JP3393290B2 - 剃刀の刃体 - Google Patents

剃刀の刃体

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JP3393290B2 JP35951896A JP35951896A JP3393290B2 JP 3393290 B2 JP3393290 B2 JP 3393290B2 JP 35951896 A JP35951896 A JP 35951896A JP 35951896 A JP35951896 A JP 35951896A JP 3393290 B2 JP3393290 B2 JP 3393290B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、剃毛時に皮膚を保護す
るためガードを設けた剃刀の刃体にかんする。
【0002】
【従来の技術】剃毛時に皮膚を保護するためガードを設
けた剃刀の刃体が実施されており、また種々の構造のも
のが提案されているが、これらは切れの良さと滑らかな
使用感(剃り心地感)を十分に満たすものとはいえな
い。また深剃りを向上させるため剃毛時に無理に圧接す
ると、一層使用感を損なうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の剃刀は、刃先と
直交する上下方向に刃体を移動させて剃毛をおこなう
が、被覆部の延設方向と直交する断面が矩形で角材状の
被覆部の場合、剃毛時に表面の角部が皮膚に接触して横
方向への摩擦力が大きくなり、刃体の横ずれを防止する
上で効果的である反面、使用感や切れが低下する。
【0004】そこで良好な使用感を得るため、刃先を含
めた刃体に細線を巻着させて剃毛時の皮膚を保護する構
造(特開昭64−70089号に開示のガード部)が提
案されている。この場合、被覆部である細線の延設方向
と直交する断面は円形であるから皮膚との接触は滑らか
であるが、刃体に巻着された細線が剃毛時における剃毛
抵抗力により左右方向に振れやすく、刃縁を損傷した
り、ひいては皮膚を傷めるおそれがある。
【0005】そこでこのような課題を克服し、切れに優
れるとともに使用感のよいガード部を設けた剃刀の刃体
を提供するものである。また斜行剃りを安定してなしう
るガード部を設けた剃刀の刃体を提供する。
【0006】 この課題を解決するため本発明にかかる
ガード部付き剃刀の刃体は次のような手段をとる。すな
わち、刃先に並列するとともに刃先と交差して延設され
る被覆部と露出部を設けたガード部を備える剃刀の刃体
において、ガード部は少なくとも一対の上下枠部を備
え、強度を補強する接続部を介して両端が上下枠部にそ
れぞれ一体に形成された被覆部は、表面に丸みを付与し
て少なくとも角部がなく、かつ底面に対して垂直部分を
有する側面を備え、底部には刃先および/または刃体と
当接する面部を形成し、皮膚と接触する刃先を移動して
剃毛するとき被覆部は少なくとも一方の側面の垂直部分
が皮膚と接触し、刃先の横ずれを阻害するようにした
(図1、5参照)。
【0007】 また、刃先に並列するとともに刃先と交
差して延設される被覆部と露出部を設けたガード部を備
える剃刀の刃体において、ガード部は少なくとも一対の
上下枠部を備え、強度を補強する接続部を介して両端が
上下枠部にそれぞれ一体に形成された被覆部は、表面に
丸みを付与して少なくとも角部がなく、かつ底面に対し
て垂直部分を有する側面を備え、底部には刃先および/
または刃体と当接する面部を形成し、皮膚と接触する刃
先を、刃先に直交する方向に対して一定の角度をもって
斜め上下方向に移動して剃毛する斜行剃りのとき、被覆
部は少なくとも一方の側面の垂直部分が皮膚と接触し、
刃先の横ずれを阻害するようにした(図1、5参照)。
【0008】
【実施の形態】本発明にかかるガード部を設けた剃刀の
刃体を説明する。ガード部1は、ステンレスなどの金
属、合成樹脂その他の素材で形成された薄い板状であ
る。被覆部2を含めたガード部の厚みに制限はないが、
