JP3391777B2 - ハロゲン電球およびそれを用いた反射鏡付ハロゲン電球 - Google Patents
ハロゲン電球およびそれを用いた反射鏡付ハロゲン電球Info
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Description
びそれを用いた反射鏡付ハロゲン電球に関するものであ
る。
に比して発光効率が高く、また反射鏡と組み合わせるこ
とにより配光制御が容易であることから、店舗等の一般
照明用に広く使われている。
口金形のハロゲン電球は、最大外径14mmの回転楕円
体形の発光部を有する石英製のバルブを備えている。発
光部の内部には、2次コイル長LC2が10mm、2次コ
イル外径φCOが2.2mmであるタングステン製の2重
巻型のコイルが、発光部の中心軸に沿うように2つのリ
ード線によって支持されて配置されている。また、発光
部の外面には、発光効率を向上させるために、酸化タン
タルと酸化シリコンとからなる多層干渉膜の赤外線反射
膜が形成されている。
常、反射鏡付灯具に組み込まれるか、または反射鏡の内
部に組み込まれて、反射鏡付ハロゲン電球として使用さ
れる。
うな従来のハロゲン電球、特に、100V以上の高電圧
タイプのものでは、反射鏡付灯具と組み合わせて点灯さ
せた場合、反射効率が低いという問題があった。
片口金形のハロゲン電球(赤外線反射膜無し)をビーム
角20°のダイクロ反射鏡付灯具で点灯させた場合、中
心照度は約900luxである。一方、従来の高電圧1
10V/90Wタイプの片口金形のハロゲン電球を同じ
くビーム角20°のダイクロ反射鏡付灯具と組み合わせ
て点灯させた場合、中心照度は約600luxである。
1W当たりの中心照度で換算すると、高電圧タイプのハ
ロゲン電球の中心照度は、低電圧タイプのハロゲン電球
の中心照度に比して、0.74倍程度しかないことにな
る。したがって、高電圧タイプのハロゲン電球では、実
使用において被射体での同一照度を得るために、低電圧
タイプのハロゲン電球に比して約1.35倍の電力が必
要となり、消費電力が大きくなってしまう。なお、各中
心照度は3m直下の値である。
の光源は、反射効率を高めるために、点光源に近づけた
方が好ましい。
率と寿命特性等を改善するための様々な手段が提案され
ている。特開平9−69358号公報には、赤外線反射
膜による高い赤外線帰還率を維持し、併せて寿命特性を
改善するための発光管構成として、発光管楕円形容器の
外径dOが15mm以下で、かつタングステンコイルの
2次コイル外径φCOとの比率φCO/dOが1/12〜1
/7の範囲にあると規定されている。
は、熱損失を低減して発光管構造を改善できる発光管構
成として、発光管楕円形容器の内径diが14mm以下
で、かつタングステンコイルの2次コイル外径φCOとの
比率φCO/diが1/8以上(実用的には、発光管が高
温になるのを抑制するため、1/8〜1/5)の範囲に
あると規定している。
は、低電圧12Vのハロゲン電球の発光効率改善手法が
示されている。これによると、発光管は主要部形状が楕
円体または楕円体に似た樽形容器で、赤外線反射膜が塗
布されたガラス球を有しており、ガラス球の中心軸上に
1重巻型タングステンフィラメントコイルの発光体が配
置されている。そして、この電球の第一の特徴は、ガラ
ス球の樽型容器の2つの環状焦線に、発光体の両端部に
おける最終発光ターンを符合させていることであり、こ
れにより発光効率を改善している。この場合、良好な発
光効率を得るための発光管構成として、発光体の外径を
φCO、ガラス球の樽形容器の外径をdO及び頚部の内径
をdi’とすると、φCO/dO値が0.15〜0.5かつ
φCO/d i’値が0.25より大きい範囲にあると規定
されている。また、ガラス球頚部の内径di’を小さく
して発光効率を上げるために、発光体のフィラメントコ
イルの一端は、コイルの内部を貫通するリード線に接続
されている。一方、上記公報における高電圧230Vタ
イプの発光管としては、発光体が比較的長い2重巻型タ
ングステンコイル(2次コイルターン数18)からなる
ものが提案されている。
よび2重巻コイルの場合に限定されるため、発光効率が
制限されるものであった。
687号公報に、電球全体をコンパクトにできるととも
に発光効率を向上させることができる構成として、コイ
ルを3重巻にし、この両端に設けたレグ部を有し、3重
