JP2001279702A - 分離された開口部を有するバケット - Google Patents

分離された開口部を有するバケット

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JP2001279702A
JP2001279702A JP2000089220A JP2000089220A JP2001279702A JP 2001279702 A JP2001279702 A JP 2001279702A JP 2000089220 A JP2000089220 A JP 2000089220A JP 2000089220 A JP2000089220 A JP 2000089220A JP 2001279702 A JP2001279702 A JP 2001279702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のバケットの基本である掘削作業を阻害し
ないで、物を掴む機能やアタッチメント取付の拡張性を
有し、さらに掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方
向換えを容易に行い、ひいては粘土などの粘着性物質の
排出や骨材や生コンクリートなどを定量投入することな
ど油圧ショベルに期待される各種の作業を1つの作業装
置で実現することを課題とする。 【解決手段】バケットの切刃及びつめを有する開口部
を、バケット本体から分離させ、その上部に枢軸を設
け、バケット本体から開口部を除いた容器部に対して、
開口部を複動ピストン形油圧シリンダーにより枢動可能
にし、それらの上部にバケット旋回装置を設け、さらに
開口部に板を取付けた回転軸を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルにお
ける作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルをベースマシンとして行う
土木建設作業は、掘削はもちろん、土羽打ち、床付け、
のり面仕上げ、建設資材の配置、建設廃棄物の移動、生
コンクリート打設、家屋の解体など多岐に渡っている。
掘削作業には、標準バケット、エジェクタ付きバケッ
ト、クラムシェル等、のり面仕上げには法面バケット、
建設資材の配置及び建設廃棄物の移動作業にはグラップ
ル、フォーク、ブロック掴み装置等、生コンクリート打
設作業には生コンバケット等、家屋の解体作業には、フ
ォーク、解体アタッチメント等の専用のアタッチメント
が実用されている。
【0003】これらのアタッチメントは、個別に用意す
ると購入費用がかさむばかりでなく、実際の建設現場に
おいて、置き場所やその交換作業が煩わしく時間がかか
る等の問題がある。また実際の建設作業においては、専
用のアタッチメントを購入して使うまでもないが、簡易
的な機能でも有れば良いというニーズもある。そのた
め、特開S48-5201、 S50-21503、 H1-158122、 H3-1446
21らの複合機能を有するバケットが、各種考案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】他のバケットを入れ子
構造にしているバケット(例えば特開S48-5201等。)に
おいては、入れ子構造に起因する以下のような問題があ
る。他のバケットを入れ子構造にしているため底板で物
を掴む時に、回転モーメントが発生し、斜に掴んでしま
い正確な位置におけないという問題や、力を要する掘削
作業では係止部材を第1のバケットの縁の形状に合わせ
て加工及び取付けをしなければならないため、製造が困
難であるという問題があった。さらに土羽打ちや床付け
などの整地、転圧作業を行う際には、バケットが重なり
合った状態では行えず、片方のバケットで行うにしても
底板が曲面なので、平面を転圧し形成するには不向きで
効率が悪かった。
【0005】他方従来のバケットに対向してバックレス
トや可動バケットを設けたバケット(例えば特開S50-21
503、 H3-144621等。)においては、それが引き起こす
次のような本質的な問題が存在する。従来の主たるバケ
ットに対向して新たにバックレストや可動バケットを設
