JP3391321B2 - 半導体集積回路およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特に厚さの薄いベアチップに形成された半導体集
積回路とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の半導体集積回路は、単結晶成長で
生成されたインゴットから薄く切り出されたウェーハと
呼ばれる半導体基板上に、半導体物質、薄膜金属、絶縁
体薄膜などの薄膜物質を積層して、これらを微小印刷技
術によりパターニングすることにより形成されている。
ウェーハ上に形成されている状態の集積回路ベアチップ
はウェーハに比べ小さいので同じ回路パターンを繰り返
し複数印刷することにより同一基板上に複数のベアチッ
プを得ることができる。ここでは、封入容器に格納され
ていないチップをベアチップと称する。この半導体基板
の厚さは、加工時に基板が割れないくらいの数百ミクロ
ンの厚さであり、その基板の表面に回路が形成され、表
面加工の最終工程の終了後に所定の厚さに裏面から切削
され、所定のベアチップのサイズに切り出される。ベア
チップへの切り離しを容易にするために、切断される部
分の積層物質は除去されている。
【0003】図7は従来の、ウェーハから切り出された
後の半導体集積回路ベアチップの概念を示す模式図であ
り、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’断面の
断面図、(c)は回路図である。図7は説明のために能
動素子としてFET,受動素子としてスパイラルインダ
クタのそれぞれ1個を半導体基板上に配設した最も簡単
なモノリシックICを例として示している。
【0004】半導体基板101の上に能動層102、オ
ーミック電極103s、103d、ゲート電極104
g、ゲート電極配線104、層間絶縁膜109、上部配
線電極105が薄膜にて形成されている。
【0005】この例では集積回路上を接続する配線はゲ
ート電極配線104と上部配線電極105とで立体的に
構成されており、両者は短絡しないように層間絶縁膜1
09で分離され、両者の接続はスルーホールに設けられ
た電極を介して行われている。層間絶縁膜109は二酸
化シリコン(SiO2 )またはシリコン窒化膜(Si 3
4 )等で、厚みは1ミクロン程度で形成されているこ
とが多く、製法としては良質の薄膜が生成されるという
ことでLPCVD(低圧蒸気堆積法)が採用されている
場合が多い。
【0006】この層間絶縁膜109は、ベアチップの周
辺部分のスクライブ領域110では、ウェーハから個々
のベアチップを切り出すために除去されている。ベアチ
ップ裏面には、ロー付けがし易いように厚さ1000オ
ングストローム〜1ミクロン程度の裏面金属薄膜111
が形成されている。
【0007】そして集積回路チップを扱いやすくし、ま
た、外気から遮断して信頼度を確保するためにベアチッ
プは封入容器にロウ材等を使用して固着される。固着す
る時の温度は、例えば金と錫との合金を使用するときに
は合金の融点の310℃以上である。あるいは、樹脂接
着剤などによる固着の場合には、樹脂を硬化させるため
に150〜200℃で熱硬化させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ベアチップの厚さは、
半導体表面で発生する熱をチップ裏面を経由して封入容
器外部に伝達して放散させるために薄いほうが好まし
い。しかし、一方薄くすればするほど半導体チップは封
入容器に固着する際にベアチップ自身が反ってしまうと
いう問題を生じる。ベアチップが反り返るとベアチップ
自身の機械的強度が問題となり、クラックなどが生じ、
割れることもあり得る。
【0009】図8は比較的厚さが薄いベアチップを封入
容器に固着した状態を示す模式的断面図である。ただし
図ではチップ表面の薄膜の様子などは省略してある。
【0010】チップが反る理由は、チップを固着するた
めの温度が200〜300℃と高温になるため、半導体
基板101は熱により膨張し、一方半導体基板表面に構
成された薄膜のうち層間絶縁膜109、例えば二酸化シ
リコンなどの比較的厚く積層された物質は熱膨張率の違
いから層間絶縁膜109から加えられる応力に対抗して
元の状態を保つ方向に働き、これらの力関係によって反
り返ると考えられている。
【0011】本発明の目的は、封入容器に封入の際のベ
アチップの反りを低減あるいは防止する半導体集積回路
とその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、半導体基板上に薄膜物質が積層されて形成された半
導体集積回路ベアチップにおいて、半導体基板と電極配
線との間に設けられている層間絶縁膜の電気配線の設け
られていない領域に、その層間絶縁膜を貫通する空隙が
形成されている。
【0013】空隙が、素子と配線の形成されていない部
分の層間絶縁膜とその上の薄膜物質を除去して形成され
た領域であってもよく、空隙が、主としてベアチップの
短辺にほぼ平行となるようにスリット状に形成されてい