巻コイルの両端近傍に焦点が位置し、このコイル部を包
囲するように配置した、ほぼ回転楕円体の発光管を用
い、これに赤外線反射膜が形成されたものが提案されて
いる。
は、コイル外径の規制がないため、寿命時間が短いもの
が発生することが判明した。
になされたもので、コイルをより点光源に近づけて、ハ
ロゲン電球の小型化を図り、しかも反射鏡付灯具と組み
合わせて点灯させた場合の反射効率を改善することがで
き、さらに寿命時間も改善できるハロゲン電球の構造を
提供することを目的とする。
ハロゲン電球を提供することを目的とする。
ン電球は、100V以上のハロゲン電球が反射鏡の内部
に組み込まれた反射鏡付ハロゲン電球であって、前記ハ
ロゲン電球は内部に封入ガスが封入された回転楕円体形
の発光部を有するバルブと、前記発光部の内部の中心軸
に沿って配置され、かつ2つのリード線によって支持さ
れた多重巻(2重巻以上)型のコイルと、前記発光部の
外面に形成された赤外線反射膜とを備え、前記コイルの
コイル長LCnが5.8mm以下である構成を有してい
る。なおコイル長LCnにおけるnの値は、多重巻数nに
相当し、コイル長LCnが、多重巻の再外部の長さである
ことを意味する。
づけることができ、小型化を図ることができるととも
に、反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させた場合の反射
効率を向上させることができる。
ルの多重コイルの最外径をφCO(mm)、前記発光部の
最大外径をdO(mm)とした場合、φCO/dO≧0.2
0なる関係式を満たすように構成する。それにより、発
光部の内面とコイルの外面との距離が短縮されて、発光
部内で発生する封入ガスの対流による熱損失が抑制さ
れ、かつ赤外線帰還率が向上するため、発光効率を向上
させることができる。
記コイルの多重コイルの最外径をφ CO(mm)、前記発
光部の最大外径をdO(mm)とした場合、φCO/dO≦
0.46なる関係式を満たす構成とする。それにより、
発光部の管壁温度の上昇を抑制して、失透現象が起こる
のを阻止し、バルブの破損を防止することができる。
る関係式を満たす構成とする。それにより、発光部の管
壁温度の上昇を抑制して、失透現象が起こるのを一層防
止することができる。
記リード線との間の最短距離gが1.0mm以上で、か
つ前記封入ガスとして、キセノンガスおよびクリプトン
ガスのうち少なくとも1種を主成分とする母体ガスが封
入され、前記母体ガスの封入圧力が常温時で0.5MP
a以上である構成とする。それにより、コイルとリード
線との間でアーク放電が発生することを抑制することが
でき、コイルが溶断することを防止することができる。
は、前記コイル内に挿通されている構成とする。あるい
は、前記コイルの中間部には、前記コイルの内側からア
ンカー線が懸架されている構成とする。あるいは、前記
バルブは、筒部と、前記発光部と前記筒部との間に形成
され、かつ絞り込まれた頚部とを有している構成とす
る。これらの構成により、頚部をより絞り、回転楕円体
形の発光部の外面積を増大させることができる。その結
果、赤外線帰還率が高くなり、発光効率を改善すること
ができる。
ハロゲン電球が反射鏡の内部に組み込まれており、前記
ハロゲン電球は内部に封入ガスが封入された回転楕円体
形の発光部を有するバルブと、前記発光部の内部の中心
軸に沿って配置され、かつ2つのリード線によって支持
された多重巻(2重巻以上)型のコイルと、前記発光部
の外面に形成された赤外線反射膜とを備え、前記コイル
のコイル長L Cn が5.8mm以下であることを特徴とす
るハロゲン電球が組み込まれた構成とする。それによ
り、コイルをより点光源に近づけることができ、反射効
率を向上させることができる。
て、図面を用いて説明する。
おける高電圧110V/90Wタイプの片口金形のハロ
ゲン電球を示す。このハロゲン電球は、閉塞部1、回転
楕円体形の発光部2、円筒部3、および封止部4が順次
連接された石英ガラス製のバルブ5と、このバルブ5の
封止部4の端部に接着剤(図示せず)等によって固着さ
れた口金6とを備えている。
すように、タングステン製の3重巻型のコイル7が、楕
円の両焦点を結ぶ中心軸に沿って(中心軸上を含む)配
置されている。
照)は、5.8mm以下に設定されている。また、コイ
ル7の3次コイルの外径をφCO(mm)(図2参照)、
発光部2の最大外径をdO(mm)(図2参照)とした
