JP3391212B2 - エアバッグカバー - Google Patents
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Description
イール、シート、ドア等に配置されるエアバッグ装置に
おいて、折り畳まれたエアバッグを覆う合成樹脂製のエ
アバッグカバーに関し、特に、エアバッグを保持するバ
ッグホルダに対して、係止されて保持されるエアバッグ
カバーに関する。
ダに対して、係止されて保持されるエアバッグカバーと
しては、特開平8−230593号公報に記載されたエ
アバッグ装置に使用されているものが知られている。
バッグの膨張時に破断するための破断予定部を備えた天
井壁部と、破断予定部の周囲における天井壁部下面で、
略四角筒形状に下方へ延びる前後左右の4つの側壁部
と、を備えて、オレフィン系やスチレン系の熱可塑性エ
ラストマー等の軟質の合成樹脂から形成されていた。
は、エアバッグを保持する底壁部と、底壁部の前後左右
の周縁から上方へ延びて、各側壁部の内周面側に配置さ
れる4つの縦壁部と、を備えていた。さらに、各縦壁部
の上端には、外周側の下方へ屈曲する係止片部が形成さ
れていた。
壁部における内周面側には、バッグホルダの前後の縦壁
部における係止片部を挿入係止させるために、所定の開
口幅の係止溝が、形成されていた。また、エアバッグカ
バーの左右の側壁部における内周面側には、左右の縦壁
部における係止片部を係止可能な係止突条が、突設され
ていた。
応する係止溝に挿入されて係止溝を係止したり、対応す
る係止突条を係止することにより、エアバッグカバーが
バッグホルダに保持されていた。
溝を備えた側壁部の内周面側における天井壁部との接合
部位には、係止溝を備えた側壁部の肉厚を薄くするよう
に、係止溝に沿って側壁部の外周側へ凹む凹溝が形成さ
れていた。このような凹溝を形成する理由は、合成樹脂
製のエアバッグカバーの側壁部の肉厚が厚くなると、側
壁部の部位の天井壁部側に、ヒケが発生して、エアバッ
グカバーの外観を低下させてしまうからである。
を備えたエアバッグカバーの製造は、図1に示すように
成形型1を利用して行なっていた(特開平7−2905
28号公報参照)。
備えて構成されるとともに、可動型3には、第1コア4
と、第2コア5と、スライドコア6と、が配設されて構
成されていた。第1コア4は、エアバッグカバー7の天
井壁部8の下面側と側壁部9の凹溝9cを成形する部位
を備え、第2コア5は、天井壁部8の下面側を成形する
部位を備え、スライドコア6は、側壁部9の係止溝9a
を成形する部位を備えていた。
は、成形型1の型締め後、まず、図1のAに示すよう
に、カバー7の成形材料が成形型1のキャビティ1a内
に注入され、その後、冷却される。
に示すように、可動型3が固定型2から離れて、可動型
3から第1・2コア4・5が離れるとともに、スライド
コア6が移動する。
5がさらに突き出されて、カバー7が第1コア4から離
型されることから、エアバッグカバー7が成形型1から
取り出されることとなる。
第2コア5がさらに突き出されて、係止溝9aの周縁の
天井壁部8側の縁9bが第1コア4を乗り越えて、カバ
ー7が第1コア4から離型される際、縁9bに圧力が加
わり、係止溝9aの開口幅を狭く変形させてしまう場合
があった。
まえば、係止溝9aへのバッグホルダの係止片部の挿入
が行ない難くなって、エアバッグカバー7のバッグホル
ダに対する組付作業性が低下してしまう。
り、バッグホルダに係止される係止溝の開口幅を狭める
変形を抑えることができて、バッグホルダに対する組付
作業性が良好となるエアバッグカバーを提供することを
目的とする。
カバーは、折り畳まれたエアバッグを覆い、かつ、前記
エアバッグの膨張時に破断するための破断予定部を備え
た天井壁部と、前記破断予定部の周囲における前記天井
壁部下面から、略四角筒形状に下方へ延びる前後左右の
4つの側壁部と、を備えた合成樹脂製として、前記エア
バッグを保持するバッグホルダに設けられた複数の係止
片部が、前記各側壁部の内周面側を係止するとともに、
少なくとも1つの前記係止片部が、前記側壁部に設けら
れた係止溝に挿入されて該係止溝を係止することによ
り、前記バッグホルダに保持され、さらに、前記係止溝
を備えた前記側壁部の内周面側における前記天井壁部と
の接合部位に、前記係止溝を備えた前記側壁部の肉厚を