通常は0.2mm乃至0.05mm程度である。上枠部
3と下枠部4間に設けられた被覆部2は上枠部3と下枠
部4に接続部14を介して一体に形成してある。刃先5
に対して交差方向に延設された被覆部2は刃先5に沿い
並列されており、被覆部2と刃先露出部12が交互に設
けてある。部分的に刃先5を被覆する被覆部2は、通
常、刃先5に対して直交方向に延設される(図11、図
14参照)が、刃先5に対して適宜な角度で傾斜する斜
交方向に延設してもよい(図示せず)。
【0009】被覆部2は剃毛時における刃先の横ずれ、
つまり左右方向の移動を防止して皮膚を傷めない機能を
もつ。被覆部2の幅は通常、0.8mm乃至0.2mm
程度の細いものであり、また被覆部2の厚みが通常、
0.2mm乃至0.05mm程度の薄いものであること
は前記の通りであるが、被覆部2の厚みは剃毛時の皮膚
6との摩擦力、特に刃先5に対する横方向(左右方向)
の摩擦力のみならず、切れ(剃り達成度)と使用感(剃
り心地)に大きく関係してくる。一般に被覆部2の厚み
を小さくすると使用感と切れがよくなるが、摩擦力が過
小になると刃先4の横ずれ防止の機能が低下するおそれ
がある。一方、被覆部2の厚みを大きくすると十分な摩
擦力を確保でき、刃先5の横ずれを防止する上で効果的
であるが、使用感と切れが悪くなる。このような観点か
ら被覆部2の厚みは、前記のように、通常、0.2mm
乃至0.05mm程度の薄いものが望ましい。
【0010】そして被覆部2の延設方向に対してこれと
直交する被覆部の断面形状11に半円形などのように丸
みを付与し、剃毛時に皮膚6と接触する被覆部2の表面
に角部がないものとしてある。剃刀は日常的な製品であ
り、特殊な用途に供されるものではない。また刃体に設
けられるガード部1の被覆部2の厚みは、前記のように
通常、0.2mm乃至0.05mm程度で薄く、その幅
も0.8mm乃至0.02mm程度の細いものであり、
このような微細な被覆部2に対して加工を施し、剃毛時
に皮膚と接触する被覆部2は表面に角部のないものとす
るという着想はこれまで当該技術分野にまったく存在し
なかったものであり、この意味において極めて斬新なも
のである。
【0011】被覆部の延設方向に対してこれと直交する
被覆部の断面11(図7におけるX−X線に沿う断面)
の形状に丸みを付与した構造を具体的にみると、図1乃
至図4に示されるのは、断面の形状11が半円形あるい
はそれに近い形状であり、ほぼ全体的に丸みが付与され
ているが、図5に示されるのは一部に丸みが付与されて
いる。いずれの場合も被覆部2の表面に角部はない。ま
た図4に示される被覆部2は延設された被覆部2の内部
に中空部13が形成してある。
【0012】剃毛時に皮膚と接触する表面に角部がない
被覆部2(図8参照)と、角材状で表面に角部がある従
来の被覆部22(図9参照)について、剃毛時における
刃先5と皮膚6の接触状態を比較すると、表面に角部の
ない被覆部2は、表面に角部のある被覆部22よりもソ
フトな感触となるのはもちろんのこと、被覆部2の周辺
における刃先5と皮膚6との接触面積も大きくなり、剃
毛効率がよくなる(その結果切れが優れたものとな
る)。また強く押し当てた深剃りも可能となり、使用感
と切れは大きく向上する。
【0013】次の剃毛時における被覆部2と皮膚6との
接触抵抗、特に滑走抵抗についてみると、皮膚に接触す
る表面に角部がない被覆部2の場合、皮膚に対する滑走
抵抗が適度に減少する一方、滑走抵抗の適度の減少が斜
行剃りを可能にして切れを飛躍的に向上させる。一般的
に刃で物を切る際、垂直に押し切るよりも刃を斜めに進
行させると、切削角が実際の刃先角度より小さくなり、
切れの向上することが知られている。斜行剃りはこの原
理を適用したものであり、図10に示されるように、皮
膚と接触する刃先5を通常の上下移動(点線矢標方向)
ではなく、斜行、すなわち一定の角度で斜め方向に上下
移動(矢標方向)させて剃毛すると、切れが飛躍的に向
上する。この斜行剃りは理髪店の髭剃りなどでよく使わ
