JP3392874B2 - キサンタンガム及びガラクトマンナンを含むテキスチャー添加剤、これを含有する組成物、並びに水性相を増粘するためのその使用 - Google Patents
キサンタンガム及びガラクトマンナンを含むテキスチャー添加剤、これを含有する組成物、並びに水性相を増粘するためのその使用Info
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Description
onal de Recherche Agronomique)(INRA)とローヌ−
プーラン社との間で共同研究として実施された研究から
導かれたものである。その主題は、キサンタン及びガラ
クトマンナンを含むテキスチャー添加剤、これを含む組
成物並びに水性相を増粘するためのこの組成物の使用に
ある。より特定的には、本発明は、キサンタンガムと特
定のガラクトマンナンとの組合せにある。
から誘導される組成物にもある。
ばしばキサンタンガムと称される多糖類との組合せにつ
いての多少の情報を思い起こすべきである。
な産業においては、液相、特に水性相の流動学的特性を
変化させるテキスチャー剤が求められている。今日まで
に知られている最良の特性は、高価な製品又は生産する
際に気候によって不確実さを被る製品を用いて得られる
ものである。
熱量をもたらすことがしばしばある常用のテキスチャー
剤(澱粉、ゼラチン等)をエネルギーを提供しない非代
謝性剤に置き換えることである。
とする炭水化物誘導体を用いて得られることがしばしば
ある。
抽出されるノニオン系多糖類であり、貯蔵炭水化物を構
成する。
あって地中海沿岸全域で栽培されている常緑樹であるカ
ロブ(イナゴマメ)の木(Ceratonia siliqua)の種子
から抽出される。
の不足を埋め合わせるために現れたばかりであり、イン
ド及びパキスタンで元々栽培されていて1950年以後は米
国でも生産されている一年生植物であるグァール(クラ
スタマメ)の種子(Cyamopsis tetragonolobus)から得
られる。
3つの利点を有する: ・成木になるまでの時間が短い(カロブが5年であるの
に対してグァールは1年); ・種子の寸法が小さく、これは機械化された収穫を可能
にする; ・種子収率が高い(約50%)。
粉砕して粉(ガラクトマンナン95%)を得ることから成
る。この粉は、このまま又は処理後に市場に出すことが
できる。
ノピラノース単位の主鎖がこの主鎖にα(1−6)結合
したD−ガラクトピラノース単位だけから成る側枝を有
して成る巨大分子である。各種のガラクトマンナンは、
ポリマー中に存在するα−D−ガラクトピラノース単位
の割合の点で異なっている(図1)。
ムについては約2であり、カロブガムについては約4で
あり、これはグァール分子が平均して2倍多くの枝分か
れを有することを意味する。しかし、この比は同じサン
プル内でもフラクションによって変化する。M/G比を知
ることは、主鎖上のガラクトシル残基のランダム分布に
ついての何らかの情報を与えるものではないが、サンプ
ルを特徴付ける手段の一つを構成する。
S.B.Ross−Murphy、E.R.Morris、「Viscosity−Molecul
ar weight relationship,intrinsic chain flexibility
and dynamic solution properties of guar Galactoma
nnan」、Carbohydrate research、107、17〜32(1982
年)}に従って検量線を用いて極限粘度数から、又は光
散乱によって直接測定される。この重量平均分子量W
は、グァール及びカロブについて約1〜2×106モル/g
である。
ン(グァール及びカロブは、指標として、 ・カロブについては約1〜1.5m3/Kg、 ・グァールの場合には0.2から2m3/Kgまで変化し得る 極限粘度数を有する。
た状態になるような濃度が、希薄レジムに相当する。そ
れ以上においては鎖がもつれ始めるという濃度が回復限
界濃度と称され、C*と示される。本発明に従うガラク
トマンナンについては、これは製品C*[η]が1に等
しくなるような値にある。鎖のもつれ度合いはポリマー
の濃度と共に大きくなる。いわゆる半希薄レジムの限界
