JP3388198B2 - 番組ガイドの表示方法、およびその装置 - Google Patents
番組ガイドの表示方法、およびその装置Info
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- JP3388198B2 JP3388198B2 JP05046499A JP5046499A JP3388198B2 JP 3388198 B2 JP3388198 B2 JP 3388198B2 JP 05046499 A JP05046499 A JP 05046499A JP 5046499 A JP5046499 A JP 5046499A JP 3388198 B2 JP3388198 B2 JP 3388198B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星デジタル放送
等における番組ガイドの表示方法、およびその番組ガイ
ド装置に関する。
等における番組ガイドの表示方法、およびその番組ガイ
ド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】衛星放送等においては、放送内容を示す
番組ガイドを放送電波にのせて送信し、チューナでその
電波を受信して画面に番組ガイドを表示させる方法が一
般に採用されている。衛星デジタルチューナが受ける放
送信号を、図２に示す。信号は、同一の周波数に３〜５
チャネル程度の番組を時分割して送信し、更に図２に示
すようにそれら番組の動画や音声信号の間に番組のガイ
ドデータと他のチャネルの周波数帯を示すＮＩＴ情報を
混在させて送信している。このようにして、１００以上
のチャネルのガイド情報が配送され、ユーザは見たい番
組を適宜選択して、視聴する。
番組ガイドを放送電波にのせて送信し、チューナでその
電波を受信して画面に番組ガイドを表示させる方法が一
般に採用されている。衛星デジタルチューナが受ける放
送信号を、図２に示す。信号は、同一の周波数に３〜５
チャネル程度の番組を時分割して送信し、更に図２に示
すようにそれら番組の動画や音声信号の間に番組のガイ
ドデータと他のチャネルの周波数帯を示すＮＩＴ情報を
混在させて送信している。このようにして、１００以上
のチャネルのガイド情報が配送され、ユーザは見たい番
組を適宜選択して、視聴する。
【０００３】ところが、番組表情報を画面に表示して
も、実際に表示画面に表示される番組は５〜６チャネル
程度であり、１００以上ある全てのチャネルの番組につ
いて知るには大変であった。例えば、ガイド情報を逐一
スクロールして、１００チャネル以上の番組情報をすべ
てサーチしなければならなかった。
も、実際に表示画面に表示される番組は５〜６チャネル
程度であり、１００以上ある全てのチャネルの番組につ
いて知るには大変であった。例えば、ガイド情報を逐一
スクロールして、１００チャネル以上の番組情報をすべ
てサーチしなければならなかった。
【０００４】一方ガイド情報の中には、ユーザが見たこ
とも、見る予定もない番組も多く含まれており、１００
チャネル以上の番組情報を全て見て、その中から自分の
好みの番組を探す必要も少なく、そのようにしていたの
では時間がかかり、無駄が多かった。更に、番組の詳細
ガイド情報はそれぞれ異なる周波数にのっていることか
ら、逐一周波数を切り替え、受信して入手しなければな
らず、表示に数秒から数十秒の時間がかかっていた。
とも、見る予定もない番組も多く含まれており、１００
チャネル以上の番組情報を全て見て、その中から自分の
好みの番組を探す必要も少なく、そのようにしていたの
では時間がかかり、無駄が多かった。更に、番組の詳細
ガイド情報はそれぞれ異なる周波数にのっていることか
ら、逐一周波数を切り替え、受信して入手しなければな
らず、表示に数秒から数十秒の時間がかかっていた。
【０００５】そこで、現在市販のチューナの多くは、番
組ガイドにおいて画面に表示するチャネルを予めユーザ
が指定するようにし、指定されたチャネルのガイド情報
を予めＲＡＭに蓄積し、ガイドが要求されたときＲＡＭ
からガイド情報を読み出して、特定のチャネルの番組ガ
イドを表示させていた。
組ガイドにおいて画面に表示するチャネルを予めユーザ
が指定するようにし、指定されたチャネルのガイド情報
を予めＲＡＭに蓄積し、ガイドが要求されたときＲＡＭ
からガイド情報を読み出して、特定のチャネルの番組ガ
イドを表示させていた。
【０００６】更にチャネル指定の手間を省くため、ユー
ザが見た番組を記憶しておき、番組の履歴からチャネル
