JP3386578B2 - 燃料給油車のインターロック装置 - Google Patents

燃料給油車のインターロック装置

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JP3386578B2
JP3386578B2 JP15147394A JP15147394A JP3386578B2 JP 3386578 B2 JP3386578 B2 JP 3386578B2 JP 15147394 A JP15147394 A JP 15147394A JP 15147394 A JP15147394 A JP 15147394A JP 3386578 B2 JP3386578 B2 JP 3386578B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、燃料給油車のインター
ロック装置に関する。すなわち、空港にて燃料油を航空
機に給油するサービサ等の燃料給油車における、インタ
ーロック装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】このような燃料給油車では、燃料油を、
給油機器類が配された給油配管を経た後、例えば昇降自
在に組み付けられたリフター上から、給油ホースにて、
空港の駐機場に駐機中の航空機に給油する。すなわち給
油時には、リフターが作業員を載せて航空機の給油口直
下まで上昇し、作業員は、車載されていた給油ホース先
端のノズルを航空機の給油口に接続して、給油作業を行
う。なおリフターは、このように給油口の位置が高い大
型の航空機への給油作業用として、多くの燃料給油車に
装備されている。又、このような燃料給油車としては、
燃料油のタンクを搭載し、タンクの燃料油を車載のポン
プにて給油配管に供給して給油するタイプのものと、こ
のようなタンクを搭載しないタイプのもの、つまり、空
港側のハイドラント給油装置の貯留タンクからポンプに
て地下のハイドラント配管を介し駐機場まで圧送されて
きた燃料油を、車載の受入ホースを接続して取り入れて
給油配管に供給して給油するタイプのもの、いわゆるサ
ービサとの2つのタイプのものがある。後者のタイプで
あるサービサは、通常、給油量の多い大型の航空機の発
着する空港において、ハイドラント給油装置と共に使用
される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち、このような燃料給油車による給油作業は一般に、リ
フター上の作業員および地上側・車輌側の作業員によ
り、つまり居場所の異なる複数名の作業員により行われ
ている。そこで、まず、ある作業員が上昇したリフタ
ー上で給油作業中の状態、又は、給油作業は終了した
ものの、まだ給油ホース先端のノズルを航空機の給油口
に接続したままの未格納状態、つまり給油ホースを外し
忘れた状態、更には、リフターを降下させるのを忘れ
た未格納状態、等々において、地上側・車輌側の他の作
業員が誤って燃料給油車を発進させてしまう可能性があ
る。又、サービサの場合には、これらに加え、受入ホ
ースをハイドラント配管に接続したまま外し忘れた未格
納状態のまま、誤って燃料給油車を発進させてしまう可
能性もある。 【0004】このようにして、もしも給油部材であるリ
フター,給油ホース,受入ホース等を燃料給油車側に格
納していない未格納状態のまま、燃料給油車を誤発進さ
せるようなことがあると、次のような諸問題発生の危険
が指摘される。まず、航空機の給油口、燃料給油車のリ
フター,給油ホース,受入ホース、ハイドラント給油装
置のハイドラント配管の先端、等を破損,損壊する事故
が発生すると共に、更に、圧送された高圧かつ多量の燃
料油が、瞬時に外部に漏出し溢れ出してしまい大変危険
である。又、上述により航空機の給油口が破損,損壊し
た場合には、航空機が出発不能となる事態も発生し、更
に、リフターを未格納状態のまま燃料給油車を誤発進さ
せた場合には、未格納状態のリフターが空港設備等に衝
突する事故や、燃料給油車が転倒する事故等にもつなが
り、これらの面からも大変危険である。 【0005】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、格納
スイッチおよび変速スイッチの検出結果に基づき、給油
部材が未格納状態で変速機の変速レバーが中立位置以外
とされた場合に、停止制御手段がエンジン停止機構を作
動させると共に、更に、表示制御手段により表示装置が
給油部材の状態等を文字表示するようにしたことによ
り、第1に、燃料給油車の誤発進を確実に防止でき、第
2に、特に給油作業終了後に給油部材の未格納状態を速
やかに発見でき、第3に、走行中に給油部材が外れて未
格納状態となった場合もこれを速やかに知ることができ
る、燃料給油車のインターロック装置を提案することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、この
インターロック装置は、燃料油を給油機器類を経由して
航空機に給油する、燃料給油車におけるインターロック