れるテクニックの1つでもある。
【0014】従来の表面に角部がある被覆部22の場
合、斜行に対する抵抗力が大きいから滑らかな斜行剃り
ができないし、また刃体に細線を巻着した剃刀によって
も剃毛の抵抗力で細線が左右に振れて安定した斜行剃り
ができない(図示せず)。剃毛時に皮膚と接触する表面
に角部がない被覆部2の場合、滑走抵抗が適度に小さく
なり滑らかでスムースな斜行が可能となる。すなわち滑
走抵抗が過小になると、横ずれの原因になるが、斜行剃
りの際、皮膚6と被覆部2の表面との接触、とくに被覆
部の側面7と皮膚6との面接触により剃刀の横ずれを阻
止しうるだけでなく、斜行に必要な一定の方向性を付与
する。斜行に一定の方向性を付与し、斜行角度を安定さ
せることが斜行剃りを効果的に行う上で重要なポイント
である。被覆部の側面7と皮膚6との一定の面接触の維
持は安定した斜行剃りに有効である。なお刃体に細線を
巻着させたガード構造では一定の方向性を得ることが困
難で、安定した斜行剃りをおこなうことはできなかっ
た。
【0015】実際に発明者が試験した結果、本発明によ
れば、一定の方向性と一定の斜行度を維持した斜行剃り
を容易かつ安定しておこなうことができた。また横ずれ
の防止機能も十分であった。業務用の理容用剃刀でお客
の髭剃りをおこなうには経験と熟練が必要であるが、こ
のような被覆部2を有するガード部1を設けた理容用剃
刀で試したところ、初心者でも安心して髭剃りをおこな
うことができた。また滑らかで切れ味のよい髭剃りが達
成できた。なお斜行剃りを行う場合には被覆部2と被覆
部2との間隔をある程度大きくするなどの調整を適宜に
おこない、斜行剃りを容易にするのが望ましい。
【0016】このように上枠部3と下枠部4との間に被
覆部2と刃先露出部12を交互に設けたガード部1は少
なくとも剃毛時に皮膚と接触する被覆部2の表面に角部
がない丸みが付与してある。被覆部2の両端は接続部1
4となっており、この接続部14を介して被覆部2は枠
部3、4と一体に形成されているが、接続部14の強度
が補強されている。接続部14の強度補強手段は、たと
えば、接続部14の幅を被覆部2の幅より大きくしたり
(図7参照)、あるいは被覆部2は断面の形状11に丸
みが付与されているのに対して接続部14の断面の形状
は丸みを付与しないで矩形とするなどがある(図示せ
ず)。被覆部2は接続部14で強度が補強されているか
ら、斜行剃りなどにより被覆部2に大きな剃毛時の抵抗
力が加わっても十分に対応できる。
【0017】被覆部の底部9には刃先5および/または
刃体15と当接する平面部が形成されている。被覆部2
の底部9の全体(図1乃至図5参照)あるいは底部9の
一部(図示せず)が刃先5及び/または刃体15に面接
触していると、剃毛時に横方向から被覆部2に力が加わ
っても刃先5および/または刃体15との間に適度な摩
擦抵抗力が働くから、被覆部2は左右方向に振れにく
い。また被覆部2は接続部14を介してガード部の上下
枠部3、4に一体に形成されているから、被覆部2の横
方向への移動が阻止される。この被覆部2の安定性は斜
行剃りをおこなう場合、特に有効に作用する。なお剃毛
時において底部の隅部10は直接に皮膚に接触しないか
ら、隅部10が角ばっていても不都合はない。
【0018】次にガード部1の製法について説明する
と、ステンレス、アルミ等の他の公知の材料をプレスや
エッチングにより上下枠間に所定間隔の角材状の被覆部
を有するガード部を形成した後、アール面を持つプレス
型で角材状の被覆部の表面の角部をつぶし、表面に丸み
があり角部のない被覆部を形成する(図示せず)。ある
いは合成樹脂を射出成形して上下枠間に所定間隔の被覆
部2を有するガード部1を形成することも可能である
(図示せず)。なおこの場合は成形時に被覆部の表面に
丸みが形成されるから、前記のようなプレス加工は不要
である。
【0019】このような被覆部2を有するガード部1を
設けた刃体の取り付け構造は公知の剃刀に任意に実施で
きるものであり、その取り付け構造に格別の制限はな