濃度を濃度C**と規定する(濃度値C*とC**との
間のゾーンが中間レジムに相当する)。
チキソトロープ(時間とは独立)及び流動学的流動化
(剪断速度が大きくなると見掛粘度が小さくなる)挙動
を示す。剪断速度が小さい場合にのみ、ニュートン挙動
が観察される。
テリアによって合成されるアニオン系の細胞外多糖類で
ある。
ム、調味料、ソース、飲料等)において最も広く用いら
れている微生物起源の多糖類である。その産業上の用途
は、塗料、織物用染料、化粧品、洗剤又は原油の補助回
収のような分野において数多い。
2に示す。ポリマーの基本単位は5個の糖残基から成
る。主鎖は、β(1−4)結合によって互いに結合した
D−ガラクトース単位から成る。これはセルロースの構
造と同じ構造である。2個の内の1個のグルコースがC3
において、グルクロン酸と2個のマンノースとを含むア
ニオン系三糖類鎖に置き換えられる。第一のマンノース
は部分的にアセチル化されており、末端マンノースは炭
素4及び6とのアセタールの形のピルビン酸を有するこ
とができる。これらのアセテート及びピルベートのレベ
ルは用いる菌株及び培養培地条件に応じて可変的であ
る。慣用のキサンタンについては、ピルベートによる置
換度は0.3〜0.5であり、アセテートによる置換度は1近
いことがしばしばある。
地パラメーター、特に温度及びイオン濃度に応じて、不
規則な形態又は規則的な形態を採択する。規則的な螺旋
形態ともっと直線的な不規則な(いわゆる「ランダムコ
イル」の)形態との間の移行はまた、分子の軸比(長さ
/直径)のほんの約10%の増大をももたらす。この遷移
のための温度はイオン濃度に依存する。
めにキサンタンガムとカロブガムとの混合物を用いるこ
とが提唱されてきている。
大きい不安定さを考えると、このような組合せについて
の先行きはそんなにはっきりしてはない。
と不変なガラクトマンナンとの組合せは、弱すぎてこの
ような著しい効果を持たないと考えられている。
から誘導されるガラクトマンナン誘導体との組合せに取
って代わることができるテキスチャー添加剤を提供する
ことである。
ばしばある慣用のテキスチャー剤(例えば澱粉、ゼラチ
ン等)を非代謝性であってエネルギーをもたらさないテ
キスチャー剤に置き換えることである。
い、即ち30℃〜50℃の範囲内にあるゲル又は疑似ゲルを
提供することにある。
クトース比を有し且つ少なくとも約1m3/Kgの極限粘度数
[η]を有すること; 解離した塩をさらに含むこと: が同時に満たされるテキスチャー添加剤によって達成さ
れる。
二の条件はゲル形成にとって有利に働く。本発明に従う
組成物は、さらに、有利なチキソトロープ特性を示す。
の比を調節することによって変化させることができるか
なり高い融点を有するゲルをもたらす。
しいのが有利である。
は、前記ガラクトマンナンが少なくとも1.5m3/Kgに等し
い極限粘度数[η]を有するのが望ましい。
ース比)において、堅さの大きい上昇を得るためには、
前記ガラクトマンナンが少なくとも約3/2に等しいマン
ノース/ガラクトース重量比(これら2つの単位の分子
量の間に有意の差はないので、モル比とも言える)を有
するのが望ましく、この重量比は少なくとも5/3に等し
いのが有利であり、少なくとも1.8に等しいのが好まし
く、少なくとも2に等しいのがさらに好ましい。
と前記ガラクトマンナンとの重量比(X/G)は、少なく
とも1/500、有利には少なくとも1/100、好ましくは少な
くとも1/50に等しくなるように選択される。また、前記
キサンタンと前記ガラクトマンナンとの重量比(X/G)
は、2以下であるのが望ましく、1以下であるのが有利
であり、1/3以下であるのが好ましい(特に経済上の理
由から)。
は、ピルビン酸のレベルと共に増大する。従って、前記
キサンタンガムが高いピルビン酸レベルを有するのが望
ましい。高いピルビン酸レベルとは、少なくとも1.5%
に等しい、有利には少なくとも2.5%に等しい、好まし
くは2〜6%の範囲のレベルを意味するものとする。約
7%よりも大きいレベルにするのは困難であるというこ
とに留意すべきである。
ムはまた、少なくとも部分的に脱アセチルされているの
が好ましい。
在によって効力を増大せしめられる。このテキスチャー
特性の強化は、当業者の知識からは殆ど予測できなかっ
