JP3393313B2 - 棟部換気装置並びに同装置の組付構造 - Google Patents

棟部換気装置並びに同装置の組付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大棟や降り棟等の棟部
に据付け設置される棟部換気装置並びに同装置の組付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、棟部の換気装置としては本願出願
人が先に提案したもので、前面遮り板部を両側縁から下
向きに折り曲げた横断面略傘形の天板部と、逆L字状の
立上り板部を内端側に折り曲げた底板部とを組み合せて
板金製の装置本体を形成したものが知られている(実開
昭64−26432号)。
【0003】この装置本体は、前面遮り板部の内側に位
置する上腕部を天板部にビス止め固定させて側面略Z字
状の止め金具を備え、底板部を野地板や棟木等の傾斜上
端寄りに配置すると共に、傾斜下端寄り板面を天板部の
全面遮り板部より外側に位置する止め金具の下腕部と共
に釘着固定し、且つ、底板部の立上り板部を棟木等の端
部面に固定する別の止め金具であてがい支持し、この底
板部の立上り板部とZ字状の止め金具とで通気間隔を保
って天板部と底板部とを組み合せることにより棟部に取
付け装備するよう構成されている。
【0004】その棟部換気装置は装置本体の全体を丸瓦
で包囲し、屋外空気を丸瓦と平瓦との隙き間から流入さ
せて前面遮り板部の下端縁と底板部の板面との間隔より
通気間隔の内部に流通させ、更に、底板部の立上り板部
に設けた通気孔から棟部に設けた屋内側の通気路に流通
させて屋内に流動するよう据え付けられる。
【0005】然し、その棟部換気装置では装置本体を棟
部に据え付けるのに屋上で行なわねばならない作業が多
く伴い、また、天板部と底板部とを夫々個別に野地板或
いは棟木等に取り付けて組み合せねばならないから組立
てにも極めて手間が掛る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、略全体を地
上で組み立てでき、また、屋上でも簡単に組み立てら
れ、雨水が外気と共に侵入するのを防げるのは勿論、全
体を堅牢なものに組み立てできる棟部換気装置並びに同
装置の組付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
棟部換気装置においては、所定の間隔を隔て大棟,降り
棟等の棟部に積み上げるのし瓦等を基台部とし、その基
台部の間隔内で棟部に設ける間隙を屋内側の通気路とす
るもので、装置本体は屋外側の通気孔を有する前面板部
と、この前面板部より通気間隔を隔て相対向きに折曲げ
成形した天板部並びに底板部と、天板部並びに底板部の
折曲縁と平行方向で天板部並びに底板部の各外面側に相
対位置させて固定装備する上下の支持桟とを備え、その
装置本体は前面板部,天板部並びに底板部の両端側を各
基台部の端部に被せ、且つ、各基台部の端部を支持桟の
各端部で上下から挾み込み、各支持桟を互いに共締め固
定させて各基台部と一体に組み立てることにより棟部換
気装置として構成されている。
【0008】本発明の請求項2に係る棟部換気装置にお
いては、各基台部の端部面に当接させて、前面板部,天
板部並びに底板部の両端部を各基台部の端部に位置決め
被着する突縁部を天板部,底板部の少なくとも一方に設
けることにより構成されている。
【0009】本発明の請求項3に係る棟部換気装置にお
いては、複数枚の邪魔板を天板部,底板部の内面側から
通気間隔の内部に互い違いに起立位置し、前面板部の通
気孔を基準に屋内外空気の蛇行流動する通気間隔を該邪
魔板部で組み立てることにより構成されている。
【0010】本発明の請求項4に係る棟部換気装置にお
いては、天板部,底板部の内面間に亘る立上り板部と、
天板部並びに底板部の各内面に対接する谷板部,頂板部
とから横断面略山形に折曲成形し、且つ、該各立上り板
部の板面に上下交互に位置を違えて空気の流通孔を設け
た邪魔板を備え、その邪魔板を通気間隔の内部に組付け
配置し、前面板部の通気孔を基準に屋内外空気の蛇行流