薄くするように、前記係止溝に沿って前記側壁部の外周
側へ凹む凹溝が形成されているエアバッグカバーであっ
て、前記係止溝の内周面に、対向する壁面相互を連結し
て、前記壁面相互の距離を一定にするリブが形成されて
いることを特徴とする。
係止片部の前記係止溝に沿う方向への移動を規制可能に
配置させることが望ましい。
止溝の内周面に、対向する壁面相互を連結して、壁面相
互の距離を一定にするリブが形成されている。
溝の周縁の天井壁部側の縁が、対向する縁側に圧力を受
けて、係止溝の開口幅を狭くしようとしても、リブが、
係止溝の開口幅を復元して、係止溝の開口幅を狭くする
ような変形を防止することができる。
ーでは、バッグホルダに対して係止される係止溝の開口
幅を狭める変形を抑えることができて、バッグホルダに
対する組付作業性を良好にすることができる。
片部の係止溝に沿う方向への移動を規制可能に配置すれ
ば、バッグホルダの係止片部を係止溝に挿入させた際、
エアバッグカバーが、バッグホルダに対して、その係止
溝に沿う方向の位置決めを行なうことができる。そのた
め、バッグホルダに対する位置決めが容易となって、一
層、バッグホルダに対する組付作業性が良好となる。
に基づいて説明する。
〜4に示すように、ステアリングホイールWの中央上部
に配置されるエアバッグ装置Mに使用されるものであ
る。
ッグ11と、エアバッグ11に膨張用のガスを供給する
インフレーター13と、折り畳まれたエアバッグ11を
覆うエアバッグカバー24と、エアバッグ11・インフ
レーター13・エアバッグカバー24を保持するバッグ
ホルダ14と、を備えて構成されている。
従来と同様なものであり、エアバッグ11内に配設され
て下方へ突出する4本のボルト12aを備えた略円環状
のリテーナ12と、ボルト12aに螺合するナット12
bと、を利用して、バッグホルダ14に保持されてい
る。
ト12aが、エアバッグ11の開口部11aの周縁と、
インフレーター13の本体部13aの外周に形成された
フランジ部13bと、バッグホルダ14の底壁部15
と、ブラケット21と、を挿通して、ナット12b止め
されることにより、各部材がバッグホルダ14に保持さ
れることとなる。
ッグホルダ14について説明すれば、図3〜5に示すよ
うに、バッグホルダ14は、板金から形成され、略長方
形形状の底壁部15と、底壁部15の周縁から上方へ延
びる4つの縦壁部16・17・18・19と、を備えて
構成されている。
体部13aを下方から挿入させる挿通孔15aと、挿通
孔15aの周縁に形成されてリテーナ12の各ボルト1
2aを挿通させる挿通孔15bと、が形成されている。
上端に、外周側の下方へ屈曲する係止片部16a・17
aが形成され、左右に配置される縦壁部18・19に
は、上端に、水平方向へ突出した後、下方へ延びる係止
片部18a・19aが形成され、各係止片部18a・1
9aには、各先端の2箇所に、下方へ突出する係止突起
18b・19bが形成されている。
貫通孔(図符号省略)が形成されて、その部位にナット
20が固着されている。これらのナット20は、エアバ
ッグ装置MをステアリングホイールWの本体側の図示し
ない部材に取付固定させる部位となる。
7に示すように、オレフィン系若しくはスチレン系の熱
可塑性エラストマー等の軟質の合成樹脂から形成され、
天井壁部25と、天井壁部25の下面から下方へ略四角
筒形状に延びる側壁部26・27・28・29と、を備
えて構成されている。
時に破断するための上面から見て略H字形状となる薄肉
の破断予定部25aが形成され、破断予定部25aの破
断時には、従来と同様に、天井壁部25の前部側の扉部
25bと後部側の扉部25cとが、観音扉のように開く
こととなる。
の内周面側に、対応する縦壁部16・17・18・19
の係止片部16a・17a・18a・19aを挿入係止
させるための係止溝26a・27a・28a・29aが
形成されている。また、各側壁部26・27・28・2
9の内周面側における天井壁部25との接合部位には、
係止溝26a・27a・28a・29aを備えた側壁部
26・27・28・29の肉厚を薄くするように、それ
ぞれ、係止溝26a・27a・28a・29aに沿っ
て、側壁部26・27・28・29の外周側へ凹む凹溝
26f・27b・28d・29dが形成されている。な
お、左右の側壁部28・29は、相互に左右対象形とし
ている。