の優先順位を作成し、特定のチャネルの番組ガイドを表
示することも行われていた。このようにして、必要とさ
れるチャネルの番組情報が直ぐに得られるようにして、
ユーザの番組検索時間を短縮していた。
ザが見た番組を記憶しておき、番組の履歴からチャネル
の優先順位を作成し、特定のチャネルの番組ガイドを表
示することも行われていた。このようにして、必要とさ
れるチャネルの番組情報が直ぐに得られるようにして、
ユーザの番組検索時間を短縮していた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、番組の
内容などを説明する詳細情報は容量が大きく、多数の番
組のガイド情報を詳細情報まで全て記憶させることは、
ＲＡＭの容量の限界から無理であった。したがって、Ｒ
ＡＭに蓄積できるチャネルの数は少なく、番組ガイドを
表示させたとき画面に表示される情報の中に知りたいチ
ャネルや見たい番組が表示されないことが多くなるとい
う問題が生じる。すると、番組ガイドの意味が薄れてし
まい、番組の内容をユーザに知らせることができず、視
聴されないことになってしまう。
内容などを説明する詳細情報は容量が大きく、多数の番
組のガイド情報を詳細情報まで全て記憶させることは、
ＲＡＭの容量の限界から無理であった。したがって、Ｒ
ＡＭに蓄積できるチャネルの数は少なく、番組ガイドを
表示させたとき画面に表示される情報の中に知りたいチ
ャネルや見たい番組が表示されないことが多くなるとい
う問題が生じる。すると、番組ガイドの意味が薄れてし
まい、番組の内容をユーザに知らせることができず、視
聴されないことになってしまう。
【０００８】一方、詳細情報を省略してＲＡＭに記憶さ
せる番組の数を増加させて多くのチャネルを画面に表示
させることが考えられるが、このように詳細情報を省略
すると画面上に表示されるチャネルの数は増加するが、
表示される内容は放送時間と主演者の名称等概略的なも
のとなり、ある番組の詳細が知りたい場合は、表示まで
に時間がかかってしまう。
せる番組の数を増加させて多くのチャネルを画面に表示
させることが考えられるが、このように詳細情報を省略
すると画面上に表示されるチャネルの数は増加するが、
表示される内容は放送時間と主演者の名称等概略的なも
のとなり、ある番組の詳細が知りたい場合は、表示まで
に時間がかかってしまう。
【０００９】つまり、番組の詳細情報はチャネルの番組
自体(映像や音声)のデータと同じ周波数帯に含まれてお
り、また各チャネルの周波数情報も番組と同様に送信さ
れているため、詳細情報を得るには、得たい詳細情報の
番組の周波数を求め、受信周波数を切り替え、詳細情報
を受信して表示しなければならず、ある番組の詳細情報
を１つ表示する毎に数秒間かかってしまうという問題が
あった。
自体(映像や音声)のデータと同じ周波数帯に含まれてお
り、また各チャネルの周波数情報も番組と同様に送信さ
れているため、詳細情報を得るには、得たい詳細情報の
番組の周波数を求め、受信周波数を切り替え、詳細情報
を受信して表示しなければならず、ある番組の詳細情報
を１つ表示する毎に数秒間かかってしまうという問題が
あった。
【００１０】本発明は、衛星デジタル放送において、ユ
ーザがよく見るチャネルの情報を予めチューナ内に多数
貯えて表示できるとともに、ユーザが表示を希望したと
きには詳細情報も効率よく表示できるようにすることを
目的とする。
ーザがよく見るチャネルの情報を予めチューナ内に多数
貯えて表示できるとともに、ユーザが表示を希望したと
きには詳細情報も効率よく表示できるようにすることを
目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では上記
課題を解決するため、次のように番組ガイドを構成し
た。すなわち、各チャネルに優先順位を設定し、更に個
々のチャネル内での番組のガイドデータを区分し、区分
に従って保存することとした。また、保存しないデータ
は、データ取得の方法、例えば周波数等を記憶させ、容
易に入手できるようにした。
課題を解決するため、次のように番組ガイドを構成し
た。すなわち、各チャネルに優先順位を設定し、更に個
々のチャネル内での番組のガイドデータを区分し、区分
に従って保存することとした。また、保存しないデータ
は、データ取得の方法、例えば周波数等を記憶させ、容
易に入手できるようにした。
【００１２】これにより、多くの番組に関しての概要情
報を記憶し、ガイド表示が要求されたとき多くの番組ガ
イドを瞬時に表示して、ユーザが最も必要とする情報、
例えば番組名、放送開始時間や終了時間、あるいは主演
