JP3391031B2 - 騒音制御装置 - Google Patents

騒音制御装置

Info

Publication number
JP3391031B2
JP3391031B2 JP14408092A JP14408092A JP3391031B2 JP 3391031 B2 JP3391031 B2 JP 3391031B2 JP 14408092 A JP14408092 A JP 14408092A JP 14408092 A JP14408092 A JP 14408092A JP 3391031 B2 JP3391031 B2 JP 3391031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
signal
noise
output
error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14408092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05333871A (ja
Inventor
賢一 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP14408092A priority Critical patent/JP3391031B2/ja
Publication of JPH05333871A publication Critical patent/JPH05333871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3391031B2 publication Critical patent/JP3391031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は騒音環境下における能動
的騒音制御を用いた騒音消去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境騒音をディジタル信号処理技
術を用いてスピーカから制御音を出力して受聴位置で消
音する能動的騒音制御方法が提案されている。
【0003】図5に示す構成が一般的であった。以下、
従来の騒音消去装置について図面を参照しながら説明す
る。図5は従来の騒音消去装置の構成を示すブロック図
である。図において、騒音源16からの伝達関数Gを通
った誤差検出器4での騒音を騒音検出器1の検出信号を
適応フィルタ2により信号処理を行い、制御スピーカ3
により空間伝達関数Cを通して制御音を発生し、消音を
行う。
【0004】誤差検出器4の検出信号を誤差信号として
係数更新演算器6に入力し、一方、あらかじめ制御スピ
ーカから制御空間Cを通り、誤差検出器4までの伝達関
数に一致させた前置フィルタに騒音検出信号を通して、
参照信号として係数更新演算器6に入力し、誤差検出信
号が小さくなるように適応フィルタの係数更新を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の騒音制御装置では騒音源16の信号が伝達関数Gを
通って誤差検出器4に図7に示すように有色性の高い周
波数スペクトラムで到達した場合、その周波数に対して
集中的に係数更新が行われ、同図斜線部のように消音さ
れ、その周波数での最大消音量に達するとそれ以上消音
されなくなり、その結果、広い帯域にわたり騒音が消音
されなくなるという問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するものであ
り、目的の騒音源が有色性の高い信号でも広い帯域にわ
たって騒音を消音することができる騒音消去装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の騒音制御装置は誤差検出器の信号を白色化
するフィルタと騒音検出器の信号を入力する適応フィル
タとその出力から騒音制御スピーカ,制御音響空間,誤
差検出器を通り、前記白色化フィルタの出力までの伝達
関数に一致させた前置フィルタとを有し、騒音源検出器
の信号を前置フィルタに通して白色化フィルタの出力と
共に適応フィルタの係数更新演算器に入力するよう構成
される。
【0008】また、誤差検出器の信号を受ける第1のフ
ィルタと騒音検出器の信号を入力する適応フィルタとそ
の出力から騒音制御スピーカ,制御音響空間を通り、誤
差検出器の出力までの伝達関数に一致させた前置フィル
タと第1のフィルタと同じ特性を有する第2のフィルタ
を有し、騒音検出信号を前置フィルタと第2のフィルタ
を通して、第1のフィルタの出力と共に適応フィルタの
係数更新演算器に入力するよう構成される。
【0009】さらに、誤差検出器の信号を周波数分析す
る分析器と、その分析出力の逆特性を計算する演算器
と、演算器より逆特性を設定される第1および第2のフ
ィルタと騒音検出器の信号を入力する適応フィルタとそ
の出力から騒音制御スピーカ,制御音響空間を通り、誤
差検出器の出力までの伝達関数に一致させた前置フィル
タとを有し、騒音検出信号を前置フィルタと第2のフィ
ルタを通して、誤差検出信号を入力された第1のフィル
タの出力と共に適応フィルタの係数更新演算器に入力す
るよう構成される。
【0010】さらに、誤差検出器と第1の遅延器と第1
の適応フィルタとを縦続し、第1の適応フィルタ出力と
誤差検出信号とを減算した誤差信号を第1の適応フィル
タの係数更新演算器に入力し、その演算出力で第1の適
応フィルタと同様に係数更新を行う第2の適応フィルタ
