JPH07169300A - ランダム・アクセス・メモリの組み込み自己テスト回路 - Google Patents

ランダム・アクセス・メモリの組み込み自己テスト回路

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JPH07169300A
JPH07169300A JP6183969A JP18396994A JPH07169300A JP H07169300 A JPH07169300 A JP H07169300A JP 6183969 A JP6183969 A JP 6183969A JP 18396994 A JP18396994 A JP 18396994A JP H07169300 A JPH07169300 A JP H07169300A
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JP
Japan
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address
feedback shift
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JP6183969A
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Richetty Michael
マイケル・リチェッティー
Ismail Darvisogl Brent
ブレント・イズメイル・ダーヴィソグル
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価でテスト時間の短縮化が図られ、回路面
積を拡大する必要のないランダム・アクセス・メモリの
組み込み自己テスト回路を提供することを目的とする。 【構成】 集積回路中のRAM10の組み込み自己テス
ト・モード時に、データ・セレクタ26により、アドレ
ス線形フィードバック・シフト・レジスタ28のテスト
・アドレスをデータ・セレクタ26を通して、RAM1
0に供給し、データ・セレクタ32でデータ線形フィー
ドバック・シフト・レジスタ34のテスト・データをデ
ータ・セレクタ32を通してRAM10のデータ入力に
供給し、RAM10からの出力データをデータ・セレク
タ40を通して多重入力シグナチュア・レジスタ44に
供給し、所定数のテスト・サイクルが終了すると、多重
入力シグナチュア・レジスタ44のビット・パターンを
走査経路に沿って走査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模集積回路のテス
トに関するものであり、とりわけ、ランダム・アクセス
・メモリの組み込み自己テスト回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路のテストは、極めて複雑
である。こうした集積回路には、数千の半導体デバイス
が含まれている可能性がある。集積回路にメモリ素子が
含まれている場合、集積回路の出力状態は、その現在の
入力だけでなく、メモリ素子に影響する可能性のある先
行入力にも左右される。
【0003】大規模集積回路のテストに対する先行技術
によるアプローチには、コンピュータ・ベースのテスタ
の利用が必要になる。テスタは、集積回路の入力に一連
のテスト・ベクトルを加えて、その出力を観測する。大
規模集積回路を完全に機能させるためには、数千のテス
ト・ベクトルが必要になる可能性がある。こうしたテス
トは、時間を浪費するので、集積回路のコストが増すこ
とになる。
【0004】大規模集積回路のテストに対する先行技術
によるもう1つのアプローチは、組み込み自己テスト
(BIST)として既知のところである。BISTアプ
ローチは、集積回路にテストを容易にするための回路要
素を追加する必要がある。一般に、こうした装置には、
走査経路を実現するための回路要素が組み込まれてい
る。全てのメモリ素子は、走査モードで、メモリ素子
に、所望のビット・パターンをセットできるように、該
メモリ素子を走査経路と直列に接続することによって、
走査可能になる。これによって、テストの開始時に、メ
モリ素子の状態に関する不確実性が除去される。テスト
結果は、走査経路に沿って、集積回路から走査すること
が可能である。走査経路アプローチによって、テストの
より良好な制御が行われ、テスト時間が短縮されるが、
集積回路に、付加回路要素が追加されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】既知の先行技術による
テスト技法には、全て、とりわけ、いくつかのタイプの
大規模集積回路に適用される場合には、1つ以上の欠点
がある。これらの欠点には、長いテスト時間、高コスト
及び回路面積の拡大を必要とするといったことがある。
これらの欠点は、集積回路に、他の論理回路要素によっ
て包囲された埋め込み式ランダム・アクセス・メモリが
含まれている場合には、とりわけ、過酷である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回路に
は、組み込み自己テスト用の回路要素が含まれている。
この回路は、組み込み自己テスト・モードで、ランダム
・アクセス・メモリと、アドレス線形フィードバック・
シフト・レジスタの内容をランダム・アクセス・メモリ
のアドレス入力に供給し、通常モードで、ランダム・ア
クセス・メモリのアドレス入力にシステム・アドレスを
供給する第1のセレクタ手段と、データ線形フィードバ
ック・レジスタと、組み込み自己テスト・モードで、デ
ータ線形フィードバック・シフト・レジスタの内容をラ
ンダム・アクセス・メモリのデータ入力に供給し、通常
モードで、システム入力データをランダム・アクセス・
メモリのデータ入力に供給する第2のセレクタ手段と、
組み込み自己テスト・モードで、ランダム・アクセス・
メモリのデータ出力から出力データを受信するための多
重入力シグナチュア(signature)・レジスタと、走査モ
ードで、走査経路に沿って、アドレス線形フィードバッ
ク・シフト・レジスタ、データ線形フィードバック・シ
フト・レジスタ及び多重入力シグナチュア・レジスタ
に、所望のビット・パターンのスキャン・インを行うた
めの手段と、組み込み自己テスト・モードで、所定のテ
スト・サイクル数にわたって、アドレス線形フィードバ
ック・シフト・レジスタ、データ線形フィードバック・
シフト・レジスタ、多重入力シグナチュア・レジスタ及
びランダム・アクセス・メモリを進めるためのクロック
手段と、所定の数のテスト・サイクルが終わると、走査
経路に沿って、多重入力シグナチュア・レジスタから結
果として生じるビット・パターンを走査するための手段
から構成される。
【0007】ランダム・アクセス・メモリに、読み取り
/書き込み許可入力が含まれている場合、回路には、組
み込み自己テスト・モードで、読み取り/書き込み許可
入力を制御するための制御手段を含むことが可能であ
る。制御手段には、既定の数の制御状態にわたって、繰
り返し巡回する巡回待ち行列が含まれていることが望ま
しい。組み込み自己テスト・モードの場合、アドレス線
形フィードバック・シフト・レジスタ、データ線形フィ
ードバック・シフト・レジスタ、多重入力シグナチュア
・レジスタ及びランダム・アクセス・メモリは、回路の
通常動作速度で刻時されるのが望ましい。
【0008】本発明のもう1つの特徴によれば、アドレ
ス線形フィードバック・シフト・レジスタ及びデータ線
形フィードバック・シフト・レジスタは、回路中の論理
