JP3390263B2 - 検査孔付きガス栓 - Google Patents

検査孔付きガス栓

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JP3390263B2
JP3390263B2 JP20910594A JP20910594A JP3390263B2 JP 3390263 B2 JP3390263 B2 JP 3390263B2 JP 20910594 A JP20910594 A JP 20910594A JP 20910594 A JP20910594 A JP 20910594A JP 3390263 B2 JP3390263 B2 JP 3390263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス圧の検査が可能
な検査孔付きガス栓、特にプロパンガスに用いるのに好
適な検査孔付きガス栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検査孔付きガス栓としては、例え
ば実開昭64ー11478号公報に記載のものがある。
この公報に記載のガス栓は、図13に示すように、栓本
体1の内部には、流入口1a、流出口1bおよび栓挿入
孔1cが形成されており、栓挿入孔1cには栓体2が回
動自在に収納されている。栓体2の内部には、その一側
部外周面から他側部外周面まで貫通するガス孔2aが形
成されている。そして、図示のように、ガス孔2aの両
端開口部が栓挿入孔1cにおける流入口1aおよび流出
口1bの開口部と一致すると、流入口1aと流出口1b
とがガス孔2aを介して連通し、これによってガス栓が
開状態になる。一方、この状態から栓体2をほぼ90°
回動させると、ガス孔2aの両端開口部が流入口1aお
よび流出口1bから周方向に離間し、流入口1aと流出
口1bとが栓体2によって遮断され、ガス栓が閉状態に
なる。なお、栓体2は、ハンドル(図示せず)によって
回動操作されるようになっている。
【0003】また、栓本体1には栓挿入孔1cの内周面
から外面まで延びる検査孔1dが形成され、栓体2には
ガス孔2aの内周面から外周面まで延びる連通孔2bが
形成されている。これら検査孔1dと連通孔2bとは、
栓体2を開位置に回動させると連通するようになってお
り、連通状態において止め栓3を取り外し、検査孔1d
に圧力計を接続するとともに、元栓を開いてガス機器を
閉じることにより、ガス圧の測定を行うことができる。
また、元栓およびガス機器を閉じることにより、元栓か
らガス機器までの漏洩検査(以下、総ゲージという。)
を行うことができる。さらに、栓体2を閉位置に回動さ
せると、検査孔1dが流入口1aに対して遮断される一
方、流出口1bに対してガス孔2aおよび連通孔2bを
介して連通する。したがって、ガス栓からガス機器まで
の漏洩検査(以下、片ガージという。)を行うことがで
きる。
【0004】ところで、上記ガス栓においては、開時に
検査孔1dと連通孔2bとが連通するので、止め栓3を
閉め忘れると、検査孔1dから多量のガスが流出し、大
事故を招くおそれがある。
【0005】そこで、最近のガス栓では、図14(A)
に示すように、検査孔1dと連通孔2bとが開時に連通
しないよう、それらを互いにずらして配置し、図14
(B)に示すように、栓体2を開位置から閉位置側へ所
定の検査角度(例えば、15°程度)回動させて半開状
態にすると連通するようにしたものがある(実開昭64
ー38368号公報参照)。このガス栓によれば、検査
孔1dと連通孔2bとが開時に連通しないので、上記の
問題を未然に防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検査孔
1dと連通孔2bとの開時における位置をずらしたガス
栓は、プロパンガスの調整圧の測定等にはほとんど用い
ることができないという問題があった。
【0007】すなわち、上記従来の検査孔つきガス栓に
おいては、図14(A),(B)から明らかなように、
開時と、検査孔1dと連通孔2bとが連通したガス圧測
定時とでは、流入口1aおよび流出口1bとガス孔2a
との連通状態に異なっている。特に、流入口1aおよび
流出口1bとガス孔2aとの連通面積は、栓体2を開位
置から閉位置側へ回動させのに応じて減少し、この結果
ガス圧測定時の流通抵抗が開時の流通抵抗より大きくな
る。この流通抵抗の差は、都市ガスの圧力測定のよう
に、ガス圧の測定をガスの流れを止めた状態で測定する
ときには全く問題にならないが、プロパンガスの調整圧
の測定のように、ガスを流した状態でガス圧を測定する
場合には、測定したガス圧と開状態における実際の使用
時のガス圧との間に流通抵抗の差に応じた誤差を生じさ
せる。このため、上記従来の検査孔付きガス栓は、プロ
パンガスの調整圧の測定にはほとんど用いることができ
なかったのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、流入口、流出口およびこ
れら流入口と流出口とが内周面にそれぞれ開口する栓収
納孔を有する栓本体と、この栓本体の栓収納孔に回動自
在に収納され、内部に両端部が外周面に開口するガス孔
が形成された栓体と、この栓体のガス孔の各開口部が、
それぞれ上記栓収納孔の内周面における流入口および流
出口の各開口部と連通する開位置と、流入口および流出
口の各開口部に対して周方向に離間して遮断された閉位
置との間で上記栓体を回動操作するためのハンドルとを
備え、上記栓本体には栓収納孔の内周面から外面まで延
びる検査孔が形成され、上記栓体にはガス孔の内周面か
ら外周面まで延びる連通孔が形成され、上記検査孔と上
記連通孔とが、上記ハンドルを開位置に回動させたとき
に遮断され、かつ上記流入口および上記流出口と上記ガ
ス孔とが連通している範囲において上記ハンドルを開位
置から閉位置側へ向かって所定の検査角度だけ回動させ
ると連通するように配置された検査孔付きガス栓におい
て、上記栓体の外周面における上記ガス孔の各開口部の
上記栓体の周方向における幅を、上記流入口と流出口と
上記栓収納孔の内周面における各開口部の周方向にお
ける幅より少なくとも閉位置側から開位置側へ向かって
広くしたことを特徴としている。この場合、後述する理
由により、上記ガス孔の両端開口部の幅の増大量を、上
記検査角度に対応する上記栓体の外周面における周方向
の長さのほぼ半分の大きさに等しくすることが望まし
い。また、上記ガス孔の両端開口部の開位置側の側部に
切欠きを形成することによって上記ガス孔の両端開口部
の幅を広げることができる。さらに、上記ハンドルを開
位置に回動させたときには、上記ガス孔の両端開口部の
閉位置側の側部が上記流入口および流出口の各開口部の
閉位置側の側部にほぼ連続し、上記ハンドルを開位置か
ら閉位置側へ上記検査角度だけ回動させたときには、上
記ガス孔の両端開口部の開位置側の側部が上記流入口お
よび流出口の開口部の開位置側の側部とほぼ連続するよ
うにすることが望ましい。また、請求項5に係る発明
は、流入口、流出口およびこれら流入口と流出口とのう
ちの一方が内周面に開口し、他方が軸線方向の一端部に
開口する栓収納孔を有する栓本体と、この栓本体の栓収
納孔に回動自在に収納され、内部に一端部が軸線方向の
一端面に開口して上記流入口と流出口とのうちの他方に
常時連通し、他端部が外周面に開口するガス孔が形成さ
れた栓体と、この栓体の外周面におけるガス孔の開口部
が、上記流入口と流出口とのうちの上記栓収納孔の内周
面に開口する一方と連通する開位置と、当該一方に対し
て周方向に離間して遮断される閉位置との間で上記栓体
を回動操作するためのハンドルとを備え、上記栓本体に
は栓収納孔の内周面から外面まで延びる検査孔が形成さ
れ、上記栓体にはガス孔の内周面から外周面まで延びる
連通孔が形成され、上記検査孔と上記連通孔とが、上記
ハンドルを開位置に回動させたときに遮断され、かつ上
記流入口と上記流出口とのうちの一方と上記ガス孔とが
連通している範囲において上記ハンドルを開位置から閉
位置側へ向かって所定の検査角度だけ回動させると連通
するように配置された検査孔付きガス栓において、上記
栓体の外周面における上記ガス孔の開口部の周方向にお
ける幅を、上記流入口と流出口とのうちの一方の上記
収納孔の内周面における開口部の周方向における幅より
少なくとも開位置側へ向かって広くしたことを特徴とし
ている。この場合、後述する理由により、上記栓体の外
周面における上記ガス孔の開口部の幅の増大量を、上記
検査角度に対応する上記栓体の外周面における周方向の
長さのほぼ半分の大きさに等しくすることが望ましい。
また、上記栓体の外周面における上記ガス孔の開口部の
開位置側の側部に切欠きを形成することによって当該開
口部の幅を広げることができる。さらに、上記ハンドル
を開位置に回動させたときには、上記栓体の外周面にお
ける上記ガス孔の開口部の閉位置側の側部が、上記流入
口と流出口とのうちの一方の上記栓収納孔の内周面にお
ける開口部の閉位置側の側部にほぼ連続し、上記ハンド
ルを開位置から閉位置側へ上記検査角度だけ回動させた
ときには、上記栓体の外周面における上記ガス孔の開口
部の開位置側の側部が、上記流入口と流出口とのうちの
一方の上記栓収納孔の内周面における開口部の開位置側
の側部にほぼ連続するようにするのが望ましい。
【0009】
【作用】請求項1に係る発明においても、検査孔と連通
孔とが連通したガス圧測定時における流入口および流出
口とガス孔との連通面積が開時の連通面積より減少する
ものの、その減少量を、ガス孔の両端開口部の周方向の
幅を栓収納孔の内周面における流入口および流出口の各
開口部の幅より広くした分だけ小さくすることができ