けたため、その新しく設置したバックレストや可動バケ
ットが、壁際や障害物近辺の掘削作業を邪魔したり、建
機オペレーターの視界を遮って掘削や掴み作業を行い難
くしたりする場合があり、ひいてはオペレーターの作業
ストレスを誘発、増長したりした。また底板につめを有
する場合、掘削は申し分ないのであるが、掴み作業が行
い難い物があったり、逆に底板につめを有しない場合
は、掴み作業は申し分ない一方で掘削が不十分なことが
あった。
【0006】上述した例を含めてこれまで物を掴む機能
を有するバケット及び作業装置は各種考案、開発され、
少数のものにおいては、ある特殊な作業に特化し十分対
応してきているがそれでもなお、従来の単一容器のバケ
ットの基本機能を損なうことなく物を掴む機能を付与し
た例は見あたらない。
【0007】また台風、大雨、地震等の災害発生後、緊
急を要する人命救助を含む災害復旧工事においては土砂
の排斥、流木や巨石の移動などを同時平行かつ迅速に行
わなければならないが、従来の単一容器のバケットでは
土砂の排斥は可能であるけれども、流木や巨石等を移動
させるのは困難で時間を要するため、フォーク等の他の
作業装置を導入せざるを得ず、作業効率が悪く災害復旧
工事が遅れるのが実情であった。
【0008】このような現状を踏まえて本発明が解決し
ようとする課題は、従来の単一容器バケットの基本機能
を損なうことなく土木建設作業や災害復旧作業等で多岐
に渡って要求される様々な作業を1つの作業装置で行う
ことである。
【0009】
【発明の目的】本発明は、第一に従来のバケットの基本
である掘削作業を阻害することなく、オペレーターに負
担をかけずに物を掴む機能を付加しかつ各種のアタッチ
メントを容易に取付けられること、第二には第一の目的
と平行して掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方向
換えなどを容易に行うこと、第三に粘土や泥炭等の粘着
性物質の排出や砂利、砕石等の骨材及び生コンクリート
等の流動性物質を定量投入することなどを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第一の目的を達成
するために、本発明のバケットにおいては、バケットの
切刃及びつめを有する開口部を、バケット本体から分離
させ、その上部に枢軸を設け、バケット本体から開口部
を除いた容器部に対して、開口部を複動ピストン形油圧
シリンダーにより枢動可能にする。ここで開口部とは、
その側板の面積がバケット容器断面積の半分を超えない
一対の側板等からなる部分であり、開口部と容器部の側
板の相対する縁の輪郭は、直線でも曲線形状でも両者の
組合せでもよい。開口部が容器部に対して閉鎖した状態
では、両者の底板は重ならず、その端面同士は面当たり
とし、その外面は段差のない1つの平らな面を形成す
る。言い換えると両者で1つのバケット容器を形成す
る。開口部と容器部の側板についても、閉鎖した状態に
おいて両者の端面同士は、部分的にでも面当たりをした
方が掘削時のバケット剛性が向上して好ましい。また底
板は後述するアタッチメントを取付けるためにこう配を
付けてもよい。
【0011】第二の目的を達成するために、上述の発明
において、バケット本体とブラケットの間に、旋回油圧
モーター、旋回ピニオン、旋回ベアリング、旋回ロッ
ク、スイベルジョイント、上部旋回板、下部旋回板を含
む旋回装置を取り付ける。旋回ロックは、上部旋回板に
対して、バケット容器が取付けられた下部旋回板を特定
の位置で固定させる装置で、それらを機械的に係合する
ことにより実現する。この種類の旋回装置、すなわちあ
るフレームにたいしてもう1つのフレームを旋回させる
装置において、その旋回ロックはピンまたは板を手動に
てはめ合う穴に係合させるものが簡便でよいが、頻繁に
ロックを繰り返す場合においては、手動よりも自動が好
ましい。
【0012】そこで本発明における旋回ロックは、位置
合わせ不要で自動的にロックおよびその解除行うことを
必要条件とし、以下にその詳細を記す。係合する部材と
しては、ピンまたは板のどちらでも良いが、製作が容易
なピンが好ましい。ピンを係合させるアクチュエーター
として複動ピストン形油圧シリンダーを選択し、ロック
