケット容器断面積の半分を超えない
一対の側板等からなる部分であり、開口部と容器部の側
板の相対する縁の輪郭は、直線でも曲線形状でも両者の
組合せでもよい。開口部が容器部に対して閉鎖した状態
では、両者の底板は重ならず、その端面同士は面当たり
とし、その外面は段差のない1つの平らな面を形成す
る。言い換えると両者で1つのバケット容器を形成す
る。開口部と容器部の側板についても、閉鎖した状態に
おいて両者の端面同士は、部分的にでも面当たりをした
方が掘削時のバケット剛性が向上して好ましい。また底
板は後述するアタッチメントを取付けるためにこう配を
付けてもよい。
【0011】第二の目的を達成するために、上述のバケ
ットに、旋回油圧モーター、旋回ピニオン、旋回ベアリ
ング、旋回ロック、スイベルジョイント、上部旋回板、
下部旋回板を含む旋回装置を取り付ける。旋回ロック
は、上部旋回板に対して、バケット容器が取付けられた
下部旋回板を特定の位置で固定させる装置で、それらを
機械的に係合することにより実現する。この種類の旋回
装置、すなわちあるフレームに対してもう1つのフレー
ムを旋回させる装置において、その旋回ロックはピンま
たは板を手動にてはめ合う穴に係合させるものが簡便で
よいが、頻繁にロックを繰り返す場合においては、手動
よりも自動が好ましい。
ットに、旋回油圧モーター、旋回ピニオン、旋回ベアリ
ング、旋回ロック、スイベルジョイント、上部旋回板、
下部旋回板を含む旋回装置を取り付ける。旋回ロック
は、上部旋回板に対して、バケット容器が取付けられた
下部旋回板を特定の位置で固定させる装置で、それらを
機械的に係合することにより実現する。この種類の旋回
装置、すなわちあるフレームに対してもう1つのフレー
ムを旋回させる装置において、その旋回ロックはピンま
たは板を手動にてはめ合う穴に係合させるものが簡便で
よいが、頻繁にロックを繰り返す場合においては、手動
よりも自動が好ましい。
【0012】そこで本発明における旋回ロックは、位置
合わせ不要で自動的にロックおよびその解除行うことを
必要条件とし、以下にその詳細を記す。係合する部材と
しては、ピンまたは板のどちらでも良いが、製作が容易
なピンが好ましい。ピンを係合させるアクチュエーター
として複動ピストン形油圧シリンダーを選択し、ロック
ピン駆動部を構成する。この時ロックピンとピストンは
同一部材で製作しても良い。上部旋回板に対して、下部
旋回板を特定の位置で固定させるために、下部旋回板内
部のある円周方向にロックピンと係合する多数の穴を設
ける。さらにはこのロックピンと穴の係合はテーパー係
合の方がしっかりと係合できて好ましい。また下部旋回
板が上部旋回板に対してどの旋回位置においても必ずロ
ックするために、すなわち位置合わせ不要であるために
は、前述の下部旋回板の円周方向に配列された隣り合う
穴と穴の間に案内ガイドを設けると共に、ロックピン先
端は、尖った形状とする。上述のロックピン駆動部は常
時は油圧によりロック状態とし、旋回時には旋回油圧モ
ーターの駆動に先立ってロックが解除され、そしてモー
ターが駆動し、さらに停止した後に再び油圧でロックす
るように、これらの一連の動作を自動で行う油圧回路を
有することとする。そのロックピン駆動部は、上部旋回
板の内部に少なくとも1つ以上取り付けている。
合わせ不要で自動的にロックおよびその解除行うことを
必要条件とし、以下にその詳細を記す。係合する部材と
しては、ピンまたは板のどちらでも良いが、製作が容易
なピンが好ましい。ピンを係合させるアクチュエーター
として複動ピストン形油圧シリンダーを選択し、ロック
ピン駆動部を構成する。この時ロックピンとピストンは
同一部材で製作しても良い。上部旋回板に対して、下部
旋回板を特定の位置で固定させるために、下部旋回板内
部のある円周方向にロックピンと係合する多数の穴を設
ける。さらにはこのロックピンと穴の係合はテーパー係
合の方がしっかりと係合できて好ましい。また下部旋回
板が上部旋回板に対してどの旋回位置においても必ずロ
ックするために、すなわち位置合わせ不要であるために
は、前述の下部旋回板の円周方向に配列された隣り合う
穴と穴の間に案内ガイドを設けると共に、ロックピン先
端は、尖った形状とする。上述のロックピン駆動部は常
時は油圧によりロック状態とし、旋回時には旋回油圧モ
ーターの駆動に先立ってロックが解除され、そしてモー
ターが駆動し、さらに停止した後に再び油圧でロックす
るように、これらの一連の動作を自動で行う油圧回路を
有することとする。そのロックピン駆動部は、上部旋回
板の内部に少なくとも1つ以上取り付けている。
【0013】第三の目的を達成するために、容器部と開
口部の枢軸に平行である新たな回転軸を開口部内の上方
に設ける。その回転軸には板を取付け、その回転駆動は
油圧モーターまたは、減速機を介した油圧モーターで行
う。そして開口部の底板及び一対の側板には板を係止す
る部材を取り付ける。回転軸は高速で回転すると危険で
かつ停止時に衝撃を伴うため、数r.p.m程度で回転させ
る必要があり、場合によってはモーターに減速機を加え
ることになる。またその方が出力トルクが増加して土砂
や粘土などの排出能力が向上するというメリットもあ
る。回転軸に減速機を介さず直接モーターを取付ける場
合は、低速回転が可能なピストンモーターが好ましい。
口部の枢軸に平行である新たな回転軸を開口部内の上方
に設ける。その回転軸には板を取付け、その回転駆動は
油圧モーターまたは、減速機を介した油圧モーターで行
う。そして開口部の底板及び一対の側板には板を係止す
る部材を取り付ける。回転軸は高速で回転すると危険で
かつ停止時に衝撃を伴うため、数r.p.m程度で回転させ
る必要があり、場合によってはモーターに減速機を加え
ることになる。またその方が出力トルクが増加して土砂
や粘土などの排出能力が向上するというメリットもあ
る。回転軸に減速機を介さず直接モーターを取付ける場
合は、低速回転が可能なピストンモーターが好ましい。
【0014】さらに減速機を加える場合、低速回転が可
能なピストンモーターの場合は低減速比から高減速比ま
でのスパー、ヘリカル、べベル、遊星、ウォーム等どの
種類の減速機でも選択可能であるが、低速回転が不安定