場合、発光部2の最大外径dOに対するコイル7の3次
コイルの外径φCOの比、すなわちφCO/dOは、0.2
0以上に設定されている。
ステム8に保持されたタングステン製のリード線9,1
0の一端部に接続され支持されている。コイル7の中間
部には、一端部がステム8に保持されたタングステン製
のアンカー線11が、コイル7の外側から懸架されてい
る。このようにアンカー線11を設けることにより、コ
イル7の撓みを防止することができる。
封止されたモリブデン箔12を介してモリブデン製の外
部リード線13,14に接続されている。一方の外部リ
ード線13は口金6(図2には図示せず)の一方の金属
部に直接接続され、他方の外部リード線14は銅とニッ
ケルとの合金からなる保護用電流ヒューズ15(図2に
は図示せず)を介して口金6の他の金属部に接続されて
いる。
タンタル(高屈折率層)と酸化ケイ素(低屈折率層)と
の多層干渉膜からなる赤外線反射膜16が、通常のCV
D法によって形成されている。
ルゴンガス、キセノンガス、およびクリプトンガスのう
ち少なくとも1種を主成分とする母体ガスと、微量のハ
ロゲン化合物(CH2Br2)とが封入されている。母体
ガスには、主成分であるアルゴンガス、キセノンガス、
およびクリプトンガスの他に、窒素ガスが10%前後添
加されている。このように母体ガス中に窒素ガスを添加
することにより、定常点灯時、コイル7の両端間でアー
ク放電が発生するのを防止することができる。
5.8mm以下に設定した理由について、その根拠とし
た実験に基づいて説明する。
の片口金形のハロゲン電球において、コイル7の3次コ
イル長LC3を種々変化させたハロゲン電球を10本ずつ
作製した。作製した各ハロゲン電球をビーム角20゜の
ダイクロ反射鏡付灯具(図示せず)に組み合わせて点灯
させ、3m直下の中心照度(lux)(以下、本明細書
において中心照度の値は3m直下の値を示すものとす
る)について調べた。その結果を、図3に示す。
各寸法は、以下のとおりである。
素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時の圧力で
0.6MPa封入した。
4.2mm、4.4mm、4.8mm、5.8mm、
7.6mm、10mmと変化させた場合の、発光部2の
最大外径dOに対するコイル7の3次コイルの外径φCO
の比(φCO/dO)を表1に示す。
10V/90Wの片口金形のハロゲン電球の中心照度
(600lux)に比して1.35倍以上、すなわち8
10lux以上の中心照度が得られることを評価基準と
した。図3から判るように、コイル7の3次コイル長L
C3を5.8mm以下に設定することにより、中心照度を
評価基準である810lux以上にすることができる。
このような結果が得られたのは、コイル7をより点光源
に近づけることができたためであると考えられる。
ルのピッチを一定とした場合、コイル7の3次コイル長
LC3が短すぎると、コイル7の3次コイル外径φCOが大
きくなりすぎて、コイル7の耐震性が低下し、点灯中に
3次コイル間で接触するおそれがある。従って、実用
上、コイル7の3次コイル長LC3は3.0mm以上に設
定することが好ましい。
イル7の3次コイルの外径φCOの比(φCO/dO)を、
0.20以上に設定した理由について、その根拠とした
実験に基づいて説明する。
金形のハロゲン電球において、コイル7の3次コイルの
外径φCOを変化させることにより、φCO/dOを種々変
化させたハロゲン電球を10本ずつ作製した。作製した
各ハロゲン電球を点灯させ、寿命時間と発光効率(lm
/W)とについて調べた。その結果を図4に示す。
法は、上記の値と同じである。
10V/90Wの片口金形のハロゲン電球の寿命時間
(2000時間)の1.25倍以上、すなわち2500
時間以上の寿命時間が得られることを評価基準とした。
図4から判るように、発光部2の最大外径dOに対する
コイル7の3次コイルの外径φCOの比φCO/dOを0.
20以上に設定することにより、寿命時間を評価基準で
ある2500時間以上にすることができる。これは、φ
CO/dOを0.20以上に設定することにより、発光部
2の内面とコイル7の外面との距離が短縮されて、発光
部2内で発生する封入ガスの対流が抑制され、その結
果、コイル7から飛散し、発光部2の内面へ付着したタ
ングステン量が減少したためであると考えられる。
0.20以上に設定することにより、発光効率が27.
