JP3392781B2 - 多気筒回転圧縮機 - Google Patents

多気筒回転圧縮機

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JP3392781B2
JP3392781B2 JP18366199A JP18366199A JP3392781B2 JP 3392781 B2 JP3392781 B2 JP 3392781B2 JP 18366199 A JP18366199 A JP 18366199A JP 18366199 A JP18366199 A JP 18366199A JP 3392781 B2 JP3392781 B2 JP 3392781B2
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stator
rotary compressor
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rotary
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学 竹中
剛 樋口
一昭 藤原
大 松浦
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/60Shafts
    • F04C2240/603Shafts with internal channels for fluid distribution, e.g. hollow shaft

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  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気調和機
或いは冷凍機などに搭載される複数のシリンダを備えた
多気筒回転圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種多気筒回転回転圧縮機10
0を図9〜図13を用いて説明する。各図において、1
01は密閉容器であり、内部の上側に電動要素として電
動機(例えばDCブラシレスモータ)102、下側にこ
の電動機102で回転駆動される回転圧縮要素103が
収納されている。密閉容器101は、上端が開口する円
筒状のシェル部101Aと、このシェル部101Aの上
端開口を閉塞するエンドキャップ部101Bとから成る
2分割構成であり、シェル部101A内に電動機102
および回転圧縮要素103を収納した後、エンドキャッ
プ部101Bをシェル部101Aに被せ、高周波溶着な
どによって密閉することにより構成されている。また、
この密閉容器101のシェル部101A内の底部がオイ
ル溜まりBとなる。
【0003】電動機102は、密閉容器101の内壁に
固定された固定子104と、密閉容器101の円筒の軸
方向に延在する回転軸106に支持され、固定子104
の内側において当該回転軸106を中心にして回転自在
とされた回転子105とから構成されている。そして、
固定子104は略ドーナッツ状の固定子鉄板を複数枚積
層して構成された固定子鉄心174と、この固定子鉄心
174の内周に形成された複数の歯部175・・・に分
布巻方式にて装着され、回転子105に回転磁界を与え
るための固定子巻線(駆動コイル)107とから構成さ
れている。そして、この固定子鉄心174の外周面が密
閉容器101のシェル部101Aの内壁に当接して固定
されている。
【0004】この場合、固定子鉄心174の外周面には
複数の切欠176が形成されており、この切欠176は
シェル部101Aの内壁から離間しており、そこに通路
177を構成している。
【0005】圧縮要素103は中間仕切板108で仕切
られた第1のロータリー用シリンダ109及び第2のロ
ータリー用シリンダ110を備えている。各シリンダ1
09、110には回転軸106で回転駆動される偏心部
111、112が取り付けられており、これら偏心部1
11、112は偏心位置がお互いに180度位相がずれ
ている。
【0006】113、114はそれぞれシリンダ10
9、110内を回転する第1のローラ、第2のローラで
あり、それぞれ偏心部111、112の回転でシリンダ
内を回る。115、116はそれぞれ第1の軸受、第2
の軸受であり、第1の軸受115は中間仕切板108と
の間にシリンダ109の閉じた圧縮空間を形成させ、第
2の軸受116は同様に中間仕切板108との間にシリ