な歯車モーターの場合は、高い減速比を有する遊星減速
機やウォーム減速機が好ましい。
能なピストンモーターの場合は低減速比から高減速比ま
でのスパー、ヘリカル、べベル、遊星、ウォーム等どの
種類の減速機でも選択可能であるが、低速回転が不安定
な歯車モーターの場合は、高い減速比を有する遊星減速
機やウォーム減速機が好ましい。
【0015】次にコンクリート管、コンクリートU形、
コンクリート境界ブロック、コンクリート積みブロック
等の各種コンクリート製品を数多くかつ容易に取り扱え
るように、容器部と開口部の底板にはめ込んで使用する
アタッチメントを考える。上記のアタッチメントは、底
板にはめ込む結合部材として断面コの字の部材を少なく
とも1つ以上用いるとともに、それに取り付ける棒状部
材を含む。断面コの字の部材の内部の溝の側面は、底板
にはめ込み易いように緩やかなこう配を持たせてもよ
く、ピン、ボルト等で固定してもよい。棒状部材は取り
扱うコンクリート製品の形状により、その断面は円、四
角形、R形状、等を適宜選択する。さらにコンクリート
製品の保持をより確実にしかつキズを付けないように棒
状部材に、ゴム、プラスチック、木材等を装着してもよ
い。
コンクリート境界ブロック、コンクリート積みブロック
等の各種コンクリート製品を数多くかつ容易に取り扱え
るように、容器部と開口部の底板にはめ込んで使用する
アタッチメントを考える。上記のアタッチメントは、底
板にはめ込む結合部材として断面コの字の部材を少なく
とも1つ以上用いるとともに、それに取り付ける棒状部
材を含む。断面コの字の部材の内部の溝の側面は、底板
にはめ込み易いように緩やかなこう配を持たせてもよ
く、ピン、ボルト等で固定してもよい。棒状部材は取り
扱うコンクリート製品の形状により、その断面は円、四
角形、R形状、等を適宜選択する。さらにコンクリート
製品の保持をより確実にしかつキズを付けないように棒
状部材に、ゴム、プラスチック、木材等を装着してもよ
い。
【0016】また土木作業においてある決まった溝形状
を形成する場合があるので、それに対応する溝掘り用の
アタッチメントを考える。そのアタッチメントは、容器
部の底板にはめ込む断面コの字の部材と、平面でかつそ
れを取付けるための切りかけを有する天板を持つ容器を
含み、天板上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面
となるように断面コの字の部材が取付けられている。ま
た底板にはつめを配置してもよい。天板が平面でかつそ
の上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面であるた
め、アタッチメントは、容器部の補強した底板を天板上
で天板と平行にすべらせて挿入すれば簡単に装着でき
る。また天板が平面であるため、容器部の底板と面当た
りとなり、高い剛性が得られる。
を形成する場合があるので、それに対応する溝掘り用の
アタッチメントを考える。そのアタッチメントは、容器
部の底板にはめ込む断面コの字の部材と、平面でかつそ
れを取付けるための切りかけを有する天板を持つ容器を
含み、天板上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面
となるように断面コの字の部材が取付けられている。ま
た底板にはつめを配置してもよい。天板が平面でかつそ
の上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面であるた
め、アタッチメントは、容器部の補強した底板を天板上
で天板と平行にすべらせて挿入すれば簡単に装着でき
る。また天板が平面であるため、容器部の底板と面当た
りとなり、高い剛性が得られる。
【0017】
【実施例】次に、具体的に作業装置の実施例を示す。最
初に請求項1記載の実施例を図1から図8を参照して説明
する。図1に示すようにバケット1は、容器部2と開口部
3を有し、それらの上部に設けられた枢軸4で取外し可
能に枢着されており、更に上部には後述する旋回装置10
0が取付けられている。
初に請求項1記載の実施例を図1から図8を参照して説明
する。図1に示すようにバケット1は、容器部2と開口部
3を有し、それらの上部に設けられた枢軸4で取外し可
能に枢着されており、更に上部には後述する旋回装置10
0が取付けられている。
【0018】まず、開口部3について説明する。図2、4
に示すように開口部3は、一対の側板5、6を有し、そ
の下部で切刃を兼ねた底板7に、その上部で天板8に接
合されている。底板7にはつめ9が、天板8には2組の
ブラケットが取付けられている。図4に示すように天板8
に取付けられている1組のブラケット10、11には、それ
ぞれボス12、13が接合されており、もう一方の組のブラ
ケット14、15には、それぞれ2つのボス16、17と18、19
が接合されている。また開口部前方縁20の上部には補強
板21が取付けられている。
に示すように開口部3は、一対の側板5、6を有し、そ
の下部で切刃を兼ねた底板7に、その上部で天板8に接
合されている。底板7にはつめ9が、天板8には2組の
ブラケットが取付けられている。図4に示すように天板8
に取付けられている1組のブラケット10、11には、それ
ぞれボス12、13が接合されており、もう一方の組のブラ
ケット14、15には、それぞれ2つのボス16、17と18、19
が接合されている。また開口部前方縁20の上部には補強
板21が取付けられている。
【0019】次に容器部2について説明する。図4及び5
に示すように同様に容器部2も、一対の側板22、23を有
し、その間に上部から底部まで逆コの字状に成形された
基板24が取付けられている。基板24には一対のブラケッ
ト25b)と26b)、底縁27において補強した底板28、後方底
部29においてくの字状の補強板30が取付けられている。
なお補強した底板28は底面31と同一平面を形成するよう
に取付けられている。ブラケット25b)、26b)には、旋回
装置100を構成する下部旋回板107が取付けられ、更に枢
軸4を支持するためにそれぞれボス32、33が取付けら
れ、またシリンダー34を配置できるようにそれぞれボス
35、36が取付けられている。ボス35、36はカバー37を経
