JP3394403B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
野菜を長期保存する野菜収納容器の改良に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】図12、図13は、従来の冷蔵庫の野菜
室斜視図及び断面図である。図において、1はほうれん
草や白菜等の茎菜類、大根や人参等の根菜類の野菜を収
納する野菜ケース、2はこの野菜ケース1の後より上部
に設けられたフルーツケース、7は野菜ケース1の扉で
ある。 【0003】ほうれん草や白菜等の茎菜類、大根や人参
等の根菜類の野菜は、図13に示すように野菜ケース1
に寝かされた状態や、積み重なった状態で保存されてい
る。そのため、野菜の表面が傷みやすく、呼吸作用が促
進され、野菜の長期間鮮度保存が困難であった。 【0004】上述のような問題点を解決するものとし
て、例えば実開平4−53192号公報に、茎菜類、根
菜類の野菜を庫内に垂直状態に収納し得る収納スペース
を具備した冷蔵庫が開示されている。図14は、その実
開平4−53192号公報に示された冷蔵庫の主要部分
の斜視図である。図に示すように、冷蔵庫キャビネット
の最下段部に野菜収納室3を形成し、この野菜収納室に
は、野菜容器104を扉102に一体化して設けてお
り、この扉102を引くことで、野菜容器104を冷蔵
庫キャビネット内から引き出し得るようにしている。野
菜容器104の前部(扉102側)には、該野菜容器1
04内を前後に仕切る仕切板105を設けると共に、更
にその仕切板105により仕切られた野菜容器104内
の前部を左右3箇所に仕切る仕切板106,107を設
けており、これらによって、3つの、それぞれ上部が開
口しその開口広さに対して深さが大きな収納スペース1
08,109,110を形成している。 【0005】さて、上述のように構成したものの場合、
収納スペース108,109,110には、これらがそ
れぞれ上部が開口しその開口広さに対して深さが大きな
ものであることにより、ほうれん草や白菜といった茎菜
類の野菜111、並びに大根や人参といった根菜類の野
菜112を、ともに垂直状態に収納し得るもので、その
状態は野菜111,112にとって収穫前と同じで、こ
れらの野菜111,112の背地性や向地性といった伸
長成育に関する生理的特性をそのままにできるから、ス
トレスを生じず、野菜111,112に余分なエネルギ
ーが必要とされることがなくて、該野菜111,112
の植物体養分が保たれるものであり、かくして野菜11
1,112の鮮度を高く維持できる。 【0006】また、実開平1−144788号公報に
は、冷蔵庫の野菜ケースにおいて、フルーツケースを横
方向に移動し、フルーツケースと野菜ケースの間で、は
さみ支持することによりビン等の倒れを防止する技術が
開示されている。しかし、これはフルーツケースと野菜
ケースの間でビン等を収納するもので、フルーツケース
と野菜ケースの間に野菜を収納する本願とは異なる。 【0007】また、実開昭60−194281号公報に
は、冷蔵庫の野菜貯蔵容器において、整理柵に穴を明
け、野菜を垂直状態に収納する技術が開示されている。
しかし、これも固定した整理柵に穴を明けたもので、移
動自在なフルーツケースに穴を明けてそこに野菜を垂直
状態に収納する本願とは異なる。 【0008】また、実開昭60−54083号公報に
は、冷蔵庫の柵装置において、中柵の底板として可動底
板を回動自在に軸支し、開口を開閉できるようにした技
術が開示されている。しかし、これも移動自在なフルー
ツケースの底面に開閉自在に閉塞する蓋体を設けた本願
とは異なる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は以上の
ように構成されているので、実開平4−53192号公
報記載の冷蔵庫は、仕切板105,106,107で仕
切られる収納スペース108,109,110を設ける
必要があり、茎菜類、根菜類の野菜を庫内に垂直状態に
収納し得るものの、部品点数が多く高価であるという問
題点があった。 【0010】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、部品点数を増やすことなく野菜
を垂直の状態で収納できる野菜室を備えた冷蔵庫を得る
ことを特徴とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】請求項1の冷蔵庫は、冷
蔵庫本体と、本体に設けられ、上部が開口し、野菜を収
納する下ケースと、下ケースに移動自在に設けられ、フ
ルーツを収納する上ケースと、上ケースを移動すること
により、下ケースと上ケースとの間に形成される野菜を
垂直に収納できる野菜収納部と、下ケースの上ケースを
支持する部位に設置された複数のストッパーと、を備
え、上ケースはストッパーを挟み、はまり込むことによ
り固定され、ストッパーの幅や数を調整することにより
野菜収納部の幅を可変にしたものである。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による冷蔵庫の野菜ケ
ースの斜視図、図2はこの発明の実施の形態1による冷
蔵庫の野菜ケースの野菜を収納した状態を示す斜視図で
ある。 【0018】図において、1は野菜ケース、2は野菜ケ
ース1の上部に設けられ、左右方向に移動自在なフルー
ツケース、3は野菜ケース1とフルーツケース2の間に
形成される野菜収納部であるところの収納スペース、4
は茎菜類や根菜類の野菜、7は野菜ケース1の扉であ
る。 【0019】次に動作について説明する。茎菜類や根菜
類の野菜4を収納する場合、図2に示すようにフルーツ
ケース2を横方向に移動させ、野菜ケース1とフルーツ
ケース2により形成される収納スペース3に野菜4を垂
直に収納支持する。 【0020】図3は図1のZ−Z線部分拡大断面図であ
る。図において、1aは野菜ケース1のフルーツケース
2を支持する部位に設置されているストッパーである。
フルーツケース2はストッパー1aを挟み、はまり込む
ことにより固定される。 【0021】図4はこの発明の実施の形態1による冷蔵
庫の野菜ケースの平面図、図5はこの発明の実施の形態
1による冷蔵庫の野菜ケースの部分平面図である。図に
示すように、ストッパー1aの巾や数を調整することに
より収納スペース3の巾も可変できる。 【0022】上述の実施の形態1によれば、野菜ケース
1とフルーツケース2により収納スペース3を設けた
為、茎菜類や根菜類の野菜4を垂直に収納でき、野菜4
の外傷を少なくし、呼吸作用を抑制する効果が向上し、
野菜4の長期鮮度保存が可能である。 【0023】実施の形態2. 図6はこの発明の実施の形態2による冷蔵庫のフルーツ
ケースの斜視図、図7はこの発明の実施の形態2による
冷蔵庫の野菜ケースの側面図である。図6に示すよう
に、フルーツケース2の底面に大小適当な大きさの垂直
収納手段である複数個の穴2aを設け、図7のようにフ
ルーツケース2の穴2aを利用して野菜4を垂直に収納
することが可能である。 【0024】上記フルーツケース底面の穴は手前に小さ
く、奥へ行くほど大きくすると細い野菜は取り出しやす
い。また、穴の形状は野菜の断面に合わせて楕円等のど
のような形状のものでもよい。 【0025】実施の形態3. 図8はこの発明の実施の形態3による冷蔵庫のフルーツ