ンダ110の閉じた圧縮空間を形成させている。また、
第1の軸受115、第2の軸受116はそれぞれ回転軸
106の下部を回転自在に軸支する軸受部117、11
8を備えている。
【0007】119、120はカップマフラであり、そ
れぞれ第1の軸受115、第2の軸受116を覆うよう
に取け付られている。尚、シリンダ109とカップマフ
ラ119は第1の軸受115に設けられた図示しない連
通孔にて連通されており、シリンダ110とカップマフ
ラ120も第2の軸受116に設けられた図示しない連
通孔にて連通されている。更に、下側のカップマフラ1
20は各軸受やシリンダを貫通する貫通孔179により
上側のカップマフラ119内に連通されている。
【0008】122は密閉容器101の上に設けられた
吐出管であり、123、124はそれぞれシリンダ10
9、110へつながる吸入管である。また、125は密
閉ターミナルであり、密閉容器101の外部から固定子
104の固定子巻線107へ電力を供給するものである
(密閉ターミナル125と固定子巻線107とをつなぐ
リード線は図示せず)。
【0009】126は回転子105の回転子鉄心であ
り、厚さ0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から図1
0、図11の如き形状に打ち抜いた回転子用鉄板を複数
枚積層し、お互いにかしめて一体に積層されている。
【0010】この場合、回転子鉄心126の回転子用鉄
板は、四極の磁極を構成する突極部128〜131が形
成されるように電磁鋼板から打ち抜かれており、132
〜135はそれぞれの突極部128〜131間に突極部
が形成されるように設けられた凹状部である。
【0011】141〜144は磁性体145(永久磁
石)を圧入するためのスロットであり、各突極部128
〜131に対応し、回転子鉄心126の外周側におい
て、回転軸106の軸方向に沿って同心円上に穿設され
ている。
【0012】また、146は回転子鉄心126の中心に
形成され、回転軸106が焼バメされる孔である。14
7〜150は後述するかしめ用のリベット151・・が
通される大きさと形状の貫通孔であり、各スロット14
1〜144の内側に対応して穿設されている。更に、1
61〜164は各貫通孔147〜150間に穿設された
オイル通路を形成するための風孔である。そして、各回
転子用鉄板は複数枚積層した後、相互にかしめて一体化
することにより回転子鉄心126を形成する。
【0013】一方、磁性体145は、例えばプラセオジ
ウム系磁石、若しくは表面にニッケルメッキを施したネ
オジウム系磁石等の希土類系磁石材にて構成されてお
り、その外形は断面長方形状の全体としては矩形状とさ
れている。そして、各スロット141〜144は、この
磁性体145が挿入される大きさとされている。
【0014】次に、166、167は回転子鉄心126
の上下端に取り付けられる平板状の端面部材であり、ア
ルミニウムや樹脂材料等の非磁性材料により、略円盤状
に成形されている。この端面部材166、167にも前
記貫通孔147〜150に対応する位置に貫通孔が穿設
されている。
【0015】尚、172は端面部材166の上方に位置
して回転子105に取り付けられた円盤状のオイル分離
用のプレートであり、173はプレート172と端面部
材166間に取り付けられたバランスウエイトである。
【0016】係る構成で、電動機102の固定子104
の固定子巻線107に通電されると、回転磁界が形成さ
れて回転子105が回転する。この回転子105の回転
により回転軸106を介してシリンダ109、110内
のローラ113、114が偏心回転され、吸入管12
3、124から吸入された吸入ガスは圧縮される。
【0017】圧縮された高圧のガスは前記連通孔を介し
てシリンダ109からカップマフラ119内に吐出さ
れ、このカップマフラ119に形成された吐出孔183
から上方(電動機102方向)の密閉容器101内に吐
出される。一方、シリンダ110からは前記連通孔を介
してカップマフラ120に吐出され、貫通孔179を通
ってカップマフラ119内に吐出され、このカップマフ
ラ119の吐出孔183から上方の密閉容器101内に
吐出される。
【0018】吐出された高圧ガスは電動機102内の隙
間を通過して吐出管122に至り、外部に吐出される。
一方、ガス中にはオイルが含まれているが、このオイル
は吐出管122に至るまでにプレート172などにより