たことである。
マンナン、キサンタン及び解離した塩)の相互作用の中
で、これまでに知られていて認識されていた唯一のもの
は、カロブガム{約4のマンノース/ガラクトース(M/
G)比}についてのものである。
されていたものとは非常に異なるものであると思える。
このことは、カロブについて従来技術において報告され
ていた混合物に対する解離した塩の効果は本発明に従う
混合物について観察されるものよりも著しく弱く、正反
対なことさえあるという事実によって示されるように思
える。
分に解離した塩又は塩の混合物である。二価の金属、特
にアルカリ土類金属{有利には高い原子ランクのもの
(即ちそのランクが少なくともナトリウムのランクに等
しいもの)}を用いることもできるが、一価カチオンを
持つ塩を用いるのが望ましい。さらに、前記の塩は、一
価アニオンを持つ塩又は塩の混合物であることもまた望
ましい。カチオン及びアニオンは、その塩が充分に解離
されるのであれば、有機系のものであっても無機系のも
のであってもよい。有機カチオンとしては、カルボキシ
レート(グルタミン酸のような二酸を含む)、及びスル
ホネートを挙げることができる。
物、有利には高い原子ランク(即ち少なくともクロリド
のランクに等しいランク)を有するハライド又はその混
合物から選択される塩又は塩の混合物であるのが有利で
ある。
合物、有利には高い原子ランク(即ち少なくともナトリ
ウムのランクに等しいランク)を有するアルカリ金属及
びその混合物から選択される塩又は塩の混合物であるの
が好ましい。
ウム塩から選択することもできる。
グァール及びキサンタンガムの分解を回避するように充
分に穏和なものにすべきである。従って、混合時間は、
前記の最高温度において1日の四分の一を越えない、有
利には2時間を超えない、好ましくは1/2時間を越えな
いようにするのが好ましい。この時間は、前記の範囲の
内の低い方の値を用いる場合には、もっと長くすること
もできる。指標として、前記の温度における混合の最短
時間は、一般的に1/24時間〜1/4時間の範囲で変化す
る。
ラスG'(25℃、キサンタン及びガラクトマンナンの合計
濃度0.5%において1rad/秒で測定される貯蔵モジュラス
又は弾性モジュラス)が少なくとも3Pa、有利には少な
くとも5Pa、好ましくは少なくとも7Paに等しい値を有す
る場合には、後記するように、より一層容易に進行す
る。
において、混合物の弾性モジュラスG'は、同じ組成を得
るためにガラクトマンナンの溶液とキサンタンの溶液と
を25℃において混合することによって得られる値の少な
くとも2倍、好ましくは少なくとも5倍に等しい値であ
る。
ン対前記のガラクトマンナンの重量比(X/G)は1/500〜
2の範囲、有利には1/100〜1の範囲、好ましくは1/50
〜1/3の範囲から選択される。また、前記キサンタンと
前記ガラクトマンナンとの重量比(X/G)は、2以下で
あるのが望ましく、1以下であるのが有利であり、1/3
以下であるのが好ましい(特に経済上の理由から)。
ピルビン酸のレベルと共に増大する。従って、前記キサ
ンタンガムが高いピルビン酸レベルを有するのが望まし
い。高いピルビン酸レベルとは、少なくとも1.5%に等
しい、有利には少なくとも2.5%に等しい、好ましくは
2〜6%の範囲のレベルを意味するものとする。約7%
よりも大きいレベルにするのは困難であるということに
留意すべきである。
発明によって求められる特性を得るためには、少なくと
も50℃に等しい温度、有利には少なくとも60℃に等しい
温度、好ましくは少なくとも80℃に等しい温度において
成分の添加を実施するのが望ましい。
加剤の効果を増大にすることができる該添加剤の使用方
法を提供することにある。
温度において添加及び(又は)混合する方法によって達
成される。
にする。
相中で熱を用いながら混合する工程を含む。
ては、混合温度を少なくとも50℃、有利には少なくとも
60℃、好ましくは少なくとも80℃に等しくするのが有利
である。
がないようにすることも望ましい。一般的に、この温度
は、キサンタンガムを構成する巨大分子の形態が変化す
る遷移温度を超えないのが望ましい。110℃以下、有利
には100℃以下の温度において添加を実施することが推
奨される。
グァール及びキサンタンガムの分解を回避するに充分に
