JP3386157B2 - 回転可能なダイの位置を制御するための回り留め機構を有する圧着工具 - Google Patents

回転可能なダイの位置を制御するための回り留め機構を有する圧着工具

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JP3386157B2
JP3386157B2 JP27307392A JP27307392A JP3386157B2 JP 3386157 B2 JP3386157 B2 JP 3386157B2 JP 27307392 A JP27307392 A JP 27307392A JP 27307392 A JP27307392 A JP 27307392A JP 3386157 B2 JP3386157 B2 JP 3386157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して、内部に位置決
めされた導体に機械的及び電気的に固定されるべき異な
った大きさのコネクタを受け入れ且つ保持するための複
数のダイ及び/又はダイ入れ子を備えた回転可能なダイ
ホイールを含む圧着工具に関する。より特定すると、本
発明は、ダイホイール上の選択されたダイを整合された
圧着用あご状部材に対する作動位置に保持するための簡
素化された回り留め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製コネクタを電気導体に固着する圧
着工具は周知であり広く使用されている。典型的な圧着
工具は、1960年6月21日にハワード・ビー・ギブ
ソン(Howard B. Gibson)に付与されトーマス・アンド
・ベッツ・カンパニー(Thomas& Betts Co.)に譲渡さ
れた米国意匠特許第188,259号の明細書に記載さ
れている。その他の圧着工具は、1960年9月13日
にウイリアム・エフ・ブロスク(William F. Broske)
に付与された米国特許第2,952,174号、197
8年10月10日にハイマン・イズエラリ(Hyman Izra
eli)に付与された米国特許第4,118,971号及
び1990年5月20日にジョン・ケー・シャノン・サ
ー(John K.Shannon, Sr)に付与された米国特許第4,
926,685号に記載されている。
【0003】公知の圧着工具は、全体として、第1のハ
ンドルと、第2のハンドルと、該第1のハンドルと第2
のハンドルとの枢動を許容するためにこれらのハンドル
の中間に配置された機械的連結機構と、該第1のハンド
ルの先端に固着された第1のダイまたはダイ入れ子と、
第1のダイと整合状態に第2のハンドルの先端に固着さ
れた第2のダイとを備えている。ねじりばねがハンドル
を偏倚させて互いに分離し、このため、これらのダイの
間に形成された穴内にコネクタを挿入することができ
る。
【0004】導体をコネクタ内に導入して該コネクタと
適正に整合させた後、ダイから遠いハンドルの端を手で
プライヤ式に操作する。ダイによってコネクタに付与さ
れた圧着力により、該コネクタは径方向に凹んでコネク
タが導体に機械的且つ電気的に接続される。各圧着操作
後、ハンドル間に配置されたねじりばねがハンドルを開
放位置に旋回させ、その結果、コネクタからダイ及び導
体を除去することができる。
【0005】圧着工具の機能を増して同工具が異なる大
きさのコネクタを受け入れ且つ正しく圧着するようにさ
せるために、異なる大きさの空洞を有するダイホイール
が導入された。このようなダイホイールは、望ましい大
きさのダイホイール内の空洞が割り送りされて工具の圧
着用あご状部材と整合するように、工具のユーザーによ
って手動で調整することができる。複数の空洞を備えた
公知の調整可能なダイホイールの一つの例が上記した米
国特許第2,952,174号に示されている。公知の
調整可能なダイホイールの第2の例が上記した米国特許
第4,118,971号に示されている。
【0006】しかしながら、調整可能なダイホイールを
備えた公知の圧着工具は、2つの手動操作を必要とし、
この操作は正しい操作を必要とする。すなわち一般的に
は、一方でダイホイールを保持する回り留め機構を割り
送りされた位置で解除し、一方、他方においてダイホイ
ールを新しい位置に進ませるすなわち回転させることが
必要である。
【0007】更に、公知の回り留め機構は比較的複雑で
あり且つこのような機構を製造し組み立てるのに伴うコ