と騒音検出器の信号を受ける第3の適応フィルタとその
出力から騒音制御スピーカ,制御音響空間を通して誤差
検出器の出力までの伝達関数に一致させた前置フィルタ
とを有し、騒音検出信号を前置フィルタと第2の遅延器
と第2の適応フィルタを通して前置フィルタ出力信号と
減算し、参照信号として前記誤差信号と共に第3の適応
フィルタの係数更新演算器に入力するよう構成される。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、第1に、白色化
フィルタにより誤差検出信号の周波数スペクトラムを平
坦化させることにより、係数更新の周波数特異性が無く
なり、どの周波数についても一様に騒音を消去できる。
【0012】第2に、誤差信号を受けるフィルタと同じ
特性のフィルタを前置フィルタと独立させて縦続し、誤
差信号の性質の時間変化に応じて両フィルタを同時に制
御することにより、両フィルタの変動分を考慮した適応
フィルタの係数更新が正確に行え、かつ、誤差検出信号
の性質の時間変動に対応して消音効果を制御できる。
【0013】第3に、誤差信号の周波数分析器出力の逆
特性演算器により設定された第1のフィルタによって誤
差信号の周波数スペクトラムを白色化し、同時に前置フ
ィルタと独立させて縦続した第2のフィルタに同特性を
設定することにより、誤差信号の周波数スペクトラムに
応じて可変制御でき、誤差検出信号の周波数スペクトラ
ムの変化に対しても、周波数によらず一様に騒音を消去
できる。
【0014】第4に、白色化フィルタとして遅延器と適
応フィルタを用いた構成の線形予測フィルタを用いるこ
とにより、同じ特性のフィルタを前置フィルタと独立さ
せて縦続させることにより、誤差信号の周波数スペクト
ラムに応じて適応的に連続可変制御でき、誤差検出信号
の周波数スペクトラムの速い時間的変化に対しても、周
波数によらず一様に騒音を消去できる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図1
を参照しながら説明する。本実施例は誤差信号の周波数
スペクトラムの有色性による消音特性の周波数特異性を
除き、周波数によらず一様に騒音を消去することが目的
である。
【0016】図において、騒音源16からの伝達関数G
を通った誤差検出器4での騒音を騒音検出器1の検出信
号を適応フィルタ2により信号処理を行い、制御スピー
カ3により空間伝達関数Cを通して、制御音を発生し、
消音を行う。誤差検出器4の検出信号は白色フィルタ5
を通して、係数更新演算器6の誤差信号として入力す
る。一方、あらかじめ制御スピーカ3から誤差検出器4
を通り白色フィルタ5までの伝達関数に一致させた前置
フィルタ7に騒音検出信号を通して、係数更新演算器6
の参照信号として入力する。
【0017】ここで係数更新演算器6は例えばLSM
(least mean square)法を用いるとB.Widrow and Stea
rns「Adaptive Signal Processing」P288(1986)より、
次式のようにw(n)を更新する。
【0018】w(n+1)=w(n)+2μr(n)e(n) ただし、時刻nにおいて 適応フィルタ2の係数 w(n)=[w0(n),w1(n),…
…w1-1(n)]T 前置フィルタ7の出力信号 r(n)=[r(n),r(n-
1),……r(n-I+1)]T 白色化フィルタ5の出力信号:e(n) 収束常数:μ である。また、この係数更新アルゴリズムとしては他に
学習同定法等も用いることができる。
【0019】このように、白色化フィルタ5を通過させ
た誤差信号と、この白色化フィルタ5の特性を含めた前
置フィルタ7に騒音検出信号を通過させ、参照信号とし
て係数更新演算器6に入力することにより、白色化フィ
ルタ5の影響を考慮した係数更新が正しく行われ、かつ
誤差信号の有色化が取り除かれることにより、特定の周
波数のみ係数更新されることが防止され、図6に示す斜
線部のように周波数によらず一様な消音量が得られるこ
とになる。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図2を参照しながら説明する。本実施例は誤差
信号を受けるフィルタと同じ特性のフィルタを前置フィ
ルタと独立させて縦続させ、誤差信号の性質の時間変化
に応じて両フィルタを同時に制御することにより、両フ
ィルタの変動分を考慮した適応フィルタの係数更新が正
確に行え、かつ、誤差検出信号の性質の時間変動に対応
して消音効果を制御することを目的とする。
【0021】図において、騒音騒音源16からの伝達関
数Gを通った誤差検出器4での騒音を騒音検出器1の検
出信号を適応フィルタ2により信号処理を行い、制御ス
ピーカ3により空間伝達関数Cを通して制御音を発生
し、消音を行う。誤差検出器4の検出信号はフィルタ5
を通して係数更新演算器6の誤差信号として入力する。
一方、あらかじめ制御スピーカ3から誤差検出器4まで
の伝達関数に一致させた前置フィルタ7と、フィルタ5
と同じ特性に設定したフィルタ8に騒音検出信号を通し
て係数更新演算器6の参照信号として入力する。
【0022】ここで係数更新演算器6は例えばLSM
(least mean square)法を用いるとB.Widrow and Stea
rns「Adaptive Signal Processing」P288(1986)より、
次式のようにw(n)を更新する。
【0023】w(n+1)=w(n)+2μr(n)e(n) ただし、時刻nにおいて 適応フィルタ2の係数 w(n)=[w0(n),w1(n),…
…w1-1(n)]T フィルタ8の出力信号 r(n)=[r(n),r(n-1),…