る。この場合、上記ガス孔の両端開口部の幅の増大量
を、上記検査角度に対応する上記栓体の外周面における
周方向の長さのほぼ半分の大きさに等しくすると、ガス
圧測定時における流入口と流出口との連通面積を開時に
おける連通面積との差をほぼ零にし、両者をほぼ同一に
することができる。また、上記ハンドルを開位置に回動
させたときには、上記ガス孔の両端開口部の閉位置側の
側部が上記流入口および流出口の各開口部の閉位置側の
側部にほぼ連続し、上記ハンドルを開位置から閉位置側
へ上記検査角度だけ回動させたときには、上記ガス孔の
両端開口部の開位置側の側部が上記流入口および流出口
の開口部の開位置側の側部とほぼ連続するようにする
と、開時およびガス圧測定時における流入口および流出
口とガス孔との連通面積を大きくすることができる。な
お、請求項5に係る発明の作用は請求項1に係る発明と
同様であるのでその説明は省略する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1〜図1
2を参照して説明する。図1および図2は請求項1に係
る発明の第1実施例を示すものであり、符号11は栓本
体である。この栓本体11には、一端面から他端側へ向
かって延びる流入口11aと、他端面から一端側へ向か
って延びる流出口11bとが互いの軸線を一致させて形
成されている。これら流入口11aと流出口11bとの
間には、それらと軸線を直交させたテーパ孔状をなす栓
収納孔11cが形成されている。この栓収納孔11cの
内周面には、流入口11aおよび流出口11bがそれぞ
れ開口しており、栓収納孔11cの内周面における流入
口11aおよび流出口11bの各開口部の形状および寸
法は同一になっている。
【0011】栓本体11の栓収納孔11cには、栓体1
2が回動自在に挿入されている。この栓体12には、そ
の一側部外周面から他側部外周面まで一直線状に延びる
ガス孔12aが形成されている。
【0012】上記栓体12は、栓本体11の外部から操
作可能なハンドル15が連結固定されている。このハン
ドル15は、栓本体11に設けられた第1、第2の係止
部(図示せず)により、長手方向を流入口11aおよび
流出口11bとほぼ一致させた開位置(図1(A)に示
す位置)と、長手方向を流入口11aおよび流出口11
bとほぼ直交させた閉位置(図1(D)に示す位置)と
の間に回動範囲が規制されている。これによって、栓体
12の回動範囲も同範囲に規制されている。そして、ハ
ンドル15を開位置に回動させると、上記ガス孔12a
の軸線が上記流入口11aおよび流出口11bの各軸線
が一致し、流入口11aおよび流出口11bとがガス孔
12aを介して連通する一方、ハンドル15を閉位置に
回動させると、流入口11aと流出口11bとのが栓体
12によって遮断されるようになっている。
【0013】上記栓本体11には、栓収納孔11cの内
周面から外面まで延びる検査孔11dが形成されてい
る。この検査孔11dは、そこに螺合された止め栓13
によって開閉されるようになっている。なお、止め栓1
3は、柔軟な樹脂等からなる保持部材14によって栓本
体11に保持されている。一方、栓体12には、ガス孔
12aから外周面まで延びる連通孔12bが形成されて
いる。この連通孔12bは、栓体12(ハンドル15)
を所定角度だけ回動させると、検査孔11dと連通する
ようになっている。
【0014】すなわち、図1(A)、(B)に示すよう
に、ハンドル15を開位置に位置させた状態において
は、連通孔12bが検査孔11dに対して閉位置側から
開位置側へ向かう方向へ離間しており、栓収納孔11c
の内周面における検査孔11dの開口部(以下、単に検
査孔11dの開口部という。)の周方向における中心と
栓収納孔11c(栓体12)の中心とを結ぶ線と、栓体
12の外周面における連通孔12bの開口部(以下、単
に連通孔12bの開口部という。)の周方向における中
心と栓体12の中心とを結ぶ線とのなす角度は、θにな
っている。したがって、検査孔11dの開口部の周方向
における幅の栓体12の中心に対する中心角をα1
し、連通孔12bの開口部の周方向における幅の栓体1
2の中心に対する中心角をα2とすると、検査孔11d
と連通孔12bとは、ハンドル15を閉側へ回動させ
て、上記二つの線のなす角度が〔θ−(α1+α2)/
2〕になると連通し始め、上記二つの線のなす角度が
〔θ+(α1+α2)/2〕になると連通状態が終了す
る。検査孔11dと連通孔12bとの連通時に、検査孔
11dに圧力計を接続することにより、ガス圧の測定お
よび総ゲージを行うことができる。
【0015】ここで、ハンドル15(栓体12)を開位
置から所定角度だけ回動させて検査孔11dと連通孔1
2bとを連通させたとき(以下、このときの回動位置を
ガス圧測定位置という。)にガス圧を測定するものと
し、このときの回動角度を検査角度Θとすると、検査角
