JP3394542B2 - 直列データ入出力テスト装置 - Google Patents

直列データ入出力テスト装置

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JP3394542B2 JP06706391A JP6706391A JP3394542B2 JP 3394542 B2 JP3394542 B2 JP 3394542B2 JP 06706391 A JP06706391 A JP 06706391A JP 6706391 A JP6706391 A JP 6706391A JP 3394542 B2 JP3394542 B2 JP 3394542B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、一般に集積回路、特
に直列データ通信インターフェースおよびそのアーキテ
クチュアに関する。 【0002】 【従来の技術】進歩した回路設計技術は、集積回路およ
び電子設計のプリント回路基板の水準の両面において、
ますます複雑な回路になってきている。減少された物理
的アクセスは、密度の濃い設計に不都合かつ消極的な内
部接続のピッチを招くことになる。仕上がり製品が試験
およびデバッグ中に依然として制御可能および観測可能
であるので、試験能力が要求される。どのような製造上
の欠点でも、製品が出荷される前の最終試験で探知され
ることが望ましい。基本的な必要性が、論理設計フェー
ズにおいて試験能力を考慮せずに複雑な設計を達成する
ことは困難であるので、自動試験装置で製品を試験する
ことができる。模範的なテスト・アーキテクチュアは、
1989年8月9日付で出願された米国特許出願第07
/391.751号(アッティ.ドウケット(Att
y.Docket)第TI−14158号)および第0
7/391.801号(アッティ.ドウケット第TI−
14421号内でウェッセルに対して開示され、かつ
キサス・インスツルメンツ技術雑誌(Texas In
struments Technical Jour−
nal)発行の第4号、第5巻の完全な記事は、すべて
本明細書に参考として組み入れられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】若干の既存テスト・バ
ス・インターフェースにより、デバイス内のロジックの
試験を容易にするように直列データを集積回路にシフト
・インおよびシフト・アウトすることができる。これら
のバスは、主として集積回路の選択された直列データを
走査経路にシフト操作につき1度転送するように設計さ
れている。しかし、若干の応用では、集積回路に局部メ
モリーをロードするかアンロードするのに直列テスト・
バスを利用する必要があるかもしれない。メモリは多重
データ記憶位置を含むので、多重データのパターンは、
多重シフト操作を使用して入力されなければならない。
結果として、メモリに出入する転送データ・パターン
は、多重シフト操作によって極端に時間を消費する。 【0004】したがって、デバイスを、以前に実行され
た方法より以上に有効的な方法で呼び出すことができる
直列データ入力および出力方法を産業界で必要とするよ
うになった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明によって、以前の
インターフェース・デバイスと組み合わされた不利な点
および問題点を除去したり防止するデータ通信インター
フェースが提供される。 【0006】本発明では、データ通信インターフェース
はデバイスと通信するために提供される。データ通信デ
バイスは、データ転送用バス回路、デバイスおよびバス
回路と結合される記憶回路、およびバスとデバイスとの
間のデータをシフトするように操作し得るテスト・イン
ターフェース回路を含む。デバイス・アクセス制御回路
は、デバイスと、制御信号に応動する記憶回路との間で
データを転送するように操作し得る。 【0007】本発明は、デバイスと有効に通信できる技
術長所を提供する。本発明は、既存のインターフェース
構造と両立しかつ最小限のハードウェアを追加するだげ
で済む。 【0008】 【実施例】本発明およびその長所をより完全に理解され
るように付図と共に以下に詳しく説明する。 【0009】本発明の好適な実施例は各図面の第1〜8
図に関して最もよく理解され、同様な番号は、各図面の
同様な部品および対応する部品に使用される。 【0010】図1は従来技術のテスト・バスおよびアー
キテクチュア10のブロック図を示す。アーキテクチュ
ア10はTDI(テスト・データ入力)、TCK(テス
ト・クロック)、およびTMS(テスト・モード・セレ
クト)入力、ならびにTDO(テスト・データ・出力)
出力を含む。TCKおよびTMS入力はTAP(テスト
・アクセス・ポート)12に接続される。TAP12の
出力は、データ・レジスタDREG1 14およびDR
EG2 16、バイパス・レジスタ18、および命令レ
ジスタIREG20に接続される。DREG1 14、
DREG2 16およびバイパス・レジスタ18の出力
は第1マルチプレクサ22に接続される。第1マルチプ
レクサ22の出力およびIREG20の出力は第2マル
チプレクサ24に接続される。IREG20は、バイパ
ス・レジスタ18および第1マルチプレクサ22のセレ
クト・ポートにも接続される。TAP12の出力はIR
EG20および第2マルチプレクサ24のセレクト・ポ
ートに接続される。TDI入力は、DREG1 14、
DREG2 16、バイパス・レジスタ18およびIR
EG20に接続される。第2マルチプレクサの出力はT
DO出力に接続される。TAP12、DREG14およ
び16、バイパス・レジスタ18、IREG20ならび
にマルチプレクサ24の間の接続は第1制御バス26を
含む。IREG20、バイパス・レジスタ18および第
1マルチプレクサの間の接続は第2制御バス28を含
む。 【0011】図1に示されるアーキテクチュア10はI
EEE P1149.1のテスト・バスに相当する。テ
スト・バスには多くの形があるが、IEEE P114
9.1のテスト・バスは、この開示の中で発明の長所を
説明するために用いられる。このアーキテクチュアはI
C設計において試験を容易にするために直列シフト・レ
ジスタを連続アクセスする標準方法を提供するために開
発されてきた。第1図に示されたこのテスト・アーキテ
クチュアは、命令レジスタ(IREG)20と、バイパ
ス18、DREG1 14およびDREG2 16と呼
ばれる1組のデータ・レジスタと、テスト・アクセス・
ポート(TAP)12と呼ばれるテスト・インターフェ
ースとを含む。唯一のIREG20がアーキテクチュア
内で実行されるが、いくつかのDREGを含むことがで
きる。また、P1149.1の標準仕様に適合するよう
に、DREGの1つは、単一ビット・バイパス・DRE
Gとして供給するために従事する必要がある。このバイ
パスDREGは、1ビットだけのICを通るデータ・レ
ジスタ走査経路距離を短縮させる。 【0012】IREG20およびDREG14〜18
は、テスト・データ入力ピン(TDI)とテスト・デー
タ出力ピン(TDO)との間に平行に配列された別の走
査経路として配置する。IREGが走査作動中、TAP