ピン駆動部を構成する。この時ロックピンとピストンは
同一部材で製作しても良い。上部旋回板に対して、下部
旋回板を特定の位置で固定させるために、下部旋回板内
部のある円周方向にロックピンと係合する多数の穴を設
ける。さらにはこのロックピンと穴の係合はテーパー係
合の方がしっかりと係合できて好ましい。また下部旋回
板が上部旋回板に対してどの旋回位置においても必ずロ
ックするために、すなわち位置合わせ不要であるために
は、前述の下部旋回板の円周方向に配列された隣り合う
穴と穴の間に案内ガイドを設けると共に、ロックピン先
端は、尖った形状とする。上述のロックピン駆動部は常
時は油圧によりロック状態とし、旋回時には旋回油圧モ
ーターの駆動に先立ってロックが解除され、そしてモー
ターが駆動し、さらに停止した後に再び油圧でロックす
るように、これらの一連の動作を自動で行う油圧回路を
有することとする。そのロックピン駆動部は、上部旋回
板の内部に少なくとも1つ以上取り付けている。
【0013】第三の目的を達成するために、容器部と開
口部の枢軸に平行である新たな回転軸を開口部内の上方
に設ける。その回転軸には板を取付け、その回転駆動は
油圧モーターまたは、減速機を介した油圧モーターで行
う。そして開口部の底板及び一対の側板には板を係止す
る部材を取り付ける。回転軸は高速で回転すると危険で
かつ停止時に衝撃を伴うため、数r.p.m程度で回転させ
る必要があり、場合によってはモーターに減速機を加え
ることになる。またその方が出力トルクが増加して土砂
や粘土などの排出能力が向上するというメリットもあ
る。回転軸に減速機を介さず直接モーターを取付ける場
合は、低速回転が可能なピストンモーターが好ましい。
【0014】さらに減速機を加える場合、低速回転が可
能なピストンモーターの場合は低減速比から高減速比ま
でのスパー、ヘリカル、べベル、遊星、ウォ−ム等どの
種類の減速機でも選択可能であるが、低速回転が不安定
な歯車モーターの場合は、高い減速比を有する遊星減速
機やウォ−ム減速機が好ましい。
【0015】次にコンクリート管、コンクリートU形、
コンクリート境界ブロック、コンクリート積みブロック
等の各種コンクリート製品を数多くかつ容易に取り扱え
るように、容器部と開口部の底板にはめ込んで使用する
アタッチメントを考える。上記のアタッチメントは、底
板にはめ込む結合部材として断面コの字の部材を少なく
とも1つ以上用いるとともに、それに取り付ける棒状部
材を含む。断面コの字の部材の内部の溝の側面は、底板
にはめ込み易いように緩やかなこう配を持たせてもよ
く、ピン、ボルト等で固定してもよい。棒状部材は取り
扱うコンクリート製品の形状により、その断面は円、四
角形、R形状、等を適宜選択する。さらにコンクリート
製品の保持をより確実にしかつキズを付けないように棒
状部材に、ゴム、プラスチック、木材等を装着してもよ
い。
【0016】また土木作業においてある決まった溝形状
を形成する場合があるので、それに対応する溝掘り用の
アタッチメントを考える。そのアタッチメントは、容器
部の底板にはめ込む断面コの字の部材と、平面でかつそ
れを取付けるための切りかけを有する天板を持つ容器を
含み、天板上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面
となるように断面コの字の部材が取付けられている。ま
た底板にはつめを配置してもよい。天板が平面でかつそ
の上面と断面コの字の部材の溝下面が同一平面であるた
め、アタッチメントは、容器部の補強した底板を天板上
で天板と平行にすべらせて挿入すれば簡単に装着でき
る。また天板が平面であるため、容器部の底板と面当た
りとなり、高い剛性が得られる。
【0017】
【実施例】次に、具体的に作業装置の実施例を示す。最
初に請求項1記載の実施例を図1〜7を参照して説明す
る。図1に示すようにバケット1は、容器部2と開口部3
で構成され、それらの上部に設けられた枢軸4で取外し
可能に枢着されている。図1〜4に示すように開口部3
は、一対の側板5、6を有し、その下部で切刃を兼ねた
底板7に、その上部で天板8に接合されている。底板7
にはつめ9が、天板8には2組のブラケットが取付けら
れている。図2に示すように天板8に取付けられている1