度Θは、上記の内容から明らかなように、 θ−(α1+α2)/2<Θ<θ+(α1+α2)/2 である。特に、この実施例においては、連通孔12bの
閉位置側の半分が検査孔11dと対向したときにガス圧
を測定するようになっており、 Θ=θ−α1/2 に設定されている。
【0016】なお、図1(C)、(G)および図1
(D)、(H)に示すように、ハンドル15を閉位置の
直前または閉位置に回動させると、検査孔11dが連通
孔12bおよびガス孔12aを介して流出口11bと連
通し、これによって片ゲージを行うことができるように
なっている。勿論、ハンドル15を開位置から閉位置と
逆側へ向かってほぼ90°回動させることができるよう
にすれば、検査孔11dを連通孔12bおよびガス孔1
2aを介して流入口11aと連通させるようにすること
ができる。
【0017】図1(E)から明らかなように、上記ガス
孔12aは一様な断面形状を有しており、その開口部の
栓体12の周方向における幅は、栓収納孔11cの内周
面における流入口11aおよび流出口11bの開口部の
幅より広くなっている。これにより、ハンドル15を開
位置に回動させたときには、ガス孔12aの両端開口部
の閉位置から開位置へ向かう側(以下、開位置側とい
い、反対側を閉位置側という。)の側部が、栓収納孔1
1cの内周面における流入口11aおよび流出口11b
の開口部の開位置側の側部より開位置側に位置するよう
になっている。
【0018】上記のガス栓においては、ガス孔12a周
方向における幅が流入口11aおよび流出口11bの周
方向における幅より広くなっており、開時にはガス孔1
2aの開位置側の側部が流入口11aおよび流出口11
bの開位置側の側部より開位置側に位置している。した
がって、ガス圧の測定のためにハンドル15を開位置か
らガス圧測定位置まで回動させた場合、回動当初は連通
面積が減少することがなく、その分だけガス圧測定時に
おける連通面積の減少量を小さくすることができる。連
通面積の減少量が小さいので、ガス圧測定時に流通抵抗
が増大するの防止することができ、これによって測定し
た調整圧と実際の使用時の調整圧との差を小さくするこ
とができる。
【0019】次に、請求項1に係る発明の他の実施例に
ついて説明する。なお、上記実施例と同様な部分には同
一符号を付してその説明を省略する。
【0020】図3(A),(B)は、請求項1に係る発
明の第2実施例を示すものであり、それぞれ図1
(E),(F)と同様の図である。この実施例において
は、ハンドル15(栓体12)をガス圧測定位置に回動
させたとき、ガス孔12aの両端開口部の開位置側の各
側部が流入口11aおよび流出口11bの開位置側の各
側部にほぼ連続するように、ガス孔12aの周方向の幅
を設定したものである。この実施例によれば、ガス圧測
定時の連通面積が開時における連通面積とほぼ同一にな
る。したがって、測定時と実際の使用時とでガス圧をほ
ぼ同一にすることができる。
【0021】図4(A),(B)は、請求項1に係る発
明の第3実施例を示すものであり、それぞれ図1
(E),(F)と同様の図である。この実施例は、ガス
孔12aの幅を広くするのみならず、ハンドル15を開
位置に回動させたとき、ガス孔12aが流入口11aお
よび流出口11bに対して開位置側にずれるように配置
するようにしたものであり、栓体12をガス圧測定位置
に回動させたとき、ガス孔12aの両端開口部の開位置
側の各側部が流入口11aおよび流出口11bの開位置
側の各側部にほぼ連続するようになっている。したがっ
て、この実施例においては、測定時のガス圧と実際の使
用時のガス圧とをほぼ同一にすることができる。
【0022】図5(A),(B)は、請求項1に係る発
明の第4実施例を示すものであり、それぞれ図1
(E),(F)と同様の図である。この実施例において
は、ガス孔12aの両端開口部のうちの開位置側の側部
に切欠き12c,12cがそれぞれ形成されている。こ
の場合、元々のガス孔12aの幅は栓収納孔11cの内
周面における流入口11aおよび流出口11bの各開口
部の幅と同一になっているが、切欠き12cを形成する
ことによってガス孔12aの開口部の幅が開位置側へ広
げられている。しかも、ハンドル15をガス圧測定位置
に回動させたとき、切欠き12c,12cの底部が流入
口11aおよび流出口11bの開位置側の側部とほぼ接
するようになっている。
【0023】図6(A),(B)は、請求項1に係る発
明の第5実施例を示すものであり、それぞれ図1
(E),(F)と同様の図である。この実施例において
は、ガス孔12aの両端開口部の両側部に切欠き12c
を形成することにより、ガス孔12aの開口部における
幅が栓収納孔11cの内周面における流入口11aおよ
び流出口11bの開口部の幅より広くなされている。し
かも、ハンドル15を開位置に回動させたときには、ガ
