JP3392595B2 - Mosキャパシタおよびその製造方法 - Google Patents
Mosキャパシタおよびその製造方法Info
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Description
MOSトランジスタと共に搭載されるMOSキャパシタ
およびその製造方法に係り、特に占有面積の低減対策に
関する。
帯化が進んでいる。これらの機器ではディジタル信号と
アナログ信号の両方を扱うことが多いが、従来、ディジ
タル信号の処理とアナログ信号の処理は別の半導体装置
が用いられてきた。これはアナログ信号の処理には高精
度のキャパシタが必要となるためである。すなわち、M
OSトランジスタを搭載しデジタル信号を取り扱う回路
では、キャパシタはMOS構造で構成されることにな
る。しかし、MOSキャパシタは、容量値の印加電圧依
存性が大きいので、たとえばアナログ回路の一部として
用いると、大きな信号歪みなどを生じる原因となり、実
用に供することは困難であった。
の提案として、例えば特開昭61−272963号公報
に開示されるMOSキャパシタがある。このMOSキャ
パシタの製造工程では、半導体基板に低濃度不純物拡散
領域を形成した後、真空中,高温(1100℃)状態に
40秒間程度保持することにより、低濃度不純物拡散領
域の表面付近の領域の不純物を外方に拡散させ、表面か
ら所定深さまでの部分における不純物濃度を低濃度不純
物拡散領域よりもさらに低濃度にする。その後、表面に
熱酸化膜を形成し、さらにその上にポリシリコン膜を形
成している。すなわち、ポリシリコン膜を上部電極と
し、低濃度不純物拡散領域を下部電極とし、熱酸化膜を
容量部とするMOSキャパシタを形成する。このよう
に、低濃度不純物拡散領域のうち表面から所定深さまで
の部分を極めて低濃度の不純物拡散領域とすることによ
り、主としてMOSキャパシタのリークを抑制しようと
する技術である。
MOSキャパシタの各電極となる半導体基板の不純物拡
散領域における不純物濃度が酸化膜との界面から内部に
向かって連続的に低くなるプロファイルを有するMOS
キャパシタを提案している。このMOAキャパシタの製
造工程では、半導体基板の表面付近に不純物濃度が1×
1020 cm -3 程度あるいはそれ以上の高濃度不純物拡散
領域を形成し、その上に熱酸化膜を形成した後、その上
にポリシリコン電極を形成するようにしている。
をMOSトランジスタと共に半導体装置上に搭載する場
合、実用的には、2つのポリシリコン膜の間に酸化膜を
介在させる2層ポリシリコンプロセスを用いるか、ある
いは1層のポリシリコン膜及び1層目金属膜,2層目金
属膜の各膜間に酸化膜を介在させるプロセスが用いられ
てきた。
1,2層目のポリシリコン膜の間に容量部となる層間膜
例えばシリコン酸化膜を形成することになる。このシリ
コン酸化膜からなる層間膜は、シリコン基板の熱酸化に
よりMOSトランジスタのゲート酸化膜の形成工程で形
成することができるが、シリコン基板と高濃度にドーピ
ングされたポリシリコン膜との酸化速度の相違から、層
間膜の厚みはゲート酸化膜の厚みの3倍ないし4倍程度
となってしまう。
形成するプロセスを用いる場合には、MOSトランジス
タのゲートを形成するポリシリコン膜と2層の金属配線
とそれらの間の層間絶縁膜を形成する工程を利用するこ
とになる。したがって、ポリシリコン膜と1層目の金属
膜との層間膜の膜厚は数100nm、1層目と2層目の
金属膜の間の層間膜の膜厚は数100nmである。この
ように容量となる酸化膜が厚いので、2層ポリシリコン
プロセスでキャパシタを構成した場合の面積を1とする
と、1層ポリシリコン膜及び2層金属膜でキャパシタを
構成した場合の面積は50〜100倍程度になる。
層ポリシリコンプロセスでは、容量値の印加電圧依存性
は小さくできるものの、通常の1層ポリシリコンプロセ
スに比べてマスク枚数、プロセス工程数、プロセス期間
が大きくなり、プロセスコストがかかる。加えて、ポリ
シリコン膜上の酸化膜であるために、シリコン基板上の
熱酸化膜に比べて形成されるシリコン酸化膜の膜厚が大
きくなり占有面積が増大するとともに、かつ信頼性も劣
る。
を用いるプロセスで形成されるキャパシタの電圧依存性
は極めて小さいものの、工程上、MOSトランジスタの
