JP2004535746A - 電気通信方法、識別モジュール、およびコンピュータ化サービスユニット - Google Patents
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Abstract
通信端末装置(2)とこれに接続されたその識別モジュール(SIM)とによって在圏提携通信網(VPMN)、特に移動通信網にログインする或る加入者に対して自動的に、またはコンピュータ化サービスユニット(1)の要求に答えて、在圏通信網(VPMN)の番号範囲からなる加入者識別(IMSI‐P)が伝送(S2)される。在圏通信網(VPMN)の番号範囲から得られた加入者識別(IMSI‐P)が加入者の識別モジュール(SIM)に記憶されかつ作動される。その後、加入者は在圏通信網(VPMN)にローカル加入者としてログインできる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は電気通信方法、これに適した識別モジュール、およびこれに適したコンピュータ化サービスユニットに関する。本発明は特に、加入者を在圏提携通信網、特に移動通信網にログインするための電気通信方法であって、在圏提携通信網の番号範囲外の加入者識別を記憶した識別モジュールが加入者の通信端末装置と接続されているものに関する。
【背景技術】
【0002】
移動通信電話の分野において用語「ローミングroaming」とは、移動通信端末装置、例えば移動通信電話、または相応する移動通信コンポーネントを有する携帯コンピュータをホーム網の外側で作動させることである。ローミングは例えば各種のGSM網(Global System for Mobile Communication)またはUMTS網(Universal Mobile Telephone System)の間で利用され、しかし異なる標準に従って作動する移動通信網の間でも利用される。2つの移動通信網の間で或る加入者の直接ローミングを可能とするには、移動通信網の当該事業者の間でローミング協定が締結されねばならない。或る加入者は在圏移動通信網(Visited Public Mobile Network、VPMN)において自己のホーム移動通信網(Home Public Mobile Network、HPMN)の番号範囲からなる自己の加入者識別(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)で訪問者データファイル(Visitor Location Register、VLR)にログインされ、自己の滞在場所がホーム移動通信網のホームデータファイル(Home Location Register、HLR)に記憶される。すなわち、いわゆる位置更新が実行される。
【0003】
国際特許出願WO98/10614に述べられた間接ローミング用電気通信方法はホーム移動通信網の加入者にホーム移動通信網とのローミング協定なしに在圏移動通信網に接続することを可能とし、その際接続は、一方でホーム移動通信網、他方で在圏移動通信網とのローミング協定を有する提携網から提供される手段、例えば加入者識別(IMSI)および呼出番号(MSISDN=Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network)によって行われる。
【0004】
国際特許出願WO98/10614に述べられている方法では、ホーム移動通信網の加入者の各識別モジュールが2つの固定記憶された加入者識別が含まれている。各加入者識別に異なる呼出番号が割当てられる。第1加入者識別はホーム移動通信網の番号範囲に属し、第2加入者識別は提携網の番号範囲に属している。ホーム移動通信網とのローミング協定を持たない在圏網にログインするために、加入者はホーム移動通信網の第1加入者識別を非作動としかつ提携網の第2加入者識別を作動させることができ、これにより在圏網において提携網の加入者と見做される。つまり提携網を介して在圏網のローミング過程を展開することができる。
【0005】
国際特許出願WO98/10614による方法では各加入者識別に別の異なる呼出番号が割当てられているので、加入者用第1呼出番号での呼出しは手間のかかるメカニズムで迂回されなければならない。さらに、加入者仕様データ、例えば呼出し迂回、補助番号等はまったく従来どおり加入者識別に割当てられ、したがってホーム移動通信網内、またはホーム移動通信網とローミング協定を締結した在圏移動通信網内でのみ利用可能である。
【0006】
欧州特許出願EP0990364には、国際特許出願WO98/10614におけるような間接ローミング用の類似の電気通信方法が述べられている。しかしながらこのEP0990364によればホーム移動通信網の第1加入者識別と提携網の第2加入者識別とに共通の呼出番号が割当てられる。
【0007】
直接ローミング用の従来の標準化方法も、間接ローミング用の上記方法も、加入者が在圏移動通信網において外部加入者としてログインされ、ローカル加入者よりもかなり高い接続費用を支払わねばならない欠点を有する。超過費用は特に、同じホーム移動通信網からの2名の加入者が共通する在圏移動通信網に滞在して互いに通信し、その際にホーム移動通信網を介して接続が確立される場合にも現れることがある。
【発明の開示】
【0008】
本発明の課題は、従来技術による諸欠点を防止する、或る加入者を在圏提携通信網にログインするための電気通信方法およびこの電気通信方法に適した装置を提供することである。
【0009】
本発明によれば、この課題は特に独立請求項の要素によって達成される。さらに、その他の有利な実施形態は従属請求項と明細書とから明らかとなる。
【0010】