分離され、遠心力で外側に向かい、通路177などを経
てオイル溜まりBに流下するものであった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このようにこの種多気
筒回転圧縮機100では、上側に位置するシリンダ10
9から吐出されたガスと下側のシリンダ110から吐出
されたガスが180度位相がずれた状態でカップマフラ
119から電動機102の下側の密閉容器101内空間
に吐き出されるため、気柱共鳴が励起され、密閉容器1
01の円筒の円周方向に定在波は発生する。
【0020】図12は係る電動機102下側の気柱共鳴
のモードを示している。図中、およびは図9中に
示した、およびの位置における1次モードと2次
モードの定在波を示しており、図中ハッチングで示した
部分の圧力がそれ以外の部分に比べて高くなっている。
【0021】係る気柱共鳴が励起されると、図8にハッ
チングで示す如く600HZ〜1.6kHZの低周波数
音が増大する。係る定周波数音は密閉容器101を透過
し易く、そのため、運転時の騒音が著しく大きくなる。
【0022】そこで、従来図13に示す如く密閉容器1
01の外部にバイパス管121を取り付け、このバイパ
ス管121の下端を貫通孔179を介して下側のカップ
マフラ120に連通させ、バイパス管121の上端を回
転圧縮要素103上方の密閉容器101の内壁面に開口
させる構造が採られた。
【0023】これは、バイパス管121によって下側の
シリンダ110から吐出されたガスを密閉容器101の
円筒の円周方向から密閉容器101内に吐出させ、電動
機102下側の円周方向定在波に衝突させてこれを破壊
しようとするものであるが、従来の電動機102の固定
子104を構成する固定子巻線107が分布巻き方式で
あったため、図9、図13に示す如く固定子巻線107
は固定子鉄心174から上下に比較的大きく突出してい
る。
【0024】そのため、図13に示す如くバイパス管1
21の曲げ半径を考慮すると、その上端はこの電動機1
02から下方に突出する固定子巻線107の外面に向け
て開口し、ガスはこの固定子巻線107に向けて円周方
向から吐出されるかたちとなってしまうため、円周方向
定在波を効果的に破壊することができなかった。尚、図
8のハッチングで示すものはこの図13の構造の場合で
あり、図9の構造では実際には更に低周波数音は大きく
なるものであった。
【0025】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、多気筒回転圧縮機の低騒
音化を効果的に実現することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の多気筒回転圧縮
機は、密閉容器内に電動要素と回転圧縮要素を収納し、
この回転圧縮要素を、中間仕切板と、この中間仕切板の
両側にそれぞれ設けられた第1、第2のシリンダと、互
いに回転角を180度ずらした偏心部を有し、密閉容器
の軸方向に延在して電動要素に連結された回転軸と、こ
の回転軸の偏心部にそれぞれ嵌め合わされてシリンダ内
を回転するローラと、シリンダのそれぞれの開口を封じ
る軸受とから構成すると共に、電動要素を、固定子巻線
を有して密閉容器に固定された固定子と、回転軸に支持
されて固定子の内側にて回転自在とされた回転子とから
構成して成るものであって、第1のシリンダから吐出さ
れたガスを電動要素に向けて吐出させ、第2のシリンダ
から吐出されたガスは、固定子巻線と回転圧縮要素の間
の空間に密閉容器の円周方向から吐出させることを特徴
とする。
【0027】請求項2の発明の多気筒回転圧縮機は、上
記において密閉容器の外部に、第2のシリンダから吐出
されたガスを案内するバイパス管を取り付けたことを特
徴とする。
【0028】請求項3の発明の多気筒回転圧縮機は、上
記各発明において電動要素は、固定子を構成する固定子
鉄心と、この固定子鉄心に形成された複数の歯部および
スロット部とを備え、各歯部にスロット部を利用して固
定子巻線を直接巻回して成る磁極集中巻方式のモータに
より構成されていることを特徴とする。
【0029】本発明によれば、密閉容器内に電動要素と
回転圧縮要素を収納し、この回転圧縮要素を、中間仕切
板と、この中間仕切板の両側にそれぞれ設けられた第
1、第2のシリンダと、互いに回転角を180度ずらし
た偏心部を有し、密閉容器の軸方向に延在して電動要素
に連結された回転軸と、この回転軸の偏心部にそれぞれ
