JP3394952B2 - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JP3394952B2 JP3394952B2 JP2001060697A JP2001060697A JP3394952B2 JP 3394952 B2 JP3394952 B2 JP 3394952B2 JP 2001060697 A JP2001060697 A JP 2001060697A JP 2001060697 A JP2001060697 A JP 2001060697A JP 3394952 B2 JP3394952 B2 JP 3394952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- position information
- card
- communication device
- call
- operation setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/18—Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
- H04W8/183—Processing at user equipment or user record carrier
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/66—Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
- H04M1/663—Preventing unauthorised calls to a telephone set
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置に関し、特
に、発着信に必要な情報を含むＩＣカードを挿入して発
着信動作を行う通信装置に関する。
に、発着信に必要な情報を含むＩＣカードを挿入して発
着信動作を行う通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ヨーロッパで規格化されたＧＳＭ（Glob
al system for mobile communication）では、ＳＩＭ
（Subscriber Identity Module)と呼ばれるＩＣカード
が必須となっている。このＳＩＭカードには、発着信に
必要な認証アルゴリズムや電話番号等が含まれており、
このカードをＧＳＭ規格の携帯端末に挿入することで携
帯端末は本来の電話の機能である発着信が可能となる。
つまりこのカードが挿入されていない状態では、携帯端
末からの発信や着信が出来ない規格となっている。この
考えは次世代携帯電話と呼ばれているＩＭＴ−２０００
（International Mobile Telecommunication system 20
00）でも引き継がれてきており、ＵＳＩＭ（User Subsc
riber Identity Module）カードとして標準化が進めら
れている。ＵＳＩＭカードには、ＧＳＭのＳＩＭカード
と同様に、発着信に必要な認証アルゴリズムや電話番
号、更にＵＳＩＭになって初めてサポートされる電話帳
などの種々の情報がファイル（File）と言う形で含まれ
ている。
al system for mobile communication）では、ＳＩＭ
（Subscriber Identity Module)と呼ばれるＩＣカード
が必須となっている。このＳＩＭカードには、発着信に
必要な認証アルゴリズムや電話番号等が含まれており、
このカードをＧＳＭ規格の携帯端末に挿入することで携
帯端末は本来の電話の機能である発着信が可能となる。
つまりこのカードが挿入されていない状態では、携帯端
末からの発信や着信が出来ない規格となっている。この
考えは次世代携帯電話と呼ばれているＩＭＴ−２０００
