JP3388773B2 - 非晶質金属細線の熱処理方法 - Google Patents

非晶質金属細線の熱処理方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、識別マーカのような磁
化反転磁界値を種々変更して使用する用途に使用可能な
非晶質金属細線の製造方法に関し、さらに詳しくは、非
晶質金属細線の熱処理方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】これまで双安定磁気特性を有する細線と
しては、ウィーガンド効果を利用したウィーガンドワイ
ヤが知られている(特開昭47-8956号公報)。これは、芯
部を軟質磁性体で、殻部を硬質磁性体でそれぞれ構成し
た二重構造の金属線である。 【0003】また、水中急冷法により作製された非晶質
金属繊維は双安定磁気特性を示すことが知られている
(日本応用磁気学会誌、第9巻、第2号,第157頁、1985
年)。つまり、水中急冷法では、非晶質金属繊維の内部
応力が緩和されることなく凝固されるので、繊維表面と
中央部の応力状態が異なる非晶質金属繊維が得られる。
したがって、このような非晶質金属繊維は急激な磁化反
転を生じ双安定磁気特性を示す。 【0004】しかしながら、上記ウィーガンドワイヤ
は、磁束変化を生じるのに必要な磁界が数10エルステッ
ドと大きいこと、双安定磁気特性の発現には非対称磁界
励振が必要なこと及び磁束変化に伴ってワイヤ周囲に巻
き付けられたピックアップコイルに誘起されるパルス電
圧の発生位相位置が一定せず時々刻々の変動(ジッタ)が
あること等の致命的欠点を有しているため、現在まで実
用化されるにはいたっていない。 【0005】また、水中急冷法による非晶質金属繊維は
磁化反転を生じる磁界の値が地球磁場の値よりも小さく
外乱の影響を受け易いこと、線径が0.12m程度と太く反
磁界の影響を強く受けパルス発生に必要な長さが6cm以
上必要であるため、小型素子には不適当であること等の
欠点を有している。 【0006】これらの欠点を解決するために、先に本発
明者らは、水中急冷法により作製された非晶質金属繊維
をダイス線引した後、張力を加えた状態で熱処理し、次
いで急冷することにより、双安定磁気特性を有する非晶
質金属細線を得る方法を特開昭63-24003号公報に開示し
た。しかしながら、この方法によって得られる非晶質金
属細線の磁化反転磁界値は約2(Oe)までであり、識別マ
ーカのような磁化反転磁界値を種々変更して使用する用
途には十分でない。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題を解決するものであり、その目的とするところは、反
転磁界値を、所望する広範囲の任意の値に制御して双安
定磁気特性を有する非晶質金属細線を作製することが可
能な、非晶質金属細線の熱処理方法を提供することにあ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討の結果、水中急冷法により作
製された非晶質金属細線に特殊な処理工程を施すことに
より、特異な双安定磁気特性を有する非晶質金属細線が
得られることを見い出し、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明は、水中急冷法により作製された非晶質金属
繊維を最終減面率30%以上にダイス線引した非晶質金属
細線を、該細線の引張破断強度の10%以上の張力を加え
た状態で250℃以上かつ結晶化温度以下の温度で熱処理
する第1工程;および、該第1工程で得られる細線を、
第1工程の印加張力以下の張力を加えた状態で、250℃
以上かつ結晶化温度以下の温度で熱処理する第2工程;
を包含することを特徴とする双安定磁気特性を有する非
晶質金属細線の熱処理方法を要旨とするものである。 【0009】本発明で用い得る非晶質金属は、Feおよび
/またはCoを少なくとも50%の量で含有する金属元素成
分70〜90原子%、およびSi、B、P、Cおよびこれらの混
