JP3389681B2 - 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

半導体封止用エポキシ樹脂組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形の際の金型離型性
に優れると共に、この優れた金型離型性が長期に亘って
持続する半導体封止用エポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体をエポキシ樹脂で封止する
ことが一般的になってきているが、最近の半導体パッケ
ージの薄型化に伴い種々の問題が発生している。例え
ば、プリント基板に実装する前にパッケージが吸湿して
いた場合、高温の半田槽に浸漬させると、パッケージ中
で水蒸気爆発が起こり、封止樹脂にクラックが生じると
いう問題が指摘されている。
【0003】この問題の対策として、ビフェニル系のエ
ポキシ樹脂を用い、かつフィラーの充填量を増やすこと
で吸湿量を減らし、パッケージクラックを防止すること
が提案されているが、この組成物は従来のノボラック系
のエポキシ樹脂とは異なり、金型からの離型性が悪いと
いう問題があり、生産性を維持するためポリエチレン系
の離型剤を使用しなければならず、このポリエチレン系
の離型剤は、長時間成形した後、金型清掃をせず、その
ままで一時間程度放置した後、成形を再開すると、離型
性が極端に低下して本来の離型性が発現せず、離型性の
経時安定性が悪いという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、金型離型性に優れ、かつこの優れた離型性が長期間
持続し、半導体封止用等として好適なエポキシ樹脂組成
物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、エポキ
シ樹脂の離型剤として一分子中にフッ素原子と―CON
H―基を有する化合物、具体的には下記一般式(1)又
は(2)で示される化合物が極めて有用で、従来よりエ
ポキシ樹脂組成物の離型剤として用いられているポリエ
チレンワックスのようなポリエチレン系の離型剤は、長
時間成形した後、一時間程度放置すると金型の熱で酸化
し、その後成形を再開したときに離型剤の離型性が失わ
れてしまうものであるが、上記フッ素原子及びCONH
基含有離型剤は、耐熱性に優れる上、内部に芳香環を有
するものはエポキシ樹脂、特にビフェニル型エポキシ樹
脂との相溶性がよく、このため耐湿性に優れる反面、離
型性が悪いビフェニル型エポキシ樹脂に対して有効であ
り、このフッ素原子及びCONH基含有離型剤を特定量
配合したエポキシ樹脂組成物は、金型離型性が良好であ
り、かつ長期間この離型性が持続し、半導体封止用とし
て好適であることを見い出し、本発明をなすに至ったも
のである。
【0006】 Rf―CONH―R1 …(1) Rf―CONH―R2―NHCO―Rf …(2) (但し、式中Rfはフッ素原子を3個以上有し、かつ炭
素原子が5個以上である有機基、R1は炭素数が2個以
上の一価の有機基、R2は炭素数が2個以上の2価の有
機基である。)
【0007】従って、本発明は、エポキシ樹脂及びフェ
ノール樹脂を含有し、金型にて成形を行う半導体封止用
エポキシ樹脂組成物において、離型剤として一分子中に
フッ素原子と−CONH−基を有する化合物をエポキシ
樹脂とフェノール樹脂との合計100重量部に対して
0.05〜5重量部配合したことを特徴とする半導体封
止用エポキシ樹脂組成物を提供する。
【0008】以下、本発明について更に詳しく説明する
と、本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、上述
したように(A)エポキシ樹脂及び(B)フェノール樹
脂を含有するエポキシ樹脂組成物において、(C)上記
フッ素原子及びCONH基含有離型剤を配合したもので
ある。
【0009】ここで、本発明のエポキシ樹脂組成物に使
用できる(A)成分のエポキシ樹脂としては、一分子中
に少なくとも2個のエポキシ基を有するものであればい
ずれのものも使用可能である。このようなエポキシ樹脂
として例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラ
ック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジル
型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレ
ン環含有エポキシ樹脂、シクロペンタジエン含有エポキ