（International Mobile Telecommunication system 20
00）でも引き継がれてきており、ＵＳＩＭ（User Subsc
riber Identity Module）カードとして標準化が進めら
れている。ＵＳＩＭカードには、ＧＳＭのＳＩＭカード
と同様に、発着信に必要な認証アルゴリズムや電話番
号、更にＵＳＩＭになって初めてサポートされる電話帳
などの種々の情報がファイル（File）と言う形で含まれ
ている。
【０００３】図６はＵＳＩＭカード内のファイル構成例
を示す図であり、ＭＦ（１）、ＥＦＰＬ（２）、ＤＦ
ＴＥＬＥＣＯＭ（３）、ＥＦ ＩＣＣＩＤ（４）、ＥＦ
１（５）、ＥＦ２（６）、ＥＦｘ７、ＡＤＦ２（８）、
ＥＦ１（９）、ＥＦ２（１０）、ＥＦ３（１１）、ＥＦ
４（１２）、ＤＦ１（１３）、ＥＦｙ（１４）、ＥＦ
ＤＩＲ，ＡＤＦ１，ＡＤＦ２（１５）、ＡＤＦ１（１
６）、ＥＦ１（１７）、ＥＦ２（１８）、ＤＦ１（１
９）、ＥＦｚ（２０）、ＥＦ３（２１）、ＥＦ４（２
２）、ＥＦ５（２３）等のファイルが含まれている。こ
こで、ＭＦはMasterFile、ＤＦはDedicated File、ＡＤ
ＦはApplication Dedicated File、ＥＦはElementary F
ileである。このＥＦのうちＥＦ＿ＩＭＳＩはＵＳＩＭ
ごとの固有の番号が含まれている。
を示す図であり、ＭＦ（１）、ＥＦＰＬ（２）、ＤＦ
ＴＥＬＥＣＯＭ（３）、ＥＦ ＩＣＣＩＤ（４）、ＥＦ
１（５）、ＥＦ２（６）、ＥＦｘ７、ＡＤＦ２（８）、
ＥＦ１（９）、ＥＦ２（１０）、ＥＦ３（１１）、ＥＦ
４（１２）、ＤＦ１（１３）、ＥＦｙ（１４）、ＥＦ
ＤＩＲ，ＡＤＦ１，ＡＤＦ２（１５）、ＡＤＦ１（１
６）、ＥＦ１（１７）、ＥＦ２（１８）、ＤＦ１（１
９）、ＥＦｚ（２０）、ＥＦ３（２１）、ＥＦ４（２
２）、ＥＦ５（２３）等のファイルが含まれている。こ
こで、ＭＦはMasterFile、ＤＦはDedicated File、ＡＤ
ＦはApplication Dedicated File、ＥＦはElementary F
ileである。このＥＦのうちＥＦ＿ＩＭＳＩはＵＳＩＭ
ごとの固有の番号が含まれている。
【０００４】ＥＦ＿ＩＭＳＩは図７に示す様に、ＭＣＣ
／ＭＮＣ／ＭＳＩＮの３つからなる。ＭＣＣ（Mobile C
ountry Code）は、ＵＳＩＭカードを契約したＭＮＣで
示されるキャリアの国番号を示す。ＭＮＣ（Mobile Net
work Code）は、ＵＳＩＭカード契約者（加入者）が契
約したキャリア番号を示す。ＭＳＩＮ（Mobile Subscr
iber Identification Number）は、ＵＳＩＭカード契約
者（加入者）が契約したキャリア毎のユニークなシリア
ル番号を示す。つまり、ＥＦ＿ＩＭＳＩには、ＵＳＩＭ
カードごとにどの国に属するどのキャリアと契約したの
かが書き込まれることになる。
／ＭＮＣ／ＭＳＩＮの３つからなる。ＭＣＣ（Mobile C
ountry Code）は、ＵＳＩＭカードを契約したＭＮＣで
示されるキャリアの国番号を示す。ＭＮＣ（Mobile Net
work Code）は、ＵＳＩＭカード契約者（加入者）が契
約したキャリア番号を示す。ＭＳＩＮ（Mobile Subscr
iber Identification Number）は、ＵＳＩＭカード契約
者（加入者）が契約したキャリア毎のユニークなシリア
ル番号を示す。つまり、ＥＦ＿ＩＭＳＩには、ＵＳＩＭ
カードごとにどの国に属するどのキャリアと契約したの
かが書き込まれることになる。
【０００５】ＩＭＴ−２０００の通話料金の体系は、国
際ローミングの場合は着信者負担となることが予想され
る。図８は、国際ローミングの例を例示している。ユー
ザＢ所有の携帯端末Ｂに日本のキャリアと契約したＵＳ
ＩＭカード（ＵＳＩＭ−Ｂ）が挿入されているとする。
よってＥＦ＿ＩＭＳＩのＭＣＣには日本の国番号コード
が記入される。携帯端末Ｂの電話番号が＜０９０−０１
２３−４５６７＞とすると、ＡさんがＢさんに発呼する