12は、テスト・モード・セレクト(TMS)およびテ
スト・クロック(TCK)信号によって外部制御を受け
かつTDI入力からTDO出力までデータをシフトする
ようにIREG20を通って制御バス26によって内部
制御されてシフト・データに出力する。同様に、DRE
G走査作動は、TAP12がTMSおよびTCKの入力
の外部制御を受けかつ選択されたDREGを通って制御
バス26の内部制御されてシフト・データに出力するこ
とで達成される。DREGの1つを選択するための制御
はIREGにシフトされた命令から送られかつ制御バス
28によってIREGから出力される。バス28の制御
出力は、すべてのDREGに入力されかつシフト用の1
つのDREGを選択する。制御バス28は、選択された
DREGの直列出力をTDO出力に結合するようにマル
チプレクサ22にも入力される。 【0013】TAP12は、TMSおよびTCK入力に
よる走査アクセス・プロトコル入力に応動する有限状態
マシンである。TAP12の目的は、IREG20また
はDREG14−16のいずれかを通ってデータをシフ
トするように入力走査アクセス・プロトコルに応動する
ことである。TAPは、TCK入力によってクロックさ
れかつTMS入力に基づいた状態遷移を行なう。 【0014】TAPの状態図は図2に示されており次の
16の状態を含む:すなわちテスト論理リセット(TL
RESET)、ラン・テスト/アイドル(RT/IDL
E)、選択データ・レジスタ走査(SELDRS)、選
択命令レジスタ走査(SELIRS)、補捉データ・レ
ジスタ(CAPTUREDR)、シフト・データ・レジ
スタ(SHIFTDR)、出口1データ・レジスタ(E
XIT1DR)、休止データ・レジスタ走査(PAUS
EDR)、出口2データ・レジスタ(EXIT2D
R)、更新データ・レジスタ(UPDATEDR)、補
捉命令レジスタ(CAPTUREIR)、シフト命令レ
ジスタ(SHIFTIR)、出口1命令レジスタ(EX
IT1IR)、休止命令レジスタ走査(PAUSEI
R)、出口2命令レジスタ(EXIT2IR)、および
更新命令レジスタ(UPDATEIR)である。 【0015】主ICはパワー・アップまたは正常作動
中、TAPはTLRSETの状態にある。この状態で、
主ICの正常作動を妨害しない状態においてTAPはす
べてのテスト論理を配置するリセット信号を起こす。テ
スト・アクセスが要求されると、プロトコルは、TMS
およびTCK入力によって加えられる、TAPがTLR
EST状態を出てRT/IDLE状態に入るよう適用さ
れる。図2において、TAP状態間をシフトさせるTA
P入力は論理0または1によって示される。TCKは、
TAP状態制御器によって状態から状態へ遷移させるク
ロックである。 【0016】命令レジスタ走査プロトコルは、RT/I
DLE状態からSELDRSおよびSELIRS状態を
通ってCAPTURIR状態に入るようTAPに遷移を
生じることができる。CAPTURIR状態は、TDO
出力ピンからシフト・アウトされる表示データと共にI
REGをプレロードするために使用される。TAPは、
CAPTUREIR状態からSHITIRまたはEXI
T1IR状態のどちらかへ遷移する。通常、プレロード
されたデータがTDO出力を通り検査するためにIRE
Gの外部へシフトできる一方新しいデータがTDI入力
を通りIREGにシフトされるようにSHIFTIRは
CAPTUREIR状態に続く。SHIFTIR状態に
続いて、TAPは、EXIT1IRおよびUPDATE
IRを通ってRT/IDLE状態に戻るかEXIT1I
Rを通ってPAUSEIR状態に入るかのどちらかであ
る。PAUSEIR状態に入るのは、IREGに通じる
データのシフトを一時停止することである。シフトは、
EXIT2IR状態を通ってSHIFTIR状態への再
入力で元に戻ることができ、あるいはEXIT2IRと
UPDATEIR状態を通ってRT/IDLE状態への
入力で終結することができる。 【0017】データ・レジスタ走査プロトコルは、RT
/IDLE状態からSELDRS状態を通ってCAPT
UREDR状態に入るようTAPに遷移を生じることが
できる。CAPTUREDR状態は、TDO出力ピンの
外部からシフトされるデータと共に選択されたDREG
をプレロードするために使用される。TAPは、CAP
TUREDR状態からSHIFTDRまたはEXIT1
DR状態のどちらかへ遷移する。通常、プレロードされ
たデータがTDO出力を通り検査するためにDREGの
外部へシフトできる一方新しいデータがTDI入力を通
りDREGにシフトされるようにSHIFTDRはCA
PTUREDR状態に続く。SHIFTDR状態に続い
て、TAPは、EXIT1DRおよびUPDATEDR
を通ってRT/IDLE状態に戻るかEXIT1DRを
通ってPAUSEDR状態に入るかどちらかである。P
AUSEDR状態に入るのは、IREGに通じるデータ
のシフトを一時停止することである。シフトは、EXI
T2DR状態を通ってSHIFTDR状態への再入力で
元に戻ることができ、あるいはEXIT2DRとUPD
ATEDR状態を通ってRT/IDLE状態への入力で
終結することができる。 【0018】図3に示されるように、アプリケーション
において、P1149.1アーキテクチュアを実行する
いくつかのICは回路基板レベルで共に直列に接続する
ことができる。同様に、いくつかの回路基板は、共に直
列に接続されたICの数をさらに増加するように共に接
続することができる。図3のIC30は、第1ICから
最終ICまで各TDI入力ピンおよびTDO出力ピンを
通って直列に接続される。また、各ICは、テスト・バ
ス制御器32からTMSおよびTCK制御入力を受け
る。テスト・バス制御器は、直列経路の第1ICのTD
I入力に直列データを出力もし、かつ直列経路の最終I
CのTDOから直列データをも受信する。テスト・バス
制御器は、前述のTAPプロトコルによって、それらの
内部IREGまたはDREGのいずれかを通って、デー
タをシフトすると共にすべてのICを作動させるように
TMSおよびTCK信号に制御を起こすことができる。 【0019】IREGのシフト作動中、シフト経路の全
長は、各IREG内のビット合計と等しい。例えば、図
3の直列経路内に100個のICが存在しかつ各ICの
IREGが8ビット長さである場合、IREGシフト作
動についてシフトされるのに必要なビット数は800で
ある。同様に、DREGのシフト作動中、直列経路の全
長は、各ICの選択されたDREG内のビット合計と等
しい。バイパスDREGが各IC内で選択されると、D
REG走査中にシフトされた全ビット数はICの数と1
ビットの積に等しいのは、バイパスDREGがわずか1
ビット長さだからである。各ICは、異なる命令をIR
EGにロードすることで異なるDREGを選択すること
ができる。例えば、第1ICは多数のビットによりDR
EGを選択することがある一方他のすべてのICは、そ
れらのバイパスDREGを選択する。典型的には、IC
内でテストが実行されない場合、そのバイパスDREG
はICのDREGビット長さを1ビットに減少するよう
に選択される。 【0020】図4は、図3の配列と同様にP1149.