ストはこのような機構を組み込んだ圧着工具のコストに
反映された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ダイホイー
ル上の選択されたダイを整合された圧着用あご状部材に
対する作動位置に保持するための簡素化された回り留め
機構を備えた圧着工具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の圧着工具は、前
端及び後端を有する第1のハンドルと、外周に沿って形
成された凹所を有し、前記第1のハンドルの前端に固着
されたダイホイールと、前端及び後端を有する第2のハ
ンドルと、圧着面を有し前記ダイホイールと整合状態で
前記第2のハンドルの前端に固着されたあご状部材と、
前記ハンドルが相互に枢動可能なように前記第1及び第
2のハンドルの間に枢動可能に固着されたリンクと、前
記ダイホイール内に画成された当該ダイホイールを横切
る方向に延びている複数の開口と、前記ダイホイールと
近接して前記第1のハンドルの前方端に画成された空洞
と、前記空洞内を動くことができる玉と、前記空洞に隣
接して前記ハンドルの前方端に固着された弾力性の金属
ストラップとからなり、前記圧着面と前記ダイホイール
とは、コネクタを受け入れ得るようにした穴をそれらの
間に形成し、前記金属ストラップは、前記玉を付勢して
前記空洞内で前記ダイホイール内の前記開口へと移動せ
しめて当該ダイホイールの開口と係合させ且つ前記ダイ
ホイールを当該ダイホイールの割り送り位置に保持する
ようになされている。
【0010】本発明における回り留め機構は、最少の部
品で構成され、動作が簡単であり、作動中においてさえ
全ての作動状態で十分に機能する。更に、本発明の回り
留め機構は、それ自体工具のユーザーが片手で操作で
き、ひとたび割り送りされるとその位置に保持され、そ
の結果、工具によってなされる圧着動作の正確さ及び信
頼性が増す。
【0011】更に、本発明は、一連のたくさんの機能の
圧着工具を一体化し且つ逆に在来の工具に取り付けるこ
とができ、従ってこのような発明の汎用性が広げられ
る。
【0012】
【実施例】本発明によるこの他の利点は、添付図面と共
に以下の詳細な説明を読むことにより当業者に明らかに
なるであろう。
【0013】図1は、本発明の原理にしたがって作られ
た回り留め機構を作動可能に備えた回転可能なダイホイ
ールを採用した圧着工具10を示す。
【0014】圧着工具10は、第1のハンドル12と、
第2のハンドル14と、ハンドル12,14を相互に接
続するリンク16とを備えている。上方ピン18が第1
のハンドル12及びリンク16の穴を通って伸長してお
り、これによって、リンク16は第1のハンドル12に
固着される。下方ピン20が第2のハンドル14及びリ
ンク16の別の穴を通って伸張しており、これによっ
て、リンク16は第2のハンドル14に固着される。ハ
ンドルを一方のハンドルに向けて動かし又はそのハンド
ルから離すと、リンク16はピン18,20を中心とし
て枢動し、対向するストッパ22,24がハンドルが互
いに近づく方向への動きを制限する。
【0015】プラスチック製の第1のスリーブ26がハ
ンドル12の後端上を滑動し、プラスチック製の第2の
スリーブ28は、ハンドル14の後端上を滑動する。回
転可能なダイホイール30がハンドル12の前端に配置
されており、ピン32が該ハンドルを横方向に横断し且
つ該ダイホイールの中央穴を通って伸長している。圧着
用あご状部材34がハンドル14の前端に配置されてお
り、ピン36がハンドルを横断し且つあご状部材34の
穴を通って横方向に伸長している。あご状部材34は、
ピン36を中心として枢動し且つダイホイール30と協
働する。
【0016】図2の分解斜視図には、圧着工具10の構
造の更に詳細が示してある。例えば、第1のハンドル1
2は、スペーサ42,44,46により平行状態に保持
された一対の同一形状の板38,40により形成され
る。これらのスペーサの各々は大きな中央部分を有し、
当該中央部分の両側から円筒状の脚部が伸長しており、
当該脚部の各々は板38,40の穴に篏まっている。ピ
ン20が、板38の穴48、リンク16の穴50を通っ
て伸長しており、その後、板40の整合穴52を通って
工具外に出る。大きな頭部をピン20の一端に形成する
ことができ、金属製クリップをその他端の溝(図示せ
ず)内に篏め、ピン20をリンク16に対して定位置に