動する通気間隔を該邪魔板で組み立てることにより構成
されている。
【0011】本発明の請求項5に係る棟部換気装置の組
付構造においては、所定の間隔を隔て大棟,降り棟等の
棟部に積み上げるのし瓦等を基台部とし、その基台部の
間隔内で棟部に設ける間隙を屋内側の通気路とするもの
で、装置本体は屋外側の通気孔を有する前面板部と、こ
の前面板部より通気間隔を隔て相対向きに折曲げ成形し
た天板部並びに底板部と、天板部並びに底板部の折曲縁
と平行方向で天板部並びに底板部の各外面側に相対位置
させて固定装備する上下の支持桟とを備え、その装置本
体は前面板部,天板部並びに底板部の両端側を各基台部
の端部に被せ、且つ、各基台部の端部を支持桟の各端部
で上下から挾み込み、各支持桟を互いに共締め固定させ
て各基台部の両側端部寄りに個別に組み付け、この装置
本体は基台部を大棟,降り棟等の棟部に積み上げると共
に、丸瓦を各天板部の板面間に積み上げて棟部に据付け
設置することにより棟部換気装置として構成されてい
る。
【0012】本発明の請求項6に係る棟部換気装置の組
付構造においては、のし瓦を基台部として組み付けるこ
とにより構成されている。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る棟部換気装置では、屋
外側の通気孔を有する前面板部と、その前面板部から同
方向に折り曲げることにより天板部並びに底板部とを一
体成形し、上下の支持桟を天板部並びに底板部に固定装
備することから装置本体を組み立て、前面板部,天板部
並びに底板部の端部を各基台部の端部に被せ、且つ、各
基台部の端部を上下の支持桟で挟み込んで支持桟を締付
け固定することにより装置本体を基台部と一体に組み立
てるから、所定の間隔を隔て大棟,降り棟等の棟部に各
基台部と一体に直ちに積み上げることができる。その装
置本体は地上で組み立てた基台部と共に屋上に持ち運べ
ぶようにでき、また、屋上で組み立てるときでも上下の
支持桟を基台部に締付け固定するだけでよいから、棟部
換気装置として全体を少ない作業で組み立てることがで
きる。
【0014】本発明の請求項2に係る棟部換気装置で
は、前面板部,天板部並びに底板部の両端部を突縁部で
位置決めさせて基台部の各端部に被せられることから、
基台部の各端部に被せる寸法幅を正確に規制できると共
に、大棟,降り棟等の棟部に組み付ける基台部を定間隔
に保って一体に組み立てることができる。
【0015】本発明の請求項3に係る棟部換気装置で
は、天板部,底板部の相対間隔を屋内外空気の蛇行流動
する通気間隔として邪魔板で組み立てるため、屋外側の
通気孔を屋外に面する前面板部の板面に位置することか
ら、雨水が外気と共に侵入しても、その雨水を通気間隔
の内部で邪魔板で遮れて屋内まで流入するのを防ぐこと
ができる。
【0016】本発明の請求項4に係る棟部換気装置で
は、雨水を邪魔板で遮れることは勿論、その邪魔板が天
板部,底板部の相対間隔を保持するスペーサーとして機
能することにより、全体を天板部,底板部の支持桟と共
に堅牢なものに組み立てることができる。
【0017】本発明の請求項5に係る棟部換気装置の組
付構造では、別体の装置本体を基台部両側端部寄りに組
付け装備することから、両側の天板部並びに底板部を連
続させて装置本体を一体に折曲成形するよりも容易に個
別に組み立てでき、その組付け装備時にも手軽に取り扱
え、また、両者の間隔を丸瓦で被包することから屋上に
おける作業も増やさずに全体を組み付け設置することが
できる。
【0018】本発明の請求項6に係る棟部換気装置の組
付構造では、基台部をのし瓦とすることから部品点数を
少なくでき、また、据付け設置も安定よく確実に行え
る。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照して説明すれば、図1
で示す棟部換気装置は大棟の長手方向に沿って所定長さ
に亘る板金製の装置本体1,1を備えることにより棟部
に据付け設置するものとして組み立てられている。その
棟部換気装置は、図2で示すように所定の間隔を隔て大
棟に積み上げられる各のし瓦2,2を基台部として一体