穏和なものにすべきである。従って、混合時間は、前記
の最高温度において1日の四分の一を越えない、有利に
は2時間を超えない、好ましくは1/2時間を越えないよ
うにするのが好ましい。この時間は、前記の範囲の内の
低い方の値を用いる場合には、もっと長くすることもで
きる。指標として、前記の温度における混合の最短時間
は、一般的に1/24時間〜1/4時間の範囲で変化する。
の水性相への添加は、前記の塩及び前記ガラクトマンナ
ンの水溶液の形で行なわれる。本発明の別の有利な態様
に従えば、前記ガラクトマンナンの水性相への添加は固
体の形で行なわれ、前記塩の添加も固体の形で行なわれ
る。本発明の別の有利な態様に従えば、予め塩を添加し
た水性相中に前記ガラクトマンナンを固体の形で導入す
る。
な態様に従って行なわれ、前記ガラクトマンナンの添加
のためのすべての態様と組み合わせることができる。こ
れらの態様は、 ・前記キサンタン(より正確には前記キサンタンガム)
を前記塩及び前記キサンタンとの水溶液の形で水性相中
に導入するもの; ・前記キサンタン及び固体の形の前記塩を水性相中に導
入するもの; ・予め塩を添加した水性相中に固体の形のキサンタンガ
ムを導入するもの: である。
できる。
も半分(重量による)を含有する任意の相を任意するも
のとする。しかしながら、水性相が水の少なくとも2/
3、有利には3/4、好ましくは5/6(重量による)を含有
するのが望ましい。
する前記のタイプの組成物を提供することにある。
哺乳類の食用に適する前記のタイプの組成物を提供する
ことにある。
的は、 ・水性相; ・マンノース/ガラクトースの比が5/2以下であるガラ
クトマンナン; ・キサンタンガム: を含み、前記ガラクトマンナンが、その極限粘度数
[η]が少なくとも約1m3/Kgに等しくなるような分子量
を有する組成物によって達成される。
しい温度において本発明の組成物が水性ゲルの形にある
ことを可能にする。前記ガラクトマンナンの極限粘度数
[η]が少なくとも1.5m3/Kgである時には、塩の存在な
しでも室温においてこのゲルが存在する。
折率を示すということが示された。テキスチャー特性が
最良であるためには、同じ塩濃度についてのこの複屈折
率の値が(少なくとも測定が可能である場合)最大又は
殆ど最大となる。
ともC*に等しいのが有利であり、少なくともC**に
等しいのが好ましい。
量含有率は、前記水性相中に含有される水の量の0.1%
〜5%の範囲であるのが望ましく、0.2〜2%の範囲で
あるのが好ましい。
合計)の比は多糖類1g当たりにカチオン(従ってアニオ
ン)10-5〜0.2当量の範囲であるのが望ましく、多糖類1
g当たりにカチオン(従ってアニオン)10-4〜0.05当量
の範囲であるのが有利であり、多糖類1g当たりにカチオ
ン(従ってアニオン)10-3〜0.01当量の範囲であるのが
好ましい。これは本発明のすべての局面(添加剤、方法
及び組成物)について有効である。
が10-3〜0.5の範囲、有利には5×10-3〜0.2の範囲にな
るようなものである場合に、結果は特に良好になる。
タラ及びグァールから誘導されるものを挙げることがで
きる。しかしながら、グァールから誘導されたガラクト
マンナンの場合には、化学的に変性されているか否かに
拘らず、結果が特に著しい。
用いることが望まれる場合には、本発明と適合させるた
めに、それらを物理的に選別して化学的に変性するか又
は別源から誘導されたガラクトマンナンと混合して、M/
G比の制約に適合するようにすべきである。
性の中で結果をさらに高めることがきるものには、特に
マンノース対ガラクトース(マンノース/ガラクトー
ス)の比を大きくすることができる、特にそれを少なく
とも1.5に等しい値、有利には少なくとも1.8に等しい
値、好ましくは少なくとも2に等しい値にすることがで
きる分解を挙げることができる。これらの値は本明細書
においてすでに述べられている。もちろん、前記した範
囲内(5/2以下のマンノース/ガラクトース比)に保つ
のも望ましい。
特定の問題に本発明を適合させること、特に望まれる粘
度、ゲルの溶融温度及び(又は)ゲルの挙動を選択する
ことを可能にすることができるパラメーターを選択する
ことができる。
従って、本明細書においては、最も厳密な定義、即ちモ