い。要するに、刃先5に対して交差方向に延設された被
覆部2を刃先5に沿って並列し、被覆部2と刃先露出部
12を交互に有するガード部1を設けた剃刀の刃体15
の構成を維持するかぎり具体的にどのような剃刀の構造
であってもよい。
【0020】たとえば、剃刀は2枚の刃体15を有する
剃刀であってキャップ部16、ガード部1、2枚の刃体
15、15、スペーサ17、刃台18の各構成部材から
構成されている(図10乃至12参照)。すなわち刃台
18、ガード部1、2枚の刃体15、15、スペーサ1
7にそれぞれピン挿通孔19が形成されており、キャッ
プ部16から突出するピン20をピン挿通孔19に挿入
して各構成部材が一体化される。そして刃先に5に対し
て交差方向に延設された被覆部2を刃先5に沿って並列
し、被覆部2と刃先露出部12を交互に有するガード部
1を設けた剃刀の刃体15が構成されている。この場合
剃毛時に皮膚と接触する被覆部2の表面は角部がなく、
底部9に刃先5および/または刃体15と当接する平面
部が形成してある。なお23はキャップ部16の内側面
に設けられた係止突起、24はガード部1に形成された
係止孔であり、係止突起23は係止孔24に係止され
る。
【0021】また被覆部2を有するガード部1を刃体1
5に固着したものでもよい(図14参照)。すなわちフ
ィルム状の合成樹脂製あるいはスチール製であり、被覆
部2と刃先露出孔21を有するガード部を2つ折りにし
て刃先5と刃体15(表面と裏面)を覆うとともに、ス
ポット溶接あるいは接着剤で刃体15に固着したもので
ある。そして刃先5に対して交差方向に延設された被覆
部2を刃先に沿って並列するとともに、被覆部2と刃先
露出部12を交互に有するガード部1を設けた剃刀の刃
体15が構成され、剃毛時に皮膚と接触する被覆部2の
表面は角部がなく、底部9に刃先5および/または刃体
15と当接する平面部が形成してある。
【0022】 ガード付き剃刀の刃体の構成につきさら
に若干説明を補足する。刃先に対して交差方向に延設さ
れた刃先被覆部を刃先に沿って並列し、被覆部と刃先露
出部を交互に有するガード部を設けた剃刀の刃体におい
て、被覆部の延設方向に対してこれと直交する被覆部の
断面形状に半円形状のように丸みを付与し、剃毛時にお
いて皮膚と接触する被覆部の表面は角部がないものと
し、被覆部の底部に隅部10を含めて刃体と当接する平
面部を形成した。隅部10を含めて刃体と当接する平面
部を被覆部の底部9に形成したから、横方向からの外力
に対して被覆部2の位置が安定する。
【0023】刃先に対して交差方向に延設された被覆部
を刃先に沿って並列し、被覆部と刃先露出部を交互に有
するガード部を設けた剃刀の刃体において、被覆部の延
設方向に対してこれと直交する被覆部の断面の形状には
半円形のように丸みを付与し、剃毛時に皮膚と接触する
被覆部の表面に角部がないものとし、また被覆部の表面
には斜行剃りの際に皮膚と面接触する側面7を形成し
た。斜行に一定の方向性を付与して安定した斜行剃りが
可能である。
【0024】上枠部と下枠部とからなる枠部に被覆部と
刃先露出部を交互に設けたガード部は、少なくとも剃毛
時に皮膚に接触する被覆部の表面に角部のない丸みを付
与し、被覆部は両端の接続部14を介して上枠部と下枠
部とそれぞれ一体形成し、接続部14の強度を補強し
た。
【0025】
【効果】本発明にかかる剃刀の刃体によれば、切れに優
れるとともに使用感がよく、また斜行剃りも安定してお
こなうことができるなど優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部の被覆部の拡大断面図である。
【図2】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部の他の被覆部の拡大断面図である。
【図3】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部の更に他の被覆部の拡大断面図である。