層間絶縁膜を利用することになるので、容量部となる層
間膜の膜厚がどうしても大きくならざるを得ない。その
ため、容量値の大きなものについては面積が大きくなり
すぎるという欠点がある。
報に開示されるMOSキャパシタの構造では、低濃度不
純物拡散領域とその上のさらに低濃度の不純物拡散領域
とを形成する構成としているので、下記の問題を生じる
虞れがあった。
が導入されている場合を想定すると、ポリシリコン電極
への印加電圧が正バイアスの場合には、ポリシリコン電
極には正電荷が蓄積され、低濃度不純物拡散領域には負
電荷が蓄積される。そのとき、不純物拡散領域の不純物
濃度が低いので、蓄積電荷は半導体表面に局在すること
ができず、空間電荷を有してしまう。この空間電荷は印
加電圧値により分布深さが変わるために、印加電圧依存
性が大きくなる。
リシリコン電極には負電荷が蓄積され、N型の低濃度不
純物拡散領域には正電荷が蓄積されるので、低濃度不純
物拡散領域には印加電圧によって深さの異なる空乏層が
広がる。この空乏層の容量をCscとし、ゲート絶縁膜
による容量をCiとすると、容量Cscと容量Ciが直
列に存在することになり、合成容量としての容量値C
は、下記式(1) C=1/{(1/Ci)+(1/Csc)} (1) で表されるものとなる。そのとき、空乏層の広がりが印
加電圧によって異なるので容量Cscは電圧依存性を有
し、しかも、空乏層の広がりが大きいと印加電圧依存性
を有する容量Cscの電圧依存性の度合いが大きくなる
ので、容量値Cが大きな印加電圧依存性を有することに
なる。また、容量値自体も小さくなる。しかも、上記公
報のMOSキャパシタの構造では、低濃度不純物拡散領
域の上にさらに低濃度の不純物が拡散した部分が形成さ
れているので、空乏層の広がりがきわめて広い範囲に亘
ることになる。
濃度不純物拡散領域を有するMOSキャパシタでは、容
量値の印加電圧依存性を抑制することは困難である。
技術では、不純物拡散領域の表面における不純物濃度を
1×1020cm-3程度に高くしているので、空乏層の広
がりは小さいため、印加電圧依存性を小さくすることは
可能である。しかし、このように不純物拡散領域の絶縁
膜との界面における不純物濃度が余りに高いと、シリコ
ン基板の表面を熱酸化してゲート酸化膜と同時にMOS
キャパシタの絶縁膜を形成する際に、シリコンの増速酸
化が生じ酸化膜が極めて厚くなる。例えば、同文献のF
ig. 4中には、厚みが400〜500nmの酸化膜が形
成されていることが開示されている。このように増速酸
化をおこした酸化膜は、厚いために単位面積当りの容量
が小さくなるので、結局MOSキャパシタの面積の増大
を招くことになる。また。増速酸化を生じた酸化膜は内
部に空隙を生じてリーク電流が大きくなったり、ゲート
酸化膜の信頼性が悪化する虞れがある。
積を小さく抑制しながら信頼性の高いMOSキャパシタ
を形成することは困難であり、結局、集積度の高い半導
体集積回路内にMOSキャパシタを搭載しようとする
と、プロセスコストの高価な2層ポリシリコンプロセス
を採用せざるを得なかった。
層ポリシリコンプロセスを用いながら、信頼性の高い,
容量値の印加電圧依存性が小さい,かつ単位面積当たり
の容量値が大きい容量絶縁膜を備えたMOSキャパシタ
およびその製造方法を提供するものである。
パシタは、半導体基板と、上記半導体基板の一部に高濃
度の不純物を導入して形成された下部電極となる不純物
拡散領域と、上記不純物拡散領域の上に形成された容量
絶縁膜と、上記容量絶縁膜の上に形成された上部電極と
なる導電膜とを備え、上記不純物拡散領域における不純
物の濃度は、上記容量絶縁膜との界面から半導体基板の
内部に向かって少なくとも0.05μm以上入った部位
まで高くなるプロファイルを有する。
として機能する不純物拡散領域に高濃度の不純物が導入
されているので、上部電極となる導電膜に正バイアスの
電圧が印加された場合にも、空間電化分布の広がりを抑
制することができる。また、導電膜に逆バイアスの電圧
が印加された場合にも、空乏層の広がりを抑えることが
できる。これにより、容量値の電圧依存性が非常に小さ
く、占有面積の小さい,かつ信頼性の高いMOSキャパ
シタが得られる。さらに、プロセスコストの低減とチッ
プコストの大幅な低減とが可能となる。
面における不純物の濃度が1×10 20 cm -3 以下である