ス孔12aが流入口11aおよび流出口11bに対して
開位置側へずれるように配置されている。そして、これ
らにより、ハンドル15を開位置に回動させたときに
は、閉位置側の切欠き12c,12cの各底部が流入口
11aおよび流出口11bの閉位置側の側部にほぼ連続
し、ハンドル15をガス圧測定位置に回動させたときに
は、開位置側の切欠き12c,12cの各底部が流入口
11aおよび流出口11bの開位置側の側部にほぼ連続
するようになっている。
【0024】図7(A),(B)は、請求項1に係る発
明の第6実施例を示すものであり、それぞれ図1
(E),(F)と同様の図である。この実施例において
は、ハンドル15を開位置に回動させたときには、閉位
置側の切欠き12c,12cの各底部が流入口11aお
よび流出口11bの閉位置側の側部にほぼ接し、ハンド
ル15をガス圧測定位置に回動させたときには、開位置
側の切欠き12c,12cの各底部が流入口11aおよ
び流出口11bの開位置側の側部にほぼ接するようにな
っている。
【0025】図8(A),(B)は、請求項1に係る発
明の第7実施例を示すものであり、ぞれぞれ図1
(E),(F)と同様の図である。この実施例において
は、栓収納孔11cにゴム等のシール性に富んだ材料か
らなる保持部材16が挿入固定されている。この保持部
材16には、栓収納孔11cと同芯のテーパ孔16aが
形成されており、このテーパ孔16aに栓体12が回動
自在に収納されている。したがって、この実施例におい
ては、テーパ孔16aが実質的な栓収納孔になってい
る。
【0026】また、保持部材16aには、流入口11
a、流出口11b、検査孔11dとそれぞれ連通した貫
通孔16b,16c,16dが形成されており、貫通孔
16b,16c,16dがそれぞれ実質的な流入口、流
出口、検査孔になっている。したがって、各貫通孔16
b,16c,16dに対してガス孔12a、連通孔12
bが上記の実施例と同様な関係を有している。
【0027】なお、この実施例においては、貫通孔16
bが流入口11aより幅広に形成され、貫通孔16cが
流出口11bより幅広に、かつ開位置側へずらして形成
さ、貫通孔16dが検査孔11dに対して閉位置側へず
らして形成されているが、各貫通孔16b〜16dを流
入口11a、流出口11b、検査孔11dと同一形状、
同一位置に形成してもよいことは勿論である。また、連
通孔12bをガス孔12aと斜交させているが、上記実
施例と同様にガス孔12aに対して直交させるようにし
てもよい。さらに、ガス栓12を保持部材16を介して
栓収納孔11cに回動自在に収納する点については、前
述した第1〜第5実施例に適用してもよい。
【0028】図9は請求項2に係る発明の第1実施例を
を示すものであり、図9(A)はその平面図、図9
(B)はその縦断面、図9(C)〜(F)は図9(B)
のX−X断面図であって、図9(C)はハンドル15を
開位置に位置させた状態を示す図、図9(D)はハンド
ル15をガス圧測定位置に回動させた状態を示す図、図
9(E)はハンドル15を閉位置の直前まで回動させた
状態を示す図、図9(F)はハンドル15を閉位置まで
回動させた状態を示す図である。
【0029】図9(B)に示すように、流入口11aは
栓収納孔11cの内周面に開口しており、流出口11b
は栓収納孔11cの底面に開口している。また、ガス孔
12aの一端は栓体12の端面に開口して流出口11b
と常時連通しており、流出口11bとの連通状態はハン
ドル15の回動位置に拘わらず不変である。また、ガス
孔12aの他端は、栓体12の外周面に開口しており、
ハンドル15の回動位置に応じて流入口11aに対して
連通・遮断されるようになっている。なお、栓収納孔1
1cの内周面における流入口11aの開口部と栓体12
の外周面におけるガス孔12aの開口部とは、同一形
状、同一大きさに形成され、栓収納孔11cの底面にお
ける流出口11bの開口部と栓体12の端面におけるガ
ス孔12aの開口部とは、同芯、同一形状、同一大きさ
に形成されている。
【0030】ここで、栓収納孔11cの内周面における
流入口11aの開口部の幅は、栓体12の外周面におけ
るガス孔12aの開口部の幅より広くなっている。した
がって、この実施例いおいても、請求項1に係る上記実
施例と同ようの効果が得られる。また、この実施例にお
いては、図3に示す実施例の流入口11aとガス孔12
aとの関係と同様に、ハンドル15をガス圧測定位置に
回動させたときには、図9(D)に示すように、ガス孔
12aの開位置側の側部が流入口11aの開位置側の側
部とほぼ接するようになっている。
【0031】なお、栓収納孔11cの内周面には、検査
孔11dから閉位置側へ向かって延びる溝11eが形成
されており、ハンドル15を閉位置の直前まで回動させ
ると、流出口11aとガス孔12aとが遮断される一
方、検査孔11dが溝11e、連通孔12bおよびガス