回路要素のテスト時に、可観測性レジスタとして利用す
ることが可能である。この回路には、さらに、通常モー
ドで、システム・アドレスをランダム・アクセス・メモ
リに供給するための入力アドレス回路要素と、システム
・テスト・モードで、アドレス線形フィードバック・シ
ステム・レジスタを可観測性レジスタとして動作させる
ための手段と、システム・テスト・モードで、入力アド
レス回路要素からアドレス線形フィードバック・シフト
・レジスタにシステム・アドレスをロードするための手
段と、走査モードで、走査経路に沿って、システム・テ
スト・モードで、回路からアドレス線形フィードバック
・シフト・レジスタにロードされたシステム・アドレス
を走査するための手段を含むことが可能である。
【0009】該回路には、さらに、通常モードで、シス
テム入力データをランダム・アクセス・メモリに供給す
るための入力データ回路要素と、システム・テスト・モ
ードで、データ線形フィードバック・シフト・レジスタ
を可観測性レジスタとして動作させるための手段と、シ
ステム・テスト・モードで、入力データ回路要素からの
システム入力データをデータ線形フィードバック・シフ
ト・レジスタにロードするための手段と、走査モード
で、走査経路に沿って、回路から、システム・テスト・
モードで、データ線形フィードバック・シフト・レジス
タにロードされたシステム入力データを走査するための
手段を含めることも可能である。
【0010】この回路には、さらに、通常モードで、ラ
ンダム・アクセス・メモリのデータ出力から出力データ
を受信するための出力回路要素と、システム・テスト・
モードで、多重入力シグナチュア・レジスタを制御レジ
スタとして動作させるための手段と、走査モードで、走
査経路に沿って、多重入力シグナチュア・レジスタに、
既知のビット・パターンを走査するための手段と、シス
テム・テスト・モードで、多重入力シグナチュア・レジ
スタに含まれている既知のビット・パターンを出力回路
要素に供給するための手段を含めることも可能である。
出力回路要素の出力は、出力回路要素の動作状態を表示
する。
【0011】本発明のもう1つの態様によれば、回路
は、入力及び出力を備えたメモリ回路と、通常モード
で、メモリ回路にシステム入力を供給するための入力論
理回路要素と、ビット・パターンを記憶するためのレジ
スタと、走査モードで、走査経路に沿って、レジスタ
に、所望のビット・パターンを走査するための手段と、
組み込み自己テスト・モードで、レジスタの所望のビッ
ト・パターンをメモリ回路の入力に供給するための手段
と、組み込み自己テスト・モードで、メモリ回路の出力
を観測するための手段と、システム・テスト・モード
で、入力論理回路要素からのシステム入力をレジスタに
ロードするための手段と、走査モードで、走査経路に沿
って、システム・テスト・モードで、回路からレジスタ
にロードされたシステム入力を走査するための手段から
構成される。レジスタは、組み込み自己テスト・モード
の場合、線形フィードバック・シフト・レジスタとして
動作し、システム・テスト・モードの場合、可観測性レ
ジスタとして動作することが望ましい。
【0012】本発明のもう1つの態様によれば、回路
は、入力及び出力を備えたメモリ回路と、通常モード
で、メモリ回路からの出力データを受信するための出力
論理回路と、組み込み自己テスト・モードで、所望のビ
ット・パターンをメモリ回路の入力に供給するための手
段と、組み込み自己テスト・モードで、メモリ回路から
出力データを受信するためのレジスタと、走査モード
で、走査経路に沿って、レジスタから結果として生じる
ビット・パターンを走査するための手段と、走査モード
で、走査経路に沿って、レジスタに、既知のビット・パ
ターンを走査するための手段と、システム・テスト・モ
ードで、レジスタに含まれている既知のビット・パター
ンを出力論理回路要素に供給するための手段から構成さ
れる。出力論理回路要素の出力は、出力論理回路要素の
動作状態を表示する。レジスタは、組み込み自己テスト
・モードの場合、多重入力シグナチュア・レジスタとし
て動作し、システム・テスト・モードの場合、制御レジ
スタとして動作することが望ましい。
【0013】本発明のさらにもう1つの態様によれば、
メモリ回路の組み込み自己テストの方法は、メモリ回
路、アドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ、
データ線形フィードバック・シフト・レジスタ及び多重
入力シグナチュア・レジスタを含む回路を設けるステッ
プと、走査モードで、走査経路に沿って、アドレス線形
フィードバック・シフト・レジスタ、データ線形フィー
ドバック・シフト・レジスタ及び多重入力シグナチュア
・レジスタに、所望のビット・パターンを走査するステ
ップと、組み込み自己テスト・モードで、アドレス線形
フィードバック・シフト・レジスタの内容をメモリ回路
のアドレス入力に供給するステップと、組み込み自己テ
スト・モードで、データ線形フィードバック・シフト・
レジスタの内容をメモリ回路のデータ入力に供給するス
テップと、組み込み自己テスト・モードで、メモリ回路
のデータ出力をTSに供給するステップと、組み込み自己
テスト・モードで、所定のテスト・サイクル数にわたっ
て、アドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ、
データ線形フィードバック・シフト・レジスタ、多重入
力シグナチュア・レジスタ及びメモリ回路を進めるステ
ップと、所定の数のテスト・サイクルが終わると、走査
経路に沿って、多重入力シグナチュア・レジスタから結
果生じるビット・パターンを走査するステップから構成
される。
【0014】
【実施例】図1には、本発明による組み込み自己テスト
(以下、BISTという)のための回路要素を組み込ん
だモノリシック大規模集積回路(IC)が示されてい
る。この集積回路は、所望の機能を実施することが可能
である。集積回路の通常のシステム機能は、本発明とは
関係がない。メモリ回路としてのランダム・アクセス・
メモリ(以下、RAMという)10は、集積回路の回路
要素に組み込まれている。RAM10には、1つ以上の
アドレス入力としてのアドレス入力ライン12、1つ以
上のデータ入力としてのデータ入力ライン14、1つ以
上のデータ出力としてのデータ出力ライン16、読み取
り/書き込み許可ライン18及びクロック・ライン20
が含まれている。
【0015】システム入力アドレス回路要素24は、通
常動作モードにおいて、データ・セレクタ26を介し
て、アドレス・ライン12で、システム入力アドレスを
RAM10に供給する。アドレス線形フィードバック・
シフト・レジスタ(LFSR)28は、BISTモードにお
いて、データ・セレクタ26を介して、アドレス・ライ
ン12で、テスト・アドレスをRAM10に供給する。
データ・セレクタ26は、通常動作モードまたはBIS
Tモードを指示するRAM BIST信号によって制御
される。アドレス線形フィードバック・シフト・レジス
タ28については、詳細に後述する。一般に、アドレス
線形フィードバック・シフト・レジスタ28は、RAM
10に対するアドレス入力と同じ数のビットを備えてお
り、擬似ランダム・シーケンスでRAM10の全てのア
ドレスを循環する。
【0016】システム入力データ回路要素30は、通常
動作モードにおいて、データ・セレクタ32を介して、
データ・ライン14で、システム入力データをRAM1
0に供給する。データ線形フィードバック・シフト・レ
ジスタ34は、BISTモードにおいて、データ・セレ