場合はＢさんが世界中のどこにいるか不明なので、Ｂさ
ん所有の携帯端末Ｂの電話番号＜０９０−０１２３−４
５６７＞にＢさん所有のＵＳＩＭカードの国番号を（＝
日本の国番号である“８１”）を加えて＜８１＋０９０
−０１２３−４５６７＞とダイヤリングする必要があ
る。
際ローミングの場合は着信者負担となることが予想され
る。図８は、国際ローミングの例を例示している。ユー
ザＢ所有の携帯端末Ｂに日本のキャリアと契約したＵＳ
ＩＭカード（ＵＳＩＭ−Ｂ）が挿入されているとする。
よってＥＦ＿ＩＭＳＩのＭＣＣには日本の国番号コード
が記入される。携帯端末Ｂの電話番号が＜０９０−０１
２３−４５６７＞とすると、ＡさんがＢさんに発呼する
場合はＢさんが世界中のどこにいるか不明なので、Ｂさ
ん所有の携帯端末Ｂの電話番号＜０９０−０１２３−４
５６７＞にＢさん所有のＵＳＩＭカードの国番号を（＝
日本の国番号である“８１”）を加えて＜８１＋０９０
−０１２３−４５６７＞とダイヤリングする必要があ
る。
【０００６】図８の具体例に従って、通話料金の負担状
況を説明する。ＡさんがＢさんに＜８１＋０９０−０１
２３−４５６７＞と発呼した場合、その呼はＵＳＩＭカ
ードの国番号に示されている国（今の場合は日本＝ホー
ムロケーションレジスタ）に繋がる。このホームロケー
ションレジスタから、Ｂさんがいる韓国までは国際ロー
ミングにより繋がる。この場合通話料金の負担は、“Ａ
さんの居場所→ホームロケーションレジスタ”は発信者
負担（つまり、Ａさん負担）、“ホームロケーションレ
ジスタ→Ｂさんの居場所”は着信者負担（つまり、Ｂさ
ん負担）となる。
況を説明する。ＡさんがＢさんに＜８１＋０９０−０１
２３−４５６７＞と発呼した場合、その呼はＵＳＩＭカ
ードの国番号に示されている国（今の場合は日本＝ホー
ムロケーションレジスタ）に繋がる。このホームロケー
ションレジスタから、Ｂさんがいる韓国までは国際ロー
ミングにより繋がる。この場合通話料金の負担は、“Ａ
さんの居場所→ホームロケーションレジスタ”は発信者
負担（つまり、Ａさん負担）、“ホームロケーションレ
ジスタ→Ｂさんの居場所”は着信者負担（つまり、Ｂさ
ん負担）となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に国際ローミ
ングによる着信が発生した場合は、通話料金を着信者が
負担する必要がある。このため、場合によっては着信不
用の通話に対しても通話料金を支払う必要が出てくると
いう問題が発生する。
ングによる着信が発生した場合は、通話料金を着信者が
負担する必要がある。このため、場合によっては着信不
用の通話に対しても通話料金を支払う必要が出てくると
いう問題が発生する。
【０００８】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、国際ローミン
グによる着信時の装置を自動的に所定の状態に設定する
ことにより、着信不要の通話に対する着信者の通話料金
を必要最小限とすることが可能な通信装置を提供するこ
とにある。
たものであり、その目的とするところは、国際ローミン
グによる着信時の装置を自動的に所定の状態に設定する
ことにより、着信不要の通話に対する着信者の通話料金
を必要最小限とすることが可能な通信装置を提供するこ
とにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第１の発明は、発着信に必要な情報を持つＩＣカ
ードを挿入して発着信動作を行う通信装置であって、前
記ＩＣカードを識別するＩＣカードユニーク番号を読出
して管理するＩＣカードユニーク番号管理手段と、ネッ
トワークから報知される報知情報に含まれる位置情報を
取得して管理するネットワーク位置情報管理手段と、前
記ＩＣカードユニーク番号管理手段が読み出すＩＣカー
ドユニーク番号と、前記ネットワーク位置情報管理手段
が取得する位置情報とを比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段の比較結果に基いて、着信呼び出