孔12aを介して流出口11bと連通し、これによって
片ゲージを行うことができるようになっている。ただ
し、図9(F)に示すように、ハンドル15を閉位置ま
で回動させると、連通孔12bが溝11eに対して閉位
置側へ離間するので、閉状態においては片ゲージを行う
ことができなくなっている。
【0032】また、図10(A)〜(D)は、請求項2
に係る発明の第2実施例を示すものであり、それぞれ
(C)〜(F)と同様の図である。この実施例におい
ては、栓収納孔11cにゴム等からなる保持部材17が
挿入固定されている。この保持部材17には、栓収納孔
11cと同芯のテーパ孔17aが形成されており、この
テーパ孔17aに栓体12が回動自在に収納されてい
る。したがって、このテーパ孔17aが実質的な栓収納
孔になっている。また、保持部材17の周壁部には、流
入口11aと連通した貫通孔17bが形成され、底部に
は流出口11bと同芯かつ同大で流出口11bと連通し
た貫通孔17cが形成されている。さらに、保持部材1
7の周壁部には、一端部が検査孔11dに連通し、他端
部が検査孔11d側から閉位置側へ向かって延びる貫通
孔17dが形成されている。
【0033】ここで、貫通孔17bとガス孔12aとの
関係は、図1に示す実施例の流入口11a(流出口11
b)とガス孔12aとの関係と同様になっている。した
がって、この実施例においても上記各実施例と同様の効
果が得られる。また、貫通孔17dと連通孔12bとの
関係は、図9に示す実施例の溝11eと連通孔12bと
の関係と同様になっている。したがって、この実施例に
おいても、ハンドル15を閉位置直前まで回動させるこ
とにより、片ゲージを行うことができる。
【0034】図11(A)〜(D)は、請求項2に係る
発明の第3実施例を示すものであり、それぞれ図9
(C)〜(F)と同様の図である。この実施例において
は、図9に示した実施例とは逆に、流入口11aが栓収
納孔11cの底面に開口し、流出口11bが栓収納孔1
1cの内周面に開口しており、流出口11bとガス孔1
2aとがハンドル15の回動位置に応じて連通・遮断す
るようになっている。勿論、流出口11bとガス孔12
aとの関係は、図9に示す実施例の流入口11aとガス
孔12aとの関係と同様になっている。
【0035】また、栓体2の外周面には、連通孔12b
に対して栓対12の軸線方向に離間した周方向に延びる
溝12eが形成されており、図11(C)に示すよう
に、ハンドル15を閉位置の直前まで回動させると、検
査孔11dが溝12eを介して流出口11bと連通し、
これによって片ゲージを行うことができるようになって
いる。なお、図11(D)に示すように、ハンドル15
を閉位置まで回動させると、溝12eが検査孔11dに
対して離間する結果、片ゲージを行うことができなくな
る。
【0036】図12(A)〜(D)は請求項2に係る発
明の第4実施例を示すものであり、それぞれ図9(C)
〜(F)と同様の図である。この実施例は、図11に示
す実施例の変形例であり、栓収納孔11cにゴム等から
なる保持部材18が挿入固定されている。この保持部材
18には、栓収納孔11cと同芯のテーパ孔18aが形
成されており、このテーパ孔18aに栓体12が回動自
在に収納されている。したがって、この実施例において
は、テーパ孔18aが実質的な栓収納孔になっている。
【0037】また、保持部材18の底部には、流入口1
1aと同芯、同形状か同大の貫通孔18bが形成され、
保持部材18の周壁部には流出口11bと同形、同大の
貫通孔18cが全体を流出口11bと対向させて形成さ
れている。貫通孔18cとガス孔12aとの関係は、図
10に示す実施例の流入孔11aとガス孔12aとの関
係と同様になっている。また、保持部材18の周壁部に
は、検査孔11dと連通した貫通孔18dが形成されて
おり、ハンドル15を閉位置の直前に回動させると、検
査孔11dが貫通孔18dおよび溝12eを介して流出
口11bに連通するようになっている。
【0038】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、適宜変更可能である。例えば、請求項
2に係る実施例においても、請求項1に係る実施例と同
様に、栓体12の外周面におけるガス孔の両端開口部の
開位置側と閉位置側との両者または前者に切欠きを形成
してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または5
に係る発明によれば、ガス孔の開口部の幅を流入孔およ
び/または流出孔の開口部の幅より開位置側へ広くして
いるから、流入口および/または流出口とガス孔との連
通面積のガス圧測定時における減少量を小さくすること
ができる。したがって、プロパンガスの調整圧の測定の
ように、ガスが流れている状態でガス圧を測定する場合
においても、測定時のガス圧とハンドルを開位置に位置