由して、ブラケット38にて支持されている。シリンダー
34はピン39、40で支持され、開口部3を枢動可能にして
いる。
に示すように同様に容器部2も、一対の側板22、23を有
し、その間に上部から底部まで逆コの字状に成形された
基板24が取付けられている。基板24には一対のブラケッ
ト25b)と26b)、底縁27において補強した底板28、後方底
部29においてくの字状の補強板30が取付けられている。
なお補強した底板28は底面31と同一平面を形成するよう
に取付けられている。ブラケット25b)、26b)には、旋回
装置100を構成する下部旋回板107が取付けられ、更に枢
軸4を支持するためにそれぞれボス32、33が取付けら
れ、またシリンダー34を配置できるようにそれぞれボス
35、36が取付けられている。ボス35、36はカバー37を経
由して、ブラケット38にて支持されている。シリンダー
34はピン39、40で支持され、開口部3を枢動可能にして
いる。
【0020】最後に旋回装置100について説明する。説
明が遅れたが、図1に示すように旋回装置100は旋回油圧
モーター101、旋回ピニオン102、旋回ベアリング103、
旋回ロック104、スイベルジョイント105、上部旋回板10
6、下部旋回板107などで構成され、旋回装置100は上述
の容器部2の一対のブラケット25b)、26b)と建機アーム
部と結合されるブラケット26a)、26b)の間に配置され
る。すなわち図2に示すようにブラケット25a)、26a)が
それぞれ上部旋回板106に、ブラケット25b)、26b)がそ
れぞれ下部旋回板107に取付けられる。ブラケット25
a)、26a)には、建機アーム部と結合するため、2つのボ
ス41、42と43、44がそれぞれ取付けられている。内歯を
有する旋回ベアリング103は、上部旋回板106と下部旋回
板107の間に配置され、それらの板とはボルト結合され
る。
明が遅れたが、図1に示すように旋回装置100は旋回油圧
モーター101、旋回ピニオン102、旋回ベアリング103、
旋回ロック104、スイベルジョイント105、上部旋回板10
6、下部旋回板107などで構成され、旋回装置100は上述
の容器部2の一対のブラケット25b)、26b)と建機アーム
部と結合されるブラケット26a)、26b)の間に配置され
る。すなわち図2に示すようにブラケット25a)、26a)が
それぞれ上部旋回板106に、ブラケット25b)、26b)がそ
れぞれ下部旋回板107に取付けられる。ブラケット25
a)、26a)には、建機アーム部と結合するため、2つのボ
ス41、42と43、44がそれぞれ取付けられている。内歯を
有する旋回ベアリング103は、上部旋回板106と下部旋回
板107の間に配置され、それらの板とはボルト結合され
る。
【0021】旋回ロック104を説明する。旋回ロック104
は図1、3、6、7に示すようにロックピン駆動部108とそ
れと係合する下部旋回板107内部の1つの円周上に等配分
に設けられた複数の穴109と穴と同数の案内ガイド110か
らなる部位で構成される。ロックピン駆動部108のロッ
クピン111は複動ピストン形油圧シリンダー112のピスト
ン113も兼ねているので、ロックピン111の出入りは複動
ピストン形油圧シリンダー112の油圧方向切換えにて行
える。またロックピン111は、上部旋回板106に対して下
部旋回板107がどの旋回位置であっても必ずロックする
ように、その先端114は尖った円錐形状にするとともに
上述の案内ガイド110を設けている。図8の油圧回路に示
すように、ロックピン駆動部108の油圧回路はロックピ
ンは常時は油圧によりロック状態とし、旋回時には旋回
油圧モーター101の駆動に先立ってロックが解除され、
そしてモーターが作動し更に停止した時に、再び油圧で
ロックするように組み立てられており、それらの一連の
動作は自動的に遂行される。
は図1、3、6、7に示すようにロックピン駆動部108とそ
れと係合する下部旋回板107内部の1つの円周上に等配分
に設けられた複数の穴109と穴と同数の案内ガイド110か
らなる部位で構成される。ロックピン駆動部108のロッ
クピン111は複動ピストン形油圧シリンダー112のピスト
ン113も兼ねているので、ロックピン111の出入りは複動
ピストン形油圧シリンダー112の油圧方向切換えにて行
える。またロックピン111は、上部旋回板106に対して下
部旋回板107がどの旋回位置であっても必ずロックする
ように、その先端114は尖った円錐形状にするとともに
上述の案内ガイド110を設けている。図8の油圧回路に示
すように、ロックピン駆動部108の油圧回路はロックピ
ンは常時は油圧によりロック状態とし、旋回時には旋回
油圧モーター101の駆動に先立ってロックが解除され、
そしてモーターが作動し更に停止した時に、再び油圧で
ロックするように組み立てられており、それらの一連の
動作は自動的に遂行される。
【0022】次に請求項2項の実施例について説明す
る。これは請求項1項の発明に対して、旋回装置100を
欠き、開口部3に回転軸を設けた発明であって、容器部2
及び開口部3からなるバケット容器と開口部3を枢動させ
る特徴は請求項1項の発明と全く同一である。
る。これは請求項1項の発明に対して、旋回装置100を
欠き、開口部3に回転軸を設けた発明であって、容器部2
及び開口部3からなるバケット容器と開口部3を枢動させ
る特徴は請求項1項の発明と全く同一である。
【0023】それゆえ重複する説明は控えさせて頂き、
最初に減速機を含まない油圧モーターだけを取付けた例
を図9から図16で説明する。図9、10に示すように、容器
部2に建機アーム部と結合するためのブラケット25、26
が取付けられている。これらは請求項1記載の発明のブ
ラケット25a)、25b)とブラケット26a)、26b)がそれぞれ
繋がったものと考えて良い。ブラケット25、26にはそれ
ぞれボス41、42と43、44が取付けられている。図11に示
すように、回転軸部300は回転軸301、板302、油圧モー
ター303、ブラケット304、カップリング305、すべり軸
受け306、係止部材307、308、309等から構成される。こ