合物のような非晶質元素成分30〜10原子%の合金組成で
あることが好ましい。このような非晶質金属の特性を向
上させるために、FeおよびCo以外の元素も含有させ得
る。例えば、耐触性を向上させるためにCrおよびMo等、
または磁気安定性を向上させるためにMn、Nb、Tiおよび
W等のような元素が上記非晶質金属に含有される。 【0010】本発明で用い得る非晶質金属細線は水中急
冷法により作製される。水中急冷法の例は特開昭57-525
50号公報に記載されている。この文献では、水が入った
ドラムを回転させることによりドラムの内壁に水の膜を
形成させ、この水膜中に溶融合金を約100〜150μmの紡
糸ノズルから噴出させることにより円形断面を有する金
属細線を得ている。 【0011】このようにして、通常は約110〜150μmの
線径を有する非晶質金属細線が得られる。この非晶質金
属細線の磁気ヒステリシスループを図1に示す。図1の
磁気ヒステリシスループは双安定磁気特性を有するけれ
ども、磁化反転の磁界は0.08エルステッドと小さい。ま
た、反転磁化量も飽和磁化量の約半分であり充分ではな
い。 【0012】本発明では、水中急冷法により作製された
上記非晶質金属細線は、まず、例えば、特開昭57-16051
号に記載のダイス線引法により減面率が30%以上となる
ような最終線径にまで細線化される。 【0013】減面率とは、線引前の非晶質金属細線の断
面積をS0、線引後の非晶質金属細線の断面積をSとした
場合に、式 (S0-S)/S0×100 で示される値(%)である。本発明で減面率が30%以上必
要である理由は、次の張力熱処理によって線引内部応力
の緩和と印加張力による応力分布均一化とを競争的に進
行させてバランスさせることのためにはダイス線引処理
により印加される多軸内部応力がある程度以上必要だか
らである。 【0014】このようにして得られる非晶質金属細線
は、図2に示すように、数十エルステッド以上の大きな
保持力を有するけれども双安定磁気特性を示さない、言
わば磁気的には半硬質的磁気特性を有する。 【0015】次いで、本発明では、第1工程として、上
記細線の引張破断強度の10%以上の張力を加えた状態で
250℃以上かつ結晶化温度以下の温度でこの非晶質金属
細線の熱処理を行う。 【0016】このような張力熱処理によって非晶質金属
細線には張力に起因する大きな磁気異方性が繊維軸方向
に付与される。張力は少なくとも熱処理後の冷却時に応
力緩和が生じない程度必要なので、破断強度の10%以上
が必要となる。熱処理時に張力印加と同時に直流バイア
ス磁界を印加しておくこともできる。この場合は、張力
の作用と磁界の作用との合算された磁気異方性の効果が
得られる。 【0017】この第1工程で熱処理温度が250℃を下回
ると細線の内在残留応力が充分緩和されないために磁気
特性が改善されない。 【0018】その後、第2工程として、第1工程の印加
張力以下の張力を加えた状態で250℃以上かつ結晶化温
度以下の温度で上記第1工程で得られる細線の熱処理を
行う。 【0019】張力熱処理時には、ダイス線引加工中に内
在された不規則残留応力の緩和と、張力印加による繊維
軸方向への応力の均一化が競争的に進行する。したがっ
て、その両者の進行度合を1段の張力熱処理だけで制御
することは甚だ困難であり双安定磁気特性を制御するこ
とに限度がある。 【0020】そこで、本発明の方法のごとく多段の張力
熱処理方式とすることにより、繊維軸方向の応力均一化
が計られ、容易に双安定磁気特性を得ることができ、し
かもその磁化反転磁界値を広範囲に制御することが可能
となる。 【0021】その場合には、第2工程の張力熱処理は繊
維軸方向の応力均一化が主目的なので、印加張力は第1
工程の張力熱処理時張力より低い値であることが好まし
い。この第2工程で熱処理温度が結晶化温度を上回ると
ワイヤが脆くなり磁気特性が悪化する。 【0022】図3に本発明の方法による第1工程の張力
熱処理を行った場合の非晶質金属細線の磁気ヒステリシ