ことにより、容量絶縁膜を半導体基板の熱酸化によって
構成した場合にも、増速酸化に起因する容量絶縁膜の厚
みの増加や特性の劣化が抑制されることになる。
物拡散領域よりも不純物濃度が高濃度で、且つ拡散深さ
が深く形成されているコンタクト用不純物拡散領域を有
していることが好ましい。
ジスタが搭載されていることができる。
は、上記容量絶縁膜との界面から少なくとも0.05μ
m以上半導体基板の内部に入った部位まで高くなる構成
であることにより、MOSキャパシタの容量値の電圧依
存性を極めて小さく抑制することができる。
燐原子とすることにより、特に拡散係数の大きい燐原子
を含むことで不純物濃度のプロファイルを所望の形状に
することが容易となり、容量値の電圧依存性が小さなM
OSキャパシタを容易に得ることができる。
により、占有面積の小さい,特性の優れたMOSキャパ
シタを1層ポリシリコンプロセスによって製造すること
が可能となり、製造コストを大幅に低減することができ
る。
の容量値が20nmの厚みを有するシリコン酸化膜と等
しくなる厚み以下であることにより、MOSキャパシタ
の単位面積当たりの容量値が極めて大きくなり、占有面
積が特に低減される。
接する部分は、シリコン酸化膜で構成されていることに
より、容量絶縁膜と半導体基板とのなじみを良好に維持
しながら電気的特性の良好な絶縁膜が得られることにな
る。
タの製造方法は、半導体基板の一部に、不純物の濃度が
最大となる位置が半導体基板表面より深くなるように不
純物イオンを注入し、下部電極となる不純物拡散領域を
形成する工程(a)と、上記半導体基板の少なくとも上
記不純物拡散領域の上に容量絶縁膜を形成する工程
(b)と、上記容量絶縁膜の上に上部電極となる導電膜
を形成する工程(c)と、上記不純物拡散領域における
不純物濃度を上記容量絶縁膜との界面では不純物イオン
の注入時における濃度よりも上昇させ,かつ不純物濃度
が上記容量絶縁膜との界面から内部に向かって少なくと
も0.05μm以上入った部位まで高くなるプロファイ
ルになるように熱処理を行う工程(d)とを備え、上記
不純物拡散領域の上記容量絶縁膜との界面における不純
物濃度が、5×1018cm-3以上で1×1020cm-3以
下であるように上記下部電極が形成される。
形成前における半導体基板の表面濃度を小さくしておく
ことができる。このため、熱酸化により容量絶縁膜を形
成する場合にも、増速酸化を抑えることができる。一
方、MOSキャパシタが形成された時には、不純物拡散
領域の容量絶縁膜との界面における不純物濃度を大きく
することができるので、容量絶縁膜の高信頼性を保ちつ
つ、印加電圧に対する容量値の変動を抑えることができ
る。
に、上記不純物拡散領域に接続されるように、上記不純
物拡散領域よりも不純物濃度が高濃度で、且つ、拡散深
さが深いコンタクト用不純物拡散領域を形成する工程を
有していることが好ましい。
タの製造方法は、半導体基板上に容量絶縁膜を形成する
工程(a)と、上記容量絶縁膜上に上部電極となる導電
膜を形成する工程(b)と、上記工程(a)の後に、上
記半導体基板内に不純物の濃度が最大となる位置が上記
容量絶縁膜との界面より深くなるように不純物イオンを
注入し、下部電極となる不純物拡散領域を形成する工程
(c)と、上記不純物拡散領域における不純物濃度を上
記容量絶縁膜との界面では不純物イオンの注入時におけ
る濃度よりも上昇させ,かつ不純物濃度が上記容量絶縁
膜との界面から内部に向かって少なくとも0.05μm
以上入った部位まで高くなるプロファイルになるように
熱処理を行う工程(d)とを備え、上記不純物拡散領域
の上記容量絶縁膜との界面における不純物濃度が、5×
1018cm-3以上で1×1020cm-3以下であるように
上記下部電極が形成される。
形成後に半導体基板の表面濃度を設定することができ
る。
に、上記不純物拡散領域に接続されるように、上記不純
物拡散領域よりも不純物濃度が高濃度で、且つ、拡散深
さが深いコンタクト用不純物拡散領域を形成する工程を
有していることが好ましい。るように、上記第2のMO
Sキャパシタの製造方法において、上記不純物イオンを
注入する工程では、燐イオンを注入することが好まし
い。
として燐イオンを注入し、イオン注入時の加速エネルギ
ーは70keV以上であることにより、不純物イオンの
導入量の制御が容易となる。また、燐イオンは酸化膜に