の時油圧モーター303は、低速回転が可能なピストンモ
ーター等を選択する必要がある。回転軸301は枢軸4と平
行に配置され、一端はカップリング305を介して油圧モ
ーター303と結合されており、他端はすべり軸受け306で
支持されている。油圧モーター303は開口部3の天板8に
設けられたブラケット304に、ボルトで固定され、その
ブラケット304は下方からモーターを取付可能なように
切り欠いている。図14に示すように板302はボルトで回
転軸301に固定されている。また板状の係止部材307、30
8、309が開口部3の側板及び底板に取付けられている。
そして図9に示すように天板にはモーターに油を供給す
るため開口部310を設けている。
最初に減速機を含まない油圧モーターだけを取付けた例
を図9から図16で説明する。図9、10に示すように、容器
部2に建機アーム部と結合するためのブラケット25、26
が取付けられている。これらは請求項1記載の発明のブ
ラケット25a)、25b)とブラケット26a)、26b)がそれぞれ
繋がったものと考えて良い。ブラケット25、26にはそれ
ぞれボス41、42と43、44が取付けられている。図11に示
すように、回転軸部300は回転軸301、板302、油圧モー
ター303、ブラケット304、カップリング305、すべり軸
受け306、係止部材307、308、309等から構成される。こ
の時油圧モーター303は、低速回転が可能なピストンモ
ーター等を選択する必要がある。回転軸301は枢軸4と平
行に配置され、一端はカップリング305を介して油圧モ
ーター303と結合されており、他端はすべり軸受け306で
支持されている。油圧モーター303は開口部3の天板8に
設けられたブラケット304に、ボルトで固定され、その
ブラケット304は下方からモーターを取付可能なように
切り欠いている。図14に示すように板302はボルトで回
転軸301に固定されている。また板状の係止部材307、30
8、309が開口部3の側板及び底板に取付けられている。
そして図9に示すように天板にはモーターに油を供給す
るため開口部310を設けている。
【0024】通常は図10、11、12に示すように板302を
天板付近に移動、配置して、掘削や掴み作業を行う。粘
着性物質の排出を行いたい時は、回転軸301を駆動させ
る。また図13、14、15に示すように板302を係止部材30
7、308、309に当てた場合は、開口部が閉じて、内部を
閉空間とすることが可能となる。この状態で開口部3を
枢動させれば、図16に示すように板は係止部材に係止さ
れたまま開口部3は枢動する。
天板付近に移動、配置して、掘削や掴み作業を行う。粘
着性物質の排出を行いたい時は、回転軸301を駆動させ
る。また図13、14、15に示すように板302を係止部材30
7、308、309に当てた場合は、開口部が閉じて、内部を
閉空間とすることが可能となる。この状態で開口部3を
枢動させれば、図16に示すように板は係止部材に係止さ
れたまま開口部3は枢動する。
【0025】次に請求項3の実施例にあたる上記の油圧
モーターに減速機を取付けた場合として、ウォーム式減
速機を選んだ場合について図17から図21で説明するが、
先程のものに減速機を取付けるフレームが新たに必要に
なる。この場合、油圧モーターは減速機を設けるので必
ずしも低速回転が可能なピストン形を選択する必要はな
く、歯車モーターを選択しても良い。
モーターに減速機を取付けた場合として、ウォーム式減
速機を選んだ場合について図17から図21で説明するが、
先程のものに減速機を取付けるフレームが新たに必要に
なる。この場合、油圧モーターは減速機を設けるので必
ずしも低速回転が可能なピストン形を選択する必要はな
く、歯車モーターを選択しても良い。
【0026】図17から図20に示すようにウォーム式減速
機350を開口部に配置できるように開口部3の天板8を一
部取り除き、側板351、352と天板353で構成されるフレ
ーム354を開口部3に取り付ける。更に減速機取付板を兼
ねた補強板209a)を取り付け、ウォーム式減速機350をボ
ルトで固定する。この時フレーム354を構成する側板352
はブラケット10を兼ねても良い。そしてそのフレーム35
4に油圧モーター303を取付ける固定板355を取付ける。
以下は前述と同様であって、回転軸301は枢軸4と平行に
配置され、一端はカップリング305を介してウォーム式
減速機350と結合されており、他端はすべり軸受け306で
支持され、板302はボルトで回転軸301に固定されるとと
もに、板状の係止部材307、308、309が開口部3の側板及
び底板に取付けられ、天板には図17に示すように油圧モ
ーター303が通過できるよう開口部356を設けている。
機350を開口部に配置できるように開口部3の天板8を一
部取り除き、側板351、352と天板353で構成されるフレ
ーム354を開口部3に取り付ける。更に減速機取付板を兼
ねた補強板209a)を取り付け、ウォーム式減速機350をボ
ルトで固定する。この時フレーム354を構成する側板352
はブラケット10を兼ねても良い。そしてそのフレーム35
4に油圧モーター303を取付ける固定板355を取付ける。
以下は前述と同様であって、回転軸301は枢軸4と平行に
配置され、一端はカップリング305を介してウォーム式
減速機350と結合されており、他端はすべり軸受け306で
支持され、板302はボルトで回転軸301に固定されるとと
もに、板状の係止部材307、308、309が開口部3の側板及
び底板に取付けられ、天板には図17に示すように油圧モ
ーター303が通過できるよう開口部356を設けている。
【0027】次に請求項4の実施例について図22から図2
4を基に説明する。これは請求項2記載の発明に、バケッ
ト容器を旋回させたり、固定する機能を更に付加したも
ので、換言すると請求項2記載の発明のブラケット25、2
6を切断し、その間に旋回装置200を入れた構成になって
いる。旋回装置200が旋回装置100と異なるのは旋回ロッ
ク201が異なるだけで、その主たる構成は旋回油圧モー
ター101、旋回ピニオン102、旋回ベアリング103、旋回
ロック201、スイベルジョイント105、上部旋回板106、