1のテスト・バスに従って接続されたICの配列を示
す。ターゲット33として表される中間ICは、グルー
プ内には、テスト・バスを介してデータをテスト・バス
からまたはテスト・バスにローディング、またはアンロ
ーディングもしくはその両方を可能にするように、メモ
リ36として示されるデバイスに結合されるDREG3
4が含まれている。DREGおよびメモリはターゲット
IC33の内部にあることが図4で示されている。DR
EG34と組合わされたデバイスはメモリとして示され
るが、もう1つのICまたは基板をもつインターフェー
スのように、データ源またはデータ先はDREG34と
結合することがある。ターゲットICのTDI入力とテ
スト・バス制御器のTDO出力との間には「n」個のI
Cがある。また、ターゲットICのTDOとテスト・バ
ス制御器のTDI入力との間には「m」個のICがあ
る。 【0021】メモリ読み出し操作中、テスト・バス制御
器32は、各ICのIREGに命令をロードするように
図4のICのTMSおよびTCK入力に制御信号を入力
する。走査経路距離を最短長さに減少するために、ター
ゲットICを除いたすべてのICはそれらのバイパスD
REGを選択する命令によりロードされる。ターゲット
ICは、内部メモリに接続されたDREGを選択する命
令によりロードされかつ読み出し作動用DREGおよび
メモリを構成する。 【0022】ターゲットICのメモリ36からのデータ
を読み出す場合、テスト・バス制御器32はそのTDI
入力からのデータを入力するだけでよい;すなわち、そ
のTDO出力からのデータを出力することを必ずしも必
要としない。テスト・バス制御器への直列データ入力の
ビット長さは、各IC(T+1…T+m)バイパス・レ
ジスタ用メモリ・フード内のビツト数と1ビツトの和に
よって定められる。ターゲットIC33とテスト・バス
制御器32との間にあるメモリ・ワード幅が8ビットで
100個のICを得るには、各読み出し作動用テスト・
バス制御器32に入力すべきビット数は108ビットに
なる。 【0023】メモリ読み出し操作中、各ICのTAP
は、それらのDREGにデータをプレロードさせるため
にバス26(図1参照)の内部制御信号を出力するよう
にテスト・バス制御器32からの外部TMSおよびTC
K制御信号に応動する。ターゲットICのDREGは8
ビットのメモリ・データ・ワードでプレロードし、かつ
他のIC(T+1からT+mまで)のバイパス・レジス
タは論理0によって各々プレロードする。各ICのDR
EGがロードされてから、テスト・バス制御器は、各I
CのDREGのロードされたデータをシフト・アウトす
るために各IC内のTAPをバス26に内部制御信号を
出力させるようにTMSおよびTCKに制御信号を起こ
す。 【0024】テスト・バス制御器のTDI入力への直列
データ入力は、108ビットのストリームである。最初
の100ビットはすべてIC(T+1からT+mまで)
のバイパス・レジスタからの論理0であり、かつ最後の
8ビットはターゲットICのメモリから読み出されたデ
ータである。テスト・バス制御器が108ビットをすべ
て受信された後に、各IC内のTAPにシフト工程を停
止させるためにTMSおよびTCK信号に起こされる制
御信号によってシフト操作は終結する。ターゲットIC
からシフト・アウトされ、シフト操作の停止によって続
けられるプレロードされるデータのこの前記工程は、メ
モリから読み出された各追加のデータ周期を繰り返す必
要がある。 【0025】表1は、図4の各ICのTAPが1メモリ
・ワードを読み出してから遷移しなければならない状態
(図2により接続については前述されている)を示す。
第1表において、データのシフトが始まる前に、各読み
出し操作の開始時に3つのTCKが設定されている。3
つのTCKの1つはデータをDREGにロードするため
に使用され、T+1からT+mまでのICのバイパス・
レジスタは論理0でロードされかつターゲットICは8
ビットのメモリ・ワードでロードされる。ICの外部へ
およびテスト・バス制御器の内部へシフトされるデータ
は108の追加TCKを要求する。108ビット・デー
タ・パターンがシフト・アウトされてから、2つの追加
TCKにメモリ読み出し操作を終結させる。第4図にお
いてターゲット・ICからの1つの8ビット・メモリ・
ワードを読み出すために要求されたTCKの合計数は1
13になる。つまり、メモリが1,000ワードを読み
出されると、第1表の状態順序は、合計113,000
のTCK周期になるために1,000回繰り返す必要が
ある。 【表1】 【0026】メモリ書き込み操作中、テスト・バス制御
器は、各ICのIREGに命令をロードするように第4
図のICのTMSおよびTCKに制御信号を入力する。
走査経路距離を最短長さに減少するため、ターゲットI
Cを除いたすべてのICは、それらのバイパス・DRE
Gを選択する命令によってロードされる。ターゲットI
Cは、内部メモリに接続されたDREGを選択する命令
によってロードされかつ書き込み操作のためにDREG
およびメモリを構成する。 【0027】ターゲットICのメモリ内にデータを書き
込む場合、テスト・バス制御器はそのTDO出力からの
データを出力するだけでよく、そのTDI入力からのデ
ータを入力することは必ずしも必要としない。テスト・
バス制御器からの直列データ出力のビット長さは、メモ
リ・ワードのビット数と各IC(1…n)バイパス・レ
ジスタ用ビット数の和によって定められる。テスト・バ
ス制御器とターゲットICとの間にあるメモリ・ワード
幅が8ビットで100個のICを得るには、各書き込み
操作用ターゲットICに出力されるべきビット数は10
8ビットになる。 【0028】メモリ書き込み操作中、各ICのTAP
は、それらのDREGにデータをプレロードさせるため
にバス26(第1図参照)の内部制御信号を出力するよ
うにテスト・バス制御器からの外部TMSおよびTCK
制御信号に応動する。ターゲットICのDREGは「ド
ント・ケア((don′t care)」データをプレ
ロードするが、そのデータはメモリ・データを読み出さ
ずかつ他のIC(1からnまで)のバイパス・レジスタ
は論理0によりプレロードする。各ICのDREGがロ
ードされてから、テスト・バス制御器は、それからの8
ビット・データ・ワード出力をシフト・インするために
各IC内のTAPをバス26に内部制御信号を出力させ
るようにTMSおよびTCKに制御信号を起こす。 【0029】8ビット・データ・ワード先はターゲット
ICの8ビットDREGである。しかし、8ビット・デ
ータ・ワードはターゲットICに入る前に、ICの1か
らnまでのバイパス・ビットを通ってまずシフトされな
ければならない。ターゲットICのDREGに8ビット
・データ・ワードを入力するために、テスト・バス制御
器は108ビットのデータがシフトされるようにTMS
およびTCK信号に制御信号を出力する。108データ
・ビットがシフトしてから、ICの1からmまでの10
0のバイパス・レジスタを通って、8ビット・データ・
ワードはターゲットICの8ビットDREGにシフトさ
れている。データ・ワードがターゲットICのDREG
にロードされてから、テスト・バス制御器は、シフト工
程を停止しかつデータ・ワードをメモリ内にロードする
ためにTMSおよびTCK信号に制御信号を出力する。
ターゲットICにデータをシフトし、メモリ内のデータ
の書き込みによって続けられる前述のデータをプレロー
ドする工程は、メモリ内に書き込まれた各追加データを
繰返す必要がある。 【0030】第2表は、第4図の各IC30のTAP1
2が1メモリ・ワードを書き込んでから遷移しなければ
ならない状態(第2図により接続については前述されて
いる)を示す。第2表において、データのシフトが始ま
る前に、各書き込み操作の開始時に3つのTCKが設定
されている。3つのTCKの1つはデータをDREGに
ロードするために使用され、1からnまでのICのバイ
パス・レジスタは論理0でロードされかつターゲットI
CのDREG 「注意しない(don′tcare)」
データ・パターンをロードされる。100個の主要なI
Cを通りさらにターゲットICへシフトされるデータは
108の追加TCKを要求する。8ビット・データ・パ
ターンがターゲットICのDREGにシフトされてか
ら、2つの追加TCKにシフト操作を停止させかつメモ
リにデータを書き込ませる。ターゲットICのメモリに
1つの8ビット・メモリ・ワードを書き込むために要求
されるTCKの合計数は113になる。メモリが1,0