てもよい。
【0014】本発明の半導体集積装置の製造方法は、半
導体基板上に薄膜物質が積層されて形成された半導体集
積回路ベアチップを有する半導体集積装置の製造方法で
あって、基板上での所定の薄膜物質の堆積、除去により
所望の素子と配線を有する半導体集積回路を形成する工
程において、基板に接して形成された層間絶縁膜の素子
および配線の形成されていない領域のスクライブライン
を除く所定の部分ならびにその部分の堆積物質の除去
を、半導体集積回路を形成する工程を用いて同時に実行
する。
【0015】
【0016】
【0017】基板上のベアチップのスクライブ領域以外
の部分でも、不必要な部分の層間絶縁膜が削除されるの
で、温度上昇時に基板の膨張により層間絶縁膜に与える
応力が低減し、従来であればマウント時にチップが反り
返るような厚みの程度までチップ厚が薄くなってもベア
チップを反り返りにくくすることが可能となる。それに
よってベアチップが正しい状態で封入容器に固着される
ので基板の裏面から封入容器への熱の放散がよくなり、
機械的に安定するので、半導体装置の信頼度も向上す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の半導体ベアチップの概念を示す模式図であり
(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’断面の断面
図、(c)は回路図である。図1は説明を簡単にするた
めに、能動素子としてFET、受動素子としてスパイラ
ルインダクタのそれぞれ1個をずつを半導体基板上に配
設した最も簡単なモノリシックICを例として示してい
る。
【0019】半導体ベアチップでは、半導体基板1の上
には能動層2が形成され、ゲートとなる領域の上にはゲ
ート電極4gが形成され、2個のソースとなる領域の上
にはそれぞれオーミック電極3sが形成され、ドレイン
となる領域の上にはオーミック電極3dが形成されてい
る。
【0020】また、ゲート電極4gおよびオーミック電
極3s、3dの形成された基板1の表面は、層間絶縁膜
9によって覆われている。そして、2個あるゲート電極
4gは基板1に対し水平な方向に引き出されてゲート電
極配線4を介して信号入力電極20と接続されている。
【0021】同様に、2個のオーミック電極3sの上に
はそれぞれ電極6s、7sを介してソース電極23が形
成され、2個のソース電極23はエアブリッジ配線8を
介して短絡されている。またオーミック電極3d上には
電極6dを介してドレイン電極22が形成されている。
【0022】なお、このドレイン電極22は、FET外
の領域まで引き出されて信号線として機能する。この場
合ドレイン電極22と同一の金属で形成されるスパイラ
ルインダクタ26に接続され、最終的には信号出力電極
24に接続されている。ゲート電極配線4、層間絶縁膜
9、上部配線電極5は薄膜にて形成されている。
【0023】この例では集積回路上を接続する配線がゲ
ート電極配線4と上部配線電極5とで立体的に構成され
ており、両者が短絡しないように層間絶縁膜9で分離さ
れ、上層の上部配線電極5と下層のドレイン電極22と
の接続は層間絶縁膜9を貫通して設けられたスルーホー
ルの電極6dで行われている。層間絶縁膜9は厚みは1
ミクロン程度の二酸化シリコン(SiO2 )またはシリ
コン窒化膜(Si3 4 )等で形成されていることが多
く、製法としては良質の薄膜が生成されるということで
LPCVD(低圧化学的気相堆積法)が採用されている
場合が多い。
【0024】ウェーハ上に複数作成されたベアチップ
は、それぞれに形成された集積回路を個々の半導体装置
とするために、それぞれ切り離されて個別のベアチップ
となり、取り扱いを容易にし、また外気から遮断し信頼
度を確保するために封入容器に収納され、ロウ材等を使
用して封入容器に固着される。この固着に、例えば金と
錫の合金を使用する場合の加熱温度は融点の310℃以
上となる。あるいは、樹脂接着剤などによる固着の場合
には、樹脂を硬化させるために150〜200℃で熱硬
化させる。
【0025】通常ウェーハからベアチップを切り出す時
にベアチップ同士の切り離しを容易にするため、層間絶
縁膜9はウェーハが切断される領域(スクライブ領域1
0)では除去されているが、本発明の半導体ベアチップ
では、封入容器に装着の際に加熱によって生ずる基板1
と層間絶縁膜9の熱膨張率の差による層間絶縁膜9の応
力がベアチップ全体に及んで全体が反るのを防ぐため
に、ベアチップ周辺部のスクライブ領域10以外におい
も図1に示すように不必要部分の層間絶縁膜9がスリッ
ト25となるように除去されている。ベアチップ裏面に
は、ロー付けがし易いように厚さ1000オングストロ
ーム〜1ミクロン程度の裏面金属薄膜11が形成されて
いる。
【0026】このように不必要部分の層間絶縁膜9が除
去されることにより、図2に示すごとく表面の層間絶縁
膜9の応力が分散するので、結果としてチップを反らせ
る力が分散され、温度上昇時に半導体基板1の伸びと拮
抗して半導体基板1を反らせることがなくなり半導体基