に組み立てられる。また、略傘形ののし瓦2,2を基台
部として別体に組み立てた装置本体1,1を両斜面下端
部寄りに組み付け、各装置本体1,1の間隔を大棟に積
み上げられる丸瓦3で被包することにより据付け設置す
るよう構成されている。
【0020】各装置本体1,1は、屋外側の通気孔10
を有する前面板部11と、通気間隔W1 を隔て前面板部
11より同方向に折り曲げられた天板部12並びに底板
部13とを板金材から連続曲げすることにより形成され
ている。この装置本体1,1においては、前面板部11
をのし瓦2,2の側部面に相当する立上り幅に形成し、
のし瓦2,2の両斜面下部寄りが厚肉に形成されている
ことから底板部13を段付け曲げし、通気間隔W1 を前
面板部11の立上り幅よりも狭く形成することにより両
端部を後述するのし瓦2,2の端部に密着させて被着で
きるよう折曲成形されている。
【0021】その装置本体1,1には、上下の支持桟1
4,15が天板部12並びに底板部13の折曲縁と平行
方向で、天板部12並びに底板部13の各外面側に相対
位置させて備え付けられている。この各支持桟14,1
5は横断面コの字状に折曲成形された剛直なものを備
え、図2の天板部12において示す如くビス16a,1
6b…で天板部12並びに底板部13の各外面側に締付
け固定されている。また、その各支持桟14,15には
のし瓦2,2の端部寄りに位置させて両者間に掛渡し螺
着することにより共締め固定用の締付けボルト17a,
17bが備え付けられている。
【0022】この装置本体1,1には、のし瓦2,2の
端部面に当接する突縁部18が底板部13には設けられ
ている。その突縁部18は底板部13の内端側を立上げ
折曲することにより設けられ、また、後述する如く前面
板部11,天板部12並びに底板部13の両端部をのし
瓦2,2の各端部に被せる寸法幅W2 を除く内側に立上
げ成形されている。この突縁部18は天板部12から立
上げ成形してもよく、天板部12並びに底板部13の双
方から立上げ成形することもできる。
【0023】屋外側の通気孔10としては、図3で示す
ように複数個の横長孔10a,10b…を組に前面板部
11の長手方向に沿って所定の間隔を隔て複数組設けれ
ばよい。また、この通気孔10は底板部13の折曲縁寄
りに位置させて複数組が前面板部11の板面に設けられ
ている。
【0024】その前面板部11の通気孔10を基準に、
天板部12と底板部13との相対間隔W1 は屋内外空気
を蛇行流動する通気間隔として形成されている。この通
気間隔は、図1で示すように複数枚の邪魔板19,19
…を天板部12並びに底板部13の各内面側から上下交
互に起立し、且つ、位置を互い違いにずらせて配置する
ことにより形成することができる。
【0025】その各邪魔板19,19…は、突端部と天
板部12並びに底板部13との間に隙き間を保ち、この
隙き間を通気路として空気を流動できるよう天板部12
並びに底板部13の各内面に立付け固定されている。ま
た、この邪魔板19,19…は前面板部11の通気孔1
0が底板部13の折曲部寄りに位置させて設けられてい
ることから、その前面板部11と隣接位置するものとし
ては底板部13の内面側に立付け固定すればよい。
【0026】上述した一枚,一枚の邪魔板19,19…
を装備するのに代えて、図4で示すように横断面略山形
に折曲成形した邪魔板19を備えることにより屋内外空
気を蛇行流動する通気間隔W1 を形成することができ
る。この邪魔板19は、図5で示すように天板部12と
底板部13との各内面に亘る立上り板部19a,19b
と、底板部13の内面に対接する谷板部19cと、天板
部12の内面に対接する頂板部19dと連続曲げしてな
り、その立上り板部19a,19bの板面には図3で示
すと同様な通気孔19e,19fが設けられている。
【0027】この邪魔板19は、天板部12と底板部1
3との相対間隔W1 に嵌め込むことにより、装置本体
1,1の内部に組付け固定することができる。その邪魔
板19では立上り板部19a,19bが天板部12並び
に底板部13と直交位置し、また、谷板部19c並びに