00ワードを書き込まれると、第2表の状態順序は、合
計113,000のTCK周期になるために1,000
回繰り返す必要がある。 【表2】 【0031】これらの2例から、極めて多数のTCK
は、P1149.1のTAP・プロトコルに使用するメ
モリにデータをロードするかアンロードするかを要求さ
れる。メモリ・アクセス時間が、要求されたTCKの数
により直線的に増加するが、P1149.1のTAP・
プロトコルを使用するメモリをロードするかアンロード
するのに極めて長時間を費やすこともあり得る。上述の
例および1MHzのTCK周波数を使用すると、1,0
00の位置によるメモリのアクセス・タイムは下記の方
程式で求められる。 (113,000TCKs)×(1マイクロ秒/TCK)=113ミリ秒 【0032】好適な実施例は、P1149.1のアーキ
テクチュア、あるいはどのような他の形の直列を基礎と
した走査アーキテクチュアで一致するように設計された
制御器の具備によってメモリへの読み出し/書き込みア
クセス・タイムを減少する。この制御器は、メモリ・ア
クセス制御器(MAC)と呼ばれかつ内部タイミングを
供給しさらに書き込みまたは読み出し操作をする単一T
APを使用してメモリに連続して書き込まれたり読み出
されたりできるように要求された制御信号を供給する。
このアプローチの長所は、前述のように多くの読み出し
または書き込み操作を経た反復周期の必要性を取り除く
ことである。 【0033】図5により、前述のようなDREGとメモ
リーの接合と共に、P1149.1のアーキテクチュア
が含まれたMACの好適な実施例が示されている。MA
C38はテスト・バス28からの入力およびTDI入力
を受信し、かつマルチプレクサ22にTDO出力を出力
する点で、第5図は第1図と異なる。メモリ・アクセス
操作が実行されていない場合は、MACは不活性であり
かつアーキテクチュアは、図1の接続で述べられたよう
に操作する。しかし、命令がメモリに読み出しまたは書
き込み操作できるIREGにロードされる場合、MAC
は、バス28からの制御入力を通って、TAP12およ
びTMSとTCK制御入力によって同時に操作する。 【0034】メモリ・アクセス操作中、MAC38は、
第5図で示されるTAP12からバス26に信号の制御
にわたって出力される。MAC38は、TAP、TMS
およびTCKのメモリ・アクセス中の入力および読み出
しや書き込み操作中に要求される機能を実行するために
バス26への制御出力をモニタする。メモリ読み出し操
作中、メモリ・データが、テスト・バス制御器にシフト
・アウトされるようにDREG34にロードされるべき
である場合にMACは定まる。メモリ書き込み操作中、
テスト・バス制御器32からDREG34にシフト・イ
ンされたデータが、メモリにロードされるべきである場
合にMACは定まる。次の例は、前述の方法にわたって
MACが読み出しや書き込み操作のために提供する改良
案を表わす。 【0035】図4のターゲットICの内部アーキテクチ
ュアは図5で示されたMACを含む。メモリ読み出し操
作中、テスト・バス制御器は、各ICのIREGに命令
をロードするように第4図のICのTMSおよびTCK
入力に制御信号を入力する。ターゲットIC33を除い
たすべてのICは、それらのバイパス・DREGを選択
する命令によりロードされる。ターゲットICはMAC
38を使用可能にしかつ読み出し操作用DREGおよび
メモリを構成する命令によりロードされる。ターゲット
ICのDREG34は8ビットの長さであり、かつター
ゲットICとテスト・バス制御器との間に100個のI
C(T+1からT+mまで)がある。 【0036】DREG34がロードしかつメモリ・デー
タをシフト・アウトするとMAC38は制御するが、メ
モリ全体を読み出すタスクは1回の読み出し操作で実行
されることもある。テスト・バス制御器32がTMSお
よびTCK信号に起こされた制御によって読み出し操作
を開始する場合、IC(T+1からT+mまで)のバイ
パス・レジスタは論理0をプレロードし、かつMAC3
8は最初の8ビット・メモリ・データ・ワードでターゲ
ットICのDREGをロードする。テスト・バス制御器
32がシフト操作を開始するように制御信号を出力する
と、IC(T+1からT+mまで)のバイパス・レジス
タおよびターゲットICのDREGはテスト・バス制御
器のTDI入力にデータのシフトを開始する。 【0037】最後の8データ・ビットがシフトする時点
で、初度にターゲットICのDREGにロードされた8
ビット・データ・ワードは、DREGからシフト・アウ
トされかつ最初の8個のIC(T+1からT+mまで)
のバイパス・ビットにシフト・インされる。最後のデー
タ・ビット(8番目のビット)がDREGからシフト・
アウトされると、MAC38は、メモリ36から次の8
ビット・データ・ワードをロードするようにバス26に
制御信号を出力する。次のワードの第1ビットを次のT
CKシフト周期からシフト・アウトできるようにTCK
がDREG34の最後(8番目)のビットをシフト・ア
ウトする間に、このロード操作が生じる。IC(1から
mまで)のバイパス・ビットは、テスト・バス制御器の
TDI入力への途中でメモリ・データ用ロケーションを
一時記憶されるように働く。最後に8ビット・データ・
ワードがロードされターゲットICのメモリからシフト
・アウトされているまで、MAC38はこのロード/シ
フト操作をすべての8個のTCKで繰り返す。IC(T
+1からT+mまで)のバイパス・ビットに一時記憶さ
れたすべてのメモリ・データ・ビットを受信するまで、
テスト・バス制御器は読み出し操作を続ける。 【0038】メモリ読み出し操作中、最初の100ビッ
トがテスト・バス制御器のTDI入力に入力すること
は、IC(T+1からT+m)の初度にプレロードされ
たバイパス・レジスタ・ビットからの論理0のストリー
ムである。100の論理0がバイパス・ビットからシフ
ト・アウトされてから、テスト・バス制御器32は、タ
ーゲットICのメモリから8ビット直列データ・ワード
を受信し始める。1,000の8ビット・データ・ワー
ドを含んだメモリを得るには、初度の100のバイパス
・ビットが受信されてからテスト・バス制御器は1,0
00パケットの8ビット直列データ・ワードを受信す
る。テスト・バス制御器32が直列化されたメモリ・デ
ータを受信してから、第4図のIC30内のTAPにシ
フト工程を停止しさらに読み出し操作を終結されるよう
に、TMSおよびTCK信号に制御信号を起こす。 【0039】第3表は、図4の各ICのTAPがMAC
で読み出し操作期間を経て遷移する必要がある状態(図
2)を示す。第3表で、データのシフトが始まる前に、
読み出し操作の開始時点で3つのTCKが設定されてい
る。3つのTCKの中の1つはDREGにデータをロー
ドするのに使用され、IC(T+1からT+mまで)の
バイパス・レジスタは論理0でロードされかつターゲッ
トICのDREGは最初の8ビット・メモリ・ワードで
ロードされる。テスト・バス制御器32がデータを受信
し始める前に、バイパス・レジスタ・ビットにロードさ
れた、100のTCKを有する100の全論理0はIC
(T+1からT+mまで)からシフト・アウトされる必
要がある。100の論理0が出力されてから、8,00
0のTCKを要求するテスト・バス制御器32はターゲ
ットICのメモリから1,000の8ビット直列データ
・ワードを受信し始める。テスト・バス制御器がメモリ
から8,000データ・ビットを受信してから、2つの
追加TCKはメモリに読み出し操作を終結される。第4
図のターゲットICから1,000の8ビット・メモリ
・ワードを読み出すように要求されるTCKの合計数
は:3+100+8,000+2=8,105TCKs
である。 【表3】 【0040】メモリ書き込み操作中、テスト・バス制御
器は、各ICのIREGに命令をロードするように図4
のIC30のTMSおよびTCK入力に制御信号を入力
する。ターゲットICを除いたすべてのICはそれらの
バイパスDREGを選択する命令によってロードされ
る。ターゲットICは、MAC38を使用可能にしかつ
書き込み操作用DREG34およびメモリ36を構成す
る命令によってロードされる。ターゲットIC33のD
REG34は8ビット長さでありかつ100のIC(T
+1からT+mまで)はテスト・バス制御器32とター
ゲットIC33との間にある。 【0041】DREG34がメモリ36にシフト・イン
しかつ書き込むとMAC38は制御するが、メモリ全体