…r(n-I+1)]T フィルタ5の出力信号:e(n) 収束常数:μ である。そのほかこの係数更新アルゴリズムとして学習
同定法等も用いることができる。
【0024】すなわち、フィルタ5を透過させた誤差信
号と、フィルタ5の特性と常に同じ特性をもつフィルタ
8に騒音検出信号を通過させ、参照信号として係数更新
演算器6に入力することにより、フィルタ5の影響を常
に考慮した係数更新が正しく行われ、かつ騒音信号の性
質が大きく変化した場合にも、フィルタ5、およびフィ
ルタ8の特性をそれに応じて同時に変化させることによ
り、消音量の制御を行うことができる。例えば、騒音信
号の周波数スペクトラムを白色化させることにより、図
6に示す斜線部のように周波数によらず一様な消音量が
得られることになる。
【0025】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図3を参照しながら説明する。
【0026】本実施例は誤差信号を受けるフィルタ5と
同じ特性のフィルタ8を前置フィルタ7と独立させて縦
続させ、誤差信号の周波数パワースペクトラムの時間変
化に応じてその逆特性を演算し、その逆特性両フィルタ
に同時に設定することにより、フィルタ5の変動分を考
慮した適応フィルタ2の係数更新が正確に行え、かつ、
誤差検出信号の周波数パワースペクトラムの有色性によ
る消音特性の周波数特異性を除き、周波数によらず一様
に騒音を消去することが目的である。
【0027】図において、騒音騒音源16からの伝達関
数Gを通った誤差検出器4での騒音を騒音検出器1の検
出信号を適応フィルタ2により信号処理を行い、制御ス
ピーカ3により空間伝達関数Cを通して制御音を発生
し、消音を行う。誤差検出器4の検出信号はフィルタ5
を通して係数更新演算器6の誤差信号として入力する。
周波数分析器9は誤差検出信号を受けて、その周波数パ
ワースペクトラムをFFT等の手法で計算し、逆特性演
算器10はその分析結果から逆特性を計算してフィルタ
5,フィルタ8に設定する。すなわちフィルタ5の出力
の周波数パワースペクトラムは白色化される。一方、あ
らかじめ制御スピーカ3から誤差検出器4までの伝達関
数に一致させた前置フィルタ7とフィルタ8に騒音検出
信号を通して、係数更新演算器6の参照信号として入力
する。
【0028】ここで係数更新演算器6は例えばLSM
(least mean square)法を用いるとB.Widrow and Stea
rns「Adaptive Signal Processing」P288(1986)より、
次式のようにw(n)を更新する。
【0029】w(n+1)=w(n)+2μr(n)e(n) ただし、時刻nにおいて 適応フィルタの係数 w(n)=[w0(n),w1(n),……
1-1(n)]T フィルタ8の出力信号 r(n)=[r(n),r(n-1),…
…r(n-I+1)]T フィルタ5の出力信号:e(n) 収束常数:μ である。そのほかこの係数更新アルゴリズムとして学習
同定法等も用いることができる。
【0030】すなわち、フィルタ5を透過させた誤差信
号と、フィルタ5の特性と常に同じ特性をもつフィルタ
8に騒音検出信号を通過させ、参照信号として係数更新
演算器6に入力することにより、フィルタ5の影響を常
に考慮した係数更新が正しく行われ、かつ誤差信号の時
間的変動にかかわらず有色性が取り除かれることによ
り、特定の周波数のみ係数更新されることが防止され、
図6に示す斜線部のように周波数によらず一様な消音量
が得られることになる。
【0031】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図4を参照しながら説明する。
【0032】本実施例は誤差検出信号の線形予測フィル
タを用いた白色化フィルタと同じ特性のフィルタを前置
フィルタ7の後断に縦続し、誤差信号の周波数パワース
ペクトラムの時間変化に応じて白色化処理を行うことに
より、白色化フィルタの変動分を考慮した適応フィルタ
2の係数更新が正確に行え、かつ誤差検出信号の周波数
パワースペクトラムの有色性による消音特性の周波数特
異性を除き、周波数によらず一様に騒音を消去すること
が目的である。
【0033】図において、騒音騒音源16からの伝達関
数Gを通った誤差検出器4での騒音を騒音検出器1の検
出信号を適応フィルタ2により信号処理を行い、制御ス
ピーカ3により空間伝達関数Cを通して制御音を発生
し、消音を行う。誤差検出器4の検出信号は遅延器と適
応フィルタ12を通した信号と減算したあと、係数更新
演算器6の誤差信号として入力する。この誤差信号と遅
延器11の出力信号を参照信号として係数更新演算器1
5は適応フィルタ12と適応フィルタ13の係数を更新
する。
【0034】すなわちこの適応フィルタ12は線形予測
フィルタとして動作し、減算後の誤差信号のパワースペ
クトラムは白色化される。一方、制御スピーカ3から誤
差検出器4までの伝達関数に一致させた前置フィルタ7
と遅延器14と適応フィルタ13に騒音検出信号を通し
た信号と前置フィルタ7の出力信号との減算信号を、係
数更新演算器6の参照信号として入力する。
【0035】ここで係数更新演算器6は例えばLSM
(least mean square)法を用いるとB.Widrow and Stea
rns「Adaptive Signal Processing」P288(1986)より、
次式のようにw(n)を更新する。
【0036】w(n+1)=w(n)+2μr(n)e(n) ただし、時刻nにおいて 適応フィルタの係数 w(n)=[w0(n),w1(n),……