下部旋回板107である。旋回装置200は上述の容器部2の
一対のブラケット25b)、26b)と建機アーム部と結合され
るブラケット25a)、26b)の間に配置される。旋回ロック
201は手動にてロックピン202を上部旋回板106に設けら
れた穴203から差し込んで、下部旋回板107の穴109と係
合させるという安価な構成としていることが特徴であ
る。旋回ロック201は、実施例ではロックピン202を2つ
用いているが、少なくとも1つ以上あれば良い。
4を基に説明する。これは請求項2記載の発明に、バケッ
ト容器を旋回させたり、固定する機能を更に付加したも
ので、換言すると請求項2記載の発明のブラケット25、2
6を切断し、その間に旋回装置200を入れた構成になって
いる。旋回装置200が旋回装置100と異なるのは旋回ロッ
ク201が異なるだけで、その主たる構成は旋回油圧モー
ター101、旋回ピニオン102、旋回ベアリング103、旋回
ロック201、スイベルジョイント105、上部旋回板106、
下部旋回板107である。旋回装置200は上述の容器部2の
一対のブラケット25b)、26b)と建機アーム部と結合され
るブラケット25a)、26b)の間に配置される。旋回ロック
201は手動にてロックピン202を上部旋回板106に設けら
れた穴203から差し込んで、下部旋回板107の穴109と係
合させるという安価な構成としていることが特徴であ
る。旋回ロック201は、実施例ではロックピン202を2つ
用いているが、少なくとも1つ以上あれば良い。
【0028】次に請求項5、6の発明について説明する。
これらは請求項1の発明の開口部に、請求項2の実施例に
ある回転軸部300を設けたものである。それゆえ、詳細
な説明は省略させて頂くが、請求項6記載の実施例を参
考までに図25、26に示す。
これらは請求項1の発明の開口部に、請求項2の実施例に
ある回転軸部300を設けたものである。それゆえ、詳細
な説明は省略させて頂くが、請求項6記載の実施例を参
考までに図25、26に示す。
【0029】最後にバケットの機能を強化するアタッチ
メントについて実施例を以下に示す。まずコンクリート
製品の取り扱いを強化するアタッチメントの例を紹介す
る。図27に示すように、アタッチメント400は、断面コ
の字の部材401と丸棒402から成り、断面コの字の部材40
1は底板28、7に入るように配置され、また外側の2つの
断面コの字の部材401はそのアタッチメントが動かない
ように規制しており、丸棒402は断面コの字対称軸か
ら、ある寸法だけオフセットされて取付けられている。
メントについて実施例を以下に示す。まずコンクリート
製品の取り扱いを強化するアタッチメントの例を紹介す
る。図27に示すように、アタッチメント400は、断面コ
の字の部材401と丸棒402から成り、断面コの字の部材40
1は底板28、7に入るように配置され、また外側の2つの
断面コの字の部材401はそのアタッチメントが動かない
ように規制しており、丸棒402は断面コの字対称軸か
ら、ある寸法だけオフセットされて取付けられている。
【0030】丸棒402をある寸法だけオフセットさせて
取付ける理由は、図29に示すように同一のアタッチメン
ト400を2ヶ装着した状態で、それらのアタッチメントの
棒状部材断面の重心が枢軸4に対して同一円周上となる
ようにするためであって、そのためには丸棒402を断面
コの字対称軸上に取付けるのではなく、ある寸法だけオ
フセットして取付けなければならない。この場合では、
断面コの字対称軸の上方に丸棒402が取付けられたアタ
ッチメント400を容器部2の底板28に装着し、それを上下
逆さまにしたすなわち断面コの字対称軸の下方に丸棒40
2が取付けられたアタッチメント400を開口部3の底板7に
装着した状態において、それらのアタッチメント400の
棒状部材断面の重心が枢軸4に対して同一円周上とな
る。図30、31にコンクリート積みブロック403を掴んだ
例を示すが、コンクリートU形、コンクリート境界ブロ
ックも同様に掴むことができる。
取付ける理由は、図29に示すように同一のアタッチメン
ト400を2ヶ装着した状態で、それらのアタッチメントの
棒状部材断面の重心が枢軸4に対して同一円周上となる
ようにするためであって、そのためには丸棒402を断面
コの字対称軸上に取付けるのではなく、ある寸法だけオ
フセットして取付けなければならない。この場合では、
断面コの字対称軸の上方に丸棒402が取付けられたアタ
ッチメント400を容器部2の底板28に装着し、それを上下
逆さまにしたすなわち断面コの字対称軸の下方に丸棒40
2が取付けられたアタッチメント400を開口部3の底板7に
装着した状態において、それらのアタッチメント400の
棒状部材断面の重心が枢軸4に対して同一円周上とな
る。図30、31にコンクリート積みブロック403を掴んだ
例を示すが、コンクリートU形、コンクリート境界ブロ
ックも同様に掴むことができる。
【0031】次に側溝などを形成するアタッチメントの
例を示す。図32から図35に示すように、アタッチメント
450は断面コの字の部材401とバケット容器451から成
り、バケット容器451は、つめ452を有し、天板453は平
面でかつ断面コの字の部材401を取付けるための切りか
けを有しており、そこに断面コの字の部材401を配置し
た時、その溝下面454は天板上面455と同一平面となる。
図35はそのアタッチメント450をバケットに装着した例
である。天板453が平面でかつ容器天板上面455と断面コ
の字部材の溝下面454が同一平面であるため、アタッチ
メントは、容器部2の補強した底板28を天板上で天板453
と平行にすべらせて挿入すれば簡単に装着できる。また
天板453が平面であるため、容器部2の底面31と面当たり
となり、高い剛性が得られる。
例を示す。図32から図35に示すように、アタッチメント
450は断面コの字の部材401とバケット容器451から成
り、バケット容器451は、つめ452を有し、天板453は平
面でかつ断面コの字の部材401を取付けるための切りか
けを有しており、そこに断面コの字の部材401を配置し
た時、その溝下面454は天板上面455と同一平面となる。