或る加入者は通信端末装置に接続可能な識別モジュールを有し、この識別モジュールには、加入者のホーム網事業者の番号範囲内、または仮想通信網のサービスを提供するサービスプロバイダの番号範囲内にある第1加入者識別が記憶されている。仮想網のこのようなサービスプロバイダは典型的には確かに加入者識別用に指定された番号範囲を有してはいるが、しかし独自の通信網を備えておらず、および/または移動通信網の場合送信周波数用ライセンスを持っていない。ホーム網事業者もしくは仮想網のサービスプロバイダは提携通信網の事業者との提携協定、移動通信網の場合例えば一種のローミング協定を有する。加入者は、識別モジュールに接続された自己の通信端末装置で提携通信網を訪問する。通信端末装置を在圏提携通信網に接続すると従来の如くにローミング過程が開始され、識別モジュールに記憶された加入者識別が在圏提携通信網の番号範囲外であるので、位置更新が実行される。
【0011】
上記課題は本発明によれば特に、在圏提携通信網の番号範囲からなる第2加入者識別がコンピュータ化サービスユニットによって在圏提携通信網内の通信端末装置に伝送され、第2加入者識別が通信端末装置に接続された識別モジュールに記憶されかつ作動され、加入者が第2加入者識別で在圏提携通信網にログインされることによって解決される。第2加入者識別を在圏提携通信網内の通信端末装置に伝送することの利点は、第2加入者識別が在圏提携通信網の番号範囲内にあるので、これにより加入者を各提携通信網内で動的に在圏提携通信網のローカル加入者とし得ることにある。
【0012】
好ましくは、提携通信網の番号範囲からなる加入者識別がサービスユニットのデータバンクに記憶され、第2加入者識別に対するサービス要求を有するデータメッセージが在圏提携通信網内の通信端末装置から在圏提携通信網を介してサービスユニットに伝送され、受信されたサービス要求に基づいてデータバンクから第2加入者識別が取り出され、在圏提携通信網を介して要求元通信端末装置に伝送される。通信端末装置からサービスユニットにサービス要求を伝送することによって、選択可能な時点に、例えば加入者のイニシアチブで、在圏提携通信網の番号範囲からなる第2加入者識別の伝送を開始することができる。
【0013】
好ましい1実施形態において、サービスユニットの事業者の番号範囲から第1加入者識別が選択され、第1加入者識別が呼出番号に割当ててサービスユニットのホームデータファイルに記憶され、第2加入者識別がサービスユニット内で、第1加入者識別に割当てられた呼番号と結合される。サービスユニット事業者の番号範囲から第1加入者識別を選択し、サービスユニットのホームデータファイル内に第1加入者識別を記憶することによって、サービスユニット事業者の番号範囲からなる第1加入者識別をそれぞれ割付けられた加入者がこの事業者の加入者として国際的に認知され、提携通信網内で事業者のホームデータファイルにログインするとき位置更新を開始できることが可能となり、事業者自身が通信網を備える必要はなく、仮想網のサービスプロバイダであるだけでよい。第1、第2加入者識別を共通する呼出番号と結合することによって、加入者がログインしたあらゆる提携通信網で同じ呼出番号で到達できることが可能となる。これは移動通信網に妥当するだけでなく、加入者が加入者識別でログインできる固定網にも妥当する。
【0014】
一実施形態において、在圏提携通信網から費用データが、清算のために、第1加入者識別によって識別された事業者のサービスユニットに伝送される。
【0015】
好ましい一実施形態において、移動通信端末装置が使用され、在圏提携通信網として移動通信網が選択され、第1、第2加入者識別として移動加入者識別が使用される。
【0016】
以下、一実施例を基に本発明の一実施形態を説明する。実施例は以下の単一の添付図に示してある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1において符号2は通信端末装置である。この通信端末装置2は好ましくは移動通信装置、例えば移動通信電話、または移動通信コンポーネントを備えた携帯ラップトップまたはハンドヘルドコンピュータである。しかし通信端末装置2は固定網、特に加入者が加入者識別でログインできるデジタル固定網、例えばISDN網(Integrated Services Digital Network)、IP網(Internet Protocol)またはWLAN(Wireless Local Area Network)またはWAN(Wide Area Network)に接続するように整えておくこともできる。
【0018】
図1に略示したように、通信端末装置2は識別モジュールSIMと接続されている。識別モジュールSIMはコンタクトを備えたインタフェースを介して除去可能に通信端末装置2と接続されており、データ要素を記憶するための記憶素子とプログラム可能プロセッサと例えばSIMツールキットまたはJava(JavaはSun Microsystems Inc.社の登録商標)に基づくプログラムドソフトウェアモジュール22とを含む。プロセッサの機能とプログラムドソフトウェアモジュール22の機能は固定プログラムド回路によって実行することもできる。識別モジュールSIMは好ましくはチップカードの態様のSIMカード(Subscriber Identification Module)である。識別要素SIMに加入者識別IMSI‐Fは固定式に書込保護して記憶されている。
【0019】
図1において符号VPMNは通信網、好ましくは移動通信網、例えばGSM網(Global System for Mobile Communication)またはUMTS網(Universal Mobile Telephone System)またはその他の地上または衛星ベースの移動通信網である。通信網VPMNは、既に上で触れたように、加入者が加入者識別でログインできる固定網とすることもできよう。
【0020】