を書き込むタスクは1つの書き込み操作で実行されるこ
とがありうる。テスト・バス制御器32がTMSおよび
TCK信号に起こされた制御信号によって書き込み操作
を開始すると、IC(1からnまで)のバイパス・レジ
スタは論理0をプレロードしかつMAC38はメモリに
第1データ・ワードを受けるように準備をする。テスト
・バス制御器がシフト操作を始めるように制御信号を出
力すると、IC(1からnまで)のバイパス・レジスタ
は、テスト・バス制御器32から論理0を出力し始めか
つデータを入力し始める。ターゲットICのMAC38
は、START信号を受信するまでメモリにデータを書
き込むことを遅らせる。すべての論理0がIC(1から
nまで)内のバイパス・ビットからシフト・アウトされ
かつバイパス・ビットがターゲットICメモリにロード
されるべきテスト・バス制御器32からのデータで満た
されることをSTART信号は示す。 【0042】MAC38はSTART信号を受信する
と、DREGにデータをシフトし始める。IC(1から
nまで)のバイパス・ビットは、ターゲットIC33へ
の途中でデータ用ロケーションを一時記憶するように働
く。DREGが8ビットのデータを受けてから、MAC
38はメモリに8ビット・データ・ワードを書き込むよ
うに制御信号を出力する。書き込み操作が進行している
間、メモリに8ビット・ワードを書き込むことで続けら
れるDREGに8ビットのデータを受けるこの工程は続
行される。テスト・バス制御器32がターゲットにメモ
リを書き込ませるようにすべてのデータを出力しかつI
C(1からnまで)のバイパス・ビットを通ってデータ
をシフトし、さらにターゲットICにメモリをシフト・
インしてから、TMSおよびTCK信号に出力された制
御信号によって書き込み操作は終結する。 【0043】表4は、図4の各IC30のTAP12が
書き込み操作中に遷移されなければならない状態(図2
で接続については説明されている)を示す。この表は、
テスト・バス制御器32、ターゲット33およびメモリ
36との間に1,000のデータ・ワードを伴う100
のICを仮定する。第4表には、データのシフトが始ま
るまえに書き込み操作の開始時点で3つのTCKが設定
されている。3つのTCKの中の1つは論理0によって
100のICのバイパス・レジスタをロードするために
使用される。MAC38が直列データを受けるようにD
REG34を使用可能にする前に、すべての100の論
理0は、100のTCKを要求される100のICのビ
ットをバイパス・レジスタからシフト・アウトされる必
要がある。100の論理0がシフト・アウトされてか
ら、MACは、IC(1からnまで)内のバイパス・ビ
ットを通って伝送された1,000の8ビット・データ
・ワードを受け始める。この操作は8,000タスクを
要求する。テスト・バス制御器がターゲットICのメモ
リに8,000データ・ビットを入力してから、2つの
追加TCKにメモリ書き込み操作を終結させる。ターゲ
ットICのメモリに1,000の8ビット・メモリ・ワ
ードの書き込みを要求されたTCKの合計数は:3+1
00+8,000+2=8,105TCKsである。 【表4】 【0044】これらの2列から、明らかなことは、MA
Cは、P1149.1TAPプロトコルをアクセス・メ
モリに使用された前述の2例と比較したとき、アクセス
・メモリに要求されたTCKの数を有意義に減少するこ
とである。前述のMACの2例と1メガヘルツ(MH
z)のTCK周波数を使用すると、1,000ロケーシ
ョンによるメモリのアクセス・タイムは下記の方程式に
よる: (8.105TCKs)×(1マイクロ秒/TCK)=8.105ミリ秒 【0045】P1149.1 TAPプロトコルを使用
した113ミリ秒のアクセス・タイムとMACを使用し
た8.1ミリ秒と比較することは、MACが、P114
9.1TAPプロトコルによって要求された時間のわずか
7%で同じサイズのメモリをアクセスできる。 【0046】メモリにデータを書き込まれたMACの説
明によると、基準はSTART信号に作られた。STA
RT信号は、バイパス・ビットからデータを入力し始め
かつデータをメモリ36に記憶し始める時間をMAC3
8に知らせる。次の4つの方法は、MACにSTART
信号を作るように使用されることがある。他の方法は以
下説明される1つを除いては書き込み操作を開始するよ
うに考案されている。 【0047】書き込み操作が開始されてから、IC30
のTAP12はSHIFTDR状態になる。テスト・バ
ス制御器が、その出力とターゲットICの入力間にIC
(1からnまで)がいくつあるか察知する一方、データ
がEXITDR状態を通ってSHIFTDR状態からP
AUSEDR状態にTARを遷移することで導かれるI
C(1からnまで)のバイパス・ビットにシフト・イン
されてからテスト・バス制御器はSTART信号を作る
ことができ、それからEXIT2DR状態を通ってPA
USEDR状態からSHIFTDR状態に再入力され
る。ターゲットIC内のMACは、TAPが先ずPAU
SEDR状態に入ることを感知するのを基礎とした書き
込み操作を開始するように設計されることがある。いっ
たん書き込み操作が開始されると、MACは、書き込み
操作の休止中はどのような連続したPAUSEDR状態
入口をも無視する。 【0048】テスト・バス制御器が、その出力とターゲ
ットIC間にIC(1からnまで)がいくつあるか察知
する一方、テスト・バス制御器は、見出しとして述べら
れ、メモリに書き込まれるべき現在の直列データ・ビッ
トに先行する直列のビットを出力することでSTART
信号を作ることができる。ターゲットIC33内のMA
C38はIC(1からnまで)のバイパス・ビットから
の直列データ・ビット出力の検査による見出しの発生を
モニタするように設計されることがある。バイパス・ビ
ットは初めにプレロード操作により論理0を出力されて
いるが、MACは、データに先行して出力されかつ見出
しのスタート・ビットである最初の論理1をモニタす
る。最初の論理1に続いて、もし望まれるならば、追加
の見出しビット数は、誤った見出し入力に書き込み操作
を始める確率を減少するようにMACに入力される。M
ACは見出しビット長さおよびパターン順序を察知す
る。MACがすべての見出しビットを受信してから、書
き込み操作を開始する。 【0049】MAC38は、書き込み操作に先行してロ
ードされることがあるカウンタを含むように設計され
る。カウンタは、ターゲットICとテスト・バス制御器
との間にあるIC(1からnまで)の数でロードされ
る。書き込み操作が開始されてから、MAC38は各シ
フト操作中にカウンタを減少し始める。カウンタが最小
カウントに達すると、メモリにシフトされたデータはタ
ーゲットICのTDI入力に提供されさらにMAC38
は、データを入力し始めかつデータをメモリに記憶し始
める。 【0050】書き込み操作が開始されるべき場合にIC
のピンのモニタを定めることができるように設計され
る。この方法で、テスト・バス制御器は、追加のテスト
・ピンを通って、内部メモリに入力しかつ蓄えるような
ターゲットのTDIピンにおいてデータが有効であるタ
ーゲットIC33に示すように信号を出力する。データ
がIC(1からnまで)のバイパス・ビットを通ってシ
フトされてから、この信号はテスト・バス制御器からタ
ーゲットICに出力される。 【0051】図6は、MAC/TAPの模範的な実施例
を表わす。この実施例では、MAC38は、前述の4つ
の異った形のスタート・インジケータを受けるように操
作し得る。それらの名称は、(1)TAPのPAUSE
DR信号の使用、(2)見出し検出器の使用、(3)C
OUNT CMPLETE信号カウンタの使用、および
(4)EXTERNAL TRIGERの使用である。
TAP12は、PAUSEDR信号を介してマルチプレ
クサ40に接続される。TAPの出力はマルチプレクサ
42の入力にも接続される。見出し検出器44はTDI
信号を受信しさらにMATCH信号をマルチプレクサ4
0に出力する。カウンタ46はTMSおよびTCK信号
を受信しさらにCOUNT COMLETE信号をマル
チプレクサ40に出力する。マルチプレクサ40の出
力、すなわち、START信号は、TMSおよびTCK
信号と共に直列入出力制御器50に接続される。IRE
G制御バス28はマルチプレクサ40および42のセレ
クト・ポートならびに直列入出力制御器50に接続され
る。 【0052】操作において、IREGバス28からの制
