JP3391232B2 - 活性炭ブロックフィルター浄水器 - Google Patents
活性炭ブロックフィルター浄水器Info
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- JP3391232B2 JP3391232B2 JP28435797A JP28435797A JP3391232B2 JP 3391232 B2 JP3391232 B2 JP 3391232B2 JP 28435797 A JP28435797 A JP 28435797A JP 28435797 A JP28435797 A JP 28435797A JP 3391232 B2 JP3391232 B2 JP 3391232B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長期にわたって、高
精度の浄化を要求する家庭、飲食店、病院などで、水道
原水中の次亜塩素酸はもとより、健康を害する有機塩素
化合物などの化学物質、濁り、原虫、鉛などを長期安定
的に高精度の除去が出来る浄水器に関するものである。
精度の浄化を要求する家庭、飲食店、病院などで、水道
原水中の次亜塩素酸はもとより、健康を害する有機塩素
化合物などの化学物質、濁り、原虫、鉛などを長期安定
的に高精度の除去が出来る浄水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浄水器に使用される活性炭は、透
過量の推移により、吸着能が劣化してくるが、再生には
熱湯を通したり、滞留水を加熱して吸着物質を吐き出さ
せる方式が取られる。また、極めて小型のものについて
は、使用期限を数か月に抑えて、頻繁にカートリッジ化
した活性炭を交換する方式が取られている。
過量の推移により、吸着能が劣化してくるが、再生には
熱湯を通したり、滞留水を加熱して吸着物質を吐き出さ
せる方式が取られる。また、極めて小型のものについて
は、使用期限を数か月に抑えて、頻繁にカートリッジ化
した活性炭を交換する方式が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に熱湯再生が完全に出来る高温の給湯源は一般家庭には
普及していないこと、また、可能であれば、毎日また数
十分ほどもその処理を行なうこと等により困難を伴うこ
とが多かった。
に熱湯再生が完全に出来る高温の給湯源は一般家庭には
普及していないこと、また、可能であれば、毎日また数
十分ほどもその処理を行なうこと等により困難を伴うこ
とが多かった。
【0004】そこで、本発明は従来多用されている粒状
の活性炭に代え、粘土、樹脂をバインダーとしてブロッ
ク状に成形可能なそれぞれの微粉末、繊維状などの活性
炭を使用して、別体のフィルターに成形の上、多重化し
て、吸着耐用度の高い微粉末の活性炭を外筒ブロックフ
ィルターとし、高精度吸着向きながら、破過しやすい繊
維状活性炭あるいは、繊維状活性炭と微粒子活性炭の複
合フィルターを交換自在の円筒ブロックフィルターとし
て、全耐用期間にも、内筒ブロックフィルターのみを定
期的に入れ替えて、常に高い吸着能を保持することが出
来る浄水器を提供することを目的とする。
の活性炭に代え、粘土、樹脂をバインダーとしてブロッ
ク状に成形可能なそれぞれの微粉末、繊維状などの活性
炭を使用して、別体のフィルターに成形の上、多重化し
て、吸着耐用度の高い微粉末の活性炭を外筒ブロックフ
ィルターとし、高精度吸着向きながら、破過しやすい繊
維状活性炭あるいは、繊維状活性炭と微粒子活性炭の複
合フィルターを交換自在の円筒ブロックフィルターとし
て、全耐用期間にも、内筒ブロックフィルターのみを定
期的に入れ替えて、常に高い吸着能を保持することが出
来る浄水器を提供することを目的とする。
【0005】内筒ブロックフィルターを貫通する流出パ
イプ上部からやかんなどの熱湯を注ぐことにより、熱湯
再生しやすい繊維状活性炭を主材とする内筒ブロックフ
ィルターの再生が出来る浄水器を提供するものである。
イプ上部からやかんなどの熱湯を注ぐことにより、熱湯
再生しやすい繊維状活性炭を主材とする内筒ブロックフ
ィルターの再生が出来る浄水器を提供するものである。
【0006】さらに内筒ブロックフィルターを貫通する
流出パイプ上部から、浄水のリターンホースを大気開放
として、やかんなどの熱湯を注ぐことにより、完全な熱
湯再生が出来る浄水器を提供するものである。
流出パイプ上部から、浄水のリターンホースを大気開放