加入者識別は好ましくは国際的に有効な、代表的には階層構成された加入者識別である。加入者識別は好ましくは移動加入者識別、例えばいわゆる国際移動加入者識別(IMSI)番号である。IMSI番号は例えば欧州電気通信標準化協会(ETSI)のGSM規格03.03で15の符号に確定されており、次掲の表1に示すように冒頭3つの符号は国コード(Mobile Country CODE、MCC)であり、後続の1つまたは2つの符号は網コード(Mobile Network CODE、MNC)であり、最後10または11の符号は加入者コード(Mobile Subscriber Identification Number、MSIN)である。加入者コードの最初の符号は当該加入者のデータが記憶されているホームデータファイル(Home Location Register、HLR)を識別する。
【0021】
【表1】
【0022】
従って通信網VPMNの免許事業者に番号範囲を割付けることができ、この番号範囲内で通信網VPMN用加入者識別を割付けることができる。それに加えて、加入者識別を基に当該加入者が或る通信網もしくはその事業者に帰属していることを判定することができる。
【0023】
図1において符号1は通信網VPMNに接続されたコンピュータ化サービスユニットである。代表的にはサービスユニット1は直接にではなく、接続網および/または交換機を介して通信網VPMNと接続されている。サービスユニット1が含むのは単数または複数のコンピュータ、プログラムドソフトウェアモジュール12、データバンク11、そして好ましくは単数または複数のコンピュータで実行されるホームデータファイルHLRである。ホームデータファイルHLR内に加入者の加入者識別IMSI‐F’が記憶されており、こうして加入者識別はサービスユニット1のサービスについて識別できる。図1に略示したように、ホームデータファイルHLR内の加入者識別IMSI‐F’にそれぞれ1つの呼出番号MSISDNが割当てられている。提携通信網、例えば通信網VPMNの番号範囲からなる加入者識別IMSI‐Pはデータバンク11に記憶されている。これらの加入者識別IMSI‐Pは提携通信網の事業者との提携協定に基づいてサービスユニット1の事業者に例えば番号範囲としてまたは個別番号のセットとして指定される。
【0024】
加入者が自己の通信端末装置2およびそれに接続された識別モジュールSIMで通信網VPMNを訪問すると、識別モジュールSIMに固定記憶されたIMSI‐Fは通信端末装置2の作動時に在圏通信網VPMNに伝送される。加入者識別IMSI‐Fは好ましくは、ホームデータファイルHLR内にそれが記憶されているサービスユニット1の事業者の番号範囲からなる。しかし加入者識別IMSI‐Fは在圏通信網VPMNとは異なる網の番号範囲からなるものとしてこの別の網のホームデータファイルに記憶しておくこともできよう。加入者識別IMSI‐Fは在圏通信網VPMNの番号範囲からなるのではないので、従来のローミング過程が開始される。その際、加入者識別IMSI‐Fは在圏通信網VPMNの図示しない訪問者データファイル(Visitor Location Register、VLR)に記憶され、いわゆる位置更新が実行され、これにより訪問加入者の滞在場所は、IMSI‐Fによって識別されるホームデータファイル、例えばサービスユニット1内のホームデータファイルHLRに伝送される。
【0025】
図1に示すように、第1ステップS1では在圏通信網VPMNの番号範囲からなる加入者識別に対するサービス要求が通信端末装置2から通信網VPMNを介してサービスユニット1に伝送される。このサービス要求はデータメッセージ、例えばSMSメッセージ(Short Message Services)またはUSSDメッセージ(Unstructured Supplementary Services Data)を利用して伝送される。データメッセージはプログラムドソフトウェアモジュール22によって、例えば予め定義された機能キーの操作後に生成され、または加入者によって操作要素21を利用して入力される。
【0026】
サービス要求を有するデータメッセージはサービスユニット1内でソフトウェアモジュール12によって受け取られて分析される。受け取られるデータメッセージに基づいてソフトウェアモジュール12は加入者が訪問する通信網VPMNを判定することができ、データバンク11は在圏通信網VPMNの番号範囲から相応する加入者識別IMSI‐Pを取り出し、ステップS2において通信端末装置2に、例えばサービス要求について上で述べたようなデータメッセージ内で伝送することができる。それに加えて、要求元加入者の加入者識別IMSI‐Fがサービスユニット1のホームデータファイルHLRに登録されている場合、ソフトウェアモジュール12は指定された加入者識別IMSI‐Pと、ホームデータファイルHLR内で要求元加入者の加入者識別IMSI‐Fに割当てられた呼出番号MSISDNとの結合を確立する。これにより加入者はすべての在圏通信網VPMNに同じ呼出番号で到達することができる。
【0027】
加入者の加入者識別IMSI‐Fがサービスユニット1のホームデータファイルHLRに登録されている場合のため、在圏通信網VPMNから加入者に関する位置更新がサービスユニット1内で受信されるや、加入者に対してソフトウェアモジュール2によってオプションで在圏通信網VPMNの番号範囲から加入者識別IMSI‐Pも自動的に指定して伝送することができる。このオプションは例えばサービスユニット1のホームデータファイルHLR内で加入者について明確にすることができる。
【0028】
通信端末装置2では在圏通信網VPMNの番号範囲からなる加入者識別IMSI‐Pを有するデータメッセージがソフトウェアモジュール22によって受け取られ、一時的加入者識別IMSI‐Tとして識別モジュールSIMに記憶される。一時的加入者識別IMSI‐Tは好ましくは書込保護して記憶され、加入者が不正操作することはできない。固定記憶された加入者識別IMSI‐Fがソフトウェアモジュール22によって非作動化され、もしくは一時的加入者識別IMSI‐Tが作動される。作動もしくは非作動は例えば、一時的加入者識別IMSI‐Tおよび固定加入者識別IMSI‐Fにそれぞれ割当てられたフラグのセットもしくはリセットによって行われる。一時的加入者識別IMSI‐Tの作動もしくは固定記憶された加入者識別IMSI‐Fの非作動は例えばソフトウェアモジュール22の、ユーザが選択可能な機能によって後退させることができる。その際、一時的加入者識別IMSI‐Tは例えば選択的に消去しまたは後の再作動のため記憶装置に残すことができる。加入者は作動された一時的加入者識別IMSI‐Tで在圏通信網VPMNにログインすることができ、次に在圏通信網VPMNによってローカル加入者として認知され、在圏通信網VPMNの図示しないホームデータファイルに登録される。