スループの例を示す。同図に示されるように、第1工程
の張力熱処理のみでは磁化反転の立ち上がりはやや鋭く
なっているけれども、双安定磁気特性を示すまでには至
っていない。 【0023】この第1工程の張力熱処理後の非晶質金属
細線を、さらに第2工程の張力熱処理を行った場合の磁
気ヒステリシスループを図4に示す。図4(a)は比較的
高温(400℃)で第2工程の張力熱処理温を行った場合、
そして図4(b)は比較的低温(340℃)で第2工程の張力熱
処理を行った場合である。図4より明らかなように、2
段階の張力熱処理を行うことより、上記非晶質金属細線
は双安定磁気特性を示し、且つその磁化反転の生じる磁
界値を第2工程の熱処理温度の変更によって制御でき
る。 【0024】 【作用】一般的な磁性体の磁化変化は次のような様式で
ある。一方向(例えばプラス方向)に飽和した磁性体に逆
方向(例えばマイナス方向)の外部磁界をかけていくと、
逆磁区形成限界磁界(H*で表わす)で逆方向すなわちマイ
ナス方向の磁区が発生する。さらに外部磁界を増大して
いくと上記逆磁区が次第に大きくなり、遂には磁壁伝搬
臨界磁界(Hoで表わす)に達して、マイナス方向の磁区が
急速に拡大する。そして、更に外部磁界を増大していく
とプラス方向の磁区はますます小さくなり、最後に消滅
していわゆるマイナス方向の飽和状態となる。 【0025】しかしながら、磁壁伝搬臨界磁界Hoよりも
逆磁区形成限界磁界H*の方が大きい磁性体の場合は、プ
ラス方向に磁化していても、マイナス方向の磁区が少し
でも発生すれば直ちに磁壁移動(伝搬)できる状態となっ
ている。 【0026】したがって、外部磁界が逆磁区形成臨界磁
界よりも大きくなると、マイナス方向の磁区が形成され
るや否や直ちに磁壁が移動し、マイナス方向の磁区が瞬
間的に拡大し、一瞬の内に磁化反転が行われる。すなわ
ち、プラスあるいはマイナス方向に磁化された安定な状
態を交互に維持する双安定な磁気特性となる。 【0027】この逆磁区形成臨界磁界や磁壁伝搬限界磁
界は磁性体の内部応力およびその分布と大きく関連して
おり、優れた双安定磁気特性を得るには内部応力を均一
に付与することが重要である。 【0028】本発明の方法は、ダイス線引時に導入され
た非晶質金属細線内の不規則分布の残留応力の緩和と、
繊維軸方向応力の均一化を行うに際して、第1工程で高
い張力を印加して熱処理した後、第2工程で低い張力状
態で熱処理するという多段張力熱処理によって双安定磁
気特性を得る方法である。 【0029】多段張力熱処理によって導入された繊維軸
方向応力の均一分布と非晶質金属細線の磁歪との効果に
よて、磁壁エネルギー密度の増大と共に繊維軸方向が強
い磁化容易軸となることで極めて優れた双安定磁気特性
を示す非晶質金属細線を得ることができる。 【0030】 【実施例】本発明を実施例により更に具体的に説明す
る。 【0031】 【実施例1】水中急冷法により、Co39Fe39Si9B13(添字
は原子%を示す)組成の非晶質金属細線を作製した。線
径は125μmであり、結晶化温度は561℃であった。この
非晶質金属細線を室温にてダイス線引することにより線
径50μmの非晶質金属細線を作製した。細線の破断強度
は350kg/mm2であった。 【0032】得られた細線について表1に示す条件で第
1工程の張力熱処理を行い、次いで温度400℃、張力0.5
kg/mm2の条件で第2工程の張力熱処理を行った。得られ
た非晶質金属細線の双安定磁気特性(測定長40mm)の測定
結果を以下の表1に示す。 【0033】 【表1】 第1工程温度 第1工程張力 双安定特性 反転磁界 Br/Bs (℃) (kg/mm2) (有無) (Oe) 395 100 有 2.58 0.78 400 100 有 2.21 0.88 400 120 有 1.64 0.95 400 140 有 0.76 0.97 410 80 有 1.88 0.88 410 100 有 1.25 0.97 410 120 有 0.76 0.97 420 70 有 1.30 0.92 420 90 有 0.80 0.96 *)第2工程は温度400℃/張力0.5kg/mm2の条件で行っ