与えるダメージが少ないので、信頼性の高い容量絶縁膜
を形成することができる。
として砒素イオンを注入し、イオン注入時の加速エネル
ギーは140keV以上であることにより、不純物イオ
ンが半導体基板の表面から0.05μm以上内部に入っ
た部位で濃度のピークを持つように注入されるので、容
量絶縁膜と半導体との接合面から離れるに従って不純物
濃度が高くなるプロファイルを持つMOSキャパシタが
容易に形成される。
について、図1〜図8を参照しながら説明する。
態の断面図である。同図に示すように、P型シリコン基
板1には、MOSキャパシタ20と、NMOSFET2
1と、PMOSFET22とが搭載されている。このM
OSキャパシタ20,NMOSFET21及びPMOS
FET22は、同時に形成された熱酸化膜からなるシリ
コン酸化膜5と、同時に堆積されたポリシリコン膜で構
成されるポリシリコン電極6とを備え、各部材20,2
1,22間は分離絶縁膜3によって電気的に絶縁されて
いる。上記ポリシリコン電極6は、各MOSFET2
1,22においてはゲート電極として機能する一方、M
OSキャパシタ20においては上部電極として機能す
る。また、上記シリコン酸化膜5は、各MOSFET2
1,22においてはゲート絶縁膜として機能する一方、
MOSキャパシタ20においては容量絶縁膜として機能
する。MOSキャパシタ20において、シリコン酸化膜
5の直下部にはMOSキャパシタ20の下部電極として
機能する高濃度にN型不純物が注入されてなるN型不純
物拡散領域4が形成されている。このN型順物拡散領域
5は、さらに高濃度のN型不純物が深く注入されてなる
コンタクト用不純物拡散領域7につながっている。そし
て、ポリシリコン電極6及び分離絶縁膜3の上には層間
絶縁膜9及び金属配線10,11が順に堆積されてい
る。上記各金属配線10,11は、層間絶縁膜9に開口
されたコンタクトホールを介してポリシリコン電極6及
びコンタクト用不純物拡散領域7に接続されている。
タ20の特徴部分について説明する。図2は、N型不純
物拡散領域7のII−II線断面における深さ方向の不純物
濃度プロファイルを示す。図2に示すように、本実施形
態に係るMOSキャパシタにおいては、N型不純物拡散
領域7とシリコン酸化膜5との界面における不純物濃度
は約5×1018cm-3であり、内部に進むにしたがって
不純物濃度は増大し、深さ約0.15μm(150n
m)の部位で最大濃度約1×1019cm-3を示してい
る。
は、下部電極となるN型不純物拡散領域4が上述のよう
な不純物濃度のプロファイルを有していることによっ
て、以下のような特性を有する。
酸化膜5との界面付近における不純物濃度が高くかつ基
板内部に進むにしたがって不純物濃度が高くなるプロフ
ァイルを有することで、ポリシリコン電極6に正の電圧
が印加された場合にも空間電化分布の広がりを抑制する
ことができる。また、シリコン酸化膜5との界面から内
部に進むにしたがって不純物濃度が増大するプロファイ
ルを有するので、ポリシリコン電極6に負の電圧が印加
されたときにも空乏層の広がりを抑制することができ
る。その理由について図15及び図16に基づき説明す
る。図15は不純物濃度勾配の変化に対する空乏層幅の
変化を示し、スタンフォード大学で開発されたプロセス
シミュレーターSUPREM−3を用いて計算したもの
である。ここでは、SUPREM−3の結果を階段状分
布に近似して求めている。その際、シリコン酸化膜5と
の界面における不純物濃度は5×1018cm-3とし、界
面からの深さが0.05μmの部位における不純物濃度
が、約1桁低くなるとき,同じ時,約1桁高くなるとき
を、それぞれ「下降」,「平行」,「上昇」としてい
る。図15に示すように、濃度勾配が下降する場合には
濃度勾配が平行な場合よりも空乏層幅が大きい。それに
対して、本実施形態におけるMOSキャパシタのごとく
N型不純物拡散領域4における不純物の濃度勾配が上昇
する場合には、濃度勾配が平行な場合よりも空乏層幅が
小さいことが分かる。
電化分布の広がりを抑制でき、逆バイアスに対しては空
乏層の広がりを抑制できることによって、容量値の電圧
依存性の小さいMOSキャパシタとなる。
容量値の電圧係数の変化(濃度勾配が平行な場合を
「1」とする相対値)を示し、スタンフォード大学で開