【0029】
図1に示すように、ステップS3では費用データ、例えば一時的IMSI‐Tによって確立された接続に関するいわゆる呼出詳細記録(CDR)が在圏通信網VPMNからサービスユニット1に伝送される。在圏通信網VPMNの交換機3、いわゆる移動交換センタ(MSC)において、通信網VPMNの番号範囲からなる、提携協定に基づいてサービスユニット1の事業者に指定された加入者識別IMSI‐Pが、当該事業者の識別にまたは当該サービスユニット1の識別、例えばアドレスに割当てて記憶されている。交換機3、もしくは交換機3内の相応にプログラミングされたソフトウェアモジュールは、接続を確立する一時的加入者識別IMSI‐Tがサービスユニット1の事業者に指定された加入者識別IMSI‐Pであることを認知し、費用データをこのサービスユニット1に伝送する。つまり、加入者は在圏通信網VPMN内で在圏通信網VPMNの番号範囲からなる一時的加入者識別IMSI‐Tでログインされているのではあるが、好ましくは固定記憶された加入者識別IMSI‐Fによってその事業者が識別されるサービスユニット1に費用データは伝送することができる。それに加えて、在圏通信網VPMNの番号範囲から加入者識別IMSI‐Pを指定するための交換手数料はサービスユニット1内で清算することができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明は移動通信電話用移動通信網と合わせて世界中で利用でき、加入者が加入者識別でログインされる固定網においても使用される。本発明によって、在圏通信網、特に移動通信網にローカル加入者として世界中でログインすることが加入者に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】通信網を介してデータを交換する通信端末装置とコンピュータ化サービスユニットを略示するブロック線図である。
【符号の説明】
【0032】
1 コンピュータ化サービスユニット
2 通信端末装置(移動通信電話)
3 交換機(移動交換センタ)
11 データバンク
12 プログラムドソフトウェアモジュール
21 操作要素
22 プログラムドソフトウェアモジュール
HLR ホームデータファイル(ホームロケーションレジスタ)
IMSI‐F、IMSI‐F’ 固定加入者識別(固定国際移動加入者識別)
IMSI‐P 提携通信網からの加入者識別(提携国際移動加入者識別)
IMSI‐T 一時的加入者識別(一時的国際移動加入者識別)
MSISDN 呼出番号(移動加入者サービス総合デジタル通信網)
SIM 識別モジュール(加入者識別モジュール)
S1 在圏通信網の番号範囲からなる加入者識別に対するサービス要求の伝送
S2 在圏通信網の番号範囲からなる加入者識別の伝送
S3 費用データの伝送
VPMN 在圏通信網(在圏公衆移動通信網)
【0001】
本発明は電気通信方法、これに適した識別モジュール、およびこれに適したコンピュータ化サービスユニットに関する。本発明は特に、加入者を在圏提携通信網、特に移動通信網にログインするための電気通信方法であって、在圏提携通信網の番号範囲外の加入者識別を記憶した識別モジュールが加入者の通信端末装置と接続されているものに関する。
【背景技術】
【0002】
移動通信電話の分野において用語「ローミングroaming」とは、移動通信端末装置、例えば移動通信電話、または相応する移動通信コンポーネントを有する携帯コンピュータをホーム網の外側で作動させることである。ローミングは例えば各種のGSM網(Global System for Mobile Communication)またはUMTS網(Universal Mobile Telephone System)の間で利用され、しかし異なる標準に従って作動する移動通信網の間でも利用される。2つの移動通信網の間で或る加入者の直接ローミングを可能とするには、移動通信網の当該事業者の間でローミング協定が締結されねばならない。或る加入者は在圏移動通信網(Visited Public Mobile Network、VPMN)において自己のホーム移動通信網(Home Public Mobile Network、HPMN)の番号範囲からなる自己の加入者識別(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)で訪問者データファイル(Visitor Location Register、VLR)にログインされ、自己の滞在場所がホーム移動通信網のホームデータファイル(Home Location Register、HLR)に記憶される。すなわち、いわゆる位置更新が実行される。
【0003】
国際特許出願WO98/10614に述べられた間接ローミング用電気通信方法はホーム移動通信網の加入者にホーム移動通信網とのローミング協定なしに在圏移動通信網に接続することを可能とし、その際接続は、一方でホーム移動通信網、他方で在圏移動通信網とのローミング協定を有する提携網から提供される手段、例えば加入者識別(IMSI)および呼出番号(MSISDN=Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network)によって行われる。
【0004】