者の名称等主要な情報については時間をかけず(１秒程
度)に表示することができるとともに、ユーザがよく見
る主要な番組に関する情報は詳細情報まで記憶して直ち
に表示させることができる。更に、優先順位の低い番組
に関する詳細情報等が要求された場合でも、速やかに番
組の詳細情報を表示させることができる。
報を記憶し、ガイド表示が要求されたとき多くの番組ガ
イドを瞬時に表示して、ユーザが最も必要とする情報、
例えば番組名、放送開始時間や終了時間、あるいは主演
者の名称等主要な情報については時間をかけず(１秒程
度)に表示することができるとともに、ユーザがよく見
る主要な番組に関する情報は詳細情報まで記憶して直ち
に表示させることができる。更に、優先順位の低い番組
に関する詳細情報等が要求された場合でも、速やかに番
組の詳細情報を表示させることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明にかかる衛星デジタルチュ
ーナの構成を図１に示す。
ーナの構成を図１に示す。
【００１４】チューナ２は、チューナユニット４と、Ｑ
ＰＳＫユニット６と、トランスポートストリームデマル
チプレクサ８と、デコーダユニット１０と、ビデオエン
コーダ１２と、ＣＰＵ１４と、ＲＯＭ１６と、ＲＡＭ１
８と、オーディオエンコーダ２０からなり、それぞれＣ
ＰＵバス２００を介してＣＰＵ１４に接続している。
ＰＳＫユニット６と、トランスポートストリームデマル
チプレクサ８と、デコーダユニット１０と、ビデオエン
コーダ１２と、ＣＰＵ１４と、ＲＯＭ１６と、ＲＡＭ１
８と、オーディオエンコーダ２０からなり、それぞれＣ
ＰＵバス２００を介してＣＰＵ１４に接続している。
【００１５】具体的には、アンテナからの信号がチュー
ナユニット４へ入力されると、特定の周波数帯のデータ
がＱＰＳＫユニット６に送られる。信号は、図２のよう
に複数のチャネルの番組音声や画像データの他に、各チ
ャネルの最新ガイド情報２２と、各番組の詳細情報２４
と、各チャネルの番組の概要情報とそのＩＤ情報を示す
概要情報２６と、各チャネルの周波数情報２８とを含
み、それぞれ時分割で送られてくる。
ナユニット４へ入力されると、特定の周波数帯のデータ
がＱＰＳＫユニット６に送られる。信号は、図２のよう
に複数のチャネルの番組音声や画像データの他に、各チ
ャネルの最新ガイド情報２２と、各番組の詳細情報２４
と、各チャネルの番組の概要情報とそのＩＤ情報を示す
概要情報２６と、各チャネルの周波数情報２８とを含
み、それぞれ時分割で送られてくる。
【００１６】最新情報２２は、現在流れている番組、及
びその後の２ないしは３程度の番組についての番組名、
主演者の名称、放送時間、詳細ガイド情報等を含んでい
る。詳細情報２４は、最新情報２２に含まれている以外
の番組の詳細情報であり、概要情報２６は、各番組の識
別番号を示す情報であり、周波数情報２８は、全チャネ
ルの周波数を含んでいる。
びその後の２ないしは３程度の番組についての番組名、
主演者の名称、放送時間、詳細ガイド情報等を含んでい
る。詳細情報２４は、最新情報２２に含まれている以外
の番組の詳細情報であり、概要情報２６は、各番組の識
別番号を示す情報であり、周波数情報２８は、全チャネ
ルの周波数を含んでいる。
【００１７】またストリーム管理テーブル、番組表デー
タなどの情報も時分割で送られてくる。ＱＰＳＫユニッ
ト６では、デジタル信号のＴＶ番組データが生成され、
トランスポートストリームデマルチプレクサ８に入力さ
れる。トランスポートストリームデマルチプレクサ８に
は、上記信号が送られてくる。
タなどの情報も時分割で送られてくる。ＱＰＳＫユニッ
ト６では、デジタル信号のＴＶ番組データが生成され、
トランスポートストリームデマルチプレクサ８に入力さ
れる。トランスポートストリームデマルチプレクサ８に
は、上記信号が送られてくる。
【００１８】それらの時分割情報の中からユーザの求め
る動画や音声情報を、トランスポートストリームデマル
チプレクサ８からＭＰＥＧＡＶデコーダユニット１０に
入力する。ＭＰＥＧＡＶデコーダユニット１０は、音声
とビデオのデータをデコードし、画像データ１０９をビ
デオエンコーダ１２に入力し、音声データ１１１をオー
ディオエンコーダ２０に入力する。ビデオエンコーダ１
２はビデオデータをエンコードして、ビデオ出力１１３
を出力する。また、オーディオエンコーダ２０は、音声
データをデコードし、オーディオ出力１１４を出力す
る。ビデオ出力１１３とオーディオ出力１１４は、テレ
ビ（図示せず）のＡＶ端子などからテレビに入力され
る。