発された1次元デバイスシミュレータSEDAN−3を
用いて計算されたものである。図16に示すように、不
純物の濃度勾配が下降する場合には、空乏層幅拡大する
結果、電圧係数つまり容量値の電圧依存性が高くなる。
それに対し、本実施形態のごとく、不純物の濃度勾配が
上昇する場合には容量値の電圧係数が小さくなり、容量
値の電圧依存性が抑制されることが分かる。
酸化膜5との界面における不純物濃度が高濃度ではある
が、1×1020cm-3よりは低いことで、製造工程にお
いて若干濃度を下げることができ、シリコン基板1の表
面を熱酸化してシリコン酸化膜5を形成する際における
増速酸化が抑制される。図13は、シリコン酸化膜5
(ゲート酸化膜)を形成するゲート酸化工程におけるシ
リコン基板表面の不純物濃度の相違に対する増速酸化の
度合いを示す。ただし、増速酸化の度合いは、高濃度に
ドーピングされたシリコン基板上に形成される酸化膜の
厚みをイントリックシリコン基板上に形成される酸化膜
の厚みで徐することによって求めている。同図に示すよ
うに、本実施形態のごとく熱酸化時におけるシリコン基
板の表面における不純物濃度が1×1019cm-3程度に
なると、シリコン酸化膜5にほとんど増速酸化は生じな
い。したがって、膜厚が薄く単位面積当たりの容量値の
大きい、かつ欠陥の少ない信頼性の高いシリコン酸化膜
が得られる。
用することで、製造コストの低減を図りつつ、占有面積
の小さい,容量値の電圧依存性の少ないかつ信頼性の高
いMOSキャパシタを形成することができ、よって、ア
ナログ信号の処理を行う回路に実用的に搭載可能なMO
Sキャパシタの提供を図ることができるのである。
シタの製造方法について、図3〜図5を参照しながら説
明する。なお、説明を簡単にするために、P型シリコン
基板1を用いた標準的なCMOSポリシリコンプロセス
を用いてMOSキャパシタを形成する場合について説明
し、図1に示すMOSFETの部分については図示を省
略する。
板1上に分離絶縁膜3を形成し、例えばレジストマスク
の一部を開口することで、不純物拡散領域を決定する。
この後、デプレッション型トランジスタのしきい値電圧
をコントロールするための不純物イオンを注入する。こ
れによってN型不純物拡散領域4が形成される。本実施
形態では、厚みが約15nmの熱酸化膜を介し不純物イ
オンとして燐イオンを用いて120keVの加速電圧で
注入量4.5×1014cm-2の条件でイオン注入を行っ
ている。この場合、シリコン基板1表面の不純物濃度は
約2.0×1018cm-3である。図6の破線で示す曲線
は、不純物イオンの注入を行った直後における不純物濃
度のプロファイルを示す。
5として熱酸化法を用いて熱酸化膜を形成する。この熱
酸化の際、図6に示すように、シリコン基板1の表面の
不純物濃度がそれほど高くないので、図13に示すよう
に増速酸化がほとんど起こらず、高精度の膜厚制御が可
能であり、かつその酸化膜の信頼性も高い。
のゲート電極形成と同時にポリシリコン電極6を形成
し、NチャンネルMOSトランジスタのソース、ドレイ
ンのイオン注入工程と同時にコンタクト用不純物拡散領
域7を形成する。そして、通常の金属配線工程により層
間絶縁膜9と金属配線10、11を形成する。なお、金
属配線工程では、層間絶縁膜9の平坦化等の際に熱処理
が加わる。
で90分の熱処理を実施している。この熱処理により、
シリコン基板1内に注入された不純物イオンが、領域
4,7のように拡散する。この結果、不純物濃度のプロ
ファイルは、図6の実線曲線に示すように、シリコン酸
化膜5との界面から内部に進むにしたがって濃くなり、
深さが約0.15μmの部位で最大濃度約1×1019c
m-3となる。つまり、上記図2に示す不純物濃度のプロ
ファイルが得られ、図1に示す構造を有するMOSキャ
パシタが容易に形成される。
い方法について説明する。
明する。図14は、MOSキャパシタ形成後の不純物濃
度のピーク深さと電圧依存性の関係を示す。図14に示
すように深さ方向に少なくとも0.05μm以上まで濃
くなるプロファイルを持つことにより、電圧依存性を抑
制できることが分かる。
4に注入する不純物イオンとして燐イオンを用いている
が、不純物イオンとしては燐イオンに限定されるもので
はない。ただし、燐原子の拡散係数が大きいので、燐イ
オンの注入を行うことにより、注入直後とMOSキャパ