た。 【0034】第1工程と第2工程との組み合わせという
多段張力熱処理により双安定磁気特性が得られること、
および第1工程の張力熱処理条件を変えることによって
反転磁界値を制御可能であることが示された。 【0035】 【実施例2】実施例1と同様にして得られた非晶質金属
細線について温度300℃、張力140kg/mm2の条件下で第1
工程の張力熱処理を行い、次いで表2に記載の条件で第
2工程の張力熱処理を行った。得られた非晶質金属細線
の双安定磁気特性の測定結果を以下の表2に示す。 【0036】 【表2】 第2工程温度 第2工程張力 双安定特性 反転磁界 Br/Bs (℃) (kg/mm2) (有無) (Oe) 340 0.5 有 4.05 0.69 350 0.5 有 3.20 0.71 360 0.5 有 2.26 0.86 370 0.5 有 1.60 0.76 390 0.5 有 0.79 0.93 400 0.5 有 0.55 0.94 380 20 有 0.95 0.95 *)第1工程は温度300℃/張力140kg/mm2の条件で行っ
た。 【0037】第1工程と第2工程との組み合わせという
多段張力熱処理により双安定磁気特性が得られること、
および第2工程の張力熱処理条件を変えることによって
反転磁界値を制御可能であることが示された。 【0038】 【比較例1】実施例1と同様にして得られた非晶質金属
細線について以下の表3に示す条件で、第1工程および
第2工程の張力熱処理を行った。得られた非晶質金属細
線の双安定磁気特性の測定結果を表3に示す。 【0039】 【表3】 【0040】表3に示すように、第1工程の張力が20kg
/mm2以下と低い場合は第2工程の張力条件に関係無く双
安定磁気特性が得られない。また、第1工程の張力が破
断強度の10%以上の場合でも、第2工程の張力が第1工
程の張力を超える場合は双安定磁気特性が得られない。 【0041】 【発明の効果】本発明によれば、反転磁界値を、所望す
る広範囲の任意の値に制御して双安定磁気特性を有する
非晶質金属細線を作製することが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】 水中急冷法により作製された非晶質金属細線
の磁気ヒステリシスループの一例を示すグラフである。 【図2】 非晶質金属細線をダイス線引して得られた非
晶質金属細線の磁気ヒステリシスループの一例を示すグ
ラフである。 【図3】 本発明の第1工程の張力熱処理を行った非晶
質金属細線の磁気ヒステリシスループの一例を示すグラ
フである。 【図4】 (a)は本発明の第1工程の張力熱処理後さら
に第2工程の張力熱処理を比較的高温条件で行った非晶
質金属細線の磁気ヒステリシスループの一例を、(b)は
本発明の第1工程の張力熱処理後さらに第2工程の張力
熱処理を比較的低温条件で行った非晶質金属細線の磁気
ヒステリシスループの一例を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22F 1/00 - 3/02 C22C 45/00 C21D 8/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 水中急冷法により作製された非晶質金属
    繊維を最終減面率30%以上にダイス線引した非晶質金属
    細線を、該細線の引張破断強度の10%以上の張力を加え
    た状態で250℃以上かつ結晶化温度以下の温度で熱処理
    する第1工程;および、 該第1工程で得られる細線を、第1工程の印加張力以下
    の張力を加えた状態で、250℃以上かつ結晶化温度以下
    の温度で熱処理する第2工程; を包含することを特徴とする双安定磁気特性を有する
    晶質金属細線の熱処理方法。
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