る動画や音声情報を、トランスポートストリームデマル
チプレクサ８からＭＰＥＧＡＶデコーダユニット１０に
入力する。ＭＰＥＧＡＶデコーダユニット１０は、音声
とビデオのデータをデコードし、画像データ１０９をビ
デオエンコーダ１２に入力し、音声データ１１１をオー
ディオエンコーダ２０に入力する。ビデオエンコーダ１
２はビデオデータをエンコードして、ビデオ出力１１３
を出力する。また、オーディオエンコーダ２０は、音声
データをデコードし、オーディオ出力１１４を出力す
る。ビデオ出力１１３とオーディオ出力１１４は、テレ
ビ（図示せず）のＡＶ端子などからテレビに入力され
る。
【００１９】トランスポートストリームデマルチプレク
サ８に入力されるデータは、ＤＶＢ規格「ETS ３００
４６８」(Europian Telecommunication Standard)やＭ
ＰＥＧ２規格「ISO/IEC JTC１/SC２９/WG１１ N０８０
１」(ISO IEC １３８１８-１)などで定められた規格に
則った構成になっている。
サ８に入力されるデータは、ＤＶＢ規格「ETS ３００
４６８」(Europian Telecommunication Standard)やＭ
ＰＥＧ２規格「ISO/IEC JTC１/SC２９/WG１１ N０８０
１」(ISO IEC １３８１８-１)などで定められた規格に
則った構成になっている。
【００２０】(記憶要否表の作成)ＲＡＭ１６は、読書き
自在の記憶手段であり、図３に示すようなチャネルの記
憶要否表が記憶されている。この記憶要否表は、縦軸に
チャネル、横軸に最新からの番組が並べられている。記
憶要否表の作成は、まずチャネルごとの重要度を示す優
先順位を作成する。この優先順位は、ユーザが直接各チ
ャネルを順位付けして入力しても、あるいはユーザが過
去に見た番組の履歴等からチューナが作成してもよい。
自在の記憶手段であり、図３に示すようなチャネルの記
憶要否表が記憶されている。この記憶要否表は、縦軸に
チャネル、横軸に最新からの番組が並べられている。記
憶要否表の作成は、まずチャネルごとの重要度を示す優
先順位を作成する。この優先順位は、ユーザが直接各チ
ャネルを順位付けして入力しても、あるいはユーザが過
去に見た番組の履歴等からチューナが作成してもよい。
【００２１】次に、各チャネルの記憶要否を表わす○×
を決定する。各項目に付された○はその情報は記憶必要
有り、×は情報の記憶必要無しを示す。○は、優先順位
の高いチャネルについては、多くの詳細ガイドに付し、
順位の低いチャネルについては最近の概要情報程度まで
とする。○と×との比率は、ＲＡＭの記憶容量等を考慮
して適宜設定する。
を決定する。各項目に付された○はその情報は記憶必要
有り、×は情報の記憶必要無しを示す。○は、優先順位
の高いチャネルについては、多くの詳細ガイドに付し、
順位の低いチャネルについては最近の概要情報程度まで
とする。○と×との比率は、ＲＡＭの記憶容量等を考慮
して適宜設定する。
【００２２】このように記憶要否表には、縦方向に各チ
ャネルが優先順位に従って記載してあり、横方向に各チ
ャネルの番組ごとに記憶する項目の要否が記されてい
る。例えば、順位が１のチャネル２０９では、最新から
４つの番組までの概要情報と詳細情報とを全て記憶し、
一方順位の低いチャネル２１６に関しては、４つの概要
ガイドと第１の番組の詳細を記憶し、それ以外の項目の
記憶はＲＡＭに格納しないことを示している。
ャネルが優先順位に従って記載してあり、横方向に各チ
ャネルの番組ごとに記憶する項目の要否が記されてい
る。例えば、順位が１のチャネル２０９では、最新から
４つの番組までの概要情報と詳細情報とを全て記憶し、
一方順位の低いチャネル２１６に関しては、４つの概要
ガイドと第１の番組の詳細を記憶し、それ以外の項目の
記憶はＲＡＭに格納しないことを示している。
【００２３】このように記憶要否表には、ユーザの好み
や衛星チューナシステムの特徴等を生かして、どの情報
をＲＡＭに貯え、どの情報を必要に応じて検索するのか
等を記録する。
や衛星チューナシステムの特徴等を生かして、どの情報
をＲＡＭに貯え、どの情報を必要に応じて検索するのか
等を記録する。
【００２４】（番組ガイドテーブルの作成）また、番組
ガイドテーブルがＲＡＭに記憶されている。番組ガイド
テーブルは、図４に示す表示画面に表示するものとほぼ
同じであり、上記記憶要否表から作成する。すなわち、
優先順位の高いチャネルから順次、記憶要否表の要否に
従って記憶が必要とされた項目については、概要情報２
６や詳細情報２４等から情報を入手し、記憶させ、記憶