嵌め合わされてシリンダ内を回転するローラと、シリン
ダのそれぞれの開口を封じる軸受とから構成すると共
に、電動要素を、固定子巻線を有して密閉容器に固定さ
れた固定子と、回転軸に支持されて固定子の内側にて回
転自在とされた回転子とから構成して成る多気筒回転圧
縮機において、第1のシリンダから吐出されたガスを電
動要素に向けて吐出させ、第2のシリンダから吐出され
たガスは、固定子巻線と回転圧縮要素の間の空間に密閉
容器の円周方向から吐出させるようにしたので、電動要
素と回転圧縮要素の間の密閉容器内空間で発生する円周
方向定在波を、第2のシリンダから吐出されたガスによ
って破壊し、気柱共鳴の励起を未然に阻止することが可
能となる。
【0030】これにより、気柱共鳴の励起によって生じ
る低周波数音の減少を図り、圧縮機の著しい低騒音化を
実現することができるようになる。特に、請求項2の発
明の如く密閉容器の外部に第2のシリンダから吐出され
たガスを案内するバイパス管を取り付けるようにすれ
ば、比較的簡単な構造で第2のシリンダから吐出された
ガスを電動要素と回転圧縮要素間に円周方向から吐出さ
せることが可能となると共に、請求項3の発明の如く電
動要素を磁極集中巻方式のモータにて構成すれば、固定
子鉄心からの固定子巻線の突出寸法が小さくなるので、
バイパス管にて許容される範囲の曲げ半径にて、円周方
向定在波に第2のシリンダからのガスを確実に衝突さ
せ、気柱共鳴の励起を効果的に阻止することができるよ
うになる。また、係るモータの採用によって多気筒回転
圧縮機の全体寸法の縮小も図ることができるようになる
ものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する多気筒回転圧
縮機Cの縦断側面図である。この図において、1は円筒
状の密閉容器であり、内部の上側に電動要素として電動
機2、下側にこの電動機2で回転駆動される圧縮要素3
が収納されている。密閉容器1は、上端が開口する円筒
状のシェル部1Aと、このシェル部1Aの上端開口を閉
塞するエンドキャップ部1Bとから成る2分割構成であ
り、シェル部1A内に電動機2および圧縮要素3を収納
した後、エンドキャップ部1Bをシェル部1Aに被せ、
高周波溶着などによって密閉することにより構成されて
いる。また、この密閉容器1のシェル部1A内の底部が
オイル溜まりBとなる。
【0032】電動機2は所謂磁極集中巻方式のDCブラ
シレスモータであり、密閉容器1の内壁に固定された固
定子4と、密閉容器1の円筒の軸方向に延在する回転軸
6に固定され、固定子4の内側においてこの回転軸6を
中心にして回転自在とされた回転子5とから構成されて
いる。そして、固定子4は図3に示す如く、略ドーナッ
ツ状の固定子鉄板(珪素鋼板)を複数枚積層して構成さ
れた固定子鉄心74と、回転子5に回転磁界を与えるた
めの固定子巻線(駆動コイル)7とから構成されてい
る。
【0033】この場合、固定子鉄心74の内周には6個
の歯部75・・・が設けられており、これら歯部75の
間に内方および上下に開放したスロット部78が形成さ
れ、歯部75の先端には回転子5の外面に沿うように拡
開された先端部75Aが形成されている。そして、この
歯部75にスロット部78の空間を利用して前記固定子
巻線7を直接巻回することにより、所謂集中直巻方式に
よって固定子4の磁極を形成し、4極6スロットの固定
子4を構成している。
【0034】このような磁極集中巻方式のDCブラシレ
スモータを電動機2として採用したことにより、固定子
巻線7が固定子鉄心74から上下に突出する寸法は従来
(図9、図13)に比して著しく縮小される。また、図
3に示す如く固定子鉄心74のスロット部78の断面積
も大きくなるため、図2に示す如く固定子4内部に構成
される上下に貫通した隙間Gも従来(図10)に比して
著しく拡大されたものとなっている。
【0035】そして、前記固定子鉄心74の外周面が密
閉容器1のシェル部1Aの内壁に当接して固定されてい
る。この場合、固定子鉄心74の外周面には円周を弦状
に切り欠いた複数の切欠76(実施例では6箇所)が形
成されており、この切欠76はシェル部1Aの内壁から
離間し、そこに後述する如くオイル戻り用の通路77を
構成している。
【0036】一方、回転圧縮要素3は中間仕切板8で仕
切られた第1のロータリー用シリンダ9及び第2のロー
タリー用シリンダ10を備えている。各のシリンダ9、
10には回転軸6で回転駆動される偏心部11、12が