装置である。該燃料給油車は、空港側のハイドラント給
油装置からの燃料油を、車載の受入ホースにて取り入れ
て、該給油機器類を経由して、昇降自在に組み付けられ
たリフター上から、給油ホースにて航空機に給油する。
そして、このような給油作業は、該リフター上の作業員
および地上側・車輛側の作業員により、居場所の異なる
複数名の該作業員により行われる。そして該インターロ
ック装置は、各格納スイッチ,変速スイッチ,エンジン
停止機構,停止制御手段,解除スイッチ,表示装置,表
示制御手段等、を有してなる。各該格納スイッチは、給
油部材たる該受入ホース,リフター,給油ホース付近に
それぞれ付設され、それぞれの格納状態や未格納状態を
検出する。該変速スイッチは、車輌の変速機の変速レバ
ー付近に付設され、その中立位置を検出する。該エンジ
ン停止機構は、車輌のエンジンを停止可能である。該停
止制御手段は、各該格納スイッチおよび該変速スイッチ
の検出結果に基づき、各該給油部材のいずれか1つで
も、つまり該受入ホース,リフター,給油ホースのいず
れか1つでもが未格納状態で、該変速レバーが中立位置
以外の場合に、該エンジン停止機構を作動させる。該解
除スイッチは、常時は、該エンジン停止機構を該停止制
御手段にて作動可能な状態に置くが、火災その他の緊急
時には、該エンジン停止機構を該停止制御手段にて作動
させることを不能ならしめるべく、切換可能な手動切換
式よりなる。該表示装置は、車輌の運転室等に配設さ
れ、各種の文字表示を実施する。表示制御手段は、各該
格納スイッチの検出結果および該解除スイッチからの信
号や予め読み込まれていたプログラムに基づき、該表示
装置に表示信号を送出する。そして該表示装置は、各該
給油部材つまり該受入ホース,リフター,給油ホースの
格納状態や未格納状態に対応した文字表示、および、こ
れに付随した該インターロック装置全体の作動状態や解
除状態に対応した文字表示を、電光表示にて各種の文章
態様で実施する。 【0007】 【作用】本発明に係るインターロック装置は、このよう
な手段よりなるので、次のように作用する。まず、走行
中等の給油作業前は、受入ホース,リフター,給油ホー
ス等の給油部材は格納状態にあり、各格納スイッチがこ
れを検出するので、例え変速レバーが中立位置以外の前
進,後退位置等にあり、変速スイッチがこれを検出して
も、停止制御手段にてエンジン停止機構が作動されるこ
とはない。次に、停車された後の給油作業中は、各給油
部材は外され未格納状態にあり、各格納スイッチがこれ
を検出するが、通常は変速レバーが中立位置にあり、変
速スイッチがこれを検出するので、停止制御手段にてエ
ンジン停止機構が作動されることはない。そして、給油
作業の終了後、燃料給油車は発車されるが、通常は各給
油部材が格納され格納状態にあり、格納スイッチがこれ
を検出するので、例え変速レバーが中立位置以外の前
進,後退位置等とされ、変速スイッチがこれを検出して
も、停止制御手段にてエンジン停止機構が作動されるこ
とはない。これらに対し、給油作業中や給油作業終了後
において、まだ各給油部材のいずれか1つでもが未格納
状態にあり、その格納スイッチがこれを検出すると共
に、もしも変速レバーが中立位置以外の前進,後退位置
等とされ、変速スイッチがこれを検出すると、停止制御
手段にてエンジン停止機構が作動される。更に走行中に
おいて、各給油部材のいずれか1つでもが格納状態から
未格納状態となり、格納スイッチがこれを検出すると、
変速レバーが中立位置以外の前進,後退位置等にあり、
変速スイッチがこれを検出するので、停止制御手段にて
エンジン停止機構が作動される。これらと共に、このイ
ンターロック装置では、各格納スイッチの検出結果に基
づき、表示制御手段を介し表示装置が、リフター,給油
ホース,受入ホース等の給油部材の格納状態や未格納状
態に対応した文字表示や、インターロック装置全体の作
動状態や解除状態に対応した文字表示を、実施する。 【0008】第1に、このようなインターロック装置に
より、給油作業中や給油作業終了後に、給油部材が未格
納状態のまま、燃料給油車を誤って発進させてしまうこ
とは、防止される。すなわち、受入ホース,リフター,
給油ホース等の給油部材のいずれか1つでもが、未格納
状態のまま、もしも誤って変速レバーを、中立位置から
前進,後退位置等に切換えた場合には、停止制御手段に
てエンジン停止機構が作動するので、発進できない。第
2に、特に給油作業終了後に、給油部材がいずれか1つ
でも、未格納状態のままとなっている場合は、これを表
示装置の文字表示により速やかに発見でき、直ちに格納
状態とすることが可能となる。すなわち、受入ホース,
リフター,給油ホース等の給油部材のいずれか1つで
も、まだ未格納状態のままとなっている場合は、これを
表示装置の対応した文字表示により、速やかに発見し知
ることができる。つまり、どの給油部材が未格納状態に
あるかが、文字表示により運転室内等でモニターされる
ので、給油作業終了後に、未格納状態の給油部材を直ち
に格納状態とすることが可能となり、上述した第1の誤
発進は、この面からも防止される。第3に、走行中にお