れぞれの下端面には、ブラケット21を挿入させる挿入
溝26g・27cが形成されている。
るブラケット21は、前側壁部26側と後側壁部27側
とに配置される2個で構成され、各ブラケット21は、
板金製として、リテーナ12のボルト12aを挿入させ
る挿入孔(図符号省略)を備えた取付片部21aと、取
付片部21aから上方へ延びて挿入溝26g・27cに
挿入される挿入片部21bと、から構成されている。ブ
ラケット21・21を使用する理由は、前・後側壁部2
6・27を強固にバッグホルダ14に係止させるためで
ある。すなわち、エアバッグ11が膨張すれば、エアバ
ッグカバー24における天井壁部25の破断予定部25
aが破断し、扉部25b・25cが開くこととなるが、
その際、前・後側壁部26・27には、上方への強い引
張力が作用する。そのため、側壁部26・27の保持力
として、係止片部16a・17aの係止力の他、係止片
部16a・17aとブラケット21・21とを利用した
挟持力も、保持力に加えるためである。
aにおける左右方向の両端部には、係止溝26aの内周
面における上下方向で対向する壁面26b・26cを連
結するように、リブ26dが形成されている。各リブ2
6dの厚さは、リブ26d・26d間の距離L1(図5
参照)を、バッグホルダ14の前縦壁部16に設けられ
た係止片部16aの左右方向の幅寸法L0と略等しくす
るように設定されている。ちなみに、実施形態の場合に
は、係止片部16aを係止溝26aに挿入できるよう
に、幅寸法L0を距離L1より僅かに小さくして、L0
を47.9mm、L1を48mmとしている。
み付ける際に、一番先に、前側壁部26の係止溝26a
にバッグホルダ14の係止片部16aが挿入されること
となり、また、係止溝26aの開口幅w1も、対応する
係止片部16aの高さ寸法H1に対して、一番小さい比
率となるように設定されている。ちなみに、実施形態の
場合、係止溝26aの開口幅w1は2.5mm、係止溝2
6aの内部空間の高さ寸法h1は4mm、係止片部16a
の高さ寸法H1は4mm、係止溝27aの開口幅w2は5
mm、係止溝27aの内部空間の高さ寸法h2は6mm、係
止片部17aの高さ寸法H2は4mm、係止溝28a・2
9aの開口幅w3は8mm、係止片部18a・19aの高
さ寸法H3は7mmとしている。
は、各係止溝28a・29aの周縁における下方側の係
止突条28b・29bに、対応する縦壁部18・19の
係止片部18a・19aに設けられた係止突起18b・
19bを挿入させるための挿入孔28b・29bが、上
下方向に貫通されている。
ついて述べれば、図8に示す成形型31を使用して製造
する。
3とを備えて構成されるとともに、可動型33には、1
つの第1コア34と、4つの第2コア35と、4つのス
ライドコア36と、が配設されて構成されていた。第1
コア34は、エアバッグカバー24の天井壁部25の下
面側と各側壁部26・27・28・29の凹溝26f・
27b・28d・29dを成形する部位を備える。各第
2コア35は、天井壁部25の下面側を成形する部位を
備え、各スライドコア36は、それぞれ、対応する側壁
部26・27・28・29の係止溝26a・27a・2
8a・29aを成形する部位を備えている。
は、型締め後、まず、図8のAに示すように、カバー2
4の成形材料が成形型31のキャビティ31a内に注入
され、その後、冷却される。
に示すように、可動型33が固定型32から離れて、可
動型33から第1・2コア34・35が離れるととも
に、各スライドコア36が移動する。
35がさらに突き出されて、カバー24が第1コア34
から離型されることから、エアバッグカバー24が成形
型31から取り出されることとなる。
て、各係止溝26a・27a・28a・29aの周縁の
天井壁部25側の縁が第1コア34を乗り越えて、係止
溝26a・27a・28a・29aの開口幅を狭めよう
とする。
では、一番小さな開口幅の係止溝26aの両端には、リ
ブ26dが形成されており、これらのリブ26d・26
dによって、係止溝26aは、開口幅w1を復元して、
開口幅w1を狭くするような変形を防止することができ
る。
いて説明すると、予め、エアバッグ11とインフレータ
ー13とを、リテーナ12のボルト12aを利用して、
バッグホルダ14と一体化させておく。なお、エアバッ
グ11は折り畳んでおく。
における開口幅w1を小さくした係止溝26aに対し