ジュラスG'(貯蔵モジュラス又は弾性モジュラス)及び
G"(損失モジュラス又は粘性モジュラス)についての曲
線が10-2〜1rad/秒の振動数範囲の振動数から独立した
ものであるか又はそれに僅かに依存しただけである場合
にゲルが存在すると考える化学的な定義が選択される。
利には3〜12の範囲、好ましくは4〜8の範囲である。
ン中に適当に保持されるための適当な流動性を可能にす
るシロップの形成)、 ・食品組成物、特にゼラチン代替品 をテキスチャーするのに役立つことができる。
実施例は本発明を限定するものではない。
用いて実施した。
キサンタン混合物のゲルの溶融温度に対する極限粘度数
の影響 操作条件は次の通りである。
わされる。
スに対する分子量及びM/G比の役割 操作条件は次の通りである: ・温度:25℃ ・振動数:0.1rad/秒 ・合計濃度(グァール+キサンタン)C=0.5重量% ・塩濃度:0.13M KCl より大きい領域に対する分子量の影響に関する結果
を、下記の表にまとめる。
役割及びキサンタン対ガラクトマンナンの比の影響 操作条件は次の通りである: ・温度:25℃ ・振動数:0.1rad/秒 ・合計濃度(グァール+キサンタン)C=0.5重量% ・塩濃度:可変的 ・グァールサンプル:G1 結果を以下にまとめる。G'の値はパスカル(Pa)で表
わされる。
しいことに気づくことができる。50%未満のキサンタン
/(グァール+キサンタン)値についてが最良の結果で
ある。
わされる。
塩の存在下及び塩の不在下におけるキサンタン/(グァ
ール+キサンタン)[X/(G+X)]%としての重量比
の影響 操作条件は次の通りである。
高くなることが観察できる。
サンタン/ガラクトマンナン混合物の溶融温度 例7:磨き用クリーム このクリームは、本発明に従う連続水性相中の分散体
中の粒子から成る。
散体を安定化することを可能にする。しかし、粒体流動
性タイプの流動性は製品の容易な使用を可能にする。
り、炭酸カルシウム、珪藻土、シリカ等から選択され
る。
濡れ及び洗浄力を強化することを可能にするノニオン系
又は両性界面活性剤をも数%(1〜10%、しかし好まし
くは2〜5%)含有する。
Claims (25)
- 【請求項1】連続的に又は同時に添加するための ・脱アセチルされていないキサンタンガム 及び ・マンノース単位とガラクトース単位との間の当量比が
5/2以下であるガラクトマンナン を含み且つ次の条件: 前記の5/2以下のマンノース/ガラクトース比を有する
ガラクトマンナンが少なくとも1m3/Kgの極限粘度数
[η]を有すること; 解離した塩をさらに含むこと: が同時に満たされる、テキスチャー剤として有用な添加
剤。 - 【請求項2】連続的に又は同時に添加するための ・5/2以下のマンノース単位とガラクトース単位との間
(マンノース/ガラクトース)の比を有するガラクトマ
ンナン、 ・脱アセチルされていないキサンタンガム 及び ・多糖類(即ちガラクトマンナンとキサンタンとの合
計)1g当たりにカチオン(従ってアニオン)10-5〜0.2
当量の範囲の塩対多糖類の比で存在する解離した塩 を含むことを特徴とする、請求の範囲第1項記載の水性
相をゲル化するのに有用な添加剤。 - 【請求項3】前記塩が一価アニオンを有する塩又は塩混
合物であることを特徴とする、請求の範囲第1又は2項
記載の添加剤。 - 【請求項4】前記塩が、アニオンが高い原子ランク(即
ち少なくともクロリドのランクに等しいランク)を有す
るハライド又はその混合物から選択される塩又は塩混合
物であることを特徴とする、請求の範囲第1〜3項のい
ずれかに記載の添加剤。 - 【請求項5】前記塩が、そのカチオンが高い原子ランク
(即ち少なくともナトリウムのランクに等しいランク)
を有するアルカリ金属及びその混合物から選択される塩
又は塩混合物であることを特徴とする、請求の範囲第1
〜4項のいずれかに記載の添加剤。 - 【請求項6】前記ガラクトマンナンが、その極限粘度数
[η]が少なくとも1.03/Kgに等しくなるような分子量
を有することを特徴とする、請求の範囲第1〜5項のい
ずれかに記載の添加剤。 - 【請求項7】前記ガラクトマンナンが、その極限粘度数
[η]が少なくとも1.53/Kgに等しくなるような分子量
を有することを特徴とする、請求の範囲第1〜6項のい