【図4】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部のまた他の被覆部の拡大断面図である。
【図5】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部のまた更に他の被覆部の拡大断面図である。
【図6】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部の平面図である。
【図7】図6に示されるガード部の一部拡大平面図であ
る。
【図8】本発明にかかる剃刀の刃体に設けられるガード
部の被覆部と皮膚との接触状態を示す説明図である。
【図9】従来の被覆部と皮膚との接触状態を示す説明図
である。
【図10】剃刀の刃体の斜行移動を示す説明図である。
【図11】本発明にかかるガード部を設けた刃体を有す
る剃刀(頭部)の斜視図である。
【図12】図11に示される剃刀(頭部)の断面図であ
る。
【図13】図11に示される剃刀(頭部)の分解斜視
図。
【図14】本発明にかかるガード部を設けた他の刃体の
平面図である。
【符合の説明】
1 ガード部 2 被覆部 3 上枠部 4 下枠部 5 刃先 6 皮膚 7 側面 9 底部 10 隅部 11 被覆部の断面 12 刃先露出部 13 中空部 14 接続部 15 刃体 16 キャップ部 17 スペーサ 18 刃台 19 ピン挿通孔 20 ピン 21 刃先露出孔 22 被覆部 23 係止突起 24 係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 21/14 B26B 21/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃先に並列するとともに刃先と交差して
    延設される被覆部と露出部を設けたガード部を備える剃
    刀の刃体において、ガード部は少なくとも一対の上下枠
    部を備え、強度を補強する接続部を介して両端が上下枠
    部にそれぞれ一体に形成された被覆部は、表面に丸みを
    付与して少なくとも角部がなく、かつ底面に対して垂直
    部分を有する側面を備え、底部には刃先および/または
    刃体と当接する面部を形成し、皮膚と接触する刃先を移
    動して剃毛するとき被覆部は少なくとも一方の側面の垂
    直部分が皮膚と接触し、刃先の横ずれを阻害するように
    したガード部付きの剃刀の刃体。
  2. 【請求項2】 刃先に並列するとともに刃先と交差して
    延設される被覆部と露出部を設けたガード部を備える剃
    刀の刃体において、ガード部は少なくとも一対の上下枠
    部を備え、強度を補強する接続部を介して両端が上下枠
    部にそれぞれ一体に形成された被覆部は、表面に丸みを
    付与して少なくとも角部がなく、かつ底面に対して垂直
    部分を有する側面を備え、底部には刃先および/または
    刃体と当接する面部を形成し、皮膚と接触する刃先を、
    刃先に直交する方向に対して一定の角度をもって斜め上
    下方向に移動して剃毛する斜行剃りのとき、被覆部は少
    なくとも一方の側面の垂直部分が皮膚と接触し、刃先の
    横ずれを阻害するようにしたガード部付きの剃刀の刃
    体。
  3. 【請求項3】 強度を補強する接続部は被覆部よりその
    幅を大きくした請求項1又は2に記載のガード部付きの
    剃刀の刃体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3006292U (ja) 1994-03-15 1995-01-24 クリハ工業株式会社 剃刀具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3006292U (ja) 1994-03-15 1995-01-24 クリハ工業株式会社 剃刀具

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