御は、マルチプレクサを通って制御バス26が作動する
ようにTAP12の出力または直列入出力制御器50の
出力のいずれかを選択する。選択されると、PAUSE
DR、MATCH、COUNT COMPLETまたは
EXTERNAL TRIGGERである開始信号の1
つが活性化し、活性START信号として残されるなら
ば、直列入出力制御器50は使用可能になる。 【0053】MAC書き込み操作中、重要なことはスタ
ート・インジケータが要求されることのみを記憶するこ
とであり;すなわちMAC読み出し操作はスタート・イ
ンジケータを必ずしも必要としない。しかし、望まれる
ならば、読み出し操作はスタート・インジケータを使用
することもできる。図6で示されるすべてのスタート・
インジケータは、MACの設計に含まれる必要はない。
直列入出力制御器に入力されるマルチプレクサ40の要
求を除去された、ただ1つのスタート・インジケータで
MACを操作できる。また、この開示で述べられた1つ
以外に、他の形のスタート・インジケータが考案されか
つ直列入出力制御器に入力される。 【0054】TAP12は通常、IC内の選択されたD
REGを通ってバス26にデータをシフトするためにマ
ルチプレクサ42から制御を出力するように選択され
る。命令が直列入出力操作のためにMAC38を選択す
るようにIREG20にロードされている状態のバス2
6に、その時だけMAC38は制御信号を出力するよう
に選択される。操作されたMACがメモリ読み出し操作
中、直列入出力制御器50はIREG20から入力で使
用可能になりさらにデバイスからのデータを出力するよ
うにTMSおよびTCKに制御信号を入力する。メモリ
読み出し操作中、開始表示は要求されずに直列入出力制
御器はデータを出力するように直接TMSおよびTCK
入力に応動する。 【0055】操作されたMACがメモリ書き込み操作
中、直列入出力制御器50はIREGからの入力で使用
可能になりさらにデバイスにデータを入力するようにT
MSおよびTCKに制御信号を入力する。書き込み操作
のために、制御は、IREG、TMSおよびTCK入力
アームから直列入出力制御器50に入力するが、直列入
出力制御器50がマルチプレクサ40からSTART信
号を受信するまで書き込み作動は生じない。 【0056】図6で、書き込み操作は4つの異なる信号
のうちの1つで開始されることが示されている。つまり
PAUSEDR状態はTAP12から出力し、MATC
Hは見出し検出器44から出力し、COUNT COM
PLET信号はカウンタ46から出力し、かつ外部ノー
ド信号である。IREG20内の命令は、スタート・イ
ンジケータが、書き込み操作を開始するように直列入出
力制御器50に入力されることを選択する。 【0057】書き込み操作を開始する1つの方法は、T
APの内部PAUSEDR状態を利用することである。
この方法が選択されると、PAUSEDR状態(第2図
参照)TAPから出力されさらにマルチプレクサ40を
通って直列入出力制御器50に結合する。この方法が使
用されると、テスト・バス制御器32(第4図参照)
は、データ・レジスタ走査の操作を始めるようにTMS
およびTCKに制御信号を起こす。この制御は、テスト
・バス制御器32からのデータをデバイス(1からnま
で)を通ってターゲット・デバイス33(第4図参照)
に向けてシフトさせる。データはターゲット・デバイス
33の入力がTDIに達すると、テスト・バス制御器3
2は、すべてのデバイス(1+nおよびターゲット)の
TAPがPAUSEDR状態(第2図参照)に入らせる
ように制御信号を起こす。 【0058】直列入出力制御器50は、スタート・イン
ジケータとしてTAP12からの最初のPAUSEDR
状態出力を感知しかつバス26に制御信号を出力する準
備をし、その時はいつでもテスト・バス制御器32は、
SHIFTDR状態(第2図参照)の再入力によってシ
フトされたデータを元に戻すようにTMSおよびTCK
に制御信号を起こす。シフトされたデータが元に戻され
てから、テスト・バス制御器32は、ターゲット・デバ
イス33にロードされるようにすべてのデータをシフト
する。データ・レジスタ走査の操作中にテスト・バス制
御器32が再びPAUSEDR状態に再入力すると、直
列入出力制御器50はTAP12からのいかなる追加P
AUSEDR入力をも無視する。テスト・バス制御器3
2が、ターゲット・デバイス33にロードされるように
最終データ・ビットを出力すると、シフト操作を終結す
るようにTMSおよびTCKに制御信号を起こす前にデ
ータがデバイス(1からnまで)を通ってターゲット・
デバイス到達することを保証するために走査経路へのシ
フトは続行される。 【0059】この方法の長所の1つは、書き込み操作を
始める論理が既にTAP内にあり、追加の論理は要求さ
れないことである。下記の他の方法は追加の論理または
追加のデバイス入力のいずれかを要求する。 【0060】書き込み操作を開始するもう1つの方法
は、見出し検出器論理44を利用することである。見出
し検出器論理44のブロック図は第7図に示されてい
る。見出し検出器論理44は、見出し値記憶用DREG
52、書き込み操作中の見出しビット順序用シフト・レ
ジスタ54、およびDREG52に記憶された見出しパ
ターンで受信された見出しビット順序のマッチング用比
較器論理56を含む。シフト操作中、DREG52は、
ターゲット・デバイス33のTDIおよびTDOピンに
結合される。 【0061】この技法は、ターゲット・デバイス33に
書き込まれるデータの出力に先行して、導かれた見出し
ビット順序(例えば「101101」)をテスト・バス
制御器32が出力することを保証する。書き込み操作
中、見出し検出器論理44は、シフト・レジスタ54に
直列データを入力しさらに見出し記憶レジスタ内のプレ
ロードされた見出し値と比較する。先ず、シフト・レジ
スタと見出し記憶レジスタ間のマッチを使用不能にする
ように、シフト・レジスタ54はすべての0にリセット
する。書き込み操作が始まると、シフト・レジスタ54
は、デバイス(1からnまで)内のバイパス・レジスタ
からの論理0を受信し始める。バイパス・レジスタの論
理0が受信されてから、シフト・レジスタ54は、テス
ト・バス制御器32からの見出しビット順序出力を受信
し始める。すべての見出しが、シフト・レジスタ54に
ロードされると、マッチが、シフト・レジスタ容量と見
出し記憶レジスタ52間に生じる。このMATCH信号
は、比較論理から出力されさらにマルチプレクサ40を
通って直列入出力制御器に入力される。 【0062】直列入出力制御器50が見出し検出器44
からのMATCH信号を感知すると、TDI入力を通っ
てターゲット・デバイス33に入力し始める直列データ
を受け始めるようにバス26に制御信号を出力する。テ
スト・バス制御器32がターゲット・デバイス33にロ
ードされるように最終データ・ビットを出力すると、シ
フト操作を終結するようにTMSおよびTCKに制御信
号を起こす前に、データがデバイス(1からnまで)を
通りターゲット・デバイス33に到達されることを保証
するために走査経路にシフトし続ける。 【0063】書き込み操作を始めるもう1つの方法はカ
ウンタ論理を利用することである。カウンタ論理46の
ブロック図は、図8に示されている。カウンタ論理46
は、実行されるDREGの下部カウンタ58および走査
経路にシフトされた各ビット用カウンタ減少クロックを
作るためのクロック論理60を含む。下部カウンタ58
はカウンタ58に所望のカウント値をロードするように
データ・レジスタ走査の操作によってシフトすることが
できる。シフト操作中、下部カウンタはターゲット・デ
バイス33のTDIおよびTDOピンに接続される。カ
ウンタは、COUNT COMPLETE信号を介して
カウンタから出力される最小カウント値を感知する解読
論理を含む。 【0064】この技法は、テスト・バス制御器32が書
き込み操作の実行に先行するカウント値でカウンタ58
にロードするような要求はしない。ロードされたカウン
ト値は、バイパス・レジスタ・ビット(1からnまで)
の数と等しく、かつデータはターゲット・デバイスに入
力される前に通過しなければならない。テスト・バス制
御器32が書き込み操作を始めると、制御器とターゲッ
ト・デバイスとの間の走査経路を通ってデータ・ビット
がシフトされるたび1度ずつカウンタは減分する。カウ
ンタが最小値に到達しかつCOUNT COMPLET
E信号を出力すると、制御器からのデータは、デバイス