組のブラケット10、11には、それぞれボス12、13が接合
されており、もう一方の組のブラケット14、15には、そ
れぞれ2つのボス16、17と18、19が接合されている。ま
た開口部前方縁20の上部には補強板21が取付けられてい
る。同様に容器部2は、図2及び4に示すように一対の側
板22、23を有し、その間に上部から底部まで逆コの字状
に成形された基板24が取付けられている。図2〜4に示
すように基板24には一対のブラケット25と26、底縁27に
おいて補強した底板28、後方底部29においてくの字状の
補強板30が取付けられている。なお補強した底板28は底
面31と同一平面を形成するように取付けられている。ブ
ラケット25、26には、建機アーム部と結合するためにそ
れぞれボス32と33、34と35が取付けられ、そして枢軸4
を支持するためにそれぞれボス36、37が取付けられ、ま
たシリンダー38を配置できるようにそれぞれボス39、40
が取付けられている。ボス39、40はカバー41を経由し
て、ブラケット42にて支持されている。シリンダー38は
ピン43、44で支持され、開口部3を枢動可能にしてい
る。
【0018】図5に示す容器部2の底板の端面45と相対
する開口部3の底板の端面46は、開口部が閉鎖時には図
4に示すように面当たりとなる。そして容器部2と開口
部3の側板の相対する縁47、48はともに直線形状として
おり、それらは一部分でも面当たりをすることが好まし
い。また図6に示すように、容器部2と開口部3の側板の
相対する縁49、50は曲線形状にしてもよく、この場合図
7に示すように外径が大きい部材を掴むのに適してい
る。
【0019】次にバケット旋回装置を取付けた実施例に
ついて示していく。最初に最もシンプルな旋回ロックを
有する場合を図8〜10で説明する。図9に示すように旋回
装置100は旋回油圧モーター101、旋回ピニオン102、旋
回ベアリング103、旋回ロック104、スイベルジョイント
105、上部旋回板106、下部旋回板107などで構成され、
旋回装置100は上述の容器部2の一対のブラケット25、26
の間に配置される。すなわち図8及び10に示すようにブ
ラケット25、26の上部25a)、26 a)がそれぞれ上部旋回
板106に、ブラケット25、26の下部25b)、26 b)がそれぞ
れ下部旋回板107に取付けられる。内歯を有する旋回ベ
アリング103は、上部旋回板106と下部旋回板107の間に
配置され、それらの板とはボルト結合される。上部旋回
板106は旋回ピニオン102を取付けた旋回油圧モーター10
1とスイベルジョイント105及び旋回ロック104の穴108を
含んでいる。下部旋回板107は旋回油圧モーター101によ
って、上部旋回板106に対して正逆回転が可能となって
おり、図10に示すようにその内部には、旋回ロック104
のロックピン109と係合する穴110が円周上等配分設けら
れている。旋回ロックは手動でロックピン109を上部旋
回板106に設けられた穴108から差し込んで、下部旋回板
の穴110と係合させることにより実現する。実施例では
ロックピン109を2つ用いているが、少なくとも1つ以上
あれば良い。
【0020】次に油圧駆動の旋回ロックを搭載する旋回
装置を取付けた例を図11〜14に示す。図11〜14に示すよ
うに旋回装置200は旋回装置100に対して旋回ロック201
に変更しているが、他は同じで旋回装置100と同様にブ
ラケット25、26の間に配置される。旋回ロック201は図1
1〜14に示すようにロックピン駆動部202とそれと係合す
る下部旋回板203内部の1つの円周上に等配分に設けられ
た複数の穴110と穴と同数の案内ガイド204からなる部位
で構成される。ロックピン駆動部202のロックピン205は
複動ピストン形油圧シリンダー206のピストン207も兼ね
ているので、ロックピン205の出入りは複動ピストン形
油圧シリンダー206の油圧方向切換えにて行える。また
ロックピン205は、上部旋回板208に対して下部旋回板20
3がどの旋回位置であっても必ずロックするように、そ
の先端209は尖った円錐形状にするとともに上述の案内
ガイド204を設けている。図15の油圧回路に示すよう