シ樹脂などを挙げることができ、特に本発明においては
ビフェニル型エポキシ樹脂が有効に用いられる。本発明
において、エポキシ樹脂の物性は、軟化点が50〜10
0℃、エポキシ当量が100〜400を有するものが好
ましい。なお、難燃化のためにブロム化エポキシ樹脂を
配合することができる。
【0010】また、(B)成分のフェノール樹脂は、
(A)成分のエポキシ樹脂の硬化剤として作用するもの
で、例えばフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボ
ラック樹脂、トリフェノールメタン、フェノールアラル
キル樹脂、ナフタレン環含有フェノール樹脂、シクロペ
ンタジエン含有フェノール樹脂などのフェノール性水酸
基を2個以上有するものを挙げることができる。本発明
において、フェノール樹脂の物性は、軟化点が60〜1
20℃、水酸基当量としては90〜150のものが好ま
しい。
【0011】フェノール樹脂の配合量は、エポキシ樹脂
のエポキシ基とフェノール樹脂のフェノール性水酸基の
当量比が0.5〜2の範囲であればよく、特に制限され
ないが、通常エポキシ樹脂100部(重量部、以下同
様)に対して30〜100部、好ましくは40〜70部
の範囲がよい。配合量が30部より少ないと十分な強度
が得られず、一方100部を超えると未反応のフェノー
ル樹脂が残って耐湿性を低下させる場合がある。
【0012】本発明の重要成分の(C)成分の離型剤
は、上述したように一分子中にフッ素原子と―CONH
―基を有する化合物であり、具体的には下記一般式
(1)、(2)で示される化合物を挙げることができ、
これらの化合物から選ばれるものの1種を単独で又は2
種以上を併用して使用することができる。
【0013】 Rf―CONH―R1 …(1) Rf―CONH―R2―NHCO―Rf …(2) (但し、式中Rfはフッ素原子を3個以上有し、かつ炭
素原子が5個以上である一価の有機基、R1は炭素数が
2個以上の一価の有機基、R2は炭素数が2個以上の2
価の有機基である。) ここで、Rfとしては、下記一般式で示されるものを挙
げることができる。
【0014】
【化1】
【0015】また、R1としては、炭素数2以上、好ま
しくは5〜30、より好ましくは10〜25のアルキル
基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基などやこ
れらの炭素結合水素原子の一部又は全部をハロゲン原子
で置換したトリフルオロプロピル基等の非置換又は置換
一価炭化水素基を挙げることができる。
【0016】更に、R2としては、炭素数2以上、好ま
しくは3〜20、より好ましくは4〜15のアルキレン
基、アルケニレン基、アリーレン基や2個のアリーレン
基が炭素数1〜6、特に1〜3のアルキレン基を介して
結合した基、これらの基の炭素原子結合水素原子の一部
又は全部をハロゲン原子で置換した基などが挙げられ
る。
【0017】具体的には、上記式(1)又は(2)の化
合物として下記のものを挙げることができる。
【0018】
【化2】
【0019】この離型剤の配合量は、(A)成分のエポ
キシ樹脂と(B)成分のフェノール樹脂との合計100
部に対し、0.05〜5部、好ましくは0.2〜2部の
範囲とすることがよい。配合量が0.05部より少ない
と十分な離型性が付与できず、一方5部を超えて配合す
るとエポキシ樹脂組成物の接着性が低下し、信頼性の高
い半導体装置を得ることができない。
【0020】本発明のエポキシ樹脂は、離型剤として上
記フッ素原子及びCONH基含有離型剤のみでも十分優
れた離型効果があるが、他の離型剤と併用することも有
効である。このような離型剤としては、例えばカルナバ
ワックス、モンタンワックス等の天然ワックス、ワック
スE、OPワックス、ポリエチレン系ワックスなどの合
成ワックス、ステアリン酸カルシウム等を挙げることが
でき、これらは(C)成分のフッ素原子及びCONH基
含有離型剤の離型剤全体に対する割合が10〜100重
量%の範囲となるように配合することができる。(C)
成分の配合量の割合が10重量%より少なくなるとエポ
キシ樹脂組成物に対して十分な耐熱性を付与できない場
合がある。
【0021】なお、(C)成分のフッ素原子及びCON
H基含有離型剤と他の離型剤とを併用する場合、予めこ
れらの離型剤を溶融混合した後、これをエポキシ樹脂に
配合することが望ましく、これによりエポキシ樹脂に均
一に分散させることができる。
【0022】本発明のエポキシ樹脂組成物は、上記
(A)〜(C)成分を必須成分とするものであるが、こ
のほか(D)無機質充填剤、(E)硬化触媒を配合する
ことができる。