として、やかんなどの熱湯を注ぐことにより、完全な熱
湯再生が出来る浄水器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は微粉末活
性炭と粘土などのバインダーにより成形した外筒ブロッ
ク活性炭フィルターの内側に交換自在とした繊維状活性
炭または微粒子活性炭と繊維状活性炭の複合ブロック活
性炭を内筒ブロックフィルターとして二重のフィルター
層を形成、吸着能低下の際には、内筒ブロックフィルタ
ーのみを交換、常に高精度の吸着を保持出来ることを特
徴として構成したことを要旨とする。
性炭と粘土などのバインダーにより成形した外筒ブロッ
ク活性炭フィルターの内側に交換自在とした繊維状活性
炭または微粒子活性炭と繊維状活性炭の複合ブロック活
性炭を内筒ブロックフィルターとして二重のフィルター
層を形成、吸着能低下の際には、内筒ブロックフィルタ
ーのみを交換、常に高精度の吸着を保持出来ることを特
徴として構成したことを要旨とする。
【0008】
【実施例】本発明による実施例に基づいて、図面を参照
しながら詳細を説明する。図1は、本実施例を示す断面
図であり、外筒ブロックフィルター1は、100メッシ
ュアンダーの微粉末活性炭と木節粘土及び水を各々1/
3ずつで混練、フリクションプレスにて加圧成形の上、
1000℃で焼成、平均細孔径0.5μm、気孔率40
%としたものであり、上下に樹脂製のフィルターキャッ
プ2、3をシリコンで接着し、容器筒4と内接させ、O
−リング5、6により水密を計っている。内筒ブロック
フィルター7は繊維状活性炭を巻き固めたものであり、
外筒ブロックフィルター1に簡便に差し込み、交換自在
の構成とし、外部への水密及び外筒ブロックフィルター
1との水密は、O−リング8、9を設置し、底蓋10、
上蓋11を、内筒ブロックフィルター7を貫通する浄水
の流出パイプ12の上下のネジ13、14とインサート
15、浄水エルボ16の各ネジによって締め付け各O−
リング5、6、8、9を圧縮変形させて得る構造となっ
ている。外筒ブロックフィルター1と内筒ブロックフィ
ルター7の固定は、容器筒4下部の絞り部17に当てる
底蓋10と、段付外蓋18を容器筒端面に当てる上蓋1
1とにより行なう。
しながら詳細を説明する。図1は、本実施例を示す断面
図であり、外筒ブロックフィルター1は、100メッシ
ュアンダーの微粉末活性炭と木節粘土及び水を各々1/
3ずつで混練、フリクションプレスにて加圧成形の上、
1000℃で焼成、平均細孔径0.5μm、気孔率40
%としたものであり、上下に樹脂製のフィルターキャッ
プ2、3をシリコンで接着し、容器筒4と内接させ、O
−リング5、6により水密を計っている。内筒ブロック
フィルター7は繊維状活性炭を巻き固めたものであり、
外筒ブロックフィルター1に簡便に差し込み、交換自在
の構成とし、外部への水密及び外筒ブロックフィルター
1との水密は、O−リング8、9を設置し、底蓋10、
上蓋11を、内筒ブロックフィルター7を貫通する浄水
の流出パイプ12の上下のネジ13、14とインサート
15、浄水エルボ16の各ネジによって締め付け各O−
リング5、6、8、9を圧縮変形させて得る構造となっ
ている。外筒ブロックフィルター1と内筒ブロックフィ
ルター7の固定は、容器筒4下部の絞り部17に当てる
底蓋10と、段付外蓋18を容器筒端面に当てる上蓋1
1とにより行なう。
【0009】微粉末活性炭からなる外筒ブロックフィル
ター1は粒状炭を破砕して得たものであるから、吸着速
度は遅いものの、耐用が長い特徴がある。それに対し
て、内筒ブロックフィルター7はピッチ系の繊維状活性
炭を主にするため、吸着速度は早く、精度を期待できる
ものの、破過するのが早い特性がある。
ター1は粒状炭を破砕して得たものであるから、吸着速
度は遅いものの、耐用が長い特徴がある。それに対し
て、内筒ブロックフィルター7はピッチ系の繊維状活性
炭を主にするため、吸着速度は早く、精度を期待できる
ものの、破過するのが早い特性がある。
【0010】そこで実際の使用方法は、耐用の長い外筒
ブロックフィルター1は所期期間、例えば1年の間交換
せず、吸着能が低下した時点、例えば、トリハロメタン
類の除去率が90%まで低下を予想される積算流量時点
で、内筒ブロックフィルターを交換することにより、除
去率は100%に回復することが出来る。さらに除去率
が再度90%に低下したと予想される時点をもって更に
交換するものである。
ブロックフィルター1は所期期間、例えば1年の間交換