8lm/W以上、つまり従来の高電圧110V/90W
の片口金形のハロゲン電球の発光効率(26.7lm/
W)に比して、4%以上向上させることができる。これ
は、φCO/dOを0.20以上に設定することにより、
発光部2の内面とコイル7の外面との距離が短縮される
ので、発光部2内で発生する封入ガスの対流による熱損
失が抑制され、かつ赤外線帰還率(コイル7から放射さ
れた赤外線の量に対して赤外線反射膜によって反射し、
コイル7に帰還した赤外線の量の割合)が向上している
ためであると考えられる。
まり発光部2の内面とコイル7の外面との距離が短くな
りすぎると、発光部2の管壁温度が過度に上昇し、失透
現象が起こってバルブ5が破損するおそれがある。そこ
で、φCO/dOの値を0.46以下に規定する。それに
より、発光部2の管壁温度の上昇を抑制し、失透現象が
起こるのを阻止してバルブ5の破損を防止することがで
きる。より好ましくは、φCO/dOの値を0.43以下
に規定する。それにより、発光部2の管壁温度の上昇を
抑制し、失透現象が起こるのを一層防止することができ
る。以下、その理由について、根拠となる実験に基づい
て説明する。
4.4mm、4.8mm、5.2mm、5.6mm、
6.0mm、6.4mm、6.8mmと変化させた高電
圧110V/90Wタイプの片口金形ハロゲン電球を1
5本ずつ作製した。作製した各ハロゲン電球を点灯さ
せ、平均寿命時間、およびバルブ内壁の状況について調
べた。その結果を、表2に示す。
度が高くなり、バルブ5の成分である石英の組成が変化
するために生じる現象である。そして失透した部分は強
度が低下し、破損につながる。表2から明らかなよう
に、この現象はφCOが6.4mmで現れ、6.8mmで
はバルブ5の破損が見られる。このことから、φCO/d
Oの値を0.46以下、より好ましくは0.43以下に
規定すべきであることがわかる。
の値を大きくすることにより、φCO/dOの値が大きく
なりすぎると、点灯直後、コイル7(特に、図2中の点
Aの部分)とリード線10との間でアーク放電が発生し
やすくなり、その熱によってコイル7が溶断するおそれ
がある。
最短距離g(図2参照)を1.0mm以上とし、かつキ
セノンガスおよびクリプトンガスのうち少なくとも1種
を主成分とする母体ガスの封入圧力を、常温時で0.5
MPa以上に規定する。それにより、コイル7とリード
線10との間でアーク放電が発生するのを阻止すること
ができ、コイル7が溶断することを防止できる。以下、
その理由について、根拠となる実験に基づいて説明す
る。
ンガスに窒素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時
の圧力でそれぞれ0.4MPa、0.5MPa、および
0.6MPa封入し、各々の圧力の場合において、最短
距離gを表3に示すように種々変化させた高電圧110
V/90Wタイプの片口金形のハロゲン電球を、15本
ずつ作製した。作製した各ハロゲン電球を点灯させて、
コイル7の溶断の発生有無について調べた。その結果
を、表3に示す。なお、表3中、「○」は良好を、
「×」は不良をそれぞれ示す。
1.0mm以上とし、かつキセノンガスを主成分とする
母体ガスの封入圧力を常温時で0.5MPa以上に規定
することにより、点灯直後、コイル7の溶断の発生を防
止できることが判る。このような結果となったのは、コ
イル7とリード線10との間の放電開始電圧を高くする
ことができたためであると考えられる。
してキセノンガスを用いた場合について説明したが、キ
セノンガスおよびクリプトンガスのうち少なくとも1種
を主成分として用いた場合であれば、上記と同様の効果
を得ることができる。
ゲン電球は、内部に封入ガスが封入された回転楕円体形
の発光部2を有するバルブ5と、発光部2の内部の中心
軸に沿って配置され、かつ2つのリード線9,10によ
って支持された3重巻型のコイル7と、発光部2の外面
に形成された赤外線反射膜16とを備え、コイル7の3
次コイル長LC3が5.8mm以下に設定される。それに
より、コイル7をより点光源に近づけることができ、小
型化を図ることができるとともに、反射鏡付灯具と組み
合わせて点灯させた場合の反射効率を向上させることが
できる。
をφCO(mm)、発光部2の最大外径をdO(mm)と
した場合、φCO/dO≧0.20なる関係式を満たすこ
とにより、長寿命化を図ることができ、かつ発光効率を
向上させることができる。
規定することにより、発光部2の管壁温度の上昇を抑制
し、失透現象が起こるのを阻止してバルブ5の破損を防
止することができる。より好ましくは、φCO/dOの値
を0.43以下に規定することにより、そのような効果
を一層効果的に得ることができる。
の間の最短距離gを1.0mm以上とし、かつ封入ガス
として、キセノンガスおよびクリプトンガスのうち少な
くとも1種を主成分とする母体ガスを封入し、母体ガス
の封入圧力を常温時で0.5MPa以上に規定すること
により、点灯直後、コイル7が溶断するのを防止するこ
とができる。
おける高電圧110V/90Wタイプの片口金形ハロゲ
ン電球を示す。このハロゲン電球は、一方のリード線1