板1の裏面がロー材14で封入容器基部17に安定的に
固定される。
【0027】図1では説明を簡単にするために層間絶縁
膜9を除去する部分を2カ所だけにスリット状に設けて
いるが、これらはできるだけ多い方がよい。
【0028】また、集積回路上の配線の関係でスリット
状に形成することが困難な場合は、層間絶縁膜9を除去
する部分35を図3に示すように素子と配線部36を避
けて小さく分散させてもよい。
【0029】次に本発明の半導体集積回路の製造方法を
図面を参照して説明する。図4〜図6は本発明の半導体
集積回路の製造工程を示す模式図であり、図4(a)は
集積回路が形成される基板を示し、(b)は能動素子を
形成する工程を示し、(c)は層間絶縁膜を堆積させる
工程を示し、(d)はゲート電極を作製する工程を示
し,(e)はソースおよびドレイン領域へオーミック電
極を作製する工程を示し、図5(f)は層間絶縁膜を厚
くする工程を示し、(g)はオーミック電極上に電極を
形成する工程を示し、(h)は電極と層間絶縁膜上に金
属膜を形成する工程を示し,(i)は金属膜からドレイ
ン電極と接続用の電極とを形成する工程を示し、(j)
は電極と層間絶縁膜上に犠牲膜を形成する工程を示し、
図6(k)はソース電極を形成する工程を示し、(l)
はソース電極と犠牲膜上に金属膜を形成する工程を示
し,(m)は金属膜をエッチングしてエアブリッジ配線
を形成する工程を示し、(n)は犠牲膜を除去して集積
回路のFETを完成させる工程を示す。
【0030】まず、図4(a)に示すように、GaAs
からなる基板1(例えば板厚が数十から数百μm程度)
を用意する。
【0031】次に、図4(b)に示すように、基板1に
所望の能動素子を形成する。ここではFETを作成する
場合を例として示す。基板1にSiイオンを浅く注入し
てから、さらにソースおよびドレインを形成する領域に
Siイオンを深く注入して能動層2を形成する。
【0032】次に、図4(c)に示すように、能動層2
の形成された基板の表面上に、酸化シリコンからなる層
間絶縁膜9をCVD法等を用いて堆積させる。
【0033】次に、図4(d)に示すように、ゲート電
極に対応する層間絶縁膜9にコンタクトホールを開口
し、その後、金属の堆積およびエッチングバックを行
い、コンタクトホール内にゲート電極4gを作製する。
具体的には、タングステンシリサイドと金のスパッタに
より、厚さが0.5μm程度のゲート電極4gを作製す
る。
【0034】次に、図4(e)示すように、ソースおよ
びドレイン領域に対応する層間絶縁膜9にコンタクトホ
ールを開口してから、金属の堆積およびエッチバックを
行い、さらに熱処理を行ってオーミック電極3s、3d
を作製する。
【0035】この時、本発明のスリット25の部分の層
間絶縁膜9も同時にエッチングして開口し、また堆積し
た金属もエッチングして除去しておく。
【0036】次に、図5(f)に示すように、層間絶縁
膜9の上にさらに酸化シリコンを堆積させ、層間絶縁膜
9の膜厚を厚くする。
【0037】次に、図5(g)に示すように、オーミッ
ク電極3s、3d上の層間絶縁膜9にスルーホールを開
口してから、金属の堆積およびエッチバックを行い、電
極6s、6dを作製する。スリット25の部分は層間絶
縁膜9と金属が除去されて基板1が露出する。
【0038】次に、図5(h)に示すように、さらにそ
の上に金属70を堆積させる。
【0039】次に、図5(i)に示すように、リソグラ
フィおよびエッチングによって金属70からドレイン電
極24および電極7sを作製する。この時にスリット2
5内に堆積した金属70も除去される。
【0040】次に、図5(j)に示すように、ドレイン
電極24および電極7sを覆うように層間絶縁膜9の上
に犠牲膜80を堆積させる。
【0041】次に、図6(k)に示すように、犠牲膜8
0にソース電極23に対応するスルーホールを開口して
から、金属の堆積およびエッチングを行い、電極7sと
接続するソース電極23を形成する。スリット25の部
分もスルーホール開口時に基板1まで開口させ金属膜も
エッチングで除去する。
【0042】次に、図6(l)に示すように、ソース電
極23および犠牲膜80上に金属90を堆積させる。
【0043】次に、図6(m)に示すように、リソグラ
フィおよびエッチングによって金属90からエアブリッ
ジ配線8を作製する。スリット25内の金属90もエッ
チングで除去される。
【0044】最後に、図6(n)に示すように、犠牲膜
80を除去することにより、エアブリッジ配線8を有し
た集積回路のFET部ができあがり、同時にスリット2
5も完成する。
【0045】上述の製造法では、スリット25を薄膜の
形成工程に合わせて形成しているが、集積回路の素子お
よび配線の形成の完了後に、スリット25の部分だけを
ドライエッチングで除去してもよい。但し、この場合は
1工程が増加する。
【0046】いずれの場合においてもスリット25の形
成は、従来から行われているベアチップ周辺のスクライ
ブ領域10の形成と合わせて行うことができるので、特