させた実際の使用時のガス圧との差を小さくすることが
できる。この場合、ガス孔の開口部の幅の増大量を検査
角度に対応する長さの半分にすることにより、流入口お
よび/または流出口とガス孔との連通面積を実際の使用
時とガス圧の測定時とでほぼ同一にすることができる。
したがって、測定時のガス圧と実際の使用時のガス圧と
をほぼ同一にすることができる。また、ハンドルを開位
置に回動させたときには、ガス孔の開口部の閉位置側の
側部が栓収納孔の内周面に開口する流入口および/また
は流出口の閉位置側の側部に連続し、ハンドルをガス圧
測定位置に回動させたときには、ガス孔の開口部の開位
置側の側部が栓収納孔の内周面に開口する流入口および
/または流出口の開位置側の側部に連続するようにする
ことにより、開時およびガス圧測定時における流入口お
よび/または流出口とガス孔との連通面積を広くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の第1実施例を示すもの
で、図1(A)〜図1(D)はその平面図であって、ハ
ンドルを開位置、ガス圧測定位置、閉位置の直前、閉位
置に回動させたときの状態をそれぞれ示し、図1(E)
〜図1(H)はそれぞれ図2(B)の一部省略X−X断
面図であって、図1(A)〜(D)に示す状態に対応し
た図である。
【図2】同実施例を示す図であって、図2(A)はその
平面図、図2(B)はその右側面図、図2(C)は図2
(A)のC−C断面図である。
【図3】請求項1に係る発明の第2実施例を示すもの
で、図3(A),(B)はそれぞれ図1(E),(F)
と同様の図である。
【図4】請求項1に係る発明の第3実施例を示すもの
で、図4(A),(B)はそれぞれ図1(E),(F)
と同様の図である。
【図5】請求項1に係る発明の第4実施例を示すもの
で、図5(A),(B)はそれぞれ図1(E),(F)
と同様の図である。
【図6】請求項1に係る発明の第5実施例を示すもの
で、図6(A),(B)はそれぞれ図1(E),(F)
と同様の図である。
【図7】請求項1に係る発明の第6実施例を示すもの
で、図7(A),(B)はそれぞれ図1(E),(F)
と同様の図である。
【図8】請求項1に係る発明の第7実施例を示すもの
で、図8(A),(B)はそれぞれ図1(E),(F)
と同様の図である。
【図9】請求項2に係る発明の第1実施例を示すもの
で、図9(A)はその平面図、図9(B)はその縦断面
図、図8(C)〜(E)は図9(B)のX−X断面図で
あって、それぞれ図1(E)〜(H)と同様の図であ
る。
【図10】請求項2に係る発明の第2実施例を示すもの
で、図10(A)〜(D)はそれぞれ図1(E)〜
(H)と同様の図である。
【図11】請求項2に係る発明の第3実施例を示すもの
で、図11(A)〜(D)はそれぞれ図1(E)〜
(H)と同様の図である。
【図12】請求項2に係る発明の第4実施例を示すもの
で、図12(A)〜(D)はそれぞれ図1(E)〜
(H)と同様の図である。
【図13】従来の検査孔付きガス栓の一例を示す平断面
図である。
【図14】従来の検査孔付きガス栓の他の例を示す平断
面図である。
【符号の説明】
11 栓本体 11a 流入口 11b 流出口 11c 栓挿入孔 12 栓体 12a ガス孔 12b 連通孔 12c 切欠き 15 ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 亮一 新潟県上越市北本町3ー1ー8 光陽産 業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−118463(JP,U) 実開 昭53−135646(JP,U) 実開 平5−87373(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 5/00 - 5/22 F16K 27/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口、流出口およびこれら流入口と流
    出口とが内周面にそれぞれ開口する栓収納孔を有する栓
    本体と、この栓本体の栓収納孔に回動自在に収納され、
    内部に両端部が外周面に開口するガス孔が形成された栓
    体と、この栓体のガス孔の各開口部が、それぞれ上記栓
    収納孔の内周面における流入口および流出口の各開口部
    と連通する開位置と、流入口および流出口の各開口部に
    対して周方向に離間して遮断された閉位置との間で上記
    栓体を回動操作するためのハンドルとを備え、上記栓本
    体には栓収納孔の内周面から外面まで延びる検査孔が形
    成され、上記栓体にはガス孔の内周面から外周面まで延
    びる連通孔が形成され、上記検査孔と上記連通孔とが
    上記ハンドルを開位置に回動させたときに遮断され、か