頂板部19dが天板部12,底板部13の各内面に対接
することからスペーサーとなり、装置本体1,1を全体
的に堅牢なものに組み立てることができる。
【0028】この邪魔板19では、前面板部11の通気
孔10を基準に、通気孔19e,19fを立上り基部,
立上り頂部寄りと交互に位置を違えて立上り板部19
a,19bの板面に設ければよい。その通気孔19e,
19fは、上述した如く前面板部11の通気孔10が底
板部13の折曲部寄りに位置させて設けられているか
ら、その前面板11と隣接位置する立上り板部19aに
おいては立上り頂部寄りに位置させて設けられている。
【0029】このように構成する棟部換気装置において
は、装置本体1,1は所定の間隔を隔てて大棟に積み上
げられるのし瓦2,2を基台部とし、前面板11,天板
部12並びに底板部13の両端側をのし瓦2,2の各端
部に被せ、且つ、のし瓦2,2の各端部を支持桟14,
15の端部で上下から挾込み支持することにより、のし
瓦2,2の両斜面下端部寄りで間隔間に掛渡し配置する
よう組み付けられている。その装置本体1,1の組付け
にあたっては、底板部13から立上げ成形した突端部1
8がのし瓦2,2の端部板厚面に当接位置することか
ら、両端側の被せ幅W2 と共にのし瓦2,2の間隔を一
定に設定するよう規制することができる。
【0030】その装置本体1,1を各のし瓦2,2に組
み付けて、上下の支持桟14,15を締付けボルト17
a,17bで共締め固定すると、支持桟14,15がの
し瓦2,2を端部間で挾圧支持することにより、装置本
体1,1はのし瓦2,2を両側に備えて一体に組立て固
定することができる。また、この装置本体1,1は両端
側をのし瓦2,2の端部に密着させて組付け固定するよ
うにできる。
【0031】その組立作業は地上で全て行うことがで
き、また、屋上ででも装置本体1,1をのし瓦2,2に
容易に組み付けるようにできる。全体を地上で組み立て
たときはのし瓦2,2と共に屋上に持ち上げることか
ら、大棟の所定位置に直ちに据付け設置することができ
る。この据付け設置後、各装置本体1,1には丸瓦3を
各天板部12の板面間に掛け渡すよう積み上げれば、各
装置本体1,1の間隔を丸瓦3で被包することにより完
成体として据付け設置することができる。なお、のし瓦
2,2は棟部を介して屋根斜面に積み上げられる平瓦4
の板面間に掛け渡すことにより積み上げられている。
【0032】その棟部換気装置では装置本体1,1の前
面板部11が外気に面するよう設置され、また、前面板
部11の通気孔10を屋外側に位置するものとして設置
されている。この棟部換気装置においては外気が前面板
部11の通気孔10より通気間隔W1 に流入し、その通
気間隔W1 を経て、のし瓦2,2の間隔内で棟部に設け
た間隙5より屋内側に流動することができる。この屋外
空気と共に雨水が通気間隔W1 に侵入しても、その雨水
を邪魔板19で蛇行流動する途上に遮れることから屋内
側まで侵入するのを防止することができる。
【0033】上述した実施例ではのし瓦2,2を基台部
として組み立てたが、これに代えてのし瓦2,2と同等
な構成部材を装置本体1,1の一部として別途に組み付
けるようにしてもよい。また、上述した装置本体1,1
の天板部12を双方連続させて折曲成形することにより
両側一体のものとして組み立てることもできる。なお、
降り棟に沿って据付け設置する場合にも上述したと同様
に行えばよい。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る棟部換気装置
並びに同装置の組付構造に依れば、装置本体を地上,屋
上のいずれでも極めて簡単な作業で組み付けでき、ま
た、上下の支持桟や邪魔板を備えることにより全体を堅
牢なものに組み立てることができる。その装置本体はの
し瓦等を基台部として一体に組み立てるようにできるか
ら、少ない部品点数で安定よく確実に据付け設置でき、
雨水が屋外空気と共に侵入しても邪魔板で遮って屋内側
まで流動するのも確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る棟部換気装置の組付構