国際特許出願WO98/10614に述べられている方法では、ホーム移動通信網の加入者の各識別モジュールが2つの固定記憶された加入者識別が含まれている。各加入者識別に異なる呼出番号が割当てられる。第1加入者識別はホーム移動通信網の番号範囲に属し、第2加入者識別は提携網の番号範囲に属している。ホーム移動通信網とのローミング協定を持たない在圏網にログインするために、加入者はホーム移動通信網の第1加入者識別を非作動としかつ提携網の第2加入者識別を作動させることができ、これにより在圏網において提携網の加入者と見做される。つまり提携網を介して在圏網のローミング過程を展開することができる。
【0005】
国際特許出願WO98/10614による方法では各加入者識別に別の異なる呼出番号が割当てられているので、加入者用第1呼出番号での呼出しは手間のかかるメカニズムで迂回されなければならない。さらに、加入者仕様データ、例えば呼出し迂回、補助番号等はまったく従来どおり加入者識別に割当てられ、したがってホーム移動通信網内、またはホーム移動通信網とローミング協定を締結した在圏移動通信網内でのみ利用可能である。
【0006】
欧州特許出願EP0990364には、国際特許出願WO98/10614におけるような間接ローミング用の類似の電気通信方法が述べられている。しかしながらこのEP0990364によればホーム移動通信網の第1加入者識別と提携網の第2加入者識別とに共通の呼出番号が割当てられる。
【0007】
直接ローミング用の従来の標準化方法も、間接ローミング用の上記方法も、加入者が在圏移動通信網において外部加入者としてログインされ、ローカル加入者よりもかなり高い接続費用を支払わねばならない欠点を有する。超過費用は特に、同じホーム移動通信網からの2名の加入者が共通する在圏移動通信網に滞在して互いに通信し、その際にホーム移動通信網を介して接続が確立される場合にも現れることがある。
【発明の開示】
【0008】
本発明の課題は、従来技術による諸欠点を防止する、或る加入者を在圏提携通信網にログインするための電気通信方法およびこの電気通信方法に適した装置を提供することである。
【0009】
本発明によれば、この課題は特に独立請求項の要素によって達成される。さらに、その他の有利な実施形態は従属請求項と明細書とから明らかとなる。
【0010】
或る加入者は通信端末装置に接続可能な識別モジュールを有し、この識別モジュールには、加入者のホーム網事業者の番号範囲内、または仮想通信網のサービスを提供するサービスプロバイダの番号範囲内にある第1加入者識別が記憶されている。仮想網のこのようなサービスプロバイダは典型的には確かに加入者識別用に指定された番号範囲を有してはいるが、しかし独自の通信網を備えておらず、および/または移動通信網の場合送信周波数用ライセンスを持っていない。ホーム網事業者もしくは仮想網のサービスプロバイダは提携通信網の事業者との提携協定、移動通信網の場合例えば一種のローミング協定を有する。加入者は、識別モジュールに接続された自己の通信端末装置で提携通信網を訪問する。通信端末装置を在圏提携通信網に接続すると従来の如くにローミング過程が開始され、識別モジュールに記憶された加入者識別が在圏提携通信網の番号範囲外であるので、位置更新が実行される。
【0011】
上記課題は本発明によれば特に、在圏提携通信網の番号範囲からなる第2加入者識別がコンピュータ化サービスユニットによって在圏提携通信網内の通信端末装置に伝送され、第2加入者識別が通信端末装置に接続された識別モジュールに記憶されかつ作動され、加入者が第2加入者識別で在圏提携通信網にログインされることによって解決される。第2加入者識別を在圏提携通信網内の通信端末装置に伝送することの利点は、第2加入者識別が在圏提携通信網の番号範囲内にあるので、これにより加入者を各提携通信網内で動的に在圏提携通信網のローカル加入者とし得ることにある。
【0012】
好ましくは、提携通信網の番号範囲からなる加入者識別がサービスユニットのデータバンクに記憶され、第2加入者識別に対するサービス要求を有するデータメッセージが在圏提携通信網内の通信端末装置から在圏提携通信網を介してサービスユニットに伝送され、受信されたサービス要求に基づいてデータバンクから第2加入者識別が取り出され、在圏提携通信網を介して要求元通信端末装置に伝送される。通信端末装置からサービスユニットにサービス要求を伝送することによって、選択可能な時点に、例えば加入者のイニシアチブで、在圏提携通信網の番号範囲からなる第2加入者識別の伝送を開始することができる。
【0013】
好ましい1実施形態において、サービスユニットの事業者の番号範囲から第1加入者識別が選択され、第1加入者識別が呼出番号に割当ててサービスユニットのホームデータファイルに記憶され、第2加入者識別がサービスユニット内で、第1加入者識別に割当てられた呼番号と結合される。サービスユニット事業者の番号範囲から第1加入者識別を選択し、サービスユニットのホームデータファイル内に第1加入者識別を記憶することによって、サービスユニット事業者の番号範囲からなる第1加入者識別をそれぞれ割付けられた加入者がこの事業者の加入者として国際的に認知され、提携通信網内で事業者のホームデータファイルにログインするとき位置更新を開始できることが可能となり、事業者自身が通信網を備える必要はなく、仮想網のサービスプロバイダであるだけでよい。第1、第2加入者識別を共通する呼出番号と結合することによって、加入者がログインしたあらゆる提携通信網で同じ呼出番号で到達できることが可能となる。これは移動通信網に妥当するだけでなく、加入者が加入者識別でログインできる固定網にも妥当する。
【0014】
一実施形態において、在圏提携通信網から費用データが、清算のために、第1加入者識別によって識別された事業者のサービスユニットに伝送される。
【0015】
好ましい一実施形態において、移動通信端末装置が使用され、在圏提携通信網として移動通信網が選択され、第1、第2加入者識別として移動加入者識別が使用される。
【0016】