クタ32を介して、データ・ライン14で、テスト・デ
ータをRAM 10に供給する。データ・セレクタ32
は、RAM BIST信号によって制御される。データ
線形フィードバック・シフト・レジスタ34は、RAM
10に対するデータ入力と同じ数のビットを備えてい
る。データ線形フィードバック・シフト・レジスタ34
については、詳細に後述する。
【0017】RAM10からの出力データは、データ・
セレクタ40を介して、出力データ・ライン16で、シ
ステム出力回路要素42及び多重入力シグナチュア・レ
ジスタ(MISR)44に供給される。後述のように、シス
テム出力回路要素42は、通常動作モードで、出力デー
タを利用し、多重入力シグナチュア・レジスタ44は、
BISTモードで、出力データを利用する。データ・セ
レクタ40は、後述のように、システム・テスト・モー
ドで、RAMのバイパスに用いられる。システム・テス
ト・モードの場合、RAM10ではなく、多重入力シグ
ナチュア・レジスタ44が、データ・セレクタ40を介
して、データをシステム出力回路要素42に供給する。
データ・セレクタ40は、システム・テスト・モードを
表したバイパス信号によって制御される。多重入力シグ
ナチュア・レジスタ44は、RAM10のデータ出力と
同じ数のビットを備えている。多重入力シグナチュア・
レジスタ44については、詳細に後述する。
【0018】読み取り/書き込み許可論理回路50は、
読み取り/書き込み許可ライン18で、読み取り/書き
込み許可信号をRAM10に供給する。図5に示すよう
に、読み取り/書き込み許可信号は、通常動作モード
で、データ・セレクタ54を介して、システム論理回路
52から供給され、BISTモードで、データ・セレク
タ54を介して、制御論理回路56から供給される。
【0019】システム入力アドレス回路要素24、シス
テム入力データ回路要素30、システム出力回路要素4
2及びシステム論理回路52は、通常のシステム動作と
関連しており、一般に、任意の所望の構成をとることが
可能であるため、概略で示されている。これらの回路
は、RAM10と同じ集積回路、または、異なる集積回
路に配置することが可能である。
【0020】図1に示す回路には、走査経路(不図示)
も含まれている。走査経路は、走査モードで活動状態に
なる。RAM10の記憶素子は除くが、走査経路におい
て、フリップ/フロップのような記憶素子は、全て、直
列に接続されるので、記憶素子の全てに任意のビット・
パターンをセットすることができる。すなわち、アドレ
ス線形フィードバック・シフト・レジスタ28、データ
線形フィードバック・シフト・レジスタ34、多重入力
シグナチュア・レジスタ44及び読み取り/書き込み許
可論理回路50の記憶素子が、走査経路に接続される。
後述のように、スキャン・イン/スキャン・アウト能力
は、RAM10のテストに関連して利用されるが、RA
M10の外部のシステム論理回路のテストに関連して利
用することも可能である。
【0021】図2には、データ線形フィードバック・シ
フト・レジスタ34の一例に関する概略図が示されてい
る。データ線型フィードバック・シフト・レジスタ34
には、RAM10の各データ入力ライン毎に1つの、n
個のステージが含まれている。図2には、ステージ6
0、62、...、68が示されている。各ステージに
は、それぞれ、ダブル・ストローブの走査可能なフリッ
プ/フロップである、Dタイプのフリップ/フロップ7
0が含まれている。線形フィードバック構成は、選択さ
れたステージの出力を受信し、データ・セレクタ74及
びデータ・セレクタ76を介して、第1ステージ60の
D 入力に出力を供給する、排他的オアゲート72によっ
て確立される。当該技術において既知のように、線形フ
ィードバック・シフト・レジスタは、排他的オアゲート
72を介して、第1ステージ60への接続のために選択
されたレジスタ・ステージによって決まる、多項式を実
施する。好適な実施例の場合、データ線形フィードバッ
ク・シフト・レジスタ34は、2項の原始多項式を実施
する。
【0022】データ線形フィードバック・シフト・レジ
スタ34には、また、最終ステージ68の出力がデータ
・セレクタ74及び76を介して、ライン78で、第1
ステージ60の入力に供給される、循環シフト・モード
もある。データ線形フィードバック・シフト・レジスタ
34のフィードバック・モード及び循環モードは、デー
タ・セレクタ74に加えられるLS信号によって制御され
る。LS信号は、その状態が走査モードでセットされる、
フリップ/フロップ80の出力である。
【0023】データ・セレクタ32は、nビット幅のデ
ータ・セレクタである。データ・セレクタ32の各ビッ
トは、データ線形フィードバック・シフト・レジスタ3
4のステージの1つ(LFSR0n )から出力を受信し、
システム入力データ回路要素30から対応するビットを
受信する(図1)。データ・セレクタ32は、RAMB
IST信号によって制御される。データ・セレクタ32
の出力は、データ・ライン14で、RAM10のデータ
入力に供給され、可観測性入力0BSV0 N として、デー
タ線形フィードバック・シフト・レジスタ34のそれぞ
れのステージに供給される。可観測性入力0BSV0
N は、それぞれ、ステージ60、62及び68における
データ・セレクタ76、82及び84を介して、フリッ
プ/フロップ70に供給される。データ・セレクタ7
6、82及び84は、ライン86のモード信号によって
制御される。BISTモードの場合、データ線形フィー
ドバック・シフト・レジスタ34は、線形フィードバッ
ク・シフト・レジスタとして動作し、ゲート72の出力
は、データ・セレクタ74及び76を介して、第1ステ
ージ60のフリップ/フロップ70に供給される。後続
ステージにおいて、BISTモードの場合、先行ステー
ジの出力は、それぞれのデータ・セレクタ82、84を
介して、後続ステージに供給される。システム・テスト
・モードの場合、データ線形フィードバック・シフト・
レジスタ34は、可観測性レジスタとして動作し、ライ
ンの可観測性入力0BSV0 N は、データ・セレクタ32
及びそれぞれのデータ・セレクタ76、82及び84を
介して、データ線形フィードバック・シフト・レジスタ
34の各ステージにロードされる。システム・テスト・
モードについては、詳細に後述する。データ線形フィー
ドバック・シフト・レジスタ34におけるフリップ/フ
ロップ70は、それぞれ、通常動作時に生じるシステム
・クロックによって、同じ速度で刻時される。
【0024】要するに、データ線形フィードバック・シ
フト・レジスタ34は、次のモードに関連している:
(1).入力データが、データ・セレクタ32を介し
て、システム入力データ回路要素30からRAM10に
供給される、通常モード、(2).データ線形フィード
バック・シフト・レジスタ34が、線形フィードバック
構成で動作し、出力LFSR0n が、データ・セレクタ3
2を介してRAM10に供給される、BISTモード、
(3).レジスタ34が、可観測性レジスタとして動作
し、システム入力データ回路要素30の出力が、データ
・セレクタ32を介してデータ線形フィードバック・シ
フト・レジスタ34の可観測性入力OBSV0n にロード
される、システム・テスト・モード、(4)フリップ/
フロップ70及び80にビット・パターンのスキャン・
インまたはスキャン・アウトを行う、スキャン・イン/
スキャン・アウト・モード。
【0025】図1に示すアドレス線形フィードバック・
シフト・レジスタ28は、アドレス線形フィードバック