図35はそのアタッチメント450をバケットに装着した例
である。天板453が平面でかつ容器天板上面455と断面コ
の字部材の溝下面454が同一平面であるため、アタッチ
メントは、容器部2の補強した底板28を天板上で天板453
と平行にすべらせて挿入すれば簡単に装着できる。また
天板453が平面であるため、容器部2の底面31と面当たり
となり、高い剛性が得られる。
【0032】
【効果】本発明は上述のとおり構成されているので、次
に記載する効果を奏する。各請求項に記載されているよ
うに、バケットを容器部と開口部に分離することにより
以下の効果を奏する。 a)バケットの開口部を分離できるので、底板または側
板の間で物を掴むことができる。その際には回転モーメ
ントを与えないので、正確な物の配置が可能であり、ま
た建機オペレーターの視界を遮ることがないため、掴み
作業がストレスなく容易にできる。 b)バケットの上部に開口部の枢軸部を設けたので、開
口部閉鎖時には従来のバケットと同じ外形形状及び内部
空間形状を再現でき容積を有効に活用できるとともに、
掘削時に油圧シリンダーを損傷することはない。 c)開口部閉鎖時には本体容器部と開口部の少なくとも
底板端面同士が面当たりをし、従来の刃先につめを有す
る単一容器バケット形状を形成するので、従来のバケッ
トと同様に掘削ができる。 d)底板が同一平面となるので、土羽打ち等の整地、転
圧作業が実施できる。 e)つめ跡を残したくない時などは、容器部のみで作業
をすれば良い。 f)各種のアタッチメントを容易に底板に取付けること
が可能な拡張性の高いバケットを提供でき、重力に対し
ても外れにくい。
に記載する効果を奏する。各請求項に記載されているよ
うに、バケットを容器部と開口部に分離することにより
以下の効果を奏する。 a)バケットの開口部を分離できるので、底板または側
板の間で物を掴むことができる。その際には回転モーメ
ントを与えないので、正確な物の配置が可能であり、ま
た建機オペレーターの視界を遮ることがないため、掴み
作業がストレスなく容易にできる。 b)バケットの上部に開口部の枢軸部を設けたので、開
口部閉鎖時には従来のバケットと同じ外形形状及び内部
空間形状を再現でき容積を有効に活用できるとともに、
掘削時に油圧シリンダーを損傷することはない。 c)開口部閉鎖時には本体容器部と開口部の少なくとも
底板端面同士が面当たりをし、従来の刃先につめを有す
る単一容器バケット形状を形成するので、従来のバケッ
トと同様に掘削ができる。 d)底板が同一平面となるので、土羽打ち等の整地、転
圧作業が実施できる。 e)つめ跡を残したくない時などは、容器部のみで作業
をすれば良い。 f)各種のアタッチメントを容易に底板に取付けること
が可能な拡張性の高いバケットを提供でき、重力に対し
ても外れにくい。
【0033】請求項4に記載されているように、バケッ
ト旋回装置をバケット容器外に取付けたことにより以下
の効果を奏する。 a)旋回装置により、バケットの方向換えや円周方向の
位置決めができる。 b)旋回ロックにより、機械的に上部旋回板と下部旋回
板がロックされるので、従来と変わらず掘削ができ、ま
た物を掴んだ場合においても不測により回転することは
ない。 c)下部旋回板内部にロック穴を設けたことで、旋回板
全体を小型化できるとともに、ロック穴による応力集中
効果を低減できる。 d)旋回ロックのロックピンを複数設けることで、剛性
が向上し許容可能な下部旋回板の回転モーメントが増加
し掘削能力が向上する。
ト旋回装置をバケット容器外に取付けたことにより以下
の効果を奏する。 a)旋回装置により、バケットの方向換えや円周方向の
位置決めができる。 b)旋回ロックにより、機械的に上部旋回板と下部旋回
板がロックされるので、従来と変わらず掘削ができ、ま
た物を掴んだ場合においても不測により回転することは
ない。 c)下部旋回板内部にロック穴を設けたことで、旋回板
全体を小型化できるとともに、ロック穴による応力集中
効果を低減できる。 d)旋回ロックのロックピンを複数設けることで、剛性
が向上し許容可能な下部旋回板の回転モーメントが増加
し掘削能力が向上する。
【0034】請求項1に記載されているように旋回ロッ
クを構成することにより、以下の効果を奏する。 a)下部旋回板に案内ガイドを設けかつロックピン先端
を尖った形状にしたので、上部旋回板に対して下部旋回
板がどの旋回位置にきても必ずロックする。 b)旋回ロックは複動ピストン形油圧シリンダーを用い
ているので、油圧力によりロックピンは下降する。その
ため重量物を掴んだ場合などかなりの押込み抵抗が存在
しても、安定してロックすることができる。 c)常時は油圧によりロック状態としているため、不測
の外力が働いても下部旋回板が回転することは無く安全
である。 d)また旋回時には旋回油圧モーターの駆動に先立って
ロックが解除され、その後モーターが作動し、さらに停
止したときに再び油圧でロックするように、一連の動作
は自動で行うため、オペレーターに負担がかからない。
クを構成することにより、以下の効果を奏する。 a)下部旋回板に案内ガイドを設けかつロックピン先端
を尖った形状にしたので、上部旋回板に対して下部旋回
板がどの旋回位置にきても必ずロックする。 b)旋回ロックは複動ピストン形油圧シリンダーを用い
ているので、油圧力によりロックピンは下降する。その
ため重量物を掴んだ場合などかなりの押込み抵抗が存在
しても、安定してロックすることができる。 c)常時は油圧によりロック状態としているため、不測
の外力が働いても下部旋回板が回転することは無く安全
である。 d)また旋回時には旋回油圧モーターの駆動に先立って
ロックが解除され、その後モーターが作動し、さらに停
止したときに再び油圧でロックするように、一連の動作
は自動で行うため、オペレーターに負担がかからない。
【0035】請求項2に記載されているように、開口部
に板を有する回転軸を設けたことにより、以下の効果を
奏する。 a)開口部に回転可能な板を設けたことにより、粘土や
泥炭等の粘着性物質の排出が可能となる。 b)板を回転させて係止部材に固定することにより、開
口部を一時的に塞ぐことができる。その結果容器部と開