    つ上記流入口および上記流出口と上記ガス孔とが連通し
    ている範囲において上記ハンドルを開位置から閉位置側
    へ向かって所定の検査角度だけ回動させると連通するよ
    うに配置された検査孔付きガス栓において、上記栓体の
    外周面における上記ガス孔の各開口部の上記栓体の周方
    向における幅を、上記流入口と流出口との上記栓収納孔
    の内周面における各開口部の周方向における幅より少な
    くとも閉位置側から開位置側へ向かって広くしたことを
    特徴とする検査孔付きガス栓。
  2. 【請求項2】 上記ガス孔の両端開口部の幅の増大量
    が、上記検査角度に対応する上記栓体の外周面における
    周方向の長さのほぼ半分の大きさに等しいことを特徴と
    する請求項1に記載の検査孔付きガス栓。
  3. 【請求項3】 上記ガス孔の両端開口部の開位置側の側
    部に切欠きを形成することによって上記ガス孔の両端開
    口部の幅を広げたことを特徴とする請求項1またはに記
    載の検査孔付きガス栓。
  4. 【請求項4】 上記ハンドルを開位置に回動させたとき
    には、上記ガス孔の両端開口部の閉位置側の側部が上記
    流入口および流出口の各開口部の閉位置側の側部にほぼ
    連続し、上記ハンドルを開位置から閉位置側へ上記検査
    角度だけ回動させたときには、上記ガス孔の両端開口部
    の開位置側の側部が上記流入口および流出口の開口部の
    開位置側の側部とほぼ連続することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の検査孔付きガス栓。
  5. 【請求項5】 流入口、流出口およびこれら流入口と流
    出口とのうちの一方が内周面に開口し、他方が軸線方向
    の一端部に開口する栓収納孔を有する栓本体と、この
    本体の栓収納孔に回動自在に収納され、内部に一端部が
    軸線方向の一端面に開口して上記流入口と流出口とのう
    ちの他方に常時連通し、他端部が外周面に開口するガス
    孔が形成された栓体と、この栓体の外周面におけるガス
    の開口部が、上記流入口と流出口とのうちの上記栓収
    納孔の内周面に開口する一方と連通する開位置と、当該
    一方に対して周方向に離間して遮断される閉位置との間
    で上記栓体を回動操作するためのハンドルとを備え、上
    記栓本体には栓収納孔の内周面から外面まで延びる検査
    孔が形成され、上記栓体にはガス孔の内周面から外周面
    まで延びる連通孔が形成され、上記検査孔と上記連通孔
    とが、上記ハンドルを開位置に回動させたときに遮断さ
    れ、かつ上記流入口と上記流出口とのうちの一方と上記
    ガス孔とが連通している範囲において上記ハンドルを開
    位置から閉位置側へ向かって所定の検査角度だけ回動さ
    せると連通するように配置された検査孔付きガス栓にお
    いて、上記栓体の外周面における上記ガス孔の開口部の
    周方向における幅を、上記流入口と流出口とのうちの一
    方の上記栓収納孔の内周面における開口部の周方向にお
    ける幅より少なくとも開位置側へ向かって広くしたこと
    を特徴とする検査孔付きガス栓。
  6. 【請求項6】 上記栓体の外周面における上記ガス孔の
    開口部の幅の増大量が、上記検査角度に対応する上記栓
    体の外周面における周方向の長さのほぼ半分の大きさに
    等しいことを特徴とする請求項5に記載の検査孔付きガ
    ス栓。
  7. 【請求項7】 上記栓体の外周面における上記ガス孔の
    開口部の開位置側の側部に切欠きを形成することによっ
    て当該開口部の幅を広げたことを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の検査孔付きガス栓。
  8. 【請求項8】 上記ハンドルを開位置に回動させたとき
    には、上記栓体の外周面における上記ガス孔の開口部の
    閉位置側の側部が、上記流入口と流出口とのうちの一方
    の上記栓収納孔の内周面における開口部の閉位置側の側
    部にほぼ連続し、上記ハンドルを開位置から閉位置側へ
    上記検査角度だけ回動させたときには、上記栓体の外周
    面における上記ガス孔の開口部の開位置側の側部が、上
    記流入口と流出口とのうちの一方の上記栓収納孔の内周
    面における開口部の開位置側の側部にほぼ連続すること
    を特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の検査孔付
    きガス栓。
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