【0023】(D)成分の無機質充填剤は、特にエポキ
シ樹脂組成物を半導体封止材として用いる場合、封止材
の膨張係数を小さくし、半導体素子に加わる応力を低下
させるための成分であり、具体的には溶融シリカ、結晶
性シリカ等を好適に使用することができるほか、アルミ
ナ、窒化ケイ素、窒化アルミニウム等も使用可能であ
る。形状としては破砕状、球状いずれでもよいが、硬化
物の低膨張化と成形性を両立させるためには、球状と破
砕品のブレンド、あるいは球状品のみが好ましい。ま
た、予めシランカップリン剤で表面処理したものが推奨
される。無機質充填剤の平均粒径は、5〜20μmのも
のが好ましい。
【0024】無機質充填剤の配合量は、上記(A)、
(B)成分の合計量100部に対して200〜1200
部の範囲がよい。配合量が200部より少ないと膨張係
数が大きくなって半導体素子に加わる応力が増大し、素
子特性の劣化を招き、また、1200部より多く配合す
ると成形時の粘度が高くなり成形性が悪くなる場合があ
る。
【0025】(E)成分の硬化触媒としては、イミダゾ
ール及びその誘導体、ホスフィン誘導体、シクロアミジ
ン誘導体などが代表例として挙げられる。硬化触媒の配
合量は、エポキシ樹脂100部に対し0.001〜5
部、好ましくは0.1〜2部の範囲がよい。配合量が
0.001部未満では短時間で硬化させることができ
ず、5部を超えると硬化速度が速すぎて良好な成形品が
得られない場合がある。
【0026】本発明のエポキシ樹脂組成物には上記
(A)〜(E)成分のほか、更にシリコーン系の可撓性
付与剤(低応力可剤)を添加することができる。例え
ば、シリコーンゴムパウダー、シリコーンゲル、有機樹
脂とシリコーンポリマーとのブロックポリマー等を使用
することができる。また、二液タイプのシリコーンゴム
やシリコーンゲルで上記無機質充填剤表面を処理しても
よい。この可撓性付与剤の配合量は、組成物全体に対し
て0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%の範囲
がよい。配合量が0.5重量%未満では十分な耐衝撃性
を与えることができない場合があり、10%を超えると
機械的強度が不十分となる場合がある。
【0027】また、本発明のエポキシ樹脂組成物には、
その他必要に応じシランカップリング剤、酸化アンチモ
ン、リン化合物等を配合してもよい。
【0028】本発明のエポキシ樹脂組成物は、上記した
成分を加熱ロール、ニーダー、連続押し出し機による溶
融混練などで製造することができる。
【0029】また、本発明のエポキシ樹脂組成物は、ト
ランスファー成形や圧縮成形等の公知の成形法を採用し
て、通常の成形条件で成形し得、この場合金型も通常の
金型を用いることができるが、本発明のエポキシ樹脂組
成物は金型離型性及びその長期安定性に優れているた
め、連続成形が容易であると共に、連続成形後、金型の
清掃を行わずに放置し、そのまま再度の連続成形が可能
であり、従って、金型清掃を頻繁に行う手間が省けるも
のである。
【0030】本発明のエポキシ樹脂組成物は、特に表面
実装タイプの薄型パッケージ(QFP,TQFP,SO
J,SOP,TSOP)等の半導体を封止する封止材と
して有効に使用することができる。なお、このような半
導体封止等において、本発明のエポキシ樹脂組成物は、
通常150〜190℃で45〜120秒で硬化でき、十
分に硬化させるため150〜190℃で2〜8時間ポス
トキュアすることで信頼度の高いパッケージを得ること
ができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のエポキシ樹脂組成物は、金型離
型性に優れ、かつこの離型性が長期間持続し、半導体封
止用等として好適である。
【0032】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0033】[実施例1〜5、比較例1、2]ビフェニ
ル型エポキシ樹脂(YX400H、油化シェル製)、フ
ェノール樹脂(MYLEX、三井東圧製)、ブロム化エ
ポキシ樹脂(PATOX C、日本精鉱製)、シランカ
ップリング剤(KBM403、信越化学製)、硬化触媒
(TPP、北興化学製)、カルナバワックス、ポリエチ
レンワックス、ステアリン酸アミド、カーボンブラッ
ク、及び下記に示したフッ素原子及びCONH基含有離
型剤を表1に示した配合量で配合し、高速撹拌装置で均
一になるまで混合した後、90〜100℃に加熱された
二本ロールで混練し、エポキシ樹脂組成物を得た。
【0034】得られたエポキシ樹脂組成物について下記
(イ)〜(ヘ)の試験を行った。結果を表1に併記す