維持することができる。
【0017】ダイホイール30は、その外周方向に沿っ
て径方向に離間した異なる形状及び/又は深さのダイ又
はダイ入れ子を備えている。これらのダイにより工具1
0は、各種のコネクタを圧着用あご状部材34の作用面
に対し一定の関係で受け入れ且つ保持することが可能と
なる。複数の通路54がダイホイール30を横切って形
成されており、玉56が可撓性金属ストラップ58によ
りこれらの通路の一つに押し込まれる。玉56、ストラ
ップ58及び通路54は、協働して独特の回り留め機構
を形成しており、この回り留め機構は、割り送りされた
位置にダイホイールを保持する。
【0018】ピン32がストラップ58に形成された穴
60、板38の前端に形成された穴62、ダイホイール
30の中央穴64、及び板40の前端の整合穴66を通
って横方向に伸長している。ピン32の一端は大きくな
した頭部を有する一方、該ピン32の他端は、金属製ク
リップ68により定位置に保持される。ダイホイール3
0は、平行に隔置された板38,40の中間でピン32
を中心として割り送りされる。
【0019】もう一つ別のピン70が、ストラップ58
の第2の穴72、板38の耳状突起74の穴を通り、そ
の後、あご状部材34の前端付近の穴76を通って伸長
している。ピン70は、板40の耳状突起78の穴を通
って伸長する。ピン70の一端は大きくなした頭部を有
する一方、該ピン70の他端は、金属性クリップ80に
より定位置に保持される。
【0020】短い軸82がスペーサ44,46の間に配
置されており、該軸82の両端は、それぞれの平行な板
38,40の整合穴に篏まる。円筒状スリーブ84が軸
82上を滑動し、ねじりばね86のコイル状の中央部分
がスリーブ84上に篏まる。ばね86の脚部87,89
がばねの中央部分から離れる互いに反対の軸方向に自由
に伸長している。説明の都合上、前方に伸長する脚部8
7は、リンク16の一側部に接触する一方、後方に伸長
する脚部89はスペーサ44の下方を伸長するようにし
た。
【0021】第2のハンドル14もまた、スペーサ9
2,94により平行状態に保持された一対の同一形状の
板88,90から形成される。これらのスペーサ92,
94の両端は、平行に離間した関係に維持される板の整
合穴内に受け入れられる。短い軸96は、板88,90
の整合穴の間を伸長し、コイルばね98の一端は、軸9
6に固着される。第2の短い軸100が板88,90の
整合穴の間を伸長し、貫通穴104を有する爪102が
軸100に対して枢動可能に軸100に取り付けられて
いる。ばね98の他端は、爪102に固着されて爪10
2をリンク16に向けて偏倚させる。
【0022】リンク16は、側面図で見たとき、略三角
形の形状をしている。一連の歯106及び凹所108が
該リンク16の下方傾斜面に形成されている。爪102
は、歯106及び凹所108と協働し、あご状部材34
が開放可能となる前に工具の圧着操作が完了しているよ
うにする。
【0023】三角形のリンク16の頂部付近に設けた穴
50に加え、第2の穴110がリンクの下方前端縁に形
成されている。ピン112が板88,90の整合穴及び
リンク16の穴110を通って伸長している。ピン11
2は、大きい頭部を備えることができ、金属製クリップ
114がピン112の他端の溝(図示せず)内に篏ま
り、ピン112を定位置に確実に係止する。
【0024】圧着用あご状部材34は、ハンドル12の
板38,40の耳状突起74,78の整合穴を通って伸
長するピン70により固着され、ピン70を中心とし且
つハンドル12に対して枢動する。あご状部材34は、
ダイホイール30と協働可能にダイホイール30と整合
状態に取り付けられており、その寿命を引き延ばすため
に焼き入れ、焼き戻し、またはその他の処理を施すこと
のできるあご状部材34の作用面116は、ダイホイー
ル30の整合ダイ入れ子または凹所内に保持されたコネ
クタ(図示せず)に径方向の圧着力を付与する。
【0025】穴118が圧着用あご状部材34の後端付
近に形成されており、ピン120が板88,90の前端
付近の整合穴及び穴118を通って伸長する。ピン12
0は、一端に大きい頭部を備えることができ、金属製ク
リップ122がピン120の他端に着座せしめられる。
この大きい頭部及びクリップは、ピンを着座させ且つ該
ピンを定位置に保持し、その結果、あご状部材34は、
ピン120に対して枢動可能である。スリーブ28は、