ずれかに記載の添加剤。 - 【請求項8】前記ガラクトマンナンが1.5以上のマンノ
ース/ガラクトース比を有することを特徴とする、請求
の範囲第1〜7項のいずれかに記載の添加剤。 - 【請求項9】前記キサンタン対前記ガラクトマンナンの
重量比(X/G)が1/500〜2の範囲で選択されることを特
徴とする、請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の添
加剤。 - 【請求項10】前記キサンタンガムが少なくとも1.5%
のピルビン酸レベルを有することを特徴とする、請求の
範囲第1〜9項のいずれかに記載の添加剤。 - 【請求項11】添加を少なくとも50℃の温度において実
施することを特徴とする、請求の範囲第1〜10項のいず
れかに記載の添加剤。 - 【請求項12】添加を110℃以下の温度において実施す
ることを特徴とする、請求の範囲第1〜11項のいずれか
に記載の添加剤。 - 【請求項13】請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載
の添加剤を水性相中で熱を用いながら混合する工程を含
むことを特徴とする、水性相のテキスチャー方法。 - 【請求項14】混合温度が少なくとも50℃であることを
特徴とする、請求の範囲第13項記載の方法。 - 【請求項15】混合温度が110℃以下であることを特徴
とする、請求の範囲第13又は14項記載の方法。 - 【請求項16】前記ガラクトマンナンを前記塩及び前記
ガラクトマンナンとの水溶液の形で水性相中に導入する
ことを特徴とする、請求の範囲第13〜15項のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項17】前記キサンタンを前記塩及び前記キサン
タンとの水溶液の形で水性相中に導入することを特徴と
する、請求の範囲第13〜16項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項18】前記ガラクトマンナン及び前記塩を固体
の形で水性相中に導入することを特徴とする、請求の範
囲第13〜17項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項19】前記ガラクトマンナンを固体の形で予め
塩を添加した水性相中に導入することを特徴とする、請
求の範囲第13〜18項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項20】脱アセチルされていないキサンタンガム
及びマンノース単位とガラクトース単位との間の当量比
が5/2以下であるガラクトマンナンを含み且つ次の条
件: 前記の5/2以下のマンノース/ガラクトース比を有する
ガラクトマンナンが少なくとも1m3/Kgの極限粘度数
[η]を有すること; 解離した塩をさらに含むこと: が同時に満たされることを特徴とする、テキスチャーさ
れた水性相組成物。 - 【請求項21】ガラクトマンナンとキサンタンとの合計
の重量含有率が水の量の0.1%〜5%の範囲であること
を特徴とする、請求の範囲第20項記載の組成物。 - 【請求項22】・5/2以下のマンノース単位とガラクト
ース単位との間(マンノース/ガラクトース)の比を有
するガラクトマンナン、 ・脱アセチルされていないキサンタンガム 及び ・解離した塩 を含有する水性相を含むことを特徴とする、請求の範囲
第20又は21項記載の水性ゲル組成物。 - 【請求項23】塩の濃度が、カチオン(従ってアニオ
ン)の規定度が10-3〜0.5の範囲になるような濃度であ
ることを特徴とする、請求の範囲第20〜22項のいずれか
に記載の組成物。 - 【請求項24】前記ガラクトマンナンの少なくとも一部
がグァールから誘導されたものであることを特徴とす
る、請求の範囲第20〜23項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項25】請求の範囲第13〜15項のいずれかに記載
の方法によって得ることができることを特徴とする、請
求の範囲第20〜24項のいずれかに記載の組成物。
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