・シフト・レジスタ28が、m 度のde Bruijn の線形フ
ィードバック・シフト・レジスタとして実現される点を
除けば(ここで、m は、RAM10へのアドレス・ライ
ン12の数)、図2に示すデータ線形フィードバック・
シフト・レジスタ34と同様のやり方で実現されるのが
望ましい。de Bruijnシーケンス線形フィードバック・
シフト・レジスタは、擬似アドレス・ジェネレータとし
て利用されるので、全部で2m のアドレスが生成され
る。図3には、m=3の場合の、de Bruijn のシーケン
ス線形フィードバック・シフト・レジスタの実現に必要
なシーケンス線形フィードバック・シフト・レジスタの
修正が示されている。最終ステージ89を除く全てのス
テージ87、88の出力(ステージ1〜m −1)が、ノ
アゲート90の入力に接続される。ノアゲート90の出
力は、排他的オアゲート92を介して、第1ステージ8
7の入力に供給される。排他的オアゲート96は、所望
の多項式を実施するため、レジスタにおける選択された
ステージの出力を受信する。排他的オアゲート96は、
図2に示すゲート72に対応する。従って、アドレス線
形フィードバック・シフト・レジスタ28は、図3に示
すノアゲート90及び排他的オアゲート92に対応する
ゲートを追加することによって実現する。さもなけれ
ば、アドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ2
8は、図2に示した、上述のデータ線形フィードバック
・シフト・レジスタ34と同じである。
【0026】図4には、多重入力シグナチュア・レジス
タ44の一例に関する概略図が示されている。多重入力
シグナチュア・レジスタ44には、RAM10の各デー
タ出力ライン毎に1つの、W 個のステージが含まれてい
る。図4には、ステージ100、102、...、10
8が示されている。各ステージには、二重ストローブの
走査可能なフリップ/フロップである、D タイプのフリ
ップ/フロップ110が含まれている。排他的オアゲー
ト112は、選択されたステージの出力を受信し、排他
的オアゲート114及びデータ・セレクタ116を介し
て、第1ステージ100のD入力に出力を供給する。多
重入力シグナチュア・レジスタ44は、排他的オアゲー
ト112を介して第1ステージ100に接続するために
選択されたステージによって決まる、多項式を実施す
る。好適な実施例の場合、多重入力シグナチュア・レジ
スタ44は、2項の原始多項式を実施する。
【0027】データ・セレクタ40は、W ビット幅のデ
ータ・セレクタである。データ・セレクタ40の各ビッ
トは、多重入力シグナチュア・レジスタ44のステージ
の1つから出力(CNTL0w )を受信し、RAM10か
らデータ・ライン16で対応するビットを受信する。デ
ータ・セレクタ40は、RAMバイパス信号によって制
御される。RAMバイパス信号がアクティブで、システ
ム・テスト・モードを指示する場合、出力CNTL0n
データ・セレクタ40によってシステム出力回路要素4
2(図1)に供給される。RAMバイパス信号が非アク
ティブで、BISTモードまたは通常モードを指示する
場合、RAM10からのデータ・ライン16による出力
データは、データ・セレクタ40によってシステム出力
回路要素42に供給される。
【0028】多重入力シグナチュア・レジスタ44に対
する入力MISR0w 、データ・セレクタ40のそれぞれ
の出力である。入力MISR0w 、データ線形フィードバ
ック・シフト・レジスタ44のそれぞれのステージ10
0、102、...108に接続されている。入力MISR
0 は、データ・セレクタ116の入力の一方及び排他的
オアゲート114の入力の一方に接続されている。排他
的0Rゲート114のもう一方の入力は、排他的オアゲー
ト112の出力を受信する。排他的オアゲート114の
出力は、データ・セレクタ116のもう一方の入力に供
給される。ステージ102において、入力MISR1 は、デ
ータ・セレクタ120の入力の一方及び排他的オアゲー
ト122の入力の一方に供給される。第1ステージ10
0の出力CNTL0 は、排他的オアゲート122のもう一方
の入力に供給される。排他的オアゲート122の出力
は、データ・セレクタ120のもう一方の入力に供給さ
れる。データ・セレクタ120の出力は、フリップ/フ
ロップ110に接続される。第1ステージに後続する全
てのステージが、ステージ102と同じ構成を備えてい
る。従って、最終ステージ108において、入力MISRw
は、データ・セレクタ126の入力の一方及び排他的オ
アゲート128の入力の一方に加えられる。先行ステー
ジの出力は、排他的オアゲート128のもう一方の入力
に供給される。排他的オアゲート128の出力は、デー
タ・セレクタ126のもう一方の入力に供給される。デ
ータ・セレクタ126の出力は、ステージ108におけ
るフリップ/フロップ110のD 入力に接続される。
【0029】データ・セレクタ116、120、...
126は、RAMバイパス信号によって制御される。バ
イパス信号が、非アクティブの場合、入力MISR0w
BIST時に、排他的ORゲート114、12
2、...128を介して、多重入力シグナチュア・レ
ジスタ44のそれぞれのステージに加えられる。排他的
ORゲート112、114、122及び128は、多重
入力シグナチュア・レジスタ44のシグナチュア機能を
確立する。バイパス信号がアクティブの場合、入力入力
MIST0w 、データ・セレクタ116、120及び12
6を介して、多重入力シグナチュア・レジスタ44のそ
れぞれのステージに直接供給される。バイパス信号が、
フリップ/フロップ130の出力の場合、その状態は、
走査モードでセットされる。
【0030】BISTモードの場合、多重入力シグナチ
ュア・レジスタ44は、多重入力シグナチュア・レジス
タとして動作し、RAM10からのデータ出力は、入力
MISR0w して、データ・セレクタ40を介して、多重
入力シグナチュア・レジスタ44のそれぞれのステージ
の入力に供給される。所定の数のテスト・サイクルが終
わると、多重入力シグナチュア・レジスタ44の内容
が、走査モードで、走査経路に沿って、集積回路からス
キャン・アウトされる。システム・テスト・モードの場
合、多重入力シグナチュア・レジスタ44は、出力回路
42(図1)にビット・パターンを供給するための制御
レジスタとして、動作する。走査モードの場合、所望の
ビット・パターンが、走査経路で、多重入力シグナチュ
ア・レジスタ44にロードされる。システム・テスト・
モードの場合、多重入力シグナチュア・レジスタ44の
内容は、出力CNTL0w を出力して、データ・セレクタ
40を介して、システム出力回路要素42に供給され
る。多重入力シグナチュア・レジスタ44におけるフリ
ップ/フロップ110のそれぞれは、通常動作時に生じ
るシステム・クロックによって、同じ速度で刻時され
る。
【0031】図5には、BISTモードに関する読み取
り/書き込み制御論理回路56が示されている。読み取
り/書き込み制御論理回路は、読み取り/書き込み指令
及び制御ビットのシーケンスを含む巡回制御待ち行列と
して実現するのが望ましい。一般に、制御待ち行列は、
組み込み自己テスト指令のシーケンスを保持する、Wビ
ットの幅×D ビットの深さの巡回待ち行列である。制御
待ち行列は、システム・クロックによって連続して刻時
されるので、システム・クロックの速度で、BIST指
令のシーケンスが繰り返される。
【0032】図5に示す巡回待ち行列は、1ビットの幅
×2ビットの深さの巡回待ち行列である。LFSR(データ