板88,90の後端上を滑動させ、ユーザーは工具を快
適に把持し且つ操作することができる。
【0026】図3及び4には、圧着工具の操作方法が示
されている。ハンドル14は、反時計方向に枢動または
旋回させ、これにより、あご状部材34を枢動させてダ
イホイール30から離す。ダイホイール30は、割り送
りして所望の寸法のダイがあご状部材34の作用面11
6に対向して配置されるようにすることができる。コネ
クタ(図示せず)がダイホイール30の選択されたダイ
内に配置され、導体(図示せず)をコネクタ内に挿入す
る。ねじりばね86の前方伸長脚部87はリンク16に
押し付けられ、一方、ばね86の後方伸長脚部89はス
ペーサ46により保持される。
【0027】工具のオペレータまたはユーザーが圧搾動
作等により手で圧力を付与すると、ハンドル14は、ピ
ン112を中心としてハンドル12に向けて時計方向に
枢動する。ハンドル14が時計方向に動く間、爪102
は、リンク16の歯106に係合する。爪102は歯1
06に沿って上方に進み、このため、あご状部材34が
コネクタに対しその半径方向に向けた圧着力を完全に付
与し、導体が選択されたダイ入れ子内に保持されるま
で、あご状部材の閉塞動作は継続する。爪102が最も
上方の歯を越えて進むと、爪102は、凹所108に入
り、偏倚式ばね98の付勢力により枢動して作用係合状
態から脱する。ハンドル12,14が閉じ、ストッパ2
2,24は当接関係となる。
【0028】工具のハンドルが閉塞動作をする間、ばね
86の脚部87は、数度の円弧に沿って内方に即ち反時
計方向にたわむ。オペレータまたはユーザがその前に工
具に付与した圧搾力を中断させると、ばね86は弛緩
し、その通常の非応力状態に復帰する。脚部87はリン
ク16を押し付け、リンク16はピン18を中心として
時計方向に枢動し、その結果、ハンドル14は、図3に
示した工具の開放位置に向けて偏倚される。工具は、ば
ね86を利用せずに開放し且つ作用させることができる
が、ばね86により付与される復帰力により、工具の操
作がより容易となり且つユーザの疲労が軽減される。ハ
ンドル14をその閉塞位置すなわち圧着位置に枢動させ
る毎に、ばね86の脚部87はたわみ、ばね86は、適
正に設計、製作及び組み立てられているならば、圧着工
具の操作サイクル回数の簡単な機械的インジケータとし
て機能することができる。
【0029】図5には、脚部87,89が反対方向に伸
長するねじりばね86の一形態が示されている。ばね8
6の中央部分は、一巻きのばね鋼からなる。ばね86
は、脚部87,89の中間領域できれいに破断するよう
に設計されており、必要に応じて刻み面または金属脆弱
化技術により破断し易くすることのできる上記領域は、
工具を所定の操作サイクル回数操作したときにきれいに
破断する。例えば、脚部87,89が通常の非応力状態
で約140°分離している一つの典型的な圧着工具にお
いては、ばね86は、45,000〜55,000回の
操作サイクル後に破断する。ばね86を利用する圧着工
具は、圧着接続部に対して設定された寸法上の許容公差
範囲内で、60,000〜70,000回のサイクルに
亙り圧着操作可能であるように設計されている。このよ
うに、ねじりばね86の破断は、工具が依然として良好
に機能している圧着工具の寿命サイクル中のある時点で
生じた。工具を手操作で依然として閉塞させ得るとき、
ばね86の支援作用すなわち付勢作用が無い場合、工具
を開放するにはより大きい力が必要であるから、ばね8
6の破断は、工具のユーザが容易に検出することができ
る。このように、ユーザには、それ以降も受容可能な圧
着接続部を形成しようとするならば、圧着工具に検査、
保守及びおそらく交換が必要である旨をあらかじめ警告
することができる。 図6及び7は、ダイホイール30
に作用可能に組み付けられた特定の回り留め機構の詳細
を示す。ダイホイール30は、異なった大きさのコネク
タをその中に受け入れるために周囲にいくつかのダイ若
しくはダイ入れ子を有する。ダイホイール30は、第1
のすなわち上側のハンドル12を構成する互いに平行に
隔置された板38,40の間に配置されており、対応す
る圧着用あご状部材34は、第2のすなわち下側のハン
ドル14を構成する互いに平行に隔置された板88,9
0の間に配置されている。従って、圧着用あご状部材3
4の作用面116は、圧着工具の互いに隣接する協働面