しを受けたときの動作を設定する装置動作設定手段とを
具備する。
めに、第１の発明は、発着信に必要な情報を持つＩＣカ
ードを挿入して発着信動作を行う通信装置であって、前
記ＩＣカードを識別するＩＣカードユニーク番号を読出
して管理するＩＣカードユニーク番号管理手段と、ネッ
トワークから報知される報知情報に含まれる位置情報を
取得して管理するネットワーク位置情報管理手段と、前
記ＩＣカードユニーク番号管理手段が読み出すＩＣカー
ドユニーク番号と、前記ネットワーク位置情報管理手段
が取得する位置情報とを比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段の比較結果に基いて、着信呼び出
しを受けたときの動作を設定する装置動作設定手段とを
具備する。
【００１０】また、第２の発明は、第１の発明に係る通
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果に加えて、発信者番号を参照して
通信装置が行う動作を設定する。
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果に加えて、発信者番号を参照して
通信装置が行う動作を設定する。
【００１１】また、第３の発明は、第１の発明に係る通
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果に加えて、日付や時間を参照して
通信装置が行う動作を設定する。
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果に加えて、日付や時間を参照して
通信装置が行う動作を設定する。
【００１２】また、第４の発明は、第１の発明に係る通
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果が一致しない場合に、通話料金が
着信者負担である旨の表示を行う。
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果が一致しない場合に、通話料金が
着信者負担である旨の表示を行う。
【００１３】また、第５の発明は、第１の発明に係る通
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果が一致しない場合に、装置を留守
番モードに設定する。
信装置において、前記装置動作設定手段は、前記位置情
報比較手段の比較結果が一致しない場合に、装置を留守
番モードに設定する。
【００１４】また、第６の発明は、第１の発明に係る通
信装置において、前記位置情報は、少なくとも前記ＩＣ
カードを契約した事業者の国番号を含む。
信装置において、前記位置情報は、少なくとも前記ＩＣ
カードを契約した事業者の国番号を含む。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図１は本発明の一実施形態に
係る通信装置としての携帯端末９９の構成を示す図であ
り、ＩＣカードユニーク番号管理手段１０１と、ネット
ワーク位置情報管理手段１０２と、位置情報比較手段１
０３と、端末動作設定手段１０４と、ハードウェアコン
トロール（ＨＷＣ）部１０５と、ＲＦ部１０６とを備え
ている。
施形態を詳細に説明する。図１は本発明の一実施形態に
係る通信装置としての携帯端末９９の構成を示す図であ
り、ＩＣカードユニーク番号管理手段１０１と、ネット
ワーク位置情報管理手段１０２と、位置情報比較手段１
０３と、端末動作設定手段１０４と、ハードウェアコン
トロール（ＨＷＣ）部１０５と、ＲＦ部１０６とを備え
ている。
【００１６】携帯端末９９には発着信情報を含むＩＣカ
ードを着脱自在に装着可能であり、ＩＭＴ−２０００で
はＵＳＩＭと呼ばれるＩＣカードが用いられる。ＩＣカ
ードユニーク番号管理手段１０１は、ＵＳＩＭカード１