て、対応する前縦壁部16の係止片部16aを挿入し、
係止片部16aで係止溝26aを係止させる。
止片部16aの高さ寸法H1より若干小さくとも、係止
片部16aを挿入係止させる部位が、分離した4つの側
壁部26〜29の内の1つであるため、手間取らずに行
なえる。特に、成形型31からの離型時において、開口
幅w1を狭めるような変形が、リブ26d・26dによ
って、防止されているため、円滑に係止溝26a内に係
止片部16aを挿入することができる。
L1が、バッグホルダ14の前縦壁部16に設けられた
係止片部16aの左右方向の幅寸法L0と略等しくされ
ているため、係止片部16aを係止溝26aに挿入させ
た際、エアバッグカバー24が、バッグホルダ14に対
して、その係止溝26aに沿う方向の位置決めを行なう
ことができる。
ッグホルダ14を上方へ回転させたり下方へ回転させた
りして、カバー24の左右側壁部28・29における係
止突条28b・29bの挿入孔28c・29cに、左右
縦壁部18・19の係止片部18a・19aの係止突起
18b・19bをそれぞれ挿入させつつ、後側壁部27
の係止溝27aに対して、対応する後縦壁部17の係止
片部17aを挿入係止させれば、エアバッグカバー24
をバッグホルダ14に係止させることができる。
を外装しつつ、前後のブラケット21の各挿入片部21
bを前後側壁部26・27の挿入溝26g・27cに挿
入させて、各ボルト12aにナット12bを螺合させれ
ば、カバー24をバッグホルダ14に組み付けることが
できて、エアバッグ装置Mの組み立てが完了することと
なる。なお、各係止溝27a・28a・29a内には、
リブが設けられておらず、離型時において、各開口幅w
2・w3を狭くするように、各係止溝27a・28a・
29aが変形しても、元々、各開口幅w2・w3が、係
止片部17a・18a・19aより広目に設定されてい
るため、各係止溝27a・28a・29aに係止片部1
7a・18a・19aを係止させる作業は、困難となら
ない。
20を利用して、エアバッグ装置Mをステアリングホイ
ールWの本体に取り付ければ良い。
ー24では、一番開口幅w1の狭い係止溝26aの内周
面に、対向する壁面26b・26c相互を連結して、壁
面26b・26c相互の距離を一定にするリブ26d・
26dが形成されているため、成形後の離型時におい
て、係止溝26aの周縁の天井壁部25側の縁26e
が、対向する縁側に圧力を受けて、係止溝26aの開口
幅w1を狭くしようとしても、リブ26d・26dが、
係止溝26aの開口幅w1を復元して、係止溝26aの
開口幅w1を狭くするような変形を防止することができ
る。
24では、係止片部16aに対して小さい寸法比率とな
る係止溝26aの開口幅w1を狭める変形を抑えること
ができて、バッグホルダ14に対する組付作業性を良好
にすることができる。
離L1を係止片部16aの左右方向の幅寸法L0と略等
しくして、係止溝26aに挿入される係止片部16aの
係止溝26aに沿う方向への移動を規制可能に配置され
ているため、係止片部16aを係止溝26aに挿入させ
た際、エアバッグカバー24が、バッグホルダ14に対
して、その係止溝26aに沿う方向の位置決めを行なう
ことができて、カバー24が弾性を有した熱可塑性エス
トマー等の軟質合成樹脂から形成されていても、位置決
めが容易となって、バッグホルダ14に対する組付作業
性が良好となる。
との相対関係で、一番小さい比率の寸法となる開口幅w
1の係止溝26aだけに、内周面の相互に対向する壁面
26b・26c相互を連結するように、リブ26dを設
けたが、他の係止溝27aに、あるいは、係止溝28a
・29aも含めて、開口幅を小さくさせるような変形を
防止するためのリブを設けても良い。
26aの両端に設けた場合を示したが、図10に示すよ
うに、リブ26dを係止溝26aにおける左右方向の所
定位置に適宜数設けて、係止片部16aにリブ26dと
嵌合する凹部16bを設けるように構成しても良い。
係止片部16aの係止溝26aに沿う方向への移動が規
制可能となるため、カバー24のバッグホルダ14に対
する位置決めが容易となって、一層、バッグホルダ14
に対する組付作業性が良好となる。
を係止溝26aの両端に設けた場合には、係止片部16
aを係止溝26aに挿入させた際、リブ26d・26d
と当接した状態で、係止片部16aが係止溝26aに挿