の間に画成された空隙すなわち開口内に保持されたコネ
クタ(図示せず)に径方向の圧着力を付与することがで
きる。このような開口は図4に現れている。
【0030】図6は、回り留め機構によって定位置に保
持された回転可能なダイホイール30を示している。玉
56は、ダイホイール30に隣接した板38に設けられ
た空洞124内に保持されている。直径が小さい座12
6がこの空洞の内側端部に形成されている。ストラップ
58は、耐久的で寿命が長いばね鋼によって作られてお
り且つピン32,70によって所定の位置に保持されて
いる。このストラップは玉56に付勢力を付与する。ス
トラップ58の付勢力を受けて玉56は内側に動き座1
26に係合し、一部がダイホイール30の整合された通
路54内へと突出している。このようにして、玉56
は、割り送り位置にあるダイホイールを一時的に保持す
る回り留めの役目を果たす。ストラップ58は、若干外
側に曲がっているけれども玉56に常に付勢力をかけ続
ける。ストラップ58の若干曲がっている状態が図6に
示されている。
【0031】ダイホイール30を割り送りするために
は、オペレータが手動でダイホイールに回転力を付与す
る。ダイホイール30を割り送りするのに必要な力はオ
ペレータによって片手で容易に供給することができ、従
って、片方の手は工具を把持して工具をしっかりと保持
できる。図7に示すように、ダイホイール30に付与さ
れた力によって玉56が座126から外へ押し出され、
次いで玉56はストラップ58を大きく変形させる。ス
トラップは弾性があり、この変形は弾性限界より弱い。
ダイホイールが所望のすなわち選択された位置に割り送
りされると、ストラップ58は玉56に付勢して玉56
の一部がダイホイール30の通路54の一つの中へと延
びる。ストラップ58は大きな聞き取れるクリック音と
共に内側へたわみ、これによってダイホイール30が選
択された位置へと割り送りされたことをオペレータに知
らせる。
【0032】ストラップ58用に選択されたばね鋼の摩
耗特性は、ストラップが数千回のサイクルに対して十分
機能し且つ工具の寿命の間間違いなく十分機能するよう
な特性である。ストラップ58の変形は、適性な作動を
確認する手段として工具のユーザーが見ることができ
る。更に、ばね鋼の弾性は、回転可能なダイホイールが
割り送りされて選択された位置に保持されたときに聞き
取れるクリック音がオペレータによって明確に聞き取れ
るようなものである。最後に、オペレータは、ストラッ
プ58によって玉56がダイホイール30を貫通して延
びている通路54のうちの一つの中に押し込まれたとき
に玉56の動きを感じ取ることができる。
【0033】本発明の上記の説明は、例示としての性質
のものと考えられるべきものである。例えば、ダイホイ
ール30を横切って貫通して延びる通路54の大きさ、
数及び配置は、本発明の独特で簡単でしかも効果的な回
り留め機構と組み合わせて使用することができる他の形
状に対する単なる示唆的なものである。ダイホイールの
一つの面に設けられたくぼみを通路54の代わりに利用
することもできる。ダイホイールにダイよりもむしろダ
イ入れ子を設けてもよいし、回転可能なダイ若しくはダ
イ入れ子を圧着工具の両方のハンドルに固着してもよ
い。結局、本願の特許請求の範囲はその文言に限定され
るべきものではなく、本発明が属する有用な技術及び科
学における進歩と調和した方法で広く解釈されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従った形態とした回転可能なダ
イホイール及びダイホイールのための回り留め機構を備
えた圧着工具の斜視図である。
【図2】図1の圧着工具の分解斜視図である。
【図3】開放位置にあるときの図1の圧着工具の側面図
である。
【図4】閉塞位置にあるときの図1の圧着工具の側面図
である。
【図5】図1の工具において採用されたねじりばねの拡
大正面図である。
【図6】回転可能なダイホイールと当該ダイホイールと
作動可能に組み合わせられた回り留め機構の破断拡大断
面図であり、ダイホイールが固定位置にある状態が示さ
れている。
【図7】図6のダイホイール及び回り留め機構の拡大断
面図であり、ダイホイールが回り留め機構に対して割り
送りされている状態を示している。
【符号の説明】
10 圧着工具、 12 第1のハンドル、 14
第2のハンドル、16 リンク、 18 上方ピ
ン、 20 下方ピン、22,24 ストッパ、