００内に含まれるＩＣカードユニーク番号を読み出し管
理する機能を備えており、ＵＳＩＭカード１００のＥＦ
（Elementary File)の中からＥＦ＿ＩＭＳＩ情報を読出
して管理する機能ブロックである。
ードを着脱自在に装着可能であり、ＩＭＴ−２０００で
はＵＳＩＭと呼ばれるＩＣカードが用いられる。ＩＣカ
ードユニーク番号管理手段１０１は、ＵＳＩＭカード１
００内に含まれるＩＣカードユニーク番号を読み出し管
理する機能を備えており、ＵＳＩＭカード１００のＥＦ
（Elementary File)の中からＥＦ＿ＩＭＳＩ情報を読出
して管理する機能ブロックである。
【００１７】このＥＦ＿ＩＭＳＩ情報は図７を参照して
前記したように、ＵＳＩＭカード１００を契約したキャ
リアが属する国番号（以下ＭＣＣと呼ぶ）及び契約キャ
リア番号（以下ＭＮＣと呼ぶ）を含む。ＩＣカードユニ
ーク番号管理手段１０１は、このＥＦ＿ＩＭＳＩの中の
ＭＣＣ／ＭＮＣを保存する。
前記したように、ＵＳＩＭカード１００を契約したキャ
リアが属する国番号（以下ＭＣＣと呼ぶ）及び契約キャ
リア番号（以下ＭＮＣと呼ぶ）を含む。ＩＣカードユニ
ーク番号管理手段１０１は、このＥＦ＿ＩＭＳＩの中の
ＭＣＣ／ＭＮＣを保存する。
【００１８】また、ネットワーク側から周期的に報知さ
れる報知情報の１つにマスター情報ブロックがある。こ
のマスター情報ブロックにも、同様にＭＣＣとＭＮＣが
含まれている。これは、今報知している情報は、どの国
のどのキャリアが報知しているのかを示すものである。
このネットワーク側から通知されるキャリア情報は、Ｒ
Ｆ部１０７及びハードウェアコントロール（ＨＷＣ）部
１０６を通じてネットワーク位置情報管理手段１０２に
通知される。ネットワーク位置情報管理手段１０２は、
通信装置が属しているネットワークから報知される報知
情報に含まれる位置情報を取得して管理する機能を備え
ている。
れる報知情報の１つにマスター情報ブロックがある。こ
のマスター情報ブロックにも、同様にＭＣＣとＭＮＣが
含まれている。これは、今報知している情報は、どの国
のどのキャリアが報知しているのかを示すものである。
このネットワーク側から通知されるキャリア情報は、Ｒ
Ｆ部１０７及びハードウェアコントロール（ＨＷＣ）部
１０６を通じてネットワーク位置情報管理手段１０２に
通知される。ネットワーク位置情報管理手段１０２は、
通信装置が属しているネットワークから報知される報知
情報に含まれる位置情報を取得して管理する機能を備え
ている。
【００１９】位置情報比較手段１０３は、ＩＣカードユ
ニーク番号管理手段１０１とネットワーク位置情報管理
手段１０２に保存されているＭＣＣ及びＭＮＣの読出し
を行い、予め決定されているＭＣＣ／ＭＮＣの組合せに
よる携帯端末９９の動作を検索する。
ニーク番号管理手段１０１とネットワーク位置情報管理
手段１０２に保存されているＭＣＣ及びＭＮＣの読出し
を行い、予め決定されているＭＣＣ／ＭＮＣの組合せに
よる携帯端末９９の動作を検索する。
【００２０】例えば図２に示すように、ＥＦ＿ＩＭＳＩ
から読出したＭＣＣとＭＮＣの組合せ情報と、ネットワ
ークからの報知情報から解析したＭＣＣとＭＮＣの組合
せ情報に対応して、携帯端末９９が動作する対応テーブ
ルを持っている。この例では、例えば携帯端末９９に
“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（日本、Ａ社）”のＵＳＩＭカ
ード１００を挿入してこの携帯端末９９を韓国に持ち込
んだ場合、報知情報から得られる“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）
＝（韓国、Ｂ社）”を認識すると、携帯端末９９の動作
設定として、この対応テーブルから「液晶画面に“国際
ローミング中”表示」を読出し、読出した動作結果を端
末動作設定手段１０４に通知する。端末動作設定手段１
０４は、通話料金が着信者負担になることを着信者に対
して知らせるために、携帯端末９９の液晶画面に“国際