線形フィードバック・シフト・レジスタ) RW ADVと呼
ばれる第1の制御ビットを利用して、読み取りサイクル
または書き込みサイクル後に、アドレス線形フィードバ
ック・シフト・レジスタ28及びデータ線形フィードバ
ック・シフト・レジスタ34を進めるべきか否かが判定
される。LFSR RW ADV制御ビットは、走査モードで、走
査経路を通じてセットされるD タイプのフリップ/フロ
ップ140に保持される。フリップ/フロップ140
は、システム・クロックによって刻時される。LFSR RW
ADV 制御信号は、BISTモードで、排他的オアゲート
146及びABD ゲート148を介して、アドレス線形フ
ィードバック・シフト・レジスタ28及びデータ線形フ
ィードバック・シフト・レジスタ34に供給される。B
ISTモードにおける、RAM10に関する読み取り/
書き込み許可信号は、D タイプのフリップ/フロップ1
42及び144によって発生する。フリップ/フロップ
142及び144は、巡回データ接続が施されており、
システム・クロックによって刻時される。BISTモー
ドの場合、フリップ/フロップ142からの読み取り/
書き込み許可信号が、データ・セレクタ54を介して、
読み取り/書き込み許可ライン18でRAM10に供給
される。システム論理回路52からのシステム読み取り
/書き込み許可信号は、通常モードで、データ・セレク
タ54を介してRAM10に供給される。データ・セレ
クタ54は、BISTモードを指示するRAM BIS
T信号によって制御される。
【0033】上述のように、BISTモードに関する制
御論理回路は、制御状態毎に任意の所望の数のビットを
備えることができるし、任意の数の所望の制御状態を備
えることができる。制御待ち行列は、指令のシーケンス
を繰り返すため、システム・クロックによって、制御状
態全体にわたる順序づけが行われる。制御待ち行列の出
力は、必要な制御信号を得るため、必要に応じて復号化
することが可能である。制御待ち行列は、フレキシビリ
ティを得るため、走査モード時に、走査経路にロードす
るのが望ましい。
【0034】図1に示すRAM組み込み自己テスト回路
の動作は、次の通りである。初期設定パス時に、走査経
路において、所望のビット・パターンのスキャン・イン
行うことによって、アドレス線形フィードバック・シフ
ト・レジスタ28、データ線形フィードバック・シフト
・レジスタ34、多重入力シグナチュア・レジスタ44
及び読み取り/書き込み制御論理回路56がセットされ
る。次に、一般には、集積回路の外部ピンにおいて、B
ISTモードがセットされる。次に、RAM10に既知
データによる初期設定を行うため、N のシステム・クロ
ックが加えられる。RAMのデータ出力ライン16は、
やはり、既知の値に初期設定される。初期設定のパスが
済むと、一連のテスト・パスが実施される。再び、走査
経路を利用して、アドレス線形フィードバック・シフト
・レジスタ28、データ線形フィードバック・シフト・
レジスタ34、多重入力シグナチュア・レジスタ44及
び制御論理回路56に、所望のビット・パターンのスキ
ャン・インが行われる。次に、BISTモードがセット
され、RAM10のアドレス空間全体にわたる所望の数
のテスト・パスを完了するため、集積回路に、十分な数
のシステム・クロックが加えられる。最後に、走査経路
において、集積回路から多重入力シグナチュア・レジス
タ44の内容をスキャン・アウトし、多重入力シグナチ
ュア・レジスタ44の最終状態がチェックされる。多重
入力シグナチュア・レジスタ44は、各テスト・パス後
に、オプションで、スキャン・アウトすることができる
が、次のテスト・パスを再始動する前に、走査経路にお
けるテスト状態をリセットするように、注意しなければ
ならない。データ線形フィードバック・シフト・レジス
タ34及び多重入力シグナチュア・レジスタ44は、ス
キャン・アウトされた状態にリセットするのが望まし
い。
【0035】好適なテスト・アルゴリズムは、1991
年4月ミュンヒェンにおけるSecondEuropian Test Conf
erence (第2ヨーロッパテスト会議)での「A Univers
alTest Algolithm for the Self-Test of Parametrizab
le Randam Access Memories (パラメータ化可能ランダ
ム・アクセス・メモリの自己テストに関する全世界テス
ト・アルゴリズム)」において、Ritter(リッタ)及び
Schwai(シュワイア)によって解説されたものにわずか
な修正を施したバージョンである。Ritter及びSchwaiの
アルゴリズムは、RAMアドレス空間全体にわたって上
昇するだけのパスを利用して、アドレス・カウンタをイ
ンクリメントする、擬似ランダム・データを用いるもの
である。RAMの出力データは、多重入力シグナチュア
・レジスタ44を利用して、簡約化される。後述の望ま
しい修正アルゴリズムは、擬似ランダム・データとアド
レスの両方を利用する。
【0036】上述のように、アルゴリズムは、RAM読
み取り/書き込み操作の2つのシーケンスを利用する。
第1のシーケンスは、初期設定パスと呼ばれ、RAMア
レイとRAMのデータ出力ラインの両方を初期設定す
る。第2の読み取り/書き込みシーケンスは、RAMの
テストに用いられる実際のテスト・パスである。
【0037】RAMのテストにとって望ましいアルゴリ
ズムは、下記の表記法を利用して、書かれる:W i は、
書き込み初期設定パターンを表し、W p は、書き込み擬
似ランダム・データを表し、R は、読み取り操作を表
し、A p は、擬似ランダム・アドレスを表している。ア
ルゴリズムは、次のように書くことができる: 初期設定シーケンス:パス1 for (A p ) W i,R next A p endfor テスト・シーケンス:パス2〜N for (A p ) R ,W p next A p endfor
【0038】W i ステップに関する初期設定パターン
は、全て0か、または、全て1のデータとすることが可
能である。テスト・パスの実行前に、RAMのデータ出
力ラインにおける有効データを得るため、初期設定パス
における読み取りステップが追加された。多重入力シグ
ナチュア・レジスタ44は、テスト・パスの各ステップ
R 及びW p 毎に、RAMのデータ出力ラインからの新し
いデータによって更新される。
【0039】各テスト・パス後におけるRAMアレイ
は、テスト・パスのW p ステップ時に書かれた擬似ラン
ダム・データ・パターンによって決まる、独自の状態に
ある。テスト・パスは、所望の網羅度が得られるまで、
(N −1)回繰り返されるが、ここで、N は、初期設定
パスを含む全パス数である。N 回のパスが全て完了する
と、各アドレスに2N 回アクセスすることになる(各ア
ドレス毎に、N 回の書き込みとN 回の読み取り)。
【0040】図6には、本発明の第2の実施例が示され
ている。レジスタ・ファイル160は、二重書き込みポ
ート(A 及びB )と、単一読み取りポートを備えてい
る。書き込みポートは、別個にアドレス指定して、書き
込むことが可能である。読み取りポートも、A 及びB の
書き込みポートとは別個にアドレス指定し、読み取るこ
とが可能である。従って、2回の書き込み操作及び1回
の読み取り操作が、全て、同時に行われる可能性があ
る。
【0041】この例におけるレジスタ・ファイル160
は、書き込みポートA 及びB に関する完全に復号化され
た選択行を備えているので、書き込みポートA 及びB に
対するアドレス指定は、書き込むべきレジスタ項目に対