26 第1のスリーブ、28 第2のスリーブ、 3
0 ダイホイール、32,36,70 ピン、 34
圧着用あご状部材、 54 通路、56 玉、
58 金属ストラップ
フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・イー・シュレイダー アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03109,マンチェスター,ヴィレッジ・ サークル・ウェイ 89,ユニット 5 (72)発明者 アーマンド・ティー・モントミニー アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03104,マンチェスター,オーク・スト リート 503 (56)参考文献 特開 昭63−164182(JP,A) 実開 昭53−146087(JP,U) 実開 昭51−140838(JP,U) 登録実用新案346901(JP,Z1) 実公 昭39−23053(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/042

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端及び後端を有する第1ハンドルと、 外周に沿って形成された凹所を有し、前記第1のハンド
    ルの前端に固着されたダイホイールと、 前端及び後端を有する第2のハンドルと、 圧着面を有し、前記ダイホイールと整合状態で前記第2
    のハンドルの前端に固着されたあご状部材と、 前記ハンドルが相互に枢動可能なように前記第1及び第
    2のハンドルの間に枢動可能に固着されたリンクと、 前記ダイホイール内に画成された当該ダイホイールを横
    切る方向に延びている複数の開口部と、 前記ダイホイールと近接して前記第1のハンドルの前方
    端に画成された空洞と、 前記空洞内を動くことができる玉と、 前記空洞に隣接して前記ハンドルの前方端の外側面に固
    着された弾力性の金属ストラップと、からなり、 前記圧着面と前記ダイホイールとは、コネクタを受入れ
    得るようにした穴をそれらの間に形成し、 前記金属ストラップは、前記玉を付勢して前記空洞から
    ダイホイールの方向に玉の一部を突出させてダイホイー
    ルに設けられた前記開口部と嵌合させ、ダイホイールを
    割り送りするときには、ダイホイールから押圧力を受け
    た玉が前記空洞内に押し戻されるよう弾性支持する、圧
    着工具。
  2. 【請求項2】 前記玉が前記開口の1つに着座したとき
    に、前記ストラップは、聞き取れる音を生じるのに十分
    な力で前記玉を前記開口内に押し込む、請求項1に記載
    の圧着工具。
  3. 【請求項3】 前記ストラップがばね鋼によって作られ
    ている、請求項1に記載の圧着工具。
  4. 【請求項4】 前記開口が前記ダイホイールの幅を貫通
    して横方向に通過する通路である、請求項1に記載の圧
    着工具。
  5. 【請求項5】 前記空洞が、形状は円筒形であり且つ内
    側端部に小さな弁座を含み、前記弁座は、前記空洞が前
    記ダイホイール内の通路の1つと整合したときに前記玉
    を受け入れる、請求項4に記載の圧着工具。
  6. 【請求項6】 前記第1のバンドルが、一対の同一の板
    と、当該板を互いに平行な関係に保持するためのスペー
    サとを含み、前記ダイホイールは前記板の間に保持され
    る、請求項1に記載の圧着工具。
  7. 【請求項7】 前記ダイホイールの中心軸を貫通して開
    口が形成されており、前記板及び前記ダイホイールを貫
    通して第1のピンが延びていて前記ダイホイールを前記
    ピンに対して回転運動させる、請求項6に記載の圧着工
    具。
  8. 【請求項8】 前記ピンは又前記ストラップ内の開口を
    貫通し、当該ストラップを前記ダイホイールに対して作
    動状態に維持する、請求項7に記載の圧着工具。
JP27307392A 1991-10-11 1992-10-12 回転可能なダイの位置を制御するための回り留め機構を有する圧着工具 Expired - Fee Related JP3386157B2 (ja)

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