る。 (イ)スパイラルフロー EMMI規格に準じた金型を使用して、175℃、70
kg/cm2の条件で測定した。 (ロ)機械的強度(曲げ強度、曲げ弾性率) JIS K6911に準じて175℃、70kg/cm
2、成形時間2分の条件で10×100×4mmの抗折
棒を成形し、180℃で4時間ポストキュアしたもので
測定した。 (ハ)ガラス転移温度、膨張係数 175℃、70kg/cm2、成形時間2分の条件で4
×4×15mmの試験片を成形し、180℃で4時間ポ
ストキュアーしたものを用い、ディラトメーターにより
毎分5℃で昇温させることにより測定した。 (ニ)吸湿後の半田クラック性及び耐湿性 175℃、70kg/cm2、成形時間2分の条件でア
ルミニウム配線腐食測定用の耐湿性試験用半導体装置を
厚さ3.2mmのフラットパッケージに封止し、180
℃で4時間ポストキュアーした。このパッケージ20個
を85℃/85%RHの雰囲気中72時間放置して吸湿
処理を行った後、これを260℃の半田浴に10秒浸漬
した。この時に発生するパッケージのクラック発生数を
確認した後、良品のみを120℃の飽和水蒸気中に所定
時間放置し、不良発生数を調べた。 (ホ)接着性 42アロイ板に直径15mm、高さ5mmの円筒成形品
を175℃、70kg/cm2、成形時間2分の条件で
成形し、180℃で4時間ポストキュアーした後、プッ
シュプルゲージで成形物と42アロイ板の剥離力を測定
した。 (ヘ)金型離型性 4MDRAMのTSOP(thin small outline packag
e)成形用金型を用い、175℃/70kg/cm2の成
形条件で各々の組成物を100ショット連続で成形した
後、175℃の温度で2時間、4時間、8時間、12時
間、24時間金型を放置し成形した際の金型離型性を調
べた。
【0035】なお、実施例、比較例で用いたフッ素原子
含有離型剤を下記に示す。
【0036】
【化3】
【0037】
【表1】 *比較例1は離型性が悪くサンプルを製造できなかっ
た。
【0038】表1の結果より、本発明の半導体封止用エ
ポキシ樹脂組成物は、初期の金型離型性に優れると共
に、24時間放置後においても金型離型性が悪くなら
ず、金型離型性の経時安定性に優れ、しかも曲げ強さ等
の物性が良好で、半導体を封止した場合クラックなどの
発生がないことが認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸一 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (56)参考文献 特開 平2−88635(JP,A) 特開 昭58−74743(JP,A) 特開 平6−207082(JP,A) 特開 平5−105802(JP,A) 特開 平5−230339(JP,A) 特開 平3−157449(JP,A) 特開 昭60−49023(JP,A) 特開 平6−1920(JP,A) 特開 平5−262961(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 63/00 - 63/10 C08G 59/62 C08K 5/20 H01L 23/29

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂及びフェノール樹脂を含有
    し、金型にて成形を行う半導体封止用エポキシ樹脂組成
    物において、離型剤として一分子中にフッ素原子と−C
    ONH−基を有する化合物をエポキシ樹脂とフェノール
    樹脂との合計100重量部に対して0.05〜5重量部
    配合したことを特徴とする半導体封止用エポキシ樹脂組
    成物。
  2. 【請求項2】 一分子中にフッ素原子と−CONH−基
    を有する化合物が下記一般式(1)及び(2)から選ば
    れるものである請求項1記載の半導体封止用エポキシ樹
    脂組成物。 Rf−CONH−R1 …(1) Rf−CONH−R2−NHCO−Rf …(2) (但し、式中Rfはフッ素原子を3個以上有し、かつ炭
    素原子が5個以上である一価の有機基、R1は炭素数が
    2個以上の一価の有機基、R2は炭素数が2個以上の2
    価の有機基である。)
  3. 【請求項3】 R1が炭素数10〜25のアルキル基又
    はアルケニル基であり、R2が炭素数4〜15のアルキ
    レン基又はアルケニレン基である請求項2記載の半導体
    封止用エポキシ樹脂組成物。
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