せず、吸着能が低下した時点、例えば、トリハロメタン
類の除去率が90%まで低下を予想される積算流量時点
で、内筒ブロックフィルターを交換することにより、除
去率は100%に回復することが出来る。さらに除去率
が再度90%に低下したと予想される時点をもって更に
交換するものである。
【0011】粒状活性炭をベースにした粉末活性炭は吸
着耐用は長いものの、緩やかに除去率が下降するため、
内筒ブロックフィルターを一定濾過流量ごとに交換した
場合、高い所期交換除去率を維持するには、第二回目の
交換は、当然少ない濾過流量をもって早い時点で交換す
る必要がある。更に、第三回目には更に少ない濾過流量
をもって交換することになるため、当実施例では繊維状
活性炭の吸着能の異なるものを当て、これに対処した。
即ち、初回は、比表面積1000m2/g、第二回目は
1600m2/g、最終とした第三回目には2500m2
/gのものを当て、交換迄の濾過流量、目安的には交換
期間の一定化を行なった。
着耐用は長いものの、緩やかに除去率が下降するため、
内筒ブロックフィルターを一定濾過流量ごとに交換した
場合、高い所期交換除去率を維持するには、第二回目の
交換は、当然少ない濾過流量をもって早い時点で交換す
る必要がある。更に、第三回目には更に少ない濾過流量
をもって交換することになるため、当実施例では繊維状
活性炭の吸着能の異なるものを当て、これに対処した。
即ち、初回は、比表面積1000m2/g、第二回目は
1600m2/g、最終とした第三回目には2500m2
/gのものを当て、交換迄の濾過流量、目安的には交換
期間の一定化を行なった。
【0012】図3は、実施例をトリハロメタン類として
100ppbに調整した試料水を通水し、耐用期間に3
本、内筒ブロックフィルター7を交換し、除去率が80
%を下回らないことを確認したものである。
100ppbに調整した試料水を通水し、耐用期間に3
本、内筒ブロックフィルター7を交換し、除去率が80
%を下回らないことを確認したものである。
【0013】図4は、吸着能のことなる内筒ブロックフ
ィルターを吸着能の高いものへとステップアップ的に交
換期間の一定化を計り、且つ除去率が90%を下回らな
いことを示すものである。
ィルターを吸着能の高いものへとステップアップ的に交
換期間の一定化を計り、且つ除去率が90%を下回らな
いことを示すものである。
【0014】外筒を微粉末状活性炭と粘土あるいは樹脂
のバインダーの成形によらず、繊維状活性炭主のブロッ
ク成形にすることも可能であるが、中型以上のもので
は、通常、耐用期間は一年としているため、破過が早い
こと、原価が高過ぎること、またフィルター効果を出す
ためには、平均細孔径は、1μm以下が望ましいが、繊
維状品を用いた場合には、困難であること、更に、焼成
品となる粘土をバインダーとした微粉末活性炭の成形品
では、表面に堆積したきょう雑物をたわしなどでブラッ
シングして閉塞を解くことが出来るが、繊維状では不可
能なことなどから、実施例によるものが好ましい。
のバインダーの成形によらず、繊維状活性炭主のブロッ
ク成形にすることも可能であるが、中型以上のもので
は、通常、耐用期間は一年としているため、破過が早い
こと、原価が高過ぎること、またフィルター効果を出す
ためには、平均細孔径は、1μm以下が望ましいが、繊
維状品を用いた場合には、困難であること、更に、焼成
品となる粘土をバインダーとした微粉末活性炭の成形品
では、表面に堆積したきょう雑物をたわしなどでブラッ
シングして閉塞を解くことが出来るが、繊維状では不可
能なことなどから、実施例によるものが好ましい。
【0015】表1は、プラグ19を外して、浄水の戻り
側ホースを大気開放として、やかんで沸騰させた96〜
98℃の熱湯を連続して注いだときの主に内筒ブロック
フィルター7の熱湯再生と一般家庭での平均的ガス湯沸
器の最高温度65℃での再生とを比較したものであり、
明らかに、温度は高いほど、効率よく再生することが判
明した。プラグ19を外しての注湯では、外筒ブロック
フィルター1まで、熱の影響は及ばないことから、内筒
ブロックフィルター7の再生が主になっていると判断出
来る。
側ホースを大気開放として、やかんで沸騰させた96〜
98℃の熱湯を連続して注いだときの主に内筒ブロック
フィルター7の熱湯再生と一般家庭での平均的ガス湯沸
器の最高温度65℃での再生とを比較したものであり、
明らかに、温度は高いほど、効率よく再生することが判
明した。プラグ19を外しての注湯では、外筒ブロック