に工程を増加させることなくスリット25を形成させる
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、スクライブ領域以
外の部分でも不必要な部分の層間絶縁膜を削除すること
により、温度上昇時に基板が層間絶縁膜に与える応力が
低減し、従来であればマウント時にチップが反り返るよ
うな厚さ程度までチップ厚が薄くなってもチップを反り
返りにくくすることが可能となり、正しい状態で封入容
器に固着されるので熱の放散、機械的安定度の問題も解
消し、半導体装置の信頼度も向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体ベアチップ
の概念を示す模式図である。(a)は上面図である。
(b)は(a)のA−A’断面の断面図である。(c)
は回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の半導体ベアチップ
を封入容器に装着した状態を示す模式的側面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の半導体ベアチップの
概念を示す模式図である。
【図4】本発明の半導体集積回路の製造工程を示す模式
図である。(a)は集積回路が形成される基板を示す。
(b)は能動素子を形成する工程を示す。(c)は層間
絶縁膜を堆積させる工程を示す。(d)はゲート電極を
作製する工程を示す。(e)はソースおよびドレイン領
域へオーミック電極を作製する工程を示す。
【図5】本発明の半導体集積回路の製造工程を示す模式
図である。(f)は層間絶縁膜を厚くする工程を示す。
(g)はオーミック電極上に電極を形成する工程を示
す。(h)は電極と層間絶縁膜上に金属膜を形成する工
程を示す。(i)は金属膜からドレイン電極と接続用の
電極とを形成する工程を示す。(j)は電極と層間絶縁
膜上に犠牲膜を形成する工程を示す。
【図6】本発明の半導体集積回路の製造工程を示す模式
図である。(k)はソース電極を形成する工程を示す。
(l)はソース電極と犠牲膜上に金属膜を形成する工程
を示す。(m)は金属膜をエッチングしてエアブリッジ
配線を形成する工程を示す。(n)は犠牲膜を除去して
集積回路のFETを完成させる工程を示す。
【図7】従来例の半導体ベアチップの概念を示す模式図
である。(a)は上面図である。(b)は(a)のA−
A’断面の断面図である。(c)は回路図である。
【図8】従来例の半導体ベアチップを封入容器に装着し
た状態を示す模式的側面図である。
【符号の説明】
1、101 半導体基板 2、102 能動層 3s、3d、103s、103d オーミック電極 4、104 ゲート電極配線 4g、104g ゲート電極 5 上部配線電極, 6s、6d、7s、106s、107s 電極 8、108 エアブリッジ配線 9、109 層間絶縁膜, 10、110 スクライブ領域 11、111 裏面金属薄膜 14、114 ロウ材 17、117 封入容器基部 20、120 信号入力配線 21、121 直流印加電極 22、122 ドレイン電極 23、123 ソース電極 24、124 信号出力電極 25 スリット 26、126 スパイラルインダクタ 35 層間絶縁膜除去部 36 配線 70、90 金属 80 犠牲膜

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に薄膜物質が積層されて形
    成された半導体集積回路ベアチップにおいて、前記半導
    体基板と電極配線との間に設けられている層間絶縁膜の
    前記電気配線の設けられていない領域に、該層間絶縁膜
    を貫通する空隙が形成されていることを特徴とする半導
    体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記空隙が、素子と配線の形成されてい
    ない部分の層間絶縁膜とその上の薄膜物質を除去して形
    成された領域である請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記空隙が、主としてベアチップの短辺
    にほぼ平行となるようにスリット状に形成されている請
    求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に薄膜物質が積層されて形
    成された半導体集積回路ベアチップを有する半導体集積
    装置の製造方法であって、 基板上での所定の前記薄膜物質の堆積、除去により所望
    の素子と配線を有する半導体集積回路を形成する工程に
    おいて、前記基板に接して形成された層間絶縁膜の前記
    素子および前記配線の形成されていない領域のスクライ
    ブラインを除く所定の部分ならびにその部分の堆積物質
    の除去を、半導体集積回路を形成する工程を用いて同時
    に実行することを特徴とする半導体集積装置の製造方
    法。
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