取り付けられており、これら偏心部11、12は偏心位
置がお互いに180度位相がずれている。
【0037】13、14はそれぞれシリンダ9、10内
を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞ
れ偏心部11、12の回転でシリンダ9、10内を回
る。15、16はそれぞれ第1の軸受、第2の軸受であ
り、第1の軸受15は中間仕切板8との間にシリンダ9
の閉じた圧縮空間を形成させ、第2の軸受16は同様に
中間仕切板8との間にシリンダ10の閉じた圧縮空間を
形成させている。また、第1の軸受15、第2の軸受1
6はそれぞれ回転軸6の下部を回転自在に軸支する軸受
部17、18を備えている。
【0038】19、20はカップマフラであり、それぞ
れ第1の軸受15、第2の軸受16を覆うように取付ら
れている。尚、シリンダ9とカップマフラ19は第1の
軸受15に設けられた図示しない連通孔にて連通されて
おり、シリンダ10とカップマフラ20も第2の軸受1
6に設けられた図示しない連通孔にて連通されている。
そして、下側のカップマフラ20内はシリンダ9、1
0、中間仕切板8を貫通する貫通孔79を介して上面の
カップマフラ19に連通されている。
【0039】更に、シリンダ9の側方のシェル部1Aの
側壁と、固定子巻線7の下端の側方のシェル部1Aの側
壁には図7に示す如く開口1C、1Cが形成されてお
り、この開口1C、1Cには密閉容器1の外側からバイ
パス管21の上端開口21Aおよび下端開口21Bがそ
れぞれ挿入され、シェル部1Aに溶接固定されている。
【0040】そして、このバイパス管21の下端開口2
1Bはシリンダ9内の貫通孔79を介してカップマフラ
20内に連通すると共に、上端開口21Aの下端は固定
子4の固定子巻線7の下端面より下にある。尚、バイパ
ス管21の曲げ半径の許容範囲で、上端開口21Aを完
全に固定子巻線7より下側に開口させれば更に望まし
い。
【0041】22は密閉容器1の上に設けられた吐出管
であり、23、24はそれぞれシリンダ9、10へつな
がる吸入管である。また、25は密閉ターミナルであ
り、密閉容器1の外部から固定子4の固定子巻線7へ電
力を供給するものである(密閉ターミナル25と固定子
巻線7とをつなぐリード線は図示せず)。
【0042】26は回転子5の回転子鉄心であり、厚さ
0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から図2、図3の如
き形状に打ち抜いた回転子用鉄板を複数枚積層し、お互
いにかしめて一体に積層されている。
【0043】この場合、回転子鉄心26の回転子用鉄板
は、四極の磁極を構成する突極部28〜31が形成され
るように電磁鋼板から打ち抜かれており、32〜35は
それぞれの突極部28〜31間に突極部が形成されるよ
うに設けられた凹状部である。
【0044】41〜44は磁性体45(永久磁石)を圧
入するためのスロットであり、各突極部28〜31に対
応し、回転子鉄心26の外周側において、回転軸6の軸
方向に沿って同心円上に穿設されている。
【0045】また、46は回転子鉄心26の中心に形成
され、回転軸6が焼バメされる孔である。47〜50は
後述するかしめ用のリベット51・・・が通される大き
さと形状の貫通孔であり、各スロット41〜44の内側
に対応して穿設されている。更に、61〜64は各貫通
孔47〜50間に穿設されたオイル通路を形成するため
の風孔である。そして、各回転子用鉄板は複数枚積層し
た後、相互にかしめて一体化することにより回転子鉄心
26を形成する。
【0046】一方、磁性体45は、例えばプラセオジウ
ム系磁石、若しくは表面にニッケルメッキを施したネオ
ジウム系磁石等の希土類系磁石材にて構成されており、
その外形は断面長方形状の全体としては矩形状とされて
いる。そして、各スロット41〜44は、この磁性体4
5が挿入される大きさとされている。
【0047】次に、66、67は回転子鉄心26の上下
端に取り付けられる平板状の端面部材であり、アルミニ
ウムや樹脂材料等の非磁性材料の板材により構成され、
固定子鉄心26と略同形状となるように、凹状部32〜
35に対応する位置には切欠部81・・・が成形され、
風孔61〜64に対応する位置にも同様の風孔82・・
・が穿設されている(図5)。そして、この端面部材6
6、67にも前記貫通孔47〜50に対応する位置に貫
通孔が穿設されている。
【0048】尚、72は端面部材66の上方に位置して