に、ロックピン駆動部202の油圧回路はロックピンは常
時は油圧によりロック状態とし、旋回時には旋回油圧モ
ーター101の駆動に先立ってロックが解除され、そして
モーターが作動し更に停止した時に、再び油圧でロック
するように組み立てられており、それらの一連の動作は
自動的に遂行される。
【0021】次に回転軸を開口部に設けた例について説
明する。最初に減速機を含まない油圧モーターだけを取
付けた例を図16〜23で説明する。図18に示すように、回
転軸部300は回転軸301、板302、油圧モーター303、ブラ
ケット304、カップリング305、すべり軸受け306、係止
部材307、308、309等から構成される。この時油圧モー
ター303は、低速回転が可能なピストンモーター等を選
択する必要がある。回転軸301は枢軸4と平行に配置さ
れ、一端はカップリング305を介して油圧モーター303と
結合されており、他端はすべり軸受け306で支持されて
いる。油圧モーター303は開口部3の天板8に設けられた
ブラケット304に、ボルトで固定され、そのブラケット3
04は下方からモーターを取付可能なように溝を有してい
る。図21に示すように板302はボルトで回転軸301に固定
されている。また板状の係止部材307、308、309が開口
部3の側板及び底板に取付けられている。そして図16に
示すように天板にはモーターに油を供給するため開口部
310を設けている。
【0022】通常は図17、18、19に示すように板302を
天板付近に移動、配置して、掘削や掴み作業を行う。粘
着性物質の排出を行いたい時は、回転軸301を駆動させ
る。また図20、21、22に示すように板302を係止部材30
7、308、309に当てた場合は、開口部が閉じて、内部を
閉空間とすることが可能となる。この状態で開口部3を
枢動させれば、図23に示すように板は係止部材に係止さ
れたまま開口部3は枢動する。
【0023】次に上記の油圧モーターに減速機を取付け
た場合として、ウォ−ム式減速機を選んだ場合について
図24〜28で説明するが、上記のものに減速機を取付ける
フレームが新たに必要になる。この場合、油圧モーター
は減速機を設けるので必ずしも低速回転が可能なピスト
ン形を選択しないでもよく、歯車モーターを選択しても
良い。図24〜27に示すようにウォ−ム式減速機350を開
口部に配置できるように開口部3の天板8を一部取り除
き、側板351、352と天板353で構成されるフレーム354を
開口部3に取り付ける。更に減速機取付板を兼ねた補強
板209a)を取り付け、ウォ−ム式減速機350をボルトで固
定する。この時フレーム354を構成する側板352はブラケ
ット10を兼ねても良い。そしてそのフレーム354に油圧
モーター303を取付ける固定板355を取付ける。以下は前
述と同様、回転軸301は枢軸4と平行に配置され、一端は
カップリング305を介してウォ−ム式減速機310と結合さ
れており、他端はすべり軸受け306で支持され、板302は
ボルトで回転軸301に固定されるとともに、板状の係止
部材307、308、309が開口部3の側板及び底板に取付けら
れ、天板には図24に示すように油圧モーター303が通過
できるよう開口部356を設けている。
【0024】次に基本となるバケットに旋回装置と開口
部に回転軸を設けた請求項6記載のバケットについて実
施例を図29、30に示す。
【0025】さらに請求項8記載のバケットについて実
施例を図31、32に示す。
【0026】最後にバケットの機能を強化するアタッチ
メントについて実施例を以下に示す。まずコンクリート
製品の取り扱いを強化するアタッチメントの例を紹介す
る。図33に示すように、アタッチメント400は、断面コ
の字の部材401と丸棒402から成り、断面コの字の部材40
1は底板28、7に入るように配置され、また外側の2つの
断面コの字の部材401はそのアタッチメントが動かない
ように規制しており、丸棒402は断面コの字対称軸か
ら、ある寸法だけオフセットされて取付けられている。
丸棒402をある寸法だけオフセットさせて取付ける理由
は、図35に示すように同一のアタッチメント400を2ヶ装
着した状態で、それらのアタッチメント400の棒状部材
断面の重心が枢軸4に対して同一円周上となるようにす