造を示す側断面図である。
【図2】同装置の組付構造を丸瓦の取外し状態で示す中
間省略平面図である。
【図3】同装置の組付構造を装置本体の前面板部側から
示す部分平面図である。
【図4】本発明の別の実施例に係る棟部換気装置の組付
構造を部分的に示す側断面図である。
【図5】図4の換気装置を組み立てる装置本体の部分切
欠斜視図である。
【符号の説明】
1,1 装置本体 W1 通気間隔 10 屋外側の通気孔 11 前面板部 12 天板部 13 底板部 14,15 支持桟 18 突縁部 19 邪魔板 19a,19b 邪魔板の立上り板部 19c 邪魔板の谷板部 19d 邪魔板の頂板部 19e,19f 邪魔板の通気孔 2,2 基台部(のし瓦) 3 丸瓦

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を隔て大棟,降り棟等の棟部
    に積み上げるのし瓦等を基台部とし、その基台部の間隔
    内で棟部に設ける間隙を屋内側の通気路とする棟部換気
    装置であって、 装置本体は屋外側の通気孔を有する前面板部と、この前
    面板部より通気間隔を隔て相対向きに折曲げ成形した天
    板部並びに底板部と、天板部並びに底板部の折曲縁と平
    行方向で天板部並びに底板部の各外面側に相対位置させ
    て固定装備する上下の支持桟とを備え、 その装置本体は前面板部,天板部並びに底板部の両端側
    を各基台部の端部に被せ、且つ、各基台部の端部を支持
    桟の各端部で上下から挾み込み、各支持桟を互いに共締
    め固定させて各基台部と一体に組み立てることを特徴と
    する棟部換気装置。
  2. 【請求項2】 各基台部の端部面に当接させて、前面板
    部,天板部並びに底板部の両端部を各基台部の端部に位
    置決め被着する突縁部を天板部,底板部の少なくとも一
    方に設けたことを特徴とする請求項1記載の棟部換気装
    置。
  3. 【請求項3】 複数枚の邪魔板を天板部,底板部の内面
    側から通気間隔の内部に互い違いに起立位置し、前面板
    部の通気孔を基準に屋内外空気の蛇行流動する通気間隔
    を該邪魔板部で組み立てたことを特徴とする請求項1記
    載の棟部換気装置。
  4. 【請求項4】 天板部,底板部の内面間に亘る立上り板
    部と、天板部並びに底板部の各内面に対接する谷板部,
    頂板部とから横断面略山形に折曲成形し、且つ、該各立
    上り板部の板面に上下交互に位置を違えて空気の流通孔
    を設けた邪魔板を備え、その邪魔板を通気間隔の内部に
    組付け配置し、前面板部の通気孔を基準に屋内外空気の
    蛇行流動する通気間隔を該邪魔板で組み立てたことを特
    徴とする請求項1記載の棟部換気装置。
  5. 【請求項5】 所定の間隔を隔て大棟,降り棟等の棟部
    に積み上げるのし瓦等を基台部とし、その基台部の間隔
    内で棟部に設ける間隙を屋内側の通気路とする棟部換気
    装置の組付構造であって、 装置本体は屋外側の通気孔を有する前面板部と、この前
    面板部より通気間隔を隔て相対向きに折曲げ成形した天
    板部並びに底板部と、天板部並びに底板部の折曲縁と平
    行方向で天板部並びに底板部の各外面側に相対位置させ
    て固定装備する上下の支持桟とを備え、 その装置本体は前面板部,天板部並びに底板部の両端側
    を各基台部の端部に被せ、且つ、各基台部の端部を支持
    桟の各端部で上下から挾み込み、各支持桟を互いに共締
    め固定させて各基台部の両側端部寄りに個別に組み付
    け、 この装置本体は基台部を大棟,降り棟等の棟部に積み上
    げると共に、丸瓦を各天板部の板面間に積み上げて棟部
    に据付け設置することを特徴とする棟部換気装置の組付
    構造。
  6. 【請求項6】 のし瓦を基台部として組み付けたことを
    特徴とする請求項5記載の棟部換気装置の組付構造。
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