7がコイル7内に挿通されてコイル7の端部に接続さ
れ、かつ発光部18と円筒部19との間により絞り込ま
れた頚部20が形成されている点を除いて、実施の形態
1における高電圧110V/90Wタイプの片口金形ハ
ロゲン電球と同じ構成を有している。なお、図5中、2
1はバルブを、22は閉塞部を、23は封止部を、24
は他方のリード線をそれぞれ示す。rは頚部20の内径
である。
発明品A1という)の発光効率(lm/W)と寿命時間
とを測定したところ、以下に説明するような結果が得ら
れた。
りである。
窒素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時の圧力で
0.6MPa封入した。
29.6lm/Wであった。この値は、頚部20の内径
rが異なる点を除いて本発明品A1と同じ寸法で、かつ
図2に示すような構造を有する実施の形態1にかかる高
電圧110V/90Wタイプのハロゲン電球(以下、本
発明品B1という)の発光効率(28.5lm/W)に
比して、4%向上している。
イクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させたところ、
中心照度が940luxであり、本発明品B1を同じダ
イクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させた場合の中
心照度(900lux)に比して4%向上していた。
品B1の寿命時間と同じ3000時間であった。
ン電球の構成によれば、リード線17がコイル7内を挿
通してコイル7の端部に接続されているので、頚部20
をより絞ることができる。つまり、回転楕円体形の発光
部18の外面積を増やすことができる。その結果、赤外
線帰還率を高くすることができるので、発光効率を一層
向上させることができるとともに、小型化を図ることが
でき、また反射鏡付灯具と組み合わせた場合の反射効率
も一層向上させることができる。
おける高電圧110V/90Wタイプの片口金形ハロゲ
ン電球を示す。このハロゲン電球は、アンカー線25が
コイル7の内側からコイル7の中間部に架けられ、かつ
発光部26と円筒部27との間に、より一層絞り込まれ
た頚部28が形成されている点を除いて、実施の形態2
における高電圧110V/90Wタイプの片口金形ハロ
ゲン電球と同じ構成を有している。なお、図6中、29
はバルブを、30は閉塞部を、31は封止部をそれぞれ
示す。
発明品C1という)の発光効率(lm/W)と寿命時間
とを測定したところ、以下に説明するような結果が得ら
れた。
りである。
窒素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時の圧力で
0.6MPa封入した。
30.5lm/Wであり、本発明品A1の発光効率(2
9.6lm/W)に比して3%向上していた。
ダイクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させたとこ
ろ、中心照度が970luxであり、本発明品A1を同
じダイクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させた場合
の中心照度(940lux)に比して、3%向上してい
た。
品A1の寿命時間と同じ3000時間であった。
ン電球の構成によれば、アンカー線25がコイル7の内
側からコイル7の中間部に架けられていることにより頚
部28をより一層絞ることができる。つまり回転楕円体
形の発光部26の外面積をより増やすことができる。そ
の結果、赤外線帰還率を一層高くすることができるの
で、発光効率を一層向上させることができるとともに、
小型化を図ることができ、また反射鏡付灯具と組み合わ
せた場合の反射効率も一層向上させることができる。
ロゲン電球は、実施の形態1における図1および図2に
示したハロゲン電球と同様の構造を有する。但し、コイ
ル7が2重巻型である。従って、以下の説明は、図1お
よび図2を参照し、コイル7の3次コイル長L C3を2次
コイル長LC2と読み替えて記載する。
は、5.8mm以下に設定されている。ここで、コイル
7の2次コイルの外径をφCO(mm)、発光部2の最大
外径をdO(mm)とする(便宜上、3重巻型コイルの
場合と同一の符号を用いる)。発光部2の最大外径dO
に対するコイル7の2次コイルの外径φCOの比、すなわ
ちφCO/dOは、0.20以上に設定されている。
m以下に設定した理由について、その根拠とした実験に
基づいて説明する。
の片口金形のハロゲン電球において、コイル7の2次コ
イル長LC2を種々変化させたハロゲン電球を10本ずつ
作製した。作製した各ハロゲン電球をビーム角20゜の
ダイクロ反射鏡付灯具(図示せず)に組み合わせて点灯
させ、3m直下の中心照度(lux)について調べた。
その結果は、実施の形態1に関して示した図3と同様で
あった。但し、図3において、横軸のコイル7の3次コ
イル長LC3は、2次コイル長LC2と読み替える。
各寸法は、以下のとおりである。
素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時の圧力で
0.6MPa封入した。