が不要とされた項目については、その情報の入手に必要
な周波数情報やＩＤ番号等を記憶する。
ガイドテーブルがＲＡＭに記憶されている。番組ガイド
テーブルは、図４に示す表示画面に表示するものとほぼ
同じであり、上記記憶要否表から作成する。すなわち、
優先順位の高いチャネルから順次、記憶要否表の要否に
従って記憶が必要とされた項目については、概要情報２
６や詳細情報２４等から情報を入手し、記憶させ、記憶
が不要とされた項目については、その情報の入手に必要
な周波数情報やＩＤ番号等を記憶する。
【００２５】次に番組ガイドテーブルの作成について、
具体的に図５のフローチャートを用いて説明する。まず
記憶要否表を呼び出し（Ｆ−１）、順位１のチャネルの
チャネル数を得て、そのチャネルの周波数に変更し（Ｆ
−３）、そのチャネルの１番目の番組の概要情報２６を
受信する（Ｆ−４）。
具体的に図５のフローチャートを用いて説明する。まず
記憶要否表を呼び出し（Ｆ−１）、順位１のチャネルの
チャネル数を得て、そのチャネルの周波数に変更し（Ｆ
−３）、そのチャネルの１番目の番組の概要情報２６を
受信する（Ｆ−４）。
【００２６】次に、記憶要否表から詳細情報の記憶が必
要か否かを判断する（Ｆ−５）。詳細情報の欄が○、す
なわち記憶要であれば詳細情報２４を受信し（Ｆ−
６）、詳細情報をＲＡＭに記憶するとともに記憶したア
ドレスを番組ガイドテーブルに格納する（Ｆ−７）。
要か否かを判断する（Ｆ−５）。詳細情報の欄が○、す
なわち記憶要であれば詳細情報２４を受信し（Ｆ−
６）、詳細情報をＲＡＭに記憶するとともに記憶したア
ドレスを番組ガイドテーブルに格納する（Ｆ−７）。
【００２７】一方、詳細情報の欄が×で記憶不要であれ
ば詳細情報２４がのっている周波数と番組のＩＤ番号を
格納する。そして、所定の番組数まで終了したか否かを
判断し（Ｆ−９）、終了したならＮに１を加え次の順位
のチャネルについて同様に記憶させる。
ば詳細情報２４がのっている周波数と番組のＩＤ番号を
格納する。そして、所定の番組数まで終了したか否かを
判断し（Ｆ−９）、終了したならＮに１を加え次の順位
のチャネルについて同様に記憶させる。
【００２８】例えば、優先順位１のチャネル２０９で
は、詳細情報２４と概要情報２６から第４の番組の詳細
情報まで全て記憶、格納する。そして順次優先順位を繰
り下げ記憶要否表の記憶項目に従って、情報を入手し、
記憶を行ない、例えばチャネル２７７については、概要
情報のみ格納し、詳細情報は格納しない。
は、詳細情報２４と概要情報２６から第４の番組の詳細
情報まで全て記憶、格納する。そして順次優先順位を繰
り下げ記憶要否表の記憶項目に従って、情報を入手し、
記憶を行ない、例えばチャネル２７７については、概要
情報のみ格納し、詳細情報は格納しない。
【００２９】このように、記憶を必要とされた詳細情報
は、詳細情報を記憶し、記憶されているアドレス等を格
納し、一方記憶を必要としないとされた詳細情報につい
ては、その詳細情報の番組の周波数と番組のＩＤ番号と
を格納する。また、番組ガイドテーブルの作成は、チュ
ーナーのスイッチが切られているときも、適宜チューナ
を作動させて行ない、記憶内容を更新させるようにして
もよい。
は、詳細情報を記憶し、記憶されているアドレス等を格
納し、一方記憶を必要としないとされた詳細情報につい
ては、その詳細情報の番組の周波数と番組のＩＤ番号と
を格納する。また、番組ガイドテーブルの作成は、チュ
ーナーのスイッチが切られているときも、適宜チューナ
を作動させて行ない、記憶内容を更新させるようにして
もよい。
【００３０】図４に画面に表示する表示例を示す。図４
に示すように、画面には優先順位１のチャネル２０９か
ら優先順位５のチャネル２１６の概要情報がそれぞれ最
新から４番組目まで表示される。また画面には詳細情報
は表示されず、各番組ガイド枠の隅の部分に詳細呼び出
し用のボタン３が表われる。この呼び出しボタン３をク
リック等すると、その番組の詳細情報が画面に表示され
る。
に示すように、画面には優先順位１のチャネル２０９か
ら優先順位５のチャネル２１６の概要情報がそれぞれ最
新から４番組目まで表示される。また画面には詳細情報
は表示されず、各番組ガイド枠の隅の部分に詳細呼び出
し用のボタン３が表われる。この呼び出しボタン３をク
リック等すると、その番組の詳細情報が画面に表示され
る。
【００３１】例えばチャネル２０９の最新の番組の詳細
用のボタン３をクリックすると、この番組の詳細情報は
ＲＡＭ内に記憶されていることから、ＲＡＭから読み出
され、直ちに画面が詳細情報に変更されて、番組２０９