するポインタを保持する、シフト/回転レジスタを利用
して行われる。シフト・レジスタには、単一ポートから
1つのレジスタ、または、任意の組み合わせによる2つ
以上のレジスタに書き込むことができるという利点があ
る。システム・アドレス回路要素162は、通常動作モ
ードで、データ・セレクタ164を介して、レジスタ・
ファイル160のアドレス・ポートA にシステム書き込
みアドレスを供給する。シフト・レジスタ166は、B
ISTモードで、データ・セレクタ164を介して、レ
ジスタ・ファイル160のアドレス・ポートA にテスト
・アドレスを供給する。同様に、システム・アドレス回
路要素170は、通常動作モードで、データ・セレクタ
172を介して、レジスタ・ファイル160のアドレス
・ポートB にシステム書き込みアドレスを供給する。シ
フト・レジスタ174は、BISTモードで、データ・
セレクタ172を介して、レジスタ・ファイル160の
アドレス・ポートBにテスト・アドレスを供給する。デ
ータ・セレクタ164及び172は、通常動作モードま
たはBISTモードを指示するBISTモード信号によ
って制御される。レジスタ・ファイル160は、読み取
り/書き込み許可入力を備えていないので、図6の実施
例の場合、図1及び5に示した、上述の、読み取り/書
き込み許可論理回路50は不要である。
【0042】システム入力データ回路180は、通常動
作モードで、データ・セレクタ182を介して、レジス
タ・ファイル160のデータ書き込みポートA にシステ
ム入力データを供給する。線形フィードバック・シフト
・レジスタ184は、BISTモードで、データ・セレ
クタ182を介して、レジスタ・ファイル160のデー
タ書き込みポートA にテスト・データを供給する。シス
テム入力データ回路要素190は、通常動作モードで、
データ・セレクタ192を介して、レジスタ・ファイル
160のデータ書き込みポートB にシステム入力データ
を供給する。線形フィードバック・シフト・レジスタ1
94は、BISTモードで、データ・セレクタ192を
介して、レジスタ・ファイル160のデータ書き込みポ
ートB にテスト・データを供給する。データ・セレクタ
182及び192は、BISTモード信号によって制御
される。
【0043】システム入力アドレス回路要素200は、
通常動作モードで、データ・セレクタ202を介して、
レジスタ・ファイル160のアドレス読み取りポートに
システム読み取りアドレスを供給する。カウンタ204
は、BISTモードで、データ・セレクタ202を介し
て、レジスタ・ファイル160のアドレス読み取りポー
トに読み取りアドレスを供給する。R prime レジスタ2
06は、BISTモードで、データ・セレクタ202を
介して、レジスタ・ファイル160のアドレス読み取り
ポートに読み取りアドレスを供給する。R prime レジス
タ206は、レジスタ・ファイル160のアドレス読み
取りポートに第2のソース・アドレスを供給する。カウ
ンタ204及びレジスタ206は、異なる周波数で、レ
ジスタ・ファイルの読み取りポートにアドレス指定する
ことが可能である。R prime レジスタ206は、一般
に、ポートB の書き込み結果を読み取るために利用され
るので、ポートB の書き込み操作にシャドウイングを施
して、二重操作が正確に行われたことを検証する。
【0044】レジスタ・ファイル160の読み取りポー
トからの出力データは、データ・セレクタ210を介し
て供給される。出力データは、多重入力シグナチュア・
レジスタ212に入力される。多重入力シグナチュア・
レジスタ212は、BISTモードで、出力データを受
信する。データ・セレクタ210は、システム・テスト
・モードにおいて、図1に関して上述のレジスタ・ファ
イル160をバイパスするために利用される。シフト・
レジスタ164及び172、線形フィードバック・シフ
ト・レジスタ184及び194及びカウンタ204は、
図1に関して上述のように、システム・テスト・モード
において、システム論理回路のテスト時に、可観測性レ
ジスタとして利用することが可能である。シフト・レジ
スタ164及び172、線形フィードバック・シフト・
レジスタ184及び194、カウンタ204、レジスタ
206及び多重入力シグナチュア・レジスタ212は、
走査モードで、ビット・パターンの読み取り及び書き込
みを走査可能である。
【0045】図1及び6に示す本発明の実施例では、ラ
ンダム・アクセス・メモリ及びBIST回路要素は、同
じモノリシック集積回路に配置される。しかし、ランダ
ム・アクセス・メモリ及びBIST回路要素は、任意の
所望のやり方で分割することが可能であり、本発明の範
囲内において、異なる集積回路に配置することが可能で
ある。
【0046】現時点において、本発明の望ましい実施例
とみなされるものについて例示し、解説してきたが、当
業者の熟練者には明らかなように、付属の請求項に定義
の本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更及
び修正を加えることが可能である。
【0047】以上、本発明の各実施例について詳述した
が、ここで、本発明の各実施例の理解を容易にするため
に、各実施例ごとに要約して以下に列挙する。
【0048】(1).アドレス入力(12)、1つ以上
のデータ入力(14)及び1つ以上のデータ出力(1
6)を備えたランダム・アクセス・メモリと、アドレス
線形フィードバック・シフト・レジスタ(28)と、前
記アドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ(2
8)の内容を組み込み自己テスト・モードで前記ランダ
ム・アクセス・メモリ(10)のアドレス入力に供給
し、システム・アドレスを前記ランダム・アクセス・メ
モリ(10)に通常モードで供給するための第1のセレ
クタ手段(26)と、データ線形フィードバック・シフ
ト・レジスタと、前記データ線形フィードバック・シフ
ト・レジスタ(34)の内容を組み込み自己テスト・モ
ードで前記ランダム・アクセス・メモリ(10)のデー
タ入力に供給し、システム入力データを前記ランダム・
アクセス・メモリ(10)のデータ入力に通常モードで
供給するための第2のセレクタ手段(32)と、前記ラ
ンダム・アクセス・メモリ(10)のデータ出力から出
力データを組み込み自己テスト・モードで受信する多重
入力シグナチュア・レジスタ(44)と、走査モード
で、走査経路に沿って、前記アドレス線形フィードバッ
ク・シフト・レジスタ(28)、前記データ線形フィー
ドバック・シフト・レジスタ(34)、前記多重入力シ
グナチュア・レジスタ(44)に、所望のビット・パタ
ーン走査をするための手段と、組み込み自己テスト・モ
ードで、所定のテスト・サイクル数にわたって、前記ア
ドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ(2
8)、前記データ線形フィードバック・シフト・レジス
タ(34)、前記多重入力シグナチュア・レジスタ(4
4)及び前記ランダム・アクセス・メモリ(10)を進
めるためのクロック手段と、前記所定の数のテスト・サ
イクルが終わると、前記走査経路に沿って、前記多重入
力シグナチュア・レジスタ(44)から結果として生じ
るビット・パターンを走査するための手段から構成され
る、ランダム・アクセス・メモリの組み込み自己テスト
回路である。
【0049】(2).前記ランダム・アクセス・メモリ
には、読み取り/書き込み許可入力が含まれていること
と、回路に、さらに、組み込み自己テスト・モードで、