ケースの平面図、図9は図8のY−Y線断面図、図10
はこの発明の実施の形態3による冷蔵庫の野菜ケースの
側面図である。図において、5は軸5aを支点に開閉自
在に閉塞する垂直収納手段である蓋体、6は上方にのみ
回転自在のノブで、蓋体5の他端を支持するものであ
る。A方向にノブ6を押し上げると図10に示すように
蓋体5が開放される。蓋体5を開放した状態でフルーツ
ケース2に野菜を垂直な状態で収納することができる。 【0026】図8において、6aはノブ6の指を掛ける
指掛け部であり、指掛け部6aはフルーツケース2のど
の位置でもよく、手前に位置すれば開閉が容易にでき
る。 【0027】また、蓋体5の大きさは、フルーツケース
2の底面の面積以内であれば、どんな大きさ・形状のも
のでもよい。 【0028】図11は冷蔵庫の冷蔵室の扉内側を示し、
蓋体5や指掛け部6aは冷蔵室の扉棚8にも流用でき
る。 【0029】 【発明の効果】請求項1の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、本
体に設けられ、上部が開口し、野菜を収納する下ケース
と、下ケースに移動自在に設けられ、フルーツを収納す
る上ケースと、上ケースを移動することにより、下ケー
スと上ケースとの間に形成される野菜を垂直に収納でき
る野菜収納部と、下ケースの上ケースを支持する部位に
設置された複数のストッパーと、を備え、上ケースはス
トッパーを挟み、はまり込むことにより固定され、スト
ッパーの幅や数を調整することにより野菜収納部の幅を
可変にしたので、野菜を垂直に収納でき、野菜の外傷を
少なくし、呼吸作用を抑制する効果が向上し、野菜の長
期鮮度保存が可能である。また、野菜収納部の幅が可変
で自由に収納できる。 【0030】 【0031】 【0032】 【0033】 【0034】
ケースを示す斜視図である。 【図2】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の野菜
ケースの野菜を収納した状態を示す斜視図である。 【図3】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の野菜
ケース要部を示す断面図である。 【図4】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の野菜
ケース要部を示す平面図である。 【図5】 この発明の実施の形態1による冷蔵庫の野菜
ケース要部を示す平面図である。 【図6】 この発明の実施の形態2による冷蔵庫のフル
ーツケースを示す斜視図である。 【図7】 この発明の実施の形態2による冷蔵庫の野菜
ケースを示す断面図である。 【図8】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫のフル
ーツケースを示す平面図である。 【図9】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫のフル
ーツケースを示す断面図である。 【図10】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫のフ
ルーツケースを示す断面図である。 【図11】 この発明の実施の形態3による冷蔵庫の冷
蔵室の扉内側を示す斜視図である。 【図12】 従来の冷蔵庫の野菜室を示す斜視図であ
る。 【図13】 従来の冷蔵庫の野菜ケースを示す断面図で
ある。 【図14】 他の従来の冷蔵庫の野菜ケースを示す斜視
図である。 【符号の説明】 1 野菜ケース、2 フルーツケース、2a 穴、3
収納スペース、4 野菜、5 蓋体、6 ノブ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 冷蔵庫本体と、 前記本体に設けられ、上部が開口し、野菜を収納する下
ケースと、 前記下ケースに移動自在に設けられ、フルーツを収納す
る上ケースと、 前記上ケースを移動することにより、前記下ケースと前
記上ケースとの間に形成される前記野菜を垂直に収納で
きる野菜収納部と、 前記下ケースの前記上ケースを支持する部位に設置され
た複数のストッパーと、を備え、前記上ケースは前記ス
トッパーを挟み、はまり込むことにより固定され、前記
ストッパーの幅や数を調整することにより前記野菜収納
部の幅を可変にしたことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33385296A JP3394403B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33385296A JP3394403B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10176882A JPH10176882A (ja) | 1998-06-30 |
JP3394403B2 true JP3394403B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=18270671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33385296A Expired - Fee Related JP3394403B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394403B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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JP2002277136A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-25 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP6349549B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2018-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
JP6454866B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2019-01-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
WO2015097999A1 (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
JP7226646B2 (ja) * | 2020-03-23 | 2023-02-21 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33385296A patent/JP3394403B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH10176882A (ja) | 1998-06-30 |
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