フィルター1まで、熱の影響は及ばないことから、内筒
ブロックフィルター7の再生が主になっていると判断出
来る。
【0016】熱湯再生には、実施例でのケース以外に
も、内筒滞留部に電熱を設置したものによるものも可能
であり、手を煩わせないようにするため、タイマーを設
置して、夜間使用していないときに滞留水を沸騰させ、
十分の時間を掛けて熱湯再生をする応用例も考えられ
る。
も、内筒滞留部に電熱を設置したものによるものも可能
であり、手を煩わせないようにするため、タイマーを設
置して、夜間使用していないときに滞留水を沸騰させ、
十分の時間を掛けて熱湯再生をする応用例も考えられ
る。
【0017】表2はやかんからの熱湯を注ぐことによる
別の効果として、細孔径5μmとした内筒ブロックフィ
ルター7外側、内部、更に浄水ホース内部の熱湯殺菌が
出来ることが実証出来たことを示すものである。実際の
作業は、97〜98℃の熱湯、2.5lを約1分掛け
て、ゆっくり注ぎ込み、殺菌時間を長く取るようにし、
水道水を1分流した冷却後から24時間放置して採水し
たものである。
別の効果として、細孔径5μmとした内筒ブロックフィ
ルター7外側、内部、更に浄水ホース内部の熱湯殺菌が
出来ることが実証出来たことを示すものである。実際の
作業は、97〜98℃の熱湯、2.5lを約1分掛け
て、ゆっくり注ぎ込み、殺菌時間を長く取るようにし、
水道水を1分流した冷却後から24時間放置して採水し
たものである。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、吸着耐用
の長い粒状活性炭を原料とした微粉末活性炭と粘土また
は樹脂バインダーによる外筒ブロックフィルターと繊維
状活性炭を主材とし、交換自在とした内筒ブロックフィ
ルターの二重フィルターの構成とすることにより、総濾
過水量に達する期間において、内筒ブロックフィルター
をトリハロメタン類などの除去率の低下を予想する時点
で、適宜交換することにより、常に高精度の除去率を保
持出来る実益を有する。また、浄水の戻りホースを大気
開放として、底蓋と上蓋を締め付ける浄水の流出パイプ
からやかんなどの熱湯を注ぐことにより、繊維状活性炭
を主材とする内筒フィルターの吸着能の熱湯再生が出来
る実益を有する。更に、浄水の流出パイプからやかんな
どの熱湯を注ぐことにより、内筒ブロックフィルター周
辺とホースなどの浄水系の雑菌の熱湯殺菌が出来る実益
を有する。
の長い粒状活性炭を原料とした微粉末活性炭と粘土また
は樹脂バインダーによる外筒ブロックフィルターと繊維
状活性炭を主材とし、交換自在とした内筒ブロックフィ
ルターの二重フィルターの構成とすることにより、総濾
過水量に達する期間において、内筒ブロックフィルター
をトリハロメタン類などの除去率の低下を予想する時点
で、適宜交換することにより、常に高精度の除去率を保
持出来る実益を有する。また、浄水の戻りホースを大気
開放として、底蓋と上蓋を締め付ける浄水の流出パイプ
からやかんなどの熱湯を注ぐことにより、繊維状活性炭
を主材とする内筒フィルターの吸着能の熱湯再生が出来
る実益を有する。更に、浄水の流出パイプからやかんな
どの熱湯を注ぐことにより、内筒ブロックフィルター周
辺とホースなどの浄水系の雑菌の熱湯殺菌が出来る実益
を有する。
【図1】実施例を説明する断面図である。
【図2】実施例を説明する一部欠截部を含む模式図であ
る。
る。
【図3】実施例を説明する内筒ブロックフィルターの吸
着能の同じものを耐用期間に3本交換した場合の試料水
通水量とトリハロメタン除去率の相関図である。
着能の同じものを耐用期間に3本交換した場合の試料水
通水量とトリハロメタン除去率の相関図である。
【図4】実施例を説明する内筒ブロックフィルターの吸
着能の低いものから高いものへと定期的に交換した場合
の試料水通水量とトリハロメタン除去率の相関図であ
る。
着能の低いものから高いものへと定期的に交換した場合
の試料水通水量とトリハロメタン除去率の相関図であ
る。
1 外筒ブロックフィルター
2 フィルターキャップ
3 フィルターキャップ
4 容器筒
5 O−リング
6 O−リング
7 内筒ブロックフィルター
8 O−リング
9 O−リング
10 底蓋
11 上蓋
12 流出パイプ
13 ネジ
14 ネジ
15 インサート
16 浄水エルボ
17 絞り部
18 段付外蓋
19 プラグ
20 開口
【表1】
【表2】
Claims (3)
- 【請求項1】 微粉末の活性炭と粘土に水を加えて混