前記ランダム・アクセス・メモリの読み取り/書き込み
許可入力を制御するための制御手段が含まれる前記
(1)に限定されるようなランダム・アクセス・メモリ
の組み込み自己テスト回路である。
【0050】(3).さらに、通常モードで、前記ラン
ダム・アクセス・メモリに前記システムアドレスを供給
するための入力アドレス回路要素と、システム・テスト
・モードで、可観測性レジスタとして前記アドレス線形
フィードバック・シフト・レジスタを操作するための手
段と、システム・テスト・モードで、前記入力アドレス
回路要素から前記アドレス線形フィードバック・シフト
・レジスタに前記システム・アドレスをロードするため
の手段と、走査モードで、前記走査経路に沿って、シス
テム・テスト・モードで、前記集積回路から前記アドレ
ス線形フィードバック・シフト・レジスタにロードされ
たシステム・アドレス・ビットを走査するための手段が
含まれる前記(1)に限定されるようなランダム・アク
セス・メモリの組み込み自己テスト回路である。
【0051】(4).さらに、通常モードで、前記シス
テム入力データを前記ランダム・アクセス・メモリに供
給するための入力データ回路要素と、システム・テスト
・モードで前記データ線形フィードバック・シフト・レ
ジスタを可観測性レジスタとして操作するための手段
と、システム・テスト・モードで、前記入力データ回路
要素から前記データ線形フィードバック・シフト・レジ
スタに、前記システム入力データをロードするための手
段と、走査モードで、前記走査経路に沿って、システム
・テスト・モードで、前記集積回路から前記データ線形
フィードバック・シフト・レジスタにロードされたシス
テム入力データを走査するための手段が含まれる前記
(1)に限定されるようなランダム・アクセス・メモリ
の組み込み自己テスト回路である。
【0052】(5).さらに、通常モードで、前記ラン
ダム・アクセス・メモリのデータ出力から出力データを
受信するための出力回路要素と、システム・テスト・モ
ードで、前記多重入力シグナチュア・レジスタを制御レ
ジスタとして操作するための手段と、走査モードで、前
記走査経路に沿って、前記多重入力シグナチュア・レジ
スタに、既知のビット・パターンを走査するための手段
と、システム・テスト・モードで、前記多重入力シグナ
チュア・レジスタに含まれている既知のビット・パター
ンを前記出力回路要素に供給するための手段が含まれ、
前記出力回路要素の出力が、前記出力回路要素の動作状
態を表している前記(1)に限定されるようなランダム
・アクセス・メモリの組み込み自己テスト回路である。
【0053】(6).前記ランダム・アクセス・メモリ
に、それぞれ、アドレス入力及びデータ入力を備えた、
2つ以上の読み取りポートが含まれ、前記回路に、前記
読み取りポートのそれぞれに対して、アドレス線形フィ
ードバック・シフト・レジスタ、第1のセレクタ手段、
データ線形フィードバック・シフト・レジスタ及び第2
のセレクタ手段が含まれる前記(1)に限定されるよう
なランダム・アクセス・メモリの組み込み自己テスト回
路である。
【0054】(7).入力(12、14)及び出力(1
6)を備えたメモリ回路(10)と、通常モードで、前
記メモリ回路にシステム入力を供給するための入力論理
回路要素(24、30)と、ビット・パターンを記憶す
るためのレジスタ(28、34)と、走査モードで、走
査経路に沿って、前記レジスタ(28、34)に、所望
のビット・パターンを走査するための手段と、組み込み
自己テスト・モードで、前記メモリ回路(10)の入力
に前記レジスタ(28、34)における所望のビット・
パターンを供給するための手段(26、32)と、組み
込み自己テスト・モードで、前記メモリ回路(10)の
出力を観測するための手段(44)と、 システム・テ
スト・モードで、前記入力論理回路要素(24、30)
から前記レジスタにシステム入力をロードするための手
段(26、32)と、走査モードで、前記走査経路に沿
って、システム・テスト・モードで、前記回路から前記
レジスタ(28、34)にロードされたシステム入力を
走査するための手段とから構成される、ランダム・アク
セス・メモリの組み込み自己テスト回路である。
【0055】(8).入力(12、14)及び出力(1
6)を備えたメモリ回路(10)と、通常モードで、前
記メモリ回路(10)から出力データを受信するための
出力論理回路要素(42)と、組み込み自己テスト・モ
ードで、所望のビット・パターンを前記メモリ回路(1
0)の入力に供給するための手段(28、34)と、組
み込み自己テスト・モードで、前記メモリ回路(10)
から出力データを受信するためのレジスタ(44)と、
走査モードで、走査経路に沿って、前記レジスタ(4
4)から結果生じるビット・パターンを走査するための
手段と、前記走査モードで、前記走査経路に沿って、前
記レジスタ(44)に、既知のパターンを走査するため
の手段と、システム・テスト・モードで、前記出力論理
回路要素(42)に対して、前記レジスタ(44)に含
まれる既知のビット・パターンを供給するための手段と
から構成され、前記出力論理回路要素の出力が、前記出
力論理回路要素の動作状態を表すランダム・アクセス・
メモリの組み込み自己テスト回路である。
【0056】(9).さらに、組み込み自己テスト・モ
ードで、前記レジスタを多重入力シグナチュア・レジス
タとして操作し、システム・テスト・モードで、前記レ
ジスタを制御レジスタとして操作するための手段が含ま
れる前記(8)に限定されるようなランダム・アクセス
・メモリの組み込み自己テスト回路である。
【0057】(10).メモリ回路(10)、アドレス
線形フィードバック・シフト・レジスタ(28)、デー
タ線形フィードバック・シフト・レジスタ(34)及び
多重入力シグナチュア・レジスタ(44)から成り、前
記メモリ回路(10)がアドレス入力(12)、1つ以
上のデータ入力(14)及び1つ以上のデータ出力(1
6)を備えている、回路を設けるステップと、 走査モ
ードで、走査経路に沿って、前記アドレス線形フィード
バック・シフト・レジスタ(28)、前記データ線形フ
ィードバック・シフト・レジスタ(34)及び前記多重
入力シグナチュア・レジスタ(44)に、所望のビット
・パターンを走査するステップと、組み込み自己テスト
・モードで、前記アドレス線形フィードバック・シフト
・レジスタ(28)の内容を前記メモリ回路(10)に
供給するステップと、組み込み自己テスト・モードで、
前記メモリ回路(10)のデータ入力に前記データ線形
フィードバック・シフト・レジスタ(34)の内容を供
給するステップと、組み込み自己テスト・モードで、前
記多重入力シグナチュア・レジスタ(44)に前記メモ
リ回路(10)のデータ出力を供給するステップと、組
み込み自己テスト・モードで、所定のテスト・サイクル
数にわたって、前記アドレス線形フィードバック・シフ
ト・レジスタ(28)、前記データ線形フィードバック
・シフト・レジスタ(34)、前記多重入力シグナチュ
ア・レジスタ(44)及び前記メモリ回路(10)を進
めるステップと、前記所定の数のテスト・サイクルが終
わると、前記走査経路に沿って、前記多重入力シグナチ
ュア・レジスタ(44)から結果として生じるビット・
パターンを走査するステップから構成される、メモリ回
路の自己組み込みテスト方法である。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、組み込
み自己テスト・モードで第1のセレクタ手段により、ア