1-1(n)]T 参照信号 r(n)=[r(n),r(n-1),……r(n-I+1)]
T 誤差信号:e(n) 収束常数:μ である。
【0037】そのほか、この係数更新アルゴリズムとし
て学習同定法等も用いることができる。
【0038】また係数更新演算器12についても同様に
LMS法,学習同定法等により係数更新を行う。
【0039】このようにして、白色化フィルタ5を通過
させた誤差信号と、白色化フィルタの特性と常に同じ特
性をもつフィルタに騒音検出信号を通過させ、参照信号
として係数更新演算器に入力することにより、白色化フ
ィルタの影響を常に考慮した係数更新が正しく行われ、
かつ誤差信号の時間的変動にかかわらず有色性が取り除
かれることにより、特定の周波数のみ係数更新されるこ
とが防止され、図6に示す斜線部のように周波数によら
ず一様な消音量が得られることになる。
【0040】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば第1に、白色化フィルタにより誤差検出信号
の周波数スペクトラムを平坦化させることにより、係数
更新の周波数特異性が無くなり、どの周波数についても
一様に騒音を消去できる。
【0041】第2に、誤差信号を受けるフィルタと同じ
特性のフィルタを前置フィルタと独立させて縦続させ、
誤差信号の性質の時間変化に応じて両フィルタを同時に
制御することにより、両フィルタの変動分を考慮した適
応フィルタの係数更新が正確に行え、かつ、誤差検出信
号の性質の時間変動に対応して消音効果を制御すること
ができる。
【0042】第3に、誤差信号の周波数分析器出力の逆
特性演算器により設定された第1のフィルタによって誤
差信号の周波数スペクトラムを白色化し、同時に前置フ
ィルタと独立させて縦続した第2のフィルタに同特性を
設定することにより、誤差信号の周波数スペクトラムに
応じて可変制御でき、誤差検出信号の周波数スペクトラ
ムの変化に対しても、周波数によらず一様に騒音を消去
できる。
【0043】第4に、遅延器と適応フィルタを用いた構
成の線形予測フィルタを用いることにより、同じ特性の
フィルタを前置フィルタと独立させて縦続させることに
より、誤差信号の周波数スペクトラムの時間変動に応じ
て適応的に制御でき、常に周波数によらず一様に騒音を
消去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における騒音制御装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における騒音制御装置の
構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における騒音制御装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における騒音制御装置の
構成を示すブロック図
【図5】従来の騒音制御装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の騒音制御装置による消音効果を示す図
【図7】従来例の騒音制御装置による消音効果を示す図
【符号の説明】
1 騒音検出器 2,12,13 適応フィルタ 3 制御用スピーカ 4 誤差検出器 5,8 フィルタ 6,15 係数更新演算器 7 前置フィルタ 9 周波数分析器 10 逆特性演算部 11,14 遅延器 16 騒音源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/178

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤差検出器の信号を白色化する第1の
    ィルタと騒音検出器の信号を入力する適応フィルタとそ
    の出力から騒音制御スピーカ、制御音響空間、誤差検出
    器の出力までの伝達関数に一致させた前置フィルタと
    前記第1のフィルタと同じ特性を有する第2のフィルタ
    を有し、音検出器の信号を前置フィルタと前記第2の
    フィルタを通して、前記第1のフィルタの出力と共に適
    応フィルタの係数更新演算器に入力するよう構成した騒
    音制御装置。
  2. 【請求項2】 誤差検出器の信号を周波数分析する分析
    器と、その分析出力の逆特性を計算する演算器と、演算
    器より逆特性を設定される第1および第2のフィルタと
    騒音検出器の信号を入力する適応フィルタとその出力か
    ら騒音制御スピーカ,制御音響空間を通り、誤差検出器
    の出力までの伝達関数に一致させた前置フィルタとを有
    し、騒音検出信号を前置フィルタと第2のフィルタを通
    して、誤差検出信号を入力された第1のフィルタの出力
    と共に適応フィルタの係数更新演算器に入力するよう構
    成した騒音制御装置。
  3. 【請求項3】 誤差検出器と第1の遅延器と第1の適応
    フィルタとを縦続し、第1の適応フィルタ出力と誤差検
    出信号とを減算した誤差信号を第1の適応フィルタの係
    数更新演算器に入力し、その演算出力で第1の適応フィ
    ルタと同様に係数更新を行う第2の適応フィルタと騒音
    検出器の信号を受ける第3の適応フィルタとその出力か
    ら騒音制御スピーカ,制御音響空間を通して誤差検出器
    の出力までの伝達関数に一致させた前置フィルタとを有
    し、騒音検出信号を前置フィルタと第2の遅延器と第2
    の適応フィルタを通して前置フィルタ出力信号と減算