いて振動等により、受入ホース,リフター,給油ホース
等の給油部材が、格納状態から外れて未格納状態となっ
た場合、燃料給油車は直ちにゆっくりと停車する。これ
と共に、この給油部材の未格納状態を、表示装置の対応
した文字表示により、速やかに発見し知ることができ
る。つまり、どの給油部材が外れたかが、文字表示によ
り運転室内等でモニターされるので、未格納状態となっ
た給油部材を、直ちに元の格納状態に戻すことが可能と
なる。 【0009】 【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1は、本発明の実施例の回路
説明図であり、図2は、ノズル格納部,ノズルスイッチ
等の断面説明図、図3の(1)図は、変速レバー,変速
スイッチ等の斜視図、図3の(2)図は、エンジン停止
機構の断面説明図である。図4は、他の実施例のブロッ
ク図である。図5の(1)図は、サービサの側面説明
図、図5の(2)図は、サービサの斜視説明図である。 【0010】まず図5により、燃料給油車たるサービサ
について説明する。本発明に係るインターロック装置1
7の適用対象である燃料給油車、つまりサービサ1で
は、空港側のハイドラント給油装置2からの燃料油を、
給油機器類を経た後、昇降自在に組み付けられたリフタ
ー3上から、給油ホース4にて航空機5に給油する。こ
れらについて詳述すると、空港にはハイドラント給油装
置2が設けられており、その貯留タンクからポンプにて
圧送されてきた燃料油は、地下のハイドラント配管6を
経由した後、駐機場近くの地下ピット給油口のハイドラ
ントバルブ7に至る。そして、サービサ1に車載されて
いたインテークホースたる受入ホース8の先端が、カプ
ラ等を介しハイドラントバルブ7に結合,接続され、も
って、圧送されてきた燃料油が、受入ホース8そしてス
イベルジョイント9を介し、サービサ1の機械室10の
給油配管11へと取り入れられる。 【0011】サービサ1の機械室10の給油配管11に
は、上流側から下流側に向け、閉止弁,ストレーナ,圧
力制御弁,フィルター,計量器,流量制御弁,ベンチュ
リ等の給油機器類が、順に設けられている。そこで取り
入れられた燃料油は、このような給油配管11そして給
油機器類を通過することにより、濾過され清浄化される
と共に、所定の給油圧力,流量,流速等への調整,制御
が実施される。 【0012】しかる後、燃料油は給油ホース4を介し、
その先端のノズル12にて航空機5に給油される。すな
わち、サービサ1の機械室10の例えば後部には、リフ
ト機構13にて昇降自在に給油作業台たるリフター3が
組み付けられており、リフター3は、給油時には作業員
14を載せて、空港の駐機場に駐機された航空機5の給
油口15直下まで上昇され、作業員14は、車載されて
いた給油ホース4の先端のノズル12を、航空機5の給
油口15に結合,接続して給油作業を行う。リフター3
はこのように、給油口15が高い位置にある大型の航空
機への給油作業用として、多くのサービサ1に装備され
ている。なお、航空機5側の燃料タンクは、一般に複数
のタンク室に分割されており、各々のタンク室は、それ
らの集合配管を介し給油口15に接続されている。16
は、サービサの運転室を示す。 【0013】そして、本発明のインターロック装置17
は、次の格納スイッチ18,変速スイッチ19,エンジ
ン停止機構20,停止制御手段21,表示装置22,表
示制御手段23、等を有してなる。以下これらについて
詳述する。 【0014】まず、このインターロック装置17の格納
スイッチ18について述べる。格納スイッチ18は、リ
フター3,ノズル12付の給油ホース4,受入ホース8
等の給油部材24付近に、それぞれ付設されており、そ
れらの格納状態や未格納状態を検出する。例えば図2に
は、格納スイッチ18の1例たるノズルスイッチ26が
示されており、このノズルスイッチ26は、給油部材2
4たる給油ホース4の先端のノズル12について、その
ノズル格納部25への格納状態や未格納状態を検出す
る。すなわちサービサ1には、給油ホース4を格納,巻
回するホースリールと共に、その先端のノズル12を格
納,保持するノズル格納部25が設けられており、ノズ
ル格納部25は、上面が開放された箱状をなし不動に固
定された容器部27と、その蓋部28とからなり、蓋部
28上に付設されたハンドル29の操作により開閉され
る。容器部27や蓋部28の内部には、格納されたノズ
ル12の首部を挟持する弾性材製の枕部30が、上下に
対向して突設されている。 【0015】そして、このようなノズル格納部25に、
格納スイッチ18たるノズルスイッチ26が付設されて
いる。すなわち、ノズル格納部25の容器部27内に
は、水平のピン31にて受レバー32が取り付けられて
おり、この受レバー32の下部分は、介装された引張バ
ネ33にて、格納状態のノズル12の位置に向け図面上
時計方向に付勢位置決めされている。そしてノズルスイ
ッチ26は、不動に固定された例えばリミットスイッチ
よりなり、そのスイッチレバーLがローラーRを介し、
受レバー32の下端に対向位置している。もって、ノズ