(1からnまで)のすべてのバイパス・レジスタを通っ
てシフトされかつターゲット・デバイスのTDI入力ピ
ンに加えられる。 【0065】直列入出力制御器50がカウンタ58から
のCONUT COMPLET信号を感知すると、TD
I入力を通ってターゲット・デバイス33に入力し始め
る直列データを受け始めるようにバス26に制御信号を
出力する。テスト・バス制御器32がターゲット・デバ
イス33にロードされるように最終データ・ビットを出
力すると、シフト操作を終結するようにTMSおよびT
CKに制御信号を起こす前に、データがデバイス(1か
らnまで)を通ってターゲット・デバイス33に到達す
ることを保証するために走査経路にシフトし続ける。 【0066】図6に示されるように、書き込み操作を始
めるもう1つの方法は、追加のデバイス入力ノード48
を利用することである。書き込み操作中にMACがター
ゲット・デバイスのTDI入力ピンにおいてデータを受
け始めなければならない場合、このピンの入力源はテス
ト・バス制御器32または表示するための信号を出力で
きるもう1つのデバイスからもたらされる。 【0067】直列出入力制御器50がデバイス・ノード
48からの外部トリガ入力信号を感知すると、TDI入
力を通ってターゲット・デバイス33に入力し始める直
列データを受け始めるようにバス26に制御信号を出力
する。テスト・バス制御器がターゲット・デバイス33
にロードされるように最終データ・ビットを出力する
と、シフト操作を終結するようにTMSおよびTCKに
制御信号を起こす前に、データがデバイス(1からnま
で)を通ってターゲット・デバイスに到達することを保
証するために走査経路にシフトし続ける。 【0068】 【発明の効果】好適な実施例として、複数個の集積回路
を接続したテスト・バスを使用することが表わされた
が、バスは、同様に1つの集積回路に補助回路を接続し
たり、それぞれ複数個の集積回路を含む回路を接続する
よすうに使用されることがある。また、好適な実施例と
して、テスト・データの転送による接続が表わされた
が、それは、デバイス間のどのような形のデータ通信に
も使用することができる。 【0069】本発明は詳細に説明されたが、言うまでも
なく、多様な変形・変更および別法は、別記の特許請求
の範囲で明らかなように本発明の主旨および範囲から逸
脱せずに行うことができる。 【0070】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る (1)デバイスと通信するように操作し得るデータ通信
インタ−フェースであって、データを転送するバス回路
と、デバイスおよび前記バスに結合された記憶回路と、
前記バスと前記記憶回路との間でデータをシフトするよ
うに操作し得るインタ−フェース回路と、前記デバイス
と制御信号に応動する前記記憶回路との間でデータを転
送するように操作し得るデバイス・アクセス制御回路と
を含む、ことを特徴とするデータ通信インタ−フェー
ス。 【0071】(2)前記デバイスがメモリを含む、こと
を特徴とする第1項記載のデータ通信インタ−フェー
ス。 【0072】(3)前記記憶回路はレジスタを含む、こ
とを特徴とする第1項記載のデータ通信インタ−フェー
ス。 【0073】(4)前記記憶回路はシフト・レジスタを
含む、ことを特徴とする第3項記載のデータ通信インタ
−フェース。 【0074】(5)前記インタ−フェース回路は前記バ
ス回路からのデータを前記シフト・レジスタおよび前記
シフト・レジスタから前記バス回路までシフトできるよ
うに操作し得る、ことを特徴とする第4項記載のデータ
通信インタ−フェース。 【0075】(6)前記バス回路に結合された複数個の
シフト・レジスタをさらに含む、ことを特徴とする第5
項記載のデータ通信インタ−フェース。 【0076】(7)前記バス回路と前記シフト・レジス
タの選択された1つとの間でデータをシフトするように
操作し得る、ことを特徴とする第6項記載のデータ通信
インタ−フェース。 【0077】(8)前記デバイス・アクセス制御器は前
記デバイスと前記インタ−フェース回路からの信号に応
動する前記記憶回路との間でデータを転送するように操
作し得る、ことを特徴とする第1項記載のデータ通信イ
ンタ−フェース。 【0078】(9)前記デバイス・アクセス制御器は前
記デバイスと前記インタ−フェース回路からの休止信号
に応動する前記記憶回路との間でデータを転送するよう
に操作し得る、ことを特徴とする第8項記載のデータ通
信インタ−フェース。 【0079】(10)前記デバイス・アクセス制御器は
前記デバイスと所定順序のデータを受信するように応動
する前記記憶回路との間でデータを転送するように操作
し得る、ことを特徴とする第1項記載のデータ通信イン
タ−フェース。 【0080】(11)前記デバイス・アクセス制御器は
データを受信して記憶する第1レジスタと、データの前
記所定順序を記憶する第2レジスタと、前記第1および
第2レジスタに記憶されたデータ間の一致に応動する信
号を発生させる比較回路とを含む、ことを特徴とする第
10項記載のデータ通信インタ−フェース。 【0081】(12)前記デバイス・アクセス制御器は
前記デバイスと、カウンタが前記デバイスとカウンタが
所定数までカウントしたことを示す信号に応動する前記
記憶回路との間で前記データを転送する働きをする、こ
とを特徴とする第1項記載のデータ通信インタ−フェー
ス。 【0082】(13)前記デバイス・アクセス制御器
は、前記バス回路に結合されてクロック信号に応動する
記憶された値を増分するように操作し得るカウンタと、
所定値を記憶する前記カウンタに応動する制御信号を出
力する回路とを含む、ことを特徴とする第12項記載の
データ通信インタ−フェース。 【0083】(14)前記デバイス・アクセス制御器は
前記バス回路およびクロック信号に応動する記憶された
値を減分するように操作し得るカウンタと、所定値を記
憶する前記カウンタに応動する制御信号を出力する回路
とを含む、ことを特徴とする第12項記載のデータ通信
インタ−フェース。 【0084】(15)前記バスおよびそれにより操作し
得る送信データに結合されるバス制御器をさらに含む、
ことを特徴とする第1項記載のデータ通信インタ−フェ
ース。 【0085】(16)前記バス制御器は前記バスからの
データを受信するように操作し得ることをさらに含む、
ことを特徴とする第15項記載のデータ通信インタ−フ
ェース。 【0086】(17)デバイスと通信するように操作し
得るデータ通信インタ−フェースであって、データを転
送するバス回路と、前記バス回路に結合されて前記バス
回路にあるデータを選択シフトするように操作し得る記
憶回路と、前記バス回路と前記記憶回路との間でデータ
の転送を制御するように操作し得るデバイス・インタ−
フェース回路と、前記バス回路と前記記憶回路との間で
多重シフト操作による反復サイクルを必要とせずに、デ
ータをデバイスから書き込んだり読み出したりすること
ができるように前記バス回路と前記記憶回路との間のデ
ータ転送を制御するように操作し得るデバイス・アクセ
ス制御回路とを含む、ことを特徴とするデータ通信イン
タ−フェース。 【0087】(18)前記デバイス・アクセス制御回路
は1個以上の制御信号に応動するデバイスにデータを書
き込むように操作し得る、ことを特徴とする第17項記
載のデータ通信インタ−フェース。 【0088】(19)前記制御信号の前記1個は前記デ
バイス・インタ−フェース回路によって発生される、こ
とを特徴とする第18項記載のデータ通信インタ−フェ
ース。 【0089】(20)前記デバイス・インタ−フェース
回路は状態マシンを含み、かつ1個以上の前記制御信号
は状態マシンの所定の状態と組み合わされる、ことを特
徴とする第19項記載のデータ通信インタ−フェース。 【0090】(21)前記所定の状態の1つは休止状態
である、ことを特徴とする第20項記載のデータ通信イ
ンタ−フェース。 【0091】(22)前記制御信号の1つはデータの所
定順序の認識に応動して発生される、ことを特徴とする
第18項記載のデータ通信インタ−フェース。 【0092】(23)前記デバイス・アクセス制御回路
は1個のカウンタを含み、前記制御信号の1つは所定値
のカウントに応動して発生される前記制御信号の1つを
含む、ことを特徴とする第18項記載のデータ通信イン
タ−フェース。 【0093】(24)前記制御信号の1つは外部デバイ
スから受信される、ことを特徴とする第18項記載のデ