ローミング中”の表示を行うように動作を設定する。着
信者はこの表示を見て通常着信とするかあるいは電源を
ＯＦＦする等の処置により通常着信をさせないかを選択
することができる。また、“国際ローミング中”に加え
て着信番号をも表示した上で着信者に選択させるように
してもよい。
から読出したＭＣＣとＭＮＣの組合せ情報と、ネットワ
ークからの報知情報から解析したＭＣＣとＭＮＣの組合
せ情報に対応して、携帯端末９９が動作する対応テーブ
ルを持っている。この例では、例えば携帯端末９９に
“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（日本、Ａ社）”のＵＳＩＭカ
ード１００を挿入してこの携帯端末９９を韓国に持ち込
んだ場合、報知情報から得られる“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）
＝（韓国、Ｂ社）”を認識すると、携帯端末９９の動作
設定として、この対応テーブルから「液晶画面に“国際
ローミング中”表示」を読出し、読出した動作結果を端
末動作設定手段１０４に通知する。端末動作設定手段１
０４は、通話料金が着信者負担になることを着信者に対
して知らせるために、携帯端末９９の液晶画面に“国際
ローミング中”の表示を行うように動作を設定する。着
信者はこの表示を見て通常着信とするかあるいは電源を
ＯＦＦする等の処置により通常着信をさせないかを選択
することができる。また、“国際ローミング中”に加え
て着信番号をも表示した上で着信者に選択させるように
してもよい。
【００２１】また他の例として、携帯端末９９に“（Ｍ
ＣＣ、ＭＮＣ）＝（日本、Ｃ社）”のＵＳＩＭカード１
００を挿入してこの携帯端末９９を台湾に持ち込んだ場
合、報知情報から得られる“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（台
湾、Ｄ社）”を認識すると、端末の動作設定として、こ
の対応テーブルから「端末での留守番モード」を読出
し、読出した動作結果を端末動作設定手段１０４に通知
する。端末動作設定手段１０４は、携帯端末９９に「端
末での留守番モード」を行うように動作を設定する。さ
らにこのような設定に加えて、留守番モードになったこ
とを液晶画面に表示してもよい。
ＣＣ、ＭＮＣ）＝（日本、Ｃ社）”のＵＳＩＭカード１
００を挿入してこの携帯端末９９を台湾に持ち込んだ場
合、報知情報から得られる“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（台
湾、Ｄ社）”を認識すると、端末の動作設定として、こ
の対応テーブルから「端末での留守番モード」を読出
し、読出した動作結果を端末動作設定手段１０４に通知
する。端末動作設定手段１０４は、携帯端末９９に「端
末での留守番モード」を行うように動作を設定する。さ
らにこのような設定に加えて、留守番モードになったこ
とを液晶画面に表示してもよい。
【００２２】さらに他の例として、携帯端末９９に
“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（ドイツ、Ｅ社）”のＵＳＩＭ
カード１００を挿入してこの携帯端末９９を香港に持ち
込んだ場合、報知情報から得られる“（ＭＣＣ、ＭＮ
Ｃ）＝（香港、Ｆ社）”を認識すると、端末の動作設定
として、この対応テーブルから「ネットワーク側での留
守番モード」を読出し、読出した動作結果を端末動作設
定手段１０４に通知する。端末動作設定手段１０４は、
携帯端末９９に「ネットワーク側での留守番モード」を
行うように動作を設定する。さらにこのような設定に加
えて、留守番モードになったことを液晶画面に表示して
もよい。
“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（ドイツ、Ｅ社）”のＵＳＩＭ
カード１００を挿入してこの携帯端末９９を香港に持ち