シタ形成後の表面濃度の差を大きくさせることが容易と
なる利点がある。
注入を行う際、上記第1の実施形態の方法では不純物の
加速エネルギーとして120keVとしたが、70ke
V以上であればよい。図7は、第1の実施形態の方法に
おいて、不純物イオンを燐イオンとした場合の濃度プロ
ファイルを示す。図7では加速エネルギーをパラメータ
ーとして配線形成後の表面濃度が同一になるように設定
している。同図に示すように、加速エネルギーを70k
eV以上とすることにより、不純物濃度が表面から深く
なるようなプロファイルが形成される。
加速エネルギーをパラメータとしてMOSキャパシタの
容量値の電圧依存性を示す図である。同図に示すよう
に、70keV以上とすると電圧依存性抑制効果が大き
いことが分かる。
型不純物拡散領域4に注入する不純物として砒素原子を
用いる場合には、140keV以上の加速エネルギーと
することが、燐原子の場合と同じ理由で望ましい。
法について、図9〜図12を参照しながら説明する。
めた構造は上記第1の実施形態における図1に示す構造
と基本的には同じである。したがって、本実施形態で
は、説明を簡単にするために、FET等を含めた構造の
図示は省略し、MOSキャパシタの部分のみを図示した
状態で、製造工程を説明する。
に分離絶縁膜3を形成した後、シリコン酸化膜5として
熱酸化法を用いて熱酸化膜を形成する。この熱酸化は、
通常のMOSトランジスタのゲート酸化膜形成と同様で
あるために、高精度の膜厚抑制が可能であり、かつその
酸化膜の信頼性も高い。その後、図10に示すように、
トランジスタのゲート電極形成と同時にポリシリコン電
極6を形成し、イオン注入によるNチャンネルMOSト
ランジスタのソース、ドレインの形成と同時に、コンタ
クト用不純物拡散領域7を形成する。その後、図11に
示すように、例えばレジストマスク30の一部を開口さ
せて不純物拡散領域を決定した後、ポリシリコン電極6
を介してデプレッション型トランジスタのしきい値電圧
をコントロールするための不純物イオン(P+ )を注入
して、N型不純物拡散領域4を形成する。本実施形態で
は、N型不純物拡散領域4を形成するための不純物イオ
ンの注入がポリシリコン電極6を介したいわゆるスルー
注入となっているので、第1実施形態における加速電圧
よりも大きい200keVの加速電圧で、注入量4×1
014cm-2としてイオン注入を行う。その後、図12に
示すように、通常の金属配線工程により層間絶縁膜9と
金属配線10,11を形成する。
形態の方法で形成されるMOSキャパシタに比べ、基本
的な構造は同じであるが、シリコン酸化膜5形成後に不
純物イオンである燐イオン(P+ )を注入するため、そ
の後の熱処理との影響を少なくして任意に不純物プロフ
ァイルを設定することができるという利点がある。
ス,ドレイン形成後、ポリシリコン電極6を形成した状
態でN型不純物拡散領域4に不純物イオンを注入した
が、シリコン酸化膜5の形成後であればどの時点で不純
物をイオン注入してもよい。
純物拡散領域4に注入する不純物イオンとして燐イオン
を用いたが、燐イオンが他の不純物イオンと比較してシ
リコン酸化膜5に対して与えるダメージが小さいので、
本実施形態では特に燐イオンを用いることが好ましい。
ただし、第2の実施形態の方法において、N型不純物拡
散領域4に注入する不純物イオンとして、砒素イオン等
の他の不純物を用いてもよい。
MOSキャパシタのシリコン基板としてP型シリコン基
板を用いたが、N型ウエルやP型ウエルを用いた場合で
も同様の効果が得られるのは言うまでもない。
法では半導体基板のN型不純物拡散領域を下部電極とす
るMOSキャパシタを用いたがP型不純物拡散領域を下
部電極とするMOSキャパシタについても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
態の方法ではポリシリコンをゲート電極として用いた場
合について述べたが、ゲート電極としてポリシリコン以
外にポリサイドなどの低抵抗材料を用いても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
の方法ではシリコン酸化膜を熱酸化法によって形成した
が、熱酸化膜以外のCVD酸化膜や積層膜を用いても同
様の効果が得られることは言うまでもない。
方法によれば、MOSキャパシタをの下部電極を構成す