以下、一実施例を基に本発明の一実施形態を説明する。実施例は以下の単一の添付図に示してある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1において符号2は通信端末装置である。この通信端末装置2は好ましくは移動通信装置、例えば移動通信電話、または移動通信コンポーネントを備えた携帯ラップトップまたはハンドヘルドコンピュータである。しかし通信端末装置2は固定網、特に加入者が加入者識別でログインできるデジタル固定網、例えばISDN網(Integrated Services Digital Network)、IP網(Internet Protocol)またはWLAN(Wireless Local Area Network)またはWAN(Wide Area Network)に接続するように整えておくこともできる。
【0018】
図1に略示したように、通信端末装置2は識別モジュールSIMと接続されている。識別モジュールSIMはコンタクトを備えたインタフェースを介して除去可能に通信端末装置2と接続されており、データ要素を記憶するための記憶素子とプログラム可能プロセッサと例えばSIMツールキットまたはJava(JavaはSun Microsystems Inc.社の登録商標)に基づくプログラムドソフトウェアモジュール22とを含む。プロセッサの機能とプログラムドソフトウェアモジュール22の機能は固定プログラムド回路によって実行することもできる。識別モジュールSIMは好ましくはチップカードの態様のSIMカード(Subscriber Identification Module)である。識別要素SIMに加入者識別IMSI‐Fは固定式に書込保護して記憶されている。
【0019】
図1において符号VPMNは通信網、好ましくは移動通信網、例えばGSM網(Global System for Mobile Communication)またはUMTS網(Universal Mobile Telephone System)またはその他の地上または衛星ベースの移動通信網である。通信網VPMNは、既に上で触れたように、加入者が加入者識別でログインできる固定網とすることもできよう。
【0020】
加入者識別は好ましくは国際的に有効な、代表的には階層構成された加入者識別である。加入者識別は好ましくは移動加入者識別、例えばいわゆる国際移動加入者識別(IMSI)番号である。IMSI番号は例えば欧州電気通信標準化協会(ETSI)のGSM規格03.03で15の符号に確定されており、次掲の表1に示すように冒頭3つの符号は国コード(Mobile Country CODE、MCC)であり、後続の1つまたは2つの符号は網コード(Mobile Network CODE、MNC)であり、最後10または11の符号は加入者コード(Mobile Subscriber Identification Number、MSIN)である。加入者コードの最初の符号は当該加入者のデータが記憶されているホームデータファイル(Home Location Register、HLR)を識別する。
【0021】
【表1】
【0022】
従って通信網VPMNの免許事業者に番号範囲を割付けることができ、この番号範囲内で通信網VPMN用加入者識別を割付けることができる。それに加えて、加入者識別を基に当該加入者が或る通信網もしくはその事業者に帰属していることを判定することができる。
【0023】
図1において符号1は通信網VPMNに接続されたコンピュータ化サービスユニットである。代表的にはサービスユニット1は直接にではなく、接続網および/または交換機を介して通信網VPMNと接続されている。サービスユニット1が含むのは単数または複数のコンピュータ、プログラムドソフトウェアモジュール12、データバンク11、そして好ましくは単数または複数のコンピュータで実行されるホームデータファイルHLRである。ホームデータファイルHLR内に加入者の加入者識別IMSI‐F’が記憶されており、こうして加入者識別はサービスユニット1のサービスについて識別できる。図1に略示したように、ホームデータファイルHLR内の加入者識別IMSI‐F’にそれぞれ1つの呼出番号MSISDNが割当てられている。提携通信網、例えば通信網VPMNの番号範囲からなる加入者識別IMSI‐Pはデータバンク11に記憶されている。これらの加入者識別IMSI‐Pは提携通信網の事業者との提携協定に基づいてサービスユニット1の事業者に例えば番号範囲としてまたは個別番号のセットとして指定される。
【0024】
加入者が自己の通信端末装置2およびそれに接続された識別モジュールSIMで通信網VPMNを訪問すると、識別モジュールSIMに固定記憶されたIMSI‐Fは通信端末装置2の作動時に在圏通信網VPMNに伝送される。加入者識別IMSI‐Fは好ましくは、ホームデータファイルHLR内にそれが記憶されているサービスユニット1の事業者の番号範囲からなる。しかし加入者識別IMSI‐Fは在圏通信網VPMNとは異なる網の番号範囲からなるものとしてこの別の網のホームデータファイルに記憶しておくこともできよう。加入者識別IMSI‐Fは在圏通信網VPMNの番号範囲からなるのではないので、従来のローミング過程が開始される。その際、加入者識別IMSI‐Fは在圏通信網VPMNの図示しない訪問者データファイル(Visitor Location Register、VLR)に記憶され、いわゆる位置更新が実行され、これにより訪問加入者の滞在場所は、IMSI‐Fによって識別されるホームデータファイル、例えばサービスユニット1内のホームデータファイルHLRに伝送される。
【0025】
図1に示すように、第1ステップS1では在圏通信網VPMNの番号範囲からなる加入者識別に対するサービス要求が通信端末装置2から通信網VPMNを介してサービスユニット1に伝送される。このサービス要求はデータメッセージ、例えばSMSメッセージ(Short Message Services)またはUSSDメッセージ(Unstructured Supplementary Services Data)を利用して伝送される。データメッセージはプログラムドソフトウェアモジュール22によって、例えば予め定義された機能キーの操作後に生成され、または加入者によって操作要素21を利用して入力される。