込んだ場合、報知情報から得られる“（ＭＣＣ、ＭＮ
Ｃ）＝（香港、Ｆ社）”を認識すると、端末の動作設定
として、この対応テーブルから「ネットワーク側での留
守番モード」を読出し、読出した動作結果を端末動作設
定手段１０４に通知する。端末動作設定手段１０４は、
携帯端末９９に「ネットワーク側での留守番モード」を
行うように動作を設定する。さらにこのような設定に加
えて、留守番モードになったことを液晶画面に表示して
もよい。
【００２３】上記の説明では（ＭＣＣ、ＭＮＣ）の組合
せで端末動作を決定したが、図３に示すように（ＭＣ
Ｃ）のみで端末動作を決定しても良い。また“端末の動
作設定”は、ユーザが任意に選択／設定可能なものであ
る。
せで端末動作を決定したが、図３に示すように（ＭＣ
Ｃ）のみで端末動作を決定しても良い。また“端末の動
作設定”は、ユーザが任意に選択／設定可能なものであ
る。
【００２４】さらに本実施形態の端末動作設定手段１０
４は、位置情報比較手段１０３で設定された動作を、あ
る条件が成立した場合に変更することが可能である。す
なわち、着信した電話番号を解析しその電話番号に従っ
て位置情報比較手投１０３から端末動作設定手段１０４
に通知された動作を変更する。
４は、位置情報比較手段１０３で設定された動作を、あ
る条件が成立した場合に変更することが可能である。す
なわち、着信した電話番号を解析しその電話番号に従っ
て位置情報比較手投１０３から端末動作設定手段１０４
に通知された動作を変更する。
【００２５】例えば図２に示す、“ＥＦ＿ＩＭＳＩのＭ
ＣＣ／ＭＮＣ情報の組合せ”が（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝
（日本、Ｃ社）”、“報知情報から得られるＭＣＣ／Ｍ
ＮＣ情報の組合せ”が“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（台湾、
Ｄ社）”だとしても、図４に設定されている“特定発信
者番号”で着信した場合、端末動作設定手段１０４は、
“携帯端末での留守番モード”を解除して、そのときの
“特定発信者番号”に対応する動作（例えば特定発信者
番号が０９０−１２３−４５６７の場合には“通常着
信”の動作）を行うように設定する。
ＣＣ／ＭＮＣ情報の組合せ”が（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝
（日本、Ｃ社）”、“報知情報から得られるＭＣＣ／Ｍ
ＮＣ情報の組合せ”が“（ＭＣＣ、ＭＮＣ）＝（台湾、
Ｄ社）”だとしても、図４に設定されている“特定発信
者番号”で着信した場合、端末動作設定手段１０４は、
“携帯端末での留守番モード”を解除して、そのときの
“特定発信者番号”に対応する動作（例えば特定発信者
番号が０９０−１２３−４５６７の場合には“通常着
信”の動作）を行うように設定する。
【００２６】また、端末動作設定手段１０４は、図４に
示す特定発信者番号の代わりに、図５に設定されてい
る、日時／時間による動作を携帯端末９９に設定するよ
うにしてもよい。
示す特定発信者番号の代わりに、図５に設定されてい
る、日時／時間による動作を携帯端末９９に設定するよ
うにしてもよい。
【００２７】なお、上記した“端末の動作設定”は、ユ
ーザが任意に選択／設定可能である。
ーザが任意に選択／設定可能である。
【００２８】上記した実施形態によれば、携帯端末９９
に挿入されているＵＳＩＭカード１００に含まれるＵＳ
ＩＭ契約時の国番号（ＭＣＣ）や契約キャリアコード
（ＭＮＣ）と、ネットワークからの報知情報に含まれる
国番号やキャリアコードの比較に基いて、国際ローミン
グによる着信時の端末を自動的に所定の状態に設定する
ようにしたので、着信不要の通話に対する着信者の通話
料金を必要最小限とすることができる。
に挿入されているＵＳＩＭカード１００に含まれるＵＳ
ＩＭ契約時の国番号（ＭＣＣ）や契約キャリアコード
（ＭＮＣ）と、ネットワークからの報知情報に含まれる