入されていることを目視して確認することができるた
め、組付作業の確認を行ない易い。
の破断予定部25aが上面から見て略H字形状に配設さ
れているため、エアバッグ11が膨張して破断予定部2
5aが破断する際に、上方へ引っ張られる各側壁部26
〜29の内、前後の側壁部26・27が、扉部25b・
25cの展開によって強く上方へ引っ張られることとな
るが、それらの前後の側壁部26・27が、係止片部1
6a・17aの係止とブラケット21・21を利用した
挟持とで、強固に保持され、また、左右の側壁部28・
29が、係止突条28a・29aへの係止片部18a・
19aの係止によって、上方への移動を規制されること
から、カバー24のバッグホルダ14への組付強度を十
分確保でき、エアバッグ11が素早く膨張完了するよう
に、インフレーター13のガス吐出量を多くしても、支
障がない。
は、左右縦壁部18・19の係止片部18a・19a
に、下方へ突出する係止突起18b・19bが突設さ
れ、左右側壁部28・29における係止突条28b・2
9bに、係止突起18b・19bを挿入可能な挿入孔2
8c・29cが形成されている。そのため、カバー24
をバッグホルダ14に保持させる際、各係止突起18b
・19bを挿入孔28c・29cに挿入させた場合に
は、カバー24の組付後に、左右側壁部28・29が外
方へ広がることが防止され、バッグホルダ14のカバー
24の保持態様を安定させることができる。
部26における係止溝26aの開口幅w1を一番小さく
したが、係止溝26a・27aの各寸法を逆に形成して
も良く、その場合には、開口幅を小さくした後側壁部2
7側から、バッグホルダ14を組み付けることとし、そ
の係止溝に、開口幅を狭める変形防止用のリブを設けれ
ば良い。
定部25aを上面から見て略H字形状としたものを示し
たが、他に、破断予定部を上面から見て略U字形状とし
ても良い。
よる挟持も利用して、カバー24をバッグホルダ14へ
組み付けたが、エアバッグ11の膨張時におけるカバー
24の各側壁部26・27・28・29の上方への引張
力が小く、各係止片部16a・17a・18a・19a
の係止で十分カバー24がバッグホルダ14に保持され
れば、ブラケット21は不要となる。
ある。
配置されたエアバッグ装置の平面図である。
部位を示す。
を示す。
の側壁部とを示す分解斜視図である。
ある。
面図である。
バーの側壁部とを示す分解斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグを覆い、かつ、
前記エアバッグの膨張時に破断するための破断予定部を
備えた天井壁部と、前記破断予定部の周囲における前記
天井壁部下面から、略四角筒形状に下方へ延びる前後左
右の4つの側壁部と、を備えた合成樹脂製として、 前記エアバッグを保持するバッグホルダに設けられた複
数の係止片部が、前記各側壁部の内周面側を係止すると
ともに、少なくとも1つの前記係止片部が、前記側壁部
に設けられた係止溝に挿入されて該係止溝を係止するこ
とにより、前記バッグホルダに保持され、 さらに、前記係止溝を備えた前記側壁部の内周面側にお
ける前記天井壁部との接合部位に、前記係止溝を備えた
前記側壁部の肉厚を薄くするように、前記係止溝に沿っ
て前記側壁部の外周側へ凹む凹溝が形成されているエア
バッグカバーであって、 前記係止溝の内周面に、対向する壁面相互を連結して、
前記壁面相互の距離を一定にするリブが形成されている
ことを特徴とするエアバッグカバー。 - 【請求項2】 前記リブが、前記係止溝に挿入される前
記係止片部の前記係止溝に沿う方向への移動を規制可能
に配置されていることを特徴とする請求項1記載のエア
バッグカバー。
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JP06815597A JP3391212B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | エアバッグカバー |
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JPH10258697A JPH10258697A (ja) | 1998-09-29 |
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