4.2mm、4.4mm、4.8mm、5.8mm、
7.6mm、10mmと変化させた場合の、発光部2の
最大外径dOに対するコイル7の2次コイルの外径φCO
の比(φCO/dO)を表4に示す。
明では、中心照度が、従来の高電圧110V/90Wの
片口金形のハロゲン電球の中心照度(600lux)に
比して1.35倍以上、すなわち810lux以上の中
心照度が得られることを評価基準とした。図3から判る
ように、コイル7の2次コイル長LC2を5.8mm以下
に設定することにより、中心照度を評価基準である81
0lux以上にすることができる。このような結果が得
られたのは、コイル7をより点光源に近づけることがで
きたためであると考えられる。
ッチを一定とした場合、コイル7の2次コイル長LC2が
短かすぎると、コイル7の2次コイル外径φCOが大きく
なりすぎて、コイル7の耐震性が低下し、点灯中に2次
コイル間で接触するおそれがある。従って、実用上、コ
イル7の2次コイル長LC2は3.0mm以上に設定する
ことが好ましい。
イル7の2次コイルの外径φCOの比(φCO/dO)を、
0.20以上に設定した理由について、その根拠とした
実験に基づいて説明する。
の片口金形のハロゲン電球において、コイル7の2次コ
イルの外径φCOを変化させることにより、φCO/dOを
種々変化させたハロゲン電球を10本ずつ作製した。作
製した各ハロゲン電球を点灯させ、寿命時間と発光効率
(lm/W)とについて調べた。その結果は、実施の形
態1に関して示した図4と同様であった。
法は、上記の値と同じである。
明では、寿命時間が、従来の高電圧110V/90Wの
片口金形のハロゲン電球の寿命時間(2000時間)の
1.25倍以上、すなわち2500時間以上の寿命時間
が得られることを評価基準とした。図4から判るよう
に、発光部2の最大外径dOに対するコイル7の2次コ
イルの外径φCOの比φCO/dOを0.20以上に設定す
ることにより、寿命時間を評価基準である2500時間
以上にすることができる。これは、φCO/dOを0.2
0以上に設定することにより、発光部2の内面とコイル
7の外面との距離が短縮されて、発光部2内で発生する
封入ガスの対流が抑制され、その結果、コイル7から飛
散し、発光部2の内面へ付着したタングステン量が減少
したためであると考えられる。
0.20以上に設定することにより、発光効率が27.
8lm/W以上、つまり従来の高電圧110V/90W
の片口金形のハロゲン電球の発光効率(26.7lm/
W)に比して、4%以上向上させることができる。これ
は、φCO/dOを0.20以上に設定することにより、
発光部2の内面とコイル7の外面との距離が短縮される
ので、発光部2内で発生する封入ガスの対流による熱損
失が抑制され、かつ赤外線帰還率(コイル7から放射さ
れた赤外線の量に対して赤外線反射膜によって反射し、
コイル7に帰還した赤外線の量の割合)が向上している
ためであると考えられる。
り発光部2の内面とコイル7の外面との距離が短くなり
すぎると、発光部2の管壁温度が過度に上昇し、失透現
象が起こってバルブ5が破損するおそれがある。そこ
で、φCO/dOの値を0.46以下に規定する。それに
より、発光部2の管壁温度の上昇を抑制し、失透現象が
起こるのを阻止してバルブ5の破損を防止することがで
きる。より好ましくは、φCO/dOの値を0.43以下
に規定する。それにより、発光部2の管壁温度の上昇を
抑制し、失透現象が起こるのを一層防止することができ
る。その根拠となる実験は以下のように行った。
m、4.8mm、5.2mm、5.6mm、6.0m
m、6.4mm、6.8mmと変化させた高電圧110
V/90Wタイプの片口金形ハロゲン電球を15本ずつ
作製した。作製した各ハロゲン電球を点灯させ、平均寿
命時間、およびバルブ内壁の状況について調べた。その
結果を、表5に示す。
度が高くなり、バルブ5の成分である石英の組成が変化
するために生じる現象である。そして失透した部分は強
度が低下し、破損につながる。表5から明らかなよう
に、この現象はφCOが6.4mmで現れ、6.8mmで
はバルブ5の破損が見られる。このことから、φCO/d
Oの値を0.46以下、より好ましくは0.43以下に
規定すべきであることがわかる。
の値を大きくすることにより、φCO/dOの値が大きく
なりすぎると、点灯直後、コイル7(特に、図2中の点
Aの部分)とリード線10との間でアーク放電が発生し
やすくなり、その熱によってコイル7が溶断するおそれ
がある。
最短距離g(図2参照)を1.0mm以上とし、かつキ
セノンガスおよびクリプトンガスのうち少なくとも1種
を主成分とする母体ガスの封入圧力を、常温時で0.5
MPa以上に規定する。それにより、コイル7とリード
線10との間でアーク放電が発生するのを阻止すること
ができ、コイル7が溶断することを防止できる。以下、
その理由について、根拠となる実験に基づいて説明す
る。
ンガスに窒素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時
の圧力でそれぞれ0.4MPa、0.5MPa、および
0.6MPa封入し、各々の圧力の場合において、最短
距離gを表6に示すように種々変化させた高電圧110
V/90Wタイプの片口金形のハロゲン電球を、15本
ずつ作製した。作製した各ハロゲン電球を点灯させて、
コイル7の溶断の発生有無について調べた。その結果
を、表6に示す。なお、表6中、「○」は良好を、
「×」は不良をそれぞれ示す。
1.0mm以上とし、かつキセノンガスを主成分とする
母体ガスの封入圧力を常温時で0.5MPa以上に規定
することにより、点灯直後、コイル7の溶断の発生を防
止できることが判る。このような結果となったのは、コ
イル7とリード線10との間の放電開始電圧を高くする
ことができたためであると考えられる。
してキセノンガスを用いた場合について説明したが、キ
セノンガスおよびクリプトンガスのうち少なくとも1種
を主成分として用いた場合であれば、上記と同様の効果
を得ることができる。
ゲン電球は、コイル7の2次コイル長LC2を5.8mm
以下に設定することにより、コイル7をより点光源に近
づけることができ、小型化を図ることができるととも
に、反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させた場合の反射
効率を向上させることができる。
をφCO(mm)、発光部2の最大外径をdO(mm)と
した場合、φCO/dO≧0.20なる関係式を満たすこ
とにより、長寿命化を図ることができ、かつ発光効率を
向上させることができる。
規定することにより、発光部2の管壁温度の上昇を抑制
し、失透現象が起こるのを阻止してバルブ5の破損を防
止することができる。より好ましくは、φCO/dOの値
を0.43以下に規定することにより、そのような効果
を一層効果的に得ることができる。
の間の最短距離gを1.0mm以上とし、かつ封入ガス
として、キセノンガスおよびクリプトンガスのうち少な
くとも1種を主成分とする母体ガスを封入し、母体ガス
の封入圧力を常温時で0.5MPa以上に規定すること
により、点灯直後、コイル7が溶断するのを防止するこ
とができる。
ロゲン電球は、実施の形態2における図5に示したハロ
ゲン電球と同様の構造を有する。但し、コイル7が2重
巻型である。従って、以下の説明は、図5を参照し、コ
イル7の3次コイル長LC3を2次コイル長LC2と読み替
えて記載する。
明品A2という)の発光効率(lm/W)と寿命時間と
を測定したところ、以下に説明するような結果が得られ
た。
りである。
窒素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時の圧力で
0.6MPa封入した。
29.6lm/Wであった。この値は、頚部20の内径
rが異なる点を除いて本発明品A2と同じ寸法で、かつ
図2に示すような構造を有する実施の形態4にかかる高
電圧110V/90Wタイプのハロゲン電球(以下、本
発明品B2という)の発光効率(28.5lm/W)に
比して、4%向上している。
イクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させたところ、
中心照度が940luxであり、本発明品B2を同じダ
イクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させた場合の中
心照度(900lux)に比して4%向上していた。
品B2の寿命時間と同じ3000時間であった。
ン電球の構成によれば、リード線17がコイル7内を挿
通してコイル7の端部に接続されているので、頚部20
をより絞ることができる。つまり、回転楕円体形の発光
部18の外面積を増やすことができる。その結果、赤外
線帰還率を高くすることができるので、発光効率を一層
向上させることができるとともに、小型化を図ることが
でき、また反射鏡付灯具と組み合わせた場合の反射効率
も一層向上させることができる。
ロゲン電球は、実施の形態3における図6に示したハロ
ゲン電球と同様の構造を有する。但し、コイル7が2重
巻型である。従って、以下の説明は、図6を参照し、コ
イル7の3次コイル長LC3を2次コイル長LC2と読み替
えて記載する。
明品C2という)の発光効率(lm/W)と寿命時間と
を測定したところ、以下に説明するような結果が得られ
た。
りである。
窒素ガスを12%添加した母体ガスを、常温時の圧力で
0.6MPa封入した。
30.5lm/Wであり、本発明品A2の発光効率(2
9.6lm/W)に比して3%向上していた。
ダイクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させたとこ
ろ、中心照度が970luxであり、本発明品A2を同
じダイクロ反射鏡付灯具と組み合わせて点灯させた場合
の中心照度(940lux)に比して、3%向上してい
た。
品A2の寿命時間と同じ3000時間であった。
ン電球の構成によれば、アンカー線25がコイル7の内
側からコイル7の中間部に架けられていることにより頚
部28をより一層絞ることができる。つまり回転楕円体
形の発光部26の外面積をより増やすことができる。そ
の結果、赤外線帰還率を一層高くすることができるの
で、発光効率を一層向上させることができるとともに、
小型化を図ることができ、また反射鏡付灯具と組み合わ