るためであって、そのためには丸棒402を断面コの字対
称軸上に取付けるのではなく、ある寸法だけオフセット
して取付けなければならない。この場合では、断面コの
字対称軸の上方に丸棒402が取付けられたアタッチメン
ト400を容器部2の底板28に装着し、それを上下逆さまに
したすなわち断面コの字対称軸の下方に丸棒402が取付
けられたアタッチメント400を開口部3の底板7に装着し
た状態において、それらのアタッチメント400の棒状部
材断面の重心が枢軸4に対して同一円周上となる。図3
6、37にコンクリート積みブロック403を掴んだ例を示す
が、コンクリートU形、コンクリート境界ブロックも同
様に掴むことができる。
【0027】次に側溝などを形成するアタッチメントの
例を示す。図38〜41に示すように、アタッチメント450
は断面コの字の部材401とバケット容器451から成り、バ
ケット容器451は、つめ452を有し、天板453は平面でか
つ断面コの字の部材401を取付けるための切りかけを有
しており、そこに断面コの字の部材401を配置した時、
断面コの字の部材401の溝下面454は天板上面455と同一
平面となる。図41はそのアタッチメント450をバケット
に装着した例である。天板453が平面でかつ容器天板上
面455と断面コの字部材の溝下面454が同一平面であるた
め、アタッチメントは、容器部2の補強した底板28を天
板上で天板453と平行にすべらせて挿入すれば簡単に装
着できる。また天板453が平面であるため、容器部2の底
面31と面当たりとなり、高い剛性が得られる。
【0028】
【効果】本発明は上述のとおり構成されているので、次
に記載する効果を奏する。請求項1に記載されているよ
うに、バケットを容器部と開口部に分離することにより
以下の効果を奏する。 a)バケットの開口部を分離できるので、底板または側
板の間で物を掴むことができる。その際には回転モーメ
ントを与えないので、正確な物の配置が可能であり、ま
た建機オペレーターの視界を遮ることがないため、掴み
作業がストレスなく容易にできる。 b)バケットの上部に開口部の枢軸部を設けたので、開
口部閉鎖時には従来のバケットと同じ外形形状及び内部
空間形状を再現でき容積を有効に活用できるとともに、
掘削時に油圧シリンダーを損傷することはない。 c)開口部閉鎖時には本体容器部と開口部の少なくとも
底板端面同士が面当たりをし、従来の刃先につめを有す
る単一容器バケット形状を形成するので、従来のバケッ
トと同様に掘削ができる。 d)底板が同一平面となるので、土羽打ち等の整地、転
圧作業が実施できる。 e)つめ跡を残したくない時などは、容器部のみで作業
をすれば良い。 f)各種のアタッチメントを容易に底板に取付けること
が可能な拡張性の高いバケットを提供でき、重力に対し
ても外れにくい。
【0029】請求項2に記載されているように、バケッ
ト旋回装置をバケット容器外に取付けたことにより以下
の効果を奏する。 a)旋回装置により、バケットの方向換えや円周方向の
位置決めができる。 b)旋回ロックにより、機械的に上部旋回板と下部旋回
板がロックされるので、従来と変わらず掘削ができ、ま
た物を掴んだ場合においても不測により回転することは
ない。 c)下部旋回板内部にロック穴を設けたことで、旋回板
全体を小型化できるとともに、ロック穴による応力集中
効果を低減できる。 d)旋回ロックのロックピンを複数設けることで、剛性
が向上し許容可能な下部旋回板の回転モーメントが増加
し掘削能力が向上する。
【0030】請求項3に記載されているように旋回ロッ
クを構成することにより、以下の効果を奏する。 a)下部旋回板に案内ガイドを設けかつロックピン先端
を尖った形状にしたので、上部旋回板に対して下部旋回
板がどの旋回位置にきても必ずロックする。 b)旋回ロックは複動ピストン形油圧シリンダーを用い
ているので、油圧力によりロックピンは下降する。その
ため重量物を掴んだ場合などかなりの押込み抵抗が存在
しても、安定してロックすることができる。 c)常時は油圧によりロック状態としているため、不測
の外力が働いても下部旋回板が回転することは無く安全
である。 d)また旋回時には旋回油圧モーターの駆動に先立って