ータ通信インタ−フェース。 【0094】(25)前記複数個のインタ−フェース回
路に結合される直列データ・バスと組み合わされるター
ゲット・インタ−フェース回路に結合されるデバイスと
通信する方法であって、ターゲット・インタ−フェース
回路と組み合わされるデバイスからレジスタに入るよう
にデータを転送する段階と、レジスタからバスに入るデ
ータをシフトする段階と、最終データ・ビットがレジス
タよりシフト・アウトされた後にデバイスからレジスタ
に入る追加データを転送する段階とを含む、ことを特徴
とする通信方法。 【0095】(26)レジスタからのデータをシフトす
る前記段階は前記インタ−フェース回路の1つを通して
データを順次シフトする段階を含む、ことを特徴とする
第25項記載の方法。 【0096】(27)レジスタから転送されたデータ・
ビットの数をカウントする段階をさらに含む、ことを特
徴とする第26項記載の方法。 【0097】(28)レジスタに記憶されたデータがバ
スに転送されたことを示す制御信号を発生させる段階を
さらに含む、ことを特徴とする第26項記載の方法。 【0098】(29)バスおよびターゲット・インタ−
フェース回路に先行する各インタ−フェース回路を通し
て順次データをシフトする段階と、前記ターゲット・イ
ンタ−フェース回路に達するバスにシフトされる前記デ
ータを表わす制御信号を発生させる段階と、前記ターゲ
ット・インタ−フェース回路とを組み合わされるレジス
タからのデータを前記制御信号に応動する前記デバイス
まで転送する段階とを含む、ことを特徴とする第25項
記載の方法。 【0099】(30)複数個のインタ−フェース回路に
結合された直列データ・バス回路と組み合わされている
ターゲット・インタ−フェース回路に結合されたデバイ
スと通信する方法であって、データをバスにシフトしか
つターゲット・インタ−フェース回路に先行する各イン
タ−フェース回路を通して順次データをバスにシフトす
る段階と、前記ターゲット・インタ−フェース回路に達
するデータを表わす制御信号を発生させる段階と、前記
ターゲット・インタ−フェース回路と組み合わされたレ
ジスタから前記制御信号に応動する前記デバイスまでデ
ータを転送する段階とを含む、ことを特徴とする通信の
方法。 【0100】(31)所定値とターゲット・インタ−フ
ェース回路に先行するインタ−フェース回路と組み合わ
されるレジスタをロードさせる段階をさらに含む、こと
を特徴とする第30項記載の方法。 【0101】(32)デバイス・インタ−フェース回路
の制御を受けてターゲット・インタ−フェース回路と組
み合わされたレジスタをロードする段階をさらに含む、
ことを特徴とする第30項記載の方法。 【0102】(33)前記発生段階は前記デバイス・イ
ンタ−フェース回路の状態に応動する制御信号を発生さ
せる段階を含む、ことを特徴とする第32項記載の方
法。 【0103】(34)前記発生段階はデータの所定順序
の認識に応動する制御信号を発生させる段階を含む、こ
とを特徴とする第30項記載の方法。 【0104】(35)前記発生段階は所定値のカウント
に応動する制御信号を発生させる段階を含む、ことを特
徴とする第30項記載の方法。 【0105】(36)前記発生段階はターゲット・イン
タ−フェース回路の外部回路によって発生された制御信
号に応動する制御信号を発生させる段階を含む、ことを
特徴とする第30項記載の方法。 【0106】(37)直列走査経路通信アーキテクチュ
アは、複数個の回路30を含み、その若干はメモリ36
を含むことがある。直列データが、多重シフト操作を介
して反復サイクルする必要なしにメモリに書き込まれか
つメモリから読み出されるように、メモリ・アクセス制
御器38はメモリ36と共に回路に含まれる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来技術のテスト・バスのブロック図。 【図2】テスト・アクセス・ポート(TAP)の状態
図。 【図3】多重集積回路を通るシフト経路図。 【図4】ターゲット集積回路の中のより詳細なブロック
図を伴う集積回路構造図。 【図5】メモリ・アクセス制御器を含む、第4図のター
ゲット集積回路のブロック図。 【図6】メモリ・アクセス制御器のブロック図。 【図7】図6のメモリ・アクセス制御器に使用される見
出し検出回路のブロック図。 【図8】図6のメモリ・アクセス制御器に使用されるカ
ウンタ回路のブロック図。 【符号の説明】 10 アーキテクチュア 12 テスト・アクセス・ポート(TAP) 14 データ・レジスタ1(DREG1) 16 同上 2(DREG2) 18 バイパス・レジスタ 20 命令レジスタ(IREG) 22 マルチプレクサ 24 同上 26 制御バス 28 同上 30 IC(デバイス) 32 テスト・バス制御器 33 ターゲットIC(ターゲット・デバイス) 34 データ・レジスタ(DREG) 36 メモリ 38 メモリ・アクセス制御器(MAC) 40 マルチプレクサ 42 同上 44 見出し検出器 46 カウンタ 48 デバイス・ノード 50 直列入出力制御器 52 見出し記憶レジスタ 54 シフト・レジスタ 56 比較器 58 下部カウンタ 60 クロック論理
フロントページの続き (72)発明者 ベンジャミン エィチ.アッシュモア ー,ジュニア アメリカ合衆国テキサス州ヒュースト ン,ダウンリッジ 7922 (56)参考文献 特開 平1−110274(JP,A) 特開 平1−170873(JP,A) 特開 昭64−79673(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 レジスタを、シフト・レジスタ形式と
    し、テスト・データをテスト・データ入力端子からシフ
    ト・インし、テスト・データ出力端子からシフト・アウ
    トするテスト装置であって、 a.テスト・データ入力端子と、テスト・データ出力端
    子と、テスト・クロック入力端子と、およびテスト・モ
    ード選択入力端子と、 b.前記テスト・クロック入力端子と前記テスト・モー
    ド選択入力端子に接続されて制御出力を有するテスト・
    アクセスポートであって、メモリの読み出し又は書き込
    み命令に応じたメモリ・アクセス制御信号を出力するテ
    スト・アクセス・ポートと、 c.前記テスト・データ入力端子から命令用のデータを
    入力し、前記テスト・アクセス・ポートから制御出力を
    入力し、バイパス・レジスタおよびデータ・レジスタを
    制御する制御出力を出力し、さらにマルチプレクサ2へ
    データを出力する命令レジスタと、 d.前記テスト・データ入力端子からデータを入力し、
    前記テスト・アクセス・ポートから制御出力を入力し、
    1データ・ビットを格納し、さらにマルチプレクサ1に
    データを出力するバイパス・レジスタと、 e.前記テスト・データ入力端子からデータを入力し、
    前記テスト・アクセス・ポートの制御出力を入力し、前
    記メモリ・アクセス制御出力を入力し、複数の並列デー
    タ・ビットを格納し、さらにマルチプレクサ1へデータ
    を出力するデータ・レジスタと、 f.前記メモリ・アクセス制御出力を入力し、複数のデ
    ータ・ビットのデータ・ワードに対応した複数のデータ
    格納位置を有し、前記データ・レジスタからデータの入
    出を行うメモリ回路と、 g.前記データ・レジスタのデータ出力を入力し、バイ
    パス・レジスタのデータ出力を入力し、さらにマルチプ
    レクサ2にデータを出力するマルチプレクサと、 h.前記マルチプレクサからデータを入力し、前記命
    令レジスタからデータを入力し、前記テスト・アクセス
    ・ポートから制御入力を入力し、さらに前記テスト・デ
    ータ出力を出力するマルチプレクサと、 i.前記テスト・アクセス・ポートはテスト・モード選
    択入力端子の入力に応じて、複数の状態を取り得る状態
    回路であって、各々の状態一つの動作を行う状態回路
    を有し、前記状態回路の一つの状態に応じて前記メモリ
    ・アクセス制御信号所定数のデータ・ワードを前記メ
    モリ回路とデータ・レジスタとの間で連続して移動さ
    せ、かつこれらのデータ・ワードを前記データレジスタ
    を通して連続して直列にシフトさせることを特徴とする
    テスト装置
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