せた場合の反射効率も一層向上させることができる。
おける反射鏡付ハロゲン電球を示す。このハロゲン電球
は、全長が45mm、開口部32aの直径が70mmで
ある硬質ガラス製の反射鏡32の内部に、図2に示す実
施の形態1の高電圧110V/90Wの片口金形のハロ
ゲン電球が組み込まれた構成を有している。
面の形状を有する酸化チタンとフッ化マグネシウムとか
らなる反射面32bが形成されている。反射鏡32の開
口部32aには、石英ガラス製の前面ガラス33が設け
られている。また、反射鏡32の開口部32aとは反対
側には、口金34が取り付けられている。
によれば、本発明のハロゲン電球を用いることにより、
反射効率を高くすることができる。なお、上記の構成に
おいて、実施の形態1のハロゲン電球に代え、実施の形
態2から6のいずれかのハロゲン電球を用いた場合に
も、同様の効果が得られる。
いて例示したような、高電圧110V/90Wの片口金
形のハロゲン電球に限定されることなく、高電圧110
V/65Wや、高電圧110V/50Wの片口金形のハ
ロゲン電球にも適用することができる。これら高電圧タ
イプのハロゲン電球には、2重巻型または3重巻型のコ
イルが用いられる。
て説明したような、赤外線反射膜16の高屈折率層とし
て酸化タンタルを、同じく低屈折率層として酸化ケイ素
をそれぞれ用いた場合に限定されるものではない。すな
わち、高屈折率層として酸化タンタルの他に酸化チタ
ン、硫化亜鉛、酸化ニオブ、または窒化シリコン等を、
また低屈折率層として酸化ケイ素の他にフッ化マグネシ
ウム等をそれぞれ用いた場合でも上記と同様の効果を得
ることができる。
を図ることができるとともに、反射鏡付灯具と組み合わ
せて点灯させた場合の反射効率を向上させることができ
る。
射鏡付ハロゲン電球を提供することができる。
ゲン電球の一部切欠正面図
合わせて点灯させた場合の、コイルの3次コイル長LC3
と中心照度との関係を示す図
効率および寿命時間との関係を示す図
ゲン電球の主要部の一部切欠正面図
ゲン電球の主要部の一部切欠正面図
一部切欠正面図
Claims (9)
- 【請求項1】 100V以上のハロゲン電球が反射鏡の
内部に組み込まれた反射鏡付ハロゲン電球であって、前
記ハロゲン電球は内部に封入ガスが封入された回転楕円
体形の発光部を有するバルブと、前記発光部の内部の中
心軸に沿って配置され、かつ2つのリード線によって支
持された多重巻(2重巻以上)型のコイルと、前記発光
部の外面に形成された赤外線反射膜とを備え、前記コイ
ルのコイル長LCnが5.8mm以下であることを特徴と
する反射鏡付ハロゲン電球。 - 【請求項2】 前記コイルの多重コイルの最外径をφCO
(mm)、前記発光部の最大外径をdO(mm)とした
場合、φCO/dO≧0.20なる関係式を満たすことを
特徴とする請求項1に記載の反射鏡付ハロゲン電球。 - 【請求項3】 前記コイルの多重コイルの最外径をφCO
(mm)、前記発光部の最大外径をdO(mm)とした
場合、φCO/dO≦0.46なる関係式を満たすことを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射鏡付ハ
ロゲン電球。 - 【請求項4】 φCO/dO≦0.43なる関係式を満た
すことを特徴とする請求項3に記載の反射鏡付ハロゲン
電球。 - 【請求項5】 前記コイルと一方の前記リード線との間
の最短距離gが1.0mm以上で、かつ前記封入ガスと
して、キセノンガスおよびクリプトンガスのうち少なく
とも1種を主成分とする母体ガスが封入され、前記母体
ガスの封入圧力が常温時で0.5MPa以上であること
を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載
の反射鏡付ハロゲン電球。 - 【請求項6】 一方の前記リード線は、前記コイル内に
挿通されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の
いずれか1項に記載の反射鏡付ハロゲン電球。 - 【請求項7】 前記コイルの中間部には、前記コイルの
内側からアンカー線が懸架されていることを特徴とする
請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の反射鏡付ハ
ロゲン電球。 - 【請求項8】 前記バルブは、筒部と、前記発光部と前
記筒部との間に形成され、かつ絞り込まれた頚部とを有
していることを特徴とする請求項6または請求項7に記
載の反射鏡付ハロゲン電球。 - 【請求項9】 100V以上のハロゲン電球が反射鏡の
内部に組み込まれてお り、前記ハロゲン電球は内部に封
入ガスが封入された回転楕円体形の発光部を有するバル
ブと、前記発光部の内部の中心軸に沿って配置され、か
つ2つのリード線によって支持された多重巻(2重巻以
上)型のコイルと、前記発光部の外面に形成された赤外
線反射膜とを備え、前記コイルのコイル長L Cn が5.8
mm以下であることを特徴とするハロゲン電球が組み込
まれた反射鏡付灯具。
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