ロックが解除され、その後モーターが作動し、さらに停
止したときに再び油圧でロックするように、一連の動作
は自動で行うため、オペレーターに負担がかからない。
【0031】請求項4から請求項8に記載されているよう
に、開口部に板を有する回転軸を設けたことにより、以
下の効果を奏する。 a)開口部に回転可能な板を設けたことにより、粘土や
泥炭等の粘着性物質の排出が可能となる。 b)板を回転させて係止部材に固定することにより、開
口部を一時的に塞ぐことができる。 その結果容器部と開口部で1つの閉空間を形成できるの
で、その内部に砂利、砕石等の骨材及び生コンクリート
等の流動性物質を貯蔵でき、開口部を枢動させることで
それらを定量投入することができる。 c)板で塞がれた開口部を枢動させることにより、容器
部に砂利、砕石等の骨材や土砂やコンクリート片やアス
ファルト片、木材等の建設廃棄物を収納できる。 d)更に減速機を追加することにより、粘着性物質の排
出能力を向上することができる。
【0032】まとめると単一容器形状である従来のバケ
ットの基本機能をなんら損なうことなく、物を掴む機
能、各種のアタッチメントを容易に取付けられる拡張
性、掴んだ物の配置、位置決めやバケットの方向換え、
粘土や泥炭等の粘着性物質の排出、砂利、砕石等の骨材
及び生コンクリート等の流動性物質を定量投入、開口部
を用いた容器部への収納等いろいろな作業が容易に実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の実施例の正面図である。
【図2】 上記実施例の平面図である。
【図3】 上記実施例の右側面図である。
【図4】 図2のA―A断面図である。
【図5】 上記実施例の開口部を枢動させた正面図であ
る。
【図6】 請求項1記載の他の実施例の正面図である。
【図7】 上記実施例が丸い棒状部材を掴んだ状態を示
す正面図である。
【図8】 請求項2記載の実施例の平面図である。
【図9】 請求項2記載の実施例の正面図である。
【図10】 図9のA―A断面図である。
【図11】 請求項3記載の実施例の平面図である。
【図12】 請求項3記載の実施例の正面図である。
【図13】 図12のA―A断面図である。
【図14】 図11のA―A断面図である。
【図15】 請求項3記載の実施例のピン駆動部の油圧
回路図である。
【図16】 請求項4記載の実施例の平面図である。
【図17】 図16のA―A断面図である。
【図18】 図17のA―A断面図である。
【図19】 上記実施例の右側面図である。
【図20】 上記実施例において回転軸に取付けられた
板が係止部材に当った状態の断面図である。
【図21】 図20のA―A断面図である。
【図22】 上記実施例において回転軸に取付けられた
板が係止部材に当った状態の右側面図である。
【図23】 上記実施例の開口部を枢動させた状態での
断面図である。
【図24】 請求項5記載の実施例の平面図である。
【図25】 図24のA―A断面図である。
【図26】 上記実施例の右側面図である。
【図27】 図25のA―A断面図である。
【図28】 上記断面図において、回転軸に取付けられ
た板が係止部材に当った状態の図である。
【図29】 請求項6記載の実施例の平面図である。
【図30】 図29のA―A断面図である。
【図31】 請求項8記載の実施例の平面図である。
【図32】 図31のA―A断面図である。
【図33】 請求項10記載の実施例の平面図である。
【図34】 請求項10記載の実施例の正面図である。
【図35】 請求項10記載の実施例をバケットに装着し
た状態の断面図である。
【図36】 請求項10記載の実施例をバケットに装着
し、ブロックを掴んだ状態の正面図である。
【図37】 上記実施例の右側面図である。
【図38】 請求項11記載の実施例の平面図である。
【図39】 図38のA―A断面図である。
【図40】 上記実施例の右側面図である。
【図41】 請求項11記載の実施例をバケットに装着し
た状態の断面図である。
【符号の説明】