口部で1つの閉空間を形成できるので、その内部に砂
利、砕石等の骨材及び生コンクリート等の流動性物質を
貯蔵でき、開口部を枢動させることでそれらを定量投入
することができる。 c)板で塞がれた開口部を枢動させることにより、容器
部に砂利、砕石等の骨材や土砂やコンクリート片やアス
ファルト片、木材等の建設廃棄物を収納できる。 d)更に減速機を追加することにより、粘着性物質の排
出能力を向上することができる。
に板を有する回転軸を設けたことにより、以下の効果を
奏する。 a)開口部に回転可能な板を設けたことにより、粘土や
泥炭等の粘着性物質の排出が可能となる。 b)板を回転させて係止部材に固定することにより、開
口部を一時的に塞ぐことができる。その結果容器部と開
口部で1つの閉空間を形成できるので、その内部に砂
利、砕石等の骨材及び生コンクリート等の流動性物質を
貯蔵でき、開口部を枢動させることでそれらを定量投入
することができる。 c)板で塞がれた開口部を枢動させることにより、容器
部に砂利、砕石等の骨材や土砂やコンクリート片やアス
ファルト片、木材等の建設廃棄物を収納できる。 d)更に減速機を追加することにより、粘着性物質の排
出能力を向上することができる。
【0036】まとめると単一容器形状である従来のバケ
ットの基本機能をなんら損なうことなく、物を掴む機
能、各種のアタッチメントを容易に取付けられる拡張
性、掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方向換え、
粘土や泥炭等の粘着性物質の排出、砂利、砕石等の骨材
及び生コンクリート等の流動性物質を定量投入、開口部
を用いた容器部への収納等いろいろな作業が容易に実現
できる。
ットの基本機能をなんら損なうことなく、物を掴む機
能、各種のアタッチメントを容易に取付けられる拡張
性、掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方向換え、
粘土や泥炭等の粘着性物質の排出、砂利、砕石等の骨材
及び生コンクリート等の流動性物質を定量投入、開口部
を用いた容器部への収納等いろいろな作業が容易に実現
できる。
【図1】 請求項1記載の実施例の正面図である。
【図2】 上記実施例の右側面図である。
【図3】 上記実施例の平面図である。
【図4】 図1のA−A断面図である。
【図5】 図3のB−B断面図である。
【図6】 図1のB−B断面図である。
【図7】 図3のA−A断面図である。
【図8】 請求項1記載の実施例のピン駆動部の油圧回
路図である。
路図である。
【図9】 請求項2記載の実施例の平面図である。
【図10】 図9のA−A断面図である。
【図11】 図10のA−A断面図である。
【図12】 請求項2記載の実施例の右側面図である。
【図13】 上記実施例において回転軸に取付けられた
板が係止部材に当った状態の断面図である。
板が係止部材に当った状態の断面図である。
【図14】 図13のA−A断面図である。
【図15】 上記実施例において回転軸に取付けられた
板が係止部材に当った状態の右側面図である。
板が係止部材に当った状態の右側面図である。
【図16】 上記実施例の開口部を枢動させた状態での
断面図である。
断面図である。
【図17】 請求項3記載の実施例の平面図である。
【図18】 図17のA−A断面図である。
【図19】 上記実施例の右側面図である。
【図20】 図18のA−A断面図である。
【図21】 上記断面図において、回転軸に取付けられ
た板が係止部材に当った状態の図である。
た板が係止部材に当った状態の図である。
【図22】 請求項4記載の実施例の平面図である。
【図23】 上記実施例の右側面図である。
【図24】 図22のA−A断面図である。
【図25】 請求項6記載の実施例の平面図である。
【図26】 図25のA−A断面図である。
【図27】 請求項7記載の実施例の平面図である。
【図28】 請求項7記載の実施例の正面図である。
【図29】 請求項7記載の実施例をバケットに装着し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
【図30】 請求項7記載の実施例をバケットに装着
し、ブロックを掴んだ状態の正面図である。
し、ブロックを掴んだ状態の正面図である。
【図31】 上記実施例の右側面図である。
【図32】 請求項8記載の実施例の平面図である。
【図33】 図32のA−A断面図である。
【図34】 上記実施例の右側面図である。
【図35】 請求項8記載の実施例をバケットに装着し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
1 バケット
2 容器部
3 開口部
4 枢軸
34 複動ピストン形油圧シリンダー
100、200 旋回装置
101 旋回油圧モーター
102 旋回ピニオン
103 旋回ベアリング
104、201 旋回ロック
105 スイベルジョイント
106 上部旋回板
107 下部旋回板
108 ロックピン駆動部
111、202 ロックピン
300 回転軸部
301 回転軸
302 板
303 油圧モーター
307、308、309 係止部材
350 ウォーム減速機
354 ウォーム減速機用フレーム
209a) ウォーム減速機取付板を兼ねた補強
板 400 コンクリート製品取扱い用のアタッ
チメント 401 断面コの字の部材 402 丸棒 450 溝掘り用のアタッチメント 451 容器
板 400 コンクリート製品取扱い用のアタッ
チメント 401 断面コの字の部材 402 丸棒 450 溝掘り用のアタッチメント 451 容器
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(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E02F 3/40
E02F 3/407
E02F 3/413
Claims (8)
- 【請求項1】容器部とそれに対して鉛直面内で枢動する
分離された開口部と開口部を枢動させる複動ピストン形
油圧シリンダーを含み、かつ枢軸と複動ピストン形油圧
シリンダーがバケット容器外に配置され、そして容器部