る不純物拡散領域に高濃度の不純物を導入し、かつ不純
物拡散領域における不純物の濃度が容量絶縁膜との界面
から半導体基板の内部に向かうに従って高くなるプロフ
ァイルを有するようにしたので、空間電化分布の広がり
や空乏層の広がりを抑えることができ、製造コストの低
減を図りつつ、ナログ回路に搭載可能な程度に容量値の
電圧依存性が非常に小さく、占有面積の小さい,かつ信
頼性の高いMOSキャパシタの提供を図ることができ
る。
Sキャパシタを搭載した半導体装置の縦断面図である。
ァイルを示す図である。
工程のうちN型不純物形成用不純物のイオン注入工程を
示す縦断面図である。
工程のうち熱酸化工程を示す縦断面図である。
工程のうち金属配線の形成工程を示す縦断面図である。
Sキャパシタ形成後の不純物濃度の深さ方向におけるプ
ロファイルを示す図である。
ンを燐イオンとした場合の濃度プロファイルを示す図で
ある。
依存性を示す図である。
工程のうち熱酸化工程を示す縦断面図である。
造工程のうちコンタクト用不純物拡散領域の形成工程を
示す縦断面図である。
造工程のうちスルー注入によるN型不純物拡散領域の形
成工程を示す縦断面図である。
造工程のうち金属配線の形成工程を示す縦断面図であ
る。
半導体表面不純物濃度と増速酸化の度合いを示す図であ
る。
ける不純物濃度のピーク深さと電圧依存性との関係を示
す図である。
ける不純物濃度の深さ方向への勾配と空乏層幅との関係
を示す図である。
ける不純物濃度の深さ方向への勾配と電圧依存性との関
係を示す図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体基板と、 上記半導体基板の一部に高濃度の不純物を導入して形成
された下部電極となる不純物拡散領域と、 上記不純物拡散領域の上に形成された容量絶縁膜と、 上記容量絶縁膜の上に形成された上部電極となる導電膜
とを備え、 上記不純物拡散領域の上記容量絶縁膜との界面における
不純物濃度は、5×1018cm-3以上で1×1020cm
-3以下であり、 上記不純物拡散領域における不純物の濃度は、上記容量
絶縁膜との界面から半導体基板の内部に向かって少なく
とも0.05μm以上入った部位まで高くなるプロファ
イルを有することを特徴とするMOSキャパシタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のMOSキャパシタにおい
て、 上記不純物拡散領域に接続され、上記不純物拡散領域よ
りも不純物濃度が高濃度で、且つ拡散深さが深く形成さ
れているコンタクト用不純物拡散領域を有していること
を特徴とするMOSキャパシタ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のMOSキャパシタ
において、 上記半導体基板には、さらにMOSトランジスタが搭載
されていることを特徴とするMOSキャパシタ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
のMOSキャパシタにおいて、 上記不純物拡散領域に導入される上記不純物は、燐原子
であることを特徴とするMOSキャパシタ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
のMOSキャパシタにおいて、 上記導電膜はポリシリコンで構成されていることを特徴
とするMOSキャパシタ。 - 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載
のMOSキャパシタにおいて、 上記容量絶縁膜の厚みは、単位面積当たりの容量値が2
0nmの厚みを有するシリコン酸化膜と等しくなる厚み
以下であることを特徴とするMOSキャパシタ。 - 【請求項7】 請求項1〜6のうちいずれか1つに記載
のMOSキャパシタにおいて、 上記容量絶縁膜の少なくとも半導体基板に接する部分
は、シリコン酸化膜で構成されていることを特徴とする
MOSキャパシタ。 - 【請求項8】 半導体基板の一部に、不純物の濃度が最
大となる位置が半導体基板表面より深くなるように不純
物イオンを注入し、下部電極となる不純物拡散領域を形
成する工程(a)と、 上記半導体基板の少なくとも上記不純物拡散領域の上に
容量絶縁膜を形成する工程(b)と、 上記容量絶縁膜の上に上部電極となる導電膜を形成する