1 バケット 2 容器部 3 開口部 4 枢軸 38 複動ピストン形油圧シリンダー 100、200 旋回装置 101 旋回油圧モーター 102 旋回ピニオン 103 旋回ベアリング 104、201 旋回ロック 105 スイベルジョイント 106、208 上部旋回板 107、203 下部旋回板 25a)、26a) ブラケット25、26の上部 25b)、26b) ブラケット25、26の下部 109、205 ロックピン 202 ロックピン駆動部 300 回転軸部 301 回転軸 302 板 303 油圧モーター 307、308、309 係止部材 350 ウォ−ム減速機 354 ウォ−ム減速機用フレーム 209a) ウォ−ム減速機取付板を兼ねた補強板 400 コンクリート製品取扱い用のアタッチメント 401 断面コの字の部材 402 丸棒 450 溝掘り用のアタッチメント 451 容器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器部とそれに対して鉛直面内で枢動する
    分離された開口部と開口部を枢動させる複動ピストン形
    油圧シリンダーを含み、かつ枢軸と複動ピストン形油圧
    シリンダーがバケット容器外に配置され、そして容器部
    に対して開口部が閉鎖時には両者の底板は重なることな
    く、それらの相対する端面同士は面当たりするとともに
    それらの外面は1つの平らな面を形成することを特徴と
    するバケット。
  2. 【請求項2】旋回ピニオンを取付けた旋回油圧モーター
    と旋回ロック及びスイベルジョイントを設置した上部旋
    回板と旋回ベアリングと下部旋回板を含む旋回装置を容
    器外に配設した請求項1記載のバケット。
  3. 【請求項3】上記旋回ロックは、下部旋回板内部の1つ
    の円周上に等配分に設けられた穴及び案内ガイドからな
    る部位と、先端が尖っているロックピンとそれを駆動す
    る複動ピストン形油圧シリンダーを含みかつロックピン
    は常時は油圧によりロック状態で、旋回時には旋回油圧
    モーターの駆動に先立ってロックが解除され、そしてモ
    ーターが駆動し更に停止した後に再び油圧でロックする
    という一連の動作を行う油圧回路を有するロックピン駆
    動部を少なくとも1つ以上取付けたことを特徴とする請
    求項2記載のバケット。
  4. 【請求項4】上記の枢軸と平行でかつ板を取付けた回転
    軸を開口部内に設け、それに油圧モーター若しくは減速
    機を介した油圧モーターを取付け、そして開口部の底板
    と一対の側板に板を係止する部材を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のバケット。
  5. 【請求項5】上記の減速機はウォ−ム式減速機である請
    求項4記載のバケット。
  6. 【請求項6】上記の枢軸と平行でかつ板を取付けた回転
    軸を開口部内に設け、それに油圧モーター若しくは減速
    機を介した油圧モーターを取付け、そして開口部の底板
    と一対の側板に板を係止する部材を設けたことを特徴と
    する請求項2記載のバケット。
  7. 【請求項7】上記の枢軸と平行でかつ板を取付けた回転
    軸を開口部内に設け、それに油圧モーター若しくは減速
    機を介した油圧モーターを取付け、そして開口部の底板
    と一対の側板に板を係止する部材を設けたことを特徴と
    する請求項3記載のバケット。
  8. 【請求項8】上記の減速機はウォ−ム式減速機である請
    求項7記載のバケット。
  9. 【請求項9】断面コの字の部材を含むアタッチメントを
    底板に装着した請求項1から請求項8のいずれか1項に記
    載のバケット。
  10. 【請求項10】上記のアタッチメントは少なくとも1つ
    以上の断面コの字の部材と棒状部材を含むことを特徴と
    する請求項9記載のバケット。
  11. 【請求項11】上記のアタッチメントは断面コの字の部
    材と、平面でかつそれを取付けるための切りかけを有す
    る天板を持つ容器を含み、天板上面と断面コの字の部材
    の溝下面が同一平面となるように断面コの字の部材が取
    付けられていることを特徴とする請求項9記載のバケッ
    ト。
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