の詳細情報が画面に表示される。一方、チャネル２９８
の４つ目の番組の詳細情報ボタン３がクリックされたと
きは、この詳細情報はＲＡＭに記憶されていないことか
ら、ＲＡＭにあるチャネル２９８の周波数情報と番組の
ＩＤ番号から、別途送信されてくる詳細情報を受信し、
入手して表示する。
用のボタン３をクリックすると、この番組の詳細情報は
ＲＡＭ内に記憶されていることから、ＲＡＭから読み出
され、直ちに画面が詳細情報に変更されて、番組２０９
の詳細情報が画面に表示される。一方、チャネル２９８
の４つ目の番組の詳細情報ボタン３がクリックされたと
きは、この詳細情報はＲＡＭに記憶されていないことか
ら、ＲＡＭにあるチャネル２９８の周波数情報と番組の
ＩＤ番号から、別途送信されてくる詳細情報を受信し、
入手して表示する。
【００３２】尚、詳細用のボタン３等に、詳細情報が直
ちに画面に表示できるか、少し時間を要するかの区別を
示すようにしてもよい。
ちに画面に表示できるか、少し時間を要するかの区別を
示すようにしてもよい。
【００３３】（番組ガイドテーブルを使った番組のガイ
ド表示）図４に、ＲＡＭなどに一時的に蓄える番組ガイ
ドデータを示す。ガイドデータは、チャネルごとに蓄え
られ、ガイドが要求されたときには数時間分の番組ガイ
ドデータを画面に表示する。画面の表示は、図４に示す
ように、例えば複数のチャネルを横に並べ、縦方向に時
間をとり、各チャネル毎に番組の放送時刻や放送内容等
を表示する。
ド表示）図４に、ＲＡＭなどに一時的に蓄える番組ガイ
ドデータを示す。ガイドデータは、チャネルごとに蓄え
られ、ガイドが要求されたときには数時間分の番組ガイ
ドデータを画面に表示する。画面の表示は、図４に示す
ように、例えば複数のチャネルを横に並べ、縦方向に時
間をとり、各チャネル毎に番組の放送時刻や放送内容等
を表示する。
【００３４】次に、番組ガイドを利用したときの表示方
法の流れについて、図６のフローチャートを用いて説明
する。
法の流れについて、図６のフローチャートを用いて説明
する。
【００３５】ユーザーが、チューナーのスイッチ入れる
とチューナが作動し、放送を画面に表示する。そして、
番組情報の表示をユーザーがスイッチ等の入力により求
めると（Ｇ−１）、まず図４の番組ガイドテーブルを呼
び出し（Ｇ−２）、番組名、放送開始時刻、終了時間、
主演者氏名などを画面に表示する（Ｇ−３）。
とチューナが作動し、放送を画面に表示する。そして、
番組情報の表示をユーザーがスイッチ等の入力により求
めると（Ｇ−１）、まず図４の番組ガイドテーブルを呼
び出し（Ｇ−２）、番組名、放送開始時刻、終了時間、
主演者氏名などを画面に表示する（Ｇ−３）。
【００３６】次に、詳細ガイド情報ありか否かを判断
し、詳細ガイド情報が有りの時は、各番組枠の詳細用の
ボタン等に有りの旨の表示を行なう。そして、ある番組
の詳細用のボタンがクリックされて詳細情報が要求され
たときは（Ｇ−４）、詳細情報がＲＡＭに有るか否かを
判断し（Ｇ−５）、ＲＡＭ内に格納されているときはア
ドレスを用いてＲＡＭから呼び出し詳細情報を画面に表
示する（Ｇ−１０）。
し、詳細ガイド情報が有りの時は、各番組枠の詳細用の
ボタン等に有りの旨の表示を行なう。そして、ある番組
の詳細用のボタンがクリックされて詳細情報が要求され
たときは（Ｇ−４）、詳細情報がＲＡＭに有るか否かを
判断し（Ｇ−５）、ＲＡＭ内に格納されているときはア
ドレスを用いてＲＡＭから呼び出し詳細情報を画面に表
示する（Ｇ−１０）。
【００３７】一方、要求された番組に詳細ガイド情報の
保存が無いときは、番組ガイドテーブルから、該当デー
タの周波数とＩＤを得て（Ｇ−７）、受信周波数変更の
処理を行い（Ｇ−８）、詳細ガイド情報を受信して入手
し（Ｇ−９）、その詳細情報を画面に表示する（Ｇ−１
０）。
保存が無いときは、番組ガイドテーブルから、該当デー
タの周波数とＩＤを得て（Ｇ−７）、受信周波数変更の
処理を行い（Ｇ−８）、詳細ガイド情報を受信して入手
し（Ｇ−９）、その詳細情報を画面に表示する（Ｇ−１
０）。
【００３８】したがって、ガイド情報は、図４に示すよ
うにユーザが主に視聴する番組については広く概要情報
が表示され、多くの番組のガイド情報が得られ、また、
良く見る主要な番組に関してはユーザを待たせることな
く詳細情報を直ぐ表示させる。また、ユーザが通常あま
り視聴しない番組であっても、詳細情報の周波数が記憶
されていることから、処理に数秒(少なくとも５秒程度)
はかかるが、詳細情報を容易に表示させることができ
る。
うにユーザが主に視聴する番組については広く概要情報