ドレス線形フィードバック・シフト・レジスタの内容を
ランダム・アクセス・メモリのアドレス入力に供給する
とともに、第2のセレクタ手段により、データ線形フィ
ードバック・シフト・レジスタの内容をランダム・アク
セス・メモリのデータ入力に供給し、ランダム・アクセ
ス・メモリからの出力データを多重入力シグナチュア・
レジスタで受信し、所定数のテスト・サイクルが終了す
ると、走査経路に沿って多重入力シグナチュア・レジス
タから結果として生じるビット・パターンを走査するよ
うにしたので、アドレス線形フィードバック・シフト・
レジスタとデータ線形フィードバック・シフト・レジス
タが集積回路でテスト・システム論理回路用の可観測性
レジスタとして使用することができるとともに、多重入
力シグナチュア・レジスタがRAMに続くテスト・シス
テム論理回路用制御レシレスタとして使用することがで
きる。これに伴い、安価にテスト時間の短縮化が図られ
るとともに、回路面積の拡大を必要とせず、しかも、集
積回路に他の論理回路要素によって包囲されている埋め
込み式ランダム・アクセス・メモリが含まれていめ場合
であっても、これらの長所を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるランダム・アクセス・メモリ及び
組み込み自己テスト回路要素を備えた、モノリシック集
積回路のブロック図である。
【図2】図1に示すデータ線形フィードバック・シフト
・レジスタの概略図である。
【図3】図1のアドレス線形フィードバック・シフト・
レジスタの実施に利用されるdeBruijn線形フィードバッ
ク・シフト・レジスタを示す、単純化された概略図であ
る。
【図4】図1に示す多重入力シグナチュア・レジスタの
概略図である。
【図5】図1に示す読み取り/書き込み許可論理回路の
概略図である。
【図6】本発明のもう1つの実施例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 ランダム・アクセス・メモリ 12 アドレス入力ライン 14 データ入力ライン 16 データ出力ライン 18 読み取り/書き込み許可ライン 20 クロック・ライン 24 システム入力アドレス回路要素 26,32,40,54,74,76,82,84,1
16,120,126,164,172,182,19
2,202,210 データ・セレクタ 28 アドレス線形フィードバック・シフト・レジス
タ 30,180,190 システム入力データ回路要素 34,184,194 データ線形フィードバック・
シフト・レジスタ 42 システム出力回路要素 44,212 多重入力署名レジスタ 50 読み取り/書き込み許可論理回路 52 システム論理回路 56 制御論理回路 70,80,110,140,142,144 フリ
ップ/フロップ 72,92,96,112,114,122,128,
146 排他的オアゲート 90 ノアゲート 148 アンドゲート 160 レジスタ・ファイル 162,170 システム・アドレス回路要素 166,174 シフト・レジスタ 200 システム入力アドレス回路要素 204 カウンタ 206 Rprimeレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス入力(12)、1つ以上のデー
    タ入力(14)及び1つ以上のデータ出力(16)を備
    えたランダム・アクセス・メモリと、 アドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ(2
    8)と、 前記アドレス線形フィードバック・シフト・レジスタ
    (28)の内容を組み込み自己テスト・モードで前記ラ
    ンダム・アクセス・メモリ(10)のアドレス入力に供
    給し、システム・アドレスを前記ランダム・アクセス・
    メモリ(10)に通常モードで供給するための第1のセ
    レクタ手段(26)と、 データ線形フィードバック・シフト・レジスタと、 前記データ線形フィードバック・シフト・レジスタ(3
    4)の内容を組み込み自己テスト・モードで前記ランダ
    ム・アクセス・メモリ(10)のデータ入力に供給し、
    システム入力データを前記ランダム・アクセス・メモリ
    (10)のデータ入力に通常モードで供給するための第
    2のセレクタ手段(32)と、 前記ランダム・アクセス・メモリ(10)のデータ出力
    から出力データを組み込み自己テスト・モードで受信す
    る多重入力シグナチュア・レジスタ(44)と、 走査モードで、走査経路に沿って、前記アドレス線形フ
    ィードバック・シフト・レジスタ(28)、前記データ
    線形フィードバック・シフト・レジスタ(34)、前記
    多重入力シグナチュア・レジスタ(44)に、所望のビ
    ット・パターン走査をするための手段と、 組み込み自己テスト・モードで、所定のテスト・サイク
    ル数にわたって、前記アドレス線形フィードバック・シ
    フト・レジスタ(28)、前記データ線形フィードバッ
    ク・シフト・レジスタ(34)、前記多重入力シグナチ
    ュア・レジスタ(44)及び前記ランダム・アクセス・
    メモリ(10)を進めるためのクロック手段と、 前記所定の数のテスト・サイクルが終わると、前記走査
    経路に沿って、前記多重入力シグナチュア・レジスタ
    (44)から結果として生じるビット・パターンを走査
    するための手段から構成される、ランダム・アクセス・
    メモリの組み込み自己テスト回路。
JP6183969A 1993-07-13 1994-07-13 ランダム・アクセス・メモリの組み込み自己テスト回路 Pending JPH07169300A (ja)

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US9148693A 1993-07-13 1993-07-13
US091,486 1993-07-13

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JPH07169300A true JPH07169300A (ja) 1995-07-04

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ID=22228038

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JP6183969A Pending JPH07169300A (ja) 1993-07-13 1994-07-13 ランダム・アクセス・メモリの組み込み自己テスト回路

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JP (1) JPH07169300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455373B1 (ko) * 1997-11-12 2005-01-17 삼성전자주식회사 다중 입력 부호 레지스터를 이용한 자동 셀프 테스트 회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455373B1 (ko) * 1997-11-12 2005-01-17 삼성전자주식회사 다중 입력 부호 레지스터를 이용한 자동 셀프 테스트 회로

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