ル12がノズル格納部25に未格納状態の場合、受レバ
ー32は図2中実線表示のごとく傾斜姿勢をとり、ノズ
ルスイッチ26はオフで未格納状態を検出している。こ
れに対し、ノズル12がノズル格納部25に対し格納状
態とされた場合、受レバー32は、ノズル12にて図面
上反時計方向に引張バネ33に抗し押圧されて、図2中
想像線表示のごとく直立姿勢をとる。もってノズルスイ
ッチ26は、そのスイッチレバーLがローラーRを介し
この直立姿勢の受レバー32にて押圧されて、オンとな
り、格納状態を検出する。 【0016】図示例では、給油部材24たる給油ホース
4の格納スイッチ18として、給油ホース4先端のノズ
ル12のノズル格納部25に、ノズルスイッチ26が付
設されていたが、勿論これに限定されるものではなく、
例えば、給油ホース4を格納,巻回するホースリール
に、その格納スイッチ18を付設するようにしてもよ
い。更に、このような給油ホース4以外のリフター3,
受入ホース8等の給油部材24付近にも、格納スイッチ
18がそれぞれ付設されている。すなわち、リフター3
の降下位置には、その格納スイッチ18として例えばリ
ミットスイッチを用いたリフタースイッチ34(図1参
照)が付設され、又、受入ホース8の格納箇所にも、格
納スイッチ18として例えばリミットスイッチを用いた
受入ホーススイッチ35(図1参照)が付設され、それ
ぞれ、リフター3や受入ホース8の格納状態や未格納状
態を検出するようになっている。なお給油部材24とし
て、図示例ではリフター3,ノズル12付の給油ホース
4,受入ホース8等が対象とされていたが、給油部材2
4はこのような組み合わせに限定されるものではなく、
その1つ又は2つの組み合わせや、これら以外の給油部
材24との組み合わせも可能である。勿論それらの場合
には、格納スイッチ18も、ノズルスイッチ26,リフ
タースイッチ34,受入ホーススイッチ35のうちの1
つ又は2つの組み合わせや、これら以外のものとの組み
合わせが考えられる。格納スイッチ18は、このように
なっている。 【0017】次に、このインターロック装置17の変速
スイッチ19について述べる。変速スイッチ19は、図
3の(1)図に示したように、車輌の変速機36の変速
レバー37付近に付設され、その中立位置を検出する。
すなわち図3の(1)図において、走行動力伝達用のト
ランスミッションたる変速機36上の中央には、その中
立位置たる中心付近から前進位置や後退位置たる前後方
向に揺動変位可能な、チェンジレバーたる変速レバー3
7が立設されている。又、この変速機36上には、ブラ
ケット38を介し軸受39が固着されており、軸受39
には軸40が水平に組み付けられ、軸40の一端上に
は、中央に間隔41を存したフォークアーム42が立設
固定され、このフォークアーム42の間隔41内に、上
述した変速レバー37が位置している。軸40の他端に
は、カム円盤43が取り付け固定され、このカム円盤4
3上に対応位置して、例えばリミットスイッチよりなる
変速スイッチ19が配されており、変速スイッチ19
は、ブラケット44を介し軸受39上に立設固定されて
いる。 【0018】そこで、変速レバー37が図示のごとく中
立位置にある場合は、カム円盤43により変速スイッチ
19がオンとなり、このような中立位置を検出する。こ
れに対し、変速レバー37が前進,後退のため前後に揺
動変位された場合は、フォークアーム42,軸40,カ
ム円盤43も回動変位するので、変速スイッチ19はオ
フし、その中立位置を検出することなく、中立位置以外
にあることを検出する。図示例の変速スイッチ19はこ
のようになっているが、勿論変速スイッチ19はこのよ
うな図示例に限定されるものではなく、その他各種の付
設位置,構造等が考えられる。変速スイッチ19は、こ
のようになっている。 【0019】次に、このインターロック装置17のエン
ジン停止機構20について述べる。車輌のエンジン45
を停止可能なエンジン停止機構20として、図3の
(2)図に示した例では、エンジン45のシリンダー4
6への燃料供給を不能とする方式が採用されている。す
なわち、車輌のエンジン45において、シリンダー46
のシリンダー頭部47には、燃料噴射ノズル48が取り
付けられており、この燃料噴射ノズル48は、噴射ポン
プ49や供給管路50を介し、燃料タンク(図示せず)
に接続されている。そして図示例のエンジン停止機構2
0では、供給管路50に燃料弁51が付設され、この燃
料弁51の操作レバー52に、電磁プランジャー53の
プランジャー杆の先端が連結されている。もって、電磁
プランジャー53が励磁されると、そのプランジャー杆
が後退し、操作レバー52が揺動して、常開の燃料弁5
1を閉に切換えるようになっている。 【0020】図示例では、このようなエンジン停止機構
20により、車輌のエンジン45を停止可能となってい
る。なおエンジン停止機構20は、このようにエンジン
45への燃料供給を不能とする方式の他、この方式と共
に又は単独で、他の各種方式の採用も可能である。例え
ば、エンジン45のシリンダー46内を大気に開放し
て、シリンダー46内の圧力上昇を不能とし、供給され
た燃料の圧縮機能を失わしめてエンジン45を停止させ
る方式や、エンジン45の点火回路をオフする方式、等
々の採用が考えられる。エンジン停止機構20は、この
ようになっている。 【0021】次に、このインターロック装置17の停止
制御手段21について述べる。停止制御手段21は、格
納スイッチ18および変速スイッチ19の検出結果に基
づき、給油部材24が未格納状態で変速レバー37が中
立位置以外の場合に、エンジン停止機構20を作動させ
る。図1に示した停止制御手段21は、ノズルスイッチ
26,リフタースイッチ34,受入ホーススイッチ35
等の格納スイッチ18の検出結果に基づき、給油ホース
4,リフター3,受入ホース8等の給油部材24が未格
納状態にあり、かつ、変速スイッチ19の検出結果に基
づき変速レバー37が中立位置以外にある場合に、エン
ジン停止機構20を作動させるようになっている。 【0022】図1について詳述すると、電源54からの
回路は途中で、ヒューズ55側と解除スイッチ56側と
に分岐されている。そして、ヒューズ55側は更に途中
で分岐され、直列の各格納スイッチ18,リレーコイル
57と、直列の変速スイッチ19,リレーコイル58と
が、並列に配されている。他方、解除スイッチ56側
は、解除スイッチ56,リレー接点59,リレー接点6
0が直列に配された後、エンジン停止機構20とブザー
61とが並列に接続されている。 【0023】まず格納スイッチ18は、リフタースイッ
チ34,ノズルスイッチ26,受入ホーススイッチ35
が直列に配されており、それぞれリフター3,給油ホー
ス4のノズル12,受入ホース8等の対応する給油部材
24が格納状態にあることを検出しオンすると、そのa
側接点が閉(続)となる。そして、このような各格納ス
イッチ18のすべてのa側接点が閉(続)となると、リ
レーコイル57が通電,励磁され、もって、対応するリ
レー接点59が開(断)に切換わる。又、変速スイッチ
19は、変速レバー37が中立位置にあることを検出し
オンすると、そのa側接点が閉(続)となり、リレーコ
イル58が通電,励磁され、もって、対応するリレー接
点60が開に切換わる。そしてエンジン停止機構20
は、リレー接点59,60のいずれかが開(断)となる
と、通電不能に回路が遮断され作動不能となる。 【0024】図示例では、このようなリレーコイル5
7,58そしてリレー接点59,60により、停止制御
手段21が構成されている。そして上述したところとは
異なり、各格納スイッチ18のうちいずれか1つでも、
対応する給油部材24が未格納状態にあることを検出し
てオフすると、そのb側接点が閉(続)となりa側接点
が開(断)となるので、リレーコイル57は通電,励磁
されず、対応するリレー接点59は閉(続)となる。
又、変速スイッチ19は、変速レバー37が中立位置に
ないこと、つまり前進,後退位置にあることを検出しオ
フすると、そのb側接点が閉(続)となりa側接点が開
(断)となるので、リレーコイル58は通電,励磁され
ず、対応するリレー接点60は閉(続)となる。これら
により、給油部材24のいずれか1つでも未格納状態に
あり、その格納スイッチ18がオフしリレーコイル57
が励磁されずリレー接点59も閉(続)であり、かつ、
変速レバー37が中立位置以外にあり、変速スイッチ1
9がオフしリレーコイル58が励磁されずリレー接点6
0も閉(続)である場合には、エンジン停止機構20が
通電されて作動し、エンジン45が停止されるようにな
っている。図示例の停止制御手段21は、このようなリ
レーコイル57,58そしてリレー接点59,60に
て、構成されている。 【0025】ところで、手動切換式の解除スイッチ56
は、常時は、そのa側接点が閉(続)とされ、停止制御
手段21のリレー接点59,60そしてエンジン停止機
構20を通電可能な状態に置き、もって上述により、条
件次第では停止制御手段21にてエンジン停止機構20
を作動させることが可能となっている。これに対し火災
その他の緊急時には、そのb側接点が閉(続)に切換え
られa側接点が開(断)となるので、停止制御手段21
のリレー接点59,60そしてエンジン停止機構20へ
の回路を遮断して、通電不能とする。もって、停止制御
手段21にてエンジン停止機構20を作動させること
を、不能ならしめている。つまり、空港における火災等
の緊急時にあっては、例え給油部材24が未格納状態で
ありリレーコイル57が励磁されても、エンジン停止機
構20が通電,作動されることはなく、このインターロ
ック装置17は全体的に解除され、サービサ1は自在に
走行可能となる。停止制御手段21は、このようになっ
ている。 【0026】次に、このインターロック装置17の表示
装置22と表示制御手段23について述べる。表示装置
22は、車輌の運転室16(図5参照)等に配設され、
少なくとも給油部材24の格納状態や未格納状態に対応
した文字表示を実施する。又、表示制御手段23は、格
納スイッチ18の検出結果や予め読み込まれていたプロ
グラムに基づき、表示装置22に表示信号を送出する。 【0027】この表示装置22や表示制御手段23につ
いて、更に詳述する。図示例の表示装置22は、リフタ
ー3,給油ホース4,受入ホース8等の給油部材24に
ついて、それらの格納状態や未格納状態に対応した文字
表示を、例えば文字が左右等に流れ夜間等でも見易い電
光表示にて実施する。図示例では更にこれに付随して、
インターロック装置17全体の状態についても、対応し
た文字表示により電光表示が実施される。このような文
字表示の態様としては、各種の文章が考えられ、まず、
格納スイッチ18が給油部材24の未格納状態を検出し
た場合、つまり、給油作業中や給油作業終了直後の表示
としては、例えば、「給油部材24が外れています」、
「給油部材24が未格納状態です」、「走行不能で
す」、「インターロックが作動中です」、更には各々に
ついて「リフター3が上がっています」、「給油ホース
4が外れています」、「受入ホース8が外れていま
す」、等々が考えられる。そして、これらの文字表示
が、適宜選択実施されるが、経時的にこれらの文字表示
を採用することも考えられる。これに対し、すべての給
油部材24が格納状態となり、格納スイッチ18がこれ
を検出した場合の表示としては、例えば、「給油部材2
4は格納状態です」、「走行可能です」、「インターロ
ックは解除されています」、等々が考えられる。又、緊
急時等において、解除スイッチ56が切換えられて、リ
レー接点59,60そしてエンジン停止機構20への通
電が遮断され、インターロック装置17が全体的に解除
された場合も、その旨の表示を実施する。 【0028】そして、このような文字表示を実施する表
示装置22は、運転室16等に配設されており、例え
ば、運転室16内の操作盤や、運転室16のドア外側等
に配設される。又、表示制御手段23としては例えばマ
イクロコンピューターが用いられ、ノズルスイッチ2
6,リフタースイッチ34,受入ホーススイッチ35等
の各格納スイッチ18からの検出信号、更に解除スイッ
チ56からの検出信号が入力される。図示例では、これ
らのb側接点と表示制御手段23間が接続され、これら
のb側接点が閉(続)の場合に、表示制御手段23にそ
の旨の検出信号が送出されるようになっている。そして
表示制御手段23は、これらの検出結果と予め読み込ま
れていたプログラムとに基づき、表示装置22に対し、
各種の文字表示態様に対応した表示信号を送出する。 【0029】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このようなインターロ
ック装置17を装備したサービサ1にあっては、まず、
例えば走行中等の給油作業前は、リフター3,給油ホー
ス4,受入ホース8等の給油部材24は格納状態にあ
り、リフタースイッチ34,ノズルスイッチ26,受入
ホーススイッチ35等の格納スイッチ18がこれを検出
するので、例え変速レバー37が中立位置以外の前進,
後退位置等にあり、変速スイッチ19がこれを検出して
も、停止制御手段21にてエンジン停止機構20が作動
されることはない。つまり、リレーコイル57が励磁さ
れリレー接点59が開(断)となるので、例えリレーコ
イル58が励磁されずリレー接点60が閉(続)となっ
ても、エンジン停止機構20が通電,作動されることは
ない。次に、停車された後の給油作業中は、給油部材2
4は外され未格納状態にあり、格納スイッチ18がこれ
を検出するが、通常は変速レバー37が中立位置にあ
り、変速スイッチ19がこれを検出するので、停止制御
手段21にてエンジン停止機構20が作動されることは
ない。つまり、リレーコイル57は励磁されずリレー接
点59が閉(続)となるが、リレーコイル58が励磁さ
れリレー接点60が開(断)となるので、エンジン停止
機構20が通電,作動されることはない。そして給油作
業の終了後、サービサ1は発車されるが、通常は給油部
材24が格納され格納状態にあり、格納スイッチ18が
これを検出するので、例え変速レバー37が中立位置以
外の前進,後退位置等とされ、変速スイッチ19がこれ
を検出しても、停止制御手段21にてエンジン停止機構
20が作動されることはない。つまり、リレーコイル5
7が励磁されリレー接点59が開(断)となるので、例
えリレーコイル58が励磁されずリレー接点60が閉
(続)となっても、エンジン停止機構20が通電,作動
されることはない。もって、サービサ1は走行可能とな
り、発進する。 【0030】これらに対し、給油作業中や給油作業終了
後において、まだ給油部材24が未格納状態にあり、格
納スイッチ18がこれを検出すると共に、もしも変速レ
バー37が中立位置以外の前進,後退位置等とされ、変
速スイッチ19がこれを検出すると、停止制御手段21
にてエンジン停止機構20が作動される。つまり、リレ
ーコイル57が励磁されずリレー接点59が閉(続)と
なると共に、リレーコイル58も励磁されずリレー接点
60も閉(続)となるので、エンジン停止機構20が通
電,作動される。もって、サービサ1は走行不能とな
り、発進しない。 【0031】更に走行中において、給油部材24が格納
状態から未格納状態となり、格納スイッチ18がこれを
検出すると、変速レバー37が中立位置以外の前進,後
退位置等にあり、変速スイッチ19がこれを検出するの
で、停止制御手段21にてエンジン停止機構20が通
電,作動される。つまり、リレーコイル57が励磁され
ずリレー接点59が閉(続)となると共に、リレーコイ
ル58も励磁されずリレー接点60も閉(続)となるの
で、エンジン停止機構20が通電,作動される。もっ
て、燃料給油車は走行不能となり、停車する。 【0032】これらと共に、このインターロック装置1
7には、表示装置22とその表示制御手段23が設けら
れている。そして、リフタースイッチ34,ノズルスイ
ッチ26,受入ホーススイッチ35等の格納スイッチ1
8の検出結果に基づき、表示制御手段23を介し表示装
置22が、少なくともリフター3,給油ホース4,受入
ホース8等の給油部材24の格納状態や未格納状態に対
応した文字表示を、実施するようになっている。さてそ
こで、このサービサ1のインターロック装置17にあっ
ては、次の第1,第2,第3のようになる。 【0033】第1に、このようなインターロック装置1
7により、給油作業中や給油作業終了後において、給油
部材24が未格納状態のまま、サービサ1を誤って発進
させてしまうことは、確実に防止される。すなわちこの
サービサ1は、まだ給油作業中や給油作業終了後におい
て、リフター3,給油ホース4,受入ホース8等の給油
部材24が未格納状態のまま、もしも誤って変速レバー
37を中立位置から前進,後退位置等に切換えた場合に
は、停止制御手段21にてエンジン停止機構20が作動
するので、サービサ1は発進できない。 【0034】第2に、特に給油作業終了後に、給油部材
24が未格納状態のままとなっている場合は、これを表
示装置22の文字表示により速やかに発見でき、直ちに
格納状態とすることが可能となる。すなわち、リフター
3,給油ホース4,受入ホース8等の給油部材24が、
まだ未格納状態のままとなっている場合は、これを表示
装置22の対応した文字表示により、速やかに発見し知
ることができる。つまり、どの給油部材24が未格納状
態にあるかが、表示装置22の文字表示により運転室1
6内等で容易にモニターされる。もって、特に給油作業
終了後において、未格納状態の給油部材24を直ちに格
納状態とすることが可能となり、上述した第1の誤発進
はこの面からも確実に防止される。 【0035】第3に、走行中において振動等により、リ
フター3,給油ホース4,受入ホース8等の給油部材2
4が格納状態から外れて未格納状態となった場合、サー
ビサ1は直ちにゆっくりと停車する。そしてこれと共
に、この給油部材24の未格納状態を表示装置22の対
応した文字表示により、速やかに発見し知ることができ
る。つまり、どの給油部材24が外れたかが、表示装置
22の文字表示により運転室16内等で容易にモニター
される。もって、未格納状態となった給油部材24を、
直ちに元の格納状態に戻すことが可能となる。 【0036】なお第1に、以上説明した実施例におい
て、インターロック装置17の停止制御手段21は、リ
レーコイル57,58やそのリレー接点59,60にて
構成され、図1に示した回路が採用されていたが、本発
明は、これに限定されるものではない。例えば、図4に
示したように、インターロック装置17について、上述
した停止制御手段21に代えて、マイクロコンピュータ
ーよりなる停止制御手段62を採用することも可能であ
る。 【0037】そして、このようなマイクロコンピュータ
ーを用いた停止制御手段62に対し、リフタースイッチ
34,ノズルスイッチ26,受入ホーススイッチ35等
の格納スイッチ18からの検出信号や、変速スイッチ1
9,解除スイッチ56等からの検出信号が入力され、記
憶される。これと共に、予め読み込まれていたプログラ
ムに基づき、ブザー61,エンジン停止機構20,表示
制御手段23を経由し表示装置22等に対し、作動信号
や指示信号が出力される。なお表示制御手段23も、こ
のようなマイクロコンピューターよりなる停止制御手段
62にて、兼用するようにすることも可能である。 【0038】 【発明の効果】本発明に係る燃料給油車のインターロッ
ク装置は、以上説明したように、格納スイッチおよび変
速スイッチの検出結果に基づき、給油部材が未格納状態
で変速機の変速レバーが中立位置以外とされた場合に、
停止制御手段がエンジン停止機構を作動させると共に、
更に、表示制御手段により表示装置が給油部材の状態等
を文字表示するようにしたことにより、次の効果を発揮
する。 【0039】第1に、燃料給油車の誤発進が防止され
る。すなわち、給油作業中や給油作業終了後において、
給油部材であるリフター,給油ホース,受入ホース等を
未格納状態のまま、燃料給油車を誤って発進させてしま
うことは、防止される。従って、航空機の給油口、燃料
給油車のリフター,給油ホース,受入ホース、ハイドラ
ント給油装置のハイドラント配管の先端等の破損,損壊
事故が回避されると共に、圧送されてきた高圧かつ多量
の燃料油が、外部に漏出して溢れ出る危険も回避され
る。又、航空機の給油口が破損,損壊した場合におい
て、航空機が出発不能となる事態も回避され、更に、リ
フターを未格納状態のまま誤発進させることが防止され
るので、未格納状態のリフターが空港設備等に衝突する
事故や、燃料給油車が転倒する事故等も回避される。こ
のようにして、この燃料給油車では各種の安全性が向上
する。 【0040】第2に、特に給油作業終了後等において、
給油部材の未格納状態を速やかに発見できる。すなわ
ち、給油部材であるリフター,給油ホース,受入ホース
等が、給油作業終了後等において未格納状態にある場合
は、表示装置により運転室等において、これを速やかに
発見し知ることができるので、未格納状態の給油部材を
直ちに格納状態とすることが可能となり、この面から
も、上述の第1で述べた誤発進や事故は確実に防止され
る。 【0041】第3に、走行中に給油部材が外れて未格納
状態となった場合も、これを速やかに知ることができ
る。すなわち、給油部材であるリフター,給油ホース,
受入ホース等が、走行中に格納状態から外れて未格納状
態となった場合も、表示装置により運転室等において、
これを速やかに発見し知ることができるので、未格納状
態の給油部材を直ちに格納状態に戻すことが可能とな
り、この面からも、上述の第1で述べた事故等は確実に
防止される。このように、この種従来例に存した問題点
が一掃される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る燃料給油車のインターロック装置
の実施例を示す、回路説明図である。 【図2】ノズル格納部,ノズルスイッチ等の断面説明図
である。 【図3】(1)図は、変速レバー,変速スイッチ等の斜
視図、(2)図は、エンジン停止機構の断面説明図であ
る。 【図4】本発明の他の実施例のブロック図である。 【図5】サービサによる給油状態を示し、(1)図は側
面説明図,(2)図は斜視説明図である。 【符号の説明】 1 サービサ(燃料給油車) 2 ハイドラント給油装置 3 リフター(給油部材) 4 給油ホース(給油部材) 5 航空機 8 受入ホース(給油部材) 16 運転室 17 インターロック装置 18 格納スイッチ 19 変速スイッチ 20 エンジン停止機構 21 停止制御手段 22 表示装置 23 表示制御手段 24 給油部材 26 ノズルスイッチ(格納スイッチ) 34 リフタースイッチ(格納スイッチ) 35 受入ホーススイッチ(格納スイッチ) 36 変速機 37 変速レバー 45 エンジン 57 リレーコイル(停止制御手段) 56 解除スイッチ 58 リレーコイル(停止制御手段) 59 リレー接点(停止制御手段) 60 リレー接点(停止制御手段) 62 停止制御手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料油を給油機器類を経由して航空機に
    給油する、燃料給油車におけるインターロック装置であ
    って、 該燃料給油車は、空港側のハイドラント給油装置からの
    燃料油を、車載の受入ホースにて取り入れて、該給油機
    器類を経由して、昇降自在に組み付けられたリフター上
    から、給油ホースにて航空機に給油し、このような給油
    作業が、該リフター上の作業員および地上側・車輛側の
    作業員により、居場所の異なる複数名の該作業員により
    行われ、 該インターロック装置は、給油部材たる該受入ホース,
    リフター,給油ホース付近にそれぞれ付設され、それぞ
    れの格納状態や未格納状態を検出する各格納スイッチ
    と、 車輌の変速機の変速レバー付近に付設され、その中立位
    置を検出する変速スイッチと、車輌のエンジンを停止可
    能なエンジン停止機構と、 各該格納スイッチおよび該変速スイッチの検出結果に基
    づき、各該給油部材のいずれか1つでも、つまり該受入
    ホース,リフター,給油ホースのいずれか1つでもが未
    格納状態で、該変速レバーが中立位置以外の場合に、該
    エンジン停止機構を作動させる停止制御手段と、 常時は、該エンジン停止機構を該停止制御手段にて作動
    可能な状態に置くが、火災その他の緊急時には、該エン
    ジン停止機構を該停止制御手段にて作動させることを不
    能ならしめるべく、切換可能な手動切換式の解除スイッ
    チと、 車輌の運転室等に配設され、各種の文字表示を実施する
    表示装置と、各該格納スイッチの検出結果および該解除
    スイッチからの信号や予め読み込まれていたプログラム
    に基づき、該表示装置に表示信号を送出する表示制御手
    段と、を有してなり、 該表示装置は、各該給油部材つまり該受入ホース,リフ
    ター,給油ホースの格納状態や未格納状態に対応した文
    字表示、および、これに付随した該インターロック装置
    全体の作動状態や解除状態に対応した文字表示を、電光
    表示にて各種の文章態様で実施すること、 を特徴とする燃料給油車のインターロック装置。
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