が表示され、多くの番組のガイド情報が得られ、また、
良く見る主要な番組に関してはユーザを待たせることな
く詳細情報を直ぐ表示させる。また、ユーザが通常あま
り視聴しない番組であっても、詳細情報の周波数が記憶
されていることから、処理に数秒(少なくとも５秒程度)
はかかるが、詳細情報を容易に表示させることができ
る。
【００３９】
【発明の効果】本発明によれば、データ項目ごとに優先
順位を設定し、優先順位に従って各データをＲＡＭに蓄
積しておくようにしたことから、多くの番組の概要ガイ
ドを広く表示することができ、しかも視聴頻度の高い番
組については詳細な情報を短時間に表示させることがで
きる。
順位を設定し、優先順位に従って各データをＲＡＭに蓄
積しておくようにしたことから、多くの番組の概要ガイ
ドを広く表示することができ、しかも視聴頻度の高い番
組については詳細な情報を短時間に表示させることがで
きる。
【００４０】また優先順位の低い情報であっても、あら
かじめそのデータのIDや周波数を記憶しておくため、詳
細情報の表示までの時間を短縮でき、優先順位の低い番
組の情報も従来より短時間に表示させることができる。
かじめそのデータのIDや周波数を記憶しておくため、詳
細情報の表示までの時間を短縮でき、優先順位の低い番
組の情報も従来より短時間に表示させることができる。
【図１】本発明のチューナの構成を示す図である。
【図２】送信信号の内容を示す図である。
【図３】記憶要否表を示す図である。
【図４】番組ガイドテーブルを示す図である。
【図５】記憶要否表を作成するフローチャートである。
【図６】番組ガイドテーブルの利用を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
２ チューナー
４ チューナーユニット
６ ＱＰＳＫユニット
８ トランスポートストリームデマルチプレクサ
１０ デコーダユニット
１２ ビデオエンコーダ
１４ ＣＰＵ
１６ ＲＡＭ
１８ ＲＯＭ
２０ オーディオエンコーダ
２２ 最新情報
２４ 詳細情報
２６ 概要情報
２８ 周波数情報
２００ ＣＰＵバス
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04N 5/38 - 5/46
H04H 1/00
H04N 7/00 - 7/088
Claims (4)
- 【請求項１】 予め複数のチャネルの番組ガイド情報を
記憶し、記憶されたガイド情報を利用者からの指示によ
って随時画面上に表示させるようにした番組ガイドの表
示方法であって、チャネル毎に優先順位を設定すると共
に前記優先順位に基づき各チャネルの番組毎に詳細情報
の記憶が必要か否かを設定し、所定の優先順位内のチャ
ネルの番組ガイドを画面に表示し、かつ前記表示された
チャネルの番組のうち前記詳細情報の記憶要とされた番
組においては、該番組の詳細ガイドを示す詳細情報を予
め記憶手段に記憶させ、前記表示された番組のうち前記
詳細情報の記憶不要とされた番組においては、該番組の
詳細情報が含まれる周波数と番組ＩＤとを記憶させ、詳
細情報の表示要求があったとき前記記憶手段または前記
周波数と前記番組ＩＤを用いて詳細情報を入手して詳細
ガイドを画面に表示させることを特徴とする番組ガイド
の表示方法。 - 【請求項２】 複数のチャネルの番組ガイド情報等を記
憶する記憶手段と、該記憶された番組ガイド情報を利用
者からの指示によって随時画面上に表示させる表示手段
とを備えた番組ガイド装置であって、前記チャネルに優
先順位を設定するとともに前記優先順位に基づき各チャ
ネルの番組毎に詳細情報の記憶要否を設定し、前記詳細
情報の記憶要とされた番組においては、番組の詳細を示
す詳細情報を、前記詳細情報の記憶不要とされた番組に
おいては、詳細情報が含まれる周波数と番組ＩＤとを前
記記憶手段に記憶させ、番組ガイドの表示要求があった
とき前記表示手段により所定の優先順位内のチャネルの
番組ガイドを前記画面上に表示させる制御手段とをさら
に有する番組ガイド装置。 - 【請求項３】 前記画面上に表示させる内容は、各番組
に関する番組名、放送開始時刻、放送終了時刻、主演者
名称、詳細ガイド呼び出し用のスイッチであり、該スイ
ッチがＯＮされると前記記憶手段、または前記周波数と
番組ＩＤを用いて詳細情報を入手して該当番組の詳細ガ
イドが前記表示手段により前記画面上に表示されること
を特徴とする請求項２に記載の番組ガイド装置。 - 【請求項４】 前記番組ガイド情報は、番組の放送チャ
ネル内に含まれて送信されてくるガイド情報であること