に対して開口部が閉鎖時には両者の底板は重なることな
く、それらの相対する端面同士は面当たりするとともに
それらの外面は1つの平らな面を形成するバケット容器
の外に、旋回ピニオンを取付けた旋回油圧モーターと旋
回ロック及びスイベルジョイントを設置した上部旋回板
と旋回ベアリングと下部旋回板を含む旋回装置を配設し
たバケットにおいて、上記旋回ロックは下部旋回板内部
の1つの円周上に等配分に設けられた穴及び案内ガイド
からなる部位と、先端が尖っているロックピンとそれを
駆動する複動ピストン形油圧シリンダーを含みかつロッ
クピンは常時は油圧によりロック状態で、旋回時には旋
回油圧モーターの駆動に先立ってロックが解除され、そ
してモーターが駆動し更に停止した後に再び油圧でロッ
クするという一連の動作を行う油圧回路を有するロック
ピン駆動部を少なくとも1つ以上取付けたことを特徴と
するバケット。 - 【請求項2】容器部とそれに対して鉛直面内で枢動する
分離された開口部と開口部を枢動させる複動ピストン形
油圧シリンダーを含み、かつ枢軸と複動ピストン形油圧
シリンダーがバケット容器外に配置され、そして容器部
に対して開口部が閉鎖時には両者の底板は重なることな
く、それらの相対する端面同士は面当たりするとともに
それらの外面は1つの平らな面を形成するバケットにお
いて、上記の枢軸と平行でかつ板を取付けた回転軸を開
口部内に設け、それに油圧モーター若しくは減速機を介
した油圧モーターを取付け、更に開口部の底板と一対の
側板に板を係止する部材を設けたことを特徴とするバケ
ット。 - 【請求項3】上記の減速機はウォーム式減速機である請
求項2記載のバケット。 - 【請求項4】旋回ピニオンを取付けた旋回油圧モーター
及びスイベルジョイントを設置した上部旋回板と旋回ベ
アリングと下部旋回板と旋回ロックを含む旋回装置を容
器外に配設した請求項2記載のバケット。 - 【請求項5】請求項1記載のバケットに、その枢軸と平
行でかつ板を取付けた回転軸を開口部内に設け、それに
油圧モーター若しくは減速機を介した油圧モーターを取
付け、更に開口部の底板と一対の側板に板を係止する部
材を設けたことを特徴とするバケット。 - 【請求項6】上記の減速機はウォーム式減速機である請
求項5記載のバケット。 - 【請求項7】少なくとも1つ以上の断面コの字の部材と
棒状部材を含むアタッチメントを底板に装着した請求項
1から請求項6のいずれか1項に記載のバケット。 - 【請求項8】断面コの字の部材と、平面でかつそれを取
付けるための切りかけを有する天板を持つ容器を含み、
天板上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面となる
ように断面コの字の部材が取付けられているアタッチメ
ントを底板に装着した請求項1から請求項6のいずれか1
項に記載のバケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000089220A JP3395110B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 分離された開口部を有するバケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000089220A JP3395110B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 分離された開口部を有するバケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001279702A JP2001279702A (ja) | 2001-10-10 |
JP3395110B2 true JP3395110B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=18605001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000089220A Expired - Fee Related JP3395110B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 分離された開口部を有するバケット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3395110B2 (ja) |
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JP2005282308A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Takashi Masaki | 回転停止装置を有するバケット |
JP4563873B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2010-10-13 | 日立建機株式会社 | クラムシェルバケット |
JP5527823B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2014-06-25 | 株式会社室戸鉄工所 | グラップル付バケット装置 |
KR102425399B1 (ko) * | 2020-09-07 | 2022-07-27 | 주식회사 이건 | 굴삭기용 와이어 쏘우 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3051771U (ja) | 1998-02-23 | 1998-09-02 | 憲一 竹下 | クランプバケット |
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2000
- 2000-03-28 JP JP2000089220A patent/JP3395110B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001279702A (ja) | 2001-10-10 |
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