回転子5に取り付けられた円盤状のオイル分離用のプレ
ートであり、73はプレート72と端面部材66間に取
り付けられたバランスウエイトである(図4、図6参
照)。
【0049】以上の構成で、電動機2の固定子4の固定
子巻線7に通電されると、回転磁界が形成されて回転子
5が回転する。この回転子5の回転により回転軸6を介
してシリンダ9、10内のローラ13、14が偏心回転
され、吸入管23、24から吸入された吸入ガスは圧縮
される。
【0050】圧縮された高圧のガスは前記連通孔を介し
て上側のシリンダ9からカップマフラ19内に吐出さ
れ、このカップマフラ19に形成された吐出孔83、8
3から上方(電動機4方向)の密閉容器101内に吐出
される(図7に破線矢印で示す)。一方、シリンダ10
からは前記連通孔を介してカップマフラ20に吐出さ
れ、貫通孔79を経て一部はカップマフラ19内に入
り、同様に吐出孔83、83から吐出されるが、残りは
下端開口21Bからバイパス管21に入り、上端開口2
1Aから電動機2の下側の空間(電動機2と回転圧縮要
素3の間の空間)に密閉容器1の円筒の円周方向から吐
出される。
【0051】このとき、前述の如くバイパス管21の上
端開口21Aは、少なくとも半分が固定子巻線7より下
方に開口しているので、上端開口21Aから吐出される
ガスは、電動機2の下側の空間で発生しようとする円周
方向の定在波に直接衝突するかたちとなる。
【0052】これにより、電動機2と回転圧縮要素3の
間の密閉容器1内空間で発生する円周方向定在波は効果
的に破壊され、気柱共鳴の励起は未然に阻止される。従
って、係る気柱共鳴の励起によって生じる低周波数音の
減少を図り、多気筒回転圧縮機Cの著しい低騒音化を実
現することができるようになる。
【0053】尚、実施例ではシリンダ10から吐出され
たガスをカップマフラ19とバイパス管21の双方に案
内したが、それに限らず、バイパス管21のみに案内し
ても良い。
【0054】また、密閉容器1内に吐出されたガスは電
動機2内の各通路を通って吐出管22から外部に吐出さ
れる。また、オイルはプレート72で分離され、通路7
7を通ってオイル溜まりBに帰還するものである。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、密閉
容器内に電動要素と回転圧縮要素を収納し、この回転圧
縮要素を、中間仕切板と、この中間仕切板の両側にそれ
ぞれ設けられた第1、第2のシリンダと、互いに回転角
を180度ずらした偏心部を有し、密閉容器の軸方向に
延在して電動要素に連結された回転軸と、この回転軸の
偏心部にそれぞれ嵌め合わされてシリンダ内を回転する
ローラと、シリンダのそれぞれの開口を封じる軸受とか
ら構成すると共に、電動要素を、固定子巻線を有して密
閉容器に固定された固定子と、回転軸に支持されて固定
子の内側にて回転自在とされた回転子とから構成して成
る多気筒回転圧縮機において、第1のシリンダから吐出
されたガスを電動要素に向けて吐出させ、第2のシリン
ダから吐出されたガスは、固定子巻線と回転圧縮要素の
間の空間に密閉容器の円周方向から吐出させるようにし
たので、電動要素と回転圧縮要素の間の密閉容器内空間
で発生する円周方向定在波を、第2のシリンダから吐出
されたガスによって破壊し、気柱共鳴の励起を未然に阻
止することが可能となる。
【0056】これにより、気柱共鳴の励起によって生じ
る低周波数音の減少を図り、圧縮機の著しい低騒音化を
実現することができるようになる。特に、請求項2の発
明の如く密閉容器の外部に第2のシリンダから吐出され
たガスを案内するバイパス管を取り付けるようにすれ
ば、比較的簡単な構造で第2のシリンダから吐出された
ガスを電動要素と回転圧縮要素間に円周方向から吐出さ
せることが可能となると共に、請求項3の発明の如く電
動要素を磁極集中巻方式のモータにて構成すれば、固定
子鉄心からの固定子巻線の突出寸法が小さくなるので、
バイパス管にて許容される範囲の曲げ半径にて、円周方
向定在波に第2のシリンダからのガスを確実に衝突さ
せ、気柱共鳴の励起を効果的に阻止することができるよ
うになる。また、係るモータの採用によって多気筒回転
圧縮機の全体寸法の縮小も図ることができるようになる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例の多気筒回転圧縮機
の縦断側面図である。
【図2】図1に示す多気筒回転圧縮機の平断面図であ
る。