を特徴とする請求項２または３に記載の番組ガイド装
置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP05046499A JP3388198B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 番組ガイドの表示方法、およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05046499A JP3388198B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 番組ガイドの表示方法、およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000253328A JP2000253328A (ja) | 2000-09-14 |
| JP3388198B2 true JP3388198B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=12859611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05046499A Expired - Fee Related JP3388198B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 番組ガイドの表示方法、およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3388198B2 (ja) |
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| JP2006080802A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Toshiba Corp | 番組記録装置および番組情報抽出方法 |
| JP4599123B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2010-12-15 | 株式会社東芝 | 番組記録装置、番組情報取得方法および放送受信装置 |
| JP2006080799A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Toshiba Corp | 番組記録装置およびその番組表作成方法 |
| JP4726473B2 (ja) * | 2004-12-02 | 2011-07-20 | 京セラ株式会社 | ディジタル放送受信装置 |
| JP2008005282A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Sharp Corp | メタデータ電子表示装置 |
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| JP5153906B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2013-02-27 | 京セラ株式会社 | ディジタル放送受信装置 |
| JP5324678B2 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-10-23 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン（パブル） | 電子サービスガイドのダウンロードを制御する技術 |
| JP6342144B2 (ja) * | 2013-12-03 | 2018-06-13 | クラリオン株式会社 | 車両用放送受信装置、及び車両用放送受信装置の制御方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP4045615B2 (ja) * | 1997-07-18 | 2008-02-13 | ソニー株式会社 | 受信装置、受信方法、および、記録媒体 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP05046499A patent/JP3388198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2000253328A (ja) | 2000-09-14 |
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