工程(c)と、 上記不純物拡散領域における不純物濃度を上記容量絶縁
膜との界面では不純物イオンの注入時における濃度より
も上昇させ,かつ不純物濃度が上記容量絶縁膜との界面
から内部に向かって少なくとも0.05μm以上入った
部位まで高くなるプロファイルになるように熱処理を行
う工程(d)とを備え、 上記不純物拡散領域の上記容量絶縁膜との界面における
不純物濃度が、5×1018cm-3以上で1×1020cm
-3以下であるように上記下部電極が形成されることを特
徴とするMOSキャパシタの製造方法。 - 【請求項9】 請求項8記載のMOSキャパシタにおい
て、 上記工程(c)の後で上記工程(d)の前に、上記不純
物拡散領域に接続されるように、上記不純物拡散領域よ
りも不純物濃度が高濃度で、且つ、拡散深さが深いコン
タクト用不純物拡散領域を形成する工程を有しているこ
とを特徴とするMOSキャパシタの製造方法。 - 【請求項10】 半導体基板上に容量絶縁膜を形成する
工程(a)と、 上記容量絶縁膜上に上部電極となる導電膜を形成する工
程(b)と、 上記工程(a)の後に、上記半導体基板内に不純物の濃
度が最大となる位置が上記容量絶縁膜との界面より深く
なるように不純物イオンを注入し、下部電極となる不純
物拡散領域を形成する工程(c)と、 上記不純物拡散領域における不純物濃度を上記容量絶縁
膜との界面では不純物イオンの注入時における濃度より
も上昇させ,かつ不純物濃度が上記容量絶縁膜との界面
から内部に向かって少なくとも0.05μm以上入った
部位まで高くなるプロファイルになるように熱処理を行
う工程(d)とを備え、 上記不純物拡散領域の上記容量絶縁膜との界面における
不純物濃度が、5×1018cm-3以上で1×1020cm
-3以下であるように上記下部電極が形成されることを特
徴とするMOSキャパシタの製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載のMOSキャパシタに
おいて、 上記工程(b)の後で上記工程(d)の前に、上記不純
物拡散領域に接続されるように、上記不純物拡散領域よ
りも不純物濃度が高濃度で、且つ、拡散深さが深いコン
タクト用不純物拡散領域を形成する工程を有しているこ
とを特徴とするMOSキャパシタの製造方法。 - 【請求項12】 請求項8〜11のうちいずれか1つに
記載のMOSキャパシタの製造方法において、 上記不純物拡散領域形成用の不純物イオンとして燐イオ
ンを注入し、イオン注入時の加速エネルギーは70ke
V以上であることを特徴とするMOSキャパシタの製造
方法。 - 【請求項13】 請求項8〜11のうちいずれか1つに
記載のMOSキャパシタの製造方法において、 上記不純物拡散領域形成用の不純物イオンとして砒素イ
オンを注入し、イオン注入時の加速エネルギーは140
keV以上であることを特徴とするMOSキャパシタの
製造方法。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-175473 | 1994-07-27 | ||
JP17547394 | 1994-07-27 | ||
JP18894495A JP3392595B2 (ja) | 1994-07-27 | 1995-07-25 | Mosキャパシタおよびその製造方法 |
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JPH0897363A JPH0897363A (ja) | 1996-04-12 |
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JPH11312791A (ja) | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
JP4656854B2 (ja) * | 2004-04-06 | 2011-03-23 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP18894495A patent/JP3392595B2/ja not_active Expired - Fee Related
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