【図3】図1に示す多気筒回転圧縮機の固定子鉄心と回
転子鉄心の平面図である。
【図4】図1に示す多気筒回転圧縮機の回転子の縦断側
面図である。
【図5】図1に示す多気筒回転圧縮機の回転子の下面図
である。
【図6】図1に示す多気筒回転圧縮機の回転子の上面図
である。
【図7】図1に示す多気筒回転圧縮機のバイパス管部分
の拡大縦断側面図である。
【図8】多気筒回転圧縮機が発生する騒音の音圧レベル
を示す図である。
【図9】従来の多気筒回転圧縮機の縦断側面図である。
【図10】図9に示す多気筒回転圧縮機の平断面図であ
る。
【図11】図9に示す多気筒回転圧縮機の固定子鉄心と
回転子鉄心の平面図である。
【図12】図9に示す多気筒回転圧縮機の電動機下側の
空間の気柱共鳴モードを説明する図である。
【図13】もう一つの従来の多気筒回転圧縮機の縦断側
面図である。
【符号の説明】
C 多気筒回転圧縮機 1 密閉容器 1A シェル部 1B エンドキャップ部 2 電動機(電動要素) 4 固定子 5 回転子 6 回転軸 7 固定子巻線 9、10 シリンダ 11、12 偏心部 13、14 ローラ 19、20 カップマフラ 21 バイパス管 26 回転子鉄心 74 固定子鉄心 75 歯部 76 スロット部 83 吐出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 一昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 松浦 大 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 有朝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開2000−166295(JP,A) 特開 昭62−195484(JP,A) 特開 平11−107959(JP,A) 特開 平10−234144(JP,A) 特開 平7−298522(JP,A) 特開 平6−159281(JP,A) 特開 平5−292714(JP,A) 特開 平5−99172(JP,A) 実開 昭64−4893(JP,U) 実開 昭63−110686(JP,U) 特表 平10−513338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 23/00 - 29/10 F04C 39/00 - 39/16 H02K 3/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動要素と回転圧縮要素を
    収納し、この回転圧縮要素を、中間仕切板と、この中間
    仕切板の両側にそれぞれ設けられた第1、第2のシリン
    ダと、互いに回転角を180度ずらした偏心部を有し、
    前記密閉容器の軸方向に延在して前記電動要素に連結さ
    れた回転軸と、この回転軸の偏心部にそれぞれ嵌め合わ
    されて前記シリンダ内を回転するローラと、前記シリン
    ダのそれぞれの開口を封じる軸受とから構成すると共
    に、前記電動要素を、固定子巻線を有して前記密閉容器
    に固定された固定子と、前記回転軸に支持されて前記固
    定子の内側にて回転自在とされた回転子とから構成して
    成る多気筒回転圧縮機において、 前記第1のシリンダから吐出されたガスを前記電動要素
    に向けて吐出させ、前記第2のシリンダから吐出された
    ガスは、前記固定子巻線と前記回転圧縮要素の間の空間
    に前記密閉容器の円周方向から吐出させることを特徴と
    する多気筒回転圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器の外部に、第2のシリンダから
    吐出されたガスを案内するバイパス管を取り付けたこと
    を特徴とする請求項1の多気筒回転圧縮機。
  3. 【請求項3】 電動要素は、固定子を構成する固定子鉄
    心と、この固定子鉄心に形成された複数の歯部およびス
    ロット部とを備え、各歯部に前記スロット部を利用して
    固定子巻線を直接巻回して成る磁極集中巻方式のモータ
    により構成されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2の多気筒回転圧縮機。
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