【0026】
サービス要求を有するデータメッセージはサービスユニット1内でソフトウェアモジュール12によって受け取られて分析される。受け取られるデータメッセージに基づいてソフトウェアモジュール12は加入者が訪問する通信網VPMNを判定することができ、データバンク11は在圏通信網VPMNの番号範囲から相応する加入者識別IMSI‐Pを取り出し、ステップS2において通信端末装置2に、例えばサービス要求について上で述べたようなデータメッセージ内で伝送することができる。それに加えて、要求元加入者の加入者識別IMSI‐Fがサービスユニット1のホームデータファイルHLRに登録されている場合、ソフトウェアモジュール12は指定された加入者識別IMSI‐Pと、ホームデータファイルHLR内で要求元加入者の加入者識別IMSI‐Fに割当てられた呼出番号MSISDNとの結合を確立する。これにより加入者はすべての在圏通信網VPMNに同じ呼出番号で到達することができる。
【0027】
加入者の加入者識別IMSI‐Fがサービスユニット1のホームデータファイルHLRに登録されている場合のため、在圏通信網VPMNから加入者に関する位置更新がサービスユニット1内で受信されるや、加入者に対してソフトウェアモジュール2によってオプションで在圏通信網VPMNの番号範囲から加入者識別IMSI‐Pも自動的に指定して伝送することができる。このオプションは例えばサービスユニット1のホームデータファイルHLR内で加入者について明確にすることができる。
【0028】
通信端末装置2では在圏通信網VPMNの番号範囲からなる加入者識別IMSI‐Pを有するデータメッセージがソフトウェアモジュール22によって受け取られ、一時的加入者識別IMSI‐Tとして識別モジュールSIMに記憶される。一時的加入者識別IMSI‐Tは好ましくは書込保護して記憶され、加入者が不正操作することはできない。固定記憶された加入者識別IMSI‐Fがソフトウェアモジュール22によって非作動化され、もしくは一時的加入者識別IMSI‐Tが作動される。作動もしくは非作動は例えば、一時的加入者識別IMSI‐Tおよび固定加入者識別IMSI‐Fにそれぞれ割当てられたフラグのセットもしくはリセットによって行われる。一時的加入者識別IMSI‐Tの作動もしくは固定記憶された加入者識別IMSI‐Fの非作動は例えばソフトウェアモジュール22の、ユーザが選択可能な機能によって後退させることができる。その際、一時的加入者識別IMSI‐Tは例えば選択的に消去しまたは後の再作動のため記憶装置に残すことができる。加入者は作動された一時的加入者識別IMSI‐Tで在圏通信網VPMNにログインすることができ、次に在圏通信網VPMNによってローカル加入者として認知され、在圏通信網VPMNの図示しないホームデータファイルに登録される。
【0029】
図1に示すように、ステップS3では費用データ、例えば一時的IMSI‐Tによって確立された接続に関するいわゆる呼出詳細記録(CDR)が在圏通信網VPMNからサービスユニット1に伝送される。在圏通信網VPMNの交換機3、いわゆる移動交換センタ(MSC)において、通信網VPMNの番号範囲からなる、提携協定に基づいてサービスユニット1の事業者に指定された加入者識別IMSI‐Pが、当該事業者の識別にまたは当該サービスユニット1の識別、例えばアドレスに割当てて記憶されている。交換機3、もしくは交換機3内の相応にプログラミングされたソフトウェアモジュールは、接続を確立する一時的加入者識別IMSI‐Tがサービスユニット1の事業者に指定された加入者識別IMSI‐Pであることを認知し、費用データをこのサービスユニット1に伝送する。つまり、加入者は在圏通信網VPMN内で在圏通信網VPMNの番号範囲からなる一時的加入者識別IMSI‐Tでログインされているのではあるが、好ましくは固定記憶された加入者識別IMSI‐Fによってその事業者が識別されるサービスユニット1に費用データは伝送することができる。それに加えて、在圏通信網VPMNの番号範囲から加入者識別IMSI‐Pを指定するための交換手数料はサービスユニット1内で清算することができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明は移動通信電話用移動通信網と合わせて世界中で利用でき、加入者が加入者識別でログインされる固定網においても使用される。本発明によって、在圏通信網、特に移動通信網にローカル加入者として世界中でログインすることが加入者に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】通信網を介してデータを交換する通信端末装置とコンピュータ化サービスユニットを略示するブロック線図である。
【符号の説明】
【0032】
1 コンピュータ化サービスユニット
2 通信端末装置(移動通信電話)
3 交換機(移動交換センタ)
11 データバンク
12 プログラムドソフトウェアモジュール
21 操作要素
22 プログラムドソフトウェアモジュール
HLR ホームデータファイル(ホームロケーションレジスタ)
IMSI‐F、IMSI‐F’ 固定加入者識別(固定国際移動加入者識別)
IMSI‐P 提携通信網からの加入者識別(提携国際移動加入者識別)
IMSI‐T 一時的加入者識別(一時的国際移動加入者識別)
MSISDN 呼出番号(移動加入者サービス総合デジタル通信網)
SIM 識別モジュール(加入者識別モジュール)
S1 在圏通信網の番号範囲からなる加入者識別に対するサービス要求の伝送
S2 在圏通信網の番号範囲からなる加入者識別の伝送
S3 費用データの伝送
VPMN 在圏通信網(在圏公衆移動通信網)
Claims (12)
- 或る加入者を在圏提携通信網(VPMN)にログインするための電気通信方法であって、識別モジュール(SIM)が加入者の通信端末装置(2)と接続され、在圏提携通信網(VPMN)の番号範囲外にある第1加入者識別(IMSI‐F)がこの識別モジュール(SIM)に記憶されているものにおいて、