国番号やキャリアコードの比較に基いて、国際ローミン
グによる着信時の端末を自動的に所定の状態に設定する
ようにしたので、着信不要の通話に対する着信者の通話
料金を必要最小限とすることができる。
【００２９】また、上記した実施形態では、本発明を携
帯端末に適用した場合について説明したが、これに限定
されず例えばデータ通信カードにも適用することができ
る。
帯端末に適用した場合について説明したが、これに限定
されず例えばデータ通信カードにも適用することができ
る。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、国際ローミングによる
着信時の装置の動作を自動的に所定の状態に設定するよ
うにしたので、着信不要の通話に対する着信者の通話料
金を必要最小限とすることができる。
着信時の装置の動作を自動的に所定の状態に設定するよ
うにしたので、着信不要の通話に対する着信者の通話料
金を必要最小限とすることができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る通信装置としての携
帯端末９９の構成を示す図である。
帯端末９９の構成を示す図である。
【図２】ＥＦ＿ＩＭＳＩのＭＣＣ／ＭＮＣ情報とマスタ
ー情報のＭＣＣ／ＭＮＣ情報に対応した端末動作一覧の
例を示す図である。
ー情報のＭＣＣ／ＭＮＣ情報に対応した端末動作一覧の
例を示す図である。
【図３】ＥＦ＿ＩＭＳＩのＭＣＣ情報とマスター情報の
ＭＣＣ情報に対応した端末動作一覧の例である。
ＭＣＣ情報に対応した端末動作一覧の例である。
【図４】特定着信番号時の端末動作一覧の例を示す図で
ある。
ある。
【図５】日付／時間による端末動作一覧の例を示す図で
ある。
ある。
【図６】ＵＳＩＭカード内のファイル構成例を示す図で
ある。
ある。
【図７】ＥＦ＿ＩＭＳＩの構成を示す図である。
【図８】国際ローミングの例を説明するための図であ
る。
る。
９９ 携帯端末
１００ ＵＳＩＭカード
１０１ ＩＣカードユニーク番号管理手段
１０２ ネットワーク位置情報管理手段
１０３ 位置情報比較手段
１０４ 端末動作設定手段
１０５ ハードウェアコントロール（ＨＷＣ）部
１０６ ＲＦ部
Claims (6)
- 【請求項１】 発着信に必要な情報を持つＩＣカードを
挿入して発着信動作を行う通信装置であって、 前記ＩＣカードを識別するＩＣカードユニーク番号を読
出して管理するＩＣカードユニーク番号管理手段と、 ネットワークから報知される報知情報に含まれる位置情
報を取得して管理するネットワーク位置情報管理手段
と、 前記ＩＣカードユニーク番号管理手段が読み出すＩＣカ
ードユニーク番号と、前記ネットワーク位置情報管理手
段が取得する位置情報とを比較する位置情報比較手段
と、 前記位置情報比較手段の比較結果に基いて、着信呼び出
しを受けたときの動作を設定する装置動作設定手段とを
具備することを特徴とする通信装置。 - 【請求項２】 前記装置動作設定手段は、前記位置情報
比較手段の比較結果に加えて、発信者番号を参照して通
信装置が行う動作を設定することを特徴とする請求項１
記載の通信装置。 - 【請求項３】 前記装置動作設定手段は、前記位置情報
比較手段の比較結果に加えて、日付や時間を参照して通
信装置が行う動作を設定することを特徴とする請求項１
記載の通信装置。 - 【請求項４】 前記装置動作設定手段は、前記位置情報
比較手段の比較結果が一致しない場合に、通話料金が着
信者負担である旨の表示を行うことを特徴とする請求項
１記載の通信装置。 - 【請求項５】 前記装置動作設定手段は、前記位置情報
比較手段の比較結果が一致しない場合に、装置を留守番
モードに設定することを特徴とする請求項１記載の通信
装置。 - 【請求項６】 前記位置情報は、少なくとも前記ＩＣカ
ードを契約した事業者の国番号を含むことを特徴とする
請求項１記載の通信装置。
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