    し、参照信号として前記誤差信号と共に第3の適応フィ
    ルタの係数更新演算器に入力するよう構成した騒音制御
    装置。
JP14408092A 1992-06-04 1992-06-04 騒音制御装置 Expired - Lifetime JP3391031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14408092A JP3391031B2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 騒音制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14408092A JP3391031B2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 騒音制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05333871A JPH05333871A (ja) 1993-12-17
JP3391031B2 true JP3391031B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=15353798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14408092A Expired - Lifetime JP3391031B2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 騒音制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3391031B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5354541B2 (ja) * 2009-10-20 2013-11-27 日本電信電話株式会社 回り込みキャンセラ及び回り込みキャンセル方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05333871A (ja) 1993-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4837834A (en) Active acoustic attenuation system with differential filtering
JP2924496B2 (ja) 騒音制御装置
US5278780A (en) System using plurality of adaptive digital filters
JP2685031B2 (ja) 雑音消去方法及び雑音消去装置
Kuo et al. Nonlinear adaptive bilinear filters for active noise control systems
US4122303A (en) Improvements in and relating to active sound attenuation
US6418227B1 (en) Active noise control system and method for on-line feedback path modeling
EP1003154A2 (en) Acoustic system identification using acoustic masking
JPH06332474A (ja) 騒音消去装置
KR20040030817A (ko) 통신 시스템, 에코 제거 수단 및 에코 제거 방법
JP3402331B2 (ja) 雑音低減装置
US20010036283A1 (en) Active noise reduction system
JP3449493B2 (ja) 能動雑音消去システム
JP3391031B2 (ja) 騒音制御装置
JP2529464B2 (ja) 騒音消去装置
Park et al. A filtered-x VSS-NSAF active noise control algorithm robust to impulsive noise through the application of step-size scaler
JP3489137B2 (ja) 能動型騒音制御装置
Wang et al. A study of active noise cancellation in ducts
JPH05158494A (ja) ノイズ低減装置
EP0694234B1 (en) Control system for periodic disturbances
JP3489587B2 (ja) 適応型雑音低減装置
Kuo et al. Principle and applications of asymmetric crosstalk-resistant adaptive noise canceler
JP3059753B2 (ja) 雑音除去装置
JPH06188682A (ja) 適応信号処理装置
EP0655151B1 (en) Multiple interacting dve algorithm

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130124

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130124

Year of fee payment: 10