練、造粒して、プレス成形の上、焼成、もしくは樹脂を
バインダーとして混練またはさらに造粒して熱間で押出
し成形、円筒のブロック状多孔体の外筒ブロックフィル
ターとし、内筒には繊維状活性炭単体もしくは繊維状活
性炭と粒状活性炭の複合した円筒状フィルターを取外し
自在に設置して、耐用の長い微粉末活性炭による外筒ブ
ロックフィルターは所期総濾過流量に達するまで交換す
ることなく、破過は早いものの吸着精度が高い繊維状活
性炭を主材とする内筒ブロックフィルターを所期除去率
もしくは所期期間に到達した時点で、定期的に交換し、
常に高精度の除去率を維持することが出来ることを特徴
とした活性炭ブロックフィルター浄水器。 - 【請求項2】 外筒ブロックフィルターの吸着能低下に
合わせて、順次内筒ブロックフィルターの、より高い吸
着能を持つ活性炭フィルターを交換設置し、常に所期除
去率以上を維持することが出来ることを特徴とした請求
項1記載の活性炭ブロックフィルター浄水器。 - 【請求項3】 内筒ブロックフィルターを貫通する浄水
の流出パイプ上部に取外し自在のプラグを設け、浄水の
流出ホースを開放にして、熱湯を注ぎ込むことにより、
活性炭の熱湯再生、浄水系全てにおいて熱湯殺菌が出来
ることを特徴とした請求項1、2記載の活性炭ブロック
フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28435797A JP3391232B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 活性炭ブロックフィルター浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28435797A JP3391232B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 活性炭ブロックフィルター浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11104623A JPH11104623A (ja) | 1999-04-20 |
JP3391232B2 true JP3391232B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=17677552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28435797A Expired - Fee Related JP3391232B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 活性炭ブロックフィルター浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3391232B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007003383A1 (en) * | 2005-07-06 | 2007-01-11 | Unilever N.V. | A filter assembly and a method of filtering liquids |
ATE537117T1 (de) | 2006-03-22 | 2011-12-15 | 3M Innovative Properties Co | Verwendung eines filtermediums |
US20120228212A1 (en) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Pentair Residential Filtration, Llc | Asymmetric Carbon Block System and Method |
CN204958553U (zh) * | 2015-07-17 | 2016-01-13 | 厦门建霖工业有限公司 | 一种带有复合滤芯的过滤器 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28435797A patent/JP3391232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11104623A (ja) | 1999-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |