JP2001310676A - タンクローリのインターロック装置および警報装置 - Google Patents
タンクローリのインターロック装置および警報装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1に、積込み中や荷卸し中にタンクローリ
が動いてしまう危険,事故が防止され、第2に、走行中
に突然ブレーキがかかってしまう誤動作事故も回避さ
れ、第3に、これらがコスト面に優れブレーキ性能への
悪影響もなく実現される、タンクローリのインターロッ
ク装置および警報装置を提案する。 【解決手段】 インターロック装置17は、注入吐出口
11の遮断位置Aと退避位置に変位する遮断部材19
と、遮断位置Aにて遮断部材19をロック可能なロック
手段20と、パーキングブレーキ28の作動オンオフを
検出するブレーキ検出手段21と、を有してなり、パー
キングブレーキ28の作動オンを条件に、ロック手段2
0が遮断部材19をロック解除する。警報装置18は、
ブレーキ検出手段44がパーキングブレーキ28の作動
オンを検出しないと共に、遮断検出手段45も遮断部材
19の遮断位置Aを検出しない場合に、警報を実施す
る。
が動いてしまう危険,事故が防止され、第2に、走行中
に突然ブレーキがかかってしまう誤動作事故も回避さ
れ、第3に、これらがコスト面に優れブレーキ性能への
悪影響もなく実現される、タンクローリのインターロッ
ク装置および警報装置を提案する。 【解決手段】 インターロック装置17は、注入吐出口
11の遮断位置Aと退避位置に変位する遮断部材19
と、遮断位置Aにて遮断部材19をロック可能なロック
手段20と、パーキングブレーキ28の作動オンオフを
検出するブレーキ検出手段21と、を有してなり、パー
キングブレーキ28の作動オンを条件に、ロック手段2
0が遮断部材19をロック解除する。警報装置18は、
ブレーキ検出手段44がパーキングブレーキ28の作動
オンを検出しないと共に、遮断検出手段45も遮断部材
19の遮断位置Aを検出しない場合に、警報を実施す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンクローリのイ
ンターロック装置および警報装置に関する。すなわち、
タンク内にガソリン,軽油,灯油,その他の油等を積込
み,運搬,荷卸しするタンクローリにおける、インター
ロック装置および警報装置に関するものである。
ンターロック装置および警報装置に関する。すなわち、
タンク内にガソリン,軽油,灯油,その他の油等を積込
み,運搬,荷卸しするタンクローリにおける、インター
ロック装置および警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タンクローリは、タンクを搭載してお
り、ガソリン,軽油,灯油,その他の油等を、油槽所の
貯蔵タンクから積込んだ後、運搬して目的地のガソリン
スタンドの地下タンク等に荷卸しする。そして、タンク
ローリのタンクからの荷卸しの場合は必ず、タンクへ積
込む場合も多々、タンクの底弁を介した注入吐出口にホ
ースやアームを接続して行われている。すなわち、タン
クローリ側の注入吐出口と、油槽所側の吐出口やガソリ
ンスタンド側の受口とを、ホースやアームにて接続し
て、積込みや荷卸しが行われている。
り、ガソリン,軽油,灯油,その他の油等を、油槽所の
貯蔵タンクから積込んだ後、運搬して目的地のガソリン
スタンドの地下タンク等に荷卸しする。そして、タンク
ローリのタンクからの荷卸しの場合は必ず、タンクへ積
込む場合も多々、タンクの底弁を介した注入吐出口にホ
ースやアームを接続して行われている。すなわち、タン
クローリ側の注入吐出口と、油槽所側の吐出口やガソリ
ンスタンド側の受口とを、ホースやアームにて接続し
て、積込みや荷卸しが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第1
に、積込み中や荷卸し中に、タンクローリが動いてしま
う危険,事故が指摘されていた。すなわち、タンクロー
リを油槽所やガソリンスタンドにて停車させた際、ブレ
ーキをかけ忘れたまま、タンクローリ側と油槽所側やガ
ソリンスタンド側とをホースやアームにて接続して、油
等の積込みや荷卸しが行われることが多々あった。そし
て、このような積込み中や荷卸し中に、もしもタンクロ
ーリが誤って動き,発車するようなことがあると、油等
の流出,設備の損壊等、大事故につながる危険がある。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第1
に、積込み中や荷卸し中に、タンクローリが動いてしま
う危険,事故が指摘されていた。すなわち、タンクロー
リを油槽所やガソリンスタンドにて停車させた際、ブレ
ーキをかけ忘れたまま、タンクローリ側と油槽所側やガ
ソリンスタンド側とをホースやアームにて接続して、油
等の積込みや荷卸しが行われることが多々あった。そし
て、このような積込み中や荷卸し中に、もしもタンクロ
ーリが誤って動き,発車するようなことがあると、油等
の流出,設備の損壊等、大事故につながる危険がある。
【0004】第2に、そこで最近、次のようなタンクロ
ーリのインターロック装置も、開発,使用されている。
すなわち、タンクローリの注入吐出口の前方にバーを設
け、このバーを、注入吐出口へのホースやアームの接続
を不能ならしめる下位の遮断位置と、接続を可能ならし
める上位の退避位置とに、上下に揺動変位可能とする。
そして、積込みや荷卸しのためバーが退避位置に跳ね上
げられ、→センサがこれを検出したことを条件に、→ブ
レーキがかかるシステムよりなる、インターロック装置
が使用されていた。
ーリのインターロック装置も、開発,使用されている。
すなわち、タンクローリの注入吐出口の前方にバーを設
け、このバーを、注入吐出口へのホースやアームの接続
を不能ならしめる下位の遮断位置と、接続を可能ならし
める上位の退避位置とに、上下に揺動変位可能とする。
そして、積込みや荷卸しのためバーが退避位置に跳ね上
げられ、→センサがこれを検出したことを条件に、→ブ
レーキがかかるシステムよりなる、インターロック装置
が使用されていた。
【0005】しかしながら、この従来のインターロック
装置については、タンクローリの走行中に突然ブレーキ
がかかってしまう誤作動事故が発生し、非常に危険であ
るという問題が指摘されていた。例えば走行中の振動に
より、(バーを遮断位置に位置決めするストッパやロッ
クが外れ、)→バーが遮断位置から退避位置に跳ね上が
り、→これをセンサが検出して、→走行中にブレーキが
作動してしまうことがあった。又、走行中でバーが遮断
位置にあるにもかかわらず、→センサが検出異常を起こ
し、バーが退避位置にあると誤認して、→走行中にブレ
ーキが作動してしまうこともあった。
装置については、タンクローリの走行中に突然ブレーキ
がかかってしまう誤作動事故が発生し、非常に危険であ
るという問題が指摘されていた。例えば走行中の振動に
より、(バーを遮断位置に位置決めするストッパやロッ
クが外れ、)→バーが遮断位置から退避位置に跳ね上が
り、→これをセンサが検出して、→走行中にブレーキが
作動してしまうことがあった。又、走行中でバーが遮断
位置にあるにもかかわらず、→センサが検出異常を起こ
し、バーが退避位置にあると誤認して、→走行中にブレ
ーキが作動してしまうこともあった。
【0006】第3に、そこでこの従来のインターロック
装置については、このようなブレーキの誤作動を防止す
るために、更に、その安全装置を付設することも考えら
れたが、その分だけコスト高となると共に、付設した安
全装置自体の作動異常・不具合発生もあり、依然として
インターロック装置の誤作動が指摘されていた。更に、
この従来のインターロック装置にあっては、ブレーキラ
インの改造を要していた。すなわち、エアー源とブレー
キ手段間のエアー配管に、センサの検出に基づき開閉す
るバルブを追加することを要していた。そこで、その分
だけコスト高となると共に、エアー配管の途中にバルブ
を付加したことにより、本来のブレーキ性能に悪影響が
出る(残留エアーが生じ、運転席よりのブレーキ操作に
よるブレーキのかかりが、遅く・悪くなる)、という問
題も指摘されていた。更に、ブレーキラインを改造する
ので、官公庁への届出を要し、その為のテストデータの
準備や手間等を要し、この面からもコスト面に問題が指
摘されていた。
装置については、このようなブレーキの誤作動を防止す
るために、更に、その安全装置を付設することも考えら
れたが、その分だけコスト高となると共に、付設した安
全装置自体の作動異常・不具合発生もあり、依然として
インターロック装置の誤作動が指摘されていた。更に、
この従来のインターロック装置にあっては、ブレーキラ
インの改造を要していた。すなわち、エアー源とブレー
キ手段間のエアー配管に、センサの検出に基づき開閉す
るバルブを追加することを要していた。そこで、その分
だけコスト高となると共に、エアー配管の途中にバルブ
を付加したことにより、本来のブレーキ性能に悪影響が
出る(残留エアーが生じ、運転席よりのブレーキ操作に
よるブレーキのかかりが、遅く・悪くなる)、という問
題も指摘されていた。更に、ブレーキラインを改造する
ので、官公庁への届出を要し、その為のテストデータの
準備や手間等を要し、この面からもコスト面に問題が指
摘されていた。
【0007】本発明の請求項1,2,3は、このような
実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたも
のであって、注入吐出口の遮断位置と退避位置に変位す
る遮断部材つまりバーと、遮断位置にてバーをロック可
能なロック手段と、パーキングブレーキの作動オンを検
出するブレーキ検出手段と、を有してなる。そして、バ
ーの退避位置を条件に、ブレーキを作動オンさせていた
上記従来例とは逆に、パーキングブレーキの作動オンを
条件に、バーを退避位置へとロック解除でき、積込みや
荷卸しが可能となるシステムを採用してなる。もって、
本発明の請求項1,2,3は、第1に、積込み中や荷卸
し中に、タンクローリが動いてしまう危険,事故が防止
されると共に、第2に、タンクローリの走行中に突然ブ
レーキがかかってしまう誤作動事故も回避され、第3
に、しかもこれらが、コスト面に優れると共に、ブレー
キ性能への悪影響等もなく実現される、タンクローリの
インターロック装置を提案することを目的とする。
実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたも
のであって、注入吐出口の遮断位置と退避位置に変位す
る遮断部材つまりバーと、遮断位置にてバーをロック可
能なロック手段と、パーキングブレーキの作動オンを検
出するブレーキ検出手段と、を有してなる。そして、バ
ーの退避位置を条件に、ブレーキを作動オンさせていた
上記従来例とは逆に、パーキングブレーキの作動オンを
条件に、バーを退避位置へとロック解除でき、積込みや
荷卸しが可能となるシステムを採用してなる。もって、
本発明の請求項1,2,3は、第1に、積込み中や荷卸
し中に、タンクローリが動いてしまう危険,事故が防止
されると共に、第2に、タンクローリの走行中に突然ブ
レーキがかかってしまう誤作動事故も回避され、第3
に、しかもこれらが、コスト面に優れると共に、ブレー
キ性能への悪影響等もなく実現される、タンクローリの
インターロック装置を提案することを目的とする。
【0008】又、本発明の請求項4は、同様なバーやブ
レーキ検出手段と共に、遮断部材の位置を検出する遮断
検出手段や警報手段を、有してなる。そして、ブレーキ
検出手段がパーキングブレーキの作動オンを検出しない
と共に、遮断検出手段も遮断位置を検出せずバーが積込
みや荷卸し用の退避位置とされた場合は、警報を実施す
るシステムを採用してなる。もって、本発明の請求項4
は、上述した請求項1,2,3に準じ第1,第2,第3
のようになる、タンクローリの警報装置を提案すること
を目的とする。
レーキ検出手段と共に、遮断部材の位置を検出する遮断
検出手段や警報手段を、有してなる。そして、ブレーキ
検出手段がパーキングブレーキの作動オンを検出しない
と共に、遮断検出手段も遮断位置を検出せずバーが積込
みや荷卸し用の退避位置とされた場合は、警報を実施す
るシステムを採用してなる。もって、本発明の請求項4
は、上述した請求項1,2,3に準じ第1,第2,第3
のようになる、タンクローリの警報装置を提案すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請
求項1については次のとおり。すなわち、このインター
ロック装置は、タンクの底弁を介し注入吐出口から少な
くとも荷卸しが行われる、タンクローリにおいて用いら
れる。そして、該注入吐出口へのホースやアームの接続
を不能ならしめる遮断位置と接続を可能ならしめる退避
位置に変位可能な遮断部材と、該遮断部材を遮断位置に
てロック可能なロック手段と、車輌のパーキングブレー
キの作動オンオフを検出可能なブレーキ検出手段と、を
有してなる。そして該ロック手段は、該ブレーキ検出手
段が該パーキングブレーキの作動オン検出時のみ、該遮
断部材をロック解除すること、を特徴とする。
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請
求項1については次のとおり。すなわち、このインター
ロック装置は、タンクの底弁を介し注入吐出口から少な
くとも荷卸しが行われる、タンクローリにおいて用いら
れる。そして、該注入吐出口へのホースやアームの接続
を不能ならしめる遮断位置と接続を可能ならしめる退避
位置に変位可能な遮断部材と、該遮断部材を遮断位置に
てロック可能なロック手段と、車輌のパーキングブレー
キの作動オンオフを検出可能なブレーキ検出手段と、を
有してなる。そして該ロック手段は、該ブレーキ検出手
段が該パーキングブレーキの作動オン検出時のみ、該遮
断部材をロック解除すること、を特徴とする。
【0010】請求項2については次のとおり。すなわ
ち、この請求項2のインターロック装置は、請求項1に
記載したタンクローリのインターロック装置において、
該遮断部材は、該注入吐出口の前方を上下に揺動変位可
能なバーよりなり、該ロック手段はシリンダよりなり、
該バーをピストンロッドの前進によりロックすると共に
後退によりロック解除する。該ブレーキ検出手段は、該
パーキングブレーキの操作ノブに対応設された切換スイ
ッチよりなり、該操作ノブのオンオフ操作により該パー
キングブレーキの作動オンオフを検出すること、を特徴
とする。請求項3については次のとおり。すなわち、こ
の請求項3のインターロック装置は、請求項2に記載し
たタンクローリのインターロック装置において、該ロッ
ク手段は、エアー式のシリンダよりなる。該ブレーキ検
出手段は、該シリンダへのエアーの供給をオンオフ可能
となっていること、を特徴とする。
ち、この請求項2のインターロック装置は、請求項1に
記載したタンクローリのインターロック装置において、
該遮断部材は、該注入吐出口の前方を上下に揺動変位可
能なバーよりなり、該ロック手段はシリンダよりなり、
該バーをピストンロッドの前進によりロックすると共に
後退によりロック解除する。該ブレーキ検出手段は、該
パーキングブレーキの操作ノブに対応設された切換スイ
ッチよりなり、該操作ノブのオンオフ操作により該パー
キングブレーキの作動オンオフを検出すること、を特徴
とする。請求項3については次のとおり。すなわち、こ
の請求項3のインターロック装置は、請求項2に記載し
たタンクローリのインターロック装置において、該ロッ
ク手段は、エアー式のシリンダよりなる。該ブレーキ検
出手段は、該シリンダへのエアーの供給をオンオフ可能
となっていること、を特徴とする。
【0011】請求項1,2,3のタンクローリのインタ
ーロック装置は、このようになっているので、次のよう
になる。まず、走行中を含む常時において、遮断部材の
バーは遮断位置にあり、ロック手段のエアー式シリンダ
の前進したピストンロッドにて、ロックされている。次
に、積込みや荷卸しを行う際は、タンクローリを停車さ
せて、パーキングブレーキの操作ノブをオン操作するこ
とにより、パーキングブレーキが作動オンすると共に、
ブレーキ検出手段の切換スイッチがこれを検出する。そ
こで、ロック手段のシリンダにエアーが供給オンされて
ピストンロッドが後退し、ロックが解除された遮断部材
のバーを、それまでの遮断位置から退避位置へと揺動変
位させる。それから、タンクの注入吐出口にホースやア
ームを接続して、積込みや荷卸しが行われるので、積込
み中や荷卸し中にタンクローリが動き,発車すること
は、確実に防止される。
ーロック装置は、このようになっているので、次のよう
になる。まず、走行中を含む常時において、遮断部材の
バーは遮断位置にあり、ロック手段のエアー式シリンダ
の前進したピストンロッドにて、ロックされている。次
に、積込みや荷卸しを行う際は、タンクローリを停車さ
せて、パーキングブレーキの操作ノブをオン操作するこ
とにより、パーキングブレーキが作動オンすると共に、
ブレーキ検出手段の切換スイッチがこれを検出する。そ
こで、ロック手段のシリンダにエアーが供給オンされて
ピストンロッドが後退し、ロックが解除された遮断部材
のバーを、それまでの遮断位置から退避位置へと揺動変
位させる。それから、タンクの注入吐出口にホースやア
ームを接続して、積込みや荷卸しが行われるので、積込
み中や荷卸し中にタンクローリが動き,発車すること
は、確実に防止される。
【0012】次に、請求項4については次のとおり。す
なわち、この請求項4の警報装置は、タンクの底弁を介
し注入吐出口から少なくとも荷卸しが行われる、タンク
ローリにおいて用いられる。そして、該注入吐出口への
ホースやアームの接続を不能ならしめる遮断位置と接続
を可能ならしめる退避位置に変位可能な遮断部材と、車
輌のパーキングブレーキの作動オンオフを検出可能なブ
レーキ検出手段と、該遮断部材の位置を検出可能な遮断
検出手段と、警報手段と、を有してなる。そして該遮断
部材は、該注入吐出口の前方を上下に揺動変位可能なバ
ーよりなり、該ブレーキ検出手段は、該パーキングブレ
ーキの操作ノブに対応設されたリミットスイッチよりな
り、該操作ノブのオンオフ操作により該パーキングブレ
ーキの作動オンオフを検出する。該遮断検出手段は、該
バーに対応設されたリミットスイッチよりなる。該警報
手段は、該ブレーキ検出手段が該パーキングブレーキの
作動オンを検出しないと共に、該遮断検出手段が該バー
の遮断位置を検出しない場合に、警報を実施すること、
を特徴とする。
なわち、この請求項4の警報装置は、タンクの底弁を介
し注入吐出口から少なくとも荷卸しが行われる、タンク
ローリにおいて用いられる。そして、該注入吐出口への
ホースやアームの接続を不能ならしめる遮断位置と接続
を可能ならしめる退避位置に変位可能な遮断部材と、車
輌のパーキングブレーキの作動オンオフを検出可能なブ
レーキ検出手段と、該遮断部材の位置を検出可能な遮断
検出手段と、警報手段と、を有してなる。そして該遮断
部材は、該注入吐出口の前方を上下に揺動変位可能なバ
ーよりなり、該ブレーキ検出手段は、該パーキングブレ
ーキの操作ノブに対応設されたリミットスイッチよりな
り、該操作ノブのオンオフ操作により該パーキングブレ
ーキの作動オンオフを検出する。該遮断検出手段は、該
バーに対応設されたリミットスイッチよりなる。該警報
手段は、該ブレーキ検出手段が該パーキングブレーキの
作動オンを検出しないと共に、該遮断検出手段が該バー
の遮断位置を検出しない場合に、警報を実施すること、
を特徴とする。
【0013】請求項4のタンクローリの警報装置は、こ
のようになっているので、次のようになる。タンクロー
リを停車させて積込みや荷卸しを行う際、もしもパーキ
ングブレーキを作動させないまま、遮断部材のバーを遮
断位置から退避位置へと揺動変位させると、次のように
なる。パーキングブレーキの操作ノブはオフ操作のまま
であり、ブレーキ検出手段のリミットスイッチが、パー
キングブレーキの作動オンを検出しないと共に、遮断検
出手段のリミットスイッチが、遮断部材のバーの遮断位
置を検出しなくなる。そこで、警報装置が警報を実施し
て、注意が喚起され、もって操作ノブをオン操作するこ
とにより、パーキングブレーキが作動オンする。これを
ブレーキ検出手段のリミットスイッチが検出するので、
警報手段の警報は終了し、タンクの注入吐出口にホース
やアームを接続することにより、積込みや荷卸しが行わ
れる。このようにして、積込み中や荷卸し中にタンクロ
ーリが動き,発車することは、防止される。
のようになっているので、次のようになる。タンクロー
リを停車させて積込みや荷卸しを行う際、もしもパーキ
ングブレーキを作動させないまま、遮断部材のバーを遮
断位置から退避位置へと揺動変位させると、次のように
なる。パーキングブレーキの操作ノブはオフ操作のまま
であり、ブレーキ検出手段のリミットスイッチが、パー
キングブレーキの作動オンを検出しないと共に、遮断検
出手段のリミットスイッチが、遮断部材のバーの遮断位
置を検出しなくなる。そこで、警報装置が警報を実施し
て、注意が喚起され、もって操作ノブをオン操作するこ
とにより、パーキングブレーキが作動オンする。これを
ブレーキ検出手段のリミットスイッチが検出するので、
警報手段の警報は終了し、タンクの注入吐出口にホース
やアームを接続することにより、積込みや荷卸しが行わ
れる。このようにして、積込み中や荷卸し中にタンクロ
ーリが動き,発車することは、防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す発明の
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図2
は、本発明の実施の形態の説明に供する。そして、図1
は回路等の説明図であり、(1)図は、タンクローリの
インターロック装置を示し、(2)図は、タンクローリ
の警報装置を示す。図2は要部の斜視図であり、(1)
図は、退避位置にある遮断部材等を示し、(2)図は、
遮断位置にある遮断部材等を示す。図3はタンクローリ
を示し、(1)図は、斜視図であり、(2)図は、側面
説明図である。
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図2
は、本発明の実施の形態の説明に供する。そして、図1
は回路等の説明図であり、(1)図は、タンクローリの
インターロック装置を示し、(2)図は、タンクローリ
の警報装置を示す。図2は要部の斜視図であり、(1)
図は、退避位置にある遮断部材等を示し、(2)図は、
遮断位置にある遮断部材等を示す。図3はタンクローリ
を示し、(1)図は、斜視図であり、(2)図は、側面
説明図である。
【0015】(タンクローリ1について)まず、図3を
参照しつつ、タンクローリ1について説明する。タンク
ローリ1のシャーシ2上には、タンク3が搭載,架装さ
れており、タンク3内は、消防法の要請もあり、幅方向
に沿った仕切板4により、3室から7室程度(図3の例
では7室)の複数の小室たる各タンク室5に区画,分割
されている。タンク室5は、それぞれ2000リットル
から4000リットル程度の油等6を、積込み可能な容
積よりなる。そして、ガソリン,軽油,灯油,その他の
油等6つまり危険物たる揮発性の液体が、積込み設備た
る油槽所の貯蔵タンク(図示せず)から、タンク3の各
タンク室5にそれぞれ積込まれる。各タンク室5につい
て、すべて同種の油等6(例えばガソリン)が積込まれ
ることもあるが、前側の各タンク室5と後側の各タンク
室5とで、異種の油等6(例えば前側にはガソリン、後
側には軽油)が積込まれることもあり、更に各タンク室
5毎に異種の油等6が積込まれることもある等、タンク
3内に複数種の油等6が混載して積込まれることも多
い。もってタンクローリ1は、タンク3の各タンク室5
に油等6を積込んで運搬し、目的地の荷卸し設備たるガ
ソリンスタンドGの地下タンク等に荷卸しする。タンク
3の各タンク室5には、それぞれ頂部に、マンホール7
が設けられ、注入口,安全弁等が付設されると共に、そ
れぞれ底部に、底弁8が設けられている。
参照しつつ、タンクローリ1について説明する。タンク
ローリ1のシャーシ2上には、タンク3が搭載,架装さ
れており、タンク3内は、消防法の要請もあり、幅方向
に沿った仕切板4により、3室から7室程度(図3の例
では7室)の複数の小室たる各タンク室5に区画,分割
されている。タンク室5は、それぞれ2000リットル
から4000リットル程度の油等6を、積込み可能な容
積よりなる。そして、ガソリン,軽油,灯油,その他の
油等6つまり危険物たる揮発性の液体が、積込み設備た
る油槽所の貯蔵タンク(図示せず)から、タンク3の各
タンク室5にそれぞれ積込まれる。各タンク室5につい
て、すべて同種の油等6(例えばガソリン)が積込まれ
ることもあるが、前側の各タンク室5と後側の各タンク
室5とで、異種の油等6(例えば前側にはガソリン、後
側には軽油)が積込まれることもあり、更に各タンク室
5毎に異種の油等6が積込まれることもある等、タンク
3内に複数種の油等6が混載して積込まれることも多
い。もってタンクローリ1は、タンク3の各タンク室5
に油等6を積込んで運搬し、目的地の荷卸し設備たるガ
ソリンスタンドGの地下タンク等に荷卸しする。タンク
3の各タンク室5には、それぞれ頂部に、マンホール7
が設けられ、注入口,安全弁等が付設されると共に、そ
れぞれ底部に、底弁8が設けられている。
【0016】ところで、タンクローリ1の積込み方式と
しては、いわゆるトップローディング式とボトムローデ
ィング式とがある。トップローディング式では、各タン
ク室5のマンホール7に付設された注入口側から、各タ
ンク室5毎に油等6が積込まれる。これに対しボトムロ
ーディング式では、各タンク室5の底弁8,配管9,注
入吐出弁10付の注入吐出口11側から、(荷卸しのみ
ならず)積込みが行われる。そして本発明は、この両積
込み方式のものに、共に適用される。なおボトムローデ
ィング式では、この注入吐出口11と、油槽所の貯蔵タ
ンクの吐出口とが、パイプ状のローディングアーム又は
ホースにて接続され、油等6がポンプを利用して圧送,
吸入,積込まれる。
しては、いわゆるトップローディング式とボトムローデ
ィング式とがある。トップローディング式では、各タン
ク室5のマンホール7に付設された注入口側から、各タ
ンク室5毎に油等6が積込まれる。これに対しボトムロ
ーディング式では、各タンク室5の底弁8,配管9,注
入吐出弁10付の注入吐出口11側から、(荷卸しのみ
ならず)積込みが行われる。そして本発明は、この両積
込み方式のものに、共に適用される。なおボトムローデ
ィング式では、この注入吐出口11と、油槽所の貯蔵タ
ンクの吐出口とが、パイプ状のローディングアーム又は
ホースにて接続され、油等6がポンプを利用して圧送,
吸入,積込まれる。
【0017】又、タンクローリ1のタンク3下の配管9
方式としては、いわゆる独立配管方式と集中配管方式と
がある。図3の例では、独立配管方式が採用されてお
り、各タンク室5毎に、それぞれ専用の底弁8のみなら
ず、それぞれ専用の配管9や注入吐出弁10付の注入吐
出口11、を備えている。これに対し集中配管方式で
は、配管9の一端が、各タンク室5の底弁8に分岐接続
されると共に、集合された配管9の他端に、各タンク室
5共通の注入吐出弁10付の注入吐出口11が配設され
ている。いずれにしても荷卸しは、荷卸し対象のタンク
室5の底弁8,配管9,注入吐出弁10付の注入吐出口
11、等を経由して行われる。そして本発明は、主に、
独立配管方式のものに適用され、独立配管方式の場合
は、各タンク室5毎に積込みや荷卸しが行われ、各タン
ク室5用の注入吐出口11は、タンク3側面下の中央付
近に集合せしめられて、操作箱12と並んでいる。更
に、タンクローリ1のタンク3下の配管9方式として
は、いわゆる両側配管方式と片側配管方式とがある。図
3の例では、両側配管方式が採用されており、上端が各
タンク室5の底弁8に接続された各配管9は途中で左右
に分岐され、その左右端に、それぞれ注入吐出弁10付
の注入吐出口11が設けられており、タンク3の左右両
側から、適宜積込みや荷卸しが可能となっている。
方式としては、いわゆる独立配管方式と集中配管方式と
がある。図3の例では、独立配管方式が採用されてお
り、各タンク室5毎に、それぞれ専用の底弁8のみなら
ず、それぞれ専用の配管9や注入吐出弁10付の注入吐
出口11、を備えている。これに対し集中配管方式で
は、配管9の一端が、各タンク室5の底弁8に分岐接続
されると共に、集合された配管9の他端に、各タンク室
5共通の注入吐出弁10付の注入吐出口11が配設され
ている。いずれにしても荷卸しは、荷卸し対象のタンク
室5の底弁8,配管9,注入吐出弁10付の注入吐出口
11、等を経由して行われる。そして本発明は、主に、
独立配管方式のものに適用され、独立配管方式の場合
は、各タンク室5毎に積込みや荷卸しが行われ、各タン
ク室5用の注入吐出口11は、タンク3側面下の中央付
近に集合せしめられて、操作箱12と並んでいる。更
に、タンクローリ1のタンク3下の配管9方式として
は、いわゆる両側配管方式と片側配管方式とがある。図
3の例では、両側配管方式が採用されており、上端が各
タンク室5の底弁8に接続された各配管9は途中で左右
に分岐され、その左右端に、それぞれ注入吐出弁10付
の注入吐出口11が設けられており、タンク3の左右両
側から、適宜積込みや荷卸しが可能となっている。
【0018】荷卸しに際しては、まず、タンクローリ1
のタンク3の荷卸し対象とされたタンク室5の注入吐出
口11と、ガソリンスタンドG等の荷卸し設備側の地下
タンク等の受口13との間が、ホース14やアームにて
接続され、油等6が重力を利用して吐出され荷卸しされ
る。ガソリンスタンドGの荷受けタンクたる地下タンク
は、例えばガソリン,軽油,灯油,その他の油等6の種
類毎に区画,分割されており、ホース14は、そのいず
れかの受口13に選択的に接続される。なお、タンクロ
ーリ1としては、図示のようにタンク3を搭載したトレ
ーラーがキャブ15付のトラクタにて牽引されるトレー
ラータイプのものと、タンク3とキャブ15が共通のシ
ャーシ2上に搭載された単車タイプのものとがある。図
中16は、車輪である。タンクローリ1は、概略このよ
うになっている。
のタンク3の荷卸し対象とされたタンク室5の注入吐出
口11と、ガソリンスタンドG等の荷卸し設備側の地下
タンク等の受口13との間が、ホース14やアームにて
接続され、油等6が重力を利用して吐出され荷卸しされ
る。ガソリンスタンドGの荷受けタンクたる地下タンク
は、例えばガソリン,軽油,灯油,その他の油等6の種
類毎に区画,分割されており、ホース14は、そのいず
れかの受口13に選択的に接続される。なお、タンクロ
ーリ1としては、図示のようにタンク3を搭載したトレ
ーラーがキャブ15付のトラクタにて牽引されるトレー
ラータイプのものと、タンク3とキャブ15が共通のシ
ャーシ2上に搭載された単車タイプのものとがある。図
中16は、車輪である。タンクローリ1は、概略このよ
うになっている。
【0019】(インターロック装置17について)以
下、図1や図2を参照しつつ、本発明に係るインターロ
ック装置17や警報装置18について述べる。まず、イ
ンターロック装置17について述べる。このインターロ
ック装置17は、前述したように、タンク3の各タンク
室5の底弁8を介し各注入吐出口11から、少なくとも
荷卸しが行われ、更には積込みも行われることがある、
タンクローリ1において用いられる。そして、図1の
(1)図,図2の(1)図,(2)図等に示したよう
に、次の遮断部材19,ロック手段20,ブレーキ検出
手段21、等を有してなる。
下、図1や図2を参照しつつ、本発明に係るインターロ
ック装置17や警報装置18について述べる。まず、イ
ンターロック装置17について述べる。このインターロ
ック装置17は、前述したように、タンク3の各タンク
室5の底弁8を介し各注入吐出口11から、少なくとも
荷卸しが行われ、更には積込みも行われることがある、
タンクローリ1において用いられる。そして、図1の
(1)図,図2の(1)図,(2)図等に示したよう
に、次の遮断部材19,ロック手段20,ブレーキ検出
手段21、等を有してなる。
【0020】まず、遮断部材19について述べる。この
インターロック装置17の遮断部材19は、注入吐出口
11へのホース14やアームの接続を不能ならしめる遮
断位置Aと、接続を可能ならしめる退避位置Bと、に変
位可能であり、図示例では、注入吐出口11の前方を上
下に揺動変位可能なバー22が用いられている。このよ
うな遮断部材19のバー22について、更に詳述する。
タンク3側面下の中央付近には、各タンク室5用の注入
吐出口11が、横に列設されている(図1の(1)図の
例では3個、図2の(1)図の例では5個、図3の
(1)図の例では7個)。バー22は、棒状のバー本体
23と、バー本体23の左右端に直角に先端が連設され
た左右のブラケット部24とを備えた、横長の凹字状を
なし、バー本体23とブラケット部24とは、取付け固
定又は一体形成されてなる。バー本体23の長さは、各
注入吐出口11をすべてカバー可能な寸法よりなり、左
右のブラケット部24の基端は、それぞれシャーシ2側
に設けられた軸25にて、回動自在に枢支されている。
インターロック装置17の遮断部材19は、注入吐出口
11へのホース14やアームの接続を不能ならしめる遮
断位置Aと、接続を可能ならしめる退避位置Bと、に変
位可能であり、図示例では、注入吐出口11の前方を上
下に揺動変位可能なバー22が用いられている。このよ
うな遮断部材19のバー22について、更に詳述する。
タンク3側面下の中央付近には、各タンク室5用の注入
吐出口11が、横に列設されている(図1の(1)図の
例では3個、図2の(1)図の例では5個、図3の
(1)図の例では7個)。バー22は、棒状のバー本体
23と、バー本体23の左右端に直角に先端が連設され
た左右のブラケット部24とを備えた、横長の凹字状を
なし、バー本体23とブラケット部24とは、取付け固
定又は一体形成されてなる。バー本体23の長さは、各
注入吐出口11をすべてカバー可能な寸法よりなり、左
右のブラケット部24の基端は、それぞれシャーシ2側
に設けられた軸25にて、回動自在に枢支されている。
【0021】そこで、バー本体23そしてバー22全体
は、軸25を支点として、下位の遮断位置A(図1の
(1)図,図2の(1)図の想像線表示,図2の(2)
図等を参照)と、上位の退避位置B(図2の(1)図の
実線表示を参照)とに、揺動変位可能となっている。下
位の遮断位置Aにおいて、バー22のバー本体23は、
各注入吐出口11の直前に位置して前方を遮断し、各注
入吐出口11へのホース14やアームの接続(図3の
(1)図を参照)を不能ならしめる。なお、このような
バー22を遮断位置Aにて位置決め保持するストッパー
が、シャーシ2側から突設されている(図示せず)。こ
れに対し、上位の退避位置Bにあっては、バー22のバ
ー本体23は、各注入吐出口11の前から上方に退避し
た位置にあり、各注入吐出口11へのホース14やアー
ムの接続を、可能ならしめる。なお、このようなバー2
2を退避位置Bにて位置決め保持するストッパーが、シ
ャーシ2側に付設されている(図示せず)。ところで遮
断部材19は、図示例のバー22を用いたものに限定さ
れるものではなく、その他各種構成のものが考えられ、
例えば、線材や板材を用いたり、直線的な進退動変位す
るもの、等々が考えられる。遮断部材19は、このよう
になっている。
は、軸25を支点として、下位の遮断位置A(図1の
(1)図,図2の(1)図の想像線表示,図2の(2)
図等を参照)と、上位の退避位置B(図2の(1)図の
実線表示を参照)とに、揺動変位可能となっている。下
位の遮断位置Aにおいて、バー22のバー本体23は、
各注入吐出口11の直前に位置して前方を遮断し、各注
入吐出口11へのホース14やアームの接続(図3の
(1)図を参照)を不能ならしめる。なお、このような
バー22を遮断位置Aにて位置決め保持するストッパー
が、シャーシ2側から突設されている(図示せず)。こ
れに対し、上位の退避位置Bにあっては、バー22のバ
ー本体23は、各注入吐出口11の前から上方に退避し
た位置にあり、各注入吐出口11へのホース14やアー
ムの接続を、可能ならしめる。なお、このようなバー2
2を退避位置Bにて位置決め保持するストッパーが、シ
ャーシ2側に付設されている(図示せず)。ところで遮
断部材19は、図示例のバー22を用いたものに限定さ
れるものではなく、その他各種構成のものが考えられ、
例えば、線材や板材を用いたり、直線的な進退動変位す
るもの、等々が考えられる。遮断部材19は、このよう
になっている。
【0022】次に、ロック手段20について述べる。こ
のインターロック装置17のロック手段20は、図1の
(1)図に示したように、上述した遮断部材19を遮断
位置Aにてロック可能であり、図示例ではエアー式のシ
リンダ26が用いられており、バー22をピストンロッ
ド27の前進によりロックすると共に、ピストンロッド
27の後退によりロック解除する。そしてロック手段2
0は、後述するブレーキ検出手段21がパーキングブレ
ーキ28の作動オン検出時のみに限り、遮断部材19の
バー22をロック解除する。
のインターロック装置17のロック手段20は、図1の
(1)図に示したように、上述した遮断部材19を遮断
位置Aにてロック可能であり、図示例ではエアー式のシ
リンダ26が用いられており、バー22をピストンロッ
ド27の前進によりロックすると共に、ピストンロッド
27の後退によりロック解除する。そしてロック手段2
0は、後述するブレーキ検出手段21がパーキングブレ
ーキ28の作動オン検出時のみに限り、遮断部材19の
バー22をロック解除する。
【0023】このようなロック手段20について、更に
詳述する。図示例のロック手段20たるシリンダ26
は、タンクローリ1のシャーシ2側に取付けられてお
り、前側のエアー室29に、エアー配管30の下流端が
接続されると共に、ピストン31を介した後側のエアー
室32に、スプリング33が内装されている。そこで前
側のエアー室29に、エアー配管30にてエアーが供
給,圧入されない常時は、図1の(1)図に示したよう
に、スプリング33の付勢力にてピストンロッド27が
前述したロック位置を取り、ピストンロッド27先端部
が、遮断位置Aにある遮断部材19のバー22のロック
穴34に貫挿され係止ロックされる。ロック穴34は、
バー22のブラケット部24に横の貫通穴として穿設さ
れている。これに対し、前側のエアー室29にエアー源
35からのエアーが、エアー配管30を介して供給,圧
入されると、スプリング33の付勢力に抗しピストンロ
ッド27が、図1の(1)図に示した状態から図面上で
は左側に後退してロック解除位置を取り、ピストンロッ
ド27の先端部が、遮断部材19のバー22のロック穴
34外へと退出し、ロック穴34との貫挿,係止ロック
関係は、解除される。
詳述する。図示例のロック手段20たるシリンダ26
は、タンクローリ1のシャーシ2側に取付けられてお
り、前側のエアー室29に、エアー配管30の下流端が
接続されると共に、ピストン31を介した後側のエアー
室32に、スプリング33が内装されている。そこで前
側のエアー室29に、エアー配管30にてエアーが供
給,圧入されない常時は、図1の(1)図に示したよう
に、スプリング33の付勢力にてピストンロッド27が
前述したロック位置を取り、ピストンロッド27先端部
が、遮断位置Aにある遮断部材19のバー22のロック
穴34に貫挿され係止ロックされる。ロック穴34は、
バー22のブラケット部24に横の貫通穴として穿設さ
れている。これに対し、前側のエアー室29にエアー源
35からのエアーが、エアー配管30を介して供給,圧
入されると、スプリング33の付勢力に抗しピストンロ
ッド27が、図1の(1)図に示した状態から図面上で
は左側に後退してロック解除位置を取り、ピストンロッ
ド27の先端部が、遮断部材19のバー22のロック穴
34外へと退出し、ロック穴34との貫挿,係止ロック
関係は、解除される。
【0024】ロック手段20のシリンダ26は、常時は
ロック位置を取って、遮断位置Aにある遮断部材19の
バー22をロックし、ブレーキ検出手段21がパーキン
グブレーキ28の作動オンを検出中の時間のみ、ロック
解除位置を取って遮断位置Aにある遮断部材19のバー
22をロック解除し、バー22は、遮断位置Aから退避
位置Bへと変位可能となる。図示例では、ブレーキ検出
手段21が、シリンダ26へのエアーの供給をオンオフ
可能となっている。つまり、後述するようにパーキング
ブレーキ28の作動オンオフを検出するブレーキ検出手
段21が、同時に、シリンダ26へのエアー配管30に
よるエアーの供給をオンオフ可能となっている。すなわ
ち、このブレーキ検出手段21は、切換スイッチつまり
エアー式の広義のリミットスイッチよりなり、接触子3
6にてパーキングブレーキ28の作動を検出し、作動オ
フの場合は、エアー源35からシリンダ26へのエアー
配管30によるエアーの供給をオフに、作動オンの場合
は、エアー源35からシリンダ26へのエアー配管30
によるエアーの供給をオンに、それぞれ切換える。
ロック位置を取って、遮断位置Aにある遮断部材19の
バー22をロックし、ブレーキ検出手段21がパーキン
グブレーキ28の作動オンを検出中の時間のみ、ロック
解除位置を取って遮断位置Aにある遮断部材19のバー
22をロック解除し、バー22は、遮断位置Aから退避
位置Bへと変位可能となる。図示例では、ブレーキ検出
手段21が、シリンダ26へのエアーの供給をオンオフ
可能となっている。つまり、後述するようにパーキング
ブレーキ28の作動オンオフを検出するブレーキ検出手
段21が、同時に、シリンダ26へのエアー配管30に
よるエアーの供給をオンオフ可能となっている。すなわ
ち、このブレーキ検出手段21は、切換スイッチつまり
エアー式の広義のリミットスイッチよりなり、接触子3
6にてパーキングブレーキ28の作動を検出し、作動オ
フの場合は、エアー源35からシリンダ26へのエアー
配管30によるエアーの供給をオフに、作動オンの場合
は、エアー源35からシリンダ26へのエアー配管30
によるエアーの供給をオンに、それぞれ切換える。
【0025】図示例のロック手段20のシリンダ26
は、このような切換えスイッチよりなるブレーキ検出手
段21と、共に用いられている。もって、ブレーキ検出
手段21がパーキングブレーキ28の作動オフを検出中
の場合は、→エアーの供給もオフで、→ロック手段20
のシリンダ26はロック位置を取り→遮断位置Aの遮断
部材19のバー22をロックする。これに対し、ブレー
キ検出手段21がパーキングブレーキ28の作動オンを
検出中の場合は、→エアーの供給もオンで、→ロック手
段20のシリンダ26はロック解除位置を取り、→遮断
位置Aにある遮断部材19のバー22をロック解除す
る。なお、図示例においてエアー源35は、エアー開閉
式の底弁8用のものと共用されており、エアー配管30
は、実際上は底弁8用のエアー配管(図示せず)から分
岐されたものよりなる。
は、このような切換えスイッチよりなるブレーキ検出手
段21と、共に用いられている。もって、ブレーキ検出
手段21がパーキングブレーキ28の作動オフを検出中
の場合は、→エアーの供給もオフで、→ロック手段20
のシリンダ26はロック位置を取り→遮断位置Aの遮断
部材19のバー22をロックする。これに対し、ブレー
キ検出手段21がパーキングブレーキ28の作動オンを
検出中の場合は、→エアーの供給もオンで、→ロック手
段20のシリンダ26はロック解除位置を取り、→遮断
位置Aにある遮断部材19のバー22をロック解除す
る。なお、図示例においてエアー源35は、エアー開閉
式の底弁8用のものと共用されており、エアー配管30
は、実際上は底弁8用のエアー配管(図示せず)から分
岐されたものよりなる。
【0026】図示例のロック手段20は、上述したよう
なエアー式のシリンダ26よりなっていたが、遮断部材
19を遮断位置Aにロック可能なロック手段20として
は、その他各種構成のものが考えられる。例えば、油圧
式のシリンダや電動式のソレノイド等を、ロック手段2
0として採用することが考えられ、これらの場合には、
ブレーキ検出手段21の検出結果に基づき、油圧回路や
電気回路が開閉・オンオフされることになる。ロック手
段20は、このようになっている。
なエアー式のシリンダ26よりなっていたが、遮断部材
19を遮断位置Aにロック可能なロック手段20として
は、その他各種構成のものが考えられる。例えば、油圧
式のシリンダや電動式のソレノイド等を、ロック手段2
0として採用することが考えられ、これらの場合には、
ブレーキ検出手段21の検出結果に基づき、油圧回路や
電気回路が開閉・オンオフされることになる。ロック手
段20は、このようになっている。
【0027】次に、ブレーキ検出手段21について述べ
る。このインターロック装置17のブレーキ検出手段2
1は、車輌のパーキングブレーキ28の作動オンオフ
を、検出可能である。図1の(1)図に示した例のブレ
ーキ検出手段21は、パーキングブレーキ28の操作ノ
ブ37に対応設された切換スイッチよりなり、操作ノブ
37のオンオフ操作により、パーキングブレーキ28の
作動オンオフを検出する。
る。このインターロック装置17のブレーキ検出手段2
1は、車輌のパーキングブレーキ28の作動オンオフ
を、検出可能である。図1の(1)図に示した例のブレ
ーキ検出手段21は、パーキングブレーキ28の操作ノ
ブ37に対応設された切換スイッチよりなり、操作ノブ
37のオンオフ操作により、パーキングブレーキ28の
作動オンオフを検出する。
【0028】このようなブレーキ検出手段21につい
て、更に詳述する。図示例のブレーキ検出手段21は、
切換スイッチつまりエアー式のリミットスイッチよりな
り、その接触子36が、パーキングブレーキ28の操作
ノブ37に接触位置し、操作ノブ37に従動してレバー
動作する。もって、操作ノブ37が図中実線表示のよう
に引き出され・後退したオフ操作状態の場合、→パーキ
ングブレーキ28は作動オフで、→その旨を接触子36
にてブレーキ検出手段21が検出する。これに対し、操
作ノブ37が図中想像線表示のように押し込まれ・前進
したオン操作状態の場合、→パーキングブレーキ28は
作動オンで、→その旨を接触子36にてブレーキ検出手
段21が検出する。そして、図示例のブレーキ検出手段
21は、前述したように更に、その検出結果に基づきエ
アーの供給をオンオフ可能となっている。
て、更に詳述する。図示例のブレーキ検出手段21は、
切換スイッチつまりエアー式のリミットスイッチよりな
り、その接触子36が、パーキングブレーキ28の操作
ノブ37に接触位置し、操作ノブ37に従動してレバー
動作する。もって、操作ノブ37が図中実線表示のよう
に引き出され・後退したオフ操作状態の場合、→パーキ
ングブレーキ28は作動オフで、→その旨を接触子36
にてブレーキ検出手段21が検出する。これに対し、操
作ノブ37が図中想像線表示のように押し込まれ・前進
したオン操作状態の場合、→パーキングブレーキ28は
作動オンで、→その旨を接触子36にてブレーキ検出手
段21が検出する。そして、図示例のブレーキ検出手段
21は、前述したように更に、その検出結果に基づきエ
アーの供給をオンオフ可能となっている。
【0029】図示例のブレーキ検出手段21は、このよ
うな切換スイッチよりなっていたが、パーキングブレー
キ28の作動オンオフを検出するブレーキ検出手段21
としては、その他各種構成のものが考えられる。例え
ば、操作ノブ37に対応設された防爆仕様の電気式のリ
ミットスイッチをブレーキ検出手段21として採用して
もよく、又、操作ノブ37を挟んで発光部と受光部を備
えたフォトセンサを、ブレーキ検出手段21として採用
してもよく、更には、操作ノブ37によらず、次に述べ
るエアー配管30についてエアー圧力の有無を検出する
圧力センサを、ブレーキ検出手段21として採用しても
よい。これらの場合に、ロック手段20として図示例の
エアー式のシリンダ26が共に用いられる際は、エアー
配管30にソレノイドバルブが配設され、検出結果に応
じてエアー配管30を開閉する。ブレーキ検出手段21
は、このようになっている。
うな切換スイッチよりなっていたが、パーキングブレー
キ28の作動オンオフを検出するブレーキ検出手段21
としては、その他各種構成のものが考えられる。例え
ば、操作ノブ37に対応設された防爆仕様の電気式のリ
ミットスイッチをブレーキ検出手段21として採用して
もよく、又、操作ノブ37を挟んで発光部と受光部を備
えたフォトセンサを、ブレーキ検出手段21として採用
してもよく、更には、操作ノブ37によらず、次に述べ
るエアー配管30についてエアー圧力の有無を検出する
圧力センサを、ブレーキ検出手段21として採用しても
よい。これらの場合に、ロック手段20として図示例の
エアー式のシリンダ26が共に用いられる際は、エアー
配管30にソレノイドバルブが配設され、検出結果に応
じてエアー配管30を開閉する。ブレーキ検出手段21
は、このようになっている。
【0030】次に、パーキングブレーキ28について述
べておく。上述したブレーキ検出手段21の検出対象た
るパーキングブレーキ28は、図1に示した例では、エ
アー源39からのエアー配管38が制御弁40を介し、
シリンダを用いたブレーキ手段41に接続された構成よ
りなる。そして、操作ノブ37がオフ操作状態の場合、
→エアー源39からのエアーが、→エアー配管38や制
御弁40を介し、→ブレーキ手段41に圧入されてお
り、→ブレーキシュー42が車輪16から離反し、→パ
ーキングブレーキ28は作動オフで、→ブレーキがかか
っていない状態となる。これに対し、操作ノブ37がオ
ン操作状態の場合、→エアー源39からのエアーが、制
御弁40にて遮断されると共に、ブレーキ手段41に圧
入されていたエアーが、エアー配管38を介し制御弁4
0にて外気に放出され、→ブレーキ手段41に内装され
たスプリングの付勢力にて、→ブレーキシュー42が車
輪16に圧接されて、→パーキングブレーキ28が作動
オンで、→ブレーキがかかった状態となる。
べておく。上述したブレーキ検出手段21の検出対象た
るパーキングブレーキ28は、図1に示した例では、エ
アー源39からのエアー配管38が制御弁40を介し、
シリンダを用いたブレーキ手段41に接続された構成よ
りなる。そして、操作ノブ37がオフ操作状態の場合、
→エアー源39からのエアーが、→エアー配管38や制
御弁40を介し、→ブレーキ手段41に圧入されてお
り、→ブレーキシュー42が車輪16から離反し、→パ
ーキングブレーキ28は作動オフで、→ブレーキがかか
っていない状態となる。これに対し、操作ノブ37がオ
ン操作状態の場合、→エアー源39からのエアーが、制
御弁40にて遮断されると共に、ブレーキ手段41に圧
入されていたエアーが、エアー配管38を介し制御弁4
0にて外気に放出され、→ブレーキ手段41に内装され
たスプリングの付勢力にて、→ブレーキシュー42が車
輪16に圧接されて、→パーキングブレーキ28が作動
オンで、→ブレーキがかかった状態となる。
【0031】ところで、ブレーキ検出手段21の検出対
象たるパーキングブレーキ28、つまり、本発明が適用
されるパーキングブレーキ28の意味については、次の
とおり。まず、図示のトレーラータイプのタンクローリ
1の場合、キャブ15付のトラクタ側には、ブレーキと
していわゆるフットブレーキとサイドブレーキが設けら
れると共に、トレーラー側には、いわゆるマキシブレー
キが設けられており、これらの3つの各ブレーキは、勿
論、キャブ15内においてオンオフ操作される。そし
て、本発明の対象となるパーキングブレーキ28とは、
フットブレーキを除くサイドブレーキやマキシブレーキ
を意味する(本明細書において以下同様)。次に、図示
しない単車タイプのタンクローリ1の場合は、ブレーキ
としてフットブレーキとサイドブレーキが設けられてお
り、勿論、共にキャブ15内においてオンオフ操作され
る。そして、本発明の対象となるパーキングブレーキ2
8とは、フットブレーキではなくサイドブレーキを意味
する(本明細書において以下同様)。
象たるパーキングブレーキ28、つまり、本発明が適用
されるパーキングブレーキ28の意味については、次の
とおり。まず、図示のトレーラータイプのタンクローリ
1の場合、キャブ15付のトラクタ側には、ブレーキと
していわゆるフットブレーキとサイドブレーキが設けら
れると共に、トレーラー側には、いわゆるマキシブレー
キが設けられており、これらの3つの各ブレーキは、勿
論、キャブ15内においてオンオフ操作される。そし
て、本発明の対象となるパーキングブレーキ28とは、
フットブレーキを除くサイドブレーキやマキシブレーキ
を意味する(本明細書において以下同様)。次に、図示
しない単車タイプのタンクローリ1の場合は、ブレーキ
としてフットブレーキとサイドブレーキが設けられてお
り、勿論、共にキャブ15内においてオンオフ操作され
る。そして、本発明の対象となるパーキングブレーキ2
8とは、フットブレーキではなくサイドブレーキを意味
する(本明細書において以下同様)。
【0032】そして、本発明の対象となるパーキングブ
レーキ28たる、トレーラータイプのトレーラー側のマ
キシブレーキは、通常、図1の(1)図に示したよう
に、操作ノブ37のオンオフ操作により、エアーを利用
して作動オンオフされる。これに対し、本発明の対象と
なるパーキングブレーキ28たる、トレーラータイプの
トラクタ側のサイドブレーキおよび単車タイプのサイド
ブレーキは、通常、レバー操作のワイヤを用いたメカ式
により、作動オンオフされる。パーキングブレーキ28
として、トレーラータイプのサイドブレーキや単車タイ
プのサイドブレーキが、対象となる場合は、ブレーキ検
出手段21の具体的構成については、リミットスイッチ
を用いた切換スイッチ,フォトセンサ,その他各種の構
成が考えられる。ところで本発明は、トレーラータイプ
のタンクローリ1については、パーキングブレーキ28
として、マキシブレーキとサイドブレーキの両方に適用
する場合と、いずれか一方のみに適用する場合とが考え
られる。パーキングブレーキ28は、このようになって
いる。
レーキ28たる、トレーラータイプのトレーラー側のマ
キシブレーキは、通常、図1の(1)図に示したよう
に、操作ノブ37のオンオフ操作により、エアーを利用
して作動オンオフされる。これに対し、本発明の対象と
なるパーキングブレーキ28たる、トレーラータイプの
トラクタ側のサイドブレーキおよび単車タイプのサイド
ブレーキは、通常、レバー操作のワイヤを用いたメカ式
により、作動オンオフされる。パーキングブレーキ28
として、トレーラータイプのサイドブレーキや単車タイ
プのサイドブレーキが、対象となる場合は、ブレーキ検
出手段21の具体的構成については、リミットスイッチ
を用いた切換スイッチ,フォトセンサ,その他各種の構
成が考えられる。ところで本発明は、トレーラータイプ
のタンクローリ1については、パーキングブレーキ28
として、マキシブレーキとサイドブレーキの両方に適用
する場合と、いずれか一方のみに適用する場合とが考え
られる。パーキングブレーキ28は、このようになって
いる。
【0033】本発明のインターロック装置17は、この
ような遮断部材19,ロック手段20,ブレーキ検出手
段21等を有してなり、パーキングブレーキ28を検出
対象とする。図2中43は、サイド保護枠である。イン
ターロック装置17は、このようになっている。
ような遮断部材19,ロック手段20,ブレーキ検出手
段21等を有してなり、パーキングブレーキ28を検出
対象とする。図2中43は、サイド保護枠である。イン
ターロック装置17は、このようになっている。
【0034】(警報装置18について)次に、本発明の
警報装置18について述べる。この警報装置18は、イ
ンターロック装置17と同様に、タンク3の各タンク室
5の底弁8を介し各注入吐出口11から、少なくとも荷
卸しが行われ、更には積込みも行われることがある、タ
ンクローリ1において用いられる。そして警報装置18
は、図1の(2)図,図2の(1)図,(2)図等に示
したように、遮断部材19,ブレーキ検出手段44,遮
断検出手段45,警報手段46、等を有してなる。
警報装置18について述べる。この警報装置18は、イ
ンターロック装置17と同様に、タンク3の各タンク室
5の底弁8を介し各注入吐出口11から、少なくとも荷
卸しが行われ、更には積込みも行われることがある、タ
ンクローリ1において用いられる。そして警報装置18
は、図1の(2)図,図2の(1)図,(2)図等に示
したように、遮断部材19,ブレーキ検出手段44,遮
断検出手段45,警報手段46、等を有してなる。
【0035】まず、この警報装置18の遮断部材19に
ついては、インターロック装置17について前述したと
ころ、に準じる。すなわち遮断部材19は、各注入吐出
口11へのホース14やアームの接続を不能ならしめる
遮断位置A(図2の(2)図を参照)と、接続を可能な
らしめる退避位置B(図2の(1)図を参照)と、に変
位可能であり、例えば、注入吐出口11の前方を上下に
揺動変位可能なバー22よりなる。なお遮断部材19
は,前述した図1の(1)図中では平断面図として表わ
されていたが、この図1の(2)図中では側面図として
表わされている。遮断部材19は、このようになってい
る。
ついては、インターロック装置17について前述したと
ころ、に準じる。すなわち遮断部材19は、各注入吐出
口11へのホース14やアームの接続を不能ならしめる
遮断位置A(図2の(2)図を参照)と、接続を可能な
らしめる退避位置B(図2の(1)図を参照)と、に変
位可能であり、例えば、注入吐出口11の前方を上下に
揺動変位可能なバー22よりなる。なお遮断部材19
は,前述した図1の(1)図中では平断面図として表わ
されていたが、この図1の(2)図中では側面図として
表わされている。遮断部材19は、このようになってい
る。
【0036】次に、この警報装置18のブレーキ検出手
段44についても、インターロック装置17について前
述したブレーキ検出手段21に、ほぼ準じる。但し、こ
の警報装置18のブレーキ検出手段44としては、接触
子47にて電気接点を開閉する防爆仕様のリミットスイ
ッチが代表的に用いられ、前述したインターロック装置
17のブレーキ検出手段21のように、エアーの供給を
オンオフする構成は用いられない。すなわち、この警報
装置18のブレーキ検出手段44は、パーキングブレー
キ28の作動オンオフを検出可能であり、例えばパーキ
ングブレーキ28の操作ノブ37に対応設されたリミッ
トスイッチよりなり、操作ノブ37のオンオフ操作によ
り、パーキングブレーキ28の作動オンオフを検出す
る。ブレーキ検出手段44は、このようになっている。
段44についても、インターロック装置17について前
述したブレーキ検出手段21に、ほぼ準じる。但し、こ
の警報装置18のブレーキ検出手段44としては、接触
子47にて電気接点を開閉する防爆仕様のリミットスイ
ッチが代表的に用いられ、前述したインターロック装置
17のブレーキ検出手段21のように、エアーの供給を
オンオフする構成は用いられない。すなわち、この警報
装置18のブレーキ検出手段44は、パーキングブレー
キ28の作動オンオフを検出可能であり、例えばパーキ
ングブレーキ28の操作ノブ37に対応設されたリミッ
トスイッチよりなり、操作ノブ37のオンオフ操作によ
り、パーキングブレーキ28の作動オンオフを検出す
る。ブレーキ検出手段44は、このようになっている。
【0037】次に、この警報装置18の遮断検出手段4
5は、遮断部材19の位置を検出可能であり、例えば遮
断部材19たるバー22について、バー本体23や図示
のようにブラケット部24に対応設された接触子48に
て電気接点を開閉する、防爆仕様のリミットスイッチよ
りなる。そして遮断検出手段45は、例えば図示のよう
に、遮断部材19を遮断位置Aにて検出すべく配設され
るが、これによらず、遮断部材19を退避位置Bにて検
出すべく配設してもよい。つまり本明細書中では、遮断
部材19は遮断位置Aか退避位置Bのいずれかに位置す
ると解されており、遮断検出手段45が遮断位置Aを検
出しない場合とは、図示のように遮断位置Aにて検出オ
フの場合のほか、図示によらず退避位置Bにて検出オン
の場合も含む。遮断検出手段45は、このようになって
いる。
5は、遮断部材19の位置を検出可能であり、例えば遮
断部材19たるバー22について、バー本体23や図示
のようにブラケット部24に対応設された接触子48に
て電気接点を開閉する、防爆仕様のリミットスイッチよ
りなる。そして遮断検出手段45は、例えば図示のよう
に、遮断部材19を遮断位置Aにて検出すべく配設され
るが、これによらず、遮断部材19を退避位置Bにて検
出すべく配設してもよい。つまり本明細書中では、遮断
部材19は遮断位置Aか退避位置Bのいずれかに位置す
ると解されており、遮断検出手段45が遮断位置Aを検
出しない場合とは、図示のように遮断位置Aにて検出オ
フの場合のほか、図示によらず退避位置Bにて検出オン
の場合も含む。遮断検出手段45は、このようになって
いる。
【0038】そして、この警報装置18の警報手段46
は、ブレーキ検出手段44がパーキングブレーキ28の
作動オンを検出しないと共に、遮断検出手段45が遮断
部材19の遮断位置Aを検出しない場合に限り、警報を
実施する。すなわち警報手段46は、ブレーキ検出手段
44がパーキングブレーキ28の作動オフを検出すると
いう条件と、遮断検出手段45が遮断部材19の遮断位
置Aを検出しない(退避位置Bを検出する)という条件
と、が満たされた場合に、警報を行う。図示例では、ブ
レーキ検出手段44からの検出信号(検出オフ信号を含
む)と、遮断検出手段45からの検出信号(検出オフ信
号を含む)とは、配線49を介し、制御部50へと送出
され、アンド回路やマイクロコンピュータよりなる制御
部50は、上記2条件が揃った場合に、警報手段46を
作動させる。警報手段46としては、ブザーやランプが
用いられる。警報手段46は、このようになっている。
本発明の警報装置18は、このような遮断部材19,ブ
レーキ検出手段44,遮断検出手段45,警報手段4
6、等を有してなる。
は、ブレーキ検出手段44がパーキングブレーキ28の
作動オンを検出しないと共に、遮断検出手段45が遮断
部材19の遮断位置Aを検出しない場合に限り、警報を
実施する。すなわち警報手段46は、ブレーキ検出手段
44がパーキングブレーキ28の作動オフを検出すると
いう条件と、遮断検出手段45が遮断部材19の遮断位
置Aを検出しない(退避位置Bを検出する)という条件
と、が満たされた場合に、警報を行う。図示例では、ブ
レーキ検出手段44からの検出信号(検出オフ信号を含
む)と、遮断検出手段45からの検出信号(検出オフ信
号を含む)とは、配線49を介し、制御部50へと送出
され、アンド回路やマイクロコンピュータよりなる制御
部50は、上記2条件が揃った場合に、警報手段46を
作動させる。警報手段46としては、ブザーやランプが
用いられる。警報手段46は、このようになっている。
本発明の警報装置18は、このような遮断部材19,ブ
レーキ検出手段44,遮断検出手段45,警報手段4
6、等を有してなる。
【0039】(作動等について)本発明は、以上説明し
たように構成されている。そこで以下ように作動する。
まず、図1の(1)図に示したインターロック装置17
については、次のようになる。タンクローリ1の走行中
を含む常時については、次のとおり。すなわち、遮断部
材19のバー22は、下位の遮断位置Aにあり、タンク
3の各タンク室5の注入吐出口11の前方を遮断してお
り、各注入吐出口11へのホース14(又はアーム)の
接続は、不能となっている(図2の(1)図の想像線表
示,図2の(2)図等を参照)。そして、ロック手段2
0のエアー式のシリンダ26のピストンロッド27が、
前進したロック位置にあり、遮断部材19のバー22を
遮断位置Aにてロックしている(図1の(1)図を参
照)。
たように構成されている。そこで以下ように作動する。
まず、図1の(1)図に示したインターロック装置17
については、次のようになる。タンクローリ1の走行中
を含む常時については、次のとおり。すなわち、遮断部
材19のバー22は、下位の遮断位置Aにあり、タンク
3の各タンク室5の注入吐出口11の前方を遮断してお
り、各注入吐出口11へのホース14(又はアーム)の
接続は、不能となっている(図2の(1)図の想像線表
示,図2の(2)図等を参照)。そして、ロック手段2
0のエアー式のシリンダ26のピストンロッド27が、
前進したロック位置にあり、遮断部材19のバー22を
遮断位置Aにてロックしている(図1の(1)図を参
照)。
【0040】次に、積込みや荷卸しを行う際は、次のと
おり。まず、タンクローリ1を停車させて、パーキング
ブレーキ28の操作ノブ37を押動・オン操作すること
により、パーキングブレーキ28が作動オンすると共
に、ブレーキ検出手段21の切換スイッチがこれを検出
する(図1の(1)図中の想像線表示を参照)。そこ
で、ロック手段20のシリンダ26にエアーが供給オン
されて、ピストンロッド27がロック位置から後退して
ロック解除位置を取り、遮断部材19のバー22がロッ
ク解除される。それから、遮断部材19のバー22を、
それまでの遮断位置Aから上方の退避位置Bへと跳ね上
げ操作し、揺動変位させる(図2の(1)図を参照)。
そして、タンク3の各タンク室5の注入吐出口11のう
ち、積込みや荷卸しの対象となったタンク室5の注入吐
出口11に、ホース14(又はアーム)を接続すること
により、対象となったタンク室5への底弁8を介した油
等6の積込みや荷卸しが行われる(図3の(1)図を参
照)。
おり。まず、タンクローリ1を停車させて、パーキング
ブレーキ28の操作ノブ37を押動・オン操作すること
により、パーキングブレーキ28が作動オンすると共
に、ブレーキ検出手段21の切換スイッチがこれを検出
する(図1の(1)図中の想像線表示を参照)。そこ
で、ロック手段20のシリンダ26にエアーが供給オン
されて、ピストンロッド27がロック位置から後退して
ロック解除位置を取り、遮断部材19のバー22がロッ
ク解除される。それから、遮断部材19のバー22を、
それまでの遮断位置Aから上方の退避位置Bへと跳ね上
げ操作し、揺動変位させる(図2の(1)図を参照)。
そして、タンク3の各タンク室5の注入吐出口11のう
ち、積込みや荷卸しの対象となったタンク室5の注入吐
出口11に、ホース14(又はアーム)を接続すること
により、対象となったタンク室5への底弁8を介した油
等6の積込みや荷卸しが行われる(図3の(1)図を参
照)。
【0041】積込みや荷卸しが終了すると、注入吐出口
11へのホース14(又はアーム)の接続を解いた後、
遮断部材19のバー22を、上方の退避位置Bから下方
の遮断位置Aへと降下操作して、揺動変位させる(図2
の(2)図に参照)。それから、パーキングブレーキ2
8の操作ノブ37を引き出し・オフ操作することによ
り、パーキングブレーキ28が作動オフすると共に、ブ
レーキ検出手段21の切換スイッチがこれを検出する。
そこで、ロック手段20のシリンダ26へのエアーの供
給がオフされて、ピストンロッド27がロック解除位置
から前進してロック位置を取り、遮断部材19のバー2
2を遮断位置Aにてロックする。それからタンクローリ
1は、発車,走行する。タンクローリ1のインターロッ
ク装置17は、このように作動する。
11へのホース14(又はアーム)の接続を解いた後、
遮断部材19のバー22を、上方の退避位置Bから下方
の遮断位置Aへと降下操作して、揺動変位させる(図2
の(2)図に参照)。それから、パーキングブレーキ2
8の操作ノブ37を引き出し・オフ操作することによ
り、パーキングブレーキ28が作動オフすると共に、ブ
レーキ検出手段21の切換スイッチがこれを検出する。
そこで、ロック手段20のシリンダ26へのエアーの供
給がオフされて、ピストンロッド27がロック解除位置
から前進してロック位置を取り、遮断部材19のバー2
2を遮断位置Aにてロックする。それからタンクローリ
1は、発車,走行する。タンクローリ1のインターロッ
ク装置17は、このように作動する。
【0042】次に、図1の(2)図に示した警報装置1
8については、次のとおり。タンクローリ1を停車させ
て、積込みや荷卸しを行う際、もしもパーキングブレー
キ28を作動させないまま(図1の(2)図の実線表示
を参照)、遮断部材19のバー22を、そこまでの下位
の遮断位置A(図2の(1)図を参照)から上位の退避
位置B(図2の(1)図を参照)へと、跳ね上げ操作し
揺動変位させようとすると、警報が行われる。
8については、次のとおり。タンクローリ1を停車させ
て、積込みや荷卸しを行う際、もしもパーキングブレー
キ28を作動させないまま(図1の(2)図の実線表示
を参照)、遮断部材19のバー22を、そこまでの下位
の遮断位置A(図2の(1)図を参照)から上位の退避
位置B(図2の(1)図を参照)へと、跳ね上げ操作し
揺動変位させようとすると、警報が行われる。
【0043】この場合は、パーキングブレーキ28の操
作ノブ37がオフ操作のままであり、ブレーキ検出手段
44のリミットスイッチは、パーキングブレーキ28の
作動オンを検出しない。これと共に、遮断検出手段45
のリミットスイッチが、遮断部材19のバー22の遮断
位置Aを検出しなくなる。これらを条件に、警報手段4
6が警報を実施するので、作業者の注意が喚起され、作
業者は、(遮断部材19のバー22を一旦遮断位置Aに
戻すと共に、)操作ノブ37をオン操作し、もってパー
キングブレーキ28を作動オンする(図1の(2)図を
想像線表示を参照)。そして、ブレーキ検出手段44の
リミットスイッチが、これを検出するので、警報手段4
6の警報は終了する。そこで、(遮断部材19のバー2
2を再び退避位置Bへと揺動変位させると共に、)いず
れかのタンク室5の注入吐出口11にホース14(又は
アーム)を接続することにより、積込みや荷卸しが行わ
れる(図3の(1)図を参照)。このタンクローリ1の
警報装置18は、このように作動する。
作ノブ37がオフ操作のままであり、ブレーキ検出手段
44のリミットスイッチは、パーキングブレーキ28の
作動オンを検出しない。これと共に、遮断検出手段45
のリミットスイッチが、遮断部材19のバー22の遮断
位置Aを検出しなくなる。これらを条件に、警報手段4
6が警報を実施するので、作業者の注意が喚起され、作
業者は、(遮断部材19のバー22を一旦遮断位置Aに
戻すと共に、)操作ノブ37をオン操作し、もってパー
キングブレーキ28を作動オンする(図1の(2)図を
想像線表示を参照)。そして、ブレーキ検出手段44の
リミットスイッチが、これを検出するので、警報手段4
6の警報は終了する。そこで、(遮断部材19のバー2
2を再び退避位置Bへと揺動変位させると共に、)いず
れかのタンク室5の注入吐出口11にホース14(又は
アーム)を接続することにより、積込みや荷卸しが行わ
れる(図3の(1)図を参照)。このタンクローリ1の
警報装置18は、このように作動する。
【0044】さてそこで、このタンクローリ1のインタ
ーロック装置17や警報装置18によると、次の第1,
第2,第3のようになる。第1に、タンクローリ1を油
槽所に停車させて、タンク3のタンク室5に油等6の積
込みを底弁8側から行う場合や、タンクローリ1をガソ
リンスタンドGに停車させて、タンク3のタンク室5に
積込まれた油等6の荷卸しをする場合は、次のようにな
る。まず、インターロック装置17によると、これらの
場合、まずパーキングブレーキ28を作動オンして、ブ
レーキ検出手段21がこれを検出しない限り、ロック手
段20は、遮断部材19のバー22のロック位置を保持
し続け、遮断部材19のバー22は、注入吐出口11を
遮断する遮断位置Aを維持する。そして、パーキングブ
レーキ28を作動オンして、ブレーキ検出手段21がこ
れを検出して始めて、ロック手段20が、遮断部材19
のバー22のロック解除位置を取り、遮断部材19のバ
ー22を、それまでの遮断位置Aから退避位置Bへと、
変位させることができるようになる。もって、ホース1
4(又はアーム)を注入吐出口11に接続でき、積込み
や荷卸しが可能となる。このように、このインターロッ
ク装置17を用いると、積込みや荷卸し時には必ず、パ
ーキングブレーキ28がかかっているようになり、積込
み中や荷卸し中に、タンクローリ1が動き出すことは、
確実に防止される。
ーロック装置17や警報装置18によると、次の第1,
第2,第3のようになる。第1に、タンクローリ1を油
槽所に停車させて、タンク3のタンク室5に油等6の積
込みを底弁8側から行う場合や、タンクローリ1をガソ
リンスタンドGに停車させて、タンク3のタンク室5に
積込まれた油等6の荷卸しをする場合は、次のようにな
る。まず、インターロック装置17によると、これらの
場合、まずパーキングブレーキ28を作動オンして、ブ
レーキ検出手段21がこれを検出しない限り、ロック手
段20は、遮断部材19のバー22のロック位置を保持
し続け、遮断部材19のバー22は、注入吐出口11を
遮断する遮断位置Aを維持する。そして、パーキングブ
レーキ28を作動オンして、ブレーキ検出手段21がこ
れを検出して始めて、ロック手段20が、遮断部材19
のバー22のロック解除位置を取り、遮断部材19のバ
ー22を、それまでの遮断位置Aから退避位置Bへと、
変位させることができるようになる。もって、ホース1
4(又はアーム)を注入吐出口11に接続でき、積込み
や荷卸しが可能となる。このように、このインターロッ
ク装置17を用いると、積込みや荷卸し時には必ず、パ
ーキングブレーキ28がかかっているようになり、積込
み中や荷卸し中に、タンクローリ1が動き出すことは、
確実に防止される。
【0045】他方、警報装置18によると、もしもパー
キングブレーキ28を作動させず、ブレーキ検出手段4
4がパーキングブレーキ28の作動オンを検出しないま
ま、遮断部材19のバー22をそれまでの遮断位置Aか
ら退避位置Bへと変位させようとし、その遮断位置Aを
遮断検出手段45が検出しなくなると、警報手段46に
よる警報が行われ、例えばブザーが鳴り続ける。このよ
うにして、作業者の注意が喚起される。そして、パーキ
ングブレーキ28を作動させて、ブレーキ検出手段44
がこれを検出してから、遮断部材19のバー22を遮断
位置Aから退避位置Bに変位させることにより、始めて
警報が行われることなく、注入吐出口11へのホース1
4等の接続、そして積込みや荷卸しが行われるようにな
る。もって、この警報装置18を用いると、作業者の注
意が喚起されることにより、積込みや荷卸し時には、パ
ーキングブレーキ28がかかっているようになり、積込
み中や荷卸し中に、タンクローリ1が動き出すことは防
止される。
キングブレーキ28を作動させず、ブレーキ検出手段4
4がパーキングブレーキ28の作動オンを検出しないま
ま、遮断部材19のバー22をそれまでの遮断位置Aか
ら退避位置Bへと変位させようとし、その遮断位置Aを
遮断検出手段45が検出しなくなると、警報手段46に
よる警報が行われ、例えばブザーが鳴り続ける。このよ
うにして、作業者の注意が喚起される。そして、パーキ
ングブレーキ28を作動させて、ブレーキ検出手段44
がこれを検出してから、遮断部材19のバー22を遮断
位置Aから退避位置Bに変位させることにより、始めて
警報が行われることなく、注入吐出口11へのホース1
4等の接続、そして積込みや荷卸しが行われるようにな
る。もって、この警報装置18を用いると、作業者の注
意が喚起されることにより、積込みや荷卸し時には、パ
ーキングブレーキ28がかかっているようになり、積込
み中や荷卸し中に、タンクローリ1が動き出すことは防
止される。
【0046】第2に、このタンクローリ1のインターロ
ック装置17や警報装置18は、パーキングブレーキ2
8のブレーキ検出手段21,44を備えているに過ぎ
ず、パーキングブレーキ28等のブレーキの作動を制御
する訳ではない。パーキングブレーキ28は、これまで
通り操作ノブ37等の独自の専用操作により作動オンオ
フされ、インターロック装置17側や警報装置18側の
条件に従動して、作動オンオフされはしない。そこで、
タンクローリ1の走行中に、インターロック装置17側
や警報装置18側の誤動作,異常等に起因して、突然ブ
レーキがかかってしまう、ブレーキ誤作動は発生しな
い。
ック装置17や警報装置18は、パーキングブレーキ2
8のブレーキ検出手段21,44を備えているに過ぎ
ず、パーキングブレーキ28等のブレーキの作動を制御
する訳ではない。パーキングブレーキ28は、これまで
通り操作ノブ37等の独自の専用操作により作動オンオ
フされ、インターロック装置17側や警報装置18側の
条件に従動して、作動オンオフされはしない。そこで、
タンクローリ1の走行中に、インターロック装置17側
や警報装置18側の誤動作,異常等に起因して、突然ブ
レーキがかかってしまう、ブレーキ誤作動は発生しな
い。
【0047】第3に、このタンクローリ1のインターロ
ック装置17や警報装置18は、まず、このようにブレ
ーキ誤作動が発生しないので、誤作動防止のための安全
装置を付設する必要はない。又、エアー源39からブレ
ーキ手段41に至るエアー配管38等のブレーキライン
を改造する必要もなく、単に、その操作ノブ37等にブ
レーキ検出手段21,44を対応設するに止まる。しか
も、このインターロック装置17は、バー22等の遮断
部材19,シリンダ26等のロック手段20,切換スイ
ッチ等のブレーキ検出手段21等よりなり、簡単な構成
よりなる。警報装置18も、バー22等の遮断部材1
9,リミットスイッチよりなるブレーキ検出手段44,
リミットスイッチよりなる遮断検出手段45,ブザー等
の警報手段46等よりなり、簡単な構成よりなる。
ック装置17や警報装置18は、まず、このようにブレ
ーキ誤作動が発生しないので、誤作動防止のための安全
装置を付設する必要はない。又、エアー源39からブレ
ーキ手段41に至るエアー配管38等のブレーキライン
を改造する必要もなく、単に、その操作ノブ37等にブ
レーキ検出手段21,44を対応設するに止まる。しか
も、このインターロック装置17は、バー22等の遮断
部材19,シリンダ26等のロック手段20,切換スイ
ッチ等のブレーキ検出手段21等よりなり、簡単な構成
よりなる。警報装置18も、バー22等の遮断部材1
9,リミットスイッチよりなるブレーキ検出手段44,
リミットスイッチよりなる遮断検出手段45,ブザー等
の警報手段46等よりなり、簡単な構成よりなる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る請求項1,2,3のタンク
ローリのインターロック装置は、以上説明したように、
注入吐出口の遮断位置と退避位置に変位する遮断部材つ
まりバーと、遮断位置にてバーをロック可能なロック手
段と、パーキングブレーキの作動オンを検出するブレー
キ検出手段と、を有してなる。そして、パーキングブレ
ーキの作動オンを条件に、バーを退避位置へとロック解
除して、積込みや荷卸しを行うシステムを採用してなる
ので、次の効果を発揮する。
ローリのインターロック装置は、以上説明したように、
注入吐出口の遮断位置と退避位置に変位する遮断部材つ
まりバーと、遮断位置にてバーをロック可能なロック手
段と、パーキングブレーキの作動オンを検出するブレー
キ検出手段と、を有してなる。そして、パーキングブレ
ーキの作動オンを条件に、バーを退避位置へとロック解
除して、積込みや荷卸しを行うシステムを採用してなる
ので、次の効果を発揮する。
【0049】第1に、積込み中や荷卸し中に、タンクロ
ーリが動いてしまう危険,事故は、確実に防止される。
すなわち、このタンクローリのインターロック装置によ
ると、タンクローリを油槽所やガソリンスタンドに停車
させた後、必ず、パーキングブレーキを作動オンさせて
から、タンクローリ側と油槽所側やガソリンスタンド側
とがホースやアームにて接続され、積込みや荷卸しが行
われるようになる。もって、積込み中や荷卸し中に、タ
ンクローリが誤って動き,発車してしまうようなこと
は、確実に防止され、油等の流出,設備の損壊等による
事故の危険は、回避される。
ーリが動いてしまう危険,事故は、確実に防止される。
すなわち、このタンクローリのインターロック装置によ
ると、タンクローリを油槽所やガソリンスタンドに停車
させた後、必ず、パーキングブレーキを作動オンさせて
から、タンクローリ側と油槽所側やガソリンスタンド側
とがホースやアームにて接続され、積込みや荷卸しが行
われるようになる。もって、積込み中や荷卸し中に、タ
ンクローリが誤って動き,発車してしまうようなこと
は、確実に防止され、油等の流出,設備の損壊等による
事故の危険は、回避される。
【0050】第2に、タンクローリの走行中に突然ブレ
ーキがかかってしまう誤作動事故も、確実に回避され
る。すなわち、前述したこの種従来例のタンクローリの
インターロック装置では、バーの退避位置を条件に、ブ
レーキを作動オンさせていたのに対し、本発明のタンク
ローリのインターロック装置では、これとは逆に、パー
キングブレーキの作動を条件に、遮断部材たるバーを退
避位置へとロック解除する。そこで、前述したこの種従
来例では、例えば、走行中の振動にて、→バーが退避位
置に跳ね上がり、→これをセンサが検出して、→走行中
に突然ブレーキが作動する危険や、例えば、走行中でバ
ーが遮断位置にあるにもかかわらず、→センサが検出異
常を起こし、→バーが退避位置にあると誤認して、→走
行中に突然ブレーキが作動する危険があった。これに対
し本発明では、バーにパーキングブレーキは従動せず、
パーキングブレーキは今迄通り独自性を保持しているの
で、タンクローリの走行中に遮断部材側の誤った情報に
起因して突然ブレーキがかかってしまう、誤作動事故は
発生しない。
ーキがかかってしまう誤作動事故も、確実に回避され
る。すなわち、前述したこの種従来例のタンクローリの
インターロック装置では、バーの退避位置を条件に、ブ
レーキを作動オンさせていたのに対し、本発明のタンク
ローリのインターロック装置では、これとは逆に、パー
キングブレーキの作動を条件に、遮断部材たるバーを退
避位置へとロック解除する。そこで、前述したこの種従
来例では、例えば、走行中の振動にて、→バーが退避位
置に跳ね上がり、→これをセンサが検出して、→走行中
に突然ブレーキが作動する危険や、例えば、走行中でバ
ーが遮断位置にあるにもかかわらず、→センサが検出異
常を起こし、→バーが退避位置にあると誤認して、→走
行中に突然ブレーキが作動する危険があった。これに対
し本発明では、バーにパーキングブレーキは従動せず、
パーキングブレーキは今迄通り独自性を保持しているの
で、タンクローリの走行中に遮断部材側の誤った情報に
起因して突然ブレーキがかかってしまう、誤作動事故は
発生しない。
【0051】第3に、しかもこれらは、コスト面に優れ
ると共に、ブレーキ性能への悪影響等もなく実現され
る。まず、このタンクローリのインターロック装置は、
上述した第2の点で述べたように誤作動事故の心配がな
いので、前述したこの種従来例のインターロック装置の
ように、誤作動防止用の安全装置を付設する必要がな
く、その分、コスト面に優れている。又、前述したこの
種従来例のインターロック装置のように、ブレーキライ
ンを改造する必要がない。もって、この面からもコスト
面に優れると共に、本来のブレーキ性能に悪影響が出る
(ブレーキのかかりが遅く・悪くなる)こともなく、更
に、テストデータの準備や手間を要する官公庁への届出
の必要もなく、この面からもコスト面に優れている。し
かも、このインターロック装置は、簡単な構成よりな
り、この面からもコスト面に優れている。
ると共に、ブレーキ性能への悪影響等もなく実現され
る。まず、このタンクローリのインターロック装置は、
上述した第2の点で述べたように誤作動事故の心配がな
いので、前述したこの種従来例のインターロック装置の
ように、誤作動防止用の安全装置を付設する必要がな
く、その分、コスト面に優れている。又、前述したこの
種従来例のインターロック装置のように、ブレーキライ
ンを改造する必要がない。もって、この面からもコスト
面に優れると共に、本来のブレーキ性能に悪影響が出る
(ブレーキのかかりが遅く・悪くなる)こともなく、更
に、テストデータの準備や手間を要する官公庁への届出
の必要もなく、この面からもコスト面に優れている。し
かも、このインターロック装置は、簡単な構成よりな
り、この面からもコスト面に優れている。
【0052】次に、本発明に係る請求項4のタンクロー
リの警報装置は、請求項1,2,3のインターロック装
置について前述したところと同様な遮断部材たるバーや
ブレーキ検出手段と共に、バーの位置を検出する遮断検
出手段や警報手段を、有してなる。そして、ブレーキ検
出手段がパーキングブレーキの作動オンを検出しないと
共に、遮断検出手段もバーの遮断位置を検出しない場合
は、警報を実施するので、次の効果を発揮する。
リの警報装置は、請求項1,2,3のインターロック装
置について前述したところと同様な遮断部材たるバーや
ブレーキ検出手段と共に、バーの位置を検出する遮断検
出手段や警報手段を、有してなる。そして、ブレーキ検
出手段がパーキングブレーキの作動オンを検出しないと
共に、遮断検出手段もバーの遮断位置を検出しない場合
は、警報を実施するので、次の効果を発揮する。
【0053】すなわち、タンクローリを油槽所やガソリ
ンスタンドに停車させた後、パーキングブレーキを作動
オンさせないまま、バーを遮断位置から退避位置に揺動
変位させようとすると、すなわち注入吐出口にホースや
アームを接続させて積込みや荷卸しを行おうとすると、
警報が行われ、作業者の注意が喚起される。そこで作業
者は、パーキングブレーキを作動オンさせてから、積込
みや荷卸しを行うようになる。もって、請求項1,2,
3のインターロック装置について前述したところに準
じ、第1に、積込み中や荷卸し中に、タンクローリが動
いてしまう危険,事故が防止され、第2に、走行中にブ
レーキがかかる誤作動事故が生じる慮もなく、第3に、
コスト面に優れ、ブレーキ性能への悪影響等を生じるこ
ともない。このように、この種従来例に存した課題がす
べて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にし
て大なるものがある。
ンスタンドに停車させた後、パーキングブレーキを作動
オンさせないまま、バーを遮断位置から退避位置に揺動
変位させようとすると、すなわち注入吐出口にホースや
アームを接続させて積込みや荷卸しを行おうとすると、
警報が行われ、作業者の注意が喚起される。そこで作業
者は、パーキングブレーキを作動オンさせてから、積込
みや荷卸しを行うようになる。もって、請求項1,2,
3のインターロック装置について前述したところに準
じ、第1に、積込み中や荷卸し中に、タンクローリが動
いてしまう危険,事故が防止され、第2に、走行中にブ
レーキがかかる誤作動事故が生じる慮もなく、第3に、
コスト面に優れ、ブレーキ性能への悪影響等を生じるこ
ともない。このように、この種従来例に存した課題がす
べて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にし
て大なるものがある。
【図1】本発明の実施の形態の説明に供する回路等の説
明図であり、(1)図は、タンクローリのインターロッ
ク装置を示し、(2)図は、タンクローリの警報装置を
示す。
明図であり、(1)図は、タンクローリのインターロッ
ク装置を示し、(2)図は、タンクローリの警報装置を
示す。
【図2】同発明の実施の形態の説明に供する要部の斜視
図であり、(1)図は、退避位置にある遮断部材等を示
し、(2)図は、遮断位置にある遮断部材等を示す。
図であり、(1)図は、退避位置にある遮断部材等を示
し、(2)図は、遮断位置にある遮断部材等を示す。
【図3】タンクローリを示し、(1)図は、斜視図であ
り、(2)図は、側面説明図である。
り、(2)図は、側面説明図である。
1 タンクローリ 3 タンク 8 底弁 11 注入吐出口 14 ホース 17 インターロック装置 18 警報装置 19 遮断部材 20 ロック手段 21 ブレーキ検出手段 22 バー 26 シリンダ 27 ピストンロッド 28 パーキングブレーキ 37 操作ノブ 44 ブレーキ検出手段 45 遮断検出手段 46 警報手段 A 遮断位置 B 退避位置
Claims (4)
- 【請求項1】 タンクの底弁を介し注入吐出口から少な
くとも荷卸しが行われる、タンクローリのインターロッ
ク装置であって、 該注入吐出口へのホースやアームの接続を不能ならしめ
る遮断位置と接続を可能ならしめる退避位置に変位可能
な遮断部材と、該遮断部材を遮断位置にてロック可能な
ロック手段と、車輌のパーキングブレーキの作動オンオ
フを検出可能なブレーキ検出手段と、を有してなり、 該ロック手段は、該ブレーキ検出手段が該パーキングブ
レーキの作動オン検出時のみ、該遮断部材をロック解除
すること、を特徴とするタンクローリのインターロック
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載したタンクローリのイン
ターロック装置において、 該遮断部材は、該注入吐出口の前方を上下に揺動変位可
能なバーよりなり、該ロック手段はシリンダよりなり、
該バーをピストンロッドの前進によりロックすると共に
後退によりロック解除し、 該ブレーキ検出手段は、該パーキングブレーキの操作ノ
ブに対応設された切換スイッチよりなり、該操作ノブの
オンオフ操作により該パーキングブレーキの作動オンオ
フを検出すること、を特徴とするタンクローリのインタ
ーロック装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載したタンクローリのイン
ターロック装置において、 該ロック手段は、エアー式のシリンダよりなり、該ブレ
ーキ検出手段は、該シリンダへのエアーの供給をオンオ
フ可能となっていること、を特徴とするタンクローリの
インターロック装置。 - 【請求項4】 タンクの底弁を介し注入吐出口から少な
くとも荷卸しが行われる、タンクローリの警報装置であ
って、 該注入吐出口へのホースやアームの接続を不能ならしめ
る遮断位置と接続を可能ならしめる退避位置に変位可能
な遮断部材と、車輌のパーキングブレーキの作動オンオ
フを検出可能なブレーキ検出手段と、該遮断部材の位置
を検出可能な遮断検出手段と、警報手段と、を有してな
り、 該遮断部材は、該注入吐出口の前方を上下に揺動変位可
能なバーよりなり、該ブレーキ検出手段は、該パーキン
グブレーキの操作ノブに対応設されたリミットスイッチ
よりなり、該操作ノブのオンオフ操作により該パーキン
グブレーキの作動オンオフを検出し、該遮断検出手段
は、該バーに対応設されたリミットスイッチよりなり、 該警報手段は、該ブレーキ検出手段が該パーキングブレ
ーキの作動オンを検出しないと共に、該遮断検出手段が
該バーの遮断位置を検出しない場合に、警報を実施する
こと、を特徴とするタンクローリの警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128850A JP2001310676A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | タンクローリのインターロック装置および警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128850A JP2001310676A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | タンクローリのインターロック装置および警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001310676A true JP2001310676A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=18638223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000128850A Pending JP2001310676A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | タンクローリのインターロック装置および警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001310676A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247908A (ja) * | 2007-05-09 | 2007-09-27 | Tatsuno Corp | ガス充填装置 |
CN102328645A (zh) * | 2011-07-15 | 2012-01-25 | 上海中石化物流股份有限公司 | 一种车辆防驶离装置 |
CN107444241A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-08 | 中国重汽集团柳州运力专用汽车有限公司 | 危化品专用车行车互锁装置 |
CN113799748A (zh) * | 2020-06-11 | 2021-12-17 | 陕西汽车集团有限责任公司 | 一种液罐半挂车装卸制动连锁系统 |
CN114683990A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-01 | 山东港口科技集团日照有限公司 | 一种车辆称重锁止联控方法及相关装置和系统 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000128850A patent/JP2001310676A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247908A (ja) * | 2007-05-09 | 2007-09-27 | Tatsuno Corp | ガス充填装置 |
JP4539881B2 (ja) * | 2007-05-09 | 2010-09-08 | 株式会社タツノ・メカトロニクス | ガス充填装置 |
CN102328645A (zh) * | 2011-07-15 | 2012-01-25 | 上海中石化物流股份有限公司 | 一种车辆防驶离装置 |
CN107444241A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-08 | 中国重汽集团柳州运力专用汽车有限公司 | 危化品专用车行车互锁装置 |
CN113799748A (zh) * | 2020-06-11 | 2021-12-17 | 陕西汽车集团有限责任公司 | 一种液罐半挂车装卸制动连锁系统 |
CN114683990A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-01 | 山东港口科技集团日照有限公司 | 一种车辆称重锁止联控方法及相关装置和系统 |
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