在圏提携通信網(VPMN)の番号範囲からなる第2加入者識別(IMSI‐T)がコンピュータ化サービスユニット(1)によって在圏提携通信網(VPMN)内の通信端末装置(2)に伝送され、
第2加入者識別(IMSI‐T)が識別モジュール(SIM)に記憶され、
加入者が第2加入者識別(IMSI‐T)で在圏提携通信網(VPMN)にログインされることを特徴とする電気通信方法。 - 提携通信網(VPMN)の番号範囲からなる加入者識別(IMSI‐P)がサービスユニット(1)のデータバンク(11)に記憶され、第2加入者識別(IMSI‐T)に対するサービス要求を有するデータメッセージが在圏提携通信網(VPMN)内の通信端末装置(2)から在圏提携通信網(VPMN)を介してサービスユニット(1)に伝送され、受信されたサービス要求に基づいてデータバンク(11)から第2加入者識別(IMSI‐T)が取り出され、かつ在圏提携通信網(VPMN)を介して要求元通信端末装置(2)に伝送されることを特徴とする、請求項1記載の電気通信方法。
- サービスユニット(1)の事業者の番号範囲から第1加入者識別(IMSI‐F)が選択され、第1加入者識別(IMSI‐F’)が呼出番号(MSISDN)に割当ててサービスユニット(1)のホームデータファイル(HLR)に記憶され、第2加入者識別(IMSI‐T)がサービスユニット(1)内で、第1加入者識別(IMSI‐F’)に割当てられた呼出番号(MSISDN)と結合されることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1項記載の電気通信方法。
- 在圏提携通信網(VPMN)から費用データが、清算のために、第1加入者識別(IMSI‐F)によって識別された事業者のサービスユニット(1)に伝送されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の電気通信方法。
- 移動通信端末装置(2)が使用され、在圏提携通信網(VPMN)として移動通信網が選択され、第1、第2加入者識別(IMSI‐F、IMSI‐T)として移動加入者識別が使用されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の電気通信方法。
- 通信端末装置(2)に接続可能な加入者識別モジュールであって、在圏提携通信網(VPMN)の番号範囲外にある第1加入者識別(IMSI‐F)がこの識別モジュール(SIM)に記憶されているものにおいて、識別モジュール(SIM)が、
‐在圏提携通信網(VPMN)内の通信端末装置(2)によってコンピュータ化サービスユニット(1)から受信された、在圏提携通信網の番号範囲からなる第2加入者識別(IMSI‐T)を受け取るための手段と、
‐第2加入者識別(IMSI‐T)を識別モジュール(SIM)に記憶するための手段と、
‐加入者を第2加入者識別(IMSI‐T)で在圏提携通信網(VPMN)にログインするための手段とを含むことを特徴とする識別モジュール(SIM)。 - 第2加入者識別(IMSI‐T)に対するサービス要求を有するデータメッセージを生成し、かつ生成したデータメッセージを通信端末装置(2)によって在圏提携通信網(VPMN)を介してサービスユニット(1)に伝送するための手段を識別モジュールが含むことを特徴とする、請求項6記載の識別モジュール(SIM)。
- 識別モジュールが移動通信端末装置(2)に接続可能であり、第1、第2加入者識別(IMSI‐F、IMSI‐T)がそれぞれ移動通信網内で加入者を識別するための移動加入者識別であることを特徴とする、請求項6または7のいずれか1項記載の識別モジュール(SIM)。
- 提携通信網(VPMN)に接続可能なコンピュータ化サービスユニットにおいて、
提携通信網(VPMN)の番号範囲からなる加入者識別(IMSI‐P)がデータバンク(11)に記憶されており、
サービスユニット(11)が、提携通信網(VPMN)の1つに在圏する通信端末装置(2)に加入者識別(IMSI‐T)の1つを伝送するための手段を含むことを特徴とするコンピュータ化サービスユニット(1)。 - コンピュータ化サービスユニットが、
‐在圏提携通信網(VPMN)内の通信端末装置(2)から提携通信網(VPMN)を介してデータメッセージを受け取るための手段と、その際サービスメッセージが当該提携通信網(VPMN)の番号範囲からなる加入者識別(IMSI‐T)に対するサービス要求を含み、
‐受信したサービス要求に基づいてデータバンク(11)から加入者識別(IMSI‐T)を取り出すための手段と、
‐取り出した加入者識別(IMSI‐T)を提携通信網(VPMN)を介して要求元通信端末装置(2)に伝送するための手段とを含むことを特徴とする、請求項9記載のコンピュータ化サービスユニット(1)。 - コンピュータ化サービスユニットがホームデータファイル(HLR)を含み、このホームデータファイルにサービスユニット(1)の事業者の番号範囲からなる加入者識別(IMSI‐F)が記憶されており、加入者識別(IMSI‐F)にそれぞれ呼出番号(MSISDN)が割当てられており、サービスユニット(1)が、提携通信網(VPMN)の番号範囲からなる、要求元通信端末装置(2)に伝送される加入者識別(IMSI‐T)を、要求元加入者を識別する、事業者の番号範囲からなる加入者識別(IMSI‐F)に割当てられた呼出番号(MSISDN)と結合するための手段を含むことを特徴とする、請求項9または10のいずれか1項記載のコンピュータ化サービスユニット(1)。
- 通信網(VPMN)が移動通信網であり、第1、第2加入者識別(IMSI‐F、IMSI‐T)がそれぞれ移動通信網内で加入者を識別するための移動加入者識別であることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか1項